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2023年1月31日火曜日

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と言う事で深夜ですが在庫補充が完了しましたBALBOAオイル。
これで品薄のBSLRオイルとHYDRAオイル以外は取り急ぎ全ての在庫補充が完了しました。
未だ全数じゃないんだけどね、取り敢えず品薄や欠品を回避する程度の在庫補充は完了したと言う事で。
で、今日付けでこのDARKSIDEBOREDBLOGの画面に変化が?
そうヘッダー画像の下にスーパー分かり易くブログ内検索ウインドを配置し直しました。
今迄はフッダーにあったんですが、分かり難いよねと言う事で配置し直し。
なのでこのブログ内検索ウインドに例えば「BALBOA」とか「SIGMA」など、知りたいBORED製品の品名を入れて貰えれば関連した記事全てが表示されます。
特にラインナップの多いMETHOD製品についての使い方はもちろん、他社ではまず書かない成分の詳細とか長所や短所までかなり掘れると思いますのでゼヒ気になる製品名を入れて熟読してみてください。
そして明日はご注文頂いていた残りの20th-TIDY TRAYを全て発送する予定。
でも実はこれから最後の仕上げオイルステインを薄く塗布するので、明日の夕方にレターパックライトにてポスト投函しますね。
なので1日~2日あればお届けになるはずです。
2023年最初の在庫補充生産も大体終えた事で、在庫も売る程タップリありますのでゼヒご注文をお待ちしています。

2023年1月30日月曜日

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本日の月曜日から入荷&出荷ラッシュでメチャクチャ忙しくしてますBORED。
先ずはBOREDの20th-TIDY TRAYを予定通り本日より出荷しています。
第一陣としては本日の出荷となりますが、明後日2月1日には第二陣の出荷を行わせて頂きますので、ご注文頂いていましたお客様は暫しお待ちを。
次にVITALのTAG MESH CAPとTAG TWILL CAPが予定よりも早く本日夕方に入荷となりました。
なのでこれから検品を行い明日より出荷を開始致しますが、毎度の事ながら若干のカウントミスがありましたのでBORED STOREの在庫を更新しています。
さて、先週は金曜日の仕事終わり釣行、土曜日のデイSリバー、日曜日の夕マズメNリバーと製品の検証やサンプルテストを連日行いましたが、どうやら昨日のNリバーは上げから所謂アミパターンだった様ですね。
ま、所謂アミパターンて凄く苦手なので全く動じていませんけど、昨日も2ozクラスのみを永遠とフルキャストしていたので、他のアングラーからは不気味に思われていた事でしょう。
「なんだあのオッサン」て。
良いんですマイウェイで、いやサンプルテストだから仕事か。
で、肝心の新製品予定オイルについては全く問題無い状態が続いていますが、今試作サンプルテストで使用している17スコーピオンDC 101HGは敢えて釣行後に水洗いの塩抜きも当然ながら追い注油も行わずに使用しています。
前回までの試作オイルでは46時間以上、今回の微調整を行った試作オイルでは15時間を継続使用しています。
その前までは初期の試作オイルで60時間以上を20カルカッタコンクエストDC 201HGでクリアーしているので参考まで。
なので昨日辺りから若干メインギアに塩の?シャリ感が出て来ましたが、そりゃこれだけ使用していれば塩の結晶は僅かながら発生しているんでしょう。
でも結局は使用した各所が錆ずにワンウェイの逆転も出なければ合格と言う事なので、フォロワーの猛者お2人と共にもう少し酷使してみます。
で、BORED STOREの製品ページにも記載している様に、CHIMERAオイルはベイトリールで言うと50番~200番の主に淡水使用をメインとしたワンウェイクラッチ(ローラークラッチ)に最適な粘性と性能に仕上げていて、それ以外にも当然各所のベアリングにも使用が可能です。
そして今回の新製品予定オイルはそのCHIMERAオイルを更に高粘度化させて防錆性を大きく向上させた物となり、更に過酷な200番~400番での海水使用をメインとしていて、こちらも各所のベアリングに使用する事も出来ますが、特にボディ内のベアリングには最適ではないかと思われます。
もちろんスピニングリールでも同様に対応出来るはずで、それはCHIMERAオイルでも既に実証されている事からの判断です。
と言う事でなんとか2月中には新製品予定オイルを発売出来る様に絶賛サンプルテスト中につき、ビッグベイトやジャイアントベイトはもちろん、オフショアジギングやオフショアキャスティングなどの青物でも、またライギョなどのヘビーカバーでも対応出来ますのでゼヒご期待ください。

2023年1月26日木曜日

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2023年最初の生産となりますBOREDのVITALより発売の定番製品TAG MESH CAP。
今季はこの3カモフラージュでの展開となりますが、実は個人的に自前のアパレルを余り着る事が無いんですね。
普段は無地やワンポイントが多くTシャツだけになる夏場であっても余り変わりません。
これはBOREDを立ち上げた2003年くらいからずっとそんな感じで、イベントなどへ出展する際だけは着て行ったりする位で。
恥ずかしくってね。
でもそんな自前を着ない男な自分でもVITALのTAG MESH CAPは全部コンプリートしているんです。
その位に好きって事。
一般的にカモフラージュと言えばどーしてもミリタリーカモフラージュとなりますが、何と言うかミリタリーカモフラージュを着たアジア人独特の「輩感」がどうやっても好きになれず、それはどんなモデルやタレントが着ていてもダメで。
一方で世間でも余り見かける事が少ないハンティングカモフラージュは一時期REAL TREE社などでもお馴染みになりましたが、実はアメリカ本国では圧倒的にこのMOSSY OAK社がガチで、BASS PRO SHOPSが取り扱っているアパレルなどでも良く見かけますね。
行った事ないけど。
今回画像の左にあるSHADOW GRASS BLADESと真ん中のBOTTOMLANDはMOSSY OAK社と言えばなド定番で、右のMOUNTAIN COUNTRYはMOSSY OAK社でも新しいカモフラージュになります。
それ以外にも他に3種類があるんですが、VITALでは3パターンをイレギュラーに組み合わせて毎回発売しています。
で、今回はこの画像の3パターンと言う事で、次の発売となる夏頃には別の3パターンになるでしょう。
メッシュ部まで全面カモフラージュでポリエステルなので速乾性に優れ色褪せも殆ど起こならい万能帽。
そのTAG MESH CAPですが、あと1週間程で入荷して来ます。
BORED STOREの製品ページにも記載の2月3日から予定どおりにデリバリーとなる予定です。
今現在BORED STOREの残り枠も少なくなっていますので、ゼヒこのTAG MESH CAPを被りハイシーズンのアウトドア全般でヘビーユースしちゃってください。
BORED STORE限定販売につきゼヒお早目に。

2023年1月25日水曜日

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フィネスやライトリグの世界。
自分はあいにくフィネスやライトリグの釣りをした経験が過去に数回ほどしかありません。
それは単に自分の性格に合わないからであって、自分がルアーフィッシングに求めているスタイルでは無いと言うだけの事。
20台半ばのバス釣り最全盛期なんて弟と2人で買ったバスボートに乗り霞ヶ浦でバスを釣りまくっていましたが、その時もスピニングタックルは1セットも持っていなかったと言うほど。
なんでツネキチ?ダウンショット?なんて一度もやった事がありませんしマス針すら使った事もありません。
でもノベザオなんかで日本淡水魚などの小物をミャク釣りをするのは好きなんですけどね。
なのに実はBOREDのMETHODユーザーに多く存在しているフィネスやライトリグのユーザー。
ユーザーからの問い合せなどをカウントすると、エリアトラウトなども含みアジングやメバリングなどのライトソルト全般やバスフィッシングにおいてもかなり多くのユーザーが存在しています。
なので自分も「やらない」よりは「やってる」方が良いのは承知しているんですが、どうやっても時間と金が無いと言う事にしていまして。
で、そのフィネスやライトリグのユーザーから絶大な支持を得ていた過去製品のKRAKENオイルとGOLYATオイル。
これは昨年の春過ぎに最後の在庫補充生産を行った後、結果として一部材料の入手が困難になった事で生産完了の廃盤とする事になりました。
その後継製品として昨年初冬にようやく発売したBALBOAオイルがあります。
上記のKRAKENオイルはISO VG7と言う超低粘度で比較的サラサラと粘性の少ない潤滑性を重視したオイル、GOLYATオイルはISO VG9と同じく超低粘度の中でもネットリと粘性も出してある耐久性を重視したオイル。
この2つの特性を1つに集約する事は出来ないか?と言う事で実現したのがBALBOAオイルなんです。
パッと見ではKRAKENオイルとGOLYATオイルの中間位な粘度に感じる人もいるでしょう。
でも実際に油膜の拡散や浸透においてはBALBOAオイルがワンランク上となり、この過去記事でも画像を上げた様に、金属板の上に一滴垂らすと時間の経過と共にBALBOAオイルの油膜だけが大きく広がりを見せています。
これを流動拡散性と称しMETHODオイル製品中ではBALBOAオイルだけの特徴であって、これはべースオイル単体で言うとVG3やVG5に相当する流動拡散性です。
この流動拡散性とはあくまでも平面上での事であって、これが3Dになりラジアル方向のみへ回転するベアリングに使用すれば浸透性や潤滑性となる訳です。
但し、単に超低粘度化をエスカレートさせても全く意味は無く、油膜が金属に対してシッカリと吸着&定着していなければ意味がありません。
まぁ毎日完全分解して注油するのであれば話は別ですが。
なのでVG3やVG5はどうやっても実用レベルではありません。
例えるなら「極寒マイナス20度の環境でモータースピンドルを毎日回転させ続ける」などの様なシチュエーションでなければVG3やVG5は全く不要です。
もちろんそれもBALBOAオイルの様にベースオイルに化学合成油100%を使用している上での話です。
そこで特にフィッシングリールの様なミニチュアベアリングの中でも比較的低負荷な実用レベルを検証していった結果、現在のVG7~VG9辺りが超低粘度な領域の最適レベルだろうと言う事になりました。
そしてベースオイルをKRAKENオイルとGOLYATオイルで使用していたポリアルファオレフィン合成油からエステル化学合成油へ変更した事で、化学的吸着性、耐熱対候性、摩擦係数の全てにおいて数値を上回る結果となり、これはMETHODオイルの低粘度ラインアップとなるVG15のCHIMERAオイルやVG46のLIGHT DUTYオイルも同様に薄い油膜ながらも確実に存在させる事が出来るからです。
つまりKRAKENオイルとGOLYATオイルと同等領域の粘度ながら油膜の浸透性、潤滑性、耐久性がワンランク向上した超低粘度オイルがBALBOAオイルと言う事です。
なのでフィネスやライトリグにおける一般的な用途としてスプールベアリング、ラインローラー、ハンドルノブベアリングなどにはBALBOAオイルを、ワンウェイことローラクラッチや各所の摩擦摺動部にはCHIMERAオイルを、メインギア、ピニオンギア、オシュレートなどには耐水性と耐熱性に優れたウレア系グリスのOMEGAグリスを、ドラグワッシャーにもMETHODのウレア系グリス5製品は全て対応していますので、自身がコダワル巻き感やフィーリングに合わせ先ずはこの3製品辺りからお試し頂ければと。
また、完全に海水での使用の場合は上記のBALBOAオイルをHYDRAオイルへ置き換え、巻き感に関する部分においてはTHETAグリスへ置き換える事も有効です。
ゼヒお試しを。

記事。

現在絶賛サンプルテスト中の新製品予定オイル。
試作を作る経緯に至ったのは細分化するフィッシングシーンにおいて、高荷重高負荷に対応する為にCHIMERAオイルの特性をLIGHT DUTYオイル程度の粘度で再現すると言う事から。
確かにこのポジションのオイルが不足していたのは自覚していた事もあり、先日発売したBALBOAオイルの設計と殆ど同時に進めて来ましたが、生産完了の廃盤によりポジションを失った超低粘度オイル枠を先に埋める為にBALBOAオイルの発売を急ぐ必要があり現在に至っている訳です。
そしてBALBOAオイルが発売した事で現在は新製品予定オイルとしてISO VG68相当となるBOREDのMETHODオイル中では中粘度なオイルの試作開発を行っています。
で、その際にサイクルユースでの応用も当然見込んでいたので、知人のシクロクロス車体でハブベアリングに使用させて貰ったんです。
アメリカのENDURO社製で6902番と言うサイクルユーザーにはお馴染みの型番ですが、非接触型につきシールド効果は接触型より劣ります。
その非接触型をシクロクロスの様なマッド&ウェットな悪路条件で約二ヶ月継続使用してもらいました。
ちなみに土日はレースまたは遠出で平日は週に3日は仕事終わりに数時間の練習走行だそうです。
その6902がコチラの画像。
全くもって錆の発生は見えずに少しノイズを感じる程度で脱脂洗浄して再度注油し直せば実用上は解消するレベル。
で、このテストで使用してもらった試作オイルは現在最新の試作オイルよりも耐摩耗性が低いと言う。
まぁ元々BOREDのMETHODオイルは特に極圧性に関して完全にオーバースペックで数値設定しているので、例えばこの初期試作オイルの半分の数値設定でも焼き付きは起きないはずです。
でもやはり気になっていたのは防錆性。
これは現段階でクリアー出来ていると思うので、これから先はシーズンオフとなったシクロクロスでもテストを行ってもらい、更にフィッシングユースでは自分も含めフォロワーの猛者お2人にも協力してもらい3人体制で詰めて行きたいと思います。
なので今迄BSLRオイル単体やBSLRオイルにHYDRAオイルを混合カスタムし中粘度化させていたサイクルユーザーにとっても朗報になれば良いなと思っています。
防錆性と減摩性に優れ粘性を極力抑えサッパリとした質感はチェーン離れも良く、LIGHT DUTYオイルよりも少し高粘度につきストリートからレースまでシーンを選ばずに使えるはず。
本日付けで最終試作サンプルを完成させたので2月?の発売にゼヒご期待ください。

2023年1月23日月曜日

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いや~ガッツリと寒いですね。
さて、そんな月曜日の本日ですが、久しぶりに完全パーソナルな話にて恐縮です。
先ず、毎週金曜日の仕事終わり釣行は余りにも寒くて釣行後の早朝にスタメンのSUCKTAKとKENNYの3人で牛丼屋へ入ったんです。
5時半くらいで未だ外は真っ暗です。
で、その時に愚妻からラインが入り我が家の裏庭にある鉄扉が開いた音がして誰かライトを持って入って来て直ぐに出て行ったと。
その直後にパトカーが赤色灯を点けて走っていたみたいで。
取り敢えず直ぐに帰れないので先ずは台所とかの電気を点けておけと指示。
KENNYに車で送ってもらったので、直ぐに帰宅して裏庭の扉をチェックすると確かに開いている。
部屋に入り愚妻に詳細を再度聞き、今後自分が鬼残業などで不在時に再び同じ様な事があったら外を覗かないで部屋の電気を点けまくれと伝えました。
で、昨日と言うか今朝の事。
6時ちょうど位に裏庭の鉄扉が開いた音で目覚め、直ぐに自分がカーテン越しに外を覗くとライトを点けた奴が一人入って来ては再びすぐに出て行く様子が見えた。
直ぐに玄関に常備している強力なLEDライトと木刀を持って裸足で外へ出る。
と頭にライトを点けた作業着姿の30代半ばの男がウロチョロしている。
で、すぐに「おいっ」と声を掛けて詰め寄ると「えっ」と言いながら慌てる慌てる。
隣の運送会社の事務所には顔馴染みで毎日挨拶する超強面のオジサンが仕事している姿も見えるので心強い。
そして木刀の間合いで詰め寄り(剣道有段者なので)「何してんだテメ」と聞くと、「水道メーターの交換です」と返事。
え?
自分も「こんな時間に?」と聞くと「すみません」と苦笑いしながらの即答で「マンション全体の総括なので」と業界通用語?で返事される。
いや、知らないけど。
で、金曜と言うか土曜の早朝にも来たか?と聞くが「いや~来てないっすよ、多分」みたいな曖昧な返事だけど、取り敢えずなら良いわと言いながらも非常識な時間だから通報する所だったとも伝える。
スミマセンを連発しながら「少しメーター交換で音を出します」と言われ5分程度ですぐに帰って行った気配。
マンション側からは何も聞いていないし、でも先週の早朝の件はハッキリしていないし、世間では東京を含め関東を中心とした強盗のニュースが頻繁なので少しオーバーかと思いながらひとまず安心。
で、先ほど水道局に電話してメーター交換の履歴はあるか?と聞くと「総括で交換予定に入っている」と。
ホッとしました。
交換業者のお兄ちゃん、脅かしてゴメンナサイ。
そして結果的になんでもなくてスミマセン。

2023年1月22日日曜日

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さぁ、ね。
もう皆さん20日は仕事もしないで日中からPCの前に座りっ放しだったんでしょ?
自分は敢えてサーバーの落ち着くであろう午後遅くから閲覧しました、頭が良いので。
でも、魚を獲る為の釣りと言う意味では常に最新タックルである必要は全く無いんですが、単に男子心。
新製品はコレにつきますね。
F1ドライバーにはなれないのF1カーの細部まで見てみたいし、戦場に居る訳じゃないのに銃器をカッコ良いと思ったりね。
23新製品。
技術の進歩は多かれ少なかれ確実に見えて、日本が世界に誇る釣具業界は非常に頼もしいなって思いました。
自転車業界も同じくなんだけど、趣味の分野はまだ日本が最先端でいられてると実感。
さて、今回も事前の噂から自分的にイクかも?ってところがアンタレスDCMDだったんです。
でもまぁそー来るよねって仕様で、完全に導入となるガッツがイマイチ感じられないのは自分がカルコンDC201を持っているから。
だったらカルコン300MDかとも思ったけど、良く考えたらロープロでタフなモデルが欲しいから今は却下。
で、自分的には昨年末って言うか未だ一ヶ月経ってない?タイミングで敢えて特価でも無いのに19ヴァンキッシュC3000MHGを導入したと言うタフガイな訳ですが、今回パッと見では代り映えしていない23ヴァンキッシュ?
コレは欲しいな。
気になる点はステラ同様の密巻と新しいローター。
そしてなによりシャープなデザインとカラー。
これだけの事。
だって重量は先日言った通りもうこれ以上どーにもならないし、むしろこれ以上の軽量化は求めていないでしょ?
と言う点ではダイワのエアリティも凄く良いんだけど、ちょっとローターがデブな点とやはりカラーリングが気に入らない。
前モデルは本気で導入するか迷ったけど、敢えての新モデルは無いかなぁと。
そしてリミットブレーカーIM Zね。
正直これどーなんだろ?ってところですが、失礼ながら多分なんとなく続かない気がする。
だけどかなり頑張った感は伝わるし気合いも感じるチャレンジ製品。
但し充電するって言うのだけはもはや釣具なじゃいよって。
取り敢えず巷の動向を見てみたいところですがサイズやメカニカルな部分は凄くアリ。
そして全体的な結果として高評価を与えたいのがエクスセンスXRね。
これはもう最新&上位の機能が多く採用されているでしょ?これこそアップグレードと言うかモデルチェンジの正当かなって。
ハイミドルクラスで悩むならコレ一択で良いし、4000もMXGなんでシーバスなら下巻不要な点もヨロシイ。
その他?ロッドもルアーも含め見てませんし、もう世相が反映され価格の高騰が凄まじいなって印象が第一、仕方ないんだけどね。
だから予約したなんて聞くと皆さんお金持ちですねって。
ま、そんな事より先ずはウチの新製品予定オイルをどう仕上げるか?新たな進展もありましてね。
ビバ貧乏暇無し。

2023年1月20日金曜日

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嘘ついちゃって、スミマセン。
でも結果良好だZっ。
さて、当初は昨日付けで投稿するつもりでした防錆テストなんですが、あれから特に変化が起きていなかった事もありキリ良く100時間を経過させてみるかとなりまして。
取り敢えずテスト条件を再度オサライします。
先ずはカッターの刃を1片追ってから数回に渡りパーツクリーナーで脱脂洗浄します。
そしてステンレストレーの上にペーパータオルを載せ、そこに海水の2倍となる塩分濃度7%の塩水を染み込ませます。
脱脂洗浄したカッターの刃にサンプルオイル1、サンプルオイル2、BSLRオイル、市販ラス〇ネを両面塗布します。
カッターの刃は常時素手で触らずにピンセットで掴んで作業を行います。
塗布は綿棒に染み込ませたオイルを目視で薄く均一にカッターの刃両面へ塗布しています。
そのオイルが塗布されたカッターの刃をペーパータオルの上にランダムに置いて動かしたりせずに放置します。
数時間おきにトレーごと90度置く向きを変えて染み込んだ塩水の偏りを公平化させ、同時に都度ペーパータオル四隅に3滴の塩水を追加します。
これを24時間放置した物が最初の投稿で、そこからカッターの刃の位置を移動させた物が翌日の投稿です。
で、今日は100時間経過した後にカッターの刃を裏返して錆の発生具合を確認しました。
と言うのが画像の状態です、表側は何も変化が無かったので。
とにかく今回は早く結果を知りたい事から早く錆を発生させると言う矛盾?により塩分濃度を7%と海水の2倍に設定し、更に水中では無く常に空気に触れさせる事と時々塩水を追加する事で錆の促進を促す方向でテストを行いました。
で、実際に当然ながら錆は発生しますが、その錆の範囲と錆の状態を見る事が目的です。
今回の各オイルには防錆添加剤が配合されていますが、この4オイルの中で粘度の低い順に言うと市販ラス〇ネ、サンプル1、サンプル2、BSLRと言う順になり、つまり油膜が薄い順とも言えます。
市販ラス〇ネは天下のワ〇ーズ社製のスプレー缶入り高性能潤滑油で、実はBOREDも業販取り引きがあるんですが、個人的にも高次元な万能スプレーオイルとして好きなオイルです。
但し、市販ラス〇ネの気に入らない点はPTFEことフッ素配合で、その配合量が他社に比べて非常に多い事と、スプレー缶タイプだけにオイル中に含まれるガスが完全に抜けるまでかなりの日数を要する事。
これがBORED的には必要無い点です。
ベースオイルは化学合成油で塩素も無使用ではありますが、潤滑性と併せ浸透性と防錆性を最大のターゲットにしているオイルなので今回は敢えて他社製品も含めてテスト対象としました。
で、結果として錆の発生をワザと促進させる条件で行ったテストですが、ペーパータオルと接触していない表側には錆の発生は全くありません。
そして肝心の裏側ですが、予想に反し?錆の進行が思いのほか少なく結果としては良好です。
やはり油膜の厚さも影響するのは当然ですが、市販ラス〇ネから錆が発生し次にBSLRオイル、そしてサンプル2から極僅かながら薄い錆が見られ、最後にサンプル1にも極僅かな薄い錆が見られました。
これが初日の24時間経過時点。
で、翌日の52時間経過時点ではもっと錆が出ないかなぁ?と言う事で、ペーパータオルに置いた各カッターの刃の位置をズラしてフレッシュ?な塩水に接触する様にしてみました。
でも昨日の時点で大きな変化は見られずに特に記事にする様な面白みも無かったので、本日まで延長して100時間経過させてみた訳です。
そして裏側を見てみた結果として、当初思っていたよりも錆が発生していないと言う事に。
見方によっては油膜の厚みがフォローされているのが推測され、ペーパータオルに接触していながらも部分的に油膜が薄い箇所だけに錆が発生したと言えるでしょう。
とするとその錆の範囲や濃度だけを見れば防錆効果が判断出来るとも言えます。
特にサンプル1とサンプル2の錆は薄く指で拭けば取れてしまいそうな程です。
市販ラス〇ネの防錆添加剤が一体どーゆー成分を使用しているかは不明ですが、BSLRオイルは特殊防錆被膜を生成する防錆添加化合物を、サンプル1とサンプル2はBOREDのMETHODでは初となるオリジナル耐水性防錆添加剤を使用しています。
なので防錆させるシステムが全て違うだろうと言う事でのテストでしたが、まぁ既にオリジナル耐水性防錆添加剤は散々テストを行って来た事もあるので自信もありました。
特にオリジナル耐水性防錆添加剤をJISの湿潤試験(気温50度で湿度95%)でテストした結果は500時間以上も錆の発生が見られませんでした。
500時間ですよ。
もちろんこれは塩水では無く真水ではありますが、高温下で高湿度な条件では確実に錆の発生が促進される条件です。
このオリジナル耐水性防錆添加剤をベースオイルのエステル化学合成油に最大配合した物がサンプル2でその半分配合した物がサンプル1と言う訳です。
オイルとしての粘度をもう少し高粘度化させるか?を悩んでいる最中ですが、サンプルテストをお願いしているフォロワーの猛者お2人の経過報告と併せ来週中に再度改善して行く予定です。
なので1月中の発売はあり得ないと言う方向になりましたのでご了承を。
とにかく試作しては実用テスト、改善しては実用テスト、仕上げては実用テスト、そして最終的に業者テストを行い数値的にも問題が見られなければ製品化と言う流れは他のMETHODオイルと同様です。
今回の新製品予定オイルはCHIMERAオイルの特性をLIGHT DUTYオイルの粘度で実現すると言う課題につき、中粘度ながらもサッパリとした質感で摩擦と防錆に特化した性能。
LIGHT DUTYオイルよりは少し高粘度にしますけど。
今暫しお待ちください。
いや、でも安心しました。

2023年1月19日木曜日

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ちょっとやる事がいっぱいで例のテスト結果報告は明日に持ち越します。
さて、画像のスピニングリールは19ヴァンキッシュC3000MHGですが、謎盗難に遭ってから手持で使えるスピニングリールが無くなってしまったので、急遽昨年末に導入する事になった自分史上で最高のスピニングリール。
以前使っていた21ツインパワーXD C3000XGも凄くバランスが良かったんですが、やはり細部の作り込みや最上位機種のステラにさえ搭載されていない独自素材などを含めて考えてもシマノの気合が感じられます。
ま、でも明日?にはシマノの23ヴァンキッシュが発表になると言う噂ですけどね。
全く気にしません!て程に溺愛している19ヴァンキッシュ。
何かとやる事が多くて導入してから触る機会が無かったんですが、そのラインローラーをグリスレスにしてBALBOAオイルで仕上げてみました。
純正にはシマノの撥水グリスなる物がベッチョリと塗布されていますが、いかんせんラインローラーの回転レスポンスが悪い。
もちろん耐水性?を考慮してのグリス仕様かと思われますが、逆にグリスをキャンセルしてオイル仕様にしてしまった方がメンテナンスにおいてはかなり楽になります。
それに回転が凄まじい事になるので、これからバチシーズンに突入するシーバスやライトソルトなど比較的フィネスな状況にはベストマッチかと思います。
昨日から引き続きテストを行っている新製品予定オイル。
BALBOAオイルにもこれに使用しているのと全く同じBOREDのMETHODオリジナル耐水性防錆添加剤が使用されています。
本来は淡水専用としているBALBOAオイルですが、ラインローラーなどへの使用においては恐らく海水状況でも問題なく機能するはずで、現に昨年末までは21ツインパワーD C3000XGで十分なテストを行って来た事からも言えます。
ラインローラーをバラした後はパーツクリーナーなどで脱脂洗浄し、その後20分ほど放置乾燥させてからBALBOAオイルを十分注油し、はみ出た余分なオイルは拭き取ってやります。
それから再度の組み付け時にはネジ部分やベアリングの受け側にDELTAオイルを薄く塗布してから組み付けてやります。
これで隙間に入り込む水分をシャットアウト出来るので、機能に関係しない組付時にはDELTAグリスを使用した簡易シール剤としての役割もお勧めです。
新製品情報も楽しみですが、手持現役リールのケアもゼヒお忘れななく。

2023年1月18日水曜日

記事。

さて、昨日の続き報告です。
昨日までの状況は前記事を確認ください。
ちょっと業務都合で時間が大きく過ぎてしまいましたが、昨日のテスト開始からトータルで52時間が経過したカッターの刃。
塩分濃度を7%と海水の2倍以上の特濃塩水をペーパータオルへ染み込ませ、数時間おきに更にスポイドで3滴の塩水を加えながらトレーの位置を変えて来ましたが、今日はカッターの刃自体の置き場所をズラしてからの経過観察です。
昨日からカッターの刃の位置をズラした事で見えなかった錆の発生状況が分かりますが、変化として市販ラス〇ネは錆の発生が普通レベル?で見られ位置をズラした先でも錆が発生しています。
METHODのBSLRオイルは一箇所のみ錆が点で発生していますが、こらは恐らくそこだけ油膜が付いていなかった?と思われます。
肝心のサンプル1とサンプル2でもサンプル2に極薄く錆が発生していますが、サンプル1でも見えるか見えないかくらいに極薄い錆の発生が見られました。
昨日の元位置からズラした跡に錆が見られる事での判断です。
ちょっとサンプル1の跡が光ってしまい見え難いですがホント薄い錆が見られます。
と言う事で流石に塩分濃度7%と海水の2倍につき現時点で全てにおいて錆の発生が見られますが、錆の発生範囲を見る為に継続して放置して、次は錆が発生している面を確認したいと思います。
新製品予定のサンプルオイル達、中々良い仕上がりかなと。

記事。

さぁ~間も無くシマノもダイワも新製品が発表されますね。
で、皆さんて今現在も新しいタックルって欲しいですか?
若い子なんかは欲しがるでしょうね、それが自然です。
でも自分くらいのオールドスクールになって来ると「新製品=購入」には至りません。
あ~大人の事情をブッチャケると忖度または関係しているメーカーの物は買いますよ。
でね、この数年ドップリとハマっているシーバス釣りにおいては過去記事を探って貰えば分かる通り使用ルアーに制限を設けていて、いや正確にはシーバス釣りだけで無くルーツであるバス釣りにおいても同様に使用ルアーのジャンルを決めています。
これが自分なりのコダワリで。
で、シーバスであればワームもジグもブレードもテッパンも一切使わずにプラグだけって決めていまして、そのプラグもウェイトが7g以上しか使わない。
ついでにバスであればラバージグ、フロッグ、バズベイトなどしか使わずワームどころかプラグすらも使わないと。
そんな訳で新製品だからと言って特に既存と完全に被る様なルアーは基本買わない方向です。
例えばウェイキーとサザンカならどちらかにするって事ね。
でもリールだけはどーしても業務に直結して来るんで買わざるを得ないし、それも上記の自分スタイル中に見合う物があればと言う事。
そしてなるべくハイエンド機を買う様にしています。
もちろん50歳を過ぎた大人の見栄だからと言う理由じゃなくて、各社の最新機能が満載されているからって事ね。
今どーしても必要と言うリールは200番~300番で丸型じゃないベイトリール、まぁコレが発売されるならって話ですけどね。
後はC2000番のスピニングリールも。
これは先日謎の盗難に遭ってしまったので業務的にも買い直す必要がありまして。
しかし第一はやはり300番ベイトリール。
スコMDでもグラップラーでもクラドでも直ぐに入手出来るシマノの300番は巷にあるんだけど、結局はグラップラーの焼き直しや海外版だからと言う理由で躊躇しています。
理想は自分が愛して病まないバンタムの200番なんか出ればね、もうこれはソッコーで導入でしょうって事になるんですが、どーやらそんな事前情報は皆無な様で。
で、一方で例えば09スコーピオンことスコーピオンXT 1501-7とか、150番~200番でナロー過ぎないスプールを搭載した過去機種。
BOREDのMETHODコアユーザーのフォロワーさんに一人強力な人が居るんですがw その人の様に過去機種を安価に入手して自身でカスタムとメンテナンスを施す事でナンチャッテSDGs的なね。
新製品に手を出すのは簡単なんだけど一世代前の機種をリサイクル魂で蘇らせて現役バリバリで使用するって言うのは全然アリだと思うんです。
場合によってはメーカーの補修部品として未だ入手可能なパーツもあるし、そうでなければ中古を数台入手しておいてパーツ取りとする。
だからこそオイルやグリスの性能や品質が重要視される事になって、油膜の寿命や酸化が起き難い事なんかも併せて見直されるべきかなって。
ま、BOREDの人がそう言ってるんだからそりゃ自社製品アピールするわなって話ですけど。
自分の場合は数年前にノスタルジー心から25年?位前の当時使っていたABUの4600シリーズを入手して、それをガチでカスタムする事で現在でも十分通用する仕様にしてあります。
画像のABU 4601C ROYAL EXPRESSと4601C GUNNARの2台。
サードパーティーメーカーやカスタムパーツメーカー、更には中古パーツを盛り込んでマグネット仕様の現役バリバリ機種に仕上げてあります。
あいにくコロナ禍となってしまった事で完成してからは使用予定だったライギョ釣りやナマズ釣りへ行けてませんが、定期的にMETHODオイル&グリスでメンテナンスしてラインも巻き替えてあるのでいつでも出撃可能な状態です。
ABUの場合は世界中にユーザーが多く存在している事から部品取り用としてもパーツは無限?に在り、また日本の場合はサードパーティーメーカーやカスタムパーツメーカーがメチャクチャ頑張っているんで将来的にみても十分に持続可能です。
自動車でもスマホでも毎年または数年おきにモデルチェンジやアップグレードするのが常となってしまった現在。
数年前の機種でさえ「古っ」て言うのは如何なものかと。
古い機種をメンテナンスしてカスタムして使い続けると言うのも超立派なエコであるかなって。
個人的には07メタ二ウムや09アルデバランMG7を超絶気に入って4台平行使用していた事もあり、あの年代のシマノベイトリールには思い入れもあります。
あ、ちなみにメタ二ウムは97から使い出しました。
なので07メタ二ウムのボディ形状を継承した13エクスセンスDCもDC故障で放置してありますが、未だに好きで復活させようか悩み中だったり。
って事で、サードパーティーメーカーやカスタムパーツメーカーには引き続き頑張って欲しいと言う願いと、それらに必要不可欠な我らメンテナンスサイドも頑張っていかなきゃなと。
リールメーカーも含めたタックルメーカーも少しは考えてみてくださいね、毎年恒例となった新製品ラッシュの行く末を。

2023年1月17日火曜日

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あ~肝心な事をお伝えし忘れているなと気が付いた本日。
今回の新製品予定オイルで使用していると書いたBORED初のオリジナル防錆添加剤について。
このオリジナル防錆添加剤とは、詳細な成分こそ企業秘密ではありますが、ザックリ言うと水置変換性防錆剤にヒントを得た応用として、水分を金属表面から押し出す?弾き出す?そんなイメージの排水メソッドを利用しています。
なので特に海水環境や雨天対策で既に定番となっていますBSLRオイルやHYDRAオイルの様に水分が金属に直接触れない様に特殊被膜で覆うメソッドとは異なり、あくまでもオイル自体に水分を排水させる様な働きを持たせていると言う事。
で、簡単にテストした物が画像ですが、これはあくまでも簡易的に行ったテストなので。
先ずは市販のカッターの刃を1片単位で折りまして、パーツクリーナーで数回表裏共に脱脂します。
そのカッターの刃に綿棒へ染み込ませた各オイルを薄く塗布しますが、この時に指で直接触らない様にピンセットを使用しています。
でトレイの上にペーパータオルを置き塩分濃度7%に調整した塩水を予め染み込ませておきます。
これなら塩水も均一にペーパーに染み込んでいるので塩水の変な片寄りは起こりませんし、常に空気に触れている事で錆の発生が促進されますね。
キモは実際の海水の2倍程と高濃度に調整した塩水であると言う事で、この方が結果である錆が発生するのも早いので。
あ、使用したオイルは左からサンプル1、サンプル2、BSLRオイル、市販のラス〇ネです。
そして数時間おきにトレー自体の向きを90度変えていますが、これはトレーを置いている土台が傾いていれば公平では無い?と言う事からの事で、その際に併せてペーパーの四隅にスポイドで3滴の塩水を追加で足しています。
今時期は空気が乾燥しているので蒸発が早いですからね。
そこから24時間経過した時点で錆が発生した面積が多いのが画像の様に市販のラス〇ネ、次にBSLRオイル、サンプル1とサンプル2はこの時点で錆の発生はありません。
但し、当然ながら各オイルの粘度や粘性も異なるのでカッターの刃に付着している油膜の厚みは均一では無い点は考慮に入れてください。
まぁでも常にペーパータオルに付着している条件は公平なので、素直に結果として受け止めても良いのかもしれませんが。
そして明日は更に条件を公平にする為にカッターの刃を置いている位置を変えます。
今置いている場所からピンセットで掴んで全く違う位置に置き直すんです。
これで更に公平にペーパータオル上に置かれていると言う事になりますね。
そこから更に24時間経過すると?これで今よりも錆の発生は促進されるはずなので決着が付くはずです。
明日また結果をアナウンスします。

記事。

現在最終的に試作サンプルとして2種類を仕上げた新製品予定オイル。
でも何故か腑に落ちない。
BOREDのMETHODオイル中では珍しく粘度がバッティング傾向するオイルであって、粘度が近い製品のLIGHT DUTYオイルとはISO VG粘度で言うところの粘度差が10しかない。
10と言うと鈍い人なら違いが分からないくらい。
でも現在50番~200番位のベイトリールにおけるワンウェイクラッチ(ローラークラッチ)にはCHIMERAオイルがあり、今回はその上を行く200番~400番位のベイトリールで使用出来る物をメインターゲットにしている。
ではLIGHT DUTYオイルでも良いのでは?と思われるかもしれませんが、それだと以前METHODお取り扱いDEALERで使用した際にハンドルの逆転現象が起きてしまった事が確認出来たと。
LIGHT DUTYオイルは基本的にポジティブな潤滑をコンセプトにしているので、滑りを促進させる為に粘弾性なども加えてあるので当然ストップが効かない場合もある。
もちろんそれは単にワンウェイクラッチ(ローラークラッチ)のニードルベアリングやインナーチューブが摩耗している事も原因なのですが、その判断は一般素人では見分けが付き難く、目に見えて錆や焼き付きでも起きていれば話は別ですけど綺麗な状態であれば摩耗の確認は難しい。
それにインナーチューブは厳密に言うとメタルカーラーベアリングでもあるので、あれだけ面積の大きなパイプ状ベアリングと考えるとキチンとした油膜を定着させる必要がある。
と言う事での新製品予定オイルが必要だと言うメンテナンス現場からの要望に応える形で開発や設計を進め現在に至っています。
で、上記の事からCHIMERAオイルは油膜の定着&吸着を添加剤に頼らずべースオイルレベルで行う必要がある為にフルエステルを使用し、更に摩耗性も極圧性もキチンとコントロール出来る様に配合している。
そして大気中における放置状態においては長期に渡り防錆効果も得られ、これは該当するアメリカ軍規格のMIL-SPEC数値をクリアーしている。
つまりCHIMERAオイルは低粘度ながら最高に強靭な油膜で防錆性にも優れているんです。
なのに質感はサッパリしていると言う点が最大のウリであって、これこそワンウェイクラッチ(ローラークラッチ)にも最適ですよと言う事。
でも200番を超える大型?のベイトリールでキャスティングを繰り返す場合、どうしても太いPEラインの使用が前提となって来るので当然ながらPEラインの構造的に水を多く絡めてしまい、スプールからボディまで水の侵入が顕著になって来る。
本来はそうならない為にリールメーカーが物理的に何か策を講じるべきなんだけど、実際にはパッキンやゴムシールを配置しても水は侵入している。
ならばCHIMERAオイルよりも高粘度で耐水性にも優れた同目的のオイルが必要ですねって事になり、半分はウチがやるべき事か?とも思いながらもヤレるのはウチだけか?とも思い、リールメーカーの欠点を補うべく取り組んでみたのが昨年の10月後半くらいから。
で、それなら排水する?防錆添加剤って言う考え方を思い付き、しかも油膜は強靭に定着&吸着させたいからエステルベースである必要があって、で提携する材料業者に聞いてもそんなの無いよって。
なら自社で作るしかないなと言う事で、ケミカル業界でも異業種となる某メーカーに話を持って行ってみた訳。
すると異業種ながらもケミカル知識は十分にあると言う事から試作を快く受けてくれまして。
そこから数日おきに打ち合わせしまくりで、でも結果的にベースオイルを超える様な金額じゃないんですね、それなのに超頑張ってくれて。
ならばこちらも頑張らなくちゃと言う事で数日おきにアイデアのフィードバックは欠かさず。
そして今BALBOAオイルで使用し始めた耐水性防錆添加剤なる市販には存在しない物をオリジナルで作る事が出来たんです。
ま、でも荷姿は一斗缶なので使い切るのはいつになるのか?
だからこそ今回の新製品予定オイルでもタップリ使ってみたいんですね。
エステルべースオイルはLIGHT DUTYと同一、FM剤と言う摩擦調整添加剤もLIGHT DUTYオイルと同系統、それに今回の耐水性防錆添加剤とEP剤と言う極圧添加剤を少量使用しているのが新製品予定オイルと言う事。
だから配合比こそ違うけどベースにはLIGHT DUTYオイルの存在があった事で設計スピードは意外と早かったんです。
未だ完成していないけどね。
で、唯一気掛かりなのはFM剤と言う摩擦調整添加剤の配合量をもう少し多くしても良いかな?と思い始めたんですが、そうすると粘度も若干高くなってしまうんですね。
粘度が高くなると上記で懸念していたハンドルの逆転現象に繋がり易くなってしまう。
なので現在の「腑に落ちない」と言いながらも、逆にこれしか妥協出来る粘度は他に無いだろうと言う事でヘビーユーザーのお2人にジャッジをお願いしているのが現在。
そこからどう判断するのかは結局自分なんですけどね。
まぁ試作サンプルはスモールスケールで作っているので、実際の製品として量産した場合は極僅かに粘度は変わるはずなんですど、それでも狙っているサッパリ感がありながらも中粘度と言う不思議?なオイルとしては実現出来たかなって。
今回も敢えて着色はしない方向でブッチャケてしまうとCHIMERAオイルの兄弟として税込2650円のオイルになるでしょう。
でもこれ以上もこれ以下にも調整幅が極端に少ないオイルと言う事で、200番以上を使うヘビーオンスやビッグベイトなど負荷の高いベイトリールのワンウェイクラッチ(ローラークラッチ)には唯一無二な存在になるかと思ってます。
それにサイクルハブのチューニングにおいてもシクロクロスやクロスカントリーなど、マッド&ウェットなカテゴリーでのシールドベアリングハブには最適ともなるはず。
つまりBSLRオイルよりも粘度が低いので回転抵抗は減らせる事で初速は軽いよって。
これも既に初期段階でテストしてもらったので二ヶ月くらいかな?もうずっと使ってもらってる。
サイクルベアリングになると完全目視でボールやリテーナーの状態を確認出来るから凄く楽。
さて、期待に応えられる様なオイルになるのか?
しかし、メインターゲットがマニアックだこと、でも各種ベアリングでも使えるから大丈夫。
あ、ちなみに画像は試作サンプルを小分けにして自宅の冷凍庫で凍らせてみた物。
多分マイナス15度くらい。
もちろんエステルの利点でもある粘度指数と対応温度が優れている事から、さすがに高粘度化こそしても凝固はせずに流動しましたよ。
流動さえすればOKと言うのが一応規格内の決め事。

2023年1月16日月曜日

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今ね、なんとなく夜食のマクダーナルを食べながらYahoo!ショッピングを見ていたんですがヤバい物を発見。
ちょうど今日は夕方からPRO SIZE WRの生産を行っているんですが、そのヤバい物とは他社の撥水剤なんです。
変なネーミングだったんで目が行ったんですが、謳い文句がまさかの「3年以上長持ちする」と、しかも第三者公的機関での検査証明書と言う画像を見ると単にSDSで、しかも添付画像が拡大出来ないので何の意味も無い上に本当にこの商品のSDSなのか?と。
そしてプロならではの目線で良く読むと「光沢のあるダウンは多少白身が掛かる」と。
ならば恐らく成分はアレかアレって絞られるんですけど、イオン使用している?と言うのに48時間経過しないと匂いが消えないらしいんです。
で、お値段は500mlで9880円と超絶高価なのにミストスプレーじゃない詰め替え用だそうで。
早速レビューを見ると「綿に使用したのに全く機能しない」ってw
まぁこれは完全なるアレですね。
所謂「何でも屋」的なショッピング出店サイトって実に怪しいじゃないですか?あの系統です。
と言う事でBOREDのVITALではロングセラーとなるPRO SIZE WRは乾燥までの20分くらいはキツイ匂いがありますが、揮発乾燥後はすぐに匂いも消えますのでご安心を。
匂いの元は単にアルコールだけなので、アルコールが揮発してしまえば殆ど匂いは消えてしまうんですね。
そんなPRO SIZE WRは予定よりも早く明日までに在庫補充が完了する見込みですので、ゼヒお早目にBORED STOREまたはVITALお取り扱いDEALER各店よりお買い求めください。

2023年1月15日日曜日

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パラっとだけど久しぶりの雨天ですね。
さて、定休日の日曜日は昼から一人でSリバーへ行って来ました。
夕方前には帰宅したんですけど、サンプルオイルのテストをする為にエスフラットだけを持ってひたすらフルキャストして来ました。
もちろん魚には出会えずですが、そんな期待は1%で残り99%は真面目にテストする為だけにと言うアピール。
いや、今回の新製品予定オイルはCHIMERAの特性をLIGHT DUTYオイルの粘度で再現すると言う物であって、実際にはCHIMERAオイルよりも耐摩耗性と防錆性は高く、LIGHT DUTYオイルよりも若干粘度も高いんですが。
でもMETHODユーザーには雰囲気が伝わるはず。
で、そんなサンプルオイルのテストを終えてから帰宅すると、有り難い事にBORED STOREからのご注文が沢山来ていまして。
でも今回2023年最初のTAG MESH CAPはちょっとスタートダッシュが悪くない?と。
TAG TWILL CAPの方がスタートダッシュが良いと言うか、既に完売カラーも出ていたり残り枠も僅少になっているんですけど、自分が自社製品アパレルで最も溺愛しているTAG MESH CAPがイマイチな感じ?
なので敢えてヘビーユーザーやコアユーザーの皆さんにお願い、ゼヒ持っていないカモフラを注文してくれません?
今回からアメリカ経由での輸送コストが若干値上になってしまったので、TAG MESH CAPも200円だけ値上させて貰いましたが、それでもOTTO社製なだけに結構原価が高くてね。
と言うステマ感満載のお願いでした。

2023年1月13日金曜日

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昨年からサンプルテストを行っている試作オイルの状況ですが、一応最終的に「コレかな」と絞った試作オイル中の2番目を現在テストしています。
但し、この2番目とこれから行う予定の3番目においての違いは配合しているMETHODオリジナル防錆添加剤の配合比のみが異なると言う事で、当然ながら添加剤の時点で実用配合比を想定したテストを行っているだけに改めてテストを行う必要があるのか?と。
ブッチャケますとべースオイルを100%とした場合5%~8%が適正配合比になる様に生産してあるんですが、今回既にサンプルテストを終えた試作オイル1番目は配合比5%で、現在の試作オイル2番目は配合比10%なんです。
そう、1番目の2倍にMETHODオリジナル防錆添加剤を増やしてあるんですね、単純に計算が面倒だったので。
だからと言って防錆性能が2倍になる訳じゃないですよ。
でも逆に1番目よりも防錆性能が落ちるのか?と言われるとそれは無いだろうと。
だったらもう3番目のサンプルテストは行う意味が無いじゃんて事になりまして。
極僅かな粘度差はありますけど自身でも気が付かないレベルですし。
でも現状で3日間22時間ほど海水で使用して来たリールのワンウェイクラッチにおいては塩抜きの水洗いをしていないにも関わらず錆の発生は皆無なんですね。
あ、ちなみに1番目のサンプルテストは課題にしていた60時間を無事にクリアーしています。
それに知人のシクロクロスで使用しているハブ前後のシールドベアリングとディレイラー周辺でも使用してサンプルテストを行ってもらってますが、これはブッチャケ既に2ヶ月ほど継続使用していて全く問題無いとの事。
まぁ最終的にハブで使用したベアリングは回収して自分で確認するのですが、ロードやピストでは無くシクロクロスでサンプルテストを行っている点がミソ。
シクロクロスの場合は基本的に泥、水、砂といった所謂オフロード条件下での走行が多いと言う事がサンプルテスト向けと言う事でして、タイヤの種類や走行する場所の点からロードやピストほどのスピードは出ませんが、舗装路を走行すれば700Cなので素人では追い付けないレベルのスピードは出ますしね。
つまり今度の新製品オイルは粘度で言うとLIGHT DUTYオイルをハーフランク?高粘度化させて摩擦調整剤とMETHODオリジナル防錆添加剤を最大量配合していると言うオイルになるんです。
そう、今回もフルエステル化学合成油と言う事。
そして肝心な事はCHIMERAオイルに続き粘性はサッパリ系とする事と、更に耐摩耗性をLIGHT DUTYオイルよりもCHIMERAオイルよりも大きく向上させていると言う点。
これが実証?実感?出来なければ製品化はあり得ないと言う事で、今回も自分だけの決定では無く忖度の無いヘビーユーザーさん達にもサンプルテストをお願いする予定でして。
そのサンプルテストをお願いする前段階が今なんです。
が、もう今週末の実釣で良いかな。
それで最終的には2種類に絞れるんで一旦ヘビーユーザーさん達へお伺いしてみます。

2023年1月12日木曜日

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最近の日中は暖かいですね。
って事は夜になると放射冷却するから極寒になるって事。
さて、そんな極寒アピールをしたタイミングにも関わらず画像のコレを生産しています。
もうBOREDユーザーには古くからお馴染み?なアメリカンハンティングカモフラージュの老舗MOSSY OAK社オフィシャルラインセンスドカモフラージュを使用したVITALのTAG MESH CAPシリーズ。
毎回年に2回の夏と冬に生産していますが、2023年最初の今回は画像の3パターンで展開します。
VITALでは最も多く使用して来たMOSSY OAK社と言えばなSHADOW GRASS BLADES、最近はMonster KissのK氏がヘビーユースしてくれているBOTTOM LAND、個人的に一番気に入っている最新カモのMOUNTAIN COUNTRYの3パターン。
もちろん今迄同様にボディはOTTO社製となり、フルにポリエステルなので色落ちや型崩れも殆ど無いし速乾性に優れている上にメッシュ部まで全面カモフラージュとなっています。
但し、ゴメンナサイね。
ちょっとアメリカからの輸入に際し少しだけ値上が生じてしまいまして、今迄は税込4300円だったんですけど今後は税込4500円になってしまいます。
で、使用も変わらずにクラウンにはVITALの織ネームタグを縫製し、アジャスター横にはMOSSY OAKのピスネームとVITALのピスネームが縫製されます。
と言うシンプルさが良い訳です。
このボディのクラウンにプリントや刺繍しても意味無いですからね。
と言う事で多分今月中にはBORED STOREへアップ出来ると思いますので暫しお待ちを。
あ、今回は同時に同一の形状と寸法のコットンツイルボディを使用したTAG TWILL CAPも同時に発売予定です。
こちらはチャコール、オリーブ、ネイビーのフルソリッド3カラー展開です。
TAGキャップシリーズはアウトドアフィールドでもタウンユースでも全然違和感無く使用出来ると思いますので、アングラーでもハイカーでもライダーでもキャンパーでもBボーイでも、ギャル男以外なら大体似合うでしょう。
ゼヒに。

2023年1月11日水曜日

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BOREDは昨日からヒャクパー通常営業に戻りましたよって事で、早々に諸々の手配やら準備やらでテンパっていました。
で、定時の18時を過ぎてから毎年恒例のMETHODオイル&グリス出荷数カウントを延々とやっていました。
ジャンルやカテゴリーにおいて個々に使う使わないもあるから全く意味は無いんですが、敢えてサラッと傾向だけでもお伝えしたくって発表させてください、いや聞いてやってください。
つー事で、先ずはBOREDのMETHODオイル出荷数ナンバー3を発表します。
第一位 BSLR(サイクルもフィッシングも問わず相変わらずのMETHODマスターピース)
第二位 LIGHT DUTY(個人的にも大好きで迷ったらコレって安定感のあるフルエステル)
第三位 CHIMERA(低粘度枠ならコレ1本で全てをカバー出来るであろう割とニューカマー)
さー盛り上がって参りました、次はBOREDのMETHODグリス出荷数ナンバー3を発表します。
第一位 SIGMA(ヘビー&ビッグ&モンスター対応で一瞬バカ売れした水飴の様なシツコサ)
第二位 DELTA(全ジャンルで使いどころが多いと思われ塗布量で結構変わるフィーリング)
第三位 THETA(オイルか?グリスか?で迷う箇所には最適って事ではマルチパーパス)
以上。
ま、一人で盛り上がっていたんでしょうけど。
でもやはりカウントしてみると意外だったのはグリスの第三位THETAとかね。
OMEGAが第四位なんだけど、やっぱりOMEGAとSIGMAは「使わないよこんなの」って人も居るじゃないですか?なので無難なオリジナルメンツであるDELTAとTHETAがランクインしたんでしょうね。
でぇー、次なる新製品オイルが発売すれば基本的にはコンプリートする?はずなMETHODオイル&グリス。
今も絶賛サンプルテスト中ではありますが、今月中にはプリオーダー出来ればなって事で動いていますんで暫しお待ちを。
そして画像のカッケー20th-TIDY TRAYの先行受注枠も残り僅かになりましたので、今月31日のデリバリー開始までにお早目のご注文を宜しくです。
いや、もうすぐ愛息の受験なんで宜しくです。

2023年1月8日日曜日

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昨年末の釣り納めと先週挑んだ釣り初め。
いずれも満足サイズを2バラシと痛い結果に終わった訳ですが、その際に使ったリールは17スコーピオンDC 101HG。
これに4号PEと50LBナイロンまたは40LBフロロでラインシステムを組んでいますが、この17スコーピオンDC 101HGが出番となる使用環境はホーム湾奥運河の中でも特にピン打ちに特化した冬ポイント。
なので本気のフルキャストをする事も無く、基本はサイドキャストかピッチングを多用します。
それに冬は重宝する樹脂ボディでもあるので17スコーピオンDC 101HGを多用する事になるんですが、4号PEでもラインキャパは80mあるので冬ポイントでは十分足りるんです。
で、今回は試作オイルをワンウェイクラッチに使用していまして、現段階ではLIGHT DUTYオイルのワンランク粘度が高いオイルとなっています。
いつハンドルが逆転しちゃうか?とドキドキしながらも今のところは問題なく、先日までサンプルテストに使用して来た20カルカッタコンクエストDC 201HGでも同様にハンドルの逆転は皆無。
サンプルテストって実際にフィールドで使用するだけでなく帰宅してからもテストがあって、17スコーピオンDC 101HGにおいては塩抜き目的の水洗いは一切しないで経過観察中。
一方の20カルカッタコンクエストDC 201HGではもう以前から同様に毎回水中へドボンして塩抜き後に自然乾燥させていた訳ですが、いずれもワンウェイクラッチは未だ交換した事がありません。
なので既に摩擦により摩耗しているのは当然ですが、ハンドル逆転はインナーチューブのメタルベアリングが摩耗する事も一つの原因なので敢えて新品交換せずに継続使用していると言う事。
これがどう結果に繋がるか?
そして検証として17スコーピオンDC 101HGのスプールベアリングにはBALBOAオイルを使用していますが、これメチャクチャ調子良いです。
本来は淡水使用を前提としているBALBOAオイルですけど、添加しているオリジナル耐水性防錆剤が貢献していて今のところ酸化の気配すらありません。
なので本来の用途よりも過酷な海水域でのビッグベイトキャストにおいても全くBALBOAオイルは生きている。
そして軽いフィーリングで回転してくれるのでピッチングが凄く楽。
基本的に上記のテスト機2台はI-DC5と言う一つ前のDCブレーキなんですが、自分はいずれもPEモードでブレーキは2で通しています。
ビッグベイト用のXモード?はもちろんブレーキ3や4すら使った事ありません。
それに大河川河口などでのフルキャストであればジョイントルアーでない限りブレーキ1でもイケる。
これってやはりノーマル純正よりも回転効率を上げているスプールベアリングの高回転化が影響しているのかもしれません。
DCブレーキは基本強めに効いてしまうので、ベアリングのオイルを低粘度化させる事でブレーキの効きを少し和らげている?なので飛距離も凄く安定して伸びる。
そんな印象です。
過度にアホみたいな低粘度化や高回転化は一部ジャンルを除き意味がありませんが、適材適所で使用する事でプラスアルファになる事は間違いないでしょう。
更にその低粘度化に伴い油膜強度が下がってしまえば馬鹿。
油膜強度をキッチリと維持出来ているからこそ意味があると言う事で、その実証はサンプルテストで散々確認して来た事でもあり、また併せてこのDARKSIDEBOREDBLOGでお伝えして来た事でもあります。
さ、真冬の間は寒くても17スコーピオンDC 101HGでサンプルテストを繰り返して良い結果が得られる様に。
今宵も頑張りましょうか。

2023年1月5日木曜日

記事。

いや~寒いな日本は。
って、あたかも海外へ行って来た様な雰囲気を出していますが渋谷区、世田谷区、千代田区、台東区へしか行ってません。
さて、どーでしたか?年末年始。
自分はもう暇で仕方なくて。
でも暇だからと言って正月から釣行?って言うのも何だかファミリーからヒンシュクを買いそうなので、結局は食べて寝て自宅の面積だけを占領していました。
まぁ年末は30日に釣り納めをするって事で久しぶりに毎度のホーム湾奥運河スタメンが勢揃いしたんですけど、もう珍しくビッグベイトでデブフィッシュを2匹もバラすと言うツイてるんだかツイてないんだか。
基本ビッグベイトって余りバラさないじゃないですか?分からないけど。
とにかく自分の場合はビッグベイトでバラすって特別足場が高いとかじゃない限り皆無に等しいんですよね。
なのに釣り納めでは一匹目がボラ群に突っ込んでボラ化け、二匹目はやりとり中に走り回られ恐らく身切れしたと思われ。
もちろんいずれも真横にスタメンが居て見ていたので嘘でもなんでもなくて。
多分一匹目はデブい60アップで二匹目はデブい70アップ、でか二匹目は足元でのランディング直前だからサイズも間違い無いんだけど。
そんな悔いを残して年を越すと言う。
で、昨日の仕事初めは年末年始中に頂いたご注文を発送していたので余裕も無く、今日になって16時の終業後に30日のバラシ原因を探っていたのね。
そしたらダヴィンチ190に付けていたフックが伸ばされてんじゃんて。
それにダヴィンチのジョイント部分にある上下のエイトカン、この下側も少し曲げられていたんです。
ダヴィンチのケツフリが左右均等じゃないなぁと思っていたら曲がっていたと言う。
そりゃ流石にあのパワーだったからなぁ。
多分自分的には過去一パワフルだった様な、スレじゃないのにあんな重くて走るシーバスは初めて。
で、ダヴィンチ190のデフォルトフックとリングはシーバスでは「?」なのと浮力を少しでも抑えたいので、予めリングは5番へ上げてフックはST-46の1番へ交換しているんですね。
失礼ながら基本的にST-46って嫌いだから新品でもfimoへ交換しちゃうんだけど、ガルバストロングなどを買った時に付いているのを取り外して1番フックだけはキープしてあるんです。
高いからね。
一応新品だしこれだけで既に20本位あるので見た目で作りがOKな奴だけをキープしてあって、嫌いなフックだけどマメに消費してやろうと前日交換したばかりだったんです。
それが画像のコレね。
ST-46だとは言え1番のMHフックだからねぇ、パワフルだった事はお分かり頂けるかと。
しかもフックまでボロボロに傷が入っているのはナゼ?
なので身切れした?と思われた様なバラシは結局フックの伸びによるバラシと言う事に。
これがねぇ今でも悔しくてね。
流れが複雑な上に障害物だらけなので自分でのランディングは難しいポイント、なので真横にスタンバってくれたSUCKTAKも「あっ」って感じで。
スタコンのトランスワールド7606-5があんなに曲がるのを初めて見たんだけど、モンキスのMX-8+じゃなかったのは橋下でスペースが無いから。
それにそのポイントは基本ピン打ちになるのでスタコンにした訳。
まぁロッドの問題では無いんだけど、取り敢えずフックはまた新品へ交換しておきましたわ。
ホーム湾奥運河は特にアーバンサイドになればなるほど釣れないんですよ、マジで。
せいぜい良い思いが出来るのは運河バチくらいなもんで、それ以外はもう全然釣れない又は小さいのがセオリー。
でもこの冬ポイントだけは当然冬しか来ないんだけど、夏は猛烈に運河自体の悪臭が凄くて敬遠するほど。
だけど冬はクソ寒い中を頑張っていたのに2バラシで終わるとはね。
ま、ガッツリ魚を掛けたのは自分だけだったから優越感が無い事も無いんで良しとしましょうか。
次は今週末からまた再度試作オイル2号のサンプルテストも兼ねて酷使して行きます。

2023年1月4日水曜日

新年。

新年明けましておめでとうございます。
BOREDは本日から6日まで時短営業として12時~16時にて営業開始しとります。
早速休み中の発送に追われていますけど、今日付けで全部出しますのでお届けまで暫しお待ちを。
そして今日は終業後に提携業者のオッちゃんの所まで新年の挨拶に。
毎年恒例なんですがオッちゃんが死んでしまうとかなり困る存在なので。
カニでも持参します。
その他の材料業者は皆10日からとかナメた事をぬかしているんですが、まぁ大手は皆そうなんでしょうね。
あ、成人の日もあるのね?
相変わらずカレンダーを見ずタイドグラフしか見ていないBOREDですが、引き続き今年も何卒っBOREDを宜しくお願いします。
来週辺りからいつものDARKSIDEBOREDBLOGらしい内容を書きます。
新年早々にナメた内容だと嫌われそうなので。
へば。

2023年1月1日日曜日