今年はビッグベイト~ライト&ミドルゲーム~ジャイアントベイトと、ベイトリールの出番が多くなっているせいかスピニングリールを殆ど触っていない。
基本的にBOREDの場合は業務主体で釣行する事が多いので釣行の度に検証や試用を前提とする場合が多く、稀に「あれ?今なんも無いな」と言うシーズンにはガッツリと完全個人の釣行となります。そんな時に出番が多くなるのがスピニングリールを使用した所謂「普通」の釣り。
なので「普通」に徹する為にタックルもダイワのラブラックスAGS 86MLにシマノの19ヴァンキッシュ C3000MHG、そしてPEは1号でリーダーはフロロの20LBをホームの湾奥運河で使用しています。
これで概ね7g~21g位のプラグのみを使用している訳ですが、要するにスーサン、X-80、ミニエント57、ローリングベイト66、バティッサ93、コモモ125、ワスプスラローム80、ガルバ87みたいな感じ。
でも今年は上記よりも少し軽めの5g~12g位のルアーをベイトフィネスフィネスリールで使う機会も増やした事からスピニングリールの出番が殆ど無いと言う。
確か真冬の1月以来使っていないかも。
そうなると一応状態確認として久しぶりに使っておきたいと思うんですが、なんせハンドルを回してみても異音も無いスムーズさで、ラインローラーを爪楊枝で回すと素直に回るわ、ドラググリスは変色も無く油分もシッカリとあって、何も不具合は感じられないベストコンディション。
それにGW辺りに集中して使用したベイトフィネスリールも気温も湿度も大幅に上昇した今現在でも同様に各所スムーズ。
あ、ちなみにこの2つについての現状は下記セレクトです。
シマノ 14ブレ二アス
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。
シマノ 19ヴァンキッシュ C3000MHG
ラインローラーはBALBOAオイル、スプールベアリングにはLIGHT DUTYオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはOMEGAグリス、ウォームシャフトにはOMEGAグリス、メインシャフトにはOMEGAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル、その他は純正。
同様に昨年は使ったか?と思われる20カルカッタコンクエストDC201HGも同様で、コイツなんか最後にメンテナンスして以来一度も使ってないかも。
なので別に分解も洗浄も必要ない状態と判断して一旦ケースに戻す。
BOREDのMETHODオイル&グリスは主要材料となるベースオイルに全て化学合成油を使用しています。
これはグレード(グループ)で表示すると4と5に該当する最高品質の材料となりますが、多くの他社で使用されている鉱物油(精製鉱物油)やミネラルオイルなどの表記は全てグレード(グループ)で表示すると2か3になります。
キチンと正式に「化学合成油100%」または「フルシンセティック」と表記が無い場合は上記のグレード(グループ)2か3のベースオイルとなり、場合によっては曖昧な表記として「化学的に精製された」なんて書き方もあるので注意。
このBOREDで使用している化学合成油の主な特徴は金属に対してプラスマイナスの電気的な力が働く事で化学的に油膜が吸着する点、そしてオイル自体に不純物を含まない事から環境対応範囲が広く酸化や揮発を起こし難いと言う点があります。
つまり頻繁に使用するリールは当然ながら、余り出番の無いリールにおいてもMETHODオイル&グリスでメンテナンスを行っておく事で、一般レベルよりもオイルやグリスの酸化や揮発が起こり難く、状態維持や保管維持の面でも耐久性に優れていると言う事になります。
これは感覚や意見の問題では無くて化学の問題、なので算数や理科の答え合わせと同じく証明が出来る材料。
この猛暑?酷暑?と併せ豪雨や湿度そして高気温や紫外線など、金属にとっては過酷な環境となるサマーシーズン。
お盆休みなどに出番の少ないリールなども徹底的にメンテナンスしては如何でしょ?
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