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2023年3月31日金曜日

記事。

3日27日付で自分の手持リールを改めて全てメンテナンスし、その際に使用したBOREDのMETHODオイル&グリスについても記載しました。
コレね、https://darksideboredblog.blogspot.com/2023/03/blog-post_4.html
だからオイル&グリスについてお問い合わせや質問なんかも増えるかなぁと思っていたんですが、もちろんオイル&グリスのお問い合わせも増えましたよ。
でも一件変わったお問い合わせとして「ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用」の部分にバイトがありまして。
そう、その部分についてのお問い合わせと言う事。
一応その部分はBOREDの業務とは直接関係無いっちゃ関係無いんですが「近日中にDARKSIDEBOREDBLOGで説明します」と返答したのでと言う事での本日この記事。
先ず、自分の場合はバス釣やナマズ釣においては昔からPEラインをルアーへ直結して使用しています。
これは先ずラバージグやワイヤーベイトにスナップを使用するなんて有り得ないと死んだバアさんから教わった事もあり、と言うのは嘘で自分の場合はヘビーカバー専門なのでルアーとラインの間に余計な関節を設けたく無いと言う事から。
少しでも関節を少なくする事でヘビーカバーから魚をぶっこ抜き易くしたり、水上水中問わず根掛かりし難い様にしているんです。
また、ボトムなどでも同じくリーダーと結束してアタリの感覚を鈍らせる事無くダイレクトにアタリを取りたいからであって、とにかくヘビーカバーのみでラバージグやフロッグをメインとしている自分的には超絶シンプルなラインシステムにしておきたく、枝とか草にルアーが引っ掛かる懸念材料を極力避けています。
なのでバスやナマズ相手なのに常にPE5号を使用していると言う事で、5号であれば擦れや根掛かりでも全く問題なくやり取り出来ます。
で、そうなるとルアーとラインのノットは?となるかと思うんですが、基本的には他のどんなノットよりも早く結べて結束強度も優れているパロマーノットにハーフヒッチ3回が定番です。
パロマーノットって最初からダブルラインでアイへ通すので、自然と結束強度が高いのは言わずもがな。
しかも3歳時でも間違う事が無い「カタムスビ」が出来れば誰でも組めるノットなので、フィールドでルアー交換毎に結び直すにしてもストレスが無いと言う。
ちなみにリーダーを使っているシーバス釣でもライギョ釣でもスナップとラインの結束は同じくパロマーノットにハーフヒッチです。
ハーフヒッチって単にラインの抜け防止の意味で使用するので、実は1回でも効果はあるんですね。
でも表と裏からラインを通す事と最後にエンドノットするって事で自分の場合は最低限の3回になったと言う訳なんです。
そして最後に切るラインの余りはノットから5mm以上出して切ればノットが解け難くなるのは基本中の基本です。
と言う事で基本的に自分のジャンルで言えばバスとナマズはPEラインのみの使用でルアーへ直結、シーバスとチヌはPEラインとリーダーにスナップも使用としています。
これらのラインシステムが優れているとかは不明ですが、もう40年もルアーフィッシングをやって来た中で何時からか自然と行き着いたラインシステムと言う事で、現在まで致命的なトラブルも無い事から続けています。
アンダースタン?

2023年3月30日木曜日

記事。

取り敢えず。
ホント取り敢えず欠品を回避出来る程度の数量で申し訳ないんですが、3月の在庫補充生産分が早々に欠品してしまったNEMEAオイルとBALBOAオイルを少量のみ臨時生産しまして、本日付けでBORED STOREへ少しだけアップしています。
で、4月上旬には再度少量の入荷があるのですが、これはMETHODお取り扱いDEALER分として暫定確保している分につき、本日付けでの在庫が欠品となった場合は次回5月の在庫補充生産まで欠品となってしまいます。
特に新製品と言う事もありお問い合わせの多いNEMEAオイルなんですが、推奨用途であるワンウェイローラークラッチに使用する場合、兄弟オイル?でもあるCHIMERAオイルとの使い別けについて。
これもBORED STOREの製品ページに推奨用途として具体的な記載もしてあるんですが、ザックリと小型番手~中型番手までならCHIMERAオイル、中型番手~大型番手ならNEMEAオイルと言う使い別けで問題ありません。
では小型番手や大型番手は分かるけど上記で重複している中型番手ってどれ?となった場合、一応ジャンルによっては100番も150番も200番も中型番手と捉える事が出来ますし、基本的には200番が中型番手として捉えて頂ければ概ねのジャンルで問題無いと思います。
但しそう番手を明記してしまうとアゲアシを取られる場合もあるのでザックリな表記にしています。
ルアーキャスティングにおいて一般的な常識であれば一番小さい小型番手は50番、一番大きな大型番手は400番として認識していると言う事で、それ以下またはそれ以上となると一般常識の範囲とは考えず、ある意味では特殊な用途となるであろう事はメーカーラインナップからも察しが付くからです。
で、また別の要素として、例えば50番にNEMEAオイルは適さないのか?となると今度は巻き感と言うフィーリングの問題となって来て、重い巻き感だけどシルキーでノイズレスが好きと言う事であればNEMEAオイルを50番、70番、100番の上記で言う小型番手で使用して頂いても問題ありません。
もちろんその逆も然りで、金属同士が擦れるメカニカルノイズが好きと言う事であれば、大型番手にCHIMERAオイルを使用して頂いても大丈夫と言う事。
とにかくワンウェイローラークラッチにBSLRオイルやTHICK HEAVYオイルの様な粘性も粘度も高いオイルを使用しない上で、材料特性を考慮して推奨設計されているCHIMERAオイルとNEMEAオイルのいずれかをご使用頂く事が賢明です。
と言う事で少量入荷につきゼヒお早目のご注文をお待ちしています。

2023年3月29日水曜日

案内。

本日の20時より先行受注としてプリオーダーを開始しましたBOREDのHECHO-T。
2023年スプリングサマーシーズン最初のオリジナルTシャツとなる訳ですが、例年だと5月のゴールデンウィーク辺りにデリバリーを開始する事が多いオリジナルTシャツ。
でも今年は暖かくなるのが早いと言うか既に暖かな日が続いている事もあって例年よりも少し早目のリリースにしました。
で、今回のデザインは6年~7年前にも一度使用した事のあるデータを改めてエディットした物。
メキシコ製を意味するHECHO EN MEXICO(エチョエンメヒコ)のロゴは様々なパターンが存在しているんですが、どれも中央にはメキシコ国鳥の猛禽類がイメージされたデザインで、その上下のフォントもデザイン毎に異なると言う事で、一体オリジナルは存在するのか?と調べてみても大体こんなイメージと言う事しか分からないところがメヒコらしい。
で、良く目にするデザインを数個ほど絞り込んでから個人的に良いなと選んだデザインを、イラストレータでトレースしてからパスを弄って猛禽類デザインを少しゴージャスにエディット。
これなら100%のサンプリングじゃないから後で問題になる事も無いし、なにより全くサンプリングしちゃう能無しとも違うオリジナリティも出せたので満足しています。
で、出来上がったのがHECHO EN JAPON(エチョエンハポン)と言う事。
もちろんBOREDのMETHOD製品もVITAL製品も日本国内生産のメイドインジャパンだからと言う事なのは当然として、今回はWBCのメキシコチーム大活躍もあって個人的にメキシコがプチブーム。
そこで6年~7年前に作ったデータを引っ張り出して来て再度リデザインしたと言う訳なんです。
今回もBORED STORE限定販売としてブラック、ホワイト、アーミーグリーンの3カラー展開でのリリースとなりますが、数量限定生産につき欠品の場合は生産完了となりますので念の為。
4月25日の入荷より順次デリバリー開始となりますのでゼヒ先行受注のプリオーダーにてお早目にご注文ください。
お蔭様で20時ジャストからご注文を頂いていましてホントに感謝です。
今年のスプリングサマーシーズンもゼヒBOREDのオリジナルアパレルをヘビーユースしちゃってくださいね。

記事。

いや~今週は欠品が続出してしまったMETHODオイル&グリスの臨時追加生産に追われてスーパー忙しくしています。
が、先日書きました2023年のリールメンテナンス実用セレクトは読んで頂けましたでしょうか?
取り急ぎ自分の手持リールでメンテナンスしてある物をピックアップして記載したのですが、METHODオイル&グリスをお買い求めする際の参考になればと言う事で。
他にも09アルデバランMG7とか13エクスセンスDCとか19SLXとかもあるんですが、これらは現行製品でメンテナンスしていないので敢えて省きました。
で、その中で一番最初に書いた自分の20カルカッタコンクエストDC 201HGについては主にビッグベイトやビッグプラグ専用としている旨は書いたのですが、今年からメインで使用するPEの4号と5号はヨツアミのフルドラグX8を使用しています。
6号はまだDUELのBIG PEが残っていましてね。
これが自分の好きなタイプと言うかコーティングバキバキ系で最高に調子良いんです。
コーティングバキバキ系はスプール離れが良くガイドに絡む事も少なくて個人的に好んで使用していますが、飛距離云々は余り大きく感じた事はありません。
で、BORED事情で言いますと昨年から原油価格高騰の影響を受けて一部製品は値上を行って来たのですが、同じく原油の影響を受けたラインも価格が高騰し始めている様ですね。
いつも釣具屋へ行く時間が地味に取れない貧乏一人社長につき専ら消耗品は通販を利用するんですが、先日スピニングで使用している5号フロロリーダーが残り一回分になったので忘れない様に注文しておいたんです。
ま、元々そんなに安いリーダーでは無いんですけど「こんなにしたっけ?」と一瞬躊躇してしまう価格になっていて、ついでに少なくなっていたステンレススナップも同時購入すると、これまた地味に値上がりしていると言う。
やっぱり諸々の材料原価が高騰しているんだなと改めて実感しました。
で、フィッシングシーンの消耗品ってライン、フック、スナップなど比較的小物が多いんですけど、今度はサイクルシーンになるとタイヤ、チューブ、グリップなどゴム系の消耗品が多くなるのは誰もが承知でしょう。
ついでに言うとサイクルパーツの消耗品は他にチェーンやワイヤーも含まれ、これらは定期的に交換しないと大変な事になるので決してケチらない様に。
まぁしかしゴム系も地味に値上がりが続いていて、自分もサイクル用とかテニス用のグリップテープをロッドのグリップに巻いているのでスルー出来ない現状に。
なので今は不本意ながらAmazonなどで海外製の安価なお買い得パック的なグリップテープを巻いて使用していますが、本来自分のスタメンテープはウィルソンの錦織圭モデルです。
でも安価な海外製なら同等価格で5個パックが買えると言うグロスでドン商法に流されてみました。
ま、BOREDのMETHODオイル&グリスは現状価格から値上を行う予定は今のところ無くて、それは一部の添加剤を自社で開発生産した事が大きな理由でもあるんですが、ベースオイルが今より更に値上した場合にはもうどーにもなりません。
結局のところ一度値上した製品って材料原価が下がっても直ぐに販売価格を下げないのがセオリー。
なら一応自社生産の強みとして現状をなんとか維持しておこうと言うのが現在BOREDの考えです。
上げるのは簡単なんですが維持するのはホントにムカつくほどに大変で、それはユーザー目線に立てば維持する方向がベストなのは百も承知してますからね。
だから皆さんドンドン消費してドンドンご注文のリピートを。
あ、月末までには欠品や品薄のNEMEAオイル、BALBOAオイル、OMEGAグリス、SIGMAグリスも補充出来ると思いますので。
ゼヒ机の上でオイル容器を倒しちゃいましょう。

2023年3月27日月曜日

実用。

先日から業務の合間をみて行ってきた自分のリールメンテナンス。
普段からサンプルテストなどで酷使して来た物や暫く触っていなかった物も含め一気に仕上げました。
BOREDのMETHODオイル&グリスをご注文頂くに当り参考になればと言う事での実用セレクトとなりますが、もちろんBOREDはフィッシングショップではありませんので全てのジャンルやモデルを網羅する事が出来ません。
記載以外のジャンルやモデルなどにつきましてはMETHODお取り扱いDEALERのフィッシングショップにてお問い合わせ&お買い求め頂くとして、取り敢えず簡単な使用対象データと共に記載してありますので参考にしてみてください。

その1ベイト、シマノ 20カルカッタコンクエストDC 201HG。
これはシーバスフィッシングをメインにビッグベイトやビッグプラグ専用として、40g位~130g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号か6号でリーダーはナイロンの50lbまたは60lbで使用。
スプールベアリングにはCHIMERAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはBSLRオイル。

その2ベイト、シマノ 18バンタムMGL XG。
これはバスフィッシングをメインにヘビーカバーでのラバージグやフロッグ専用として、14g位~35g位までをピッチングやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはDELTAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル。

その3ベイト、シマノ 18バンタムMGL HG。
これはバスフィッシングをメインにライトカバーでのバズベイトやスイムジグ専用として、10g位~28g位までをフルキャストやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル。

その4ベイト、シマノ 17スコーピオンDC 101HG。
これはシーバスフィッシングをメインにレギュラーウェイトからヘビーウェイトのプラグ専用として、30g位~70g位までをショートキャストまたはピッチングする際に使用しています。
ラインはPEの4号でリーダーはフロロの30lbまたは40lbで使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリスの上からTHETAグリスを追加した混合カスタム、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはBSLRオイル。

その5ベイト、シマノ 14ブレ二アス。
これは淡水海水問わずベイトフィネス全般用として2g~7g辺りをメインにフルキャストやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの0.4号でリーダーはフロロの8lbで使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル。

その6スピニング、シマノ 19ヴァンキッシュ C3000MHG。
これはシーバスフィッシングをメインにレギュラーウェイトのプラグ専用として、7g位~30g位までを小規模運河や中規模河川でフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの1.0号でリーダーはフロロの20lbで使用。
ラインローラーはBALBOAオイル、スプールベアリングにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはOMEGAグリス、ウォームシャフトにはTHETAグリス、メインシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、その他は純正。

その7ベイト、ABU 4601C GUNNARとROYAL EXPRESS
これはナマズやライギョをメインにレギュラーウェイトのフロッグやトップウォータープラグ専用として、12g位~35g位までをフルキャストまたはピッチングする際に使用しています。
ラインはPEの4号でリーダーはフロロの40lbで使用。
スプールベアリングにはCHIMERAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはDELTAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはLIGHT DUTYオイル、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、コグホイールなどのプラギアにはTHICK HEAVYオイル。

また、各リール共通してハンドルノブベアリングを高回転化させる事は不要と考えているので、基本的にBSLRオイルを使用し重めの回転フィーリングにしています。

記事。

この3月はホントに公私共々バタバタしていましてね。
で、週末の定休日は最後の最後にスタメンのPIER SPORTS絵人間一家が石垣島へ移住すると言う事で、送別会へ出席して来ました。
もちろん会場は最高にお気に入りな日本橋「魚屋あたり」https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13247249/ね。
店内には魚拓とかルアーとか所々に飾ってあって、オーナー夫婦もアングラーなのは言わずもがな。
だから墨田川で釣りして帰りにタックル持って行っても怒られません、多分。
まぁオーソドックスな下町の居酒屋なのでカウンターとテーブルだけの小さな店内なんですが、なによりオーナーの作る魚料理が美味過ぎるんですね。
しかも一風変わっていたりして毎回「これ何?」って聞いてから食って「へぇ~」って頷く最高の味。
それに日本酒も毎回違っているので、3杯目くらいまではキチンと呑み比べてますよ。
それ以降はもう知らないけど。
で、相変わらずマイペースな絵人間なので、当日店前に着くとスタメンのリョーしか居なくて。
でも開始5分前だよって話しているとスタメンのKENNYが登場したりして、なんつーか酒をガッツリ呑む系の少人数でやるのかと思っていたから不意打ちメンツ過ぎて。
それから来るって聞いてなかったスタメン達が続々と来るわ、SNSで繋がっているアングラーさん達も来るわ、なのに毎週金曜日の恋人スタメンのSUCKTAKが来なかったりして。
なんかもう色んな意味でカオス。
で、久しぶりに会った「FLB CRUISE」https://www.flb-cruise.com/のマッツン船長も来て、開始早々から絡まれて日本酒ばかりを勝手に注文され呑み過ぎてまた酔っ払い。
終電間際に解散してから最後は電車で地元へ戻りまたマッツン船長と2人で呑んで帰宅すると言う。
だけどマッツン船長と店を追い出されて雨の降る中を歩道橋の下で雨宿りしながら仕事の話が始まり、結局はマッツンの絡む某メーカーと別注方向で諸々の話が進んでみたりして。
これがビジネスだなんて誰も思わない場所でサクっと決まっちゃうもの。
早速今日からマッツンとメールで諸々の話を進めています。
そして月曜日と言う事もあり、もう大変ご迷惑をおかけしています欠品続きなMETHODオイル&グリスの臨時追加生産を行う手配を開始して、来週?4月上旬には少しだけ在庫出来る様に生産を行います。
で、今日はこれからVITALのPRO SIZE WRの在庫補充生産も開始するんですが、これも有り難い事に殆どVITALお取り扱いDEALERのご注文分となってしまったので既に在庫は僅少です。
と言う事でようやくこの怒涛の3月も終わろうとしていますが、もう4月からはガッツリ呑みのお酒は控えようかなって。
やっぱビールで良いわ、じゃないとストマックがヤラレちゃうお年頃なので。

2023年3月24日金曜日

記事。

雨天だけど異常に暖かいから二週間ぶり?に仕事終わり釣行へ出撃しようかと、事前にバラシてあったスピニングを急いで組み立てたらシムを無くしちゃう50代のお年頃です。
もう老眼で乱視で夜目の効かない自分的には一生見つかる気がしない。
と言うのもSIGMAグリス~BALBOAオイル~NEMEAオイルと昨年秋から数ヶ月単位で発売したBOREDのMETHODオイル&グリス達。
これらのサンプルテストで酷使して来た自分のシーバス用リールを一気にメンテナンスしてやろうと業務の合間に全バラシして完璧に脱脂洗浄しておいたんです。
あと補修部品も注文しておいたりして万全に。
それにNEMEAオイルをスピニングでも実用する為に自分の19ヴァンキッシュ C3000MHGで使用してみなきゃと。
早速ヴァンキッシュのワンウェイローラークラッチにもNEMEAオイルを極少量塗布してなんとかバネがビョ~ンとなるのを回避しながら作業完了。
参考までにスプールのドラグ下ベアリングにはNEMEAオイル、ラインローラーにはBALBOAオイル、メインギアとピニオンギアにはTHETAグリスとALPHAグリスの混合カスタム、ウォームシャフトにはTHETAグリス、メインシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリスを使用しました。
その他は取り敢えず不具合も無いので純正のまんま様子見。
で、雨天の状況を見ながらどのタイミングで出撃するか?と組み立て作業を進めていると、あれ?シムが無い。
ペーパーウエスに包んで捨てたか?コンプレッサーのエアーで吹き飛ばしたか?とBORED事務所の床を這いずり回りながらアチコチ探すが絶望的。
ま、でも一度組んでみるかと仮組みするも、思いっきりガタとノイズが出てるじゃないの。
チ~ン。
と言う事で本日の出撃は断念となりました。
ちなみにベイトリールの20カルカッタコンクエストDC 201HGと17スコーピオンDC 101HGも全バラシして脱脂洗浄してあるんですが、これから急いで組み立てたところで既に時間もアレだし雨もスゲーし。
それに海水と淡水ではリールを完全に別けて使用している自分的には他のリールを使う訳にもいかずこれにて終了です。
これはオトナシク帰宅しろって事でホーム湾奥運河の状況チェックはスタメンのSUCKTAKに託しました。
そして毎度補修パーツを注文するショップへシムだけを注文すると言う格安ネットショッピン。
NEMAEオイルもBALBOAオイルもOMEGAグリスもSIGMAグリスも在庫が僅少または欠品につきゼヒお早目に、次回は恐らく5月の入荷予定となってしまいますのでゴメンナサイ。

2023年3月23日木曜日

記事。

今週末は雨天予報の東京。
雨天なら釣行しないよってアングラーも多いとは思いますが、自分も含め通常は電車や自転車での移動で釣行している人も多い東京事情。
流石に移動手段を考えると真夏でも無い限り雨天は避ける傾向にもなりますよ。
個人的に5月~11月くらいまでは雨天がチャンスとも感じるんですが、その理由以外は結局フィールドで濡れると寒さでメンタルがやられるお年頃だし、なにより濡れて電車に乗るのはカッコ悪いし。
もちろんシェルジャケットやシューズはVITALのPRO SIZE WRで武装していますけどね、でも手とか顔とか頻繁に濡れて来るとメンタルがね。
そんな日には普段行わないメンテナンスを行って次回に備えると言う時間の有効活用をしてみません?
で、最近某方面で話題にも出たベイトリールのハンドル長とオイル種類について。
先ず、画像はシマノの20カルカッタコンクエストDC 201HG、18バンタムMGL XG、17スコーピオンDC 101HGの3台。
自分がシーバスでもバスでも使用している100番と200番のリールです。
カルコンDCには夢屋のウルトラストロングハンドルを、バンタムにはスタジオコンポジットのRC-SCを、スコDCにはシマノの別モデル純正品を使用していますがハンドル長さは全て96mmで統一しています。
ちなみに画像には写していない他のベイトリールも全て96mmです。
これには理由があって、第一に操作感を統一したいと言う事、第二に大き目なノブを使う為ノブ間にスペースを確保したい事、第三に100番~300番まで無理なく共通使用出来るコンパチの長さと言う事。
つまり自分の釣りにおいては96mmがベストであって、これ以上短い純正の90mmや逆に長い110mmなどではコントロールに支障が出て来て釣りに集中出来ないんです。
これはあくまでも操作感に関する事でリーリングのトルクとかパワーは一切考慮に入れてません。
で、最近ではジャイアントベイトなどの使用において140mmとか150mmなんて全長の超ロングハンドルも出て来ていますが、これはシンプルに考えればリーリング時にテコの働きが純正よりも大きく効いてしまう事で、リールのハンドル周りやギア周りに相当大きな負担を掛ける事になります。
しかも淡水ならまだしも海水になればそのテコの働きにより負荷が大きく掛かった状態にプラスして海水の侵入などが起こり、摩耗や錆を更に促進させてしまう原因にも繋がる事は想像出来ますね。
なので例えば上記の様に規格外の超ロングハンドルを使用する場合はそのハンドルを固定しているナットを強化タイプへ変える、ハンドルを取り付けているドライブギアシャフトに使用されているベアリング、インナーチューブ、ワンウェイローラークラッチは頻繁にクリーニングとメンテナンスを行う、ベアリングに使用するオイルは耐久性重視タイプを選び粘度は中粘度~高粘度タイプを使用する。
BOREDのMETHODで言えばNEMEAオイル、BSLRオイル、THICK HEAVYオイルが妥当で、場合によってはTHETAグリスでも良いかもしれません。
あ、ワンウェイローラークラッチは完全にNEMEAオイルだけですよ。
特にベアリングとインナーチューブは比較的簡単にアクセス出来るパーツなので、ベアリングなどは巷に在るチューニングタイプでは無く国内メーカーの汎用品シールドタイプをストックしておくとイザと言う時に便利です。
参考までに自分の場合はストックパーツとして各種ベアリングをHEDGEHOG STUDIOのZHiベアリングで揃え、メーカー補修パーツのインナーチューブとクラッチカム押サエ板は必ずストックする様にしています。
あ、たまにAIR HDベアリングも使用しますけど。
このHEDGEHOG STUDIOのZHiベアリングは通常のステンレスよりも防錆性に優れた素材を使用している為に今のところ錆の発生を起こした事は一度もありませんし、HEDGEHOG STUDIOのベアリングは全て片面シールドなので異物の侵入を防ぎながらもクリーニング時にはオープン側から作業が出来るので凄く楽。
以前からフィッシングリールの社外サードパーティー製ベアリングを使用する場合は、フルオープンでは無く片面オープンをお勧めして来た理由はソコにあります。
ミニチュアベアリングの場合は非接触型しか存在していないので元々シールドがボールに触れていないと言う事から大きく回転を損わない事もあり、油分の飛散や異物の侵入を最大限懸念するなら両面シールドでもアリでしょうし、片側だけシールドを取り去ってしまっても良いでしょう。
と言う事で今回はあくまでもベイトリールで使用する規格外のロングハンドル使用、そしてそれらで使用すると思われるビッグベイト~ジャイアントベイト、またはジギングなどで使用する数百グラムのメタルジグなど、これらのベイトリールユーザーはゼヒ上記を実践しておいて損は無いと思います。
道具は大切に、お父さんも大切に。

2023年3月22日水曜日

記事。

WBC優勝おめでとう、な本日。
ちょっと3月は公私共に忙しかった事もありWBC決勝の本日は午後からゆっくり出勤しようと企んでみました。
何せ3月は土日祝日の定休日も私用が多かったもんで、多分一年ぶりくらいに週末の釣行にも行けなかったほど。
でも結局は午後一からBOREDの2023 LOGO SWEATを発送しまくりだったり、他にもやる事が大量にあるので今夜は残業確定です。
それにしてもやっぱり日本の野球は強いね。
だって無敗でしょ?
常にクリーンだし。
我が家は愛息が小さな頃からヤクルト推しなんですけど、今回はヤクルトから多く選抜されていた事もあって興奮気味。
2日連続で愛息と朝からテレビで野球観戦なんてWBCで無ければ有り得ない事。
さぁ感化されて頑張りましょうか、残業を。

2023年3月20日月曜日

記事。

誕生日な本日、オメデトウ自分。
さて、TSURI HACKと言えば日本最大級の釣系WEBメディアなのはご承知の人も多いでしょう。
そのTSURI HACKにてBOREDのVITALでベストセラーとなりますPRO SIZE WRをご紹介頂きました。
今回はバスプロがガチで個人買いするアイテムとしてPRO SIZE WRをご使用頂きましたが、以前にも某IME大先生が同じく個人買いしてまで使用して頂いているとお伝えした事もあります。
そう、バスプロに人気なんです。
VITALのPRO SIZE WRはやはり現場で数分で処理する事が出来て、これからの季節は10分もあれば乾燥し直ぐに使用出来る事が最大のウリです。
しかも大手国内メーカーに別注生産を依頼している特殊撥水成分により、特に過度の連続する摩擦が加わらない限り撥水力が継続する点も最大のウリです。
つまり早くて強くて直ぐ使えると。
ボーターなどは直ぐに陸へ避難出来ないシチュエーションも多いと思いますので、これからの梅雨の長雨~真夏の豪雨~初秋の台風と暫く使用頻度が高くなると思われますのでゼヒ常に1本はキープしておいてください。
また、日常の通勤通学はもちろんですが、ハイカーやツーリングなどアウトドア全般にてご使用頂けますので、BORED STOREの製品ページを良くお読みの上でご使用くださいね。
ちょっとケミカル臭が凄いんですが乾燥すると完全に消えますのでご安心を。
引き続きのご注文をお待ちしています。

2023年3月19日日曜日

記事。

以前からご紹介しています有名釣系YouTuberの空蘭々さんが今回もBOREDのMETHODオイル&グリスについて解説してくれました。
元々空蘭々さんはMETHODオイル&グリスのヘビーユーザーと言う事で、過去動画で何度もBOREDのMETHOD&グリスを取り上げてくれている有り難い存在。
そんな事で今回は新製品のNEMEAオイルとBALBOAオイルについての具体的用途や、またザックリと一般オイルと化学合成油との違いも分かり易くシンプルに解説してくれています。
特にユーザーも多いバスフィッシングにおいてはかなり参考になると思います。
どうしてもBOREDオフィシャルとしてテキストにしてしまうと専門用語が多くなってしまう部分ですが、動画で解説してくれるとこんなにも分かり易いのか?とシンプルながら完璧な解説となっています。
ま、マニアックな人はBORED STOREの製品ページを追記的に読んで頂ければと思いますが、メンドクセェと言う人は空蘭々さんの過去動画も含めゼヒ見てもらえればと思います。
基本的にエンターテイメント性のある動画なのでチャラい言葉も使いますが、ベースは頭の良い人だなぁと言う事が分かります。
タックルやリグについてもマニアックに追求した上でのインプレだったりするので面白いですよ。
ゼヒご覧くださいね。

2023年3月18日土曜日

記事。

自分が現在シーバス釣で5号タックルと呼んでいるのがMonster KissのDear Monster MX-8+と20カルカッタコンクエストDC 201HGの組み合わせ。
もちろんそう呼んでいる様にPE5号にナイロン50lb(または6号に60lb)の組み合わせで使用しているヘビータックルです。
中年の肌乾燥事情によりグリップ周りを自身でカスタムし、EVAグリップ、ECSリールシート、フォアグリップレスとして使用していますが、当然ながらレングスとかサイジングの部分は完全にオリジナルを保ちブランクも勿論オリジナルのまんま。
あくまでもコルクグリップが滑ってしまったり触ると鳥肌が立ってしまうと言うポンコツな自分の加齢と感覚が原因なのでMonster Kissに一切不満はありませんよ。
で、この愛して病まないDear Monster MX-8+に関する記事がMonster Kissに先日アップされたんですが、ビッグベイト~ジャイアントベイトで使用する際の具体的なルアーやウェイトが記載されていたので凄く参考になりました。
https://monsterkiss.co.jp/nomura_report_202303/
と同時に「もっとイケイケでいーんだ」とも。
因みに入手した数年前は20g~60g辺りまでしかキャストしてなかったんですが、十分に慣れて来た現在は40g~130g位をメインで使用しています。
特別に重たいルアーや巨大なルアーで釣りたいと言う願望?も無いので、持病の椎間板ヘルニアも含め無理なく気を遣わずに余裕でキャスト出来るウェイトと言うのが自分の中では40g~130g位と言う事と、自分が東京湾奥でシーバスを釣るイメージが出来る好きなルアーが40g~130g位と言う事からのセレクトです。
でも上記リンクの記事を読んでみて、しかも自分も猛烈に釣ってみたいアカメ。
となると中年のオジちゃんでもせめて6oz位までは「やらなきゃな」と言う気にさせられました。
なんと言うか1ozのミノーでもペンシルでも釣れると思うんですけど、デカいルアーでデカい魚って言うのは少なからず惹かれる部分があるじゃないですか?
自分も最近4oz辺りは普通に使う様にもなりましたが、上記の記事を書いているテスター氏は4oz~7ozがベストと書いている。
以前Monster Kissの番頭YSD君が来京時にBOREDのYUGOと共にSリバーで軽く「酔釣」をしたんですが、その際にYSD君がMX-7でメガドッグ220を普通に振り抜いてるのを見て「あ~慣れてんなぁ」って。
ちなみにMX-7は適応ルアー範囲80gですけどエキスパートになれば130gも全然違和感無くキャスト出来るって事は言わずもがな。
ま、話を戻すとDear Monster MX-8+の凄いところはバリバリのテスター氏が4oz~7ozがベストと書いているにも関わらず、自分の実績としてガルバ87の約20gとかバンニェイロの約22gはホント何の無理もなくキャスト出来るんです。
良くあるじゃないですか?下は〇〇gから普通に投げれるみたいなインプレ、アレ実際に他のロッドでも試した事もあるんですが絶対に嘘だぁって程に投げ難いは飛ばないわ。
でもDear Monster MX-8+はホントに全然普通。
しかもバンニェイロは重量が2倍のアマペンよりも全然飛ぶと言う驚きもあり、既に毎度の東京湾奥スタメンも驚く程の飛距離だと言うのはヒャクパー事実です。
だからこそロッドの許容範囲内の下側じゃなくて上側もキチンと自身で把握しておかないとって。
それにいずれ入手するであろうMX-∞やMX-6 PROなども含めると更にヨボってるバヤイじゃないと。
コロナ禍も落ち着き愛息も4月からは高校生活が始まり、そんな今年こそは夏のアカメ遠征へ気の合う仲間達と。
先日再販入荷したばかりの自分と同じMonster KissのDear Monster MX-8+はhttps://monsterkiss.official.ec/items/57237201からゼヒどーぞ。
数あるパックロッドや剛竿の中で実釣実績が桁違いなのはモンキスだけ。
その実力をお試しください。

2023年3月16日木曜日

急なアナウンスとなりますが明日3月17日の金曜日は私用により臨時休業とさせて頂きます。
BORED STOREにて3月17日~19日までにご注文頂きました発送につきましては、大変申し訳ありませんが20日の月曜日より順次発送とさせて頂きますのでご容赦頂けます様お願い致します。
お手数をおかけしますが上記にて宜しくお願い致します。

2023年3月15日水曜日

記事。

最近は色々な方面でBOREDのMETHODオイル&グリスをアピールして頂きまして、これにはもうホント感謝しかないんですが、逆に良く受ける質問としてザックリとフィッシングリールに使うMETHODオイル&グリスはどれを揃えたら良いですか?と言うもの。
もちろんザックリ過ぎて即答出来る質問では無く、以後のやり取りには何度かメールのキャッチボールが必要になります。
が、それを敢えて自分が逆のユーザー立場になったとすると、使用頻度として絶対に外せない物はどれだろうと考えました。
その結果として消去法を用いるとBSLRオイルとHYDRAオイル、METHODオイルの中でも特殊な位置付けとなるこの2製品においては確実に必要では無いと判断しました。
もちろん完全に個人の主観と頻度は入ってますよ。
それを説明しますね。
例えばBOREDのMETHODがオリジナルとして謳っている混合カスタムを行う前提とした場合、粘度を調整する際にも重宝する高粘度が必要となればTHICK HEAVYオイルが在る訳です。
でもそこに特化した防錆性も加えたいとか金属パーツに多用するとなると今は新製品NEMEAオイルが在る訳です。
要するにBSLRオイルに近い性能と粘度を求める場合にはTHICK HEAVYオイルとNEMEAオイルを混合カスタムすれば良いと。
ズバリじゃなくても近い粘度で近い効果は確実にゲット出来る訳ですね。
その逆で今度はBALBOAオイルとCHIMERAオイルが在る訳で、これらを同じく混合カスタムすれば近い性能と粘度を求める事が出来ます。
そうなると単純にBSLRオイルとHYDRAオイルは不要では?となりそうですよね。
ではナゼBSLRオイルとHYDRAオイルは特殊な存在として位置付けられているのか?
と言えば特殊な防錆被膜を生成するワックスの様な被膜が唯一無二だからであって、この他とは違えども強力な防錆被膜は捨て難い実績も効果もあるからなんです。
それにBSLRオイルはBORED史上で最多の販売数を誇る製品でもあり、要するにフラッグシップと言うかアイコン的な存在でもあるんです。
特にサイクルユーザーにとってはご承知?のBSLRオイルに関しては、今後将来的にマイナーチェンジやアップグレードを行うとしても廃盤になる事はあり得ません。
ずっと残る製品と言う事になります。
なので各カテゴリーや各ジャンルが膨大にある趣味の世界で生きているBOREDなので、厳密にコレとコレは要るとか要らないとは言い切れないのですが、上記の様にBSLRオイルとHYDRAオイルだけは絶対に使って欲しいと言う理由は無いと言う事。
逆に言えばそれ以外は全部買ってよって事でもなくて、だからオイルをはじめとする液体を売るって難しいんです。
どうしても個々に性能、粘度、効果、用途、環境など様々な要因が絡んで来るもんで、どれをどう選べば良いかと100点の回答は出来ないんですね。
お分かり頂けて?
そこでその道の遊びではプロとなる販売ショップのMETHODお取り扱いDEALERへお問い合わせ頂くとか、Twitterフォロワーの@lineslackerfamと@necosannzirushiへメンテナンス作業を依頼しアドバイスを貰うとかって方法がベストになるんです。
これらは特にフィッシングユーザーには絶対に有効で近道かと。
だって自分の場合はバスとシーバスがメインで、たまにライギョ、ナマズ、チヌをルアーで狙うだけなので、ブッチャケちゃうとオフショアキャスティングとかバーチカルジギングとかエリアトラウトとかティップランとかサーフとか全然経験ありませんもん。
そんな自分が適正なアドバイス出来る訳が無いんですね。
なので自分も難しい課題とか未知な課題の場合はMETHODお取り扱いDEALERに聞いたりしますし。
そして重要な事としてBOREDのMETHODは釣具屋でも自転車でも無い油脂メーカーだと言う事。
これが根本で決して開き直っている訳じゃなく正直に分からないものは分からないと、適当な返答をしなくないと言う意味からの事なのでコレだけはご了承ください。
あくまでも参考として自分の使用テリトリー内でのオイル&グリス実用例はまた近日中に更新した上でアップしたいと思いますので少々お待ちを。

2023年3月13日月曜日

記事。

週明け月曜日の本日。
お蔭様でMETHODオイル&グリスの在庫補充生産も概ね終わり、BSLRオイルとHYDRAオイルだけは月末付近に改めて在庫補充生産を行う予定ですが、毎週月曜日は週末の定休日中に頂いたご注文分の発送を行ってから在庫状況を確認する日なんです。
で、今日の時点でMETHODお取り扱いDEALER各店からのご注文分をまとめていたところ、ホント有り難い事に既に新製品NEMEAオイルの在庫が残り少なくなっていまして、明らかに今月中には欠品となってしまう恐れが出て来ました。
なのでゼヒともお早目のご注文をお願いします。
で、そのNEMEAオイルについては散々このDARKSIDEBOREDBLOGで詳細説明をして来ましたが、ザックリ言うとフィッシングリールのヘビーウェイトやソルトウォーターに完全対応している中粘度オイルであって、特にワンウェイローラークラッチをはじめボディ内ベアリングをターゲットにしたオイルと言う事です。
そのターゲットと言うのはツルツルスベスベと潤滑性を重視しているものでは無く、油膜の耐久性を重視している事で摩擦による金属の摩耗を防ぎ同時に水分を排水する働きを見せる防錆性を兼ね備えています。
これによりオフショアのジギングやキャスティング、それにビッグベイトやジャイアントベイトなど、所謂レギュラーウェイトよりも更に過酷な状況での使用を想定しているんですが、先日自分の手持リールの中で最も古いABUの4601Cに使用してみたんです。
元々ワンウェローラークラッチにはCHIMERAオイルを使用していましたが、ハンドル回転時などに発生する音がウルサイんですね。
この場合はあくまでも不具合からの異音と言う事では無くて、メカニカルノイズと言うかABUが元から有している音の事です。
これにはワンウェイローラークラッチの巻感も関係していて、更にはボディ各所に使われているベアリングも当然関係しています。
そこで、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリスをメインにTHETAグリスを少量追加使用し、プラギアにはTHETAグリス、でワンウェイローラークラッチはNEMEAオイルと言う内容で組み直してみたんです。
すると明らかに巻きのフィーリングが向上しまして、これは恐らくド素人のオバちゃんでも分かる位にシットリ感が増えてスムーズに。
やはりパーツ点数が少ないABUに代表される旧式リールにこそオイルやグリスの使い別けが必要だと改めて確信しました。
実際にスプールのベアリングにオイルをちょっと差してオシマイと言うユーザーも多いとは思いますが、メインギアとワンウェイローラークラッチこそシッカリとしたオイルやグリスをセレクトして欲しいんですね。
回っていればOKレベルの話であれば別にどーでも良いんですが、自分が好きで気に入って使っている道具な訳ですから、その栄養分であるオイルとグリスに拘らなくてどーすんの?と言う事。
それに皆オイルについては凄く適当な誤解も多くて、未だに低粘度なオイルをチョロっと差しておけば良いんでしょ?となりがちなんですが、自分が求めるフィーリングが得られるんだから中粘度や高粘度も併せて使わないと勿体無くないですか?
この今使っているフィーリングをなるべく長く維持させたい、となった場合には耐久性のあるオイルやグリスを選ぶべきであって、それは単に粘度だけの話では無くMETHODで設定しているターゲットが耐久性重視の物をセレクトすると言う事。
これは特にバスのトップウォーターアングラーなんかにはキチンと知って試して欲しいと思うんです。
どうやったって最新のベイトリールには飛距離もブレーキも巻感も敵わないのは100も承知なはずで、ならばせめてオイルやグリスを入れ替える事で気に入った状態を少しでも長く維持させましょうよと。
最近ではサードパーティーメーカーから各種パーツも出て来ているので、それらを組み合わせカスタムするのも良いですし、逆にオリジナルに拘るのであれば尚更の事でしょう。
あ、最初は調子悪かったけど使っている内に良くなって来た、これ一番ダメな兆候ですからね。
そんな旧式リールユーザーの貴方には先ずNEMEAオイルとBALBOAオイルとSIGMAグリスをお勧めします。

2023年3月11日土曜日

記事。

再度言っておきますとシマノユーザーだからと某様信者では無く、釣行後のリールクリーニングについて説明したいと思います。
基本的にリールを作っているリールメーカーが謳っている方法こそが最善であるべきではあるんですが、どうしてもメーカーの将来的な利害が絡んでしまう事?もあるのか、また故障や破損と言うキーワードを避けたいからこそ触れない事?もあるのか、なので自分も含めリールメンテナンスに携わる側の意見をまとめてみました。
ベイトリールの場合。
先ず淡水においての理想は釣行毎、無理なら月に一度、それでも無理なら季節の変わり目に。
リール全体を水道やシャワーで軽く洗い流し、その後サイドカップ、スプール、メカニカルキャップを取り外し、とにかくあらゆる方向から良く振って水気を取る。
上記のパーツをウエスやペーパータオルの上で半日~一日自然乾燥させ、ウォームシャフト、レベルワインダー、スプールベアリング、スプールシャフト、クラッチを綿棒やウエスを使って目視出来る範囲で掃除する。
乾燥後にスプールベアリング、スプールシャフト、ウォームシャフト、クラッチなど分解せずに注油が可能な回転部や摩擦部へ適量を注油して、はみ出した余分な油分は拭き取る。
元通りに組み直しハンドルを軽く回して終了。
次に海水や汽水においての理想は釣行毎、無理なら数回に一度、それでも無理なら月に一度。
リール全体をリールがギリ浸かる位の量の真水に浸しハンドルを10回転~20回転ほど回して塩分を抜き、最後にリール全体を水道やシャワーで軽く洗い流す。
その後サイドカップ、スプール、メカニカルキャップを取り外し、とにかくあらゆる方向から良く振って水気を取る。
上記のパーツをウエスやペーパータオルの上で半日~一日自然乾燥させ、ウォームシャフト、レベルワインダー、スプールベアリング、スプールシャフト、クラッチを綿棒やウエスを使って目視出来る範囲で掃除し、隠れた水滴などもシッカリ掃除する。
乾燥後にスプールベアリング、スプールシャフト、ウォームシャフト、クラッチなど分解せずに注油が可能な回転部や摩擦部へ適量を注油して、はみ出した余分な油分は拭き取る。
元通りに組み直しハンドルを良く回して終了。
スピニングリールの場合。
先ず淡水においての理想は釣行毎、無理なら月に一度、それでも無理なら季節の変わり目に。
ドラグノブを締めてからハンドルを回さない様に気を付てリール全体を水道やシャワーで軽く洗い流し、その後ドラグノブ、スプールを取り外し、とにかくあらゆる方向から良く振って水気を取る。
上記のパーツをウエスやペーパータオルの上で半日~一日自然乾燥させ、スプールの内側、スプールの溝、ラインローラー、ベイルアーム根元を綿棒やウエスを使って目視出来る範囲で掃除する。
乾燥後に必要であればドラグワッシャー、メインシャフト、ラインローラー、ベイルアーム根元など分解せずに注油が可能な回転部や摩擦部へ適量を注油して、はみ出した余分な油分は拭き取る。
元通りに組み直しハンドルを軽く回して終了。
次に海水や汽水においての理想は釣行毎、無理なら数回に一度、それでも無理なら月に一度。
ドラグノブを締めてからハンドルを回さない様に気を付てリール全体を水道やシャワーで軽く洗い流し、その後ドラグノブ、スプールを取り外し、とにかくあらゆる方向から良く振って水気を取る。
上記のパーツをウエスやペーパータオルの上で半日~一日自然乾燥させ、スプールの内側、スプールの溝、ラインローラー、ベイルアーム根元を綿棒やウエスを使って目視出来る範囲で掃除すると共に隠れた水滴などもシッカリ掃除する。
乾燥後に必要であればドラグワッシャー、メインシャフト、ラインローラー、ベイルアーム根元など分解せずに注油が可能な回転部や摩擦部へ適量を注油して、はみ出した余分な油分は拭き取る。
元通りに組み直しハンドルを良く回して終了。
大事な点は純正でも社外でもBOREDのMETHODオイル&グリスでも、必ずクリーニング後に注油する際は元と同じ油脂を使う事。
特にスピニングの場合は構造上バーチカルな位置に重要パーツが配置されている事で上に注油した物は下へ流れます。
なのでメインシャフトなどへ適当なスプレーオイルなどを噴射してしまうと、ゴムシールやベアリングなどを通り越してボディ内部まで浸透する恐れが出て来ます。
そうなるとボディ内部のグリスなどに影響し異音や破損を起こす原因にも繋がりますので、必ず元と同じ油脂を少量のみ注油する様にしましょう。
同じくベイトリールの注意点として遠心ブレーキの場合において、ブレーキシューが当たるボディのサイドカップ内側には油脂を薄く塗ってから軽く拭き取る様にする事。
触るとギリ指紋が付く程度に薄くで大丈夫です。
この箇所に油脂がタップリついているとブレーキシューが滑ってしまい肝心のブレーキが効かなくなる可能性があり、古い機種などにおいて水が入り込んでブレーキが一瞬で効かなくなるのと同じ理屈ですね。
これらのクリーニングは釣行後に毎回行えるのがベストです。
あくまでもタックルの延命と言う意味ではハイエンドモデルだから大丈夫と言う事は無く、ハイエンドモデルでもエントリーモデルでも同様に錆は発生しますし塩や塵は固着します。
自分は釣行後に毎回必ず上記のリールはもちろん、ロッドのガイドとグリップ、ルアーの場合は30度~40度弱のお湯に浸けて塩抜きする様にしています。
それでも経年によりギアもベアリングも摩耗しますからね。
また、上記のクリーニングに際し使用する用品としてオイルやグリスはもちろんですが、マイクロファイバーウエス、パーツクリーナー、ピンセット、綿棒、爪楊枝などを常備しておければ万全です。
日頃のケアは重要です。
道具は大切に。

2023年3月10日金曜日

記事。

BOREDのMETHOD新製品NEMEAオイルを発売するに当り、昨年の試作段階からサンプルテストを手伝って頂いたBOREDのMETHOD製品ヘビーユーザーのTwitterフォロワー@lineslackerfamと@necosannzirushiのお2人。
昨日DARKSIDEBOREDBLOGへアップしました@necosannzirushiのサンプルテスト報告に続き、本日は@lineslackerfamの報告をまとめてみました。
重複しますが昨年のNEMEAオイル試作段階からサンプルテストを手伝って頂いたBOREDのMETHOD製品ヘビーユーザーの@lineslackerfamと@necosannzirushii共にリールメンテナンス業も行いながら、ルアーフィッシング全般に精通しているのは当然ながら、メンテナンスにおいては新旧製品、アタリハズレ個体、劣悪水没個体など、数多くのあらゆるリールを見て来ている人達です。
本日は東京湾奥で主にビッグベイトやジャイアントベイトでのシーバスをメインとしている@lineslackerfamの報告をご紹介します。
今回NEMEAオイルのサンプルテストを@lineslackerfamへお願いしていた最大の理由は、やはりビッグベイトやジャイアントベイトを海水環境のみで実用した場合の状態確認。
サンプルテストはシマノの22カルカッタコンクエスト 200XG、21スコーピオンMD、21タトゥーラ400、ABUのレボビーストなどでも使用しています。
その中から抜粋した画像はシマノの21スコーピオンMDのワンウェイローラークラッチです。
今やビッグベイトやジャイアントベイトをメインとする多くのユーザーに使用されている21スコーピオンMDですが、現行モデルと言う事に加えラインキャパも十分な300番サイズです。早速画像の21スコーピオンMDについて、基本的にはショアでもボートでも同様にサンプルテストして頂きましたが、ビッグベイトやジャイアントベイトのみでの使用後にぬるま湯でのシャワーとドブ浸け後から2週間ほど放置していた状態です。
画像からも油膜が残っている事は確認出来ますが、白っぽく映っているのは一旦乳化したNEMEAオイルです。
この状態から30分ほど室内で放置すると乳化が消えて完全な油膜だけが残ります。
同じルアー条件でレボビーストでも80時間ほどサンプルテストを行ったワンウェイローラークラッチも以前画像のみアップしていますが、結果は同様としてNEMEAオイルの特徴でもある水分を押し出す様に排除する耐水防錆効果が働いている事が分かります。
また、後々ご紹介しますがNEMEAオイルを塗布した周辺には水分のみが残っている状態が多数確認出来ています。
通常であれば海水につき確実に錆が発生するであろう想定であっても、NEMEAオイルの油膜が残っている場合においては周辺が排除された水分で濡れていたとしても肝心なパーツには錆が発生していません。
また、この画像からも分かる様に片持ちベアリングの場合はワンウェイローラークラッチの摩耗も偏ってしまい、新品時から使用する事で1/100mm程度は普通に摩耗を起こすとの事です。
この様な状態の摩耗したインナーチューブや過去に錆の出たインナーチューブも回転のフィーリングが劇的に向上したとの事でした。
レスポンスの良いCHIMERAオイルとの差別化と言う意味でも、シルキーな巻き感を得られるNEMEAオイルはフィーリングとして実感出来る粘度となっている事は併せて22カルカッタコンクエスト 200XGでも確認頂いています。
現在のルアーフィッシングにおいて最も過酷な使い方の一つとなる海水使用でのビッグベイトやジャイアントベイトのセッティングやベイトリールはもちろんスピニングリールにおいても、また遊漁船のメンテナンスをはじめ多くの実績を誇るTwitterフォロワー@lineslackerfamまでご依頼をお願いします。

2023年3月9日木曜日

記事。

公私共に同時進行事が多くて中々レポートをまとめる事が出来ませんでしたが、BOREDのMETHOD新製品NEMEAオイルを発売するに当り、昨年の試作段階からサンプルテストを手伝って頂いたBOREDのMETHOD製品ヘビーユーザーのTwitterフォロワー@necosannzirushiと@lineslackerfamのお2人。
@necosannzirushiと@lineslackerfam共にリールメンテナンス業も行いながら、ルアーフィッシング全般に精通しているのは当然ながら、メンテナンスにおいては新旧製品、アタリハズレ個体、劣悪水没個体など、数多くのあらゆるリールを見て来ている人達です。
今回は関西方面や山陰方面でバスやシーバスをメインとしている@necosannzirushiの報告からご紹介します。
先ずNEMEAオイルのサンプルテストを@necosannzirushiにお願いしていた中で特に興味深かった報告は、やはり旧式の片持ちモデルと呼ばれる90年代のリールにおいて実用した状態確認。
サンプルテストはシマノの94スコーピオンクイックファイヤー、09アルデバラン、21スコーピオンMD、17トランクス400、ABUの1600や4600などでも使用しています。
その中から抜粋した画像はシマノの94スコーピオンクイックファイヤーのワンウェイローラークラッチです。
この個体は中古で入手した物ですが、入手した時点で既に時々ハンドルの逆転現象が発生している個体と言う事で、ワンウェイローラークラッチのインナーチューブとニードルベアリング共にある程度の摩耗が起きている事は年式からしても想像出来ます。
またこの年代のワンウェイローラークラッチは使用されているニードルベアリングの数が少なく、これはABUの旧式などでも同様の仕様となり、また前後?左右?にベアリングが配置されている最新リールとは異なり片持ちベアリング仕様になっています。
こちらを一度オーバーホールした上で問題のあったワンウェイローラークラッチ、ボディ内ベアリング、ハンドルノブベアリングにNEMEAオイル最終試作の中でも製品版に近い粘度の物を注油。
その後、海水と汽水での使用で60時間程と真水冷水にドブ浸け12時間を行った時点でのチェックですが、ハンドルの逆転現象が出易いルアーのペンシルを使用してもハンドルの逆転現象は起きず、ワザとハンドルの逆転現象を誘発する様にワンウェイローラークラッチに大量のNEMEAオイル最終試作を注油しても同様に異常も問題も一切無しとの報告でした。
但し、真冬の極寒期深夜において一度ハンドルの逆転現象が見られたとの事でしたが、室内に移動して再確認すると全く異常が見られず、これは摩耗の激しいインナーチューブやニードルベアリングの場合において、低温状況による金属の縮小現象が起こり一時的にインナーチューブの外径に変化が見られた事からと推測します。
また、未だにユーザーの多い09アルデバランにおいては海水と汽水での使用で80時間程と真水冷水にドブ浸け12時間を2度行い、その間は一切注油を行っていないにも関わらず異常も問題も一切無しとの事でした。
これらの事からメーカーのパーツ供給が終了してしまっている80年代~90年代の国内リール、未だユーザーも多く製品としての完成形を確立した00年代の国内リール、またABUに代表される1500、2500、3500、4600、5500などの海外リールにおいてもNEMEAオイルはワンウェイローラークラッチやボディ内ベアリングにおいて非常に有効だと言う事が分かりました。
恐らくリールの中でも一番シビアな油脂選択が必要となるワンウェイローラークラッチ、世間では誤った使用で改善されないケースも多発していますので、現行モデルをはじめ旧式モデルについても、また遊漁船やメーカーテスターなどでも多くの実績を誇るTwitterフォロワー@necosannzirushiまでご依頼頂ければと思います。

2023年3月8日水曜日

記事。

昨日に引き続きBORED STOREの製品画像にプラスしてアイコンの説明もアップしてあります。
このアイコン表記はあくまでもBOREDがメーカーとして推奨する基本的な使い方においてと言う事でありまして、なのでアイコン表示が絶対条件だと言う訳ではありませんので念の為。
例えば「淡水」としてアイコン表示してあるBALBOAオイルは製品ページのテキスト中にも記載している様に、汽水で使用するには恐らく問題ないはずで、サンプルテストでは海水においての使用にも十分耐える事が出来るスペックです。
でもそこはメーカーとして過剰または例外として多くの条件を書いてしまうと誤解を招く事にもなり、またそれをテキストで説明すると膨大な文章にしなきゃならないので折角アイコン表示した意味すら無くなってしまいます。
加えて「潤滑」と「耐久」のアイコンも同じで、耐久は例えば防錆性とか減摩性とか使用対象物を守る効果が強く出ているオイルだと言う意味で、潤滑は滑るとか回るとかに優れた作用をすると言う意味で、いずれもオイルなので潤滑性も耐久性も共存しているのは当然なのですが、それぞれの得意分野を分かり易く示していると言えば正解かもしれません。
なのでどちらかに不足していると言う訳では無く、あくまでも最大目的として得意分野を強く表すと、と言う意味になりますので再度お間違い無い様に。
と言う事は本家のBORED BLOGでもオフィシャルとしてアナウンスしていますので。
なのでアゲアシみたいな質問とか問い合わせはご遠慮くださいね、って言うか製品ページのテキストなどを良く読んで貰えれば分かると思いますので。
ちなみにMETHODグリスについては海水も淡水も完全に共用出来る設計につき敢えてアイコン表示はしていません。
それにグリスの粘度も正確には265とか310みたいに表示出来るんですが、ブッチャケるとグリスは温度変化に顕著な事から割と室温や気温ですぐに粘度変化を起こす素材です。
つまり詳細な粘度表示は余り大きな意味を持たず、だからこそ大手メーカーも含め一般的には「ちょう度」と言うザックリと大まかな粘度で表示している訳です。
グリスの正確な粘度表示は今後も行う事はありませんのでご了承くださいませ。
さぁ、今週末から来週末はまたしても愛息の卒業に際しての呑み会とか食事会とか諸々がスタンバっていまして。
今日も頑張って在庫補充を進めてありますので、引き続きBORED STOREよりご注文をお待ちしていますね。
最大の試練であった受験も終わったし久しぶりにスニーカーでも買おうかと思ったのに。
あ、なんだ金が無いや。
ご注文お待ちしています。

2023年3月7日火曜日

案内。

お疲れ日本。いや~ちょっと3月に入ってからは公私共に怒涛の忙しさでしてね。
先ずは愛息の高校入学に際し、2日までに入学金をステラ4台分支払いまして、で今月中には更に授業料と教材費と年間の諸々代をステラ8台分支払うんです。
けどその前に先日は学校説明会にて制服代と体育着代などを購入しましてね、これがちょうどステラ1台分。
実売か定価かはナイショですが、いずれにしてもザっとステラ13台分を支払う事になるんですね。
しかも入学してからは更に部活の諸々代とか定期代でしょ?
やってらんねぇな。
今となってはコイツの為に生きているんで仕方ない事なんですが、取り敢えず親戚共に連絡しまくって入学祝を集金してやろうと。
さて、そんなプライベート事をやりながらも同時にNEMEAオイルの発売に際しての発送と、同時に3月に入ったと言う事でMETHODオイル&グリスの在庫補充生産も開始しているんですね。
そりゃ普通に考えても忙しいでしょ?
先ずは売るもん作らなきゃならないので今週は在庫補充生産を集中して行いますが、これまた同時に行っていたBORED STOREの製品ページ更新。
そうMETHODオイルの製品画像と製品説明のテキストを少しでも分かり易くと言う事で改訂しました。
METHODグリスの方はまぁ別に良いかなって思ってますが、製品画像にアイコンとロゴだけは差し込んでみました。
と言う事でこれにて一旦はMETHOD製品のバリエーション全コンプリートと言う事になりまして、追々既存製品のアップグレードやマイナーチェンジは行う予定ですが、今のところは一旦落ち着かせてくださいね。
で、初回生産分が予想以上に早いペースで完売となっていました新製品NEMEAオイルも、先ほどBORED STOREの在庫を更新してあります。
実際の発送は明日から順次となりますが、これを書き終えた後でラベル貼り作業だけ行ってしまわないと。
それに自分のお20カルカッタコンクエストDC 201HGもバラしてNEMEAオイルを入れないといけないし。
17スコーピオンDC 101HGにはNEMEAオイルを一足先に入れて最終チェックに使いましたが、カルコンは未だ最終試作オイルのまんまだったのでね。
もう最近はリールをバラすのもメンドクセェ状態でして、まぁでもこればかりは業務に直結するだけに自分でやらないとね。
そんな訳でちょっと製品画像の解像度が悪くてミスりましたが、またその内ビューリーな画像に差し替えますので。
さて、いよいよ春めいた日が多くなって来ました。
花粉とは無縁の自分ですけど仮に禁煙とかした日には一瞬で花粉症になったりするんですよね。
禁煙は死んでもしませんが。
いや、そーじゃなくて、スポーニングシーズンとかバチシーズンとかノッコミシーズンとか、水の中も春めいてエロくなって来たと言う事でのシーズンインです。
なので事前のメンテナンスと定期的なクリーニングを忘れずに。
そしてBORED STOREでの爆買もお待ちしています。

2023年3月6日月曜日

記事。

お蔭様で初回生産分が本日完売となりましたBOREDのMETHOD新製品NEMEAオイルですが、ちょうどMETHODオイル&グリスの在庫補充生産月となる奇数月につき、本日よりこの3月分の在庫補充生産を開始しています。
取り急ぎ明日の7日付けでMETHODグリス製品全ての在庫補充が完了する見込みとなり、明後日の8日にはNEMEAオイルの在庫補充が完了する見込みです。
以後は順次その他METHODオイル製品の在庫補充を行いますが、BSLRオイルとHYDRAオイルのみ3月下旬の在庫補充となってしまいますのでご了承ください。
早速「届いたよ」とか「使ってみたよ」的な投稿をSNSなどでも見受けますが、このNEMEAオイルは粘度も性能も用途も正にMETHODオイルラインナップに欠けていたポジションでもあり、またワンウェイローラークラッチ推奨としては兄弟製品のCHIMERAオイルと差別化もし易い粘度となった事で、NEMEAオイルはザックリ言うと200番~400番のベイトリール全般、5000番以上のスピニングリール全般、海水使用する場合の3点に絞って使用して貰えれば間違い無いと思います。
但し、もちろん推奨はあくまでも推奨として、例えば100番のベイトリールに適していない訳ではありませんので誤解の無い様に。
また、METHODオイルにおいてボディ内ベアリングの定番と言えばBSLRオイルなど高粘度な物が多く使用されていますが、例えば淡水使用の50番~100番ベイトリールでNEMEAオイルを使用するのもアリかと思います。
スプールベアリングにはちょっと粘度が高すぎるかもしれませんが。
そしてサイクルユーザーからのご注文も結構頂いていまして、やはりシクロクロスやクロカンなどのハブベアリングでは軽く回り過ぎる事も無く、かと言って純正グリスよりは明らかに軽いフィーリングは初速の漕ぎ出しには最適かもしれません。
と言う事でこのNEMEAオイルも当然オーバースペックな数値で設計してありますので、上記の例を参考にゼヒ明後日の再入荷よりご注文をお待ちしています。

2023年3月2日木曜日

記事。

ようやく発送作業も一段落したと言う事で、改めて今回のMETHOD新製品NEMEAオイルが発売されるまでのサンプルテストにご協力を頂きましたフォロワーのレポートを来週中にご紹介します。
SIGMAグリスの時と同様に今回もTwitterフォロワーでリールメンテナンスを行っている@lineslackerfamと@necosannzirushiの猛者お2人にサンプルテストをお願いしたのですが、彼らは日常リールメンテナンス業を行っていると言う事と、ビッグベイトやジャイアントベイト使いだったり、遊漁船の船長が酷使しているリールもメンテナンスしていたり、メーカーテスターなどのリールもメンテナンスしていたり、90年代の古い機種をメインに使っていたり、極寒でも雨天でも釣行してくれたり、等々。
要するに自分が行うサンプルテスト環境とは異なる様々な過酷条件でサンプルテストを行えると言う事。
更にそのサンプルテストの状態や結果を直ぐに自身で確認出来るスキルを持ち合わせていると言う事。
そしてなにより彼等はあくまでもBOREDのMETHODコアユーザーであり、お取り引き契約しているDEALERショップやサポートアングラーでは無い事から変な気遣いや忖度をする必要が無くストレートに結果をブツケテ来てくれる立場にあると言う事。
ダメならダメって気を遣う必要無く言える人達。
こんなサンプルテスターは他に居ませんし、これはホント恵まれているなって思います。
しかもサンプルテスト中のデイで90アップのシーバスまで釣っちゃうとかね。
そんな訳で@lineslackerfamと@necosannzirushiが行ってくれたサンプルテストが不足&不満なはずも無く、しかも一応自分自身でも毎週末1日~3日の時間を使ってサンプルテストを行って来た事も合わせると、今回の新製品NEMEAオイルやSIGMAグリスはホントにタフなシーンで使える製品だと分かって頂けるかと思います。
ちょっと連日の激務が重なり思考回路がショート気味なので、その他作業が一段落する来週にはレポートをまとめてアップしますので。
ゼヒ楽しみ?にしていてください。
あ、只今NEMEAオイルの在庫補充生産を行っていますので引き続きゼヒ。

2023年3月1日水曜日

記事。

結局のところ愛息は私立高校へ行く事になりましたよ、な本日。
なんだよなぁ、まぁ基準はサッカーらしいから不純な動機じゃなくて良いんだけど。
さて、相変わらず殆ど寝て無いんじゃねぇか?と言う睡眠時間を2日も続けている事で肌までカサカサして来た50代。
そんな本日も引き続きMETHOD新製品NEMEAオイルの発送やMETHODお取り扱いDEALERからのご注文をまとめているんですが、今回NEMEAオイルが発売となった事で今後の展開をザックリとお知らせします。
先ず、現在METHODのオイルラインナップは全7種類とグリスラインナップは全5種類となりますが、ブッチャケこれ以上のラインナップに必要性を感じていません。
しかもMETHODのオイルもグリスも混合カスタムする事が出来ますからね。
なので今後よっぽどの事が無い限りラインナップを増やす予定は無く、むしろ年を重ねる度にアナウンスされて来る新しい業務用添加剤などを積極的に取り入れてアップグレードやモデルチェンジを行う事を最善としています。
まだ具体的な予定は経っていませんが、恐らく次回の在庫補充生産となる5月?辺りからCHIMERAオイルで使用している摩擦調整剤をNEMEAオイルと同一にマイナーチェンジする予定です。
もちろん用途も性能も一切変わらず粘度も殆ど変わりませんが、これを同一とする事で生産コストを下げると共に、減摩性も僅かに向上させる事が出来ると言う一石二鳥な理由がありまして。
また、METHODオリジナルの耐水防錆添加剤も積極的に取り入れて行く事として、既にLIGHT DUTYオイルとTHICK HEAVYオイルにも添加した場合のサンプルテストを行っています。
それに以前にも書きました様にトンデモナイ材料価格高騰とか第三次世界大戦とか、そんな事でも起きない限りMETHODオイルは今後値上する事はありませんと断言したんですが、それには上記の様に今迄個別で使用して来た各種添加剤を共用出来る場合は共用して行こうと思っていまして。
早速昨年からNEMEAオイルのサンプルテストと併せ色々と模索を始めています。
実際には海水対応のラインナップへ移行して行く事で、当然ながら淡水でも使用する事が出来るもんで、それなら大は小を兼ねる?海水は淡水を兼ねる!と言うベクトルとした方が正解だろうと。
なので例えばBALBOAオイルやCHIMERAオイルを海水で使用してはダメって事でも無いんですが、もっとハッキリと言い切れた方がユーザーは安心するもんですよね?
そーゆー事でシンプル化させて行った方がコチラ的にも楽っちゃ楽なので。
それらが全てコンプリート出来れば多くの材料を供用する事になり、コストも全然違って来るので値上する必要無いじゃんて。
誰だって良い物が安く手に入る方が良いに決まってますからね。
BOREDはちゃんと考えていますよ。

記事。

お蔭様で初回生産分のBORED STORE分在庫が即日欠品となりましたMETHODの新製品NEMEAオイル。
METHODお取り扱いDEALER分は未だ在庫があるんですが、一応これはキープしておかないとならないのでご勘弁を。
と言う事でBORED STOREよりご注文頂きました発送については28日中に発送が完了していますが、一部郵便局から発送する分につきましては本日の3月1日の発送とさせて頂きます。
そして、ちょうど月も明けた奇数月の3月と言う事で早速本日NEMEAオイルから在庫補充生産を開始する予定ですので夕方頃?にはBORED STOREの在庫を更新し、ご注文分については明日の2日からまた順次発送を開始させて頂きます。
で、画像のMETHODオイルアイコンについて。
って言うほど難しくないんですが、要するに製品画像を撮影した物にいずれかのアイコンを貼り付けまして、すぐに知りたい情報が分かる様にしてみたと言う訳なんです。
昨日の朝方にBORED STOREのMETHODオイル全製品テキストを改訂したのですが、なるべく短く簡単にとは思いながらも毎度の事ながら専門用語を羅列してしまう自分の脳ミソ。
でも製品画像内にこれら淡水専用、海水対応、VG実粘度、耐久性重視、潤滑性重視の5項目だけに絞ったアイコンがあれば、面倒臭い長々としたテキスト説明を熟読しなくても済みますよね。
いや、ちゃんと読んでください。
各製品ページの下部には※で諸々注意書きなんかもあるので絶対。
ま、でもユーザーフレンドリーにって事で。
多分明日2日か3日には製品画像の撮影も行えると思うんですが、とにかく先ずは在庫補充生産を優先させなきゃならないので後回しになってまして。
しかも敢えて一眼レフを押しのけて古いコンデジを引っ張り出しメイン機にすると言う謎もあり、その設定も再度行わなきゃならなくて。
もー忙しい、と言ってる今は朝5時前ですって。