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2024年8月31日土曜日

記事。

定休日の本日。
この土日は最後のサンプルテストを行う予定でしたが、台風の影響で東京のフィールドは全滅にて断念方向。
それになにより台風絡みの大雨の中をタックル持って歩き回ると世間的に余り印象がヨロシクないだろうし。
一応大人なもんで。
さて、昨日よりBORED STOREにて先行受注を開始しました9月11日発売のMETHODのUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリス。
この真夏の約二ヶ月間で21回釣行した結果、最終的なジャッジを経て週明け9月3日より量産を開始致します。
今回はまるっきりの新製品では無くアップグレードなので、作業においても材料においても既に準備が整っている事から短期間で量産を開始出来るのですが、ちなみに9月11日の発売日は決してあの「9.11」を狙った訳ではなくて、9月14日~16日まで三連休と言う事もあったので極力それまでにお届け出来る様にと逆算した結果の事。
さて、この画像のウォームシャフト。
これまでのサンプルテストでは主にメインギアとピニオンギアに塗布したUG SIGMAのチェックを主としてフィーリングをお伝えして来ましたが、その間も同時にずっとウォームシャフトに塗布されていたUG OMEGAの状態です。
油膜はバッチリ残っています。
これがアップグレードにより新たに追加されたMETHODオリジナル耐水防錆添加剤が持つ性能です。
以前にもNEMEAオイルやBSLUオイルの記事で散々書いて来ましたが、その既に十分過ぎる実績を自負する性能が今回のUG SIGMAでもUG OMEGAでも生かされています。
METHODオリジナル耐水防錆添加剤とは、水分が混入し一旦乳化を起こしても水分より先に油分のみが金属へ吸着する事で、残った水分のみが徐々に蒸発し油分のみが引き続き残り続け潤滑を行う、業界的に言う水置変換性を応用したMETHODオリジナルの特性です。
もちろんそれ以外にもウレア系グリスの代名詞とも言える耐水性や耐熱性と、アップグレードにより更に強化された強粘着による油膜の物理的吸着作用も見られ、画像からも十分な油膜が確認出来るかと思います。
このウォームシャフトへUG OMEGAを使用した目的は、特に近年ビッグベイトやジャイアントベイトのキャスティングで支持を得ているシマノの23カルカッタコンクエストMDなどをはじめ、同じく最近再び注目されているアブの丸型ベイトリールなど、レベルワインダー連動タイプの大型ベイトリールに対し強力な油膜保持が必要と感じたから。
自分がサンプルテストを行っているこの画像ではシマノの21スコーピオンMD 301を使用しているのでレベルワインダー連動ではありませんが、それでも猛暑の中で二ヶ月間ビッグベイト&ジャイアントベイトのみを使用して来たサンプルテストを経験した油膜状態としては十分に合格です。
もちろんサンプルテスト云々に関係なく一旦リセットせずに、今後も引き続き現状のまんま検証と試用は継続して行きます。
そんなUG SIGMAとUG OMEGAはシツコイ様ですが初回生産分に限り生産数が少なく、また今回だけはMETHODお取り扱いDEALERと同枠となります。
なのでこのハイシーズン前のメンテナンスでご使用の場合はお早目にご注文ください。

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