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2024年4月27日土曜日

記事。

定休日の本日。
世間で言うところのGW前半ではありますが、貧乏暇無につき早々に数時間だけ休日出勤しています。
なので昨夜は毎週金曜日のルーティン仕事終わり釣行はキャンセル。
流石に連日の鬼残業疲れも溜まっていたので昨夜はグッスリープしたにも関わらず、今朝は普通に目が覚めてしまう初老のお年頃事情。
快眠て何?
さて、昨夜からニュースでも騒がれている為替ね。
もう158円て。
欧米人からすると今の日本て何もかもがフィリピンよりもリーズナボーなんですって。
自分世代だと失礼ながらフィリピンって出稼ぎのイメージがあったもんで地味にショックで。
最近バイトを始めた愛息にも海外でバイトしれって言いそうになりました。
で、BORED的にも色々と懸念が生じていまして、以前にも各方面でアナウンスしましたBALBOAオイルなんです。
BALBOAオイルってMETHODオイル中で一番多くの材料を使用しているんですが、この各種材料も当然ながら更に原材料の存在がありますね。
その原材料は全てが日本で生産されている訳ではなくて、一部においては海外から仕入れているそうなんです。
それはBOREDレベルの話じゃなくて提携する材料業者や油脂業者レベルでの話なんですが、例えばポリマー素材はドイツから仕入れている物もあったりアメリカから仕入れている物もあるそうです。
って事でこれら原材料においては当然ながら値上となる危機があります。
って事は3月?だっけかに「値上するかも」と一度アナウンスした訳ですが、今回5月分の在庫補充生産においては価格の変動は生じない事になりましたけど次回7月になると何とも言えない。
GW明けに材料業者へ連絡して確認する事になりますが、今時点で材料業者や油脂業者の在庫が尽きれば、次回の仕入分は当然ながら為替が影響して来るはずです。
なので5月の早い内にBALBOAオイルの在庫補充生産を終え在庫状態にしますが、次回入荷の7月以降は値上となる場合もありますので早い内にBALBOAオイルを買っておいてくださいね。
特に超低粘度オイルの中では万能系なBALBOAオイル。
フィッシングリールにおいてはスプールベアリングなら広い番手で使えますし、ラインローラーでもアッセンブルでも、またBSLUオイルやNEMEAオイル等と混ぜ合わせて使用出来る混合カスタムにおいても非常に使い易い存在です。
淡水は当然ながら海水でも対応出来る事や、潤滑性をメインにしながらもオーバースペックな耐久性もあり、ホントに万能と言うかマルチパーパスなオイルです。
むしろBOREDのMETHODユーザーなら絶対に持っていないとオカシクない?と言う程に良いオイルと自負しています。
なので未だ確定ではないにしても円安な為替が続く事になれば当然ながら原材料ベースで価格は上がって来ますので、BALBOAオイルだけにおいてはお早目のお買い求めを。
ちょっぴり緊急気味な記事でスミマセンね。

2024年4月26日金曜日

記事。

さぁ~て取り敢えずGW前にやれるところ迄はやった、けどGW中も休日出勤は必須になりますが。
最近SNSなどで目にする「ワンオペ」ってワード。
ワンオペレーションの略なのは承知していますが、要するに一人しか居ないから全部やってますよって事ですよね?
ならBOREDはワンオペです、と一度使ってみたかったと言う事で。
ちょうどMETHODオイル&グリスの在庫補充生産月となる奇数月の5月を迎えるタイミングでGWじゃないですか?
しかもGW前の駆け込みご注文もあるし、BOREDオリジナルアパレルも入荷して来たりで。
これをワンオペでやり切るんですが、一応BOREDオリジナルアパレルの発送作業は外注倉庫のオバちゃん達にやらせてはいても、最終的に発送確認とか宛先印字などは自分がやるもんでコレも実質ワンオペ。
そしてBLUE LUGオリジナルのBLUEグリスも30日には発送予定なので作業がテンコ盛り。
でも先日はBOREDお取り扱いDEALER各店へも出荷手配が終り、前回は超絶ソッコーで欠品となってしまったINXlabelのECサイトFish INへもADVANCEワックスをごっそり出荷し終えましたし、月内にオカワリが続いたHEDGEHOG STUDIOへも同様にADVANCEワックスを。
珍しく容器の入荷が順調だったもんでラッキーでした。
そして忙しいついでにDARKDSIDEBOREDBLOGの特売にてWRシリーズのB級品を超特価販売しましたが、こちらも本日中に入金確認済分は全て発送を完了しています。
で、そんなベリータイヤードな本日もやはり仕事終わり釣行し、引き続きミドルゲームのマイクロベアリングとオイルの検証を?
もはや辛いんで未定ですが。
港湾バチシーズンなんで使用するルアーも6g~10g位くらい?、自分の中ではどちらかと言うとミドルゲームと言うよりはライトゲーム寄り。
ちょうど潮周りもまぁまぁな感じなんでゴッソリとアウェイからもアングラーが押し寄せるんでしょうね。
でも良いポイントを確保出来たらずっと居続けてやろうかと。
時合を待つのか?回遊を待つのか?どっちでも良いんですが、とにかく余り動き回らない様にしようかと思っています。
大河川とか港湾などであればランガンするのも良いんですけど、規模が小さく魚の居る場所を把握しているホーム湾奥運河なので、ランガンするよりも居続けた方がチャンスもありあそうだし、毎回つい移動しちゃうんですけどね。
あ~でもデカいの投げたい。
GW中にFLB CRUISEで乗って来ようかな、でも流石に忙しいだろうな、それにアイツ地味に身体弱いしな。

2024年4月25日木曜日

特売。

休み前って忙しい。
けどもうこうなったらGW前に手持のB級品も放出してしまおう、と言う事で久しぶりにWRシリーズのB級品を特売しちゃいます。
恒例のDARKSIDEBOREDBLOG特売です。
前回のWRシリーズB級品特売から暫く時間が空いてしまいましたが、今回はちょっと調整を加えてPRO SIZE WRとORIGINAL SIZE WRを2本セットにした特売となります。
画像のまんまです。
先ずB級品のPRO SIZE WRについては毎度の事ながら外注倉庫での作業中にラベルに傷が付いてしまった物で、無駄にラベル素材が高価なユポタックなもんで貼り替えるよりはB級品行きにしてしまえと言う事で。
次にORIGINAL SIZE WRについてはDELAERへの発送時に段ボールの落下があった物で、実際にはノズルのキャップが一部割れた物なんですが、一応そのノズル部分だけを新品へ交換してあると言う物で。
なのでどちらも使用に際しては全く問題無い事は事前に確認してあります。
と言う事で今回はPRO SIZE WRが1本とORIGINAL SIZE WRが1本の2本セットとして限定9セット限りレターパックプラスでの送料込みでズバリ3500円で如何でしょう?
但し今回はお一人様1セット限りとさせて頂きますのでご了承を。
購入をご希望の場合はBOREDオフィシャルメールアドレスのinfo.bored@gmail.comまで件名に「購入希望」と記載の上、本文に氏名、郵便番号、住所、電話番号を必ずご記入ください。
お支払いは銀行振込のみとなりますので上記メールに返信メールの形で詳細をお伝えします。
振込確認後の当営業日中にレターパックプラスにて発送となりますが、WRシリーズをレターパックプラスで発送する場合は厚みの問題からポストへ投函出来ないので郵便局の窓口営業時間内に発送となります。
なのでGW前の明日26日は15時までの入金確認分は当日中に発送する事が出来ますが、GW中もカレンダーの赤日には発送が出来ませんのでご注意を。
尚、BORED STOREとは別扱いになるのでBORED STOREの商品や注文とは同一発送する事が出来ませんので予めご了承を。
と言う事でこれまた早い者勝ちにつきゼヒ。

記事。

予定どおり本日入荷となりましたので片っ端から発送作業を行っていますBOREDの2024 SNAFU-Tと2024 SSDD-T。
なので今日と明日のGW前にご注文分は全部発送予定。
で、今回は少量ながら在庫分も追加してあるので現時点で少しだけ在庫も出来ています。
さて、昨日アナウンスしました様にBOREDはカレンダーどおりの営業と言うか休業となりますので、次に発送を行える日は明日以降4月30日~5月2日までの3日間になります。
それ以降のご注文は5月7日より順次行いますので、何度もシツコイ様ですがGW中に使いたいぜっと言う場合はソッコーでご注文ください。
15時、いや、16時までのご注文分は極力即日中に発送しますので。
で、GWとは言えやらなきゃいけない業務が全く進んでいないのでGW前半は休日出勤もチラホラと。
しかも5月7日からは休業中に頂きました発送作業に加え、METHODオイル&グリスの在庫補充生産も開始しなきゃならなくて。
しかしっ、段取りの良いベテランな自分は既に欠品や品薄となっているZAYTオイル、NEMEAオイル、BALBOAオイルの3種類に関して既に手配を開始している天才っぷり。
流石俺。
これで取り敢えずGW後半は引き続き検証作業も気兼ねなく行えます。
ま、正直言って港湾バチも既に飽きたので引き続きミドルゲームの検証作業はチヌ狙いと言うスタンスに変わりませんが、この時期って狙って釣れないと言うかシーバス、チヌ、マルタとバチルアーだと何が食って来るのか分からないのでね。
とにかく数を釣ってスプールベアリングとオイルとの相性を何度も確認して、更には釣行の回数や時間を増やす事でスプールベアリングに負荷を掛け油膜の強度も実用ベースで確認したいと言う事。
毎回新しいオイルやグリスを発売するまでのサンプルテストでも発売した後の実用検証でも多くの時間を費やして来ましたが、これは長年の経験からオイルやグリスの機械試験における数値から判断出来るんですけど、それを更にサンプルテストをお願いしているミスター達にも実釣で試用してもらい、自分を含めその結果レポートをまとめて製品化するかどうか判断する訳です。
製品化した後も更に使用するリールを1つに絞って引き続き実釣で検証を行う。
なのでNEMEAオイルやSIGMAグリスの発売前後はビッグベイトでの釣行が増えて、BALBOAオイルやOMEGAグリスの発売前後はシーバス用スピニングでの釣行が増えていた訳ですが、今はライトゲーム~ミドルゲームの検証なのでベイトフィネスタックルでのチヌやシーバスがメインとなっているんです。
もう何度も書きましたね。
では「仕事抜きならどんな釣りが好きなのよ?」と聞かれたら、もちろんそりゃビッグベイトシーバスです。
と言うのも自分はこの4年~5年ほどシーバス釣をメインにしているからであって、それ以前は長年バス釣をメインにして来ましたが、その際もヘビーカバーでのフロッグやラバージグなど強い釣りが好きで。
タックルもそうだしルアーもそうだし狙い所など全ての要素として強い釣りが好き。
これは昔からそう。
だからフィネスやライトゲームは当然ながらミディアムヘビー以下のロッドやらスピニングタックルでさえもこの4年~5年以内で揃えたほどで。
って事からして今はビッグベイトシーバスが好きと言う自然な流れになります。
なので港湾バチシーズンはミドルゲームとしてもベストタイミングなのでシッカリと継続検証を進め、夏には自分の釣りスタイルへ戻しこの厳ついスケールに相応しい魚を乗せなきゃなと。

2024年4月24日水曜日

案内。

今年の頭からやらなきゃいけない事務作業がタップリある癖に時間が無くて全然進んでいないBOREDですが、早くも今月末からは大型GWが始まっちゃいますね。
でも基本BOREDはカレンダーどおりの赤日のみが定休日となります。
つまり土日祝日のみが定休日なので4月の30日と5月の1日と2日は普通に発送作業も行います。
但し、いずれも通常どおり15時までにご注文を頂きました分は当日中に発送させて頂きますが、15時を過ぎた場合は翌営業日からの順次発送となりますのでご注意ください。
ようやく本日付けで先行受注のプリオーダー製品も全て入荷となりましたので、今なら即日発送も可能な状態となっています。
がっ、METHODのオイル&グリスに一部欠品や品薄が目立って来ましたので、これらの在庫補充生産は次回5月中旬以降の入荷予定となっています。
と言う事でGW中にご使用予定のある場合はゼヒお早目のご注文をお願い致します。

2024年4月23日火曜日

記事。

BOREDは2003年にガレージメーカーとしてオリジナルオイルとチューンドベアリングを製造販売する事からスタートしました。
当初はサイクル用のチェーンやベアリングに使用するオイル、サイクル用のハブなどに使用するベアリングとしての展開。
その設立時点から現在まで一貫してオイルやグリスには「固形潤滑剤」は一切使用しないをポリシーとしています。
つまりベースオイルに配合される添加剤の事なんですが。
固形潤滑剤(固体潤滑剤とも)は所謂PTFEとして知られるフッ素樹脂が代表的で、有名どころで言えばフライパンなどに知られているテフロン加工が正にソレです。
ま、テフロンと言うのは開発元のデュポン社の商標なんですけど、ソニー社の商標であるウォークマン的な使われ方と同じです。
で、そのPTFEをはじめ他にも二硫化モリブデンや硫化チタンなど、ザックリ言うと超微細に砕いた固形物が配合されていますと言う事なんですが、これらの事を「マイクロベアリング」なんて言い方をするメーカーもあったりします。
そうすると皆さんの頭の中では「超小さな丸いベアリングがいっぱい入っているんだ」と想像するじゃないですか?
んな事は無いんですけどね。
実際には固形潤滑剤と書かれると上記の様にイメージしてしまいがちですが、多くの使われ方はオイルと金属表面の間にある固形物と言う事であって、その大きな効果としてはオイルと金属面を直接接触させない事となります。
なので極圧添加剤とか摩耗調整剤と呼ばれる添加剤に近い効果であって、業界ではEP剤やFM剤と呼ばれる事が多い摩擦や荷重に対して油切れを起こし難くする添加剤です。
PTEFもその極圧添加剤とか摩耗調整剤としての効果は結構あって、そりゃ物理的に固形物がオイルと金属の間に挟まっていれば効果はあります。
でもそれってオイルと金属の間にミッチリと隙間なく埋まってくれるの?と言われたら全然違います。
あくまでも部分的になんです。
なのでそれら固形添加剤をオイル内に均一に居られる様にする為に分散剤と言う本来オイルの性能を向上させるのとは別の意味の添加剤も配合されます。
それでも実際には全てが常に分散されていないので、使用前に缶や容器を良く振るなんて事をする必要があって。
動いていなければ沈殿もします。
そもそも固形潤滑剤は油溶性がない物質なのでオイル内に溶解する事はありません。
で、これからは想像し易い話になるんですが、液体であるオイルの中に配合されている固形潤滑剤、その液体であるオイルは経年により必ず揮発します。
そうすると残ったブツは固形潤滑剤のみになりますね。
オイルの中でフワフワと分散している状態だから機能するのであって、もしオイルが揮発して無くなってしまう又は極端に少なくなってしまったら残る固形潤滑剤は単なる異物のみ。
もはや砂と同じですよね。
これって有意義ですか?と言う事。
しかも固形潤滑剤の中で知名度の高いPTFEにおいては原材料価格が非常に高価なんです。
ユーザーの全てが定期的に分解洗浄して注油し直してと言う事であれば問題は無いんですが、そうでないユーザーも居る訳ですよ、それは「高級なオイルを差してるから大丈夫」と安心してしまう場合もあるから。
これは逆の意味になってしまう恐れがあると言う事。
なのでBOREDのMETHODオイル&グリスでは過去から一度も固形潤滑剤は使用していません。
面倒だし紛らわしいし高いし。
短期的に効果があったとしてもその効果が桁違いにズバ抜けているなら話は別ですが、そうでないなら敢えて使う意味があるのか?と疑問が生じる部分もありますしね。
なのでBOREDのMETHODオイルで使用している添加剤は冒頭の方で書いたEP剤やFM剤を使用していて、それらは全て有機化合物となりまして、要するに求める成分を化学的に合成して作られた油溶性の液体なのでオイル内に溶解します。
これなら無駄な分散剤などを添加する必要がありません。
オイルを料理に例えれば添加剤は調味料と同じと言って来た様に、METHODで使用している全ての添加剤はショウユやミリンな訳で、決してコショーやゴマの様にタレに溶けない物ではないと言う事です。
こーゆー話はもっと話したいんですけどテキストにするのが大変で。

2024年4月22日月曜日

記事。

先日よりINX.labelのECサイトFish INにて販売開始となりましたFish IN専売製品のFLBオイル。
ですがっ!有り難い事に既に完売となった様でして、また追加生産を行う予定はありますので暫しお待ちを。
そのFLBオイルをもう何度目の入れ替えか?先日の定休日釣行でのチヌ狙いで再びスプールベアリングへ注油し直してみました。
やはりベイトフィネスリールのマイクロベアリングにはFLBオイルが良いですよ。
自分がベイトフィネスリールを使う場合はチニングをメインとするミドルゲームになるんですが、実用する6g~14g位のルアーでも軽い方のウェイトで威力を発揮します。
キャスト初速のレスポンスはMETHODのBALBOAオイルよりも明らかに軽快ながらZAYTオイルほどシビアでもなくて、これはザックリと7g以下のライトウェイト全般には非常に向いているんじゃないかと再確認。
なのでもっとウェイトを追い込んだ1g~3gなどにはZAYTオイルが適正かなとも思いますが、ライト~ミドルまでと言うか空気抵抗や比重の異なるソフトルアーもプラグも使い別ける上でフルキャストがメインになりますよって場合にはFLBオイルがホント適正です。
先日の釣行でこのチニングタックルでの釣行も8回目?の釣行になりますけど、今回はバチも出ているかな?と意識してバチルアーの6g~11gもキャストしていたんですが、明らかにBALBOAオイル単体よりもキャスト時の伸びが違う。
BALBOAオイルの場合はサイドキャストやアンダーキャスト時に少しだけリアグリップのテコに掛ける力を強めにしていたんですけど、FLBオイルだと力の入れ具合が違うと言うかリアグリップは意識せずに楽なキャストが出来ます。
と言う事は上半身に余裕が出来るのでキャストのアキュラシーも上がると。
なのでブレーキセッティングは普段と同じで問題無くて、それでもレスポンスは向上するしバックラッシュは起こさないし、なによりボケーっとミスキャストしてしまい「あっ」と思っても浮いたラインが戻ってくれます。
これは明らかにFLBオイルの特殊な粘性が効いている証拠。
でもね、渓流トラウトの様にレングスの短いロッドで手首の返しだけで小刻みにキャストを繰り返す場合などにはレスポンスが少し不足している様に感じるかもしれません。
その場合はオイル自体をZAYTオイルへ注油し直すか、またはZAYTオイルを混ぜて混合カスタムする事でお好みのセッティングが追求できる。
フィネス~ライトウェイトにおいてはこのFLBオイル、ZAYTオイル、BALBOAオイルがあれば全ジャンルに対応出来るのは間違いないですね。
もちろんサンプルテストではダイワ機でもシマノ機でも行って来たのでブレーキの種類は別問題として、あくまでもスプールベアリングに使用するオイルにおいてはと言う事です。
画像は自分が使用しているHEDGEHOG STUDIOのAIRセラミックベアリングですが、この様に通常より一回り小さなマイクロベアリングがアルミのハウジング内に収まっています。
このAIRセラミックベアリングとのマッチングが自分的には最高。
と言う事でFish IN専売製品のFLBオイルの次回生産につきましてはFish INへお問い合わせください。
BOREDは作る人、Fish INは売る人なもんで。

2024年4月19日金曜日

記事。

BOREDとして初めてウレア系グリスを使用した画像の5グリス製品をラインナップしている現在、その大きな特徴は一般的なリチウム系グリスと比較して約5倍の潤滑寿命を誇る耐久性と水中においても形状変化が起き難い耐水性に加え使用温度範囲が広い事にあります。
簡単に言えば一般的なリチウム系グリスよりも高性能なグリスと言う事です。
お蔭様で多くのユーザーに支持されている実績も自負もあり、その理由には上記の性能をはじめ低粘度THETA、中粘度ALPHA、高粘度DELTA、そして特殊な粘性を加えた上で粘度も極端化させてある低粘度高粘着のOMEGAと高粘度高粘着のSIGMA、これらの豊富なラインナップが存在しているからの事かと思います。
これら5グリス製品同士を付け足したり混ぜ合わせたりしてお好みの粘度や粘性に調整可能なBOREDが元祖となる混合カスタムにも対応し、ユーザーの「もう少し」に対応させる事が出来るグリスとして認知頂けているかなと。
そのグリスも一番最初に発売したALPHA、次いでDELTAとTHETAと順次ラインナップ化してから既にある程度の年月も経過した事で、何かアップグレードまたはモデルチェンジする必要があるか?と検討を始めていますが、今のところ特に不満もなく安定している状況でもあり、それは販売数や出荷数からも見て取れます。
がっ!だからと言って現状に甘え余裕をかましている訳ではなくて、既にアップグレードするならコレと言う条件を加えサンプルテストを行っています。
と言うか試作の段階で難航していると言うのが本当のところ。
現在のTHETA、ALPHA、DELTAそしてOMEGA、SIGMAの5製品には大きく配合されていない成分を新たに加えた物を試作しているのですが、この試作段階で温度を加えると状態が変化してしまい、むしろ一部を酸化させてしまう状態?となっています。
純粋にウレア増ちょう剤との反応なのか?それとも配合しているベースオイルとの反応なのか?または既に配合済の添加剤との反応なのか?いや、更にこれらの複合条件?それとも配合順序の問題?などなど、考えられる原因を全て試作して確認している段階。
でも温度を加えずに単純にその添加剤成分を常温で配合させると問題は起きず、求める効果の結果としても良いんじゃないの?と言える状況でもあり、そのサンプルテストはビッグベイトで使うリールで昨年冬から行っています。
実際に最終的に仕上がった物へ常温配合させる事も考えてはいますが、そうすると経年や気温により離油が激しくなってしまう恐れもあり、出来れば材料段階から増ちょう剤へ加えておきたいところ。
すると温度を加える必要が出て来るんです。
と言うマニアックな話で恐縮です。
重複しますがBOREDのMETHOD製品は常に現状維持では無くて、気になる点が出てくればアップグレードやモデルチェンジを意識していると言う事。
これは先日もオイルについて書きましたが。
そして直ぐに試作を行ってサンプルテストが行えるのは完全に自社生産の環境にあるから。
設計も開発も試作も思い立てば直ぐに実行出来る材料は常に手元にあり、また製品と同一の最終サンプルにおいては提携業者へ出向けばその日に試作も可能。
もちろん今回のチャレンジも失敗に終わる場合はありますが、油脂業界の材料や添加剤も常に新たな物がアナウンスされて来ますし、いずれ再びチャレンジする事で実現可能な場合もある。
取り敢えず今はサンプル生産時に不具合が出る原因の解明、これさえ見つければ解決方法は割とすぐに見つかるはず。
と、常に頭の中は成分の事でいっぱい。
オイルやグリスのカラーやネーミングなんかで悩んでいるんじゃなくてね、最も大切な事は自社が求める性能と成分、そしてサンプルが出来上がってからの試用と検証。
これに尽きます。
化学であっても机上の理論だけで製品化する事が出来ない要素を多く持つホビーシーンのオイルやグリス。
自動車用とか機械用とか用途も条件も限定されている方がよっぽど楽と言う事。
そりゃメンドクセイはず。

2024年4月18日木曜日

案内。

もう何度目のオカワリ生産でしょうか?
BOREDのMETHODにて別注生産を請け負っていますBLUE LUGオリジナルのブルーグリス。
マルチパーパスなサイクル用グリスとして各種ベアリングやパーツ組付など幅広く使用ターゲットを設定した稠度1号のリチウム系グリスとなります。
汎用グリスよりもを多く配合された油分には極圧添加剤も同様に高配合する事で伸びが良く馴染み易い粘度と粘性となり、ターコイズブルーが特徴的なサイクル用マルチパーパスなグリスとなっています。
昨年末から永らく欠品が続きご迷惑をおかけしていましたが、昨今の原油事情により材料価格や材料入荷が安定せずに生産を様子見していたタイミングでようやく材料が入荷して来まして、恐らくGW中にはBLUE LUG全店にてお買い求め頂けるかと思います。
と言う訳で只今急ピッチで生産を行っていますので今暫くお待ちくださいね。
尚、BOREDのMETHODでは別注請負としてサイクルショップBLUE LUGオリジナルのブルーグリス、スケートボードブランドFESNオリジナルのW.I.PシリーズBLACK OIL、また専売製品としてフィッシングブランドINX.labelのECサイトFish IN専売FLBオイルなどのプロダクト展開にご協力させて頂いています。
また過去にはスケートボードブランドT19オリジナルオイル、サイクルショップTEMPRAオリジナルオイル、フィッシングショップ10minutesオリジナルオイル&グリスなど、その他多数の有名ブランドや有名ショップの別注生産を請け負って来ました。
別注生産に関するお問い合わせはBOREDオフィシャルメールinfo.bored@gmail.comまでお問い合わせください。

2024年4月17日水曜日

記事。

昨年末に釣用バッグをニューバランスのMT1996ウエストバッグへ変えました。
クラシックな90年代デザインがお気に入り。
しかもニューバランスのロゴは無くてMT1996の刺繍とタグがサイドのボトム付近にあるだけなんでパッと見は無印状態。
が、デザイン以上に優秀だったのが収納力。
この画像にランディングシャフトもフォールディングタイプのランディングネットも、もちろん今日の釣行で使うリールやルアーからアクセサリー全般が入っています。
基本的に釣具メーカーのバッグは死んでも使いたくなかった中で、でもギリfimoのバッグなら良いかなぁと思っていながらも実物を見たら少しデカいなって。
で、昨年末に愛息から少し大きめのウエストバッグが欲しいと頼まれてセール?で買ったんですが、結局は自宅にワンサカあるアウトドアメーカーのウエストバッグしか使ってくれず、なんだょと思いながらも釣用にしてしまおうと自分用に。
両サイドにはドリンクも入るし、キチンとコンプレッションも出来るし、ボトムにはハーネスもあるから死ぬほど便利。
なのでランディングシャフトと一緒にパックロッドもハーネスに付けてしまえば完全手ぶらで釣行が可能と、ミニマリストな自分的には最高に理想的なバッグ。
ちなみにランディングシャフトはテイルウォークのキャッチバーマイクロ改の480でネットはメジャークラフトのヘキサネット4ピースのMなのでコチラも非常に軽量。
ビッグベイトタックルの場合は基本的に魚を掛けても抜いてしまう事が殆どで、そうでなければラインを持って抜き上げる事ばかりだったんですが、流石に先日のチニングタックルでは50有る無しのシーバスを抜こうとしてもロッドのシナリが限界だわ柵が邪魔だわで。
と言う事でタモを持参するに当たりこのウエストバッグへ入れてみたらドンピシャ。
でも愚妻からは「またウエストバッグ買ったのか?あ?」とクレーム。
なんせウエストバッグとサコッシュとショルダーポーチだけで多分20個近くあるもんで、そりゃクレームも喰らう訳ですが一応個々にTPOに合わせて揃えてあるんですけどね。
でも今後は買いません。
基本、釣行帰りでも普通に街中へ出られる装いが自分のモットー、なので稀に地元駅で知り合いに会って釣り帰りだと伝えると「釣り行ってたの?今?」って。
ワタクシの勝ち。

2024年4月16日火曜日

記事。

BOREDのMETHODお取り扱いDEALERであり私的にも良くお買い物をさせて貰っていますHEDGEHOG STUDIO
そのHEDGEHOG STUDIOオリジナルのベアリングは世間で言うところのカスタムベアリングの先駆けであり、自分も多くのHEDGEHOG STUDIOベアリングを現在も使用しています。
現在は6号タックルとして4oz~6ozで使用するアブのレボビースト2台ではZHiベアリングを、5号タックルとして1.5oz~4ozで使用するシマノの20カルカッタコンクエストDCではZHiベアリングを、4号タックルとして1oz~2ozで使用するシマノの17スコーピオンDCではAIR HDセラミックベアリングを、1/2oz~1oz辺りで使用するシマノの18バンタムMGL2台ではAIR HDセラミックベアリングを、6g~14g辺りで使用するシマノの14ブレ二アスではAIRセラミックベアリングを全てスプールベアリングにて使用しています。
これ毎回の釣行後にキチンと水洗いと乾燥を行い定期的にメンテナンスをしているのは仕事がら当然としても、今まで軽い錆ですら一度も発生した事がありません。
忖度無しでホントに一度も。
それに顕著にベアリングのゴロ付きを感じたのは5号タックルとして使用するシマノの20カルカッタコンクエストDCのみで、それら以外は確か?HEDGEHOG STUDIOベアリングへ交換した後は未だスプールベアリングを交換した事すら無いと思います。
特に海水環境のみで太糸を使用するレボビーストやカルコンDCにおいては海水の巻き上げから来る水の侵入や、キャスト時に盛大に巻き散らかす水飛沫などを毎回喰らっている訳ですが、使用後にスプールのみを水へドボンさせて塩抜きを行ってから十分な乾燥後に簡単な注油を行っているだけで全くもって錆が発生しそうな気配は皆無。
しかも例えばZHIベアリングならシマノ純正のS-ARBをパーツ取り寄せするよりも安価に済むと言う事から、非常にお買い得でもあり使わない手は無いと思っています。
このHEDGEHOG STUDIOベアリングはベアリングのシールが片面タイプの非接触型なので、日常のメンテナンスを行い易い上にゴミやチリの侵入を防ぎ、オイルの物理的な流れ出しも少なくベアリングの状態確認も非常に行い易いと良い事ずくめ。
もちろんシマノもダイワもアブも、またはその他メーカーにも全種対応しています。
多分、全種。
なので先日からクドイ様にお伝えして来た自分のミドルゲーム用チニングタックルでも初めてマイクロベアリングを使用したAIRセラミックベアリングを使用している訳ですが、まだ7回の使用なので何とも言えませんけど現状は全く異常無しでキチンとベイトフィネスも出来ている。
自分の場合は基本的にスプールベアリングオイルにはBALBOAオイルを使用する率が高く、海水使用の6号や5号タックルではBALBOAオイルとBSLUオイルを1:1で混合カスタムした物を使用していますが、それ以外は基本的にBALBOAオイル一択です。
近年はオープンシールのチューンドベアリングも多数販売されていますが、何度も言う様にベアリングは消耗品につきMNB(ミネベア社)などのデフォルト汎用ベアリングやメーカー純正ベアリングを定期的に交換する、またはHEDGEHOG STUDIOベアリングの中から自分に合った仕様をセレクトする事をお勧めします。
HEDGEHOG STUDIOならベアリングもMETHODオイル&グリスも一緒に購入出来ますしね。
GW前のメンテナンスやチューンにゼヒお試しを。

2024年4月15日月曜日

特売。

何だか久しぶりにDARKSIDEBOREDBLOG限定の特売です。
画像のキャップ。
以前にもこのDARKSIDEBOREDBLOGで軽く触れたのですが、昨年末にBOREDバージョンの織ネームタグを新しく作りました。
この織ネームタグはアパレルに使用したいと思っていたんですが、取り敢えずアメリカから仕入れたOTTO社のキャップに縫製してみたところ若干地味過ぎる?かもと。
でも相変わらずシンプルにネームタグだけを縫製したワンポイントなキャップが好きなもんで、取り敢えずお試しで仕入れた分だけにネームタグを縫製してみたんです。
って事をちょうど今日VITALのTAG MESH CAPが入荷した事で思い出しまして。
なので少量でもあるしこれは久しぶりにDARKSIDEBOREDBLOGの「特売」で限定販売してしまおうと言う事にしました。
ボディはOTTO社のリサイクルポリエステルを使用したメッシュキャップで、薄目のチャコールグレーとブラックの2トーン、アジャスターはスナップバックなので最大62cmほど、シルエットはカーブドバイザーの6パネルです。
サイジングもハイクラウン過ぎずロークラウンでは無いので日本人にはジャストなサイズでしょうか。
と言う事で少しだけ手元に残しておきたいので限定10個限り、レターパックプラスでの送料込みでズバリ3000円ジャストで如何でしょう?
購入をご希望の場合はBOREDオフィシャルメールアドレスのinfo.bored@gmail.comまで件名に「購入希望」と記載の上、本文に購入個数、氏名、郵便番号、住所、電話番号を必ずご記入ください。
お支払いは銀行振込のみとなりますので上記メールに返信メールの形で詳細をお伝えします。
お一人様何個でもご注文OKですが数に限りがありますので単純に早い者勝ちです。
振込確認後の当日中にレターパックプラスにて発送となります。
尚、BORED STOREとは別扱いになるのでBORED STOREの商品や注文とは同一発送する事が出来ませんので予めご了承を。
そんな訳で完全にDARKSIDEBOREDBLOG限定販売のメッシュキャップをゼヒ宜しくお願いします。

記事。

突然ですが基本的に業務に関係するとは言え好きな釣りしかしません。
好きと言うか興味のある釣りと言うのが正しいですね。
自分のルーツは小学生の低学年から始めたバス釣にあって、それがルアーフィッシングを始めるキッカケでもあり。
でも東京23区内に住む身としてはバス釣を気軽に行える環境で無いのはご承知のとおり。
やはり近県の千葉県や茨城県のお世話にならないと真っ当な釣りが成り立たない。
なので多忙となった現在は電車ですぐに行けるシーバス釣がメインとなっている訳ですが、今年からは業務とは言えチヌやキビレなどもルアーで狙って行こうと考えていて、ソルトでのライトゲームやミドルゲームの為に新たにチニングベイトタックルを揃えたのは既に何度もシツコクお伝えして来たとおり。
いや、正確には数年前からシーズンによっては「今日はチヌ狙い」と決めて釣行している事もありましたが、それはあくまでもシーバスタックルを使っての事なので、今年からはチニングベイトタックルでプラグもワームも使って狙うと言う事。
あくまでも今迄どおりバス釣はフロッグ、ラバージグ、ワイヤーベイトだけしか使わずに、シーバス釣ではプラグしか使いませんと言うのは変わりませんが、チヌやキビレなどではプラグもワームも両方使って行きます。
じゃアジングは?エギングは?エリアトラウトは?青物は?外洋は?と全ジャンルを網羅する事は金銭的にも時間的にも精神的にも出来ないので、これはタックル事情においても同様であり自分基準の中で業務に関係する興味あるジャンルであれば取り入れますと言う事。
BOREDが属するのはあくまでフィッシング業界じゃありませんのでね。
なのでソルトだけで言えば現状は7ft台と8ft台のベイトロッドを使用したビッグベイト、8ft台の運河港湾向けスピニングロッドを使用したシーバス用レギュラーウェイト、5ft台のライトゲーム用スピニングロッド、これに新たに7ft台のミドルゲーム用ベイトタックルを加えましたと言う事です。
となると、他のジャンルにおいての試用や検証はどーすんだ?と思われるでしょうが、これはお取り扱いDEALERの一部ショップやメンテナンスサービス業の助っ人にキチンと依頼しています。
なので自分自身ではオフショアでのヒラマサもロウニンアジもやりませんしジギングもタイラバもエリアトラウトもやりません。
それどころか地球の反対側にある南米や北の極寒な極地まで行って怪魚などに触れる機会なんて実現出来ません。
が、これが何ともリアルに試用や検証まで出来ていると言うのがBOREDコミュニティの有り難さ。
そして上記は当然ながら全てBOREDのMETHODオイル&グリスを使用した上での検証と言う事であって、それが製品へフィードバックされる事でアップグレードやモデルチェンジにも繋がって行く訳です。
BOREDのヘビーユーザーには既にご承知のとおりMETHODオイル&グリスは不定期ながらアップグレードやモデルチェンジを行う恐らくホビー用途の油脂業界では唯一?のメーカーです。
実用の中で気になる点が多くなって来ると試作で改善を試み、材料業者から新たな材料のインフォメーションがあればで陰で試作や調整を行ってみます。
で、この試作の方が製品より優れていてビジネスとして成り立つな、と言う事になればアップグレードやモデルチェンジを企画します。
もちろんビジネスなので材料単価や仕入単位などで実現出来ない場合もありますが、基本的に現行製品の中でロングセラーとなるBSLU(シリーズ)オイル、LIGHT DUTYオイル、THICK HEAVYオイルについては何度もアップグレードやモデルチェンジを実行して来ました。
もちろん2003年から使用するベースオイルの全てが化学合成油なのは変わらず。
と言う事でBOREDはあくまでも自分個人のライフワークとして興味あるルアーフィッシングジャンルしか追求しませんが、関係するコミュニティの力も借り現状としてオールジャンルのルアーフィッシングに対応出来ている思っています。
他社のラインナップの様に少ないラインナップで全てのジャンルに対応&追求出来るとは考えていない事から、今後ラインナップは増やさないまでもアップグレードやモデルチェンジを実施し、そしてMETHODオイル同士METHODグリス同士での混合カスタムも更に追求して。
伊達に20年以上も油まみれな訳ではありませんのでね。
後追いのインチキメーカーではありませんし、流行を追うだけのニワカナンチャラでもありませんので、基本は自身のライフワークがビジネスの根本なので真剣、だからPOSER SUCKSと言う事。

2024年4月12日金曜日

記事。

自分の手持ルアーの中で微波動系?と言われるルアーはこの3つ?しか持っていないんですが、正直言ってどれも苦手と言うか投げていて楽しくないと言うのが本音。
ま、そーゆー意味ではバチルアーと言われるルアー全般は基本苦手なんですけど、ルアーの語源どおり誘うと言う意味をシンプルに捉えるとアクションさせてナンボな方が好きなんです。
馬鹿なので。
でもシーズン限定とは言えバチルアーを使う理由は以前にも書いた様に自分のホーム湾奥運河で唯一フィーバー出来るシーズンだから。
なので仕方なく使っていると言うのが本音。
その中でも流石にこの3つに関しては出番が少なくなりそうで「投げて置いておくだけ」とか「巻かずに流すだけ」みたいなルアーって、もちろんそのまんま決して何もしない訳ではないですけど、「俺は一体何をやってるんだ?」と自問してしまうくらいにツマラナイ。
それが失礼ながらブルーブルーのラザミン90、ポジドライブガレージのスキニーズ88、スカジットデザインのスライドベイト90ね。
スキニーズ88は発売したばかりで先日一度投げてみましたが引き波で使うにはなんとか使える感じで、ラザミン90は昨年?一匹釣ったんだけど以来バイトも無かったので出番もなく、スライドベイト90はヘビーではない廃盤となった昔の方で単なるI字だから出番も無く。
難しいのか?楽しくないのね。
でもね、大物有名商業アングラーの皆様方はプロモーションなのは承知の上でもこれらルアーで釣る訳だし、せめて出番は今か!みたいな他のルアーと使い分けするタイミングみたいな事だけは把握したいんです。
だから今年はこれらの内1個は必ず持って行こうと思っていまして。
で、今年のホーム湾奥運河のバチシーズンはこれから迎えるはずなんですが、ブッチャケ未だホーム湾奥運河では始まっていません。
海に近い運河とか港湾に関してもまだ少し先かなとは思いますけど、でも今月下旬には恐らく始まるんではないでしょうか?
あと2~3週間後くらい?
なので本来の自分らしくデッカイジョイントとかデッカイミノーとかをヘビーロッドでフルキャストしたい気持ちを抑え、暫くはチニングタックルを使ってバチシーズンのホーム湾奥運河を攻め、ちょうど昨日各方面へアップしたFLBオイルを使ってみたくなったので改めてFLBオイルの実用検証を行ってみたいと思います。
先週久しぶりに訪れたホーム湾奥運河の冬ポイントでは数百と言うチヌが運河の端から端までビッチリ浮いていたし。
あれを片っ端から狙わない手はないかと。
さて、今宵の仕事終わり釣行はどーしようか?

2024年4月11日木曜日

記事。

本日からFish INにて販売開始となりましたFish IN専売製品のFLBオイル。
ようやくです。
このFLBオイルの試作や開発についての経緯は過去にもこのDARKSIDEBOREDBLOG内で何度か触れて来ましたが、それを読みたいよと言う人はヘッダーにあるBLOG内検索窓に「FLBオイル」と入れてみてください。
Fish INBORED製品ページが未完?につき何も詳細が記載されておらず不足事項もあり、また一部画像もちょっとアレな部分がありますが、一応お堅くオフィシャルらしい記事も本家のBORED BLOGにて清書と補足してありますので、取り敢えず詳細と概要についてはBORED BLOGにてご確認を。
で、同じくFish INではMETHODのADVANCEワックスもお取り扱いが開始し、今後も関連するBORED製品は順次お取り扱いが開始する予定です。
と言う事でようやく待ちに待った販売開始と言う事でBOREDへお問い合わせを頂いていましたお客様には申し訳ありませんでしたが、これにてライトゲーム~ミドルゲーム、更にベイトフィネス全般を対象としたバスでもトラウトでも、既存METHODのZAYTオイルやBALBOAオイルとは異なるユニークな特性を持つFLBオイルをゼヒ。

2024年4月10日水曜日

案内。

お蔭様で本日の夕方?と言うか夕方ちょい前から先行受注のプリオーダーを開始しました2024 SSDD-Tと2024 SNAFU-Tですが、昨年同様に早々のご注文を頂き毎度の事ながら恐縮です。
で、今回もご注文枚数により配送方法が異なりますのでお間違いな無く。
今回は急に暖かくなって来た事や今年は大型GWだと言う事をニュースで知って、なら「ナルハヤでTシャツ作らないと」と焦って提携業者へ依頼した訳ですが、GW前でクソ忙しそうな提携業者の担当者にも頑張って頂きまして。
なので25日の入荷より順次デリバリーを開始する事が可能となった訳ですが、一応25日と26日は発送作業に追われる事になるんでしょうけど、人によっては別に大型GWじゃねーよって人もいるかと思いますので、一応カレンダーの赤日を基準に最速で発送作業は行わせて頂きます。
で、なんでも某天気系サイトによると今週末を含め今後週間予報では晴天と高温傾向が続くらしいので、これはもう「BOREDジャストタイミングじゃん」て事になりそうです。
と言う事で引き続きBORED STOREより先行受注のプリオーダーをお待ちしています。

2024年4月9日火曜日

記事。

4月前半だってのにこーも暑い日が続くと流石に焦り始めてしまうオリジナルTシャツ事情。
それこそ20年近く前のBOREDではオリジナルアパレルとしてプリントTシャツなどを発売するタイミングは7月の夏シーズンだったんですが、毎年「いや梅雨までに」とか「いやGWまでに」など発売するタイミングが年々早まっているんです。
だって今も4月前半だと言うのに25度やら28度やらって日中はTシャツで過ごせてしまう日もあるので。
なのでこの10年位はS/SシーズンのオリジナルTシャツも先ずは第一弾として5月のGW前にデリバリー出来るタイミングで発売し、7月の梅雨終わりにデリバリー出来るタイミングで第二弾を発売する様になって来ました。
これもやはり地球温暖化が原因しているんだろうと、まさかのBOREDオリジナルアパレルからも推測出来てしまうと言う。
と言う事で先月はロングスリーブをデリバリーし終えたばかりなのに、今週からはTシャツの生産手配も開始しています。
もちろん5月?いや今年は大型GWだから4月からのGW前にはデリバリー出来る様に。
取り敢えず第一弾は昨年20周年アイテムとして完売した後もリピート生産したほどにリクエストが多かったSSDD-TとSNAFU-Tを再販します。
がっ!もちろん前回と同一と言う事ではなく今回は少し変更を加えてあり、フロントのSSDDとSNAFUのロゴを一回り大きくリサイジングし、バックのロゴは首下にワンポイントでBOREDロゴを配置する事にしました。
で、年末にボソっとホザいた「もうアパレルでブラックボディは使わないよ」はホントの事なんですけど、今回からは「ブラック系」と言うアゲアシの様なカラー展開として、このSSDD-TとSNAFU-Tではボディカラーにスモークとグレーを使用しています。
スモークとは要するにチャコールグレーを少し濃くしたカラーでパッと見はブラックなんですが、良く見るとブラックよりは僅かにチャコールグレー?寄りと言った説明がメンドクサイカラー、そしてグレーは毎度の事ながら個人的にも好きな杢グレーの事になります。
と言う事で今週月曜日から提携業者と最終チェック中ですので、恐らく明日中に先行受注のプリオーダーを開始する予定です。
もちろんこの第一弾に関しては5月いや4月のGW前までにデリバリーするつもりですので、GW中の外遊び全般でゼヒ着用頂ければと思います。
その後の6月?辺りを目処に生産を開始する第二弾では久しぶりにワークシャツのリリースも考えていまして、Tシャツ、ロングスリーブシャツ、ワークシャツと、これらを組み合わせれば春~秋まで全部問題ないっすよ的にバリエーション出来たらなと言う魂胆です。
やっぱり今年のS/Sシーズンも暑くなるんでしょうね結局。
と言う事で明日の夕方?よりBORED STOREにて2024 SSDD-Tと2024 SNAFU-Tの先行受注としてプリオーダーを開始する予定ですので、ゼヒとも引き続きBORED STOREをチェックしていてください。

2024年4月8日月曜日

記事。

フィッシングリールにおけるワッシャーの意味。
考えた事あります?
これってフィッシングリールに限っては一般的なワッシャーとは考え方や使われ方が違っている場合も多く、ワッシャーと言うよりはスペーサー的な要素で使われる方が多いかもしれませんね。
但し、ワッシャーが一枚入っている箇所と言うのは上下または左右の動きを連動させる目的とか逆に摺動の干渉を防ぐ目的など様々な意味があるんですが、ワッシャーがニ枚以上入っている箇所って基本的には顕著に摺動が生じる箇所であって、その摩擦により生じた力を分散や緩和させる働きがあるんですね。
なのでリールをバラした際にメーカー純正の状態でオイルが使われているかグリスが使われているかで意味や目的も分かるんですけど、グリスが使われている場合は概ね摩擦を分散や緩和させる目的と捉えて間違いないかと思います。
それが分かれば再度組み付ける際には同じ様にオイルならオイルでグリスならグリスをセレクトしてやるのがセオリーです。
例えばベイトリールのドラグ周りからワンウェイローラークラッチまでってワッシャー類が多く使われています。
特にスタードラグ下には複数枚使用されているんですが、これはドラグにテンションを掛ける意味のアールワッシャーもあればそのアールワッシャーとドラグを固着させない様に力を分散させてスムーズに摺動させる為のワッシャーなどもあります。
この場合は先にも書いた様にメーカー純正時にもグリスが使用されている事が多いので基本的にグリスの使用が適正ではあり、BOREDのMETHODグリスで言えば中間的な粘度で粘性の高くないDELTAグリスやALPHAグリス、またグリスよりも低粘度なオイルであれば耐摩耗性が高く金属への吸着効果が強靭なBSLUオイルやNEMEAオイルでも十分使用が可能です。
単に展開図どおりに組み付けるのではなくナゼこの箇所はワッシャー類が複数使用されているのか?など、ある程度の物理的な動きを想像しながら組み付けてやれるとBOREDのMETHODオイル&グリスの様に製品毎に得意な個性を持たせてある理由が有効となるでしょう。
単に「粘度が高い=油膜が強い」は一般製品において全てのラインナップが同じ対象とされている場合だけで成り立つ理由で、METHOD製品の様に個々に粘度や粘性を変え配合されている添加剤の種類も変えてある理由はその対象用途に向いているからと言う事です。
その為BOREDのMETHODオイル&グリスはザックリと「耐久」向けか「潤滑」向け、それに海水に対応しているのか淡水のみに対応しているのか、そしてISO VG規格に準じたベースオイルの粘度数値も記載してあるんです。
これらをゼヒ参考にしてみてください。
例えると全てのベアリングが一般的に誤解の多い「軽く回る」だけを目的としていない、特にボディ内ベアリングなど「軽く回る」だけでは無いベアリングの使われ方もあると言う事からも分かりますね。
色々と物理的な動きを想像しながら組み付けてみるのも面白いですよ。

2024年4月6日土曜日

記事。

昨年はBOREDの20周年と言う事もありMonster Kissへオリジナルカラーを別注依頼した20th Banheiro
Monster Kissから数年前に発売された際に直ぐに入手して使用してみましたが、まぁタフ&ハイアピールで使い易いサイズとウェイトながらクラス最高?の飛距離が出せる凄くお気に入りなペンシルベイトです。
このBanheiroをBOREDオリジナルカラーで依頼してみましたが、画像上のマットチャートボーンはボディ素材もボーンABSでカラーはド定番の蛍光イエローにブラックでボーン模様を配し視認性抜群、画像下のスパームはボディ素材にノーマルABSを使用していますが名前のとおり男性から射精されるアレをイメージしたクリーマグマホロにパール~シルバーのグラデーションで見る角度により変化させています。
どちらも背中にはMonster KissBOREDのロゴがプリントされていますので別注生産らしさは当然のこと。
共に甲高いハイアピールなラトル入りで重心移動などは採用していませんが、とにかく何も期待せずにキャストすると先ずはその飛距離に驚き、更に動かすとボディ左右で強力に水を押すアクションが更にハイアピール。
急激な流れの中でも活躍出来る数少ないペンシルベイトかと思います。
淡水海水問わず全てのフィッシュイータがターゲットの20th Banheiroも発売から未だ半年未満ながら既に在庫がギリ二桁というところ。
そろそろトップウォーターの出番も増えて来るシーズンを迎えますので、ゼヒ引き続きお早目のご注文をお待ちしています。

2024年4月5日金曜日

記事。

クドイんですが3月11日に完成?した自分のチニングタックル。
ソルトでのライトゲームやミドルゲームを自分なりに解釈する為に準備したタックルで、先日から色々とスプールベアリングとオイルのマッチングを試して来ました。
とは言え一般的な?ライトゲームで使用想定となる1g~5gくらいまでのルアーや0.6号以下のPEラインは持っていないもんで、あくまでも今回は6g~14gまでのプラグを使用した上での比較検証と言う事になります。
先日もバチルアーをいっぱい並べた画像の記事内でも軽く書きましたけどね。
最初1回目の釣行ではスプールベアリングにHEDGEHOG STUDIOAIRセラミックベアリングFish.IN専売FLBオイルの組み合わせで、これは恐らく理想的なライトゲーム~ミドルゲームに全般に対応するセッテイングかと思われますが、6g台~9g台までのルアーが自然に飛んで行き、でも12gを超えるミドルゲーム寄りには少しピーキー過ぎてしまい着水と同時のピンポイントサミングだとコントロールがシビアな印象。
次に2回目の釣行ではスプールベアリングにHEDGEHOG STUDIOのAIRセラミックベアリングとBALBOAオイルの組み合わせで、これは個人的にオイルの程良い抵抗感も得られ7g台~10gを超えるミドルゲーム寄りであれば間違い無くベストではないかと思われますが、でも6g以下のライトゲーム寄りだと少しキャストタイミングがズレる。
更に3回目の釣行ではスプールベアリングにHEDGEHOG STUDIOのAIRセラミックベアリングとZAYTオイルの組み合わせで、これはもう完全にピーキー過ぎて自分のメインウェイトとなる7g台~10gを超えるルアーでは使い難かったんですが、6g以下のライトゲームのみに絞ればこの組み合わせならロッド次第でノンストレスなキャストが出来そうな印象。
最後に4回目の釣行ではスプールベアリングにHEDGEHOG STUDIOのAIR HDベアリングとBALBOAオイルの組み合わせで少し強めのセッティングとしてみたんですけど、10gオーバーのルアーなら一番シックリ来た印象で14gのルアーではもう最高に気持ち良く飛んで行きましたが、6g台になると目視で分かるくらい飛距離が落ちたかなと。
まぁ使用したルアーのウェイトが6g台~14g台と狭い範囲でのインプレッションではありますが、キャストにおいてはロッドのスペックに依存する部分が大きいもんで、流石に1g~5gなどガチのライトゲームとしての検証は出来ていません。
ま、でも参考になれば。
で、再度HEDGEHOG STUDIOのAIRセラミックベアリングはセラミックボールを使用した所謂マイクロベアリングと特殊ハウジングを採用したライトウェイト向きのベアリングとなり、AIR HDベアリングはノーマルサイズのベアリングにセラミックボールを使用したレギュラーウェイト以上まで対応し、これらより更に上?下?に完全なベイトフィネス向きのAIR BFSなるベアリングも存在していまして、ライトゲーム専用とするならこのAIR BFSベアリングAIRセラミックベアリングが良いかもしれません。
んで、今回使用したその他BOREDのMETHODオイル&グリスはこの様な感じ。
スプールベアリングには上記の様に、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリスにOMEGAグリスを少量追加、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ウォームシャフトにはTHETAグリス、ハンドルノブベアリングにはBALBOAオイルとNEMEAオイルの混合カスタム、ドラググリスにはTHETAグリス、その他アッセンブルにはCHIMERAオイル。
と当初から少しドラググリスの部分を変更していますが、上記4回の釣行後もリールの水洗いは一切行っていません。
それでもメンテナンス当初のまんまでシルキーさは全く失われていなくて、グリスが抜けたとか落ちたとかそんな感覚は全く無しで当然ながら錆の発生も全く無し。
ギア関係のマッチングは耐久性も巻き感もこのセレクトでスコブル調子良いです。
その他ハンドル全般においてもノイズレスでシルキーなフィーリングは維持出来ていますが、唯一ドラグのグリスとして使用していたALPHAグリスをTHETAグリスに変えてみたところ大きく差が出る訳では無かったので、多分ALPHAグリスでもTHETAグリスでも塗布量を増やして滑り出しのレスポンスを軽くしてやればどちらでもOKかもしれません。
自分の場合はビッグベイトの癖で少し塗布量が少な過ぎたかもしれません。
そして上記4回の釣行ではキャスト時のバックラッシュは一度も起きず、結局は14ブレ二アスの遠心ブレーキブロック8個中2個をオンで6個をオフにしてもキャスト時のバックラッシュは皆無でした。
が、やはり着水と同時にスプールをポンッと押さえるだけのピンポイントサミングでは、僅かコンマ遅れただけでスプールの逆回転により軽いバックラッシュが起きます。
とは言えスプール3周とか4周程度の軽い緩み程度なのでバックラッシュの内には入りませんし、もしかすると使用していたラインがシマノのハードブル8+でもあったのでスプールに馴染み難く、逆に軟らかく馴染みの良いラインであれば起きない症状なのかもしれません。
初日はリールに慣れると同時にロッドにも慣れなければならず四苦八苦していましたが、ロッドの特性が分かって来るに連れ本当の意味でのフルキャストが出来る様になり、そうなると8.6ftとC3000番に1号PEを巻いているスピニングタックルと同等の飛距離が出せ、ザックリと7g台のシンペンなら45m以上、トータル12g位の直リグなら50mを余裕で超えるキャストが可能となるので、これはもうキャスタビリティーの意味でもアキュラシーの意味でもスピニングタックルの出番は少なくなりそうな印象。
ナゼそんな具体的な飛距離と言えるのか?と言うと自分のホーム湾奥運河の幅が50mと公式で記載されているから。
よって目視で見ても確実に上記の飛距離だと言えますし、対岸の柵にルアーが当たれば単純に50mと言う事。
取り敢えず上記の内で一番自分にシックリと来て無理も効くHEDGEHOG STUDIOのAIRセラミックベアリングとBALBOAオイルの組み合わせに戻して、今月下旬?来月上旬?から始まるかもしれない港湾バチに向けて継続して使用して行く予定です。
ま、今年はバチの出現が遅いのか早いのかはホームに通い続けるしかないですし。
それにドラグを含め巻きのフィーリングに関しては実際に多くの魚を掛けた上で判断しないと何とも言えないですからね。
正にこの手の検証を行うにはベストタイミング。
でも既にデッカイのを投げたい禁断症状に悩まされています。

2024年4月4日木曜日

記事。

今年も春~夏~秋まで着用出来るBOREDのVITAL定番製品TAG MESH CAPを生産していますが、既にお蔭様で欠品となりましたカラーや残り枠が僅少のカラーが出て来ました。
とは言え一番売れ筋のBRAKE UP COUNTRYことBCは多目に生産していますので一安心、でもなくて、既にこちらも残り枠が一桁となっていますのでゼヒともお早目に。
で、今年は今回の生産にて以後の年内生産は行わない見込みとなりますので予めご了承を。
と言うのも実は別件でメッシュキャップを生産していたんですが、こちらはブッチャケもう手元に在庫としてあるんですけど、どうかな~と作った後になってツートーンの配色が気になってしまいましてね。
オーソドックスなメッシュキャップでアメリカのOTTO社製ボディを使用した物なんですが、素材にリサイクルポリエステルを100%使用していて、ボディはクラウンがチャコールグレーでメッシュはブラックと言う無難なツートーンカラーです。
良い色味なんですけどね。
それにクラウンには今回新しく作ったBOREDの織ネームタグを縫製してあるシンプルさで、でもいまいちパンチが無いか?と今になって悩んでいましてね。
ま、でもアメリカから仕入たし縫製屋さんに縫い付けて貰ったんだから売らないとね、とは思いながらもまだBORED STOREの製品ページすら作っていない状態。
なのでタイミングを見計らっていずれ販売しようか?またはサポートや身内だけで消費しちゃおうか?
ま、このDARKSIDEBOREDBLOG限定で販売するのもアリですけどね。
そんな事で少し悩んでみます。
そんな事より残り枠も僅かとなりましたTAG MESH CAPをゼヒお早目に。

2024年4月3日水曜日

記事。

これ何だか分かります?
個人的にも汎用のスプレーオイルとしては良いんじゃないですか?と思っている天下のワコーズが誇るスプレーオイルのラスペネです。
でもワコーズのスプレーオイルとしてはメンテルーブの方が好きなんですけどね。
そのラスペネを別容器へ入れてから蓋をせずに1週間ほどオイル中に含まれるガスを抜き、ある程度ガスが抜けたかな?と言う時点から画像の状態で室内保管しておいた物なんですが、分かるかな?粘度が物凄く上がっている為に横にした容器内にオイルが広がらずに一定で留まっているんです。
BOREDのMETHODオイルで例えるとNEMEAオイル位まで粘度が高粘度化しています。
これ昨年の冬辺りに入れたので大体3~4ヶ月くらい経過した状態です、とある検証対象として使う為に別容器へ入れておいたんです。
さて、これはラスペネだけの話では無くてスプレーオイル全般は容器内部に充填されたガスによりオイルを噴射する仕組みなのはご承知のとおりなんですが、スプレー噴射直後はポタポタと垂れるほどにシャバシャバな低粘度のスプレーオイルも、オイル中にも含まれるガスが徐々に抜けて行き経年すると粘度が数倍にも上がる事があります。
ついでに言うとガスだけの話ではなくオイル自体の酸化や揮発による高粘度化や、噴射し易くする為に一時的に低粘度化させる必要もあるので溶剤が配合されていたりもします。
これを例えばフィッシングリールのスプールベアリングに使用してワンシーズンほどメンテナンスしなかったとすると結果はご想像どおり。
最初の内は低粘度なのでレスポンス良くスムーズに回転していたスプールも、徐々にその効果が失われて来ていずれ明らかに回転が落ちて来る結果になります。
では最初からスプレーオイルでは無いBOREDのMETHODオイルではどうか?と言うと、上記のラスペネ以前から同じ容器に入れてある全てのラインナップは粘度変化がありません。
厳密に言えば完全密封されている訳ではないので粘度変化は起きているはずですが、実際に目視では変わっていないと言う事で、つまり使用したところで支障が無いのは当然。
BORED STOREで販売しているこのNBの容器はポリエチレンの容器にシリコンキャップが付いており、完全密封は出来ませんがソレナリに実用する上での問題はありません。
で、このラスペネの成分とは鉱物油にフッ素が配合されたオイルで、成分にはミネラルスピリットも配合されています。
ミネラルスピリットとは溶剤の一種です。
これが経年により揮発し粘度を高粘度化させている大きな原因の一つと思われます。
ラスペネの優れた点は水置変換性を用いた防錆性と初期潤滑性にありますが、自動車や自転車などの汎用メンテナンスに使用するにはコストも安く済む事で便利なスプレーオイルであり、でも何かしらの効果や性能を追求しているホビー用途には果たして適正なのか?と言うと「?」となりますね。
実績も実用も多くスプレーオイルとしては高価な部類に入るラスペネではありますが、恐らくその価格の大半はフッ素の価格であって、主成分においては記載どおり鉱物油と溶剤と言う事からも安価なはずです。
なのでBOREDではサイクルメカニック時代からラスペネよりもメンテルーブを使う事が多く、このメンテルーブは化学合成油を使用していると言う事で価格相応と納得の上で使用していました。
とは言え天下のワコーズ製品はどれも優れた製品が多く、以前付き合いのある頃は「中の人」とも色々と成分や材料について話をしたもんですが、ホビー用途でのミニチュアベアリングやマイクロベアリングに適正か?と言われると正直言って不向きですとなってしまいます。
やはりホビー用途はターゲット毎に専門として追求する事が適正であって、だからこそベースオイルは安価な鉱物油よりも耐久と寿命に優れた化学合成油が適正だとも言えるでしょう。
手元にあったからと言ってオイルなら何でもいいやで済ませてしまうとこーゆー事もありますのでと言う一例でした。

2024年4月2日火曜日

記事。

そっか、Monster KissのHUNTERS HT-7/8を買って、オレンジロゴのバットセクションを外しMX-PROGRESS 15へ交換すれば7.6ftになるって事か?
って事をちょい前にMonster KissのサポートアグンラーがポストしたSNSにて気が付きまして。
コメント付けたら「そうです」って。
やはり自分の好きな7.6ftに。
いや、ちょっとホーム湾奥運河で使用するベイトロッドで40g前後から上を気持ち良く投げれるロッドが欲しいなって思ってまして、今迄はそのウェイトだとSTUDIO COMPOSITEのTRANSWORLD 7606-5を使っていたんですがシャープ過ぎて決して投げ易いとは言えず。
TRANSWORLD 7606-5はどちらかと言うと2oz~3ozを扱っているのが楽なロッドなんですが、もう少し粘ってくれた上でトルクも欲しいなって事で悩んでいたところ、この手があったかと余り眼中に無かったHUNTERSの記事を改めて熟読。
個人的にはグラスコンポジットって使った事が無いもんで、グダングダンだったらどーしよ?と少し敬遠していたところもあるんですが、でもイベントで実物を触った際にそんな事は無かったなと言う記憶もあり改めて好印象。
そうすると手持の大好きな16cm~19cmクラスのミノーとか12cmサイズのシンペンとか40g前後~60g前後辺りが今よりも専門枠で使える様になるかなと。
そして何よりもHUNTERSはEVAグリップにECSリールシートなので、自分のDear Monster MX-∞改やMX-8+改の様にグリップとリールシートを自身でカスタムしなくて済む。
なんせコルクグリップだけがどーしても自分には合わないもんで。
現在は特に40g前後をMX-∞で投げようとすると少々無理があって強過ぎて全然曲がってくれない、なのでMX-8+を使っても同じく未だ強過ぎて気持ち良く曲がってくれない。
そーゆー場合は垂らしを長くしてルアーのウェイトをロッドに乗せ易くする訳ですが、自分のホーム湾奥運河だと狭くてペンデュラム気味には出来ない。
そんな事からTRANSWORLD 7606-5を使ってみても同じく全然気持ち良く使えない、ので最近は?全然いや、一年以上使っていません。
STUDIO COMPOSITEって武骨な外観とかカラーコスメやカラースレッドを重視していない所なんかは好きなんですけどね、恐らくパックロッドじゃない他のシリーズはバリエーションも豊富だし実績も多いのでもっと使い易いんでしょう。
さて、個人的にはDear MonsterのMX-6PROとか6+が欲しかったんですが、ボートに乗る機会が殆ど無い自分には短か過ぎるので使い道が無いから勿体無い。
そこでの改めてHUNTERSがあったなと。
今は4oz~6oz位はMX-∞で2oz~4oz位はMX-8+が自分の手持ちルアーでは気持ち良く使えている。
なので40g前後~60g前後位をHUNTERS HT-7/8で使えば気持ち良く刻める事になる。
HUNTERS HT-7/8はDear Monsterシリーズに比べリアルなキャストレンジが広いと言う印象。
ガルバストロング120、エアオグル120、カゲロウ155、ストリームデーモン180、メガドッグ180とかを1本で気持ち良く。
ま、今すぐって訳じゃないんだけど、近い将来には手に入れてみたいなと。
しかもMX-PROGRESS 15ならMX-∞やMX-8+でも使い回し出来るし。
先日入手したMX-PROGRESS 30と併せパックロッドの可能性が更に増える。
先重り?重量増し?ベイトでデカいの投げる際は全然気にしません、それよりも圧倒的な安心感と操作感が重要。
ホントこのHUNTERS HT-7/8ってあらゆる意味でマルチで良いなと今更ながら。
それに先日デリバリーが開始されたMonster Kissの新シリーズShinkirowもある程度ターゲットを絞ってラインナップされているから、これからパックロッドデビューする人はDear MonsterシリーズやHUNTERSシリーズよりも入り易いですよね。
どうしても「怪魚」的なメーカーイメージが強いところを上手く別ジャンルとして展開出来ているし、各ジャンル毎にラインナップされているから専門な人達も気になるところかと。
個人的には飛び抜けてコアな対象とするイメージは大好きなんだけど、こーゆー展開はパックロッドに躊躇していたり気になっていたユーザーには有り難いですね。

2024年4月1日月曜日

案内。

予定どおり先週金曜日の夕方に入荷となりましたMETHODとVITALの2024 LOGO-LSですが、金曜日に間に合わなかった発送につきましては土日の定休日明けとなります本日付けで全て発送が完了しました。
で、毎度の事ながらカウントミスがありまして若干ながら在庫に変動が生じていますので、今まで完売していたサイズやカラーも在庫が出来ています。
今回の2024 LOGO-LSはBORED内のブランドであるMETHODとVITALのロゴを使用した久しぶりのアパレルとなりますが、今年はサマーシーズンもウインターシーズンも同一デザインを使用して各アイテムをリリースする予定です。
BOREDばかりじゃなくてキチンとブランドのコマーシャル感も出していかないとね。
ま、多くはMETHODやVITALのユーザーが着用してくれたらと言う狙いなんですが、ユーザーではないパンピーに着てもらったところで特に支障はないかと。
で、先日からVITALのTAG MESH CAPとBOREDのCANVAS TOTEの先行受注も開始した訳ですが、こちらは定休日の土曜日にBORED STOREへアップした事でSNSなどへのアナウンスにタイムラグが生じてしまいまして、なのにも関わらずその間にも続々とご注文を頂きまして有り難い。
そんな訳で次回のBOREDオリジナルアパレルはサマーシーズンに向けて5月のGWまでにデリバリー出来るタイミングで動いていますので、また先行受注のアナウンスなどは4月中旬過ぎになりますかね。
昨年使用したSSDDとSNAFUは今年もやりますよ。
と言う事で副業製品の案内でした。

記事。

自分が主にシーバスやチヌ狙いでホームとしているのは東京湾奥に位置する運河。
敢えて明確には言いませんが田舎者の勘違いセレブが多い街です。
で、一般的に雨後などはシーズンにより好転する事も多いと思うんですが、自分のホーム湾奥運河だけは一定の雨量を越えてしまうとエリア内にある浄水場から処理能力を超えた場合のみケミカルが流されてしまうんです。
そうなると白濁りと悪臭で目も鼻も痛くなるほどにエリア全体が死海となります。
もちろん干満があるので翌日には大抵改善されるんですけど、他エリアの様に「雨だ!」みたいな嬉しさは皆無で「雨か…どーすっかな」となる訳。
なので先日は死海となっていた事で久しぶりにボーズとなりまして、そうなると魚が居ないのか?居ても口を使わないのか?とにかく魚達が具合悪くなっているのは間違いないかと。
で、こんなホーム湾奥運河であっても年一でフィーバーするシーズンが港湾バチシーズン。
所謂クルバチって奴です。
東京の湾奥で言えば4月後半から5月がピークになり6月中には終了するイメージ、そうなると嘘だろ?って程に大勢のアングラーがホームへ押し寄せて来ます。
自分のホーム湾奥運河も5月が一番熱いんですが、シーバス、チヌ、マルタが同数混在するので狙って釣るのは無理。
なのでマルタばかりが連発したりチヌしか釣れない日もありますけど、魚っ気が多くとにかく釣れ易くなるのは間違いないシーズンです。
基本はバチルアーのミノーかシンペンが有効。
自分の場合は川バチはやらない事に決めたので今はメガバスのバティッサ93、メガバスのカッター90、アイマのアルデンテ95、デュオのマニック75、マリアのブルースコード60、この辺りがスタメンでこれだけあれば釣れる。
レンジを下げる場合はタックルハウスのローリングベイト66だけあれば良いし、今年はラザミン90やスキニーズ88あたりも投げますが自分には難しいルアーなのでサブです。
河川の川バチとは違って小ぶりなバチが自ら泳ぐので表層ならアップでもダウンでも成り立つ。
ま、でも同じ港湾バチを狙うなら間違い無く海側の方が群れが大きく、連発でツヌケしたいなら運河よりも港湾が圧倒的有利。
とは言えなんせホームなもんだから年一のフィーバーにはアヤカリタイ。
で、今年はスピニングでは無くて敢えて引き続きのベイトタックルで挑む事になるんですけど、今のところ検証の結果ベイトフィネスリールにはHEDGEHOG STUDIOAIRセラミックベアリングとBALBOAオイルの組み合わせが自分的に合っている。
但し、フルキャストをメインにするならと言う事。
もっとショートキャストをメインにしてピンやフォールに拘るならオイルだけFish.IN専売オイルのFLBオイルにするとド真ん中で精度も出し易い。
それにベアリングはやはりマイクロベアリングを使用しているAIRセラミックベアリングが凄く調子良い。
実際にこれまで6g~16gまでをフルキャストして来ても全くストレスは無く、しかも強度や耐久に一切不安も感じないのでシーバスのレギュラーウェイトまでなら余裕でいける。
軽量スプールを使用しているベイトフィネスリール全般には最高のレスポンスが得られるはず。
そんな訳で今年は14ブレ二アスと23シルベラードのベイトタックルでライト~ミドル迄を使用して行きますが、取り敢えず港湾バチシーズンが終わる6月までのトータル3ヶ月ほどは検証期間としてメインタックルとして使用してみます。
どーしても我慢出来ずに投げたくなったらプライベートでビッグベイトで行くんでしょうけどね。