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2023年7月31日月曜日

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ようやく届いたアブのレボビースト41HS-Lに使用するロケットのメインギアとピニオンギア。
これらは先日購入した2台目のビーストへ移植して使用するのですが、既にスタジオコンポジットのハンドルもゲット済なので2台共にギア比以外は同一仕様に。
2台を同一仕様へカスタムするのは18バンタムMGL以来の事ですが、当然ながら完全にパーツ互換もある訳でイザと言う時のトラブル回避や替えスプールとしても有効活用出来ます。
そーゆー意味で言ってもアブのレボビーストとかシマノのスコーピオンMDなんかのミドルクラスは金銭的にも躊躇しないで済むので、ビッグベイトやジャイアントベイトなどヘビーウェイトで使用するには同一モデルの2台持ちは有効かと思っています。
ま、自分の場合は業務的にもアブユーザーが多い事を認識した事があって、METHODオイル&グリスのマッチングを実用しなければならなかった事もあり。
そんな事で近日中にまたバラシてカスタムしますが、こう毎日猛暑が続くとこの番手で使用するグリスはSIGMAグリス一択になって来ます。
グリス全般に言える難点は温度により顕著に粘度変化を起こすところ。
でもそれは難点もあり利点でもあり、使い方によっては有効だったりもします。
常に摩擦と湿度が影響して来るフィッシングリールの場合には更に真夏の高温と言う悪条件が揃ってしまうのですが、強力な粘性と粘度により付着性に優れたSIGMAグリスは真夏の条件下でもシッカリと仕事をしてくれます。
特に日中の炎天下で使用する場合には普段よりワンランク粘度が上のグリスを使用する事も有効で、熱膨張が起こり易い(熱伝導率が高いので)アルミ素材が多く使われているリールではこの真夏のシーズンだけ一つ上の粘度でセレクトしてみるのもディフェンス効果を高める事に繋がります。
または高温による粘度変化により流動や飛散を防ぐ意味でも付着性に特化したSIGAMグリスやOMEGAグリスを少量足してみるのも有効です。
色々と選択肢があって当然の世界なのでセオリーは有って無い様なもの。
今コレで不満があるなら次はコレを使用してみよう、で正解を探して行くのは面倒ではありますが確実な方法です。
BOREDのMETHODオイル&グリスは一部を除きオイル同士やグリス同士を混合カスタムする事でお好みの粘度や特性を付加する事が出来るので、毎回の様に分解洗浄しなくとも少しだけコレを足してみる、など先ずは簡易的に確認する事も出来ます。
ちなみにこのレボビーストはこれからの高温を視野に入れ、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはOMEGAグリス、スプールベアリングにはCHIMERAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、各部のアッセンブルにはCHIMERAオイル、これで組む予定です。
真夏以外の普段仕様はメインギアとピニオンギアにはSIGMAグリスの上からOMEGAグリスを少量塗布し、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリスを使用していますが、高温による粘度変化を懸念して今回から上記の仕様で組み直します。
その前にVITALのPRO SIZE WRを在庫補充生産しなくては。

2023年7月28日金曜日

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推し。
使ってみたかった言葉。
で、自分推しのロッドメーカーってMonster Kissな事はお察しのとおりなんですが、ナゼって聞かれると恐らく怪魚ハンターと言う職業?肩書?の存在自体を知ったのがMonster Kissと言うか小塚君だったから。
で、かなり昔の話ですが「なんだコイツ?」と思わされたから。
そんな小塚君が立ち上げたメーカーだからと言うシンプルな理由なんですけど、それでも実物のロッドは非常に良く考えられていてバリエーションも豊富で面白い。
で、怪魚ロッドって言うと普通は安易に硬いって思われがちなんですけど、Monster KissのDear Monsterシリーズ最強のMX-∞でも思っている以上に硬くないです。
かと言って良く曲がるロッドでもない、もちろん限界値では凄く曲がるんですけど。
最近手に入れたからフレッシュな感想として。
往年の「あの頃」を経験して来た自分からすると、例えばエバーグリーンのコンバットスティックシリーズにガニングシャフトって66Hのジグロッドがあったんですが、このガニングシャフトの方がよっぽど硬い印象。
今時のバスロッドには疎いので何ともいえませんけど、強度とは別に硬さと言うか張りと言うか、曲がらねぇ棒感はガニングシャフトの方が上って意味ね。
でも当然ながら限界強度は比べ物にならない位MX-∞の方が上な訳です。
なので自分からしたら当時ガニングシャフトもその下のスーパーウォーリアーも使って来た事もあり、うわー硬てぇなんて事もなく普通にMX-∞も使えた訳ですが、一般的には硬い部類に入るのかもしれませんね。
で、画像のコレ。
これはMonster Kissの中でもDear Monsterシリーズとは別コンセプトのHUTERSと言うシリーズで最強に位置するMX-∞∞ってロッド。
∞が2つ表記って。
近日発売になるんですが、これもう既に悩んでます。
5.10ft~6.6ftの可変なんですけど、6.6ftって長さが上記にもある往年の「あの頃」を彷彿させる想い出の剛竿レングス。
で、実際に先日某所で行われたMonster Kissの店頭イベントで触って来ましたよって事は少し前にも書きましたが、これはホントにトルクオバケで、これこそ曲がるし粘るし強いって今時のトレンドかもしれません。
一般的には流石に少しやり過ぎ感もありますけど、でも虜になってしまうロッドなのは間違いない。
そんなMX-∞∞は只今絶賛予約受付中ですが、7月下旬デリバリーだから今まさに発送準備中なんじゃないかな?
注文すれば数日で届くんじゃない?ってタイミングが今。
もちろんMonster KissはBOREDのお取り扱いDEALERでもある訳ですが、そのビジネス関係の忖度を一切無視しても取り引き以前からMonster Kissを知っていた立場としての推し。
それにアマゾンだろうが外洋だろうが恐らく最強のシチュエーションでMETHODオイルやグリスのテストも手伝ってくれたりするから更に推し。
なのでこの自発的に行った宣伝協力。
なやまれよー。

2023年7月26日水曜日

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今日も夏い。
東京は朝から35度超えだそうで。
でも何でこんな猛暑の中をクーラーも点けずに仕事していて熱中症にならないのか?自分でも不思議でしょーがないんですが、しかし明らかに50年東京で生きて来て今年の夏が一番暑いと実感しています。
これは自分が言うんだから間違い無い。
ま、BORED事務所でクーラーを使わなくなった歴も多分10年くらい経つんだけど、毎年夏になると今年はガッツリとクーラーを点けようか?なんならもっと大きなクーラーへ買い替えるか?など考えるんですが、結局、風さえ動かしていれば大丈夫な自分が居るんでBORED事務所内では扇風機とサーキュレーターは2台常時使用していますし、でも流石に帰宅したらソッコーでクーラーを点けっ放しにしますけどね。
寝る時に暑いのは耐えられないので。
で、こんな過去一暑いよって言ってるのに部活の合宿へ出かけている愛息は関東某所のクソ暑い中でサッカーグランドを走り回っているんでしょうけど、我が家はやはり暑さの中での労働&運動に対して強い血筋なんでしょうか。
そんな猛暑の中、ようやく明日で残りの在庫補充も完了する見込みとなりましたBOREDのMETHODオイル&グリスですが、続けて今度はVITALのPRO SIZE WRの在庫補充を開始すると言うマゾっぷり。
さて、全然話は変わりますが、昨今世界的にも無駄を排除する動きが見られる中で、相変わらず過剰梱包や不要包装が目立つ我がニッポン。
リサイクル素材を使用しているからなんて言い訳が成り立つ事で、消費者も「あ、リサイクル素材か」なんて安易に納得してしまうんですが、そもそもリサイクル素材であっても過剰や不要であれば意味は無いだろって。
それにPETやPPなどの所謂プラスティックやビニールを使った梱包ね、海洋プラスティック問題もあるって言うのに相変わらずでしょ?
だからBOREDは昔から「日本的梱包」が大嫌いでしてね。
例えば映画なんかでも見かける海外のスーパーマーケットやリカーショップ、買い物をすると何も印刷されていない紙袋に入れられるアレ。
アレで良いんですよ、最低限と言う意味では正にアレ。
流石に手持のバッグが無いのに商品のみ手渡しというのはあり得ませんが、最低限持ち運びが出来るだけの強度がある紙袋があれば良いじゃないですか?
しかもアレをカッコイイと思っているんですね自分。
ビニールだから問題な訳で、紙なら家でも燃やして灰に出来るし。
準じて個人的に気になっているのはルアーのフック。
これって完全にルアーはルアー、フックはフックって最初から別売りなら各業界も需要は同じだから損はしないはずであって、所詮フックなんて消耗品なんだから最初から付属していなくて良い訳ですよ。
ルアー自体の価格がバレ易いから最初から付属させているのか?は不明ですが、未だにフック付属と言うのは完全に無駄でしかないと思っています。
現に自分は大概の手持ルアーのフックは即お気に入りフックへ交換してしまうんで、ルアーに付いているフックをそのまんま使う事は殆どありません。
だからすぐにこうなるって画像。
日本製ルアーの梱包も完全にやり過ぎているのは一目瞭然。
フックこそ付属していなければアイだけにテープを巻いて保護すればビニール袋でも良い訳じゃないですか?
現にオークションなんかで手に入れたルアーなんて、フックカバーを付けて封筒に入れられた状態だけで届いたりしますが自分はこれで全然良いですよ。
傷?使ったら付くじゃない?って。
ルアーのペイントが雑とか荒いのはプロダクトとして嫌ですけどね、梱包は最低限で開け易い方がむしろ高感度上がりますけど。
ビッグバンディッドの売られ方なんて凄く好きだけどなぁ、ビニール袋だけにルアーを入れて小さな紙ラベルだけ貼ってあるアレね。
最高にカッコイイんですけど。
ちょっと日本人の価値観?相変わらずAmazonのレビューとか見ていると「丁寧な梱包で」とか良く見かけましてね、毎回見かける度に寒気がするほどコイツダサいなぁって。
なのでBOREDはあくまでも液体を販売する事がメインなので当然ながらMETHODもVITALも主力製品は容器に入れられていますが、この強度のある容器自体に表記義務のある最低限な製品名、容量、連絡先、生産国だけのラベルを貼って、それ以上更に梱包するつもりは無いですけどね。
まさかの箱とかさ。
それらを発送する際には流石にプチプチ袋などへ入れてありますが、これはお客さんが不安に感じないだろうと思われる最低限で最速の梱包方法であって、これから更に梱包するつもりは一切ありません。
あ、たまに今まさに豪雨中ですよって地方などへ送る際にはビニール袋を一枚追加して入れたりする事はありますけど。
また、この状態で正常に届けられないのだとすれば、それは運送会社の落ち度?で、高い所から落としたとか踏んずけてしまったとか、何かしら通常では無い事があったからであって、それ以外なら普通は大丈夫でしょ?って信頼もあります。
と言う事で秒で捨てられてしまう梱包に金をかけて必死に自社の美学をアピールする不思議な国ニッポン。
その大手マスプロのやり方をマネして必死に経費を使う妙な美学の小規模メーカー達。
なら肝心の中身に金をかけろよってね。
死んでも見習いたくはありません。

2023年7月24日月曜日

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この週末は自分仕様にグリップカスタムを終えたMonster KissのMX-∞改でフルキャストしまくろうとデイのNリバーへ定休日の土日共に出撃。
そしてオイル&グリスの検証とブレーキの調整を行っていたアブのレボビースト41HS-Lの最終チェックも兼ねて。
んで、もうとにかくMX-∞改が既に完全なる自分の竿状態。
初めてキャストする際にはメガドッグ220を付けていたんですが、少しも躊躇しないで思い切りオーバーヘッドでフルキャストしまして、でも1ミリの不安も無くブっ飛んで行くメガドッグ。
今まで使って来たMX-8+改と同じフィーリング&フォームでキャスト出来る上に、反発が強く短いので飛距離に大きな差が無いと言うか初速は明らかにMX-∞改の方が早くなる。
7.0ftと8.4ftのレングス差があるのに飛距離は殆ど変わらずと言う事。
もちろんティップの入り具合には差があるんだけど、個人的に操作系はMX-∞改で巻物系はMX-8+改が、と言う使い別けがベストっぽい。
もちろんある程度ウェイトがあるルアー前提での話ですが。
で、昨年購入してから気に入っていたシマノのコノシロペンシル185を久しぶりにキャストしたんですけど、コノシロペンシルってこんなに優秀だったっけ?
飛距離はどんなペンシルよりも安定して飛ぶし、軽い入力で小刻みに動いてくれるからタフなロッドでも操作が凄く楽。
まぁその辺りはルアーの立姿勢が影響している訳ですが、それにしてもワザとらしくないスプラッシュなどの小技が素晴らしい。
185mmで95gと所謂3ozちょいなのでMX-∞改のバットまで全て使う様なウェイトではありませんが、これこそ一回りデカいバージョンが欲しいなってくらい良い。
どちらかと言えばMX-8+改で使うルアーかな。
余りにも気に入ったので昨年チャートも買っていたはずだけど確か未だ一度もキャストしていなかったはず。
自分は何故か「マットチャートを大事にする」癖?があって、最近割とキャストしているメガドッグ220も4個持っている癖にマットチャートだけは殆どキャストしていないと言う、なので最近は敢えて毎回使う様にしている。
カゲロウ155もそうだしK2F162T3もタイドミノーゴースト170も、そしてコノシロペンシルもそうだけど、ホントにマットチャートだけは好きで買っている癖にイザとなると勿体なく感じてしまう貧乏人。
恐らく無意識にフックサークルを余り付けたくないんでしょうね、マットチャートに傷が付くと切なく感じてしまうもんで。
さて、と言う事で残すは2台目のレボビースト41HS-Lに換装するロケットのハイギアが届くのを待って、メインギアとピニオンギアを入れ替えオイル&グリスを検証し終えれば、ようやく自分のビッグベイト&ジャイアントベイトで使用するタックルが完成する。
Monster KissのDear Monsterシリーズで最強のMX-∞と次強のMX-8+にギア比違いな2台のビーストHS-Lの組み合わせ、どちらも6号タックルとして使い込んで行きますよ。
そしてこの暑さの中でも油垂れしないSIGMAグリスとNEMEAオイルの有効性と実力を改めて感じたこの土日のデイ釣行。
猛暑での高温環境下でも油膜の保持&定着はウレアグリスとシンセティックオイルの独壇場。
キチンとこれら材料を使用していると明記しているBOREDのMETHODオイル&グリスで真夏の高温と湿度への武装をお忘れ無く。
言葉だけでは説得力が無いですからね、キチンと使用材料を明記する事は大切です。

2023年7月23日日曜日

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先日もInstagramへポストした自分の愛竿、Monster KissのDear Monster MX-∞改とMX-8+改。
既に一昨年から使用して来たMX-8+改と同一仕様のグリップとリールシートへ変更カスタムを終えました。
こうやって見ると共に仕舞寸50cmながらグリップの長さも微妙に違っているんです。
もちろんブランクに取り付けられたガイドの位置や径も異なるのでモデル毎にターゲットを定めた上でセッティングされている事が分かります。
それにMonster Kissのウリでもある共通ジョイント径によりグリップセクションを入れ替えて使用したり、例えばティップセクションを入れ替えてみたりなど、他のモデルも含めそんな自分仕様へカスタムする事も出来るのは非常に面白い仕様。
そして並継でのジョイントとジョイント部へのガイド配置により、シンプルの極みと言うか遠目から見れば完全にワンピースロッドに見えるほど。
それ故にベンディングもスーパーナチュラルと言う事。
ホントもう一本づつストックしておきたいくらい好き。
当たれ!サマージャンボ。

2023年7月21日金曜日

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奇数月の7月に入りBOREDのMETHOD製品を続々と生産していますが、BOREDではMETHOD製品について隔月の奇数月に在庫補充生産を行っています。
で、昨日付けでMETHODグリス製品の在庫補充が完了し、本日中にはMETHODケミカル製品のADVANCEワックスとDEFENSIVE STD防錆コーティング剤の在庫補充が完了する予定です。
あ、DEFENSIVE PROは今月末までに入荷となります。
そのDEFENSIVEについて引き続き誤解の無い様にお伝えする点があります。
BORED STOREの製品ページ内にも記載しているとおり、またこのDARKSIDEBOREDBLOGの過去記事でも記載して来たとおり、DEFENSIVEは水中及び動きを伴う箇所への使用には適していません。
DEFENSIVEはオイルやグリスの様な油脂では無くウレタンやアクリルの様な塗料でもない、水溶性エマルジョン質の防錆コーティング剤につき、誰もが知ってる物で例えると木工用ボンドみたいな感じ。
なので付着性にも優れている事からBOREDがターゲットとしているフィッシングやサイクルなどのアウトドアで使用される金属全般の防錆目的として使用出来る物となります。
で、再度シツコイ用ですが水中や動きの伴う箇所への使用は適していないと言う点。
自分がルアーのトレブルフック集合部に使用しているのをSNSなどで見られた人も多いとは思いますが、これは多少なりとも錆の発生を遅らせられるかも?と言う検証を兼ねて試している事であって、BOREDオフィシャルとして「ルアーフックの防錆に使用出来ます」とは決してお伝えしていません。
むしろ先にも書きました様に水中での使用は適していないとキチンと明記しています。
非常に紛らわしいのですが。
でも実際にはどーなのか?と言うと、結構ユーザーさんもルアーのトレブルフック集合部に使用して防錆効果を実感してくれているみたいでして、そして自分のトレブルフックも未だ一度も錆が発生していません。
ロッドのガイド根元もそうだし、メタルボディのリール内部もそうだし、プライヤーなどの携帯工具もそうだし、とにかく目に見えてDEFENSIVEの被膜が付着している状態であれば理論上は防錆作用が継続されている事になります。
明らかに被膜が失われる事が想像されるベアリングやギアなどへの使用は完全に無駄と言い切れますが、それら以外において色々と試してみるのも面白いと思いますよ。
忘れた頃に確認したら「あれ?全然錆びてない」みたいな小さな幸せは感じて貰えるかもしれません。
今日から世間では夏休み、つまり真夏の到来です。
水辺での遊びも多くなり太陽が落ちる夕方からは湿度も上がって来る事で、特に海辺であれば一日で錆が発生する場合もあります。
防錆の基本は真水洗い、素早い乾燥、そしてDEFENSIVE。
引き続きのお買い求めはBORED STOREまたはMETHODお取り扱いDEALER各店にてお待ちしています。

2023年7月20日木曜日

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結局、私立高校なんて期末試験が終わると実質もう夏休みなんですね。
愛息も期末試験が終わった翌日から3日間は謎の自宅学習日で、その翌日から答案返却期間の2日間は普通に学校へ行ったんだけど、それから世間の三連休を経て再度自宅学習日で21日に一学期終業式だそうで。
結局は期末試験が終わってから3日くらいしか授業してないじゃんて。
ま、愛息の場合はサッカー部の試合や練習が毎日あるので常に学校や試合会場へは行ってましたけど、でも昨日は久しぶりに完全なオフと言う事で友達とプールへ行ったりしてました。
そうでもしてくれなきゃ毎日部活のサッカー生活になってしまうので、男親としてはやはり「夏の悪さ」くらい経験して欲しいところでもあり。
世間知らずな運動馬鹿にはなって欲しくないのでね。
でもまた夏休みに入ってすぐに合宿が始まると言う、毎日サッカー生活がまた始まりますが親は出費が嵩むばかり。
しかし、ホント良くクソ暑い中を熱中症にもならず毎日走り回ってんなぁって感心します。
さて、昨日このDARKSIDEBOREDBLOGでもアナウンスしましたINX.label別注オイルの反響が凄くてね、流石ライトソルト界でブイブイ言わせているINX.labelですね。
で、根本的な事として「テメ、フィネスやらねぇだろ?」って思われる人も多いでしょう。
そうなんですね、今の所フィネスやライトソルトはやらなきゃなって思いながら数える程しかやってません。
でも一応タックルもルアーもあるっちゃあるんですけどね。
だからINX.labelテスター陣のマッツン船長やチキュー氏にもお願いして色々と実用&試用してフィーリングチェックを重ねて来たんです。
それ以外にもマッツン船長周りのお客さん?なども試用してくれたみたいですが、それなら忖度も遠慮も要らないからリアルなフィードバックと言う事にもなりますし。
が、オイルやグリスなどの油脂において、特に低粘度側については既に過去20年のオリジナルオイル生産実績から確実な自信がありまして、実は逆に高粘度側の方が生産実績が少ないと言うか追い込み方が違うんです。
なので最新であるNEMEAオイルを発売する際にはコレで良いのか?と自問自答しながらフォロワーの力を借りて製品化出来たのですが、未だに中粘度~高粘度なオイルは低粘度に比べて難しいと思っています。
中粘度~高粘度って油膜が厚い事もあって特徴が出し難いと言うか伝わり難いって事なんですけど、それにはある程度長い時間?多い実用?とにかく試用してみるのが最短であって、数値はお金を出して試験すれば得られる事なんですが、そうでは無くて実用こそが最善で最短と思っているんです。
なので自分一人で試用するよりも利害関係の無いフォロワーにお願いして、でも単に一般人ではフィードバックされる情報がプアになってしまうので、リールメンテナンスでブイブイ言わせている東京と関西のお2人にお願いしている訳です。
これが実質最強のフィードバックと自負しています。
今回はライトソルト界でもフィネスやライトリグを得意とするメーカーINX.labelなだけに、そのフィードバックから得られた情報を元にBOREDのMETHOD製品とは完全に異なる超低粘度オイルとして別注生産を請け負わせて頂きます。
ま、マッツン船長からのフィードバックはカタカナが多いんで分かり難く、何度も「分かりやすく言え」と叱って来たのですが余り改善されていないのは今も健在。
なんか久しぶりにベイトフィネスリールを新調しなきゃダメかな。

2023年7月19日水曜日

記事。

BOREDとは公私共にお世話になっている東京羽田を拠点とする遊漁船FLB CRUISEのマッツン船長。
一体どーゆー人脈なのか?会う度に突然「アレ始めます」「コレ始めます」と次々と面白そうな事を始める奴。
と言う訳で今回オイルを作りたいと連絡があったのが春の事。
マッツン船長がサポートされるINX.labelから発売するライトソルト向けの低粘度オイルを作って欲しいとの事でした。
もちろんメインターゲットはベイトフィネスとなりますが、当然スピニングで使用しても良しトラウト等の淡水で使用しても良し。
フィネスなマルチパーパスとして油膜性、防錆性、浸透性を同レベルで設計し、そこへ粘弾性で粘性を調整した事で超低粘度で非常にスムーズながらブレーキも効く、つまり意図した通りにコントロールし易いオイルとして設計しています。
第一段階では3種類のサンプル、第二段階では更に追い込んだ2種類のサンプル、第三段階で決まり?かと思いきや個人的に気になる点を改善させたく再度やり直しさせて貰い、第四段階で最終サンプルの完成。
この時点でスッカリ猛暑&酷暑の夏真っ盛りとなってしまいましたが、引き続きINX.labelテスターの方々にも実用してもらい、とにかく使いまくり投げまくると言うテスト最終段階が今。
BOREDのMETHODで請け負ったオイルなので当然フルシンセティックの化学合成油100%。
ベースオイルはエステル化学合成油、防錆添加剤はMETHODオリジナル耐水防錆添加剤、摩擦調整剤は極圧被膜生成添加剤、粘弾性添加剤のみ合成炭化水素を使用しています。
と相変わらずシンプルに無駄な添加剤は一切省いた性能直結仕様。
気になる超低粘度具合はISO VG7相当。
そして量産前には別注生産恒例の着色を行います。
と言うのが今お話出来るレベル。
ネーミングやデカールデザインは当然INX.label任せになるので、この辺りが決定するタイミングでは既に量産が開始しているはずです。
BOREDのMETHOD既存製品ではHYDRAオイルやBALBOAオイルとバッティングする粘度範囲ではありますが、このINX.label別注オイルはHYDRAやBALBOAよりも粘性が高くシルキーさを感じるのに粘度はHYDRA同等なので、例えば使用感は超低粘度らしくサッパリとした油切れの良いレスポンスを得られながらも、実用において回転&摺動する事でシルキーさとサスティンを感じる不思議なフィーリング。
粘度こそ大きく違えどもNEMEAオイルの逆パターン?と言うフィーリングです。
と言う事で本日から具体的に動いて行きますので乞うご期待。

案内。

本家のBORED BLOGやSNSなどでもアナウンスしましたとおり、本日19日付の発送分よりBORED STOREオフィシャル特典として1枚付属となりますNOVELTY STICKERが画像の長方形タイプへ変更となります。
毎年12月か1月辺りにその年分の新しいステッカーを1500枚~2000枚ほど製作するのですが、今年は昨日まで使用して来た円形タイプのステッカーが完全に欠品。
あれ?まだストックあったよなぁ?と探してみてもどーやら完全に無くなっていまして。
なので2022年バージョンで使っていた物を再度500枚ほど製作しましたので年内はこれで乗り切らせてください。
でもキチンと次回は新たなデザインを起こしますので。
取り急ぎそんな報告でした。

2023年7月18日火曜日

記事。

三連休明けの本日、今日も異常な猛暑となっていますが、東京と言うか関東平野の猛暑も今日までとの事。
取り敢えずは一安心。
さて、この三連休の内一日は先日新たに入手したMonster KissのMX-∞をまた手術。
前回も書きました様にMX-8+と同様にグリップをEVAへリールシートをECSへ交換するだけの事なんですが、相変わらず強い竿には強い接着。
と言う事でMonster Kissはやはり接着が鬼。
もう強力過ぎて画像のこの状態になったリールシートにも関わらず動かない。
地道にやりますけど。
コルクグリップが最大の弱点である自分ですが、カスタムしてまで使いたいロッドと言う事でのMonster Kiss。
その位ブランク素材やブランク特性に惚れ込んでいます。
一般的にビッグベイト専用?対応?ロッドと言うのは低弾性や中弾性のカーボン素材を多く用いられがちです。
でもMonster Kissって決してビッグベイト専用ロッドとして生まれた訳では無くて、世界中のデカい魚を獲る為のロッドが故に非常にタフに作れているからビッグベイトも当然投げられるよって言う物。
しかも実は高弾性カーボンが多く使用されているんです。
レギュラーアクションなのは当然ながらブランクもアホみたいに太くないし、でも明らかに強くて粘る上にまさかのパックロッドと言う事。
それを旅なんて一切しない自分ごときが東京湾奥でビッグベイトシーバスに使用していると言う事の意味ね。
本来なら巷に溢れる2ピースやワン&ハーフを使えば良い訳ですが、それでもパックロッドであるMonster Kissをメインで使い別ける理由はそんなところにあるんです。
でも唯一の懸念点として自分が苦手とするコルクグリップだと言う事で、それならMonster Kissに了承を得た上で自己責任で自分仕様にカスタムさせて貰えば良いじゃんて事。
これが今メインで使用しているMX-8+改であって、今回のMX-∞も全く同じ仕様でカスタムしますよって事なんです。
が、MX-8+をカスタムした際にも非常に苦労した超強力な接着が、今回のMX-∞も同じだったと言う事で、これは恐らくMonster Kissロッド全部に言える事っぽいなって。
世界中の怪魚相手に現地でロッドが壊れる訳にはいかないですからね、納得。
そんな見えない所まで超絶強力なMonster KissのDear Monsterシリーズ。
早く完成させて使いたいっす。

2023年7月14日金曜日

記事。

さて、Monster KissのDear Monster MX-∞。
届きました。
早速ガイド根元にMETHODのDEFENSIVEを塗布して防錆処理を行っている画像です。
もうこれには久しぶりに大興奮している訳ですが、やはりこのMX-∞も「MX-∞改」にするべくグリップとリールシートを交換カスタムします。
先日モンキスの店頭イベントへお邪魔した際にモンキス番頭YSD君にも「オリジナル状態でもイケるかも」と話していたんですが、やっぱりソルトメインでもあるしカスタムした方が良いんじゃないですかって助言を貰った事も後押しされて改めて決意。
って言っても既に現在使用している愛竿MX-8+改と全く同一カスタムとして、コルクグリップをEVAグリップへ交換しTCSリールシートをESCリールシートへ交換するだけの事なんですが、もちろんモンキスへのリスペクトもあってグリップのシルエットはオリジナルのコルクグリップに極力近い形でシェイプしますし、コスメパーツもオリジナルと同様にシャンパンゴールドを使用します。
でも唯一ヴィジュアルがオカシクなってしまう事もあってフォアグリップだけは取り去る事になるんですが、これはリールシートを破壊した際についでに破壊せざるを得ない事情もありまして。
と言うのもモンキスロッドをバラした事のある自分だからこそ確認出来た事実として、とにかくモンキスは各グリップパーツの接着が強力&盛大でね。
なのでリールシート付近のパーツを上手く切断して剥がそうとしてもフォアグリップも同時に接着されているもんで、結局は一緒に破壊して取り去るしかないと言うオチ。
もちろんこれは接着剤の話なので多少の個体差はあると思いますけど。
でもこれで唯一の懸念材料でもあるフルキャスト時に「落としてしまう滑ってしまう」と言う最大の恐怖をクリア出来るので一安心。
これってとにかく加齢?が原因だと思うんです。
以前にも書きましたが若い頃はパームスのエッジを664~666までシリーズで揃え、サブとしてマミヤのハンティングシャフトボロンを使用していた程にコルクグリップ派でした。
が、30代半ば過ぎからナゼかキャスト時にロッドを落としそうになる現象が起こり始め、ならばと試しに手持のEVAグリップとしてメガバスの初代デストロイヤーやエバーグリーンのコンバットスティックを使用したところ全く問題がない。
で、以後はとにかくEVAグリップのベイトロッドでないと使えない身体になってしまいましてね。
加齢による乾燥が問題なのか?握力の問題なのか?手の平の形が変わったのか?とにかく原因は不明なんですが、まぁ当時は毎日8時間とかBMXに乗りまくっていた事もあったり、愛息が産まれたと同時にBOREDが忙しくなって釣行が減った事など、恐らくそれら全てが原因なのかもしれません。
それに元々手が小さいと言うか指が短小なもんで、リールシートも出来るだけ握り込める形状でないと不安で。
なので今回もオリジナルのTCSからパッと見は変わらないECSへ変更する訳ですが、ACSだと流石に形状が違い過ぎるのでそこは却下。
MX-8+もMX-∞も基本的にはビッグベイトやビッグプラグのみを使用する前提だけに自分にあったグリップ周りでないと思い切り振り抜けられませんからね。
だから前回のMX-8+同様に今回も全く同じ仕様にグリップ周りだけを交換カスタムする事になりました。
でもね、冒頭にあるモンキスの店頭イベントで触った最新モデルのMX-∞∞ことHUNTERSからラインナップされているゲームチェンジャー、これ最強に強力でしかもEVAグリップと言う。
モンキスの小塚君がティップを持ってくれてリフトしたんですけど、もう完全にやり過ぎ系なトルクオバケ&パワーオバケ。
これ触った後でMX-∞を触ると脳がバグります。
あと10歳若ければゲームチェンジャーかも?
さて、自分がMonster Kissことモンキスを好んで使用している理由って沢山あるんですが、パックロッドだと言う事を完全に忘れさせる性能と外観に集約されます。
特にパックロッドを敬遠しがちな人は恐らくジョイントの継ぎ目が目立つとか、ジョイント付近にスレッドコーティングが増える事でロッドブランクがゴチャゴチャしてウルサク見えるのが嫌だと言う点もあるかと思います。
でもモンキスは最初から全てのセクションにおいてジョイント部にガイドを置くセッティングなので、継いでしまうと見た目としてパックロッドとは気が付きませんし現に自分も使用していて全く違和感を感じません。
それにこのパワフルなラインナップなのにジョイントは全て並継なのでテーパーも自然と言う事。
効能?としても無駄にラインが触れるとか無駄に重量増になるとかそー言った不具合もなくなる訳で、これはモンキスが始めた事であってモンキスがオリジナル。
つまり少し離れて見れば完全にワンピースロッドに見える程にシンプルでナチュラルなブランク外観なんです。
それにシビアでセンシティブにガイドをセッティングする様なスタイルでも無いので、とにかく世界中どの水域でも掛けて獲る為のロッド。
世界での釣行数と訪問国が段違いなのはそー言った事にも繋がっている訳です。
繋がっている、パックロッドだけに。
なんつって。

記事。

いや~先日のアマゾンプライムデーでまさかの2台目を導入する事となったアブのレボビースト41HS-L。
結局は当初の配達予定がズレて来週の到着になるんですけどね。
現在使用している1台目はMonster KissのMX-8+で使用していますが、今回導入する2台目は新たに手配したMonster KissのMX-∞で使用する予定です。
サラっと書きましたがMX-∞楽しみで仕方ない。
で、基本的にいずれもPE6号での使用としますが、場合によっては臨時で8号を巻く事もあるかもしれません。
この2台目レボビースト41HS-Lではビーストロケットの9.2:1スーパーハイギアを移植して使用してみようかと思っています。
と言うかそれを敢えて狙っての導入なのですが、やはり世間にはビーストやロケットのユーザーが結構多く、それにシマノやダイワの様な国産メーカーと比べ使用されている素材に「?」が多いと言う事もあり、ならば実用して検証する方が良いだろうと言う事での導入です。
特に真鍮とか黄銅とかブラス等と称されるギア素材ですが、種類が豊富で加工し易い事が特徴です。
以前サイクルメカニック時代のBOREDでも一点物のパーツを依頼された場合とか、高い強度を必要としないスモールパーツなどは特注品として旋盤で削り出して製作していましたが、基本的に条件がフリーである場合はブラスを使用する事が殆どでした。
但し、ギアとして見た場合に何をハイブリッドして合金化させるか?によって強度や寿命が大きく変わって来る素材なんです。
恐らく国産メーカーのシマノやダイワは高力素材を使用しているか、下手すりゃ熱間鍛造して独自で自社生産している場合もありますが、アブの場合は恐らく流通している素材をまんま使用していると思われ明確に寿命や強度に違いが出て来ます。
だから延命と言う意味でもBOREDのMETHODグリスを使い検証する必要があって、世間にユーザーの多いモデルだからこそ実用してみなければなと。
これまで何十年もずっとシマノを使い続けて来て、また古いモデルにおいてはアブも使用して来ましたが、まさか2023年になってレボシリーズを使う事になるとは思ってもみませんでしたけどね。
でも今回自分が使用する最大目的は250番サイズ?的なポジションだと言う点でもあって、これはシマノにもダイワにも現行製品としては存在していないサイズ。
今迄20カルカッタコンクエストDC201HGで少し不足していたラインキャパを理想通りにクリア出来て、尚且つ300番サイズの様にボディが大きくなる事がないと言う事。
自分の場合も含めレボビーストのポジションからしてビッグベイトやヘビーウェイトでの使用が想定されますが、常に高負荷な条件で使用する場合にはレボビーストの様なミドルクラスが最適な部分もあり、何よりこのクラスなら躊躇なく思い切り使用する事が出来ますからね。
ま、ギアグリスを検証しながらも他にはドラググリスも同時に検証して、一年で一番タフなサマーシーズン中に検証を終えれたらと思っています。
参考までに画像の1台目はギアグリスにSIGMAグリス+OMEGAグリスを少々、ドラググリスにはDELTAグリスを使用していますが、ギアグリスはSIGMAグリス単体でも良さそうかなと。
と言う事でアブユーザーにもゼヒBOREDのMETHODオイル&グリスを。

2023年7月12日水曜日

記事。

マジで、やめて神様。
猛暑?酷暑?今日の東京八王子は39度超えでしょ?都心も37度って事で当然BOREDも非常に危険な暑さでした。
なのに今日は画像の様にMETHODのADVANCEワックスを生産していましてね。
ドマゾでしょ。
このADVANCEワックスだけは私個人が完全にハンドメイド生産している唯一の製品でして、業務用の電熱器で温めた調合済のパラフィン系ワックスを高温で溶かして容器へ充填する訳ですが、簡単に言えば溶けたローソクと同じレベルなのでそりゃ地獄の様な暑さでしたよ。
しかも今回はBOREDお取り扱いDEALERのMonster KissとFin-chと言う共にパックロッドメーカーから同時に注文が入ったので、いつもより大量に生産したもんだから非常にタフな作業でした、あ、HEDGEHOG STUDIOからもだった。
そんなタフな作業が一段落したので容器へデカールを貼ろうかと思ったら、なんとデカールが不足していたと言うオチなんですが、なら今日作業しなくて良かったじゃねぇかと言うね。
でもまだやる事があるので本日も鬼残業。
その前に一服とパソコンの前でヤホーを見ていたら、リュウチェル自殺?のニュースでしょ。
その事務所が入るビルって行も帰りも毎日通勤時に通っている所で、愛息が通っていた保育園の目の前でもあってビックリ。
まぁ、自宅から近い公園などで以前からペコの方は良く見かけていたので、多分この芸能人夫婦も近所に住んでいるんだろうなとは思っていたんですが。
で、遅めの夕食?早目の夜食?でも買いに駅方面のオリジン弁当でも行ってみるかと思ったら、遠くから見ても凄い人混みになっているそのビル。
なのでやめてコンビニにしておきました。
ご愁傷様です。
あ、話を元に戻しますが、極稀にADVANCEワックスが不良だとお問い合わせを頂く事があります。
でも敢えてハッキリとお伝えしておきますと不良は100%あり得ません。
画像の様に先ずは届いた容器を一個毎に回転させてチェックをし、その後で離型剤としてシリコーンをスプレーしてから再度容器を回転させて馴染ませます。
更に中身を充填し終えた後で冷えた事を確認してから再度容器を回転させて最終チェックを行っています。
つまり万が一上記の内いずれかをチェックし忘れたとしてもトリプルチェックしている事により、まず100%チェックし忘れている事はあり得ないだろうと。
このADVANCEワックスは製品特徴として他社のフェルールワックスよりも粘りと硬さを大きく持たせたワックスです。
一般的なリップクリームとかスティックノリと同様に容器底の回転部分を勢い良く回すと容器が破損する恐れがあります。
なのでゆっくりと回転させながらご使用ください。
これについてもBORED STOREの製品ページにキチンと記載してありますが、稀に勢い良く回しちゃったんだろうなぁ的なクレームを受ける事もありますので改めてお伝えしました。
と言う事で出来たてホヤホヤのADVNACEワックスもBORED STOREへアップしておきましたが、なにせデカールが不足しているもんで数本しかアップ出来ませんでした。
また、来週?辺りには十分な量をアップする予定ですが、Monster Kiss、Fin-ch、HEDGEHOG STUDIOへも納品となりますのでそちらでもゼヒ。
いや、しかし暑い。

2023年7月11日火曜日

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その昔、BOREDが最も繁忙時代を過ごしていたのが2009年辺りからの数年。
基本的に「自転車に変速は必要無い」と言う屁理屈でシングルスピード専門のメカニックショップをオープンしたのが2006年の事。
元々自分のルーツがBMXと言う事もあり、また当時のトレンドとしてPISTの流行もあり、加えてビンテージBMXなども含めシングルスピードが一番熱かった時代です。
そして当時BOREDがサポートしていたライダーやメッセンジャーが国内だけでなく海外でもタイトルを奪取して来るもんで、そりゃあのライダー達がサポートされているBOREDって何よ?となる訳ですよ。
しかも販売をメインとしたショップでは無く、あくまでもメカニック業としてベアリングのチューニングから始まりカーボン製品の修理まで行うと。
要するに他のサイクルショップでは対応出来ない作業や修理不可能な作業をメイン業務としていたと言う事です。
なので店内も販売スペースは入口付近の1平方メートル程度で、残りは旋盤、フライス盤、ボール盤、メタルソー、高速切断機、溶接機、コンプレッサーなどの工作機械が大半を占め、残るスペースはサイクルスタンドと作業台とツールキャビネット。
完全に店内はメカニック業以外の何者でもない雰囲気。
そんな繁忙時代のBOREDが最も知名度を上げたのがCMWCと言うメッセンジャーの世界大会。
2010年に初の東京大会がお台場で開催され、その際に1位になったライダーもBOREDフルチューンで、惜しくも2位になったのはBOREDサポートライダーで確か3位も、その他にもベスト8には何人もBOREDフルチューンしたライダーが居たほどでね。
そんな良い想い出を与えてくれたCMWCが今年9月に横浜で開催されます。
まぁ、でも当時とは大きく異なり今やメッセンジャーシーンもスッカリ衰退してしまい、それには運営会社の撤退や時代背景なども含め諸々の理由があるのですが、とにかく「勝利」や「世界一」に拘るライダーがもう居ないに等しい状態に。
そんな中でも出場する以上は最高の状態で出るってメッセンジャーが居れば、と言うか改めてBOREDのMETHODオイルを使用して勝てるメンテナンスやチューニングを行いたいと言うライダーは下記を参考に。
ザックリと今や主体となっているシールドハブベアリングのオイル選択とチェーンへのオイル選択について。
先ずシールドハブベアリング。
BALBOA=決戦仕様として短期間のレース中のみ使用、超高回転を得られストップ&ゴーを繰り返す特に初速のレスポンスを重視する場合。
LIGHT DUTY=街道レーサー仕様として耐久性にも優れ舗装路のみで有効、最もバランスの取れた全速度域での軽さと伸びを重視する場合。
NEMEA=一般仕様としてデイリーユースから未舗装路や雨天での使用にも有効、耐久性を重視し回転性能は一番劣るが純正グリスよりワンランク軽く回したい場合。
次はチェーン。
CHIMERA=決戦仕様としてレース毎に注油、超低粘度で驚異的なチェーン離れと極薄油膜によりレスポンスのみを重視しながらも耐摩耗性と極圧性も得られるオイル。
LIGHT DUTY=街道レーサー仕様としてメンテナンス毎に注油、低粘度ながらシッカリと油膜を維持し粘度抵抗も少なく摩擦低減の効果に優れた最も万能なオイル。
NEMEA=一般仕様としてシーズン毎に注油、中粘度で強靭な油膜ながらチェーン離れも良い特性と特に摩擦低減に優れたヘビーデューティーなオイル。
また、NEMEAオイルをボトムブラケットベアリングに使用する事で、油膜耐久性はグリスと同等ながら更に走り出しのレスポンスを向上させる事が出来ます。
他のオイルはサイクルユースには余り向かないので無視して良いです。
と言った感じ。
これはあくまでもCMWCに出場する条件だけでなく、他ジャンルのレースにおいても有効です。
BOREDのMETHODオイル&グリスはサイクルユースでの使用想定を完全に視野に入れたオーバースペックな数値をクリアしている事で、サイクルユース以下の荷重となるフィッシングリールやスケートボードでも完全対応していると言う事。
ベースオイルは金属に対し電気的に吸着する事が出来る唯一の化学合成油のみを使用し、耐久性を重視して配合された各種添加剤には固形添加剤は一切使用していません。
つまりオイル中には一切固形物を存在させないと言う事がBOREDのポリシー。
サイクルユーザーも改めてBOREDのMETHODオイルをゼヒ。

2023年7月10日月曜日

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いや~7月に入ってからと連日の様に猛暑続きの東京ですが、九州地方や山陰地方の線状降水帯も心配ですね。
ナゼか以前から九州地方にはBOREDユーザーが凄く多くて最近は山陰地方も凄く増えて来た事もあり、正に今回の線状降水帯による被害地域が心配でなりません。
これを見てくれている九州地方や山陰地方のユーザーはご自愛くださいね。
さて、今年はBORED事務所の入るビルが外壁工事を行っている為に、夏の間は常に足場が組まれ更にネットもかけられている事で今年は「真夏のBOREDインド超え」は避けられそうです。
BORED事務所の入るビルは東京でも交通量が多い事で有名な幹線道路沿いにありまして、事務所も一階にある事から路面からの反射熱や排気の熱風がモロに影響する上に、向かい側が駐車場と言う事でそこだけビルが無く直射や西陽が常時差し込んで来るんですね。
しかも事務所内はコンクリート打ちっ放しなので、夜中になると昼間溜め込まれていた熱が放射するもんで朝方までクーラーが効かない。
てか、既に事務所内の壁が熱いと。
なので、クーラーも全く効かないと言う事からいっそクーラーは点けない事にしていたんです。
かれこれこの10年くらい。
完全に電気代が無駄なので。
でも流石に送風機とサーキュレーターは回しているので外気はキチンと取り込んでいますけどね。
そして8月のお盆時期になると室温は常時40度を超えていましてね、常連さんは知っている過去最高室温はまさかの50℃超えを記録。
でもナゼか一度も熱中症になった事が無いと言うタフガイです。
そんなインド超えなBORED事務所ですが、今日は入荷があるので外注倉庫へ避難、いや、検品作業を行う為に出向いています。
なので今日と明日は冷房ギャンギャンな外注倉庫で作業が出来ると言う事で凄く幸せ。
先行受注で完売となりましたSSDD-Tは本日から数日以内に全て発送となりますので、ご注文頂きましたお客様は暫しお待ちを。
そして、最近ヘビロテしていると言うか出番が多く、個人的にも凄く使いやすくて重宝している画像のBALBOAオイル、CHIMERAオイル、NEMEAオイル、SIGMAグリス、THETAグリス。
これらを使ってまた検証作業を行うべく夜間はリールの分解作業を行わなくては。
この時期の日中は当然ながら直射日光が影響してあらゆる「物」自体の温度が30度~40度、場合によっては50度以上になる事もあり、逆に夜間は直射日光が無い事により湿度の問題が出て来ます。
こうなって来るとオイルは化学合成オイルそしてグリスはウレア系グリスの選択が最も適正です。
耐熱温度や粘度指数は精製鉱物油やリチウム系グリスの比ではなく、やはりディフェンス面を求める場合にはBOREDのMETHODオイル&グリスが効果を発揮します。
まだまだこれから猛暑も酷暑もそして高湿度や豪雨も続きますので、ゼヒ異常を感じる前の事前メンテナンスを行っておきましょう。

2023年7月7日金曜日

記事。

ようやく本日付けでご注文頂きました全ての発送が終わりました。
改めてホント沢山のご注文をありがとうございました。
がっ、月曜日からはBOREDのSSDD-Tが入荷となるので検品作業や発送作業もあり、そして怒涛のMETHODオイル&グリス在庫補充生産が始まると言う事で相変わらず気が抜けません。
さて、先日は自分の海水使用ベイトリール達の仕様を見て頂いた訳ですが、今度はついでに淡水使用ベイトリール達の仕様を見てやってください。
淡水での使用と言っても基本はバスでもライギョでもヘビーカバー専門でして、オープンもミドルレンジも一切やらないと言うコダワリ。
で、18バンタムMGLはHGとXGで全く同じカスタムを行っていて、スタジオコンポジットのハンドル、アベイルのスタードラグ、ヘッジホッグスタジオのレベルワインドパイプ、そして内部のベアリングもヘッジホッグスタジオのAIR HDへ交換してあります。
基本的にPEの4号か5号を巻いていてHGはバズベイト、スピナーベイト、スプーンなどに、XGはフロッグ、ラバージグ、スイムジグなどに、これら以外はワームもプラグも一切他のルアーは使いません。
そしてこの18バンタムMGLは自分史上で最も好きなリール。
で、過去記事でも何回か登場していますがこちらも大好きな自慢のアブ。
ブラックの方はロイヤルエキスプレス4601Cでガンメタの方はガンナー4601Cです。
こちらにはPEの5号を巻いています。
でも実はガンナーのフレームもロイヤルエキスプレスの物に交換してあるので、どちらもメッキ部分が見えないと言うか使われていない様にカスタム。
って言うかこの4601C達はトンデモないフルカスタムを施しているので、内部のコグホイールやらマグネットブレーキやらレベルワインダーやら、ハンドルもベアリングもギアも何から何まで新品状態でフルカスタムしてあるんです。
数年前になりますがTリバーでマグネットブレーキの調整を行った際はラバージグにトレーラーの合計21gだっけ?で70mくらい飛びましたから。
現行製品と大差の無いスペックに仕上げていますが、カリカリの軽巻チューンはしていませんよ。
どちらもメインギアとピニオンギアにはSIGMAグリス、プラギアやコグホイールにはTHICK HEAVYオイル、スプールベアリングにはBALBOAオイルで仕上げていますが、内部プレート上にあるメカニカルなパーツは全てCHIMERAオイルでアッセンブルしています。
ま、でも実際には近距離のアシ打ちで狙うライギョとか、河川岸際でのナマズにしか使わないので飛距離は意味ありません。
自分が若かった「あの頃」の憧れリールを最高に金と手間をかけて自分仕様にカスタムしてみたかったと言うだけの事で。
それに敢えてオリジナルでは無くフルカスタムしたと言うのは4000番台だから。
玉数も多いので特にオリジナルをキープする必要もないかなと、未だに超美品とか未使用とか出ますからね。
と言う事でMETHODオイルとグリスを検証する上で自分的な用途と美学で導入したベイトリール達ですが、もちろん検証以前にテストでも使用しているので特に前回記事の海水使用ベイトリール達はかなりの頻度で純正パーツ交換しています。
これら以外にもライトリグ用に19SLXとかフィネスリグ用に14ブレ二アスなどもありますが、これらは一応検証用として組んであっても殆ど使っていません。
自分は基本的にシマノとアブのみしか使用しないのですが、幸いリールメンテナンス業を行っているフォロワーに助けられてダイワでもガッツリと試用や検証も行ってもらっていますのでご安心を。
あとはマニアックながらAVETリールさんにも使ってもらっています。
と、言う事でこれから更に猛暑&酷暑&豪雨&湿度と過酷なシーズンを迎えますので、ゼヒBOREDのMETHODオイル&グリスでディフェンスを兼ねたメンテナンスをお忘れなく。
今日も夏いっ。

2023年7月6日木曜日

記事。

いや~お蔭様でBOREDのOFFICIAL SUMMER MADNESS SALEに予想を超える多くのご注文を頂きまして。
毎回オフィシャルセールを開催する毎にご利用数を更新して来ましたが、今回はグンっと大きく更新する事でホントに感謝です。
で、今回はご注文数が膨大と言う事でフライングで既に連日の発送作業を開始していましたが、アナウンス通り本日6日から本格的に発送作業を開始し明日7日までに全ての発送を終える見込みとなります。
地域差や悪天候などもありますが、この週末にはお届けとなるでしょう。
と言う事でこれから更にバタバタなスケジュール満載なのですが、取り急ぎ今日は愚妻の誕生日と言う事でケーキでも買って定時で帰宅しようかと。
そして週明けには既に先行受注にて完売となりましたSSDD-Tも入荷するし、同時にMETHODオイル&グリスの在庫補充生産も手配を開始すると。
引き続き貧乏暇無しが続きます。
なので今日のところは御礼の記事をアップしてみた訳なんですが、今更?ながら今年はエルニーニョらしいですね。
て事は猛暑&酷暑が長引く年と言う事なので、今の内にメンテナンスをやっておかないとダメですよ。

2023年7月5日水曜日

記事。

本日の深夜23:59をもって終了となりますBOREDのOFFICIAL SUMMER MADNESS SALE。
毎回オフィシャルセールを開催する度にご利用数も更新され非常に有り難いです。
その代わり当然ながら発送準備や出荷手配も膨大になるので、毎回オフィシャルセール終了の翌日から順次発送を行いますとアナウンスしている癖に今回は既に連日発送を行っています。
それでも通常より発送数が膨大と言う事で遅くとも7月7日までには全てのご注文分の発送を終える見込みとして準備を進めています。
つまり今週末辺りには順次お届けとなるでしょう。
で、BORED STOREの各種在庫も少なくなって来たのですが、来週からはMETHODオイル&グリス7月分の在庫補充生産を開始するスケジュールです。
但し、引き続きBSLRオイルとHYDRAオイルについては材料の一部に欠品が生じていまして、大変申し訳ありませんが今回も在庫補充生産を行えない状況となります。
現時点でBORED STOREではBSLRオイルが欠品中となり、HYDRAオイルも在庫が僅少となっていますのでホントお早目に。
今回のOFFICIAL SUMMER MADNESS SALE開催に合わせ7月1日付で若干数の在庫を更新したのですが、これは倉庫にある充填装置のポリタンクにあった物を充填した物であって、ホント若干数しか在庫を更新出来ませんでした。
次回は恐らく9月の在庫補充生産にて間に合うか?と言ったところですので、引き続きご迷惑をおかけしますがご了承頂ければと思います。
と言う事で再度!本日の23:59までBORED STOREの全製品が20%OFFとなるBOREDのOFFICIAL SUMMER MADNESS SALEをゼヒご利用ください。
あ、確かクーポンコードはお一人様何回でも使用出来ますので。

2023年7月4日火曜日

記事。

自分は元々ベイトリールの使用率が高いと言うか、淡水のバスやナマズやライギョではベイトリールのみで、海水のシーバスやチヌではベイトリールもスピニングリールも使います。
だけど一年を通してどちらの使用頻度が高いかと聞かれたらもちろんベイトリールになります。
画像は自分がシーバスのみで使用しているベイトリール達。
4号リールにはシマノの17スコーピオンDC101HG、5号リールにはシマノの20カルカッタコンクエストDC201HG、6号リールにはアブのレボビースト41HS-Lと、この3機種を使い回しています。
基本的に4号リールでは30g~60gほど、5号リールでは40g~90gほど、6号リールでは80g~130gほどを基準にしていますが、もちろん例えば6号リールで40gを投げる事もありますよ。
ラインは全てヨツアミのフルドラグX8で、リーダーはサンヨーのソルトマックスナイロン、これが今現時点での組み合わせになります。
で、リールの型番やラインの線径は違うはずなのに面白い事にスプールベアリングに使用しているオイルはBALBOAオイルかCHIMERAオイルを使用していて、そのセレクトも使用するルアーのウェイトと言うよりはルアーの種類で別けています。
なのでビッグミノーやヘビーシンペンなどの場合は空気抵抗が少ないのでBALBOAオイルを、ジョイントビッグベイトやビッグペンシルの場合はCHIMERAオイルを、と言う感じで使い分けているんです。
これはキャスト時の抵抗だけを考えた訳ではなくて、アクション時やリーリング時の抵抗も考えてのセレクトです。
只巻の多いビッグミノーやヘビーシンペンはスプールの動きも割と単調になる事からスプールベアリングの摩擦や抵抗も比較的低い、一方でロッドアクションと同時にリーリングでの操作が多いジョイントビッグベイトやビッグペンシルの場合はストップ&ゴー的な動きも多くなり摩擦や抵抗も高くなる事から油膜強度と言うよりも単純に粘度をワンランク上げたと言う事です。
基本的にBOREDのMETHODオイルでもMETHODグリスでも使用している極圧剤や減摩剤はサイクルユースまでを前提としたオーバースペックな添加剤を使用している事もあり、スプールベアリングの場合はオイルの種類をそんなに気にしなくても十分ディフェンス面は強化されています。
まぁ、BOREDが2003年からポリシーとしている油脂に求める最大要素は、油膜性と極圧性と謳って来た事は以前からお伝えしている通りですが。
なのでそう言った意味でオイルをセレクトすると言う事もアリかと。
アホみたいな超低粘度オイルを使用して回転速度ばかりを追い求めても飛距離にしてみれば良くて数十センチの差です。
それに飛距離に関する要素は他にも多く存在している上に、毎日毎時間常に変化している自然条件の中で不安定な数十センチを追い求めるよりは、純正の一歩先の性能や特性を強く長く様々な条件下で維持し続けられる方が有意義です。
参考までにBOREDのMETHODで一番低粘度なベースオイルの粘度はISO VG2。
ISO規格でVG2と言う事は恐らく世界一低粘度な部類に入ります。
あ、もちろんエステル化学合成油ですよ。
でもこのVG2と言う驚異的な超低粘度オイルをまんま使用したところで意味は無いんですね。
なのでHYDRAオイルやBALBOAオイルの様にVG7~9と言う粘度へ上げて使用している訳でして、そこには十分な油膜性、極圧性、減摩性、防錆性、粘弾性など様々な要素をかなり大きな割合で付加してあると言う事。
市販の「何でもオイル」とは完全に目的も性能も違います。
と言う事でお蔭様でBOREDのOFFICIAL SUMMER MADNESS SALEも大変好評を頂いていまして、オイルもグリスも在庫がかなり少なくなって来ました。
実は既に発送も行ってしまってますが7月7日までには全ての発送も完了となりますので、引き続きBORED STOREにてゼヒお早目のご注文をお願い致します。

2023年7月3日月曜日

記事。

昨日の定休日は雨上がりの快晴&猛暑、なので最近また復活しているデイゲームへ出撃して来ました。
と言うのも先日から導入したレボビースト41HS-Lのセッティングを詰めておきたかったからと言うのもあり、またコノフラット195を調整したかった事もあって。
クラッシュ9とメガドッグ220は単に釣りたくて同行。
で、先日から連続5度目?の使用になるレボビースト41HS-Lのオイル&グリス交換については既に少し遡った過去記事で記載していますが、当然ながらオイル&グリスの検証も行っているので釣行後は敢えて水洗いを行っていません。
そして基本的に大河川でのフルキャストを前提として塩分濃度の高くなる上げ潮だけを狙って使用しています。
つまり検証は常にドMって事。
帰宅して既に海水が蒸発して塩が付着しているボディだけをウエスで拭くだけで、普段の様に水洗いは一切していませんが今のところ動作にも回転にも変化は起きていません。
でも良い子はマネしない様に。
さて、個人的な事になりますが、自分のメイン機はシマノでサブ機はアブとしていまして、ダイワのベイトリールは一切持っていません。
これについては単に何十年も前にブレーキシステムの点から始まり現在に至っているだけの事で、要するに昔から遠心ブレーキ派だったと言う事なだけです。
ま、でもその流れから今となってはDCブレーキも使いますし遠心+マグも使う様になりましたけど、余り色々とゴチャゴチャ使いたくないと言うのが本当のところ。
なのでいつも気に入ったリールは同じモデルのギア比違いで揃えるクセがあり、今も手持で言えば18バンタムMGLとかABU 4601Cとか、以前はアルデバランとかメタ二ウムなども。
で、今回初めてロープロ系アブのレボビースト41HS-Lを導入した訳ですが、これハッキリ言ってかなり気に入ってます。
なのでもう一台導入したい程。
自分の場合には使用ターゲットを決めてターゲット毎にリールを揃える様にしていますが、レボビースト41HS-LはPE6号を使用した4ozを中心に3oz~5ozのビッグベイトのみで使用します。
なのでセッティングもソレ専用として行っていて、もちろんオイルやグリスのセレクトについても同様です。
カスタムとしてはハンドルをスタジオコンポジットの96mmに交換している事と、マグネットブレーキのマグネットを市販のネオジウム磁石へ交換した事。
このネオジウム磁石が効き過ぎってくらいに効いてしまいまして、一応今は純正時と同じ5個装着しているのですが、先日の釣行では画像のルアーを風速5mほどの完全な向かい風でフルキャストしてバックラッシュはゼロ。
遠心ブレーキは6個の内2個をオンにして、外部のダイヤルもゼロです。
これでも糸が浮く気配すら無いと言う。
なので今後はネオジウム磁石の数を減らしてブレーキ具合を調整して行くつもりですが、まぁ今の状態で完全に安定しているし飛距離はメイン機の20カルカッタコンクエストDC201よりも少し落ちはしても、予想していたよりは十分飛んでいるので不満はありません。
今後は自分が大好きな40g~70g位までのビッグミノーをフルキャストしてみて判断して行こうかなと。
あとはメインギアとピニオンギアに使用しているSIGMAグリス+OMEGAグリスの混合カスタムグリスをSIGMAグリス単体使用に戻すかなぁと言うところ、スプールベアリングに使用しているCHIMERAオイルは絶好調。
こうやって自分の「定番」な諸々を追い込んで行くと愛着が沸いて来ますね。
で、その日は最後にコノフラット195をキャストしたんですが、どうやらボックスに入れ忘れて帰宅してしまったらしい。
せっかくウェイト調整して追い込んだのに何やってんだか。
全て夏のせい、暑くて意識がモーローとしてたのでね。
さて、引き続きBOREDのOFFICIAL SUMMER MADNESS SALEも開催中につきゼヒ。