検索したいワードを入力ください。

2023年9月6日水曜日

記事。

また台風ですね。
さて、昨日アップしたBSLRオイルのモデルチェンジ記事内にも書いていた様に、ロケットのギアを移植した2台目のレボビーストを使用するタイミングで一緒に使い始めたMonster KissのMX-∞改。
つまりこのMonster KissのMX-∞改も7回連続で海水&汽水で使用して来たと言う事なんですが、購入した新品状態ですぐに行っていたDEFENSIVE防錆コーティング剤の塗布。
爪楊枝を使って各ガイドの根元に1滴垂らしてスレッドとガイドの部分に防錆処理を行ってあります。
DEFENSIVEは塗布してから1時間もすれば半透明に変化して実用可能な状態になり、画像だとスレッドのエポキシコーティングと区別し難いほどに馴染んでいます。
元々Monster Kissのパックロッド全般はダブルスレッドなのでエポキシコーティングも極厚で仕上も凄く丁寧なんですけど、ロッド全般に言える事として使用して行く内にエポキシコーティングにヒビやワレが入り始めガイドのフットから錆が発生する事があります。
コレが嫌なんですね。
特にビッグベイトやジャイアントベイトなど巨大で重量もあるルアーを扱うロッド、一般的なスピニングロッドの様に比較的良く曲がるロッド、フィネスやライトリグの様に最初から良く曲がるアクションのロッドなど、これらにおいては常にロッドの曲がりに反する様にガイドのフットが固定されている事で自然と力の逃げ場としてスレッドのエポキシコーティングに負荷が掛かりますね。
それが経年により徐々にヒビやワレに繋がって来る訳ですが、特に海水&汽水をメインとしている場合はそのヒビやワレに水分が浸入して錆を発生させます。
それをDEFENSIVEにより予め予防していると言う事であって、乾燥後は半透明で軟質な防錆被膜となる事でロッドの曲がりなどに追随し易く定着してくれます。
自分の場合はそれでも毎回の釣行後には風呂場のシャワーでロッドを丸ごと水洗いするのですが、お湯を使ったシャワーでの水洗い程度ではDEFENSIVEが洗い流される事はありません。
実際に7回水洗いしていてもDEFENSIVEがシッカリと付着している画像と言う事です。
もちろん塗料ほど強靭に定着する訳ではありませんが、DEFENSIVEが薄れて来たかな?と言うタイミングで再度塗布する程度であればメンドクサイ事もないでしょう。
また、BORED STOREの製品ページにもある様にDEFENSIVEは常時水中での使用には適していません。
が、場合によってはある程度の期間なら使用する事も可能な場合もあり、自分は海水用のルアーフックにも錆び易い部分にDEFENSIVEを塗布して少しでも長く使える様にしています。
ま、気持ち程度の効果ですけどね。
なので用途はアイデア次第と言う事で、例えば気が付くと錆ているリールボディの外観にあるネジとか、ベイトリールの内側ボディとか、スピニングリールのスプール内側とか、とにかく気が付くと赤錆や白化が出ていたと言う箇所全般に使用可能となります。
そして塩水が蒸発して塩が固着し易い部分などにも予め塗布しておく事で最悪な事態を回避出来るでしょう。
但し、ベアリングやギアなどの様に動きを伴う部分だとDEFENSIVEの被膜が剥がれてしまうのでご注意を。
要するに誰もが知っている木工用ボンドの様な性状と被膜と思ってもらえれば間違いありません。
可動部や摺動部にはMETHODオイル&グリスを、それ以外の防錆対策にはDEFENSIVEを、ゼヒ。

0 件のコメント:

コメントを投稿