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2023年12月29日金曜日

感謝。

本日29日の15時をもちましてBOREDの年内業務は全て終了とさせて頂きました。
結局27日までは怒涛の発送準備や出荷手配に追われ、毎年の事ながら10時~11時に出勤して翌朝3時4時に帰宅すると言う鬼残業をメイクした年末。
お蔭様でBORED STOREのオイル製品は見事に欠品、もちろんDEALERへの卸分在庫も欠品となりまして、残すはグリス製品が各一桁在庫と言う事になりました。
期末なので有り難いのですが新年から一体何を売れば良いのでしょうか?
さて、今年はBOREDの20周年と言う事で色々とやりたかった事を実現出来た年となりましたが、先ずは個人的に溺愛しているMonster KissのBanheiroで別注オリカラを作れた事、そしてBOREDオリジナルアパレルで実現したかったデザインやボディで好評を頂いた事、で、本筋のMETHODオイルを全て理想の形にモデルチェンジしコンプリートする事が出来た事。
この3つに集約されます。
でも逆に悔やまれるのが今年ランカー?を2匹バラシた事。
ま、釣果は別に良いんです、ルアーメーカーじゃないし。
そんな2023年でしたが新年からは早速1月中旬~下旬にかけてMETHODオイル&グリスの在庫補充生産が始まりまして、また2024 A/WシーズンのWINTERに当たるアパレルの先行受注を開始します。
これが新年1月の主なスケジュールとなります。
と言う事でパーソナルな部分では義母の不幸により喪中となります今年、でも業務的には20周年も終え21年目に突入と言う来年、連日感じる猛烈な視力の衰えとか、パンティを汚してしまうコウモン事情とか、まるでチクワの様なマイディックなど、加齢に寄る諸々の不具合には気を注ぎながらもタバコ、コーヒー、エナジーの摂取量は現状維持で昭和スタイルをキープして行きたいと思います。
また新年もBOREDのMETHOD製品とVITAL製品のご愛用、そして爆買いを宜しくお願い致します。
良いお年を。

2023年12月28日木曜日

記事。

真冬のレイヤリング。
さて、もはやこの数年は完全にライフワーク化して来た金曜の仕事終り釣行。
明日も年内最後の仕事終り釣行へはスタメンとプチ遠征する予定で強気のクラッシュ9と他にもう1個と言うルアーセレクトでの釣行予定です。
でもクラッシュ9は2つ持って行きますけど。
そこで近年ではスッカリ末端の冷え性と言うか単に血の巡りが悪いお年頃になった事で、真冬のレイヤリングには山行から引き続きコダワリを持っていまして。
この数年はお年頃の自分でも大丈夫な定番化した真冬のレイヤリングをご紹介したいと思います。
早速。
自分の場合ベースレイヤーにはモンベルのスーパーメリノウールEXP、セカンドレイヤーにグンゼのHOTMAGIC極、これを1枚分と考えてベースレイヤーとしています。
ミドルレイヤーには一般的なフリースパーカーを着て、アウターにはダウンジャケットを着る様にしています。
先ず一番大事なベースレイヤーはモンベルで言えば化繊のジオラインでは役に立たず、やはり総合面で機能が上のスーパーメリノウールが適正。
化繊は保温性の面では絶対ウールやダウンには敵いません。
これに更にグンゼのHOTMAGIC極をレイヤリングしているのですが、このHOTMAGIC極は驚異的なストレッチ性ながら一般肌着7枚分と言う強気な謳い文句の化繊になり、とにかく動き易さと丈の長さからオケツの割れ目までシッカリカバー出来るんです。
この2枚を重ねてタックインしているだけで相当に暖かいし動きは全くスポイルされない。
なので電車移動がメインの自分的にミドルレイヤーには暖房の効いた電車内でも温度調整がし易い様に、必ずフルジップのフリースパーカーやフリースジャケットを着る様にしていますが、必ずクリマプラスとかポーラーテックとか目の詰まった厚手のフリースか、キチンと裏地付きのボアフリースにしているのは当然の事。
そしてアウターのダウンジャケットは2種類を着回していますが、リアルダウンを使用した方はバーグハウスの撥水性を持たせたハイドロダウンを使用した物、ケミカルダウンを使用した方はコロンビアのオムニテックが使用されている物を釣行用としています。
どちらも水辺で使用するので水気に対して十分な機能を持っていて、予報的に雨が降らない場合はバーグハウスを、雨が懸念される場合はコロンビアをと使い別けています。
特にコロンビアは安価な割にケミカルダウンの充填量がとても多く、しかも表生地は防水透湿生地のオムニテックなので別途レインウエアを用意する必要がありません。
内側があのピカピカなアルミ反射素材になっていますが、それも最高峰のオムニヒートインフィニティなので、着用から少し経つと自身の体温が反射され暖かくなって来るのが実感出来ます。
着用した瞬間から暖かいのはもちろんリアルダウンのバーグハウスになりますけどね。
この4枚のレイヤリングがコンクリートとスチールで放射冷却とビル風がハンパない東京湾奥釣行でのスタイル。
この数年はずっとコレですね、確か昨年も同じ記事を書いた様な。
最後に足元は基本的にゴアテックスを使用しているトレイルランニングシューズにウールソックス。
どうやっても寒くて仕方ない時でも余りウインターブーツは履かずにソール用カイロを仕込んでおけば先ず問題無し。
あくまでも釣具メーカーのウエアだけは避けたい事もあってのセレクトではありますが、当然ながら元々機能性生地を開発したメーカーは全て登山系アウトドアメーカー。
ならばその中からセレクト出来ない訳がなく敢えてダ○ワやシ○ノを着たいのなら話は別ですが、そうでないなら撥水性を持たせたリアルダウンもプラス機能を持たせた化繊も死ぬほど存在していますからね。
しかも釣行帰りにそのまんま街中へ出て飲みに行っても全く恥ずかしくないセレクト。
自分はそーゆー基準でセレクトしていますので参考まで。
しかし明日は釣れるのか?

2023年12月27日水曜日

案内。

毎年の事ながら年末は慌だしい状況につきアナウンスが遅くなりましたが、年末年始休業日は画像のスケジュールとさせて頂きます。
BORED STOREからのご注文につきましては12月29日の15時をもって年内最終の発送締切とさせて頂きます。
新年は1月4日より営業を開始致しますが、1月4日と1月5日の両日は時間短縮営業として15時にて終業とさせて頂き、休業期間中に承りました在庫品に関しましては4日より順次出荷手配を行わせて頂きます。
尚、年末年始の宅急便事情から通常どおりにお届けの確約は致しかねますのでご了承ください。
来年も引き続きBOREDのMETHOD製品及びVITAL製品を宜しくお願い致します。

記事。

良いでしょ~?
いつもオイシイところを突いて来るよねぇ。
そう、Monster KissのECサイトMonster BASEにて只今絶賛販売中の2024福袋。
これ価格もリーズナボーで22000円なんですけど、モンスターキスオリジナルグッズ&オリジナルカラーアイテムがギッシリと詰まっていまして、その中でも注目したい一つにオリジナルカラーアイテムがあります。
誰もが大好きなオリカラルアーですね。
で、画像のコレ。
まず上はスカジッドデザインの兄弟ブランド?DeeDeeDesignsから発売され、再生材料を使用した3Dプリンター製と言う事もあって話題にもなったコーンミノー220。
4ozのウェイクベイトです。
この迫力のウェイクベイトは中々の存在感な上に、この晩秋には番頭YSD君が船中で一人爆った事実もあり。
それに加えてMonster Kiss別注のオリカラがどうやっても派手で個人的にはツボなカラーです。
さて下はレぺゼン東京な自分も大好きを通り越してリスペクトしている老舗ルアーメーカーのタックルハウス定番のK-TENシリーズ。
そのラインナップ中でも最大サイズとなり最近内部構造をリニューアルし更に強化されたR2として注目されたBKF175R2。
175mmで51gのビッグミノーですが、フックとリングを付ければ58g前後になります。
これもMonster Kiss別注のオリカラとしてチャートにグリーンバックのオレンジベリーでドツボなカラーに仕上がっています。
しかもオレンジベリーにはシルバーフレークも混ざっているコダワリ。
こんな素敵オリカラルアーが2024福袋にも入っているとかいないとか。
これら以外にもかなりお買い得なアイテムが詰まっているとかいないとか。
更に2024福袋には抽選でロッドが当たるチケットも入っているとかいないとか。
運試しも兼ねて購入してみても間違い無く損はないので大いにアリかと思いますよ。
そんな勝手な宣伝はこれくらいにしてオリカラと言えばな、BORED×Monster Kissの20th Banheiroも在庫の残りが少なくなって来ました。
流石に真冬になって来た事で動きが静かになって来ましたが、当初から来年の梅雨時期までに完売になれば良いかな?と思っていたので今は良し。
でも来年の春から夏にかけては間違い無く完売となるでしょう、と言う事で皆さん財布がブ厚い今の内に買っておきましょうね。
そんな訳でBOREDの先走り福袋もお蔭様で販売開始翌日には全て完売となりました。
福袋とは言え箱で作りましたけど、まぁ外観なんて誰も期待していないしね。
その発送も本日午前中に全て終えた事でようやく一段落。
久しぶりに朝方4時帰宅を終えて今日は定時で帰宅させてもらいます。
また愛息に「久しぶりっ」と言われない様にしないと。

2023年12月26日火曜日

記事。

2023年なんて存在した?ってくらいに早かった今年。
今年は久しぶりにDARKSIDEBOREDBLOGらしい毒を吐いてみようと思っていたのですが、今回はオフィシャルメール宛にちょっと変わった?お問い合わせを頂いた事もあって、その中からセレクトしてご紹介してみたいと思います。
1つ目。
「何でBOREDさんはKDWの大会へ協賛している癖にKDWクラッチを使用していないんですか?」と言う質問。
これね、何人かにも直接聞かれた事があるんですが、単純に自分的には純正クラッチの切り心地に不満がないと言うか、深い位置までシッカリと沈む?方がキャストし易い癖があって、また基本的に太糸PEしか使わないのでキャスト時にラインが浮いたりした際ラインとクラッチとが干渉する事を避けたいからと言う事なんです。
それに太糸PEしか使わない上に基本的にサミングは着水時にしか行わないので、ナイロンやフロロの様に頻繁に触り続けてしまうサミングをしてしまうとPEの毛羽立ちが起こり易くなってしまうかも?と言う懸念から、自分的にはサミングのし易さを追求していないと言う事もあります。
なので別に何か他の理由があるとかじゃなくて根本的に純正クラッチで困っていないからと言う事なんです。
要するに純正慣れですね。
2つ目。
「BORED製品はAmazonなどでも買えるのにキャスティングや上州屋では買えないんですか?」と言う質問。
これ問い合わせとしては凄く多いんですが以前から不定期にアナウンスして来たとおり、BOREDはオフィシャルとして大手チェーン店や大手Cサイトへの卸売や出店は行っていません。
なのでAmazonで買えると言うのはBOREDが直接出店している訳じゃなくて、お取り扱いDEALERショップがAmazonへ出店しているからの事で、そこはノータッチですし同じくオークションサイトやECサイトで買えると言うのも同様です。
BOREDはオフィシャルとして問屋への卸売を行っていない事も関連しているのですが、自社製品は自社サイトまたはお取り扱いDEALERショップのみでしか展開したくないと言うポリシーがありましてね。
市場へ広く浅くバラ撒く様な売り方はしたくないので今後も同じ売り方で行くつもりです。
3つ目。
「何でダイワのリールを全く使わないのですか?」と言う質問。
これも以前に書いた事なんですが、自分は基本的にベイトリールのブレーキは遠心派でして、DCが産まれる前のシマノもIBになる前のアブも当時は遠心ブレーキしか無くて、その遠心ブレーキで散々慣れて来た事があるので今もシマノかアブしか使わない様になってしまったと。
そしてこれは怒られちゃうかもしませんが、シマノとダイワで言えばプロダクトデザインの趣味。
これも個人的には重要で所有欲に直結する部分でもあると思うんですが、ダイワの製品デザインや差し色のカラー全般がダメでね。
なんと言うかワザと難しくしている様に見えると言うか「ソコ直線で良くない?」みたいなところとか、カラーリングもロゴデザインも自分の趣味に合わないだけなんです。
でもスピニングは全般的に良いと思うので以前にも一年程購入して使っていた事はありますし、ロッドは今もスピニングのシーバスロッドを使っていますよ。
4つ目。
「Fisn IN専売製品のFLBオイルはいつ発売になるのですか?」と言う質問。
これについては先日もTwitterにてアナウンスしたのですが、逆に今になってお問い合わせを多く頂きまして、自分も知りたいですw
一応ながら専売製品とは言えMETHOD製品としてラベルデザインもし直してある上に、生産したのはBOREDである事は間違い無いのでゴメンナサイとしか言いようがありません。
で、こちらは当初の予定から変更してFisn INの専売製品と言う形をとって販売する事になりましたと何度かアナウンスして来ましたが、当のFisn IN側でも製品の販売準備は進んでいるらしいので、現状として販売や価格などに関するお問い合わせはFisn INまでお願いします。
と言う事で改めて話は済んでいます。
BORED的に言うと既にFish INへの納品は予定通り晩秋には済んでいまして、それに際しMETHODのZAYTオイルも発売時期を遅らせていたんですが、こちらとしてヤルべき事は全て済んでいるので残すはFisn INに一人でも多くのユーザーに販売して貰えたら本望、と言う段階です。
でもターゲットとなるライトソルトもハイシーズンを迎えているだけに早い方が良いんですが、BOREDとしては改めて今暫しお待ちくださいとしか言えずゴメンナサイ。
5つ目。
「YouTubeなどでメンテナンス動画を上げたりしないのですか?」と言う質問。
コレはね即答で無いです。
と言うのもBOREDはメンテナンスをする人達が使用する為の油脂(オイルやグリス)を生産しているメーカーですが、それら油脂を自社で製造販売しているのであってメンテナンスは業務として行っていないからです。
また過去のサイクルメカニック時代も同様でしたが、メンテナンスを行う際のテクニックとかツールとかオリジナルの部分までも晒してしまう場合もあり、これらはメカニック独自のモノであって万が一晒してしまった場合はマネされる可能性もあるからなんです。
いや、個人ユーザーにマネされるのは全然良いんですよ、そーじゃなくてショップとかメーカーとかね、諸々行儀が悪いところも存在していますからね。
パクリには少し敏感なところがあるのはご承知でしょう。
なのでメンテナンス作業自体を動画にする事はありませんし、逆に例えれば天下のWAKOSがメカニック動画を上げたりしてます?って事と同じで。
なので基本的にはDEALERのショップやメンテナンスサービスにてご利用頂ければと思います。
BOREDではフィッシングリールのメンテナンスに関するノウハウを伝授出来るレベルではありませんし。
以上。
もっと沢山エグイ内容の問い合せもあるんですが、取り敢えずはインフォーメーション的な部分も含めた問い合せを上手く利用してセレクトしてみました。
バレてましたかね?

2023年12月25日月曜日

記事。

未だ多忙につき年末年始のスケジュールが確定出来ないBOREDです。
あ、メリクリです。
さて、もう完全に年末モードでしょうけど年末年始のお休みに役立つ様にとメンテナンス記事をアップして行きますよ。
今回はベイトリールのスプールベアリングについて。
コレって誰もが一度は?注油した事のある最も分かり易いパーツだと思うんですが、オイルの粘度や特性の適正を求める基準てどーしたら良いんですか?というもの。
先日某プロがボートからビッグベイトシーバスしている動画を見たのですが、キャストの際に「ヴィ~ン」て音をさせながらキャストしていたんですね。
コイツこれで良いのか?って気になりながら見ていたんですが、当然ながらその動画で使用している300番リールは触った事も投げた事もあったので普通はそんな音しません。
もちろんDCでも無いし。
このフルキャスト時に「ヴィ~ン」て音がしているのは恐らくスプールベアリングが原因なんですが、この異音がする原因として先ず一つ目にベアリングが死んでいる状態、そして二つ目はオイルの油膜が合っていない状態に絞られます。
一つ目のベアリングが死んでいると言うのは、使用経年によりベアリング内に錆または焼き付きが生じている事で正確な公差(精度)が保たれていない事が原因です。
この錆も焼き付きもそうなる原因は適正なケアを怠ったからであって、錆は誰もが想像付くと思うので省きますが、焼き付は使用している油膜が弱いまたは薄い事によりベアリングのボールとボディが直接触れ合ってしまい金属表面が摩擦してしまう事を言います。
基本的にベアリングを構成するボール、ボディ、リテーナーはオイルまたはグリスの油膜が存在している事で頻繁に金属同士が接触する事を防ぐ役割があって、これが頻繁に接触してしまうと言う事は瞬間的な負荷や荷重が掛かった際に油膜が切れて金属同士が大きく摩擦を起こします。
この摩擦が何度も起きると金属同士の表面が部分的に痩せてデコボコしてしまのが想像出来るでしょ?
更にこの摩擦が進むと適正に動かなくなり、この状態を焼き付きと言うんです。
サイクルベアリングでもお馴染みなので嫌ってほど焼き付き痕は見て来ました。
この焼き付いた状態のベアリングにいくら注油したところでベアリング内が正確な円形を保られていない事から間違い無く良くなる事はありません。
なのでこの状態でキャストをすると「ヴィ~ン」と変な事と共にスプールの回転に振動が多く伝わり飛距離も大きく落ちてしまいます。
そして油膜の厚みについても同様です。
BOREDのMETHODオイルで例えると新製品ZAYTオイルを注油した300番リールでビッグベイトをフルキャストしていると、恐らく当日中または次回の釣行時には「ヴィ~ン」と異音がして来るでしょう。
これは適正なウェイトに対応していない油膜の厚みが原因であって、同じくリールの水没とか大雨などが原因でスプールベアリング内に水が浸入した場合も同様です。
上記の例えで適正なオイルは?と聞かれたらLIGHT DUTYオイルまたはBSLUオイルとBALBOAオイルの1:1混合カスタム、これが自分の経験上から純正よりも飛ばせ異音も起こらない適正なオイルと言えます。
ビッグベイトなどではルアーの重量が重い事もあって無理矢理に飛ぶには飛ぶんですが、「ヴィ~ン」と異音がしていると言う事は上記2点が原因となり、つまりは破損の原因と言うか一歩手前くらいに考えて貰えれば間違いありません。
極稀にスプールシャフトの曲がりにより正確にスプールが回転していないケースもありますが、これはよっぽどの事が無い限り起きない症状なので参考までに。
なのでBORED STOREの製品ページにも一応目安となる推奨型番などを記載していますが、あくまでも推奨であって指定では無いのは使用条件など様々な要因により変動するからです。
そしてベアリングの状態確認はベアリングを完全脱脂した上で軽く回転させた際に「コトコト」や「ジャー」と音がする様であれば許容以上の摩耗が起きています。
そうなっていれば敢えて高価なチューニングベアリングで無くても良いので、国内メーカーのMINEBEAやNTNなどのミニチュアベアリング、またはメーカー純正ベアリングを使用しましょう。
決して某中華製の安価なベアリングは使用しない方が良いです。
ちなみに自分の場合は海水での使用は純正ベアリングまたはHEDGEHOG STUDIOのZHiを、淡水での使用はHEDGEHOG STUDIOのAIR HDまたはZHiを使用しています。
また、ベアリングのタイプについてはメンテナンスやクリーニングもし易く、油膜の物理的な定着し易さから両面シールドまたは片面シールドを推奨します。
開放と呼ばれるフルオープンのベアリングは余り大きな意味を持たず、ベアリングの設計上からシールはボールやリテーナーと接触していませんので、フルオープンだから超回転すると言う訳ではありません。
非接触型に限りますが。
それにゴミや水分の防御策?としてもシールドは物理的に有効なので、文字通りのシールド効果は少なからず得られるでしょう。
と言う事で年末年始は諸々フィールド遊びはお休みしますよって人は、すぐに行えるスプールベアリングのメンテナンスを行っておきましょうね。

2023年12月22日金曜日

記事。

なんつーか、このDARKSIDEBOREDBLOGを始めた目的って、当初にも言ってた様にちょっと恥ずかしい「中小企業の社長ブログ」的な事をイメージしてたんです。
例えば製造業の社長さんが業務の事も書くんだけど私的な事とか趣味の事とか何でもブログ的に書いてあるのを見かけるじゃないですか?「営業さんゴリ推しの新しいコピー複合機を導入しました」とか「事務の女の子からバレンタインにチョコを貰いました」みたいなアレに触発されたと言うか、あーゆーダサいどーでもいいよって感じが素敵って思ったのね。
なのでBOREDもオフィシャルとして業務上のアナウンスやニュースは本家のBORED BLOGが既に存在していたところ、敢えてこのDARKSIDEBOREDBLOGを立ち上げたのが2019年。
もう4年以上も書いているんです。
それに製造業でもありますし。
で、業務の事で言えば新製品を発売するまでにどーゆー状況でサンプルテストを行ったとか、急にメチャクチャ忙しくなった理由は外注倉庫のオバちゃん達の動きが悪いからだとか、自分の手持タックルで使用しているMETHODオイル&グリスの実用例など、そんな部分が業務に関連している事であって、これを本家のBORED BLOGで書くのも良いんですが砕いて書いた方が伝わり易いよなって事でDARKSIDEBOREDBLOGになったんです。
要するにSNSで配信するには文字数が足りなくなってしまうし、本家のオフィシャルとして書くなら一応事業者として真面目に書くのが筋かなとも思うし、それらを回避する為には自由で文字数制限もないBLOGが一番だろうと。
それにSNSなんかを見ていると一部にしか伝わらない愚痴や不満ばっかり書いている人も多くて、そーゆーのって自然と目に入るじゃないですか?でもそんなに聞いて欲しいなら自分のBLOGを立ち上げて思い切り書いて、SNSではそのBLOG自体の宣伝をすれば良いのにって昔から思ってまして。
そーゆー人達って不特定多数の誰かに見られ読まれる事で気分がスッキリするんじゃないかと思うんですね、なのでSNSは手っ取り早いけど読んでしまって嫌な気分になるコチラ側の気持ちもあるしね。
で、個人的な事で言えば基本的には自分のライフワークとしている事について書く機会が多くて、今は主にフィッシング関連になるのでルアーやらタックルやらの話とか、後は実際には余り書いていないんだけど音楽とか映画などについて書くと個人的な「趣味」が分かるじゃないですか?
「趣味」ってホビーの事じゃなくてセンスとかバックボーンとかルーツなどね。
そーゆー諸々があるからBOREDの製品ってこんな感じなんだぁ、ってイメージがリンクして貰えるとこれも手っ取り早いでしょ?
だけど前提として政治や宗教に関する事は書かない様にしていて、それは書いた時点で内容をキチンと読む以前に「あ~BOREDはそっち系か」ってレッテルを貼られ易いから。
そんなDARKSIDEBOREDBLOGではありますが、敢えて今の政治については文句しかないと言う。
もう不支持率が支持率の何倍もあると言う結構ヤバめな首相の暴走としか思えない次から次へと訳分からない動き。
これ次の選挙は再び政権落ちするんじゃないの?実際にそーなった方が良いんでしょうね。
コロナ禍が落ち着いてからと言うもの毎日テレビのニュースを見ても機嫌が悪くなるだけでね。
しかも同じくネットニュースの主な内容って既にSNSに依存しているから事後報告的に同じ内容を見る事が多いし。
だからSNSで読んでネットで読んでテレビで見るって事も多くて、ネガティブな内容なのにこれって一種の拷問だよね。
今の世の中って便利なんですかね?
だから「昭和」が一部で流行ってんのかな?なんて。
映画はCGばかりだし、洋服は何が流行なのか分からないし、トーヨコは毎日荒れてるし。
ん?あれトーヨコに居るガキ共って未成年が大半でしょ?なら面倒起こす前に即補導しちゃえば良いのに。
893がガッツリ仕切っていた歌舞伎町をリアルタイムで経験して来た昭和な自分には考えられないよねトーヨコの状況。
まだ893とホームレスだらけだった頃の方が治安は断然良かったし。
と、久しぶりに愚痴って見ましたが、そんな2023年も残り僅かとなりましたね。
で、今日は只でさえ短い睡眠時間を更に削ってアブのレボビースト2号機をメンテしておきました。
ちょっと試してみたい事があったので簡易的にではありますけどメインギアに使用しているSIGMAグリスの粘性を上げてみたんです。
年内も後何回かは釣行出来る?はずなのでスピニングはもう終了して自分が好きなビッグベイツで検証してみます。
さて、毎年言う事なんですが敢えて「今年も一年経つのが早かった」と言う事で、未だ全然やる事が残っているので年内は殆ど鬼残業な上に年末年始休業日も未だ決められないBOREDです。

案内。

昨夜遅くにSNSにてアナウンスされましたFish IN専売製品のFLBオイルについて、補足と言うか訂正がありますので改めてBOREDからお伝えします。
もう既に何度もBOREDとしてもアナウンスを行って来ましたが、このFLBオイルはBOREDのMETHOD部門が製造した正真正銘のMETHOD製品となり、販売に関してのみFish INだけで専売されると言う位置付けになります。
このFLBオイルは主にベイトフィネスリールのスプールベアリングをターゲットとしたオイルとなりギアオイルではありません。
ナゼか昨夜のSNSアナウンスでは表題に「Gear」と書かれていましたが、これがギアオイルとしての認識なのか?ギア=装備に関すると言う意味での表現なのか?はコチラでは分かりませんし、いずれにしても曖昧な書き方でしたので改めて正式に訂正しておきます。
FLBオイルはベアリングオイルです。
または小型スピニングリールのラインローラーやハンドルノブなど、センシティブな巻き感を必要とする各所ベアリングでも当然ながら使用可能です。
そして昨夜のアナウンスではお問い合わせに関しても誤りがあり、用途や成分など「製品」に関するお問い合わせはBOREDでも当然対応させて頂きますが価格や時期など「販売」に関するお問い合わせはFish INまでお願いします。
と言う事で少しアゲアシの様にも聞こえますが、製造元となるBOREDのMETHOD部門としては当然「製品」に関する成分や性能などスペックの点は責任を持ってお答えしますのでご安心ください。
でも専売製品だけに「販売」に関する件はBOREDでは関与していませんし、逐一報告されている訳では無い事から常時把握していませんので、コチラについてはFish INまでお問い合わせくださいと言う事なんです。
また具体的な使用方法や使用環境などはプロデュースしたFLB cruiseのマッツン船長までお問い合わせ頂いても問題ありません。
そしてBOREDのMETHOD新製品ZAYTオイルとの違いについて。
基本的に違いのみを明記した方が分かり易いと思いますので。
先ず、粘度について。
ZAYTオイルの方が僅かに低粘度です。
FLBオイルも超低粘度と言う位置付けに変わりありませんが、ZAYTオイルはBOREDのMETHOD史上で最も低粘度となります。
次に、粘性について。
粘性と言うのは粘着性とか粘弾性とか、所謂ネバネバと表現するアレです。
この粘性はFLBオイルが圧倒的に多く、逆にZAYTオイルは真逆のサッパリ系となります。
最後に、成分について。
これはいずれもエステル化学合成油を100%使用したシンセティックオイルです。
ですが、粘度としてISO規格のVG粘度で言うとFLBオイルはVG7でZAYTオイルはVG4と僅かに差が生じていますが元となるベースオイルは完全同一です。
その粘度差分としてFLBオイルは粘性がプラスされていると考えてください。
もちろんFLBオイルも超低粘度なので一般的にはネチャネチャしているオイルでは無いですが、初速のレスポンスと言うよりも伸びのサスティンに特徴があって、油膜の粘性が入力した際の回り過ぎを抑える効果があります。
と言うかFLB cruiseのマッツン船長から指示され意図して設計しています。
これが大きな違いとなっています。
なのでFLBオイルは列記としたベイトフィネス向けベアリングオイルとなりますので、決してギアなどに注油しない様に改めて注意喚起として。
そして「製品」に関するスペック的な件についてはBOREDまでお問い合わせ頂いても問題ありませんので誤解の無い様に。
年末近くにバタバタと申し訳ないです。

2023年12月20日水曜日

記事。

連日の鬼残業にて発送準備と出荷手配に追われていますBOREDですが、大変有り難い事にBORED STOREからのご注文も途切れずにスッカリ在庫が品薄となっています。
そして予定通り本日20日付で全てのご注文分を発送し終えましたMETHOD新製品ZAYTオイルですが、夕方BORED STOREへアップしました少量の在庫につきましても即お買い上げ頂き既に完売となりました。
こちらはまた他のMETHODオイル&グリスと共に新年1月中に在庫補充生産を行いますので、それまで暫くは欠品や品薄が続きますがご了承ください。
続いて明日はBOREDのSSDD LONG SLEEVEとSNAFU LONG SLEEVEが入荷となります。
こちらも明日中には発送準備と出荷手配を行わせて頂きますので、先行受注にてお買い上げ頂きましたお客様はお届けまで今少しお待ちください。
さて、本日不意にInstagramのストーリーズにアップしました画像のコレ。
既にこの秋に完売となりました20th BOA COACH JACKETの非売品カラーなんですが、実は先走り福袋に向けて前もって仕込んでありました。
何せ今回使用しているボディがレアなだけに早目に確保しておいたと言う事なんですが、聖なる12月25日正午12時に発売開始となります先走り福袋をお買い上げ頂くと必ず入っていますのでゼヒ。
でも一応再度の注意として今回使用している20th BOA COACH JACKETのボディはアメリカンサイズなので国内のコーチジャケットと比較してワンサイズほど大き目な作りとなっています。
例えるとユナイテッドアスレのコーチジャケットと比べると完全にワンサイズ大きな数字です。
通常国内向けのサイジングだとLサイズの自分も20th BOA COACH JACKETはMサイズで丁度良く、しかもインナーにパーカーやスウェットを着て丁度良いと言う事ですよ。
なので今回の先走り福袋はMサイズ~XLサイズのみでバリエーション化していますのでご了承を。
もちろん先走り福袋には新製品ZAYTを含むMETHODオイル&グリスをフルコンプリート、それにVITALのPRO SIZE WRも、他のアイテムも当然ながら詰め込んでいますので税込上代価格より45%OFF以上値引されています。
流石に45%OFF以上となるとBORED STOREのオフィシャルセールでも出せない割引率になるので非常にお買い得です。
そんな訳でお蔭様で既に20日の時点でBOREDの在庫も欠品や品薄となってしまった事で、当初予定していましたDARKSIDEBOREDBLOGの特売とか、BORED STOREのお買い得なセット販売も行えない状況となってしまいましたが、その分を先走り福袋に詰め込んでいますのでお許しを。
BOREDの先走り福袋は12月25日の正午12時よりBORED STOREにて数量限定にて販売開始し、もちろん年内には全て発送しますのでお早目のご注文をお待ちしています。

2023年12月19日火曜日

記事。

ようやく受注のピークも超えた?事で発送準備や出荷手配に完全移行していますBORED。
クリスマス前までは引き続き鬼残業が続く予定ではありますが、もちろんクリスマスと言えば20th Banheiroですね。
でも、らしい画像でしょ?
ワザワザ愚妻自作の「葉っぱの輪っか」に添えてみた20th Banheiroが素敵に見える不思議。
一応ですね現時点での在庫状況としてMATTE CHART BONEが残り4割、SPERMが残り3割と言う感じで当初の予定よりも早いペースでご注文を頂いていまして。
当初は来年5月~6月位のシーズン初めに半数ほど残っていれば良いかな?と思っていたんですが、どうやら既にそのペースは超えていまして非常に有り難い。
でもそんな事は全く気にしなくて結構ですんで、ゼヒこのクリスマスプレゼントにも活用してやってください。
別に彼氏彼女だけで無くても釣友へのプレゼントとか上司へのプレゼントなんてのも気持ち悪くて良いんじゃないでしょうか。
なんせBOREDの20周年アイテムと言う事でMonster Kissへ別注カラーを依頼したと言うシロモノですから。
実際には意外とバス関係のユーザーから多くご注文を頂いている印象なんですが、シーバス関係でもドンズバだと思いますのでね。
でも基本はジャンルレス、フィッシュイーター全般なら全部食うでしょ。
その他にも海外の怪魚相手でも壊れないタフでシンプルなボディとなっていますので、ゼヒ魚との写真もタグを付けてSNSなどへアップしてやってくださいね。

2023年12月18日月曜日

記事。

仕事でイラレとフォトショのみの専用として長年使って来たAppleのMac mini 2011がご臨終してから次の手を考えて来ましたが、数年ぶりに今更ながらMac mini 2012のcore i7 2.6GHz RAM16GB SSD500GBの良品中古をゲットすると言う時代遅れっぷり。
基本的に付き合いのあるプリント業者とかステッカー業者とか、その他も含めて旧バージョンで全く問題無く仕事が出来るので最新である必要は一切無いんですね。
動画とか編集するなら別でしょうけど。
さて、通称LATEと呼ばれるMac mini 2012はメーカーオプションでcore i7のクアッドコアが存在していて、当時は憧れていた正にソイツをゲットしたんですと言う話。
んで、OSも当時のOS Xの10.8.5へ戻してイラレとフォトショはCS5で動かせる様にしようと企み中。
ま、OSを10.9へ上げてCS6でも良いんですけど、自分的に機能が充実して感動したわってグレードがCS5だったもんで、その環境で再び使えるなら1mmも不都合は無いんです。
しかも今回のMac mini 2012はcore i7の2.6GHzだしSSDだし、イラレとフォトショ以外では一切使わないので当分使えるはず。
予めBIOSの電池交換とか放熱グリス入れ替えとかクリーニングとか、Mac miniをバラしてやれる所だけはやっておければなと思っていますが、これでもう5~6年ストレス無く動いてくれるなら十分満足です。
でも問題は手持のCS5がどこを探しても出て来なくて完全に失ってしまった事。
間違って捨てたのか?
今やCCになってしまった事で完全な買い取り&使い切りが出来るCS5やCS6は人気もある様で、ネットでも見ても新品未開封は当時ほどではないにしても高額だし、しかもまぁ当然ながら数が少ないと言うか無いに等しい。
結局シリアルさえあればジャンクでも済む訳ですけどね。
CSはメーカー対応も全部終えちゃった訳なので何とかならないものか?
年内中に設備入れ替えとしてイラレもフォトショもゲットしておくのがベスト。
まぁオークションでキチンとDVD提供している物を落とすのがベストかもしれませんね。
どっかにサンタ居ないかなぁ。
そして更にBORED事務所のオフィススペースと言うかデスクワークスペースの通称トイレットオフィス自体についている換気扇も新品へ交換してしまいます。
壁の天井付近に付いている100mm径の換気扇なんですけど、始動時に変な音がして来たので清掃ついでに新品へ交換してしまおうと。
先ずは定番Monotaroで調べると流石に図面まで出て来るのが有り難い。
でも到着まで4日~5日と時間が掛かるなぁと型番をコピペしてAmazonで調べてみると、まさかのプライム対応品があってキチンと東芝や三菱の同型が翌日配達と言う有り難さ。
申し訳ないけど今回はAmazonでポチります。
これでトイレットオフィス全体のクリーン度も増すのでMac mini 2012を迎え入れる準備も完了です。
と言う作業を年末までにやらなきゃならない予定。
セコイ予定を晒して恐縮です。

案内。

BORED STOREで利用しているレンタルショッピングカートのBASE株式会社よりクリスマスキャンペーンとしてクーポンコードが配布されて来ました。
毎度の事ながら最近のBASEはシレ~っと管理画面に案内が来ている事が多くて見過ごすところでした。
で、今回もBASEのあと払いPayIDに登録しているお客様のみが対象との事ですので、ブッチャケ詳細を調べていないので詳しいシステムを把握していないのですがw この機会に登録の上でご利用頂ければと思います。
期間は本日12月18日の正午12:00から12月27日の深夜23:59までと期間も長いので、恐らく年内最後?のクーポンコード配布につきゼヒ。

2023年12月15日金曜日

記事。

この手のメンテナンス具体例は割と定期的にアップした方が良いよね?って事で前回から余り変わり映えはしていませんが、流れてしまった過去記事の復活させると言う意味でも改めて。
と言う事で自分のMETHODオイル&グリスを使用したメンテナンス対象別セレクト例になります。
BOREDのMETHODオイル&グリスをご注文頂くに当り参考になればと言う事で現在自分が実用しているセレクトとなりますが、もちろんBOREDはフィッシングショップでもメンテナンスサービスでもありませんので全てのジャンルやモデルを網羅する事が出来ません。
記載以外のジャンルやモデルなどにつきましてはMETHODお取り扱いDEALERのフィッシングショップなどにてお問い合わせ&お買い求め頂くとして、簡単ではありますが下記に対象別データを記載してありますので参考にしてみてください。

その1ベイト、アブ レボビースト 41-HSL。ギア比違いを同仕様で2台使用。
これはシーバスフィッシングをメインにビッグベイトやビッグプラグ専用として、60g位~160g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの6号でリーダーはナイロンの60lbまたは80lbで使用。
スプールベアリングにはBSLUオイルとBALBOAオイルの1:2混合カスタム、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリスにDELTAグリスを少量追加、プラギアにはOMEGAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはOMEGAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはBSLUオイル、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。

その2ベイト、シマノ 20カルカッタコンクエストDC 201HG。
これはシーバスフィッシングをメインにビッグベイトやビッグプラグ専用として、40g位~120g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーはナイロンの50lbまたは60lbで使用。
スプールベアリングにはBSLUオイルとBALBOAオイルの1:2混合カスタム、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはOMEGAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはBSLUオイル、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。

その3ベイト、シマノ 18バンタムMGL XG。
これはバスフィッシングやナマズなど淡水をメインにヘビーカバーでのラバージグやフロッグ専用として、14g位~35g位までをピッチングやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはDELTAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

その4ベイト、シマノ 18バンタムMGL HG。
これはバスフィッシングやナマズなど淡水をメインにライトカバーでのバズベイトやスイムジグ専用として、10g位~28g位までをフルキャストやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

その5ベイト、シマノ 17スコーピオンDC 101HG。
これはシーバスフィッシングをメインにレギュラーウェイトからヘビーウェイトのプラグ専用として、30g位~60g位までをショートキャストまたはピッチングする際に使用しています。
ラインはPEの4号でリーダーはナイロンの50lbで使用。
スプールベアリングにはZAYTオイルとLIGHT DUTYオイルの1:2混合カスタム、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリスの上からOMEGAグリスを少量追加、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはBSLUオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

その6ベイト、シマノ 14ブレ二アス。
これは淡水海水問わずベイトフィネス全般用として1g~7g辺りをメインにショートキャストやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの0.8号でリーダーはフロロの8lbで使用。
スプールベアリングにはZAYTオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはBALBOAオイル。

その7スピニング、シマノ 19ヴァンキッシュ C3000MHG。
これはシーバスフィッシングをメインにレギュラーウェイトのプラグ専用として、7g位~25g位までを小規模運河や中規模河川でフルキャストまたはショートキャストする際に使用しています。
ラインはPEの1.0号でリーダーはフロロの20lbで使用。
ラインローラーはBALBOAオイル、スプールベアリングにはLIGHT DUTYオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはOMEGAグリス、ウォームシャフトにはOMEGAグリス、メインシャフトにはOMEGAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル、その他は純正。

その8ベイト、ABU 4601C。GUNNARとROYAL EXPRESSを同仕様で2台使用。
これはナマズやライギョをメインにレギュラーウェイトのフロッグやトップウォータープラグ専用として、12g位~35g位までをフルキャストまたはピッチングする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリスにOMEGAグリスを少量追加、レベルワインダーのウォームシャフトにはBSLUオイル、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、コグホイールなどのプラギアにはTHICK HEAVYオイル、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。

と言う事で前回から「その6」にZAYTオイルが加わった事と、若干オイルやグリスまたラインシステムなどを更新していますが現状としてこれが最新の状態となります。
また以前から引き続きスピニングリールの4000番とC2000番が盗難に遭ってから新たに同型番を新調していないので、スピニングのデータが不足していますがご了承を。

2023年12月14日木曜日

記事。

このコロナ禍前辺りからBOREDのビジネスルーツでもあるサイクルシーンからフィッシングシーンにベクトルを向けて来たBORED。
と言っても既にヘビーユーザーやコアユーザーの皆さんは承知のとおり、BOREDはサイクルシーンをメインとしている頃からもフィッシングネタは常に露出して来ましたし、つまり今はそのベクトルが逆になっているだけの事。
なのにザックリとこの冬はサイクルショップへの納品も再び増えて来まして、非常に有り難い事ながらもナゼ?今になって?と多少困惑気味。
特にストリート方面のショップが熱くて、もはや日本三大ストリートサイクルショップと言っても過言ではないBOREDのご近所で今や世界中から認知され取り扱いアイテムも膨大なBLUE LUGとか、昔から腐れ縁な渋谷&BMX繋がりのW-BASEとか、また世界中にLEADER BIKEを広め日本のオサレ地域で展開しているBROTURESなんかも引き続きシーンを引率していますよね。
これリアルに日本三大ストリートサイクルショップなんじゃないですかね?
もちろんいずれもBOREDのお取り扱いDEALERな訳ですが、もちろん上記以外にも各ローカルショップも引き続きお取り扱い頂いていますし、特に地方都市で展開されているショップなんて凄く頑張っていますよね。
で、BOREDはと言うと肝心の敏腕&天才メカニックな自分がもうダメで、持病の椎間板ヘルニアが酷くてメカニックに一番大切な「中腰」姿勢が出来ないもんで。
しかも今年においては暖冬だと言うのに11月からずっと腰が不調でね。
なので2014年~2015年にかけて業務変更を行いキッパリとサイクルメカニックを廃業したんですが、その頃から引き続きお付き合い&お取り引きしているのが現在のお取り扱いDEALER各店。
まぁ2003年当初から自社オイルの製造販売は行っていたんですけど、今はソレがメインになっているなんて当時は思いもしませんでしたけどね。
確か最初のオイル製品を取り扱ってくれたのがW-BASEでしたね。
そんなW-BASEはBOREDの一個下なので今年で19周年になるんですが、毎年12月になると派手なパーリーを開催するんですね。
彼等イベント事が好きですから、19周年オメデトウ。
そんなパーリーにも初回、2回目、3回目と他にも何度か顔を出していましたが、最近は完全な出不精と言うか人混みを避けているヒキコモリなので、同時期に諸々からお誘い頂く忘年会ですらお断りしています。
と言う事でBOREDのお取り扱いDEALERは決してフィッシングショップだけでなくて、ルーツでもあるサイクルショップも継続していますし、また他にもスケートショップやミリタリーショップなんかもあったりします。
実際に「良いな」と思うショップも幾つかあるので珍しく営業活動も行わないとなと毎年12月になると考えるんですが、いっつも新年を迎えるとスッカリ忘れているんですよね。
積極的に広げるつもりが無いんでしょうかワタクシ?

記事。

BOREDがオリジナルとして2003年から提唱して来た混合カスタム。BOREDのMETHODオイルもグリスも他社とは異なるユニークな粘度や特性でバリエーションしているつもりですが、それでもワガママユーザーの中には「もうちょっと」を求める事もあるかと思います。
そりゃそーなんです、100人居れば100人の好みがあるはずであって、メーカー純正と言う名の強制を疑問視する人が居るのは当たり前。
だからBOREDの様なサードパーティーメーカーに需要がある訳ですし。
で、ワガママユーザーに対応する為に常日頃からコレとコレを混合カスタムすると?なんて色々とMETHODオイルやグリスを混ぜ混ぜして試しているんです。
またMETHODオイル&グリスのサンプルテスター的存在でメンテナンスサービスを行っているTwitterアカウントの@lineslackerfamや@neecoosanも同様に色々と混合カスタムを追求されているので、お互いに情報交換と言う名の完全依存によりレポートを頂いた混合カスタムは直ぐに自身でも試してみています。
そんな前置きを踏まえ、今コレ良いんじゃないの?と思った混合カスタムが新製品ZAYTオイルを使用したもの。
ZAYTオイルとLIGHT DUTYオイルを1:2で混合カスタムした物をビッグベイトのスプールベアリングでテストしてみようと思っています。
現在は4oz以上をメインとする場合にBSLUオイルとBALBOAオイルを1:2で混合カスタムした物をスプールベアリングに使用していまして、これは低粘度ながら凄くシルキーでノイズレスなキャストが続くんですが、BSLUオイルもBALBOAオイルも成分的には粘性を持たせてあるタイプ。
でもZAYTオイルは粘性を排除したタイプでLIGHT DUTYオイルは中間的なタイプなんです。
その粘性による差が出るかな?と。
で、その差としてはBSLUオイルとBALBOAオイルを1:2で混合カスタムした物よりも少しサッパリ系に振られるんですけど、そのフィーリングがビッグベイトの王道と言うかオリジナルサイズ?の2oz辺りに最適なんじゃないのと感じています。
ちなみにコレはあくまでも自分がビッグベイトをキャストする際に自分適正を追求している事であって、基本はBORED STOREの製品ページにある推奨用途どおりBALBOAオイル単体とかLIGHT DUTYオイル単体でも全く問題は無いと思います。
取り敢えず近日中に4号タックルを使用し2oz中心に試して来ようと思います。
基本的に2ozと言えばジョインテッドクロー178とダヴィンチ190が王道?でユーザーも多いとは思いますが、下は45gのガルバストロング辺りから上は62gのエアオグル120辺りまで許容を広げて検証してみます。
ちなみに今まで4号タックルではBALBOAオイルを単体で使用して来ましたが、それよりも僅かに粘性が少なくなる事でキャスト時のレスポンスが微妙に向上しそうだなと言う確認で。
と言う事はバスでもシーバスでも100番~150番辺りのレギュラーウェイトを中心にした場合、オフィシャル的にはBALBOAオイル単体を推奨している訳ですが、更に少しレスポンスを向上させたい場合と言うかショートキャストの伸びを体感したい場合に有効かと思われます。
ボーター向け?と言う事にもなりますね。
但し一つだけ微妙さが残るのはZAYTオイルとLIGHT DUTYオイルを1:2で混合カスタムするとオイルの色味が変な色って事。
まぁ、元々オイルに着色しているのは色味から油膜を判断し易い様にと言う意味があるんですけど、でも今回のこの色味はなんだかホント微妙だなと。
混合カスタムってこんな自分オリジナルを作り上げる楽しみもありますよ。

2023年12月12日火曜日

記事。

昨日より先行受注を開始しましたBOREDのMETHOD新製品ZAYTオイルですが、お蔭様で先行受注開始早々からご注文が殺到し1時間で数十本、その後もご注文が入る度に「ブーブー」と通知が鳴るのでニヤニヤしながら鬼残業していました。
なので寝不足なのに機嫌の良いBOREDです。
さて、今月も残り半月程となりましたが、BOREDのMETHOD製品とVITAL製品の在庫状況を軽くご案内しておきます。
先日から何度かアナウンスして来ました様に、今年の年末はBORED STOREオフィシャルセールを開催しない事となりまして、その代わりにMETHODオイル&グリスを全種使用した「フルコンプリートセット」、20thアパレルの非売品別カラーを含むMETHOD製品とVITAL製品をコンプリートした「先走り福袋」は限定特価にて少量ながらご用意させて頂きます。
で、それら以外に通常製品としてはMETHODオイル&グリスも各在庫が20本~30本前後の在庫状況で、VITALのPRO SIZE WRについても10本を切った在庫状況となっています。
これで年内の在庫は全てとなりますので、年末年始休暇中にメンテナンスする予定とか、フィールドに出掛ける予定のある方はゼヒ今の内にお早目のご注文をお願いします。
そして来年1月は奇数月なのでMETHODオイル&グリスの在庫補充生産を行うのですが、提携する業者や工場の始動もマチマチなので実際に在庫補充生産を行えるのは1月下旬となってしまいます。
と言う事で毎年1月は売る物が無いじゃんって事で慌てるBOREDも恒例と言えば恒例。
でもベストタイミングで使えてこその消耗品ですからね、とにかく年末年始中の在庫がある内にお早目にご注文をお待ちしています。
そして肝心なMETHOD新製品のZAYTオイルも既に残り枠が一桁となっています。
発売日の20日を過ぎた辺りで少量の在庫が出る場合もありますが、基本的に次回の入荷は上記のとおり来年1月下旬の予定となりますのでお忘れ無く。

2023年12月11日月曜日

案内。

先日もこのDARKSIDEBOREDBLOGにてアナウンスしましたBOREDのMETHOD新製品オイルZAYT。
画像は仮でスミマセンが年内に改めてBORED STOREの製品画像を改訂しますので。
このZAYTオイルは9日後の12月20日発売として既に量産作業を開始していますが、本日18時よりBORED STOREにて先行受注のプリオーダーを開始したいと思います。
と言うのも既に12月20日と言えば年末を視野に超絶多忙な時期を迎える事もあり、取り敢えずZAYTオイルの先行受注をスタートしておかないと年末にかけての発送準備や出荷手配でテンパりそうなので先もって。
で、毎度の事ながら初回生産分は通常生産分の半数ほどしか生産出来ない事もあり、今回も同じく非常に数が少ない状況です。
そして本日付けでBOREDのMETHODお取り扱いDEALER各店へもアナウンスを行っている都合もあって既にご注文を頂いていまして。
つまり初回生産分のZAYTオイルについてはMETHODお取り扱いDEALERとBORED STOREで取り合いになると言う事。
一応ザックリとMETHODお取り扱いDEALERとBORED STORE分とで数を別けた上で確保してあるんですが、早く欲しいよと言って貰える方へ製品を流すのは当たり前の事。
そんな事もあって本日18時前後よりBORED STOREにて先行受注のプリオーダーを開始します。
最短で入手ご希望の方は本日よりご注文頂きました順にデリバリーとなりますので、上手く行けば最短で19日に発送出来るかもしれません。
と言う事でBORED史上最も超低粘度を実現したエステル化学合成油100%のシングルパーパスとして、低荷重なフィッシングリールのベアリングにレスポンスとクイックさを供給するZAYTオイル。
ゼヒお早目のご注文をお待ちしています。

2023年12月8日金曜日

案内。

さーて、もう頭の中がZAYTでいっぱいです。
先日もアナウンスしましたBOREDのMETHOD新製品ZAYT(ザイト)オイルについて、今週から量産手配を開始していますが、現在は製品デカールの最終チェックが済んで容器への充填作業を開始しています。
もうお馴染みかもしれませんが、毎回の事ながら新製品の初回生産分は通常の半数ほどの生産数となりますので、今回も初回生産分にて入手したいよって人はゼヒお早目のご注文をお願いします。
このZAYT発売に合わせてBORED STOREの各製品ページを更新と言うか改訂する部分もあったり、また製品画像や諸々画像を更新しなくてはならないので、ようやく中途半端になっていた各製品ページが完成する予定です。
年内には全てやっつける予定ですが何せ師走ですからね、引き続きエナジーODして鬼残業かまして行きます。
で、このZAYTについては既にBORED STOREの製品ページにてご覧頂ける様にしています。
あくまでも表示上では欠品となっていますが、正式な発売は12月20日となりますのでお間違い無く。
今回のコンセプトは超低粘度シングルパーパスオイル。
その名の通りBOREDのMETHODオイルでは初?のシングルパーパス、つまりは専用と言う意味になります。
以前からこのDARKSIDEBOREDBLOGでも書いて来た様に、このZAYTについてはサッパリとキレの良いレスポンスのみを重視したオイルと言う事でターゲットは度絞られる事になります。
が、逆に言えば真逆となるTHICK HEAVYオイルやBSLUオイルなど高粘度なオイルとの混合カスタムが行い易く、自身が求める中間粘度を作り易い事に繋がりますね。
でもベイトフィネスやライトリグなどセンシティブな世界においては「究極の自分用」を作りたいコアユーザーも多いと思うんです。
それであればBOREDのMETHODが生産したFishIN専売製品のFLBオイル、そしてBALBOAオイルやLIGHT DUTYオイル辺りの比較的粘度が近いながらも特性の異なるオイル同士で混合カスタムすれば、恐らく「究極の自分用」を作り上げる事が出来るはずです。
これならエリアトラウトの猛者でもアジング界の帝王でも間違いなく納得して頂けるかと。
ま、そーゆーのはメンドクサイよと言う人は先ずZAYT単体で使用してみてください。
但し、ネガティブ要素としてZAYTは間違ってもレギュラーウェイト~ヘビーウェイトでの使用には向いていませんので。
シングルパーパスオイルの意味としてフィネスやライトリグを専用とした設計なので、それ以上の対象で使用した場合は耐久性や極圧性の面で完全不向きとなりますのでご注意を。
さて、こんなオイルを作ってしまったもんで、自分も久しぶりにフィネスまで行かないまでもライトリグ用タックルを揃えなければなと思っていまして、でも現在はスピニングロッドにFLBのRECORDBREAKER RS59MLを持っていて、ベイトリールに14ブレ二アスを持っていると言う。
そう、それぞれリールとロッドが無いじゃんて事で、安く済ませるならスピニングリールのミドルクラスを2万円台でゲット出来るし、でもベイトロッドの方はと言うと欲しいロッドが4万円弱なので微妙に差が付く。
年末年始こそ世間のセールラッシュから格安でゲット出来る時期だとは分かっていても、逆に年末年始は色々と金が掛かる事も十分承知。
ま、家庭がありますもんで。
と言う事でこれはもうお客さんに依存、ZAYTオイルが12月20日の発売日に想定数を上回るご注文が得られたらベイトロッドの方で、想定数を下回った場合はスピニングリールの方で。
自分の中で賭けに出てみます。

2023年12月7日木曜日

記事。

先日までZAYTオイルの最終チェックで使用して来た19ヴァンキッシュC3000MHGのラインローラーを改めて目視でチェック。
本来ZAYTオイルがターゲットとする推奨番手よりも大きなC3000番(2500番)ではありますが、数回程度の使用においては全く問題も起こさずに汚れや塩の付着も見られず。
と言う事で普段使用しているBALBOAオイルへ注油し直しました。
自分の場合は画像中央下に見える一体型のラインローラーを分解して、元々充填されていた純正の撥水グリスをキャンセルしてオイル潤滑にしています。
それは常時ラインテンションが掛かっている場合なら純正の撥水グリスでも良いのですが、自分がスピニングタックルを使うシーズンは主にバチ~アミの限られたシーズン。
なので基本的には6gとか重くても12gとかそんなルアーをゆっくりと只巻きする事が多く、ラインテンションは常に緩めで巻き続けると言う事になり、更にバチ~アミのシーズンはドラグを基準?よりも少し緩めで設定する事が多いので、ドラグ放出時にラインとの摩擦をシッカリ低減させる必要があると。
なのでラインローラーは軽いテンションでもキチンと動いて欲しいと言う事もあって、それにはやはり純正の撥水グリスではちょっとキツイなと感じて以来ずっとオイル潤滑で使用しています。
またオイル潤滑の場合はメンテナンスも非常に楽で基本的に毎回分解洗浄する事なく、気が付いた時にオイルを隙間から注油して滲み出した余分なオイルを拭き取れば完了。
そして爪楊枝の先でラインローラーを回してみた際に少しドライな感触がしているなと感じたら、画像の様に一度分解した上で洗浄を行い注油し直します。
なので基本的にラインローラーが故障した経験は過去に一度もありません。
スピニングリールでキャストをする場合に常時ラインにテンションをかけるには意図して操作する必要があって、加えてリールとロッドとの間に距離がある事で風の影響も受けやすく、ロッドの角度なんかも含めキャスト毎に多少気を遣わないとトラブルを起こす原因になりますね。
なのでメーカーが意図する純正の撥水グリスを否定する訳ではありませんが、個人的にC3000番(2500番)を含みそれ以下の場合にはオイル潤滑の方が適しているのでは?とも思います。
このラインローラーで使用しているBALBOAオイルは基本的に表記上では淡水向けとなっていますが、BORED STOREの製品ページテキスト内でも触れている様に海水での使用にも十分対応しています。
あくまでも使用材料の添加割合から誤解を招かない意味での表記としていますので、多くに支持されているバスアングラーだけで無くソルトアングラーにも使って頂きたいBALBOAオイルをゼヒ。
あ、出番が少ないとは言え流石に1年もラインを交換していなかったのでこのタイミングで交換しときます。

記事。

もうホント嫌だ、気が付けば12月だなんてね。
さて、諸々ご注文に関する件でお伝えする事があります。
先ず、11月下旬にこのDARKSIDEBOREDBLOGやBORED BLOGそしてSNSにて一斉アナウンスしました「今年は諸々の調整が必要なので恒例のオフィシャルセールは開催しません」の記事。
そして数年前からこのDARKSIDEBOREDBLOGでも年末に合わせて特売と言う名の現金特価販売を行って来ましたが「今年はDARKSIDEBOREDBLOGの特売もやらないのか?」と行儀の悪い常連さん達から問い合せを頂きまして。
でも期末なんで12月中に手持在庫を極力無くしておきたい意向から、そのタイミングになった際の在庫状況によっては開催しない訳でもないと。
そんな感じで考えています。
また重複しますけど今年はコロナ禍からの数年の内で一番値上げが多かった年で。
ナゼか容器とかのプラスティックやゴムなどの値上が数ヶ月単位でインフォメーションされて来ると言う。
肝心のオイルやグリスはコロナ禍に大きな値上があって以来安定しているんですが、容器関係だけが遅れて値上値上と今になってね。
これがボディブローの様に効いて来てしまって、更には運送料金の値上も相乗して。
暫くは様子見で利益から一部を負担していたんですが、流石に継続して負担するのは健全じゃないなと。
なのでセールしている場合じゃないだろと言う事になり、それを冒頭にもある11月下旬の記事でアナウンスした次第です。お察しくださいませ。
次に、利益から負担と言う意味ではBOREDのアクセサリー製品と言うか、まぁステッカーやボトルなどについてなんですが、これらを販売している目的はBOREDのMETHODユーザーであったりVITALユーザーであったり、BOREDオフィシャルストアのBORED STOREをご利用頂けたお客様に対して予備的に販売している物なんです。
なのでこれらアクセサリーのステッカーやボトルのみを単体でご注文頂いた場合、そもそも金額設定が数百円と安価な事もありますが、BORED STOREが使用しているBASE株式会社より各種手数料が引かれるんですね。
なので200円で販売しても200円全額が売上になる訳ではなくて、そこから何%って手数料が引かれてしまうので、実質利益が減っているのは他の製品も同じなんですが、要するに安価な金額設定な分とても切ない利益になってしまうんです。
なのでご注文頂ける事は全然嬉しいんですけど、出来れば何か主力製品も同時にお買い求め頂けませんか?と言う事で。
それに主力製品のお買い求め時にはオフィシャル特典として上記のステッカーも付属していますしね。
ま、それ以外に実際には金額へ反映させていない発送の手間とか梱包材も加味させると更に切ないので。
生意気言いますが。
最後に、現状としてレターパックプラスにおいて受け取りが完了していない発送返却分が2件あります。
いずれも発送してからお客様不在により不在通知が投函されているはずなんですが、それを見ずに?再配達指定を行われていないと思われ、結局のところ保管期限経過によりBOREDへ返却されています。
しかも20th Banheiroね。
これが今現在で2件あり一応ご注文時のメールに何度かメールをしているのですが全く音信不通が続いています。
基本的にこれらお客様都合による受け取りミスに関してはBORED STOREの特商法にも記載のとおり、再送時の送料は送料着払いの宅急便扱いで発送する事になりますので最終的に送料が結構掛かってしまう事になります。
なので在庫品に関して数日経過しても到着しないなと思われたら諸々のチェックをお願いしますね。
と言う事で上記諸々ご理解くださいませ。

2023年12月6日水曜日

記事。

毎年の事ながら11月~12月は怒涛の貧乏暇無しで中々自分の時間が作れないのですが、最近は業務的な意味から暫く使用していないリールの状態ってどーなの?と自分史上最高にカスタムに手間と金額を掛けたこの2台の4601Cを改めてチェックしています。
この2台の4601Cですが1台はガンナーでもう1台はロイヤルエクスプレスです。
共にまさかの新品と新品同様品として入手。
って言ってもバス釣時代の古いオッサン友達(彼も50代)から譲ってもらったりしたんで実質無料に近い金額。
で、普通はオリジナルで使いたいところでしょうけど、自分の場合は躊躇なくフルカスタムした訳です。
これについても過去のDARKSIDEBOREDBLOGに何度か記事を書きましたが、確か4年前位になるんじゃなかったかなぁと記憶が曖昧。
で、2台共通してコグホイール、レベルワインダー、マグネットブレーキ、ハンドル、ノブ、そして中身のプラギア各種からベアリング各種まで全部に手を入れてあります。
基本はMETHODお取り扱いDEALERのHEDGEHOG STUDIOで入手出来るカスタムパーツです、アベイルが殆どかな。
なので部品取り用にあと1台がバラバラになっていますけど。
唯一ミスマッチ感のあるハンドルとノブはダイワ純正を入手して使用していますが、各ボディカラーに合わせて入手すると言う気合の入れ様。
ガンナーは少し色味が違うけど。
実用で言うとオフセットハンドルに慣れてしまった事もあり、ミスマッチ感は敢えてシカトして実用優先でセレクトしてみました。
あ、ノブのキャップが無いのはダイワ純正が死ぬほどダサいので敢えてキャップ無しにしています。
そしてアブ純正のボディデカールは敢えて取らず純正のまんまで、シンメトリー好きな自分はサムバーの変なアールを削って左右平行に、そしてクラッチに印字されたゴールドのFCだけはアセトンで除去し、ガンナーはまさかのロイヤルエクスプレスと同じ樹脂ボディへ換装していると言う、誰も気にしないような所まで全て自分納得仕様でカスタムしています。
これ当然BOREDのMETHODオイル&グリスで仕上げてあるんですが、アブにありがちな軽巻仕様にはしていなくて、シットリと重巻仕様で仕上げています。
つー事でギアはSIGMAグリスです。
中々フィールドへ持ち出す機会も無くて毎年毎年今シーズンこそは!と思いながらも結局1年間BORED事務所に転がっているだけの存在に。
そんな状態にあってもMETHODオイル&グリスは意外と劣化していないもので、知らない人なら室内保管だからだろ?と思われるでしょうが、知っている人も多いBORED事務所の過酷な環境を耐えての事。
真夏は作業スペースの室内温度が40度を確実に超えますし、真冬はコンクリート打ちっ放しからの冷気により極寒でしてね。
それにデスクワークしているスペースは通称「トイレットオフィス」と言いましてトイレの横にある床から壁まで全面タイル貼りの中でデスクワークしていると言う。
しかもエアコンが有るにも関わらず点けても全然機能しないに等しいもんで通年使わず、もう数年前からは室外機の電源なんて元の配線から外してしまってますからね。
あ、エアコンが古いんじゃなくてこの事務所内の環境が問題って事です。
つまりBORED事務所を例えると直射日光がガンガン当たるコンクリートの駐車場内にある風呂場みたいなイメージ。
そりゃ夏は全く風が通らずジメジメと暑いし冬はコンクリートとタイルしかないんで底冷えして寒い訳です。
だから春と秋が好き、それ以外は基本地獄。
そこを4年前から毎年耐えている4601C達とMETHODオイル&グリス達。
オイルもサスガ化学合成油って事で酸化すると漂って来る変な匂いも無く、もちろん各所ベアリングの回転も全く問題無し。
最新または高年式なリールのメンテナンスは勿論絶対に必要な事ですが、敢えてノスタルジイ系のリールを入手して自分仕様にカスタムしてみるってのも楽しいですよ。
ちなみにこの2台は淡水でしか使いませんが、基本は河川のナマズかオープンの雷魚で使うリールです。
実用仕様とは言えカッコイイわ。

2023年12月5日火曜日

案内。

さて、ライトソルトで言えばメバルやカサゴなど、フレッシュウォーターで言えばエリアトラウトなどがシーズンを迎えようとしている訳ですが、先日のFLBオイルに関する諸々が解決した事もあってようやくアナウンス出来る事となり、発売に向けて順調に準備が進んでいますBOREDのMETHOD新製品オイルその名も「ZAYT」(ザイト)。
このZAYTオイルはBOREDがこの20年間、完全自社設計にてオイル生産を行って来た中で最も低粘度のオイルとなります。
ベースオイルの粘度はVG4となりこれまで超低粘度として来た廃盤製品のHYDRAオイルやKRAKENオイルなどよりもワンランク低粘度となります。
現行製品中で言えばBALBOAオイルのVG9よりも更に低粘度となる訳です。
これはちょうど先日アナウンスしましたFishIN専売オイルのFLBオイルよりも更に低粘度となり、特性も真逆として粘性を排除したサッパリ系オイルとなります。
つまりNEMEAオイルとCHIMERAオイルに続く粘性を排除したサッパリ系オイルの第三弾と言う事です。
第三弾と言っても別にシリーズ化してはいないんですが。
で、ZAYTの特徴と言うか目指すイメージは究極で永遠のライバルであるズバリ「水」。
水の様にシャバシャバな粘性ながら、でも指に付けてみれば分かる様にシッカリと油だと。
ですが実際に水よりも比重は軽いんですけどね。
今回も当然ながらベースオイルにはエステル化学合成油100%を使用し、これに特殊極圧添加剤と耐水防錆添加剤そして僅かに油性向上剤の一種を配合しています。
元々エステルベースなので油性向上剤は必要無いのですが、どうしても超低粘度につき油膜が極薄油膜になってしまうので少し厚みをコントロールさせる意味で補助的な配合です。
だけどこの油性向上剤の配合には一苦労したんですが、まぁ誰に言っても伝わらないので却下。
なのでBOREDのMETHOD製品で言えばFishIN専売製品のFLBオイルよりもBALBOAオイルよりも容器を振ってみれば目視でワンランク粘度が低いなと分かる人には分かるでしょう。
では再度のオサライとなりますが、オイルは粘度に比例にして強度が決まる訳ではありません。
もちろん粘度に比例して強度が決まる要素もあるのですが、それは物理的吸着性に寄る油膜の厚みや粘りに依存するものであって、化学的吸着性においては粘度に関係無く油膜強度は得られます。
あ、金属全般に対しての事ですが。
一般的にMETHODオイルで使用している様な最高級で高品質な化学合成油においては、上記の物理的吸着性と化学的吸着性をダブル配合w しているから油膜が強靭となる訳です。
もちろん更に添加配合される各種添加剤は調味料的な役割として、それぞれオイルの特性や特徴を表す意味で添加配合されるので更に油膜全体が強靭になり、そして各ターゲットとなる極圧、減摩、耐水、防錆、潤滑など様々な得意分野を持たせてあるのがBOREDのMETHODオイルの特徴です。
20年前から徐々にラインナップを増やして来た由来はこの各製品に得意分野を持たせてある事が目的なんです。
なので超低粘度だから油膜強度が弱いとかアッと言う間に揮発しちゃうとかそんな事は無くて、METHODオイル毎にターゲットとしている使用対象物における油膜強度は常にオーバースペックな設定としています。
基本的にMETHODオイル全製品共に使用対象物における油膜強度はオーバースペックな設計です。
さて、このMETHOD新製品オイル「ZAYT」(ザイト)ですが、ネーミングの由来は今世界中を騒がせているイスラム圏で使われているアラビア語。
深い意味はありませんよ。
このアラビア語で純粋に「油」を指す言葉が「ZAYT」(ザイト)なんです。
一見すると水の様なのに実は油ですよと言う事からサプライズ的?な要素を狙い、流石にそのまんま「オイル」とか「油」なんてネーミングは有り得ないですからね。
ま、そんな年に発売したと言う記憶用としても。
BOREDのMETHOD新製品ZAYTは税込上代2850円とBSLUオイルに肩を並べる最高峰オイルとなりますが、その超低粘度ながらシッカリとMETHODが目指す特性を維持する為に唯一採用した材料の影響での価格設定となりますのでご理解を。
具体的な発売に関するアナウンスはまた近日。

2023年12月4日月曜日

案内。

先日もこのDARKSIDEBOREDBLOGでアナウンスしましたINX.labelより別注生産を依頼されましたフィネス専用ベアリングオイル。
諸々の事情がありまして販売形態を変更する事となり、改めましてINX.labelのECサイトFishIN専売製品と言う特殊な位置付けとなるBOREDのMETHODオイルです。
なのでMETHODオイルの特殊な位置付けでの販売へと変更した事で、改めてデカールからネーミングまでリフレッシュさせましたが、あくまでも販売はFishINのみで行う専売オイルと言う事になりますのでお間違い無く。
と言う事で画像の様にこのオイルの製品名はズバリ「FLB」です。
ネーミングの由来はINX.labelテスターのマッツンが運営する遊漁船FLBcruiseから取ったもの、でも偶然フィネスとライトリグそれにベアリングの頭文字を取るとFLBになるじゃんて事で、一切の無理矢理感も無くキレイに納まったので即決。
BOREDのMETHOD製品と同じ流れは出しながらも少し違う雰囲気?なデザインで仕上げました。
肝心のオイル自体は過去記事でも書いて来た様に主にカスタムスプールを使用したベイトフィネス専用のスプールベアリングオイルとなり、特に超低粘度オイルながらも独特な粘性を持たせる事でブレーキが掛かる様なフィーリングが得られ、機敏で繊細なフィネス系スプールで起き易い瞬間的な逆転によるバックラッシュを防ぐ働きを見せます。
例えるとルアーの着水時や向かい風など瞬間的にスプールの回転が止まる?逆転する?様な場合でもこの独特な粘性がフォローする事で行き過ぎない様にコントロールし易くなる。
だけどオイル自体の粘度は超低粘度なVG7相当となるので、ベアリングの回転レスポンスに直結する油膜は極薄となる事で粘度抵抗は極限まで少なく、とは言えフルエステル化学合成油の特徴として化学的吸着効果により油膜強度は極薄ながら強靭。
つまり軽く回転し薄く存在し強く吸着しながらもコントロール性に優れたフィネス専用設計と言う事。
それがこの「FLB」オイルとなります。
肝心の発売に関してはBOREDはノータッチとなりますので、諸々のお問い合わせにつきましてはFishINにてお問い合わせください。
尚、年内に新製品として発売予定の廃盤HYDRAオイルの後継製品はこの「FLB」ではありませんのでお間違い無く。
廃盤HYDRAオイルの後継製品はまた別のオイルとして更に超低粘度で過激なサッパリ系オイルとして只今最終テスト中となりますので暫しお待ちを。
ふぅ~、ライトソルトのベストシーズンに何とか間に合って一段落。

2023年11月30日木曜日

案内。

と言う事でBOREDオリジナルアパレルA/Wシーズン年内最後のアイテムについて。
そして本日18時頃よりBORED STOREにて先行受注のプリオーダーを開始します。
先日もこのDARKSIDEBOREDBLOGで触れました様に、今回は自分トレンドなオールドミリタリースラングのSSDDとSNAFUを改めてアパレルに落とし込んでみましたと言う物。
既にS/Sシーズンには20th-Tシャツで、先日はA/Wシーズンの20th-パーカーでも使用しましたが、ちょっと一部フォントの大きさと位置を修正して新たにスーパーヘビーオンスな10ozオーバーのロングスリーブとしてリリースします。
10ozってヘタなスウェットやトレーナーよりもヘビーですからね。
で、SSDD LONG SLEEVEとSNAFU LONG SLEEVEの2種類を同時に生産する訳ですが、もうこれパッと見は兄弟か?と言う程に同じフォントだし同じイメージだしって事なんですけど、それが敢えての狙いでもあって別に楽している訳では無くて、誰かに「毎日同じの着てない?」と聞かれたら「ちげーわ」って答えられる楽しさもある。
個人的に今年は釣行とかガチのフィールド出撃では無い街中でヘビーユースするつもりです。
しかも今回はホワイト1色展開でして、これはもう個人的趣味の問題。
BOREDでは定番?と思われがちなブラックは既に飽きてしまったお年頃なので、やはりTシャツ系はホワイトが王道でしょう。
それに冬時期のアウターってブラックやらのダークカラーが多い事もあって、そのインナーに着るならホワイトが良いんじゃないの?と言う事。
オールブラックだと顔面事情によっては輩感が出ちゃうじゃないですか?アレとても嫌いなんですよね。
だからそーゆー人達が買い難いと言う意味でもホワイトでw
一応現時点では12月21日の入荷予定として生産を始めているのですが、もしかすると年末が近いので多少ズレる可能性もあるかもしれませんが予めご了承を。
と言う事で敢えてクリスマスとか正月なんかにSSDDでもSNAFUでも「特に普段と変わんねぇ」的な意味をアピールしちゃいましょう。
あ、ちなみに今回は1枚のご注文ならレターパックプラス、2枚以上のご注文なら宅急便を選択してくださいね。
キチンとBORED STOREの製品ページにも2箇所に渡って書いてありますので、送料が不足している場合は発送が出来ませんのでアシカラズ。

2023年11月29日水曜日

記事。

お久しぶりでございます、珍しく間が空いたアップとなります。
先日の勤労感謝の日から先週末の定休日まで、やはり想定していたとおりガッツリ休日出勤となってしまい、更に今週はずっと朝方までの鬼残業が続いていましたもんで。
先週末までに全ての先行受注製品も入荷&出荷を終えた事で、今週からはBOREDのお取り扱いDEALER各店へ向けた発送準備と出荷手配と同時に在庫補充生産を行っていましてね、それもようやく本日で概ねが終わる見込み。
お疲れ自分。
但し、続いてやる事もあって。
先ずは以前も軽く触れましたとおり年内には最後のA/Wシーズンアパレルとして、ちょっと自分的にハマっていますSSDDとSNAFUを使ったロングスリーブをリリースする予定です。
まさかの12月にロングスリーブ?と思われるでしょうが、今回は一般的な6oz前後のヘビーオンスボディでは無く、更にスーパーヘビーオンスな10ozオーバーの超肉厚ボディを使用します。
一般的な裏パイルのスウェットやトレーナーが9oz前後なので、それに近いものを感じる肉厚なロングスリーブと言う事。
もちろんコットン100%でリブも2インチの一般的なロングスリーブシルエットなんですが、同じ肉厚でもロスアパやシャカの様にゴアゴアザラザラしていない。
と言うのも、実際にフィッシングやサイクリングなど文字通りアウトドアでの行動を伴う場合は、それなりに機能性を重視したインナーやミドラーをセレクトすると思うんですが、そうじゃなくて真冬の街中って意外と電車内とか建物内の暖房がキツくてガチな装いだと不意に暑過ぎてしまう事って多いじゃないですか?
なので今回のロングスリーブは例えば機能性ベースレイヤーを着て、その上からこのロングスリーブをレイヤリングすれば、後はダウンなどのガチアウターだけでも大丈夫ですってところを意識しました。
大丈夫かどうかは分かりませんけど。
でも自分も毎年1月の初詣なんかで並んでいる際に外は寒いなぁと感じながらも、その後で入った蕎麦屋が異常に暑くて、更に帰りの地下鉄も暑かったりして、無意識ながら毎年真冬って結構な汗をかいているんですよね。
そんな真冬にちょうど良いけどスウェットやトレーナーほど重くないところでスーパーヘビーオンスのロングスリーブと言う事。
しかも今回は単色のホワイトボディのみで生産する予定で、フロントには今年20thアパレルで使ったSSDDとSNAFUのテキストロゴを、バックには裾辺りに新しいデザインを配置します。
もうね、来年はブラックボディを極力使わない方向にして行くつもりで、それに向けて今回はホワイトボディのみと言う事に。
ブラックボディはねぇ、もう数年前から少し減らして来てはいたんですが、やっぱり少しチープに見えちゃう場合もあるんでね。
ブラックボディなら無地かワンポイント、それ以外にデカめなプリントはちょっと無し、と言うのが最近の個人的な装い。
と言う事で年内最後のA/Wシーズンアパレルは明日中に先行受注のプリオーダーを開始しますので、特にBOREDヘビーユーザー&コアユーザーの皆さんはゼヒに。
この先行受注を開始しちゃったら遂にBOREDのMETHOD新製品オイルの発売準備に取り掛かる予定です。
結局は11月中旬を過ぎると一人年末モードで動いているのは毎年の事。
月刊「貧乏暇無し」があるとすれば間違いなく自分が表紙。

2023年11月24日金曜日

記事。

ホント最近になってからなんですが、釣行時のルアーケース?を一新してみたんです。
って言ってもAmazonでサイズ違い3個セットが1000円ちょいで買えるPVC製の化粧ポーチなんですけどね。
基本的にミニマリストな自分の場合なんですが、釣行時に使うウエストバッグのメインストレージにはリールとルアーケース、その他のストレージにはフィッシュグリップ、プライヤー、シザース、ナイフ、ヘッドライト、フィッシュスケールそしてリーダー3種やスナップ2種やADVANCEワックスなどの小物、更にはティッシュ、アルコールティッシュ、絆創膏、コンビニ袋、小型LEDライト、虫除スプレーと予備のタバコ、基本的に釣行に必要と思われる物は全て?入っています。
でも必要以上は持って行かない事にしているでミニマリストの基本「小分け」は当然徹底の事。
で、問題はビッグベイトでの釣行なんですが、今まで使っていたPENCOのストレージコンテナーで4oz以上を持って行くとせいぜい3個か4個が限界で、それ以上だとルアーケースの蓋が閉まらなくなると言うモドカシサ。
ならばと先日巷で話題のスルッパなる物を試してみたところ、メガドッグ220、エアオグル120、クラッシュ9の3つがスルッパから勝手に滑り出していてバッグ内の各所にフッキングしてやがった始末。
もう近日バッグを買い直しますよ。
なので何か良い手は無いか?を模索していた際にバス釣で使っているカヤックに積んでいた補修キットのケースを思い出す。
確かフルにPVCの要するにソフト塩ビ製なので強いはず。
空かさずAmazonをチェックしてみるとあっけなく見つけたPVC化粧ポーチなる物。
これで良いんじゃない?と言う事で翌日には届いちゃう有り難さ。
で、3個セットの内で最大サイズが画像のコレ。
ボアー170、コノシロペンシル195、ジョインテッドクローマグナム230、クラッシュ9、バラム300の5個を入れてありますが、どう揺すっても動かしてもフックが貫通する事は無さそう。
しかも更にメガドッグ220とクラッシュ9の2個を追加しても無理無く入る。
ちなみに昨日のストーリーズへアップした際はメガドッグ220を4個にヒュージペンシルウォーカー225とポッキー210の合計6本が普通に入る。
なにより一般的なルアーケースと違ってハード素材では無くソフト素材なので角が立っていない事が最大のウリ。
だから入ると言う事。
これを肝心のウエストバッグへ入れてみると、今まではリールのハンドル位置をズラさないとケースが当たって上手く入らなかったのに、このPVC化粧ポーチだと余裕でズッポリ入る。
もうコレで良いじゃん。
一応今のところルアー各種のフックは輪ゴムで止めてありますが実用上コレ無くても全く問題なさそうです。
更にこの下のサイズには160mm~180mmのペンシル、160mm~190mmのミノー、120mmのシンペンが全部で14個も入ったと言う。
そんなに使わないけど。
更にその下のサイズだとレギュラーサイズのルアーは多分30個以上が余裕で入ると思われますがメンドクサイので実際に入れてはいません。
と言う事であくまでも釣行時の持ち運びだけで言えばこのPVCポーチが最高に使い易いと言う事になる。
レギュラーサイズのルアーの場合はルアーケースで持ち運んでも薄型タイプなので元々余裕で問題ないんですが、やはりビッグベイトやジャイアントベイトになるとハード素材のケースはケース自体に無駄が多い。
自分の場合は実際に3個くらいを持参出来れば良いんですけど、たまに「あ~ビッグミノーも持って来るんだった~」みたいな事もあるじゃないですか。
なので当分はコレを実用し検証してみます。
あ、A/Wシーズンアパレルの発送を全て終えましたので明日~明後日にはお届けの見込みです。

2023年11月23日木曜日

案内。

えーっとですね、突然ですが2件についてお詫びをさせてください。
先ず1件目について、BOREDでは毎年BORED STOREオフィシャルとしてサマーセールとウインターセールを開催して来まして、これまで一度だけセール時期を大きくズラした事はあるんですけど基本的には毎年開催して来ました。
で、今年のウインターセールについては開催しない方向となります。
ホント毎年の様に期待?してくれていたヘビーユーザーやコアユーザーの皆さんには大変申し訳ないんですが、とにかく物価高の影響と言いますか材料や資材が年に何度も値上して来た事実がありまして。
特にBOREDがMETHODオイルで長年使用して来たオイル容器については今年だけで3度も値上があり、コロナ禍から数えると5度だっけ?と値上されているんです。
それにグリス容器についても同様で現在の仕入価格はMETHODグリスが現行のウレア系グリスとなった当初から比較してちょうど2倍へ値上した事がありまして。
そうは言ってもオイルやグリスの販売価格に反映させない様に、特にこの一年は共通化出来る材料を見直したりする事で、結果的にBSLRオイルもHYDRAオイルも一部材料が入手出来なくなったタイミングと併せ一旦廃盤にし、他のオイル製品と共通で使用出来る材料を採用する意味もあってモデルチェンジを実施した訳なんです。
なので肝心のベースオイルも同様なんですが、但しこれは年間契約でドンっと特注生産を依頼する事で仕入価格を割安にして対処し、各種添加剤も大きな単位で仕入れる事と上記の共通化出来る材料としてコンパチ使用する事でコストを維持しています。
これ以上他に何が出来るか?と言われると小さな事ですが、容器に貼っているラベルをチープな紙製にする位しか対応出来る物も無くなり、でもそれだけはダサいのでやりたくは無いと思っているので現状として他の手段は無し。
すると結局はオイルやグリスの販売価格を値上するしか手がなくなると。
でもね、個人的にフィッシングやサイクルやスケートボードなど、趣味と言うか遊びと言うかライフワークと言うか、このジャンルにおいて15ml入りのオイルが税込で3000円を超える価格と言うのは違うと思っているんですよ。
だからBOREDパクリの同一容器を使っている後発他社が数社ほどありますが、この後発他社は余裕で3000円を超えて来る価格を付けているのが信じられなくて。
恐らくBOREDが20年前から存在していた事を見て来た上で価格を決定したと思うんですね。
少なくとも参考にはしたはず、だって容器をパクってるんだから。
ま、流通品だから仕方ないんですが。
で、自分の様な貧乏人の考えでは3000円て意外と必要な金額なんですよ。
BOREDを立ち上げた20年前の感覚で言えばBMXのタイヤが1本買えたり、PISTの1/8"チェーンが1本買えたり、レギュラーサイズのハードプラグが2個買えたり、フロロカーボンラインが1巻き買えたりする感覚。
究極の消耗品であるオイルやグリスの癖にこれらを超えた価格と言うのはあり得ないなって。
それがBOREDを20年前に立ち上げた価格設定の根本。
ま、実際に20年前は容量も少ない容器を使用していたので実売価格は安かったんですけど、今の容量や材料に換算すればと言う意味で。
だから基本的に販売価格は値上したくないんです、絶対に税込3000円以上にはしません。
地球から油が枯れない限り、または提携業者が廃業しない限りは。
そして次の2件目について、これは今迄税込11000円以上のお買い上げは送料無料となっていましたが、この送料無料サービスを廃止する事にしました。
これについても1件目と同様で、皆さんもご存じの様に運送各社の運賃が既に値上されている事もあり、実際に暫くは現状の価格で対応して来ましたが、結構キツイなと言う事で特に宅急便のゆうパックについては送料自体も僅かに値上とさせて頂きます。
まぁBORED STOREからのご注文において大半はレターパックライトやレターパックプラスでのご注文となるので、実際には値上を感じないお客さんも多いとは思いますが、宅急便のゆうパックのみ少々変更となりますのでご理解頂ければと。
そんな諸々が影響した結果、今年はウインターセールを開催しないと言うか出来ない事になってしまうんですが、その代わり?これまた毎年即完売の「先走り福袋」では例年以上に大盤振る舞いさせて頂きます。
ので、何とかご容赦&ご理解してもらえると助かります。
とは言え現時点でも配布されている様にBASEからまたクーポンが配布されて来るとは思うんですが、出来れば今年はそのBASEクーポンをご利用頂ければと。
ホントにゴメンナサイね。

2023年11月22日水曜日

案内。

と言う事でこーなりました。
以前にもアナウンスしましたINX.labelより別注生産を請け負いましたベイトフィネス専用オイルですが、装いを一新させ改めまして「FLB」オイルとして正式にリリースとなります。
諸々事情がありましてBOREDのMETHODオイルとしてラインナップする事となりましたが、但しこのFLBにつきましてはINX.labelが運営するECサイトのFishINのみで販売する形となります。
つまりFishINの専売製品と言う事です。
なのでBORED STOREにも製品ページは設けずに詳細についてはFishINからご確認&ご注文を頂く形になりますのでご了承を。
とは言え製品自体はBOREDのMETHOD製品として材料から設計までフルでBOREDが生産したオイル。
製品に関する問い合わせはBOREDにて承りますが、販売その他に関する問い合わせはFishINにてお願い致します。
未だ正式に発売日は決定していませんので、こちらに関してはINX.labelからのアナウンス待ちと言う事で。
お問い合わせも頂いていましたので取り敢えず現状報告でした。

2023年11月21日火曜日

記事。

毎度の事ながら月曜日から鬼残業続きで勤労感謝の日だってのに23日も休日出勤予定なBOREDです。
それに25日か26日にはBOREDサポートのサクちゃんがまた東京湾ボートシーバスで上京するらしいので、どこかのタイミングで会おうぜいって話てたんだけど、その土日どちらかもやはり休日出勤になってしまいそうな予感。
さて、お蔭様で先行受注のプリオーダーが受注開始早々に完売となりましたBOREDのA/Wシーズンアパレルですが、予定よりも1日早く本日入荷となった事で既に検品を終え発送作業を開始しています。
明日からの数日は引き続きの発送作業を行い今週中にはご注文分全ての発送を終える見込みです。
今回は秋冬物な上に数も非常に多いので中々タフな状況。
しかも外注倉庫も多忙らしくオバちゃんを一人しか回して貰えずに慌てるわ焦るわ怒るわ。
ま、明日中に概ねはやっつけてしまうつもりですが。
そしてそれを終えてから引き続きBOREDのお取り扱いDEALER各店からのご注文品の発送準備と出荷手配を再開し、その後は手持材料分から少しだけVITALのPRO SIZE WRを生産するつもりです。
で、ようやく終わりだっけ?じゃなくて、未だ引き続き作業中の案件もありますが、何よりも廃盤HYDRAの後継製品オイルに取り掛かるスケジュールでして、オイラこうやって死んで行くんだろうなを既に実行している感じ。
なんだかヤル気を得る為に連日ウナギでも食ってしまいそうな大野病になりそう。
今日はUberでウナギを頼んじゃいました。
て、事で何となく誰も得しない忙しいアピールでした。

2023年11月20日月曜日

記事。

そう言えば小出しでアナウンスしようとした矢先にユーザーさんが気付いてしまった20th Banheiroの内部。
いや、既にMonster KissオリジナルのBanheiroで施されている物なんですが、レぺゼン東京なルアーメーカーのタックルハウス然り、このBanheiroにもボディ内部に刻印が施されているんです。
なのでBORED×Monster Kissの20th Banheiroでも同様にクリアーABS素材を使用しているSPERMカラーにおいては良く見るとボディ下部にBanheiroの刻印が見えるはず。
因みにMATTE CHART BONEはボーンABS素材なのでボディ下地からクリアーでは無いので見えませんが。
これって基本的にルアーアクションなどには特に影響する事は無いんですけど、何と言うか所有欲を満たしてくれる要素として自分が最初にBanheiroに惹かれた理由の一つでもあります。
なので以前にもご紹介した様に同様にボディ内部に刻印されているタックルハウスのルアーも凄く好きなメーカーであって、大人が好みそうな一手間に消耗品では無く道具としての魅力を感じるんですよねぇ。
なのにSPERM=精液なんて製品名を付けちゃってゴメンナサイ。

記事。

さて、先日アップしました自分が現在使用しているMETHODオイル&グリスの使用例。
これBOREDがオフィシャルとして限定または推奨している訳では無くて、それをベースにあくまでも自分の好みのフィーリングからと言う事でありますので誤解の無い様に。
で、早速色々と質問を頂いたのですが、先日もアップした下記のスピニングにおいて。

その7スピニング、シマノ 19ヴァンキッシュ C3000MHG。
これはシーバスフィッシングをメインにレギュラーウェイトのプラグ専用として、7g位~25g位までを小規模運河や中規模河川でフルキャストまたはショートキャストする際に使用しています。
ラインはPEの1.0号でリーダーはフロロの20lbで使用。
ラインローラーはBALBOAオイル、スプールベアリングにはLIGHT DUTYオイル、メインギアとピニオンギアにはOMEGAグリス、ウォームシャフトにはOMEGAグリス、メインシャフトにはOMEGAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル、その他は純正。

コレね。
上記の様にメインギアとピニオンギアそしてウォームシャフトにOMEGAグリスを使用しています。
以前まではTHETAグリスを使用していたんですが、敢えてTHETAよりもワザと粘性の高いOMEGAグリスを使用しているには訳がありまして。
前提としてC3000番でも2500番でも同等として考えてくださいね。
自分がホーム湾奥運河のシーバス釣にてスピニングを使う場合って、基本的にバチかアミのシーズンに限定されると言っても過言ではないんですが、その際にはとにかくゆっくりと只巻きする事が大半となるので巻感を若干重めに設定しておきたいんです。
でもグリスの粘度で重くするんではなくグリスの粘性で抵抗を与えた方がシックリ来たと言う事で、これまでのTHETAグリスから粘性だけを重くしてみた結果のOMEGAグリス使用です。
ALPHAグリスも試したてみたら粘度は良かったんですが、何と言うか少しサッパリ感があったのでネットリ感を重視したと言う事。
なので一般的にC3000番や2500番ならTHETAグリスがベストマッチかな?とは思いますが、自分の場合は上記の理由からの事なんです。
ではナゼHGギアを使ってんだ?ノーマルギアにすれば良いだろうとも思われるかもしませんね。
これは巻感の問題だけであって巻取量に準じたリーリングスピードとは別の話。
また、アミのシーズンには稀にバイブレーションのリフト&フォールもするので、HGギアの方がスラッグを素早く回収出来る事から自分のリズムに合っているんですねHGギア全般が。
ちなみに同時期には同じタックルでチヌを狙う事もあって、その場合にはバイブレーション、シンペン、トップを使う事が多いんですが、その場合にはドラググリスをDELTAグリスに変える事もあります。
やっぱりチヌの口ってフックが上手く刺さり難い事もあるので、同じドラグ設定であれば粘度の高いDELTAグリスを使用して最初の滑り出しを少し抑えガッツリとフッキングする様にしていると言う事。
自分のホーム湾奥運河では殆ど同じバチシーズンにシーバスもチヌも狙えるのですが、フッキングと言うかアワセのタイミングは真逆になってしまうので、その差をドラググリスで対応させていると言う訳です。
これは以前使用していた21ツインパワーC3000で学んだ?と言うかフェルトワッシャーとカーボンワッシャーの違いからドラグに使用するグリスの粘度により全然対応出来るなと実感したから。
ま、でもこのクラスの釣りであればフェルトドラグの方が汎用性があるなと思い結局は19ヴァンキッシュC3000を使う事になったんですけれども。
ドラググリスの交換だけなら毎回キレイに脱脂洗浄しなくてもウエスで拭き取って新たなグリスを入れ替えるだけでもOKなので簡単です。
もちろんMETHODグリス同士での話。
と言う事で、BORED STOREの製品ページに書いてある推奨用途はあくまでも一般的な汎用性を考慮しての事であって、それを参考に各個人の好みでセレクトして頂いても概ね問題無いかと思われます。
ついでにバス釣で多用される2500番なら上記のOMEGAグリスをTHETAグリスへ変えれば問題無いと思いますよ。

2023年11月19日日曜日

記事。

先週スタメンのリョーとデイでKカナルへ釣行した際に上げ潮の満潮付近でタックル準備中に船の引き波をガッツリくらってしまった自分のレボビースト。
リールはビショビショだわスプールは海藻や小枝だらけになるは、ラインからノブまでビッショリ吸水しているわと散々でした。
が、当然そのまんまフルキャストし続けていたもんでスプールベアリング内にも水が入った事はキャスト時の音ですぐに分かりました。
少し投げたらすぐ回転音がヴィ~ンに変わりましたからね。
ま、自分の場合はこれもチャンス?と捉え帰宅しても敢えて水洗いせずに毎度の可哀想なリール代表として人柱的に放置。
でも、ようやくBSLUオイルの検証も試用も終えた事でこのタイミングでメンテナンスついでに内部の油膜チェックをしてみました。
かなり酷使して来ましたからね。
ちょうどTwitterフォロワーでサンプルテスター的存在の@neecoosanからMETHODグリスのオモシロイ使い方も聞いていたので試してみる事に。
それはメインギアに使用するグリスなんですが、150番~200番のベイトリールにおいてメインギアへ先に薄くOMEGAグリスを塗布してからピニオンギアを回して軽くグリスを馴染ませてやります。
はみ出した余分のグリスは拭き取り、その上からSIGMAグリスを通常どおり塗布してやると巻き感が軽くなる上に油膜強度はSIGMAグリスのまんまと言う事で、その逆は自分でもやった事があるんですが、中型番手である150番~200番は色々なジャンルのアングラーが使う型番でもあるので非常に有意義ですね。
油膜強度だけでなく巻き感もある程度重視する必要があるよと言うアングラーはゼヒ上記を試してみてください。
と言う事で自分のレボビーストは他社に照らし合わせると250番的なサイズですが今回は上記で試してみたいと思います。
あ、ちなみに自分の場合は巻き感を重くしたい派ではありますが、もちろん上記は実際に自身で検証してみる必要があると言う事で。
それに自分が4号タックルで使用している100番でも有効かもしれませんし。
それにしても冒頭の一瞬水没状態に陥ったビーストだと言うのにボディ内ベアリングだけは絶好調。
流石にスプールベアリングにも海水が入り込んでいるし、メインギアやボディにも海水の侵入痕が見られましたが、ボディ内ベアリングだけは全く注油当時のまんま?言い過ぎでは無くホントに状態が変わりません。
流石にBSLUオイルの高粘度で高粘着な油膜特性と、摩擦調整添加剤と耐水防錆添加剤の効果が表れていると改めて実感。
今回スプールベアリングは交換しても良い頃かなぁと言ったところでしたが、取り敢えず脱脂洗浄した後の空転ではイケそうだったので改めてBSLUオイルとBALBOAオイルの1:1混合カスタムオイルを注油。
但し、シマノリールと比べて明らかに摩耗の激しいメインギアとピニオンギアは徹底的に洗浄した後に上記の@neecoosan混合グリスカスタムで仕上。
うん、中々良いですよ。
確かにギアの巻感は少し軽くなっていて新品純正を目安とするとワンランク巻きが軽くなったイメージ。
カルコン、アンタレス、ビーストなどでバスもシーバスも両方やるって人には良い裏技かもしれません。
そして年内に発売する廃盤HYDRAオイルの後継製品が揃えばBOREDのMETHODオイル全種は全てのオイル同士を混合カスタムする事に対応します。
その中でBSLUオイルは確実に必要と感じた今回、粘度に合わせBALBOAオイルともCHIMERAオイルともLIGHT DUTYオイルとも混合する事で海水防錆性と耐摩耗性が付加出来る。
BSLUオイルはBOREDヘビーユザー必需です。

2023年11月17日金曜日

案内。

ようやく昨日付で先行受注のプリオーダーにてご注文を頂いていました20th Banheiroの発送が完了しました。
他のご注文と同時注文のお客様分のみ後日の発送となりますが、着々と先行受注製品のオーダーも入荷となり発送準備と出荷手配に追われている日々です。
と言う事で先日のアナウンスどおり本日夕方から在庫分20th Banheiroの販売を再開致します。
でも今日は金曜日と言う事で明日と明後日は土日の定休日となるBORED。
この金曜日~日曜日までにご注文を頂きました分は週明け月曜日より順次発送となりますのでご勘弁を。
そして今更ながらご紹介を忘れていたMonster Kissのオフィシャルで解説されているBanheiroの記事を改めて下記のアドレスhttps://monsternet.base.ec/blog/2021/06/12/102052にてご確認ください。
興奮して来ること間違い無し。
便乗して、BOREDのMETHODオイル&グリスも在庫補充が概ね完了し、VITALのPRO SIZE WRも少量ながら在庫が出来ています。
ので、ゼヒ併せてのご注文をお願いしますね。
さて、続いてはお取り扱いDEALERの受注分に取り掛かり、来週はA/Wシーズンアパレルも入荷して来る予定。
このペースだと最終の週末はやはり休日出勤する事になりそうだわ。

2023年11月16日木曜日

記事。

このタイミングで改めて。
更新された内容もあるので不定期にアップして行きたいと思います自分のMETHODオイル&グリスを使用したメンテナンス対象別セレクト。
BOREDのMETHODオイル&グリスをご注文頂くに当り参考になればと言う事で現在の実用セレクトとなりますが、もちろんBOREDはフィッシングショップでもメンテナンスサービスでもありませんので全てのジャンルやモデルを網羅する事が出来ません。
記載以外のジャンルやモデルなどにつきましてはMETHODお取り扱いDEALERのフィッシングショップなどにてお問い合わせ&お買い求め頂くとして、簡単ではありますが下記に対象別データを記載してありますので参考にしてみてください。

その1ベイト、アブ レボビースト 41-HSL。ギア比違いを同仕様で2台使用。
これはシーバスフィッシングをメインにビッグベイトやビッグプラグ専用として、60g位~160g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの6号でリーダーはナイロンの60lbまたは80lbで使用。
スプールベアリングにはBSLUオイルとBALBOAオイルの1:1混合カスタム、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリスにOMEGAグリスを少量追加、プラギアにはOMEGAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはOMEGAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはBSLUオイル、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。

その2ベイト、シマノ 20カルカッタコンクエストDC 201HG。
これはシーバスフィッシングをメインにビッグベイトやビッグプラグ専用として、40g位~120g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーはナイロンの50lbまたは60lbで使用。
スプールベアリングにはBSLUオイルとBALBOAオイルの1:1混合カスタム、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはOMEGAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはBSLUオイル、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。

その3ベイト、シマノ 18バンタムMGL XG。
これはバスフィッシングやナマズなど淡水をメインにヘビーカバーでのラバージグやフロッグ専用として、14g位~35g位までをピッチングやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはDELTAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

その4ベイト、シマノ 18バンタムMGL HG。
これはバスフィッシングやナマズなど淡水をメインにライトカバーでのバズベイトやスイムジグ専用として、10g位~28g位までをフルキャストやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

その5ベイト、シマノ 17スコーピオンDC 101HG。
これはシーバスフィッシングをメインにレギュラーウェイトからヘビーウェイトのプラグ専用として、30g位~60g位までをショートキャストまたはピッチングする際に使用しています。
ラインはPEの4号でリーダーはナイロンの50lbで使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリスの上からOMEGAグリスを少量追加、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはBSLUオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

その6ベイト、シマノ 14ブレ二アス。
これは淡水海水問わずベイトフィネス全般用として1g~7g辺りをメインにショートキャストやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの0.6号でリーダーはフロロの8lbで使用。
スプールベアリングにはZAYTオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

その7スピニング、シマノ 19ヴァンキッシュ C3000MHG。
これはシーバスフィッシングをメインにレギュラーウェイトのプラグ専用として、7g位~25g位までを小規模運河や中規模河川でフルキャストまたはショートキャストする際に使用しています。
ラインはPEの1.0号でリーダーはフロロの20lbで使用。
ラインローラーはBALBOAオイル、スプールベアリングにはLIGHT DUTYオイル、メインギアとピニオンギアにはOMEGAグリス、ウォームシャフトにはOMEGAグリス、メインシャフトにはOMEGAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル、その他は純正。

その8ベイト、ABU 4601C。GUNNARとROYAL EXPRESSを同仕様で2台使用。
これはナマズやライギョをメインにレギュラーウェイトのフロッグやトップウォータープラグ専用として、12g位~35g位までをフルキャストまたはピッチングする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはLIGHT DUTYオイル、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、コグホイールなどのプラギアにはTHICK HEAVYオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

と言う事で以前とは若干オイルやグリスまたラインシステムなどが更新されていますが、現状としてこれが最新の状態となります。
また以前スピニングリールの4000番とC2000番が盗難に遭ってから新たに同型番を新調していないので、スピニングのデータが不足していますがご了承を。

2023年11月15日水曜日

記事。

廃盤HYDRAオイルの後継製品オイル。
名前は未だ無い。
もう散々近所の公園やらTリバーやらでキャストして来た事と提携業者テストにおいても課題数値をクリアーした事で、既に最終サンプルテストとしては合格なんですが、最後に少なからずスピニング需要もあるよなぁと言う事で久しぶりにホーム湾奥運河にてチェック。
想定ターゲットよりもワンサイズ大きめ?強め?の標準的なシーバスタックルでの試用ではありますが、今回は常に水に濡れているパーツと言う事でラインローラーへ使用していますので試用の意味はあるかと。
ちなみにロッドはダイワのLABRAX AGS 86MLにリールはシマノの19ヴァンキッシュC3000MHG、ラインはPEの1号にリーダーはフロロの20lbと言うオーソドックスなタックルです。
ま、ダイワの2番目とシマノの2番目を組み合わせちゃってる禁断タックルなところはスルーしてください。
今回の釣行ではこのタックルで7g(スーサン)から21g(20thバンニェイロ)まで、ペンシル、ミノー、シンペン、バイブの4プラグのみで使用して来ました。
元々19ヴァンキッシュC3000MHGのラインローラーは純正の撥水グリスをキャンセルする為に分解し脱脂洗浄後にBALBOAオイルを使い続けて来ましたが、今回はそのBALBOAオイルを完全に抜いてから廃盤HYDRAオイルの後継製品オイルを使用したと言う事です。
注油して爪楊枝の先でラインローラーを回転させてみると超絶回転するのには笑えました。
ま、超絶回転しても大きな意味はないんですけどね。
で、散々ホーム湾奥運河でキャストしまくった上での朝帰宅。
試用でもあるので敢えてリールは水洗いせずに玄関にてリールを放置乾燥。
定休日中なので丸二日ほど放置した後でチェックしてみると目視では注油したての時と変わらず超絶回転は継続。
取り敢えず想定ターゲット内での検証と試用においては問題無しと判断。
そもそもセンシティブでシビアなタックルにおいて油膜の粘度抵抗により回転を妨げる事なく使用出来る事を前提としているので、フィネス全般をやらない自分でも明らかに粘度抵抗の少なさ?は実感出来ました。
それは以前からテストで使用して来たベイトフィネスリールにおいても確認出来ていた事ですが、普段レギュラーウェイトからビッグベイトをメインにしている自分的には正直少し回転が軽過ぎるのが怖くって。
なので自分が使用する場合なら恐らくこの廃盤HYDRAオイルの後継製品オイルに粘性を持たせてるBALBOAオイルまたはLIGHT DUTYオイルを少し混合カスタムして粘度や粘性を自分好みにカスタマイズして使うかなぁといったところ。
そーゆー意味で混合カスタムのベースオイルとして活用する手も大いにある存在ですね。
軽い?早い?無抵抗感を突き詰めて行くマニアックさん達には絶対必要な存在だろうと確認しています。
毎度の@lineslackerfamと@neecoosanへ最終サンプルを送ってみたので遊んでもらいましょう。

2023年11月14日火曜日

記事。

大変永らくオマンタセ致しました。
BOREDの20周年アイテムとしてMonster Kissへ別注カラーを依頼しましたBORED×Monster Kissの20th Banheiroが入荷となりました。
既に先行受注のプリオーダーにてご注文済となりますお客様へは明日15日~16日にかけて一斉にデリバリーを開始致します。
そして上記の発送を終えた今週中にはBORED STOREにて改めて在庫分の販売を再開致しますので、ゼヒこのタイミングにてご注文をお待ちしています。
この20th BanheiroはBORED考案のMATTE CHART BONEとSPERMの2カラー展開となりますが、Banheiroの無機質ながら可愛さも感じるボディデザインにマッチしているんではないかと自負しています。
スピニングでもベイトでも扱える90mmで21gのサイジングにつき、バスでもシーバスでもジャンルレスで使えるルアーとしてあらゆるフィールドでヘビーユースしてやってください。
現在本家のMonster KissではBanheiroが欠品中となり年内の入荷予定は無いとの事なので、そー言った意味でもお早目にBORED STOREよりご注文をお待ちしています。
SNSなどへの釣果アップもゼヒお願いしますね。

2023年11月13日月曜日

記事。

個人的に以前から気になっていながらもスッカリ存在を忘れていたスタジオコンポジットのサーベルジャーク230
これを偶然見つけて破格でゲットしたんです。
そのショップとはBOREDのMETHODお取り扱いDEALERであるHEDGEHOG STUDIOです。
現在自分がビッグベイトで使用している2台のレボビーストはスタジオコンポジットのRC-SC EX PLUSにR27XLノブを使用していますが、レボビーストの内1台が旧タイプ?のR27XLノブでテーパーが少し違うんですね。
これが地味にストレスになっていたので現行タイプへ変更しようかと、カスタムパーツを探すなら忖度など一切無く先ず普通はHEDGEHOG STUDIOで探すじゃないですか?
その際に「ん?」と気になったページを開くとサーベルジャーク230が全色ある。
しかも在庫処分で30%OFFと言う破格。
これはもう蘇った記憶と共にソッコーでポチらせて頂きました。
貧乏だから取り敢えず2色を。
細身なI字系ミノーですが、全長が23cmと超ロング。
重量も30gちょいなのでフックやリングを足しても40g弱だからスピニングでもベイトでもイケる。
中途半端な12cmとか16cmじゃなくて潔い23cmと言うのがキモ。
探していた人は今の内にHEDGHEHOG STUDIOをチェックしてみてください。
あ、一緒にMETHODオイル&グリスもお忘れなく。

2023年11月8日水曜日

記事。

なんなの?昨日までの異常な暑さは。
昨夜の東京なんて深夜1時過ぎにBORED事務所から帰宅するタイミングでちょうど雨が降り始めたなんですけど、もう梅雨の様な湿度と気温で徒歩15分程をマイペースで歩いて帰宅したら薄っすらと汗ばむほど。
これは各地水温も例年より高いだろうと言う事で、季節の進行が遅れているとすればハイシーズンも長続き?なんて期待しちゃう。
さて、やっぱり今年も開催出来そうにないBOREDアングラーズミーティング。
ウソっ。
そんなの開催した事も開催するつもりも無いんですけど。
ただ、実際にBOREDがサポートするYUGO、MORI、SAKUと自分、そして出来ればMonster Kissの面々ともシーズン中にアカメ釣りへ行こうぜいって話してたんです。
でも既に11月だし今月も多忙な業務を熟している最中。
完全に無理。
高知どころか茨城へすら行けそうにない。
ま、毎年ナンチャッテ企画しておいてシレ~っと無かった事にして来ましたが、今年こそは何とか行きたかったんだけどなぁ。
地味にHパワーのフックとか100lbリーダーとかも買い揃えていたんだけど、シーバス相手には確実にオーバースペックだからパッケージのまんま寝かせてあります。
いつ使うんだか。
自分の場合は基本最も手軽なオカッパリ釣行がメインなのでボート釣行も数える程しかないんですが、今年もアカメを断念した事でFLB cruiseのマッツン船長に言ってランカー狙いでアテンドして貰いましょうかね。
せめて90オーバーまたはランカーラッシュ。
無理かな。
11月は20日頃までは何とか通常+αなペースなんですけど、20日を過ぎるとA/Wシーズンアパレルも入荷して来るし、METHODオイル&グリスの年内最終となる在庫補充生産もピークを迎え、更には廃盤HYDRAオイルの発売に向けた準備も佳境に入って来る。
ので、月末付近は有り難い事にボートシーバスのお誘いを多数頂いていたんですが、結局は休日出勤も予想される事で全て断りするハメに。
こんなペースだから毎年の如く月日が経つのが早くってね、そりゃ気が付けば自分も51歳つーか早生まれだから学年で言えば52歳。
あ~もうすぐ死ぬんだなぁ。
さて、BORED×MonsterKIssの20th Banheiroも順調に進行中。

2023年11月6日月曜日

記事。

この三連休は完全に前日まで三連休だと知らなかった事もあり、業務の段取り都合から初日は休日出勤した事で普段と変わらずな週末。
でも久しぶりに先週に続き二週連続でホーム湾奥運河へ出撃してみた結果、相変わらずホーム湾奥運河は他のエリアとは程遠いシーバスのヤル気。
ホーム湾奥運河では結構不利?なビッグベイト縛りではありましたが、バイトもバラシもあった事で魚の大きさは何となく感じられ、こりゃスピニングでレギュラーサイズでも投げてればキャッチは出来るんだろうけど、でもセイゴやフッコを1匹2匹釣りたい訳じゃないし。
なんてカッコ付けて自分のやりたいスタイルは変えずにいたら悔しい思い続き。
さて、そんな自分に朗報です。
そろそろ例の廃盤HYDRA後継製品オイルをテストしなきゃダメじゃない?と自問自答しはじめ昨日の定休日は用事ついでに自分初のオヌマンルアーを買ってみたりして。
今更ながら初ワスプスラローム80Sなんですが。
シンペンは圧倒的にプリンスルアーに信頼を置いているんですけど、なんだか今回のワスプスラロームはカラーが好きだったもんでツイ。
ま、ルアーの話は置いといて取り敢えず自分の19ヴァンキッシュC3000MHGでもテストを行ってみます。
現状はBALBOAオイルを使用しているラインローラーで試してみて、釣行後に水洗いもせずに放置乾燥させて潤滑具合を確認してみます。
スピニングタックルは今年の6月以降から一度も使わずに放置していますが、敢えて次回の釣行からは廃盤HYDRA後継製品オイルで使用してみます。
あ、セイゴを釣りたい訳じゃないですからね。
と言うかいい加減ネーミングも決めなきゃならないんですが。
その前に先日付で完成している別注オイルの某サイト専売オイルを先ずは世に出さないといけないので。
中々シビアなタイミングでしてね。
でも両者共に超低粘度ながら真逆のベクトルで作られているので特性は全然違います。
自分的にはどっちもオモシロイなと感じるオイルなのでゼヒともフィネスやライトリグのユーザーには使ってみて頂きたいと。
特にライトソルトは正にハイシーズンですからね。
暫しお待ちを!

2023年11月5日日曜日

記事。

使い回しですが2022年4月15日の過去記事。
https://darksideboredblog.blogspot.com/2022/04/blog-post_25.html
コチラで使用した画像です。
リールを水洗いする際に懸念されるグリスの流れ出し。
先ず、以前から何度もアナウンスして来ました様にBOREDのMETHODウレア5グリスは水中においても安易にグリスが流れ出す事はありません。
この件に関する記事が上記の過去記事です。
海水域や汽水域で使用したリールを水中へ浸けて洗浄(ドボン)する目的はシツコイ様ですが塩分の除去=錆の防止にあります。
特にPEラインを使用したベイトリールの場合はPEラインの編み込みにより水分を保持し易くなり、キャスト毎に盛大に水を撒き上げるのはコレが原因です。
そしてキャストに寄る飛沫が原因と言うよりもラインに染み込んだ海水がスプール周辺から伝わって内部に入り込むと言うのが錆の発生原因。
なので先日の記事内でも書きましたが、釣行後から数時間程度であれば未だスプールに巻かれたラインやボディが濡れていると思うので、その濡れている内に水へドボンする時間は5分や10分ほどでも大丈夫でしょう。
水へドボンする事によりボディ内に水道水が入り込み海水を薄めてくれる事で自然と排出されるからです。
つまり乾く前に流せと言う事。
水へドボンした際にハンドルを回す目的は主にボディ内ベアリングとピニオンギアの固着を防止したい事にあり、経験上10回ほど水中でハンドルを回せば問題無いと思います。
この短時間で最低限の処理を行った後はリールを良く振って水分を取り去り、風通しの良い場所で放置乾燥させる事で「錆の防止」と「塩分の除去」を概ね行えているはずです。
なのでナイロンやフロロなどのモノフィラ系ラインをメインに使用している場合は、PEラインほど水分による影響が無い事から、海水域や汽水域においても釣行後に毎回上記の処理を行わなくても問題無いかもしれませんが、釣行後にシャワーなどで簡易的に洗浄する事は推奨します。
但し、オフショアのボート上などで走行による水飛沫を盛大に浴びてしまう様な場合やシンプルに数秒であろうと水没させてしまった場合は、速やかに水道水に浸けた後にフルメンテナンスを行う様にしましょう。
この釣行後の処理を行うと一般的なリチウム系グリスは耐水性に乏しい成分から流れ出しや付着箇所からの剥離が発生します。
これがBOREDのMETHODグリスの場合、汎用リチウム系グリスのおよそ5倍の耐水性と配合される化学合成油の吸着性により金属の塗布面から安易に流れ出す事が無く、しかも画像の様に静的状態であれば水中であっても油分の流れ出しが少なく長期に渡り性状を維持する事が出来ます。
これが全天候型と謳っている理由です。
PTFEや二硫化モリブデンなどの固形添加剤は一切使用せず、ウレア有機化合物に精製鉱油と化学合成油をハイブリッドして生産されたセミシンセティックグリスとして、耐水性だけでなく耐熱性も極圧性にも優れたグリスと言う事です。
粘度と粘性の違いにより高粘度高粘着SIGMAグリス、高粘度のDELTAグリス、中粘度のALPHAグリス、低粘度のTHETAグリス、高粘着低粘度のOMEGAグリスのウレア5グリスとして、各グリスを混ぜ合わせて自分オリジナルグリスを作る事にも対応しています。
ゼヒ。

2023年11月3日金曜日

記事。

三連休だなんてちっとも知らなかった事で組んでしまったスケジューを熟す為に休日出勤。
さて、シャバ僧だし椎間板ヘルニアンだし貧乏人だし、な自分には色々ちょうど良いシマノのアーマジョイント280。
上がバンタムで下がエクスセンス。
バンタムの方は既に使っていましたが、もう凄く感心させられた好きなルアーです。
で、エクスセンスの方が発売になったので毎度のポイント消費でゲッツしました。
こうやって並べてみると違いはそんなに分からないのですが、ボディの顔面セクションが結構違っています。
顔面の金型デザインから違う事はすぐに気が付きますが、顎下のシンカーを吊るすアイが無かったり、ラインアイの角度も微妙に違っていたり、ボディ左右にフィンが有ったりなど、下半身は共通と思われますが上半身は完全に異なります。
あと標準フックが違いますね。
それにエクスセンスの方は良いのか悪いのか?未だに微妙なフラッシュブーストが搭載されていまして、そのフラッシュブースト感が一番控えめそうなカラーを選んでみたら結局2つ共に同系統になってしまいました。
ま、いずれにしても50代の老眼乱視で夜目が死んでる自分が見えるカラーなので全然アリなんですが。
好きな配色だし。
この135gこと約5ozなら自分の場合はMonster KissのMX-∞改でもMX-8+改でも余裕で投げれるので、飛距離と言うよりはフィールドに合わせてタックルをセレクトしています。
狭くてバックスペースが取れないホーム湾奥運河ならMX-∞改で、通行人も気にせずバックスペースの取れるAリバーやNリバーならMX-8+改て事。
リールはアブのレボビーストを使用しているのでラインは共通してPE6号にリーダーはナイロン60lbですが、このクラスなら5号タックルでも十分使用出来ますね。
と言う事からも割りとタックルを選ばずに使用出来るって事で、最近魚を見失っている事からもキチンと結果を出していかないと。
休日出勤終わりの今夜も妥協せず自分の好きなカルオモルアーと共にホーム湾奥運河へ出撃しましょうか。

2023年11月2日木曜日

記事。

BOREDのMETHOD最高峰となるモデルチェンジを施した新製品BSLUオイルのサンプルと同時進行していながらも、具体的な方向性が見出せずにサンプルテストが中断していた廃盤HYDRAオイルの後継製品。
9月下旬にBSLUオイルの量産が開始したタイミングで改めてこちらも本格着手していましたが、先日このDARKSIDEBOREDBLOGで触れた様に、当初の予定通りかなり思い切った方向性のコンセプトで進行しています。
実際に10月から自分唯一のフィネス機となる14ブレ二アスのスプールベアリングでテストしていますが、昨日は最終サンプルとなる?このオイルに入れ替えてまた近所の公園でキャストして来ました。
ヘビーウェイトのフルキャストとは違いフィネスやライトリグだと水辺に立たなくてもフルキャストが出来るので超効率的。
電線が恐怖ですが。
で、14ブレ二アスって遠心ブレーキカーラーがSとMの2種類存在している上に8個も装着出来るんですね、今はSサイズを装着しているんですけど流石に8個もあるとセッティングに時間が掛かる。
サイドキャストでは問題なくてもオーバーヘッドでは問題が出るので、先ずは安定してラインが浮くか浮かないかとセッティングを詰めています。
その前にメーカー不明のPEラインを交換しておかないと。
しかし、とにかくこの廃盤HYDRAオイルの後継製品がピーキーなので普段のビッグベイトとは違いウェイト任せで飛んで行く感覚が掴めなくてオモシロイ。
しかもテストで使用しているロッドは4.8ftのULトラウトロッドだからワンハンドでのキャストだしね。
こーなるとフィネスでは無いけどシルベラードの76ML辺りが欲しくなっちゃうわ。
さて、現在は提携業者にて機械によるテストを行って貰っていまして、先日は自宅の冷凍庫に数日入れておいた物をチェックして-18度でも(一般家庭の冷凍庫は-18度前後の設定だそうです)凍結していない事を確認。
次に恒温装置で耐熱や酸化のテストを行えば机上のテストはクリアー。
なので引き続きキャストを含めた実用性を探って行きます。
それにしても09からのボディデザインはやはり素敵。
年内イケるか?

2023年11月1日水曜日

記事。

BOREDのMETHODグリス製品の中でオリジナルなポジションとなる高粘度DELTA、中粘度ALPHA、低粘度THETAの3グリス。
それまで過去製品で使用して来たリチウム系グリスからフルモデルチェンジしたウレア系グリスとして、汎用リチウム系グリスと比較して5倍以上の潤滑寿命を誇り、油分の離油までも調整する事で耐水性、耐熱性、極圧性に優れたセミシンセティックグリスとなります。
耐水性については海水淡水問わず対応している事は当然ですが、水中においても性状変化を殆ど起こさず油分の離油も非常に少なくない事、更にスチーム状態の超高湿度環境まで想定した耐水性により雨天や水辺での使用においては強力なディフェンス力を発揮します。
耐熱性については各モデル共通して180度前後まで使用出来る耐熱設定と、密度の高いウレア系化合物の増ちょう剤によりドラググリスとしても十分対応出来るスペックとなります。
また油分の配合についてはセミシンセティックとしてパラフィン系精製鉱物油とポリアルファオレフィン化学合成油のハイブリッドとなり、更に極圧添加剤の配合により摩擦や荷重に対しても油膜切れを極限まで抑える効果に優れています。
配合油分量も多い事から指触においても滑らかさを実感して頂けるフィーリングはギアなどの細かな形状にも付着性が高く、汎用リチウム系グリスの様に付着箇所周辺が油分でギトギトする様な事もありません。
各カテゴリーでレギュラーウェイトを中心とするアングラーのベイトリールやスピニングリールで需要の高い上記の高粘度DELTA、中粘度ALPHA、低粘度THETAの3グリス、更にDELTAよりも粘度をワンランク高め粘着性を大幅に増やしたSIGMAグリス、THETAグリスよりもハーフランク粘度を低く粘着性を大幅に増やしたOMEGAグリスとの混合カスタムにより更に細分化した粘度や特性をユーザー自身で作り上げる事も出来ます。
BOREDのMETHODグリス製品は各製品共に殆ど同一数値の極圧性から、単純に粘度や粘性だけでセレクトしても致命的な破損や摩耗に繋がらない様に配慮しています。
引き続きのお買い求めはMETHODお取り扱いDEALER各店またはBORED STOREにてお待ちしています。

2023年10月31日火曜日

記事。

先日開催された博多湾ビッグベイトシーバスバトル2023。
BOREDも引き続き協賛させて頂きましたが、先日付でSNSでもリザルドが発表されました。
その際に気が付いた事として上位入賞者の多くがアブのレボビーストを使用していたと言う件。
BORED的にも今年になってビーストのユーザーが多い事に気が付いた事もあり、検証対象として2台を導入して実用している旨は過去記事でも何度かご紹介して来ましたが、ビッグベイトシーンにおいてスコーピオンMDと合わせミドルクラスの代表モデルとして十分な実用性があります。
ハイエンドクラスを使用する事に全く異論はありませんが、ミドルクラスを複数台で運用する事も視野に入れてみるのは有効です。
そしてやはりビッグベイトになるとレギュラーウェイトとは違った視点でのメンテナンスが必要となり、リールにシビアな繊細さやシルキーな巻き心地を求めるよりは、耐久や状態維持と言ったタフさを求める事がメインとなるでしょう。
そこでBOREDのMETHODオイル&グリスを使用した具体的仕様について。
の、前に自分のセッティングとして3oz~6ozまでをメインに使用する前提でのセッティングを。
先ず効き過ぎるブレーキ関係については遠心ブレーキ6個中1個をオン、マグネットは市販のネオジウムへ交換し5個中3個だけで使用しています。
ハンドルはスタジオコンポジットのRC-SC EX PLUS 98mmとR27XL EVAノブへ交換していますが、ベアリングは現状として純正を脱脂洗浄して使用していて他にカスタムしている点はありません。
1台目はギア比7.3のHGギアまんまで2台目はロケットのギアへ交換した9.2のXGギアで使用し、上記の様にブレーキセッティングもハンドルやノブも同一仕様としています。
ラインはPE6号にリーダーはナイロン60lbか80lbで使用。
こんな感じです。
ビーストのサイズにPE8号だとキャスト後のライン減り的に見て少しミスマッチかと感じ、自分的には6号専用の100m巻で不具合も無く快適に使用出来ています。
で、肝心のMETHODオイル&グリスについて。
これは何度か試しながら現状として飛距離も耐久性も満足しているセレクトとなりますが、先ず上記にも書いたベアリング各種については純正を脱脂洗浄した上で使用しています。
スプールベアリングはBSLUオイルとBALBOAオイルの1:2混合カスタム、ボディ内ベアリングは全てBSLUオイル、メインギアとピニオンギアはSIGMAグリス、ウォームシャフトはOMEGAグリス、ハンドルノブベアリングはBSLUオイル、ワンウェイローラークラッチはNEMEAオイル、ドラググリスはDELTAグリス、プラスティックギアはOMEGAグリス。
ざっとこんな感じで使用しています。
何パターンも試した上で上記のセレクトへ行き着いたのですが、基本的に海水域または汽水域のみでの使用として現状は一切の不具合もありません。
巻き感は純正同等の重めなフィーリングになりますが、その代わりに巻き感の変化が少なく何時使っても安定した巻き感が得られています。
ちなみにBSLUオイルの検証や試用でテスト使用して来た際は使用後に一切水洗いを行わずにリールの外観のみをウエスで拭くだけでも問題は見られませんでしたが、基本的に海水域または汽水域での使用後はリールが浸かる位の深さの容器に水を入れてリールを浸します。
自分の場合は釣り帰り当日にリールが未だフィールドの水で濡れている場合は5分ほど水に浸けてハンドルを10回転ほど回し、その後シャワーで外観などを水洗いしてからサイドカバー、スプール、メカニカルキャップを外し、とにかくシツコイくらい良く振ってからウエスやタオルの上で放置乾燥させています。
乾燥後は念のためスプールベアリング、スプールシャフト先端、スプールシャフト根元に極少量を注油し、後は乾拭きして各所の汚れを綿棒などで取り除けば完了です。
とにかく毎回帰宅後にリールやラインが未だフィールドの水で濡れている間にすぐ処理を行えば、海水が乾燥し塩が結晶化する事無く楽に洗い流せるので、翌日行うよりは帰宅後すぐに行う方が油脂も長持ちすると言う意味でもお勧めです。
あくまでも海水域や汽水域での使用後においては上記の様な釣行後すぐの水洗いが有効と言う事は間違いなく、これまで40g~3ozで使用している20カルカッタコンクエストDC 201HGでも30g~2ozで使用している17スコーピオンDC 101HGでも同様に処理を行い塩の結晶化も錆の発生も完全に防げています。
参考までに淡水で使用している18バンタムMGLやアブガルシア4601Cでは帰宅後にシャワーでサッと外観を水洗いしているだけです。
何よりもリールに負荷が掛かるビッグベイトやジャイアントベイト、また同じくヘビキャロやヘビーカバーの釣りにおいても上記のMETHODオイル&グリスを使用したセレクトをゼヒ参考にしてみてください。

2023年10月30日月曜日

記事。

あ~悶々として一向に進展しない。
廃盤HYDRAオイルの後継製品となる超低粘度オイルの試作達の事。
ブッチャケどれも良いんだけどやはり粘度はやり過ぎたか?と言うくらいシャバシャバ。
検査していないけど感覚として多分VG4~5前後。
明らかにBALBOAよりもワンランク低粘度って事で一体どーテストしろって言うんだ?と一応自分の14ブレ二アスのスプールベアリングで試用していますが、何と言うか初速が余りにも簡単に上がり過ぎてバックラッシュが恐くてね。
なので初速を上げない様にキャストすると1.6gや1.8gのスピナーとかスプーンが着地予想点を遥かに超えて飛んで行く。
けど風速1mくらいでも影響してしまったりリリースポイントが僅かにズレるとラインが暴れそうになるんで。
自分の場合はフィネス系に疎い事もあってキャストが全然安定しない。
ちなみに最近はBORED事務所の近所にある公園で夜な夜なキャストしていると言う不気味なテスト環境。
別に水に向かって投げる意味も余り無いので、舌打ちと独り言が深夜の公園で響いています。
でもフォールにおいてはすこぶる良好で、クラッチを切ってからスプールの動き出しにロスが無い。
ピッチングの距離であれば狙い通りの動き出しなんだけど、これも手首の返しを少しミスるとラインが暴れる。
単に慣れの問題なのは試用して行く内に安定して来た事で分かってはいても、週末は100gオーバーをフルキャストしているのに、平日深夜には1g台をキャストしているギャップに50代の脳内と感覚がバグっているんでしょう。
取り敢えず絞り切れない事もあり、この3つを化学的にも物理的にも機械テストへ回し、そこから環境変化や温度変化などの最終テストで見極めてみます。
ちなみにこの廃盤HYDRAオイル後継製品もフルエステル化学合成油、耐水防錆添加剤、摩擦調整添加剤での設計なんですが、粘度指数においてはMETHODオイル中で最も狭い数値となります。
これは仕方ないんです。
それに気温0度以下では曇りが生じてマイナス10度以下では恐らく凝固するはず。
あ、でもベアリングの様に常時動いているなら凝固はしませんよ。
超シンプルなエステル化学合成油を使用する予定なので、もはやアルコールに近いと思って頂ければ間違いないかと。
BOREDで過去一の超低粘度となるのでまんまでの用途は限定されますが、混合カスタムし易いと言う事もあってTHCIK HEAVYの真逆となる立ち位置のオイルは結局必要枠なんですよね。
それに今時のフィネス系全般においては過激化している事もあり、キチンとした材料選択はオイル設計において重要。
既に超低粘度なので今更ながら摩擦係数の追求はやめておきますが、市販の固形添加剤を配合したオイルとは明確に違いを出して行きたいので悩みどころ。
そして先日も書きました某サイト専売オイルとは明確に特性を変える必要もあるし。
また平日は近所の公園で夜な夜な吠えますかね。