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2024年8月31日土曜日

記事。

定休日の本日。
この土日は最後のサンプルテストを行う予定でしたが、台風の影響で東京のフィールドは全滅にて断念方向。
それになにより台風絡みの大雨の中をタックル持って歩き回ると世間的に余り印象がヨロシクないだろうし。
一応大人なもんで。
さて、昨日よりBORED STOREにて先行受注を開始しました9月11日発売のMETHODのUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリス。
この真夏の約二ヶ月間で21回釣行した結果、最終的なジャッジを経て週明け9月3日より量産を開始致します。
今回はまるっきりの新製品では無くアップグレードなので、作業においても材料においても既に準備が整っている事から短期間で量産を開始出来るのですが、ちなみに9月11日の発売日は決してあの「9.11」を狙った訳ではなくて、9月14日~16日まで三連休と言う事もあったので極力それまでにお届け出来る様にと逆算した結果の事。
さて、この画像のウォームシャフト。
これまでのサンプルテストでは主にメインギアとピニオンギアに塗布したUG SIGMAのチェックを主としてフィーリングをお伝えして来ましたが、その間も同時にずっとウォームシャフトに塗布されていたUG OMEGAの状態です。
油膜はバッチリ残っています。
これがアップグレードにより新たに追加されたMETHODオリジナル耐水防錆添加剤が持つ性能です。
以前にもNEMEAオイルやBSLUオイルの記事で散々書いて来ましたが、その既に十分過ぎる実績を自負する性能が今回のUG SIGMAでもUG OMEGAでも生かされています。
METHODオリジナル耐水防錆添加剤とは、水分が混入し一旦乳化を起こしても水分より先に油分のみが金属へ吸着する事で、残った水分のみが徐々に蒸発し油分のみが引き続き残り続け潤滑を行う、業界的に言う水置変換性を応用したMETHODオリジナルの特性です。
もちろんそれ以外にもウレア系グリスの代名詞とも言える耐水性や耐熱性と、アップグレードにより更に強化された強粘着による油膜の物理的吸着作用も見られ、画像からも十分な油膜が確認出来るかと思います。
このウォームシャフトへUG OMEGAを使用した目的は、特に近年ビッグベイトやジャイアントベイトのキャスティングで支持を得ているシマノの23カルカッタコンクエストMDなどをはじめ、同じく最近再び注目されているアブの丸型ベイトリールなど、レベルワインダー連動タイプの大型ベイトリールに対し強力な油膜保持が必要と感じたから。
自分がサンプルテストを行っているこの画像ではシマノの21スコーピオンMD 301を使用しているのでレベルワインダー連動ではありませんが、それでも猛暑の中で二ヶ月間ビッグベイト&ジャイアントベイトのみを使用して来たサンプルテストを経験した油膜状態としては十分に合格です。
もちろんサンプルテスト云々に関係なく一旦リセットせずに、今後も引き続き現状のまんま検証と試用は継続して行きます。
そんなUG SIGMAとUG OMEGAはシツコイ様ですが初回生産分に限り生産数が少なく、また今回だけはMETHODお取り扱いDEALERと同枠となります。
なのでこのハイシーズン前のメンテナンスでご使用の場合はお早目にご注文ください。

2024年8月30日金曜日

案内。

昨日もDARKSIDEBOREDBLOGをはじめSNSなどでもアナウンスしましたとおり、この9月11日発売としてMETHODのSIGMAグリスとOMEGAグリスにアップグレードを実施しUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスへ名称変更となります。
現行のSIGMAグリスとOMEGAグリスとの違いについては昨日コチラの記事で説明しているとおりで、デカールデザインについては画像にもある様に下段のUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスのみ「UPGRADE」の文字を追加してあります。
手抜き?風ではありますが散々考えた結果としての手抜き風です。
今後は製品名も「UG SIGMA」と「UG OMEGA」として表記する事となりますので以後お見知りおきを。
さて、先日付けで既にデカールの発注も済ませ着々と準備が進んでいるんですが、毎度の事ながら初回生産分については通常の生産数と比べ半数程となり、しかもMETHODお取り扱いDEALERと同枠となりますので初回生産分はかなり少量の在庫予定となってしまいます。
と言う事で目標としていたハイシーズン前のメンテナンスに向けて少しでも早くお届け出来る様に、本日先ほどBORED STOREにて先行受注を開始させて頂きました。
正式な発売日は9月11日につき先行受注にて決済確認済のご注文分より生産枠内にて確保させて頂き9月11日より順次デリバリー開始とさせて頂きます。
特にフィッシングリール向けのUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスではありますが、これから9月~12月辺りまでのハイシーズンに向けて、ブラッシュアップしたUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスをゼヒご使用ください。

2024年8月29日木曜日

案内。

サンプルテストの残りも一週間程に迫った事で正式に詳細を明かします。
7月上旬~9月上旬までの丸々2ヶ月間サンプルテストをノルマとしてアップグレードを実施するグリス。
残りあと一回だけでもサンプルテストを行う予定なんですが台風なんですよね。
ま、最悪違う形でサンプルテストは強行します。
で、以前にも軽く触れていたので勘の良いユーザー?と言うか殆どのユーザー?なら既にご承知かとは思いますが、そうSIGMAグリスとOMEGAグリスにアップグレードを実施し、UG SIGMAとUG OMEGAとして名称も変更となります。
そのまんまなんですけど。
BOREDのMETHODグリス製品中では最も新しく現行製品としても一切不満が生じていなかったのですが、今年初めにリサーチした結果としてSIGMAグリスとOMEGAグリスの使用ユーザーの多くが海水または汽水でのソルト使用であると言う点がありました。
それにSIGMAグリスとOMEGAグリスは他のDELTAグリス、ALPHAグリス、THETAグリスと混合して粘性や粘度などをカスタムして使用される事も多い特殊な存在でもあり、この事から主な特徴でもある「耐久性」を出来る限り向上させるべきでは?と言う事で今年の春前から試作を行って来ました。
それから少し経ったGW頃だっけか?にリールメンテナンスサービスを行っている@neecoosanからSIGMAグリスとOMEGAグリスについてのアイデアを聞いたんですが、いやそれ正にタイムリーで実はアップグレードを目論み既に動いていると伝えたんです。
そして当然実施するならハイシーズンの秋をターゲットにジャッジしなければと逆算の上で、一年を通し最も過酷な7月~8月の真夏をワザと選び丸々2ヶ月間サンプルテストを行っている訳です。
これには@neecoosan同様にリールメンテナンスサービスを行っている毎度の@lineslackerfamでもサンプルテストを行って貰っていますし、更にBOREDのMETHODお取り扱いDEALERではMonster Kiss10minutesMAREBLEへも既にサンプルグリスを送ってアップグレード具合を確認頂いています。
で、今回アップグレードを実施するSIGMAグリスとOMEGAグリスは「防錆性」と「粘弾性」を更に向上させていまして、その内容はこれまでSIGMAグリスとOMEGAグリスに配合して来た汎用の防錆添加剤から、BSLUオイルやNEMEAオイルで既に実力&実績ナンバーワンの防錆性を誇るMETHODオリジナルの耐水防錆添加剤へ変更した上で高配合、また世間で呼ばれている非ニュートン系の働きを行う粘弾性添加剤を現行のSIGMAグリスとOMEGAグリスから更に約10%ほど向上させてあります。
つまり現行と変わらず(多少変わりますが)の2号+と0号-と言うオリジナルの粘度ながら、防錆性と粘弾性をこれまでよりも向上させていると言う事から完全な海水対応と謳っています。
あ、でも誤解の無い様に言っておきますと、現行のSIGMAグリスとOMEGAグリスも、そしてDELTAグリス、ALPHAグリス、THETAグリスも全て基本的には海水使用に対応していますよ。
これは成分的にみても既に実用としてもご存じのとおり。
でも今回アップグレードを計画しているSIGMAグリスとOMEGAグリスは海水使用をメインターゲットとして特化させていると言う意味です。
それと現行のSIGMAグリスとOMEGAグリスとの差別化の意味でフレグランスも変更し、カラーも若干濃いめのオレンジへ変更していますので蓋を外してしまっても判別が付く様にと。
なんだよ地味なアップグレードだなと期待外れだった人も居るかもしれませんね。
それに自分は「淡水しかやらないよ」って人なら現行のSIGMAグリスとOMEGAグリスでも十分ではありますし。
けど当たり前ながらアップグレードとは言え結構な真剣モードでサンプルテストを行って来ました。
と言うのも冒頭にも書いた様に現行のSIGMAグリスとOMEGAグリスにも一切の不満は無い訳で、だからこそのアップグレードとなれば尚更シビアな検証と試用が必要。
しかも試作途中に添加剤に予想していない反応が出た事で一時諦めモードになったり、でもまたそれを何とか解決したりして一人で盛り上がったりして。
なのでこれまで行って来なかった自身での条件として、猛暑&酷暑な直射日光ガンガンの炎天下を中心に、湾奥運河をはじめ強い流れが効いている淡水の河川中流域でも、これまで4ozをメインにしていたテストからウェイトを上げた8ozメインへ、ラインも6号メインから8号メインとする事などで総じてリール各所に掛かるストレスを増やして来ました。
よって現行のSIGMAグリスとOMEGAグリスを発売するまでに行って来たサンプルテストとは比較にならないほどの悪条件下で集中的に行った結果、今回アップグレードするSIGMAグリスとOMEGAグリスは懸念が一切無い完成度で仕上がっていると自負しています。
もちろん発売後も引き続き@neecoosan@lineslackerfamへは検証をお願いしていますし。
いや~しかし今回は何よりも連日猛暑でのサンプルテストがホント辛かった。
気温36度平均として時には38度とか39度の日中炎天下を、しかも11時からスタートみたいに最も気温と太陽が高い時間帯をワザと選んで来たドMなサンプルテスト。
基本は週末の土日定休日を利用して来ましたが、夏季休業日中なんて連日の出撃でしたしね。
そりゃ出来るだけ過酷に徹してサンプルテストを行って来たので良い物が出来たなと言う自負もあります。
そんな訳で明日正午?にはこのUG SIGMAとUG OMEGAの発売に関して改めてアナウンス予定につきゼヒ諸々にてご確認ください。

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昨年11月に発売となりましたBORED×Monster Kissの20th Banheiro
昨年BOREDの20周年アイテムとしてMonster KissへBOREDのオリカラで生産依頼した20th Banheiroも、イベントへのプライズ分などで確保している以外の在庫が各カラー共に数個となって来ました。
昨年は発売時期が少し遅れた事でベストシーズンを過ぎてからのデリバリーとなりましたが、お蔭様でスタートダッシュもあったりなど気が付けば残りも上記のとおり。
淡水シーンにおいては9月いっぱい辺りまで?海水シーンにおいては11月いっぱい辺りまで?ザックリと関東で言えばそんな目安かと思いますが、この在庫をもって20th Banheiroも完了となりますのでゼヒお早目のご注文をお待ちしています。

2024年8月27日火曜日

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先日も納品を終えたばかりの10minutes
BOREDのフィッシング系DEALERとしては古くからお付き合いがありますが、今年から体制を変えて新たな10minutesとして既に始動しています。
10minutesとは過去にBasser誌のWEB版にてリールメンテナンス特集を撮影したり、10minutesの店頭イベントとしてオイル&グリスの説明会なども行って来ました。
その10minutesではそれまで某他社のオイル&グリスを使用していたのですが、 BOREDのMETHODオイル&グリスを試しに使用したところ圧倒的に汚れの付着や固着が少なくクリーニング作業が非常に楽になったとの事で全部のオイル&グリスを入れ替える事となりました。
それが正式な取引としてお付き合いが始まったキッカケです。
何度もシツコイ様ですがBOREDのMETHODオイル&グリスは全ての材料にグレード4またはグレード5の化学合成油を使用しています。
化学合成油とは一般的なオイルとして流通しているグレード1~グレード3の鉱物油ベースでは無く、化学的な工程で作られているオイルにつき不純物の混入が無いに等しく成分が安定しています。
そして元々鉱物油のアップグレードとして誕生した経緯から主に耐熱性、吸着性、極圧性において鉱物油を凌ぎ酸化安定性にも優れています。
つまり、鉱物油よりも低い温度や高い温度でも潤滑を促進する事が出来、金属に対し化学的な電気的作用を起こすので油膜の存在が高く、それにより物理的にも化学的にも2つの手段で吸着する事から油膜が強靭と言う事なんです。
更に酸化安定性に優れていると言う事はオイル自体が腐り難くしかも揮発し難いと言う事になります。
その他社との違いを実感した10minutes
今ではオフショアのキャスティングやジギングで大型青物を中心に国内を飛び回り釣行していますが、その経緯と実績は上記の事がキッカケとなり始まったと言うお話。
さて、現在オイル市場全体においても化学合成油が最も高級高品質な位置付けとなっている訳ですが、その理由は上記に書いた特徴が示すとおりなのにBOREDのMETHODオイル&グリスは同ジャンルの市場においては価格が最も安価な部類に入るかと思います。
実際にオイル製品では15ml入り容器ながら16ml以上を充填していますし、BOREDが長年使用し続けているオイル容器のオプションも最も高価な組み合わせになります。
セキュリティロックとかNBRゴムスポイドなどね。
けれど他社の様に安価な鉱物油ベースでは無く化学合成油ベースにも関わらず、お求めやすい価格設定が実現出来ているのはシンプルに自社生産だから。
他社の様にオイルメーカーへ生産自体を依頼しているOEM製品では無く、ベースオイルは特注生産または業務用メーカーから直接仕入れ、オイルやグリスに配合される各種添加剤や化合物も同様となります。
なので材料や素材を熟知しているからこそ丸々1から製品となるオイルやグリスを設計し開発する事が出来ると言う点が強み。
しかも気になった改善点や修正点があれば直ぐに試作する事が出来ます。
なんなら今からでも試作が出来る。
それが現在オイル製品が7種類とグリス製品が5種類に行き着いた結果となり、これ以上ラインナップを増やす事はありませんが、その代わりマイナーチェンジやアップグレードは不定期に行う場合もあると言う事に繋がるんです。
今年で立ち上げから21年目に突入したBORED
ずっとオイルやケミカルに関する事ばかり続けて来ましたが、ホビー分野であるリールごときチャリごときでは無く、その中でも常に最良の材料と素材を使用し設計と開発そして生産まで全て自社で行う。
OEM製品の様に他人や他社に任せるのでは無くプレイヤーである自分が全てに携わる事に意味があると考えています。
なんつって。

2024年8月26日月曜日

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現在行っているサンプルグリスの検証と試用の目的で導入したシマノの21スコーピオンMD 301XGなんですが、自分の場合は17グラップラー 301のスプールとメカニカルキャップとスタードラグを移植しています。
これ実は毎度サンプルテストを依頼している@neecoosanから数年前に教えて貰ったカスタムなんですけど、数年前の当時21スコーピオンMDが発売されて少し経った際に一度導入を検討していたんです。
ですが、ブラッズよりクリップス?な自分的にはスコーピオン感が丸出しな差し色の赤が苦手だったので、ならUSのTRANX 301やCURADO 301とか何なら今更17グラップラーを手に入れようか?なんて考えていて、その内に周りで21スコーピオンMDユーザーも増えて来たので別に要らねぇーとなりました。
でもその辺りから業務的に「自分が欲しい」リールでは無くて「皆が多く使用している」リールを導入しないとオイルやグリスの検証や試用にリアルさが無いなと気が付き始めまして。
そして再来月の10月にも開催される「博多湾ビッグベイトシーバスバトル」に数年前から協賛させて貰っていますが、その際にウイニングリール?の多くにアブのレボビーストが使用されていた事を知り。
それを知った事で昨年は自分的に珍しくシマノでは無くアブのレボビーストを導入し、サンプルテストや現行製品の検証と試用に一年数ヶ月ほど使用して来たと言う訳なんです。
で、最近になってもう一個上も自身で検証や試用するべきだろうと言うキッカケが出来た事で改めて21スコーピオンMDを導入し、でも21スコーピオンMDはナロースプールで17グラップラーはノーマルスプールだと言う大きな違いは自分にとって凄く重要な要素。
つまりフルキャストした先でラインの目減りが顕著に出る事で、そうなるとアクションさせていても違いが出て来る。
実際にはスプールだけ交換すれば済む話なのでメカニカルキャップとスタードラグは性能には無関係な交換なのですが、やはりシルバーボディに赤やら青やら差し色が色々あるのは自分的な美的センスに欠ける。
で、ついでに交換したんです。
自分的にはネコスコMDと呼んでますが全く浸透していません。
それともう一つは操作に直結するハンドル長さやノブの大きさも好みがあるのでソッコーで交換し、先日からこのDARKSIDEBOREDBLOGやBOREDアカウントのSNSで登場している画像が現在の状態と言う事です。
この21スコーピオンMDを導入したキッカケは上記となる訳ですけど、それと併せPEの8号を使用してみたかった事もあり、けどスプールいっぱいにラインを巻いてからリーダーを組んでおくと、結束部がリールフットの内側に当たっていまうと言う欠点もあります。
なので気持ちPEの巻き量を減らすかリーダーを現地フィールドで組む様にすれば解決されます。
でもリーダーは自宅で落ち着いて組みたいですよね。
そんな訳で@neecoosanも毎日の様にスコネコMDを組んでいるそうですので、気になる21スコーピオンMDユーザーは一度お問い合わせしてみてください。

2024年8月24日土曜日

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先日キチンとメンテナンスし直した自分のレボビースト。
この画像のビーストは2台ある内の1台でビーストロケットのギアを移植しているXGギア仕様。
主に3oz~6ozのビッグベイトをハンドル操作でアクションさせる為に使用していて、もう1台はメーカー純正のHGギアのまんまでビッグミノーなどの巻物用として使用しています。
で、今回はBOREDのMETHODオイル&グリスの実用セレクトを少し変えてありまして、もちろん各所にサンプルグリスを使用しているのは当然なんですが、過去一安心感?のあるフィーリングに仕上げる事が出来て非常に満足。
自分が感じるビーストの欠点は強めな効きに設定されているブレーキとメインギア&ピニオンギアのモロさにあると思っていまして、もちろんそれは使用するルアーやタックルに依存する部分も多いとは思いますけど、上記以外には特に不満もなく長所と言えばダントツでちょうど良いサイズ感と言うかラインキャパにあります。
シマノで言えば250番的なサイズなのでPE4号~6号なら不満の無いラインキャパと、シマノの300番よりも断然パーミングし易い点もお気に入り。
あと好みになりますけどクラッチやドラグも悪くないですね。
って事で今回使用したMETHODオイル&グリスは下記。
スプールベアリングにはLIGHT DUTYオイル、メインギア&ピニオンギアには高粘度サンプルグリス、ウォームシャフトには低粘度サンプルグリス、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはBSLUオイル。
上記のボディ内ベアリングと記載しているのはメインシャフトの裏とワンウェイローラークラッチの真上に当たる2つのベアリングの事で、これにはBSLUオイルをシッカリタップリと注油する事をオススメします。
このビーストを1oz~2oz辺りで使用する場合にはギアのモロさを感じる事も少ないかもしれませんが、やはり4ozをメインに3oz~6ozを使用し続けているとギアの摩擦ノイズが徐々に増えて行くのを感じるので、ギアに使用されているブラス自体の素材についてはやはりシマノが最強かと思います。
参考までにちょうど1年と少し使用したところでメインギアとピニオンギアのみを交換しましたが、その他は特に交換する必要もなく不具合も無く使用出来ています。
このビーストはビッグベイトやジャイアントベイトユーザーにはスコーピオンMDと共に使用率の高いリールだと思いますが、共に定価は38000円ほどのミドルクラスながら今では実売も20000円ほどで入手可能と言う事で、例えば複数台を所有してラインの号数やルアーの種類で使い別けるのも良いかもしれません。
そんな訳で明日のサンプルテストで久しぶりに使ってみようかと。

2024年8月23日金曜日

記事。

先日から猛烈なPRを続けているMETHODのDEFENSIVE防錆コーティング剤。
これから出番が多くなるハイシーズンにこそ威力を発揮するはず、と、在庫が薄くなったタイミングで追加生産したばかりと言う事もありますけど。
今回は自分がライトゲーム~ミドルゲーム用として使用しているオリムピックのシルベラード23GSILC-762MLにDEFENSIVEを使用しています。
その前にこのシルベラード23GSILC-762MLはBOREDがベイトフィネスリールをターゲットとするZAYTオイルの検証用として導入しましたが、ライトゲーム~ミドルゲーム用と言うよりもドンズバのチニングタックルとしての出番が多く、またシーバスではバチやマイクロベイトのシーズンでも使用して来ました。
巷の流行りもある事でダイワやシマノをはじめバスロッドメーカーまでもがチニングタックルとして色々と展開し始めている昨今ですが、以前から自分はオリムピックの老舗ならではのOEMパワーに興味があったので直ぐに導入。
導入後にショップで持ち比べた印象ではダイワでも無くシマノでも無い、やはり別物のロッドだなぁと改めて感心した事もあり今では凄く気に入っているロッドの一つとなっています。
そんなシルベラード23GSILC-762MLは普段主に使用している他のヘビーベイトロッドとは違いMLパワーと言う事からも当然良く曲がるロッドな訳ですが、良く曲がると言う事はロッドのブランクとガイドとの接点に負荷が掛かる事にもなり、チタンガイドなので赤錆が発生する事は無いとしても酸化は必ず起こる上、エポキシの割れや剥がれなど経年使用により何かしらトラブルが発生して来る事は他のロッド同様となります。
なので今回は本来の使い方とは少し違う「ブランクとガイドとの接点保護」を目的としてMETHODのDEFENSIVE防錆コーティング剤を塗布しています。
DEFENSIVE防錆コーティング剤は硬化後に半透明の軟質被膜を生成する防錆コーティング剤となりますが、その軟質被膜はエポキシやウレタン等と異なり、爪で押すと薄く痕が残る程度の被膜なので衝撃の吸収性や湾曲への追随性にも優れ、つまりDEFENSIVEのコーティングがエポキシの様に割れる事はありません。
なので元々の成分的な密着性と併せて剥がれ難い軟質被膜の防錆剤と言う事になるので、特にソルトをメインとしたタックル全般にはベストマッチな製品となります。
画像でもガイドとエポキシの間にある隙間?へ薄く塗布していますが、薄白いのがDEFENSIVEですけど少し見え難いかもしれませんね。
これによりガイド根元の酸化や腐食を防ぐ防錆効果が得られ、更にブランクとガイドとの接点に起こり易いエポキシの割れや剥がれも防止出来ていると言う優れモノです。
処理は爪楊枝などを使用して点で塗布するだけです。
このサマーシーズンなら30分程度で自然と硬化しますが、実用で水に濡れるなら半日~1日ほど空けた方がベター。
お蔭様でDARKSIDEBOREDBLOGの特売も終了となりましたが、ゼヒとも地味な存在ながら驚異的な防錆性を発揮するMETHODのDEFENSIVE防錆コーティング剤をゼヒ。

2024年8月22日木曜日

記事。

この7月上旬から9月上旬までを期限に行って来たサンプルテストも残り二週間程で終了する予定ですが、一年を通して最も過酷な真夏の炎天下中でも更に太陽が真上に来る11時頃から16時頃までを選んで釣行すると言う無茶っぷり。
それに過去のサンプルテストでは余りセレクトして来なかった大河川の中流域でもテストを行い、それ以外にもメインで使用したルアーウェイトも上を8ozとしたり、ラインもこれまでの6号から8号へ上げた事でグリスに掛かる負荷は自身で行ったサンプルテストでは最大負荷となっています。
その為に新たに導入した21スコーピオンMDな訳ですが、同時に使用するはずのアブのレボビーストは結局出無し。
別に8ozならビーストと6号でも問題無いんですけどね、一応世間の多くに合わせてユーザーの多いスコMDと8号で。
って事で一度7月に入る前にサンプルグリスだけをメインギアとピニオンギアへ塗布していたのですが、ペンシルベイトやウェイクベイトなどトップウォーターの出番が多くなるハイシーズンに向けて再度メンテナンスを行う事にしました。
と言うのも自分の場合はトップウォーターのアクションは癖でロッド操作で行ってしまうので、パーミングのし易さから言えばスコMDよりもビーストの方が断然楽でして。
もちろん気が付けば直ぐにリールのハンドル操作をする様に戻すんですけど、ボーっとしているとついロッド操作から始めてしまうんでね。
これから最後の追い込みとなる残り二週間程のサンプルテストではスコMDとビーストを上手く使い別ける様にして行きます。
マイクロモジュールギアとノーマルギアとの違いを確認する意味もありますし。
もちろん自分以外でもサンプルテストをお願いしている毎度の@neecoosan@lineslackerfam、そしてMETHODお取り扱いDEALERのMonster Kissへも既にサンプルグリスを送って現物確認をお願いしています。
これらのレポートを総じて判断するのが9月上旬過ぎで、そこから9月後半のMETHODオイル&グリス在庫補充生産と併せて量産に移り、最終的に9月下旬~10月上旬にはアップグレードとして発売を予定しています。
ま、発売と言ってもアップグレードなので新製品の様なバタバタにはなならいはずですけど。
なので隔月の奇数月に行っている在庫補充生産ですが、この9月に関しては結構忙しい作業が続く予定です。
さ、先ずはビーストの各部チェックから。
改めてビーストって使い易いサイズもタフさもバランスも良いリールです。

記事。

ガッツリとパーソナルなネタなんですが、最近「物の買い方」について考える機会が増えまして。
それは服でも靴でも食べ物でも何でも同じなんですけど、特にタックルと言うかルアーについては凄く考える様になったんです。
どーしても何かにハマっているピークって色々な情報を集めたいと同時に色々な物を試してみたいと考えますよね?
勿論、その試す事においては時間や労力や金銭の問題もあるので全てが理想的に入手出来る訳ではないんですが、人によってはショップを何件も回ったり、人によってはオフィシャルサイトで事前予約したり、人によってはプレ値であってもオークションやフリマを使って入手しようとする。
で、振り返ると自分もそれら情熱的な行動については何でも大体一年目位?までは行って来ました。
ルアー釣りを始めた40年前もそうでしたし、バス釣にドップリハマった25年前もそうですし、ソルト釣にも手を出し始めた数年前もそうです。
でも結局は自分に合っている合っていないで見極めると言うか、使っていて楽しいか楽しくないかを基準に淘汰してしまう。
つまり「ツマンネー」とか「メンドクセー」みたいな事をキッカケにルアージャンルをセレクトする様になって、追求すら諦めてルアージャンルを絞る様になり多くに興味が無くなってしまうんです。
これが今の買い方と使い方であって、次から次へと発売される「各社似た様なルアー」とか、有名プロが使い「爆釣しているルアー」が発売されたからって安易に手を出す事はありません。
そうするとルアーに金を使わなくなるのは当然。
いや、正確にはどうしても試してみたいルアーには例えプレ値であっても金を使いますし、入手した後で気に入れば予備?と言うか他のカラーも躊躇なく入手します。
これが現在。
でも全体的にルアーには相当金を使わなくなった。
ま、それに自分の場合は毎月溜まる某ポイントを使用しているので元々自腹での出費は少ないんですけど。
なのでシーバスルアーで例えると、ブルースコード60もX-80もガルバストロング120もメガドッグ220もジョイクロマグナム230もクラッシュ9も1個や2個じゃなくてもっと持っている。
けど一個も持っていないジャンルもあると言う。
だからもはや定番なコアマンのVJもブルーブルーのシャルダスも持っていないし使った事も無い。
別にメーカーやブランドに偏見は無いので、そーゆー意味で買う買わないは無いんです。
あ、でも100円ショップのルアーやタックルだけは死んでも買いません、こればっかりは釣具業界では無い事から何も貢献しないので。
だから自分の釣人生で一番ハマったバス釣りに関しても今やメインルアーはラバージグとバズベイトとフロッグだけで、サブルアーもスイムジグとスピナーベイトとスプーンとだいぶ偏っているんです。
それ以外にワームもプラグも一切使いませんので。
この頃から自分にとって無駄と思うルアーもタックルも一度は勉強として試す事はあっても、使用してみた際に不要となれば潔く処分してしまうと言うルーティンに変わりまして。
それが現在メインとしているシーバス釣でも同様となり、これから始める新しいジャンルの釣りがあるとすれば同じ事になるはずです。
こーゆー「物の買い方」って自分的には凄く効率が良くて、世間?流行?に乗らなくて済むからチャレンジしなくて済む。
逆に言えば自分の好きな事だけを追求出来る様になる。
元々執着していないから俗に言う断捨離?とは少し違うかもしれないけど。
それに業務的にもリールに携わっていると言う点で言えば、リールのテストに使える物かどうかも重要な要素なので、極端な話で言えばライトプラグとビッグベイトさえあればどーにでもなる。
両極端でフィーリングを確認出来れば中間的なところは想像も付くので。
とは言えご承知?のとおり一応全てのウェイトでテストは行っていますけどね。
あ、特にスピニングのドラググリスとして検証する際にはレギュラーウェイトを多用してましたわ。
なので基本的に先ずは外観的に「あ~良いなぁ」と言う個人的な物欲が来て、次にウェイトやアクションを調べた結果不必要となれば例え巷で噂であろうが爆釣らしかろうが買いません。
ルアーに関してはそんな「物の買い方」をしている最近なんですが、でもBOREDがメインとしているオイルやグリスやケミカルって実力勝負か素材勝負になると思うんですね。
なので知名度をはじめラベルデザインとかサポートアングラーだけで選ぶ人って居ないですよね?
いや、居るのか?
だとしたら基本的にそーゆー選ばれ方はアウトオブ眼中なんですけど、希望としてBOREDユーザーは製品の内容で選んで頂けているだろうと言う前提として、特にアップグレードやマイナーチェンジを不定期に施している意味からしてもご理解頂けるかと。
と言う事でBORED製品に関しては「無駄な買い物」にならない様に日々検証と試作を繰り返して行きます。
なんつって。

2024年8月20日火曜日

記事。

METHODケミカル製品のDEFENSIVE防錆コーティング剤については先日から一生懸命PRしていますが、昨日付けで追加の在庫補充生産を終えて只今タップリ在庫が確保出来ています。
なので先日より「お試し」的なPRも兼ねてこのDAKRSIDEBOREDBLOGにて「特売」を開催していて、お蔭様で昨日付でDEFENSIVE/PROは定数に達した為に完売となり、残るDEFENSIVE/STDについても残りが数本程度となっています、ので引き続きお早目に。
で、色々とこのDEFENSIVE防錆コーティング剤についてはお問い合わせも多く個々にメールにて対応していますが、先日も書きました様にDARKSIDEBOREDBLOGのヘッダー下にある検索窓に「DEFENSIVE」や「DEFENSIVE防錆コーティング剤」と入れて検索して頂けるとBLOG内検索につき関連記事がズラっと出て来ますのでゼヒ熟読を。
そんなDEFENSIVE防錆コーティング剤に関するお問い合わせの中で一番多いのがDEFENSIVE防錆コーティング剤を塗布したビフォアアフターが見たいと言うもの。
実際に処理後は乳白色で薄濁りのする半透明な仕上がりとはなり、過去の記事で使用した画像はソレになりますが、例えると厚手のビニール袋を被せた様なイメージなので、木工用ボンドほど白くもなく激しく目立つ様な事はありません。
けど作り手としてはこの透明具合が限界でしてね、水溶性のエマルジョン質なのでブッチャケこれが限界。
ただ逆ギレする訳じゃないんですけど、仮に完全な無色透明だったとすると処理した箇所も確認し難いし経年具合も確認出来ないので不便では?と思ったりもしています。
ちなみにこの記事の画像は塗布した直後の物です。
これだと明らかに乳白色ですよね?これが1時間ほどすれば半透明になるんです。
なのであくまでもDEFENSIVE防錆コーティング剤は専門的な設備も道具も必要なく手軽に素早く処理を行える癖に、なんなら1年以上も錆を防止させる圧倒的な防錆性能を持っていますよと言う事で、その代わり薄濁りする半透明な仕上がりになってしまいますけど外観上は大丈夫?と言う物です。
だから使い手によっては「それで全然良いよ」って場合もあるでしょうし、外観に拘る人には「ダメだこりゃ」となるかもしれないんで賛否はあるでしょうね。
そんな事を踏まえ先日からDAKRSIDEBOREDBLOGにて「特売」を開催し、先ずは割安な特価なんでゼヒお試しで使ってみてよと言うPRを行っているんです。
よろしくでーす。

2024年8月16日金曜日

記事。

昨日から夏季休業日も明けて通常業務を再開していますが、明日と明後日は土日につき定休日となります。
今日は台風もあったので午後から出勤し夕方には帰宅しましたが、BORED事務所のある世田谷区も自宅のある渋谷区も特に台風の被害もなく「嵐感」も余り感じませんでした。
がっ、有り難い事にナゼか昨夜からご注文が急に多くなって来た事もあり、今日の15時までに頂きましたご注文は全て発送し終えています。
とは言え台風の影響で配送が遅れる場合もありますのでご了承を。
さて、このサマーシーズンも後半に入った様に見えますが、明日なんてまた38度予報だったりして9月中もこの感じでガッツリとサマーシーズンとなるんでしょう。
そんなサマーシーズンのメンテナンスとしてBOREDが提唱している「夏オイル夏グリス」と言う考え方、そして昨日もアップしました「防錆ケア」を行っておけると更にベストですよと言う事なんですが、そんなアナウンスをしておきながらBORED STOREの在庫が少なくなって来ました。
特にMETHODオイルのNEMEAオイルとCHIIMERAオイル、SIGMAグリスとOMEGAグリス、そしてLIGHT DUTYオイルとBALBOAオイルとALPHAグリスも動きが早くなっています。
同じくMETHODのDEFENSIVE防錆コーティング剤とVITALのWRシリーズも在庫が僅少となっていますのでゼヒお早目のご注文をお願いします。
特にMETHODオイル&グリスは現在の在庫が欠品となった場合、次回の在庫補充生産は9月下旬と一ヶ月ほど間が空いてしまいますのでご注意を。
そんな訳で台風によりフィールドも荒れ気味でもあるので、この夏休み&お盆休みに酷使したタックルのメンテナンスに費やすには良いタイミングです。
週末は台風一過の猛暑予報でもあるので昼間はフィールドに出ずまみれになりましょう。

2024年8月15日木曜日

記事。

今日は夏季休業日明けなもんで普段よりも気合が入っているんですけど、先ほど各種SNSでもポストしましたMETHODのDEFENSIVE防錆コーティング剤について。
このDARKSIDEBOREDBLOGのヘッダー下にある検索窓に「DEFENSIVE防錆コーティング剤」と入れて貰えると多数の関連記事も出て来るんですけど抜粋した下記のリンクをゼヒ見て頂ければと思います。
コチラ https://darksideboredblog.blogspot.com/2024/07/blog-post_05.html
コチラ https://darksideboredblog.blogspot.com/2023/05/blog-post_24.html
コチラ https://darksideboredblog.blogspot.com/2023/09/blog-post_6.html
コチラ https://darksideboredblog.blogspot.com/2023/05/blog-post_22.html
ね?
先ずBOREDのMETHODにはオイル&グリス製品とケミカル製品の2ラインが存在している訳ですが、このDEFENSIVE防錆コーティング剤はケミカル製品中で一番新しい製品となりまして、だからと言う訳ではありませんが最新の手法を用いた防錆コーティング剤になります。
DEFENSIVE防錆コーティング剤は特別な道具や設備を必要としない筆や爪楊枝などで簡単に塗布出来る木工用ボンドみたいな液状の質感で、その中身には分子間結合と言う新しい手法(メソッド)が用いられています。
防錆成分自体がこの軟質被膜中に存在しているので化学的には防錆成分が、物理的には軟質被膜がダブルの効果で防錆していると言う事なんです。
なのでBORED STOREの製品詳細には塩水噴霧試験では1920時間以上と書いていますが、これはブッチャケ試験に掛かるコストの問題から途中でテストを止めた結果であって、実際には軟質被膜が付着している常識の範囲内であれば1年以上も防錆効果は持続します。
そしてDEFENSIVE防錆コーティング剤は金属に対してのみ有効なんですが、例えば金属に塗装されている様な物なら当然ながら対象となります。
だからアルミでもマグネシウムでもリールのメタルボディには当然有効となり、サイクルフレームやサイクルパーツなども当然有効となります。
要するに土台が金属であれば鉄系だけでなくアルミでもステンレスでもブラスでも全てに有効と言う事。
では欠点は?となりますね。
これは摩擦と言うか手に触れる場所においては軟質被膜が徐々に失われてしまう事で、それだと防錆成分が含まれている軟質被膜が経年により薄くなって行く訳なのでNG。
そして水溶性である事から水中での使用においては硬化後であっても徐々に溶け込んで行く懸念もありますが、水が常に掛かる様な船の上や雨が掛かる様な場所は当然ながら全然問題無いので水中での使用だけNG。
なので頻繁に手で触る箇所と水中での使用には不向きと言う事で、それら以外なら常識の範囲内で水や湿度に対し全てにおいて有効となります。
それに硬化前は乳白色でも硬化後は半透明に変わるので、目立つ場所でなければ外観を損ねる事もありません。
実際に画像のガイド根元にはDEFENSIVE防錆コーティング剤を処理してありますが、硬化後の画像なので殆ど分からないと思います。
この時期なら処理から30分ほどの硬化時間で済みますので、先ずはガイドの根元などで試して貰えると分かり易いでしょう。
とにかく錆はミットモナイ、汚れたパンティと一緒。
明日も台風直撃の予報が出ていますが、これからは更に豪雨や台風などが頻繁にやって来るので、夏オイル夏グリスと併せ各所の防錆ケアも忘れずに。
引き続きのお買い求めはBORED STOREまたはMETHODお取り扱いDEALER各店にてお待ちしています。

記事。

本日より通常営業再開となりますBORED
結局5日間あった夏季休業日も4日間はサンプルテストとビールだけで終わり、最終日は雨が降ったり止んだり晴れたり曇ったりと天気が安定せずに切なく終了。
ま、でも連日のサンプルテストで日焼けがヤバいわ疲労もヤバいわだったので別に良し。
そんな先日はスタメンのナイスガイリョーとの釣行で締めた訳ですが、リール以外は全く同じタックルながらフィーリングがこんなにも違うのか?と少し勉強になりました。
リールの違いと言う事。
自分はメインロッドにMonster KissのDear MonsterシリーズMX-∞改とMX-8+改を愛用しているのはご承知のとおり?で、2本共その「改」の部分は以前にも書いた様にグリップ周りを自身でカスタムしているから。
って言ってもコルクグリップをEVAグリップへ交換し、リールシートもTCSからECSへ交換したって事なんですが、画像の下が自分で上がナイスガイリョーの。
で、投げ比べした際の違いとして、ロッドは同じMX-∞に自分は21スコーピオンMD301とPE8号、ナイスガイリョーは23カルカッタコンクエストMD401にPE10号、これで同じクラッシュゴーストを投げてみました。
なのでロッドの部分に関しては何も違いは感じませんが、とにかくカルコンMD401が凄く良い。
具体的に言えばサイズが絶妙に尽きる。
自分は手の大きさは普通?ながら指が短小なもんで、200番までは丸形リールも違和感なく使えても、300番以上はロープロリールでも若干パーミングに違和感を感じます。
なので実際21スコーピオンMDも少しパーミングに違和感があって、20カルコンDCとかレボビーストだと全く問題ないと言う具体例。
なのでカルコンMD401を投げさせて貰った際にも不安を感じそうで、しかも自分はコルクグリップが超絶苦手なので更なる不安も。
でも取り敢えず汗で手もウェッティーだからソレを利用して躊躇無くフルキャスト。
いや~ブレーキ強ぇ~って。
でも飛距離は想定内。
これは良いわって。
でもカルコンMD401だと横幅が少しパーミングに影響してしまうので、もし自分が使うなら横幅が少し狭くなる301かなと。
実際にその日もブレーキを色々と追い込んでいるナイスガイリョーのキャストを見ていましたが、結局新たに搭載された補助のマグネットブレーキが良い仕事している様です。
補助のマグネットブレーキと言えば既に自分のレボビーストでも存在意義を感じていたので業界的にも正解なんでしょう。
これからはハイブリッドなブレーキシステムが定番化しそうな予感。
でも基本は遠心派ですけど、自分は。
さて、クドイ様ですが本日からBOREDは通常営業を再開している訳ですが、BORED STOREの在庫も変動が生じ動きが早くなって来ましたのでお早目にご注文を。
そしてまさかの極悪な台風直撃が予想される今晩~明日。
それでも夏季休業日が明けたばかりなので15時までに決済確認済のご注文は最短の即日発送にて対応しますのでゼヒ。

2024年8月14日水曜日

記事。

えーっとBOREDの夏季休業日は本日まで、ですが明日は台風が直撃しちゃいそうですね。
でも明日からはキチンと通常どおりに営業再開と発送開始となります。
で、現在BORED STOREの在庫状況は全般的に少なくなっていますが、特にMETHODのNEMEAオイル、CHIMERAオイル、LIGHT DUTYオイル、SIGMAグリス、OMEGAグリス、そしてVITALのWRシリーズ、これらの在庫が一桁となっています。
METHOD製品もVITAL製品も次回の在庫補充生産は9月後半の予定となりますので、引き続きお早目にご注文ください。
そして先日の夏季休業日前に入荷したBOREDの2024 MFBPS-Tは在庫の確保が出来ているので即日発送も可能となり、また先行受注のプリオーダーを開始した2024 PS-Tも引き続きお早目のご注文をお待ちしています。
実は昨日少しBORED事務所に用事があったのでフライングで一部の発送作業を行って来ましたが、これからお盆休み後半にご使用の場合など引き続きのご注文をお待ちしています。
あ、そして一部アパレルをセール価格にしてありますのでゼヒ。

2024年8月13日火曜日

記事。

流石にメンタルもフィジカルもヤラれて来た連日猛暑の炎天下で行っているサンプルテスト。
しかしリアルに連日の猛暑が続いている我が東京。
そして実際に38度の翌日が36度だったりすると、今日は少し涼しいな?なんて思うほどに壊れている体内。
普通に考えれば体温越えなんだけれども。
そんな猛暑の中でサンプルテストを実施している理由は、やはり水辺で使うリールだけに気温と湿度による最悪の環境で実用テストを行う事が重要だから。
なので春と秋のテストよりも冬と夏のテストこそが最悪の環境と言う事になります。
でもオイルやグリスの油脂類って冬の低気温においては動作が伴う事で徐々に油脂の温度が平常に近付くんですが、逆に夏においては動作させる事で摩擦や摺動により油脂の温度は更に高くなります。
つまり温度調整し難いシーズンが夏、そして真夏の7月~8月は最も過酷。
これが理由。
なので先日もSNSにポストした様に暑さで体力的にキツく早めにテストを終えた場合でも、炎天下にリールを放置しておくだけでリールは高温になりテストにもなる。
特に現在テストを行っているグリスは主にドライブギアなどに使用する物なので、熱垂れなどを起こさず油膜が維持されているかを確認する事が最大目的でもあり、高温になったリールは正にグリスの軟化を起こし易くなる事で油膜強度の真価が問われる。
その途中経過が今行っているサンプルテストな訳です。
7月に入りスタートしたこのサンプルテストは8月下旬~9月上旬には終了し、最終的に材料変化の確認と粘度や粘性などのジャッジを行います。
設計者&開発者である自分がこれだけリアルに実用でのサンプルテストを行っている上に、更にリールメンテナンスサービスの2人にも、またMETHODお取り扱いDEALERショップにもサンプルを送って実用して貰っています。
なので誰にも文句は言わせないつもり。
そして今のところ問題は全く起きていません、と言うよりもむしろ油膜の存在を明確に感じる。
基本的に今回のサンプルテストでは4ozを中心に3oz~8ozのみをキャストし、敢えて釣行後もリールは水洗いせずに放置して変化を観ています。
引き続き夏季休業日が終った後も毎週末は何かしらのテストを行っていきます。
そんな夏季休業日中の経過報告でした。
そして本日はゴミ出しの為にBORED事務所へ来たついでに夏季休業日中に頂いたご注文を発送しちゃってます。

2024年8月12日月曜日

記事。

季休業日前に入荷しましたBOREDと言えばのマスターピースMFBPS-Tですが、夏季休業日中にも関わらずご注文を頂いていまして在庫が変動しています。
夏季休業日中もBORED STOREからのご注文は可能となりますが、発送につきましては夏季休業日明けの15日より順次開始となりますので、引き続きお早目のご注文をお待ちしています。
また、同じくスポットアイテムとして只今生産中のPS-Tについては先行受注のプリオーダーにて日々ご注文を頂いています。
こちらは8月30日の入荷予定となっていますので、併せてBOREDユーザー必須アイテムとしてゼヒ各フィールドでヘビーユースをお願いします。
と、夏季休業日中のアナウンスでした。

2024年8月11日日曜日

記事。

夏季休業日中なBORED本日。
明日はスタメンホーミーのナイスガイリョーとデイで釣行予定。
でもマジメな自分はサンプルテストも兼ねるのでジャイアントなセレクトで、アーマジョイント280SF、バラム300、クラッシュゴースト中心に。
流石に7月から開始したサンプルテスト釣行で初老の身体も疲れが溜まって来ましたが、でもこの猛暑こそがサンプルテストに最適なのでタイミングを逃す訳にはいかない。
時合は逃しても猛暑は逃さず。
なんつって。
で、最近サンプルテストを行っている際に気が付いた事として、港湾や運河など海水や汽水で使用しているよりも、淡水で使用している方がラインに付着する汚れが酷い。
バクテリアとかゴミの問題なのかもしれませんが、明らかに自分の行動範囲である東京ではそーなる。
なので7月に新品を導入しサンプルテストで毎回使用している21スコーピオンMDも、サンプルテスト終了後に中身を確認すると塩とは違う汚れが多いかもしれません。
そーゆー意味でも海水や汽水だけで無くたまには淡水での試用も必要だなと改めて。
と言うよりも久しぶりに毎週来始めたTリバーが快適過ぎるだけの話なんですけどね。
さて、明日はナイスガイリョーとまたいつものエリアで。

2024年8月9日金曜日

案内。

先日もこのDARKSIDEBOREDBLOGや本家のBORED BLOGをはじめSNSやメルマガでもアナウンスしましたとおり、明日の8月10日から14日までBOREDは夏季休業日となります。
なので重複となりますが、本日9日の15時までに決済確認が出来たご注文分は本日中に発送させて頂き、それ以降のご注文につきましては夏季休業日が明けた15日より順次となりますのでご注意ください。
で、先行受注のプリオーダーにてご注文頂きました2024 MFBPS-Tについては昨日付けで全て発送が完了していますので、恐らく今日~明日辺りまでには順次お届けとなる見込みです。
と言う事でBOREDの夏休みは相変わらず家族バラバラなスケジュールなので自分は一人サンプルテストの追い込みで終わるんでしょうけど、一日くらい夏休みらしくインバウンドで来日している外国人に違う道順を教えたり、大陸アジア人のフリして観光地で迷惑行為を行ったりして満喫出来ればと思っています。
帰る所が無いとこーやって楽しんじゃう夏、浅草とか秋葉原などで自分を見かけたら即通報を。
皆さん楽しい夏休みをお過ごしください。

2024年8月8日木曜日

記事。

予定よりも早い昨日7日の夕方に入荷となりましたBOREDの2024 MFBPS-Tですが、ご注文順に検品作業と発送作業を開始しています。
なので予定よりも早い明日~明後日辺りには順次お届けの見込みとなりますのでご確認ください。
そしてBORED STOREの在庫品に限り明日の15時までに決済確認済のご注文分は最短最速の即日発送となりますので、ゼヒ2024 MFBPS-Tと併せMETHODのオイル&グリスとかVITALのWRシリーズなど、サマーシーズンのメンテナンスアイテムもご注文をお願いしますね。
今朝も郵便局でレターパックを大量買いして来たので万全です、と言うより少し買い過ぎたのでゼヒご注文くださいませ。
そして、もう一つスポットアイテムとして昨日付で先行受注のプリオーダーを開始しました画像の2024 PS-Tも8月末の入荷より順次デリバリー予定となります。
BOREDオリジナルアパレルではマスターピースとなるMFBPSロゴと並び定番となるPSロゴですが、数年前にこのDARKSIDEBOREDBLOGのみで限定販売したPS-Tに変更を加え新たなシルクスクリーン版でリサイジングしています。
型崩れし難いBOREDでは定番のタフなヘビーオンスボディを使用し、サマーシーズンの暑さや蒸れを防ぐ目的から左胸にPOSER SUCKSロゴを、右裾にBOREDロゴをスモールサイズでシンプルに仕上げています。
今回は定番のホワイトボディにブラックプリントと、ブラックボディにホワイトプリントの2カラー展開となるので、久しぶりにブラックボディを使用してみました。
BORED STORE限定販売のスポットアイテムとなりますのでサイズやカラーにより欠品の場合は生産完了となりますので、引き続き先行受注のプリオーダーにてお早目のご注文をお待ちしています。

2024年8月7日水曜日

記事。

いや~連日朝まで五輪ピックをテレビ観戦しているもんでスッカリ寝不足かと思いきや、普段から鬼残業で朝4時5時に寝ているショートスリーパーなもんだから全然余裕な50代初老。
さて、今週末の10日から夏季休業日に入るBOREDですが、別に帰る田舎も無いもんで定休日と同じルーティンで過ごします。
でも5日間の休みを全部サンプルテストに費やしてしまうのは悲し過ぎるので、一日くらい久しぶりにミドルゲームでセイゴやチヌなんかを狙って遊んでみようかと思っています。
なのでスピニングにするか?ベイトにするか?で悩み引っ張り出して来たロッド。
スピニングだとシーバス用としてお気に入りなダイワのラブラックスAGS 86MLと19バンキッシュ C3000MHGで、ベイトだとライト~ミドルゲーム用として最高にお気に入りなオリムピックの23シルベラード GSILC-762MLと14ブレ二アスで、と言う事になり、ちょうど安価な3mのランディングシャフトも追加したので試しに小場所天国のホーム湾奥運河で使ってみようかと。
ま、魚が掛かればの話ですが。
でも真夏につき水も良くないので探さなくてもそこら中に居るチヌ狙いが無難かも。
直リグとプラグで5g~10g位メインならベイトで行くかな。
そんな感じで豪雨とかじゃ無ければ夏季休業日の5日間もサンプルテストと東京湾奥のドブ通いで終わる予定。
そしてなんとも提携業者が頑張ってくれて少し入荷が早まり本日夕方に入荷となるBOREDの2024 MFBPS-T。
入荷したら直ぐに検品作業を終えて発送準備を開始します。
なので予定よりも早くから発送を開始しますのでお届けまで今少しお待ちください。
あ、もちろんまだ在庫もありますので。
この2024 MFBPS-Tが入荷したタイミングで入れ替わりに先行受注のプリオーダーを開始しようと思っていたのですが、もう一つのスポットアイテムとして2024 PS-Tの先行受注も今夜19時辺りまでにBORED STOREへアップする予定です。
これでS/Sシーズンは最後のアパレルとなるので少し落ち着ける。
そんな訳で今夜19時辺りまでにはBORED STOREへ2024 PS-Tをアップしますので、ゼヒ先行受注のプリオーダーにてお早目のご注文をお待ちしています。

2024年8月6日火曜日

記事。

お盆休み?夏休み?前に何度もシツコイ「夏オイル夏グリス」のススメ。
もう今年の夏は何度もアナウンスして来ましたが、とにかくザックリと夏の間は高気温と高湿度により金属にとって最も過酷なシーズンとなります。
高気温に寄る熱膨張から起こる精度の狂い、湿度や水分の付着時や蒸発時に起こる錆の発生、高温環境に寄る油脂の酸化や軟化など、更に金属では無いですが紫外線に寄る樹脂の劣化もあり、高気温と高湿度が重なる夏の間は良い事がありません。
その対処方として一番有意義なのはマメなメンテナンスの一言に尽きますが、サマーシーズン中にそう何度も分解洗浄する様なメンテナンスを行うのも流石に面倒です。
そんな事から「夏オイル夏グリス」のススメとして普段使用しているオイルやグリスよりもワンランク強め?の物を使用し、熱による油脂の軟化を防ぎ油膜の定着率を高める事で普段よりも更に高いディフェンス性を維持すると言うもの。
地域や環境の差はあるにしても9月いっぱいまでは「夏オイル夏グリス」を推奨します。
で、アップグレードを目論む製品のサンプルテストを行う為に7月から毎週末は主にデイで猛暑の中をひたすらに投げて巻くを繰り返しているのですが、主に3oz~8ozまでのビッグベイトやジャイアントベイトのみを使用しているだけに負荷が尋常ではありません。
が、ボディ内ベアリングに使用しているBSLUオイルもワンウェイローラークラッチに使用しているNEMEAオイルも、そして日によってスプールベアリングで注油し別けているLIGHT DUTYオイルもCHIMERAオイルも全く問題無し。
主にデイの場合は11時~16時辺りの日差しも気温もマックスなタイミングを狙い行っていますが、水分補給などで休憩する際にも敢えてタックルは日向に放置しています。
15分ほどの休憩で再度タックルを手にするとリールなんてカンカンに熱くなっていて、これはリール内部の各種ベアリングオイルにも少なからず影響はあるはずですが、この真夏の猛暑下においてもビッグベイトやジャイアントベイトのフルキャストにおいてもオイルの劣化は全く感じ取れません。
しかもサンプルテストなだけに釣行後も敢えてリールを水洗いせずに放置しているので、一番最悪な状態をワザと作りだして使用し続けている訳ですが、真夏の猛暑下で一ヶ月が経過した自分の21スコーピオンMDは異常無し。
つまり21スコーピオンMDなどタフな大型番手リールには最初から強めのオイルやグリスをセレクトして注油してある事で、上記の様な過酷な使い方を続けても油膜はキッチリと定着し潤滑していると言う証になります。
ベイトもスピニングも問わずスプールベアリングやラインローラーなど注油し易いパーツにおいてはマメな注油を行う事で誰でも簡単にケアが出来ますが、問題はボディ内ベアリングやワンウェイローラークラッチなどの様に簡単にアクセス出来ないパーツのケア。
昨年に続き今年は更に異常な猛暑となっていますので、この猛暑の8月は当然ながら9月の台風などへのケアも含め、普段よりもワンランク強めのオイルやグリスとして「夏オイル夏グリス」を実践してみてください。
あ、ちなみに9日の15時までのご注文は即日発送となりますのでお盆休み?夏休み?前にお届け可能です。

2024年8月5日月曜日

案内。

毎度の事ながら直前のアナウンスとなりますが、BOREDの夏季休業日は8月10日~14日の5日間となります。
夏季休業日前の最終出荷日は9日15時までの受注分、夏季休業日明けの出荷再開日は15日より順次、いずれも通常通り発送締切は15時までとなりますのでご注意ください。
そして夏季休業日の期間は外注倉庫も含め全ての業務が休業となりますので、お問い合わせにつきましては夏季休業日の明けた15日より業務再開として順次対応させて頂きます。
さて、このサマーシーズンはお陰様でBORED STOREの動きも早く、現在BORED STOREの在庫も一部において在庫僅少となっています。
特にBOREDのTOUGH DRY LONG SLEEVE追加生産分、METHODのCHIMERAオイルとNEMEAオイル、VITALのWRシリーズ辺りの在庫が僅少です。
なのでお盆休み中にご使用予定のある場合はゼヒお早目にご注文ください。

記事。

いや~ホントにキツい。
毎週末の土日定休日は引き続きサンプルテストへ出向いていますが、もうストイックに投げて巻くだけの反復動作なのでメンタルはキツいわ猛暑過ぎてフィジカルもヤバい。
ま、でも色々とルアーのアクションやセッテイングを詰めて行けるし目視も出来るので割と集中している時間もあります。
で、今週も土曜日は最近お気に入りな想い出エリアのTリバー中流域でクラッシュ9を、日曜日も引き続きメガドッグ220とスラムドッグモンスター180SWを。
先日までのマックスヤバい気温では無いにしても、やはりデイでのフルキャストはスタミナの消耗が早い。
しっかし、言い訳も含めサンプルテストに徹しているので魚を追っている訳では無いのですが、それにしても完全なノーバイトを覚悟している環境と水域とは言え辛い。
それに河川の中流域とは言え水温も高く以前より水も悪い気がして意外とリールが汚れる。
でもセーヌ川よりはマシw
セーヌ川って道頓堀川の4倍以上も汚いんでしょ?何かで見て驚愕しました。
さて、通常のプライベート釣行では帰宅してすぐ水洗いする我がリールも、サンプルテスト中につき敢えて水洗いをせずに放置乾燥のみ。
ラインだけは流石にキレイにしておきたいのでスプールごとカップへ入れて浸け置きしますけど、ラインの汚れ具合から見ても水が悪い事が分かります。
でも未だにリールにシャリ感は殆ど感じ無いのでホッとしています。
7月からスタートしたサンプルテストも早いもので一ヶ月が経過。
今回のサンプルテストは主にメインギアやピニオンギアなどドライブギアで使用する用途となるので、とにかく投げなきゃ巻けないと言う事でひたすらにフルキャストを繰り返してはハンドル操作して回収のループ作業。
このサンプルテストを真夏の間は1分でも多く繰り返して油膜の耐久度を実用にて確認していると言う訳なんですが、もちろん自分以外にも「ド玄人」な@neecoosan@lineslackerfamのお2人にも海水淡水問わずサンプルテストをお願いしてあるので実用での試用としては十分過ぎるでしょう。
ま、そもそもアップグレードだし。
と言う事で毎回リーダーを組み直してスタンバイ。
来たる秋のハイシーズンに向けて更にベストな製品のご提供に向け引き続き体力と精神を削って行きます。
なんつって。

2024年8月2日金曜日

記事。

お食事中失礼、塩害画像です。
毎度お馴染みBOREDのMETHOD製品のサンプルテストをお願いしている「ド玄人」の@neecoosanよりレポートを頂きました。
この個体は@neecoosanが定期的にメンテナンス依頼を受けているシマノの21スコーピオンMDで、普段からアカメやシーバスをターゲットに酷使されているそうです。
しかも水没済みだそうで。
で、自身で本格的に分解洗浄してメンテナンスする人なら画像の何が凄いのか分かりますよね?
塩による結晶や部分的な錆も凄いのですが、画像内に無事な箇所があります。
そう、一番厄介なワンウェイローラークラッチとインナーチューブ。
これNEMEAオイルで仕上げてあります。
基本的にNEMEAオイルもCHIMERAオイルも開発に至るルーツはワンウェイローラークラッチ推奨オイルと言う事で、設計、試作、試用を経て更に実用検証も重ね現在に至る訳ですが、NEMEAオイルとCHIMERAオイルの違いは粘度と防錆手段にあります。
NEMEAオイルは中型~大型向け、CHIMERAオイルは小型~中型向け、と大まかにリールの型番により内容を別けてあります。
これは単にコンパチする事が出来なかった事で2種類になっているのですが、でも巻きのフィーリング調整と言う意味で自分の場合はソルト使用のベイトフィネスリールやバス使用の100番リールでもNEMEAオイルを使用していたりします。
これらNEMEAオイルとCHIMERAオイルもはオイルの粘性を出来るだけ排除してあって、つまりネバネバやヌルヌルが少ないサッパリとしたオイルと言う事でワンウェイローラークラッチに最適です。
で、特にNEMEAオイルはヘビー&タフな用途向けにエステル化学合成油100%のベースオイルは当然ながら、摩擦調整添加剤と耐水防錆添加剤を高配合している事で減摩性と防錆性に優れた強靭な油膜となるオイルです。
特にPE8号やPE10号などの太糸を使用しビッグベイトやジャイアントベイトをフルキャストした上でハンドル操作が主体となる様なシーンの場合、ドライブギアだけで無くワンウェイローラークラッチやメインシャフト根元にあるボディ内ベアリングなどのハンドル操作に直結するパーツの摩耗は他のジャンルよりも明らかに顕著となります。
日々そんな使い方をしていても画像左のインナーチューブは摩耗痕も通常レベルで、画像右のワンウェイローラークラッチも錆の発生は皆無と言う優秀さ。
また、これだけボディ内部に塩の結晶が見られると言う事は相当の海水が浸水している証拠でもあり、画像でもボディカップ内側の縁などは更に多く塩の結晶も見られました。
また、@neecoosanの判断により、ボディカップの内側やサイドカップの内側に予めOMEGAグリスを薄く塗り伸ばしておくケースもあり、今回はその判断も講じて中性洗剤での水洗いだけでキレイに塩や汚れは除去出来たそうです。
と言う事で今回のNEMEAオイルと同様な画像付き事例は過去にも何度かご紹介して来ましたが、このワンウェイローラークラッチにはグリスや高粘度オイルの使用は厳禁です。
グリスや高粘度オイルだとワンウェイローラークラッチのクサビ機構に影響を及ぼす場合があり、オイルやグリスの粘度や粘性がその働きを阻害してハンドル逆転などを起こし易くなります。
もちろんインナーチューブやニードルベアリングの摩耗が激しい場合はオイルやグリスを問わず逆転し易くなりますので要交換ですが、インナーチューブはメタルカーラーと言うベアリングで、ワンウェイローラークラッチのローラー部分はニードルベアリングと言うベアリングです。
これらは工業製品として流通している物でもあるのでキチンとしたベアリングだと言う認識を、そしてそれにはグリスでは無く適正なオイルの使用が国内ベアリングメーカーで推奨されていると言う事、これらを踏まえてゼヒNEMEAオイルとCHIMERAオイルをお使いください。
あ、もちろんスプールベアリングなどでも問題無く使えますので。
このサマーシーズンは非常に動きが早く既にNEMEAオイルとCHIMERAオイルの在庫が少なくなっていますのでお早目にご注文ください。

記事。

今からTシャツ作ってどーすんの?って。
近年は5月のGW辺りから既にTシャツだけで過ごせる気候なのに、8月に入ってから今年のTシャツを作りましたじゃ遅すぎ。
しかもガチなアパレルさん達は既にA/Wの準備中な訳でね。
半年も早く動くガチなアパレルさん達は別としても、せめて5月~6月にはユーザーの手元に届いていないと意味無し。
なのにスポットとして8月9日デリバリーでMFBPS-Tを作っているBORED
ま、これはあくまでもイレギュラーなスポットなのでね。
例年BOREDはS/Sとして5月~6月に焦点を当て毎回リリースして来た訳ですが、今年はまさかの昨年に続く猛暑&酷暑となっているので例年より長く着れるかも。
でも、そーゆー時に限って秋が早まったりしてね。
一応BOREDで使用しているTシャツボディは7.4ozなのでヘビーでタフですし、インナーにロングスリーブなどを重ね着すれば初秋なら間違い無く着れるはず。
って事で先日から先行受注のプリオーダーを開始したBOREDのMFBPS-Tな訳ですが、まブッチャケ常にBORED STOREに在庫がある状態でも構わないと思っているんです。
けどアナウンスしておくとお蔭様で各サイズカラー共に残り枠も少なくなって来ました。
お盆休み前の8月9日よりデリバリー開始となりますので、一応お早目のご注文をお待ちしています。
そしてネイティブ東京人なもんで帰る故郷も無いんですがソレナリに夏休みは頂く予定でして。
未だスケジュールは確定していませんけど夏休み中は発送作業などが一切行えませんので、お盆休み中に使いたいとか着たいなんて場合はナルハヤでご注文ください。

2024年8月1日木曜日

記事。

今年はビッグベイト~ライト&ミドルゲーム~ジャイアントベイトと、ベイトリールの出番が多くなっているせいかスピニングリールを殆ど触っていない。
基本的にBOREDの場合は業務主体で釣行する事が多いので釣行の度に検証や試用を前提とする場合が多く、稀に「あれ?今なんも無いな」と言うシーズンにはガッツリと完全個人の釣行となります。
そんな時に出番が多くなるのがスピニングリールを使用した所謂「普通」の釣り。
なので「普通」に徹する為にタックルもダイワのラブラックスAGS 86MLにシマノの19ヴァンキッシュ C3000MHG、そしてPEは1号でリーダーはフロロの20LBをホームの湾奥運河で使用しています。
これで概ね7g~21g位のプラグのみを使用している訳ですが、要するにスーサン、X-80、ミニエント57、ローリングベイト66、バティッサ93、コモモ125、ワスプスラローム80、ガルバ87みたいな感じ。
でも今年は上記よりも少し軽めの5g~12g位のルアーをベイトフィネスフィネスリールで使う機会も増やした事からスピニングリールの出番が殆ど無いと言う。
確か真冬の1月以来使っていないかも。
そうなると一応状態確認として久しぶりに使っておきたいと思うんですが、なんせハンドルを回してみても異音も無いスムーズさで、ラインローラーを爪楊枝で回すと素直に回るわ、ドラググリスは変色も無く油分もシッカリとあって、何も不具合は感じられないベストコンディション。
それにGW辺りに集中して使用したベイトフィネスリールも気温も湿度も大幅に上昇した今現在でも同様に各所スムーズ。
あ、ちなみにこの2つについての現状は下記セレクトです。

シマノ 14ブレ二アス
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

シマノ 19ヴァンキッシュ C3000MHG
ラインローラーはBALBOAオイル、スプールベアリングにはLIGHT DUTYオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはOMEGAグリス、ウォームシャフトにはOMEGAグリス、メインシャフトにはOMEGAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル、その他は純正。

同様に昨年は使ったか?と思われる20カルカッタコンクエストDC201HGも同様で、コイツなんか最後にメンテナンスして以来一度も使ってないかも。
なので別に分解も洗浄も必要ない状態と判断して一旦ケースに戻す。
BOREDのMETHODオイル&グリスは主要材料となるベースオイルに全て化学合成油を使用しています。
これはグレード(グループ)で表示すると4と5に該当する最高品質の材料となりますが、多くの他社で使用されている鉱物油(精製鉱物油)やミネラルオイルなどの表記は全てグレード(グループ)で表示すると2か3になります。
キチンと正式に「化学合成油100%」または「フルシンセティック」と表記が無い場合は上記のグレード(グループ)2か3のベースオイルとなり、場合によっては曖昧な表記として「化学的に精製された」なんて書き方もあるので注意。
このBOREDで使用している化学合成油の主な特徴は金属に対してプラスマイナスの電気的な力が働く事で化学的に油膜が吸着する点、そしてオイル自体に不純物を含まない事から環境対応範囲が広く酸化や揮発を起こし難いと言う点があります。
つまり頻繁に使用するリールは当然ながら、余り出番の無いリールにおいてもMETHODオイル&グリスでメンテナンスを行っておく事で、一般レベルよりもオイルやグリスの酸化や揮発が起こり難く、状態維持や保管維持の面でも耐久性に優れていると言う事になります。
これは感覚や意見の問題では無くて化学の問題、なので算数や理科の答え合わせと同じく証明が出来る材料。
この猛暑?酷暑?と併せ豪雨や湿度そして高気温や紫外線など、金属にとっては過酷な環境となるサマーシーズン。
お盆休みなどに出番の少ないリールなども徹底的にメンテナンスしては如何でしょ?