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2021年12月31日金曜日

記事。

クッソ寝たわ。
さて、今年最後のDARKSIDEBOREDBLOGはBOREDらしくメンテナンスで締めてみましょう。
と言う事で今年一番酷使した自分の20カルカッタコンクエストDC 201HGを完全分解洗浄の上でメンテナンスしてみました。
若干巻き感と言うか全体的なフィーリングを変えてみたくなったので、久しぶりに完全分解洗浄を行おうとボディを開けてみると画像のとおりまぁ全然キレイ。
取り敢えず全てのパーツを洗浄してみましたが、特に黒い樹脂パーツ全般には湾奥運河の汚れた海水が乾燥したアオコの様な汚れが多く見られましたが他のパーツには錆も一切無し。
樹脂パーツは黒いから目立たないんだけど拭くと分かります。
部分的に海水が飛散した様な点の塩も見られましたが、塩と言う程の物では無かったので簡単に洗浄出来たのは幸い。
しかもボディは完全にアセトンへ浸けて洗浄したので、まぁシーバス臭も消えた上にパッサパサに脱脂洗浄完了。
で、本題。
今回は敢えて巻き感を重めにしてみようといつものMETHODオイル&グリスだけでは無く、新製品のEMGオイルセットからHオイルの方を多用してボディ内全てのベアリングに使用してみましたが、このEMGオイルセットのHオイルはISO VG1000とTHICK HEAVYよりも更に高粘度な規格なので、当然ながら各所のフィーリングはネットリでノイズレスに。
そして既にHEDGEHOG STUDIOから入手していたAIR HDベアリングを敢えて新品へ交換し、CHIMERAオイルを注油してスプールベアリングは完全にリフレッシュ。
今回はメインギアとピニオンギアにはDELTAグリス、ウォームシャフトにはOMEGAグリス、ドラグにはDELTAグリス、ウォームシャフトベアリングにはLIGHT DUTYオイル、ウェンウェイクラッチにはCHIMERAオイル、その他アッセンブルの各関節などにもCHIMERAオイル。
といつもより粘度抵抗高めで仕上げてみましたが、特にグリスの塗布量は注意してメインギアとピニオンギア、そしてドラグワッシャーにはなるべく薄く、でもシッカリと歯のオスメス全体に塗布する様にしています。
結果、フィーリングはメーカー純正の新品購入時に近い感じをイメージ通りに狙えたんですが、スプールだけはツーランク上の回転って感じ。
これが自分の理想でもありまして。
この20カルカッタコンクエストDC 201HGは基本的に3号~5号のPEラインを使用して30g~120g辺りまでをシーバスメインで使用していますが、他のレギュラーウェイトよりも確実に負荷や抵抗を大きく受けて来たリールです。
CHIMERAオイルやOMEGAグリスの製品テストにも使用して来た事もあり、ワザと定期的なメンテナンスを怠ったり、大雨の後に何もケアしなかったり、逆に毎回開けてみたりなどリールにとってはヨロシクナイ使い方もして来ましたが、基本的にネジ類など分解と組立を繰り返す際にナメ気味になってしまったスモールパーツの交換のみを行い現在も絶好調をキープしています。
最近新しくスタメン入りしたDUELのBIG PEラインの5号を新たに巻き替えて、次回の年始初釣りに備えてみました。
と言う事でゼヒ皆さんも年末年始中は暴飲暴食ばっかとか姫始めばっかじゃなくて、メンテナンスやチューニングなどをシッカリと行ってまた来年からのハイシーズンに備えておきましょうね。
あ、来年も心の底からBOREDを宜しくお願いします!

2021年12月29日水曜日

特売。

先週からこのDARKSIDEBOREDBLOGやBORED BLOGをはじめ、SNSやメルマガなどでもアナウンスして来ましたとおり、今年は毎年恒例のBOREDオフィシャルセールを開催出来ませんでした。
その代わりに何かお買い得セットなどをご用意しますと約束していましたが、本日で年内最終営業日と言うタイミングでこのDARKSIDEBOREDBLOGにて「特売」を開催しちゃいます。
本日12月29日~1月5日までの期間限定&数量限定で下記の特売3パターンとスペシャルをご用意しました。

特売1:BORED FULL SET
METHODのBSLR、HYDRA、CHIMERA、LIGHT DUTY、THICK HEAVY、KRAKEN、GOLYAT、EMG、DELTA、ALPHA、THETA、OMEGAと、VITALのPRO SIZE WR、TAG TWILL CAPと、BOREDの新旧ステッカー多数を含めた合計15点セット定価合計35000円相当を30%以上OFFの税込送料込23000円で!
特売2:METHOD LUBRICNAT FULL SET
METHODのBSLR、HYDRA、CHIMERA、LIGHT DUTY、THICK HEAVY、KRAKEN、GOLYAT、EMG、DELTA、ALPHA、THETA、OMEGAの合計12点セット定価合計26550円を30%以上OFFの税込送料込18000円で!
特売3:VITAL PRO SIZE WR SET
VITALのPRO SIZE WRを3本セットにした定価合計10200円を30%以上OFFの税込送料込7000円で!
SP:VITAL PHASE
生産完了したVITALのPHASEハンドルノブ新品ストック分を20%以上OFFの送料税込5400円で!

購入をご希望の場合はBOREDオフィシャルメールアドレスのinfo.bored@gmail.comまで件名に「購入希望」と記載の上、本文に希望特売名、氏名、郵便番号、住所、電話番号を必ずご記入ください。
お支払いは銀行振込のみとなりますので上記へメールへの返信メールにて詳細をお伝えします。
お一人様何個でもご注文OKですが数に限りがありますので単純に早い者勝ちです。
但し、当然ながら年末年始に入ります為、発送については新年1月7日より一斉に行わせて頂きますのでご了承を。
と言う事で毎度お支払いは銀行振込のみとなりますが、上記発送手配の都合からお早目のお振込みにてお願い致します。
数量に達し完売となりました場合は特売名が打ち消し線してありますのでご確認を。
と言う事で早い者勝ちのDARLSIDEBOREDBLOG特売スタートします。

2021年12月28日火曜日

記事。

ようやく年内最終出荷が全て完了し、本日までのご注文分は全て発送を終えました。
ミスってなければ多分。
と言う事でいきなりですが、毎年カウントしているBORED製品の上位5位と、今年一年はまたシーバス釣が再燃した年でもあったので、個人的に使っていて最高と思われるスタメンアイテムをご紹介。
先ずは今年一年BOREDのMETHODで一番売れた製品の発表です。
これはBORED STOREからのご注文とBOREDのMETHODとVITALお取り扱いDEALER各店への出荷を合わせた合計数から割り出しています。

1位 METHOD/BSLRオイル
2位 METHOD/DELTAグリス
3位 VITAL/PRO SIZE WR
4位 METHOD/OMEGAグリス
5位 METHOD/GOLYATオイル

つー事で、結局毎年のことながらBSLRオイルがダントツなんですよね。
でも逆に割と新製品ながら4位に入ったOMEGAグリスも健闘していて、トータル的にみるとMETHODのオイル&グリスは「強め」な製品が上位を占めたと言う結果が見えますね。
そして今や安定のPRO SIZE WRも毎月数百本の生産を行っていて、特に6月~9月のハイシーズンはその倍の生産を行っていますが、これも完全に売り切ってしまいますんでロングセラーの意味は出荷量からも納得出来ると。
てか、逆にこの5製品だけ生産してればBOREDは成り立つのか?とも思ってしまいますが、そんな楽に商売出来れば言う事無しなんですが。
来年もヨロシクお願いしますね。
さて、長くなるから次。
これはまたフィッシング絡みになってしまいますが、今年スタメンが決定したフィッシングの周辺アイテムって事で、結構各社製品を色々と試して来た実用で判断しています。

1位 スナップ デコイ SN-14EXスナップ
2位 スピニングライン ゴーセン ROOTS8 PEライン
3位 スプリットリング フィールドハンター スプリットリング
4位 トレブルフック fimo ドラゴンシールドMH
5位 ベイトライン デュエル STRONG PE

先ずね、1位のデコイ SN-14EXスナップは余り世間で注目されていない様に感じるんですが自分的にはこれ一択です。
世間で最高強度を謡っているスナップは多々ありますが、先ずどうやってもこのSN-14EXスナップが最強。
壊れた事も折れた事も無いのは当然として稀にスナップを閉じていない状態でビッグベイトをキャストしても普通に使えちゃうと言う。
何でスナップを閉じていないのかは老眼だからだろうが。
つまり老眼でも安心。
太軸ステンレスでラインの結束部にもストレスが掛かり難く、左右均等にデザインされたバランスや、懸念されるスナップの開閉は女子でも楽勝なテンションです。
逆に太軸なのでフィネスとかライトリグだとウェイトやバランスとして使えないかもだけど。
そして、もうこのDARKSIDEBOREDBLOGやSNSでも沢山宣伝して来ましたが、スピニング用PEラインとして自分の場合は各種リールに合わせて0.6号~1.5号を使っている最強PEライン、これはもうゴーセンのROOTS 8になるでしょう。
とにかくコーティングの剥がれや毛羽立ちが少ない事が最大のウリで、これまでスタメンで使って来た世間の評価が高いヨツアミのアップグレードX8と比較しても全然コーティングが強い。
かと言ってガチガチじゃない事も癖が付き難い事も全てにおいて最高と言えるラインです。
だけど唯一の不満として3号~5号くらいまでラインナップしてくれたら最高だったんだけど、何故かスピニング向け?な太さしかラインナップされていないんです。
ゴーセンさんお願いしますね。
次に、同じく世間では最強を謡っている製品の多いスプリットリングなんですが、これも自分はフィールドハンターのスプリットリング一択です。
地味なんで敢えて3位ですが、気持ち的には同率1位ね。
スプリットリングの世界?で言えば強度を1~10で表すと7くらいって感じなので決して最強では無いんだけど、普通レベルよりは断然強度を感じる事が出来るし、とにかく他社と比較してリングに錆が出難い事は個人的に高得点。
某楕円系リングの信者も多いでしょうが、あれ実は根掛かりで一度伸びた事があって、それ以来もう何でもいいやって事でコイツをAmazonでポチッてみたら最高だったと言うオチ。
一応強度表記もルアーメーカー標準装備のリングや大手メーカー各社の標準リングと比較して1.5倍くらいはあるんで、やっぱり結構強いじゃんて事になる。
んで、やっぱりこれも悩みの多いトレブルフックなんですが、特にソルトで使用するMHクラスにはガマカツやカルティバなどの定番が多い中、fimoフックのコスパの良さはもうレベルが違いますね。
防錆の表面処理はガマカツ系の酸化被膜と同じ?様な、所謂「黒錆」を発生させて赤錆を抑える仕組みだと思うんだけど、自分の実績で言えばガマカツのSP-MHよりも強度は高く防錆性は同等。
刺さりも普通に良いんだけど最悪研げば改善される事なんで。
もちろんカルティバのST-46はソッコーで錆びるんで話にならない。
そして何よりも入数が多いくて安いと言う事。
確か生産は新鋭メーカーのBKKフックだったはずなので、そりゃ後発だもの良いはずですわ。
最後に、今度は未だ悩み中でもあるベイト用PEラインね。
これは特に好みもあるんで一概には言えないんだけど、自分は割とコーティングが強くてパキっとしたラインが好きで。
もちろん8本編みしか使いませんが、その中で3号以下と3号以上に別れる。
つまり3号以上で単色カラー展開しているPEラインが少ないって事なんです。
世間の評価が高いバリバスのアバニなんかも使ってみましたが、自分にはシナヤカ過ぎたところや、マーカーの青とか赤が直ぐに薄れて変な色になるってのが気にくわない。
ちなみにグレーも同じく。
なので仕方なく3号はヨツアミのアップグレードX8を使い、4号は最近発売されたヤマトヨのレジンシェラー8を使っていましたが、最大のウリと言われていたレジンシェラー8のコーティングが弱過ぎて更に割と直ぐに毛羽立つ。
これはホントに4号とか5号だと使えるPEラインが無いぞって時に、たまたまAmazonで見つけたデュエルのSTRONG PEを試してみたところ、レジンシェラー8よりコーティングは強いし安いと。
但し8本編みは5号以上って事で、4号以下は4本編みになってしまうと言う謎ラインナップ。
まぁ、ラインカラーもスカイブルーとダークグリーンの2色展開なので、バス用にはダークグリーンを使えたりして良いなって思います。
ちなみにバス用のヘビーカバーではエバーグリーンのBASS SEILを使っていますが、これも値段が高いんで次回からはこのSTRONG PEに変えてみようかと思っています。
個人的にそーゆー意味では最高なんだけど、STRONG PEってズバリ過ぎる製品名は何とか出来なかったのか?
日本語だと「強いPE」だぞ。
デュエルの会議を覗いてみたくなる。
と言う事です。
もうキーボード押し過ぎて指が痛いんで、今日はこの位にしておきましょう。
ま、こーゆー事もたまに配信してね、色々と参考になればと言う事で。
へば。

2021年12月27日月曜日

案内。

直前のご案内となりましたが年末年始のスケジュールをお知らせ致します。
今年は12月30日~1月4日までを年末年始休業日とさせて頂きます。
年内最終出荷日の12月28日は15時までのご注文分は即日出荷とさせて頂き、以降のご注文につきましては年始営業開始日の1月5日より通常営業とさせて頂きます。
尚、12月29日は経理作業及び大掃除につきメールでのお問い合わせなどには対応させて頂きます。

2021年
12月28日 年内最終出荷日(最終出荷15時まで)
12月29日 年内最終営業日(お問い合わせ対応)
12月30日 休業
12月31日 休業
2022年
1月1日 休業
1月2日 休業
1月3日 休業
1月4日 休業
1月5日 年始営業開始日(通常出荷開始)

2021年も残すところ僅かとなりましたが引き続き上記にて宜しくお願い致します。

記事。

今年も残すところ僅かとなりましたが、特にこのDARKSIDEBOREDBLOGを見ていたよってアングラー達にはお馴染みでしょう。
そう、コロナが始まってから今までメインとして来たバス釣からシーバス釣へシフトした訳なんですが、それはコロナ禍で県跨ぎの移動を自粛すると言う事から始まり、結局は自宅から電車で40分で着いてしまう東京湾奥の手軽さが魅力に感じて来たと言うところでもありまして。
もちろん完全にコロナが終息または治療薬が供給されたら以前の様に千葉の房総野池や茨城の水郷でのバス釣も平行して再開したいんですが、何せバスをキチンと釣りたいフィールドは遠いし前日からの準備は必須だったりして何かとタイミングが。
そこへ来ると仕事終わりに電車へ飛び乗って行ける東京湾奥は非常に手軽だし、そのお蔭でCHIMERAオイルやOMEGAグリスのテストを続ける事が出来て発売も実現した訳です。
この12月後半もコーティング剤をアップデートするかどうかで地味ながら毎回テストは行っているんですが、流石に年末と言う事で寒さと忙しさがネックとなり釣行頻度的に気合が入りません。
そんなタイミングで自分ごときが今年「良い思い」をしたルアーをざっと勝手にご紹介。
まぁバス釣ではプラグもソフトルアーも使用せずラバージグとフロッグとワイヤーベイトのみと言うコダワリでもう10年以上も通していますが、その反動かナゼかシーバス釣では逆にプラグしか使いませんと言うコダワリ。
でもやはりソフトルアーはどちらでも使いませんが。
縛りを設ける癖は相変わらず。
と言う事でテッテレー。

1位 ダイワ ガルバストロング120S ランカーだけでなく良い型の鱸をゲットした他社にはない唯一無二だから。
2位 エバーグリーン アマゾン160 初期モデルから持っていながら未だにバイト番長のみで終わる良い女的だから。
3位 タックルハウス K2F162T3 今季になって使い始めたにも関わらず常に確実にバイトに持ち込めるから。
4位 ガンクラフト ジョインテッドクロー178 敬遠していたジョイントビッグベイトの凄さを今更ながら教えてくれたから。
5位 ダイワ ガルバ87S とにかく自分史上一番シーバスを掛けて釣らせてくれたルアーでありタックルを選ばないから。
6位 エクリプス バロール90 大嫌いなバチパターンとマイクロパターンで唯一安定してバイトが得られるから。
7位 ダイワ ミニエント57 これも敬遠していたバイブレーションと言う事と確実にボトムも探れると言う事から。
8位 アイマ コモモSF125 とにかく河川でも港湾でもフィールド問わず表層下レンジで最強に強いルアーだから。
9位 メガバス X-80 もう自分好みのカラーを見つけたら買わずにはいられないドラッグ的な俺キラーだから。
10位 エバーグリーン ストリームデーモン160 うるせいルアーの代表として狙い通り大河川では実績もあったから。
番外編 メガバス カゲロウ155 こちらも大河川で未だ釣れた事が無いにも関わらずバイトだけは確実にあるから。

つー事でダイワとバス系メーカーが多いな。
やはりルーツはバス釣なだけに仕方のない事実なんでしょうね。
しかもカゲロウとストリームデーモンは1個しか並べていなかった。
ま、自分は基本只巻きが苦手と言うか引き抵抗の無いルアーが超苦手で、なのでバチ時期でもバチルアーは基本使わないと言うか有名バチルアーなんて持っていないくらい。
そんな中でもシーバスで初めて使ったシンペンの強さ?トップやミノーの様にアピールしていない様で実は結構アピールしていると言う衝撃にヤラれ、まさかのガルバは2モデルもランクイン。
ちなみにガルバスリム110も好きなんですが、73だっけ?76だっけ?小さい奴は持っていない。
まぁつまり自分の中ではガルバ系は絶対に必要と言う事であり、どこでも買えると言う強みは昨今のブームの中にあって有り難い存在。
そんな業務に全く関係の無いランキングでしたが、業務的に今年一番売れた製品は只今集計中につき後日の参考になる様にまた。

案内。

先日はBASEの15%OFFクリスマスクーポンに予想を越える多数のご注文を頂きありがとうございました。
ご注文に関しましては既に順次発送を開始しておりますが、レターパックライトでの発送におきまして通常よりも配達までに若干の遅延が生じております。
実際にBOREDのある世田谷区からポスト投函したレターパックが、同じ23区内へ届くまで3日程のお時間を要した場合も確認出来ていますので、大変お手数をおかけしますが年末の郵便事情につき若干の遅延につきましてはご了承ください。
尚、追跡が必要な場合はお手数をおかけしますが個別にてお問い合わせをお願い致します。

2021年12月25日土曜日

記事。

えーっと今日は土曜日なんで我が家のクリスマスでもあり定休日なんですが、BASEの15%OFFクリスマスクーポンの最終期限なので自宅でパソコン仕事だけはやってます。
と言う事で本日の23時59分までは何度でもクーポンが使えるんで最後の最後にゼヒ。
でも申し訳ないのですが、BORED STOREを見れば分かるとおり、既に在庫が僅少であったり欠品していたりするんです。
そこで先週から少しでも在庫を追加補充出来る様に準備を進めてはいたんですが、やはり単にオイルだけの問題じゃなくて、容器とかラベルとか充填作業とか付随する作業も含めと言う事で、余り多くの追加補充を行う事が出来ませんでした。
しかもブッチャケちゃいますと、BOREDの在庫を完全に売り切ってしまったら、新年から売る物が無くなっちゃうんですね。
なので実は新年から販売する分は多少ストックしてあるんですが、そのストック分も全部が直ぐに売れる状態じゃなくて。
例えば充填は済んでいるけどラベルが貼られていないとか、中身のオイルはあるけど充填するには容器が足りないとか。
オイルの容器ってワンロット450個入りなんですが、そう、ご想像のとおり1個2個の為に450個を仕入れる事は効率が悪く、ある程度まとめて作業出来る環境になってから仕入れると。
今回も正にそんな状態でして。
なので一応少しはBORED STOREの在庫を更新したんですが、余りタップリ用意出来なくてゴメンナサイ。
でも今年は年末恒例のBORED STOREオフィシャルセールも行えなかったと言う事情(過去記事参照)もありましたので、どこかのタイミングで何かしら数量限定超特価アイテムは予定しています。
今回はホント新年から一体何を売れば良いんだ?と言う程に在庫が僅少過ぎて、1月は取り敢えずMETHODグリスの在庫補充から先に進めてしまわないとヤバい。
まぁ、そんなこんなでメリークリスマス。
疲れがピークだけどチョロっと湾奥へ行って来ますw

2021年12月24日金曜日

記事。

メリクリです!
まぁね、自分的にはそんなもんどーでもいーんすけど、一応父親なんで我が家はイヴでは無く明日25日にクリスマスをやります。
今年は愛息からのリクエストが変?だったんで早めにプレゼントを手配しておきました。
だって「すっぱむーちょ箱買い」と「ナイキのちゃんとした手袋」だって言うから。
何それ。
でも実際は先週かな?普段用と部活用のパンツを2本とジャケットを2枚とTシャツを3枚と通学用バッグパックを買わされていたんで、本来ならコレがプレゼントで良いんじゃないの?って。
そんな事もあって本人も欲しい物が無いんだとは思いますが。
と、言う事でもう明日25日でBASEの15%OFFクーポンも終了ですよ。
ってもBORED STOREの在庫が超少なくて申し訳ないんですが、少しだけ在庫を補充しておきましたのでゼヒ。
さて、クリスマスワードが出て来ると今年も残り僅かを実感する様になりますが、やはり今年も大変多くのご利用を頂きまして感謝感激でございます。
特にこの12月だけで新規のお客さんが100名以上増えたと言う有り難さには驚き。
BOREDも極少ガレージメーカーではありますが一応真っ当なメーカー業ではありますんで、プロモーションには力を入れて行かなければなって常日頃から感じています。
但し、誤解の無い様に明言しておくと「売れてるメーカーが最良では無い」または「取り扱い店が多いメーカーが最良では無い」と常々思っているんで宣伝だけで中身が無ければ意味は無し。
だってBOREDは敢えて大手ECサイト直々の出店依頼や販売代理店での取り扱い依頼や大手全国チェーン店からの取り扱い依頼を全部お断りして来た訳で、つまり皆に存在を知って欲しいけど安易に誰もが目にするポジションへ製品をバラ撒きたくないって事なんです。
つまりポリシーですね。
なので実際に現在BOREDのお取り扱いDEALER各店においてもBOREDから営業を仕掛けて取り扱いをお願いしたショップって確か数店だけ。
それ以外は基本的にお取り扱いDEALER各店から「取り扱いたい」と依頼があった場合のみ対応していますが、当然ながらベクトルが合わなければお断りする場合もあります。
もちろん人的要因もあるんですが、営業を仕掛けて外回りするなんて時間も無く、特にBORED主力のMETHODオイル&グリスについてはキチンと製品や成分の説明も兼ねた上で実用後に決めて頂きたいと。
サイクルメカニック時代から完全なオリジナル製品として展開している以上、製品には自信も信頼もあるのは当然として、それ以外の油脂類に関する情報は現在も入手し続けていると言う事も変わりありません。
なので現在のMETHODオイル&グリスの様に不定期でアップグレードやモデルチェンジを実施する事になるんです。
BOREDは2003年に立ち上げたので2022年には19年目に突入します。
19年よ?
19年も常にオイルやグリスの事を考えて、実際に自ら設計してサンプルを作りテスト出来る環境。
通常は他の油脂業者へ依頼してサンプル製作を経て製品化するOEMが99%でしょう。
多分。
恐らく国内では自社でオイルやグリスの設計から行っているBOREDと同規模?同時期?のメーカーって某I○Sさん位じゃないですかね?裏は確認しようがないので推測ですけど。
もちろんBOREDも当初は国内の中規模油脂メーカーへ依頼して別注生産と言う形をとっていましたが、現在は材料のみ業者を通じて仕入れ、生産は設備を持った提携油脂業者でBORED用としてラインを動かしているんです。
まぁこの提携業者も極少なんで持ちつ持たれつな関係として完全なる企業秘密。
なので製品には自信もあるし内容や性能はいつでもコントロール出来る環境だと。
こんなに手間をかけても実際には大手全国チェーン店や問屋って言うか販売代理店を通じた方がモノは拡散するんですね。
でもソレだとそこから仕入れた各店舗にキチンと良さも悪さも説明出来ないじゃないですか?
これってガレージメーカーとしては致命的です。
基本は大手の隙間狙いだから。
しかも大半の販売店は「売れる」品物が欲しい訳で、極論を言えば「優れた」品物じゃなくても良いんですよ。
上記の「売れてるメーカーが最良では無い」に繋がる事実があると。
BOREDはソコソコ売れている優れた製品でありたいんです。
ちなみに一般的?な例えで言えば某K社のC○C-5○6ってスプレー缶オイルと某W社のラ○ペネってオイルは自動車店や自転車店だけでなく、有名ホームセンターでも買う事が出来る大手メーカーのオイルですが、そのオイルとしての性能は雲泥の差ですからね。
某C○C-5○6は恐らく各家庭に1本あるんじゃないかって位の知名度ですが、オイルとしての性能は何十倍も某ラ○ペネの方が優れていますので。
でね、実はお取り扱いDEALERの数店は取り引きを切ろうかなって考えてます。
なんとなくSNSなどでの流れを見ているとBOREDに対して一生懸命になってくれないなら別に、って事で。
つまりBORED製品だけでは無く単に「売り」にしか走っていない様に見えるんで、実際に取り引きした上でやっぱり違ったなって。
それなら単純にリセットします。
日本全国にはもっとBORED製品の良さも悪さも理解してくれているショップは膨大にあるはず。
それを世間の流行とか取扱数などミーハーな理由で決めて貰いたくないと言う事なんです。
某C○C-5○6じゃなくて某ラ○ペネでありたい。
そんな事を来年は改善していかなければいけないなって思っています。
そしてこれこそが「POSER SUCKS」と謳っているBOREDの根底にあるコアな部分と言う事。
恰好ばっかり付けてないで先ずはやれよって意味ね。
ま、自分への逆啓蒙も含め、中年はメンドクサイんでね。

2021年12月22日水曜日

記事。

うぃ。
あ~もう皆ありがとね。
今日も引き続きBORED STOREからのご注文分を発送しながら同時にMETHODお取り扱いDEALERへの発送準備も行っていた訳ですが、もう何て言うか一日中ずーっと発送準備してる感じ。
先週の金曜日にレターパックライトを20枚購入したのが月曜までに無くなったんで、昨日も20枚購入して今日もまた10枚購入したのにもう無い。
もちろんレターパックライトは基本METHODオイルやグリスの発送で使うんで、他のVITALのPRO SIZE WRとかTAG TWILL CAPとかアパレルなんかはレターパックライトじゃないからね。
そーゆー意味でも既にこの3日間で70以上は発送している計算になる。
しかも外注倉庫のオバちゃん達は何故か昨日で仕事納めだったりするんで、今日は自分一人で発送出来る物は全部やり切りましたよ。
もちろん引き続き明日もまた。
そして毎年恒例?になったMETHODお取り扱いDEALERのHEDGEHOG STUDIOへの鬼出荷も明日で大体終わる感じ。
これまた有り難い事に毎回ご注文数が尋常じゃないんです、もう「あるだけ」みたいな男前。
なので、現在既にBORED STOREで欠品や品薄になっているオイルやグリスでも、HEDGEHOG STUDIOでは確実に購入出来ますんで、その辺りは是非チェックしてみてください。
ついでに特にソルト関係のユーザーはHEDGEHOG STUDIOのAIR HDベアリングかZHiベアリングを是非試してみてくださいね。
いずれも次世代マテリアルのHRCB防錆ベアリングとして、自分はベイトのスプールベアリングのみで一年以上使用しても錆の発生も異音も皆無。
しかも最近流行?な後追いベアリングメーカーみたいに無駄なフルオープンでは無く、実用的な片面シールドなので物理的な異物混入などのディフェンス効果も備えています。
元々非接触型の筐体であればフルオープンにする意味は無いんでね。
でも片面シールドなら外側に配置すれば異物や水分の侵入もある程度防げるし、内側に配置すれば実はオイルの持ちが良くなるんです。
自分がHEDGEHOG STUDIOのベアリングを使用している理由として、第一は当然お取り扱いDEALERだからって意味での忖度もあり、第二はとにかくトラブルレスであると言う事、第三は純正を買う位なら値段が大きく変わらないって事。
基本的に自分のバス釣で使用している18バンタムMGLのHGとXGにはスプールベアリングとウォームシャフトベアリングにAIR HDベアリングを使用し、シーバス釣での20カルカッタコンクエストDC 201HGと19 SLX MGLでも同じくAIR HDベアリング、そしてナマズ釣やライギョ釣で使うABUの4601CにはZHiベアリングを各所に使用していますが、まぁ、メンテナンスうんぬんでは無く素材として錆の発生を予感させない。
それに素材自体が硬質なので結構ギンギンなセッティングも可能でして、KRAKENやHYDRAを注油すれば実用上では超高回転化も可能。
まぁでもリールをそこまで超高回転化させる意味とすればフィネスかライトリグくらいであって、それ以外は耐久性や防錆性を求める事の方が重要なはず。
自転車とは意味や目的が違うんで流されない様に。
いくらスプールやハンドルノブを超高回転化させても飛距離にして1mも変わらないでしょ?
自転車の場合だと例え10cmしか変わらなくてもゴール直前での競り合いであれば10cmは大きい意味を持つんでね。
なので本来の超高回転化は軽い物をストレス無くキャストしたり、キャスト時の初速を上げてレスポンスを重視する物であって、バカみたいにクルクル回してスゲーだろって言うのは実用上殆ど意味は無いのね。
まぁ気持ちは分かるんですけど。
但し実際に自分の4601Cみたいに古くて構造が単純で精度の良くないリールに使うと結構化けますよって事は事実。
これはヘタしたら数メートルくらい違って来る。
でも人間が大気中に向けてキャストするもんなんで毎回同じになる訳は絶対に無く、その辺りは大人なら承知の事でしょう。
と言う事でBASEの15%OFFクーポンが使える内って言っても在庫が僅少状態なんで、HEDGEHOG STUDIOもそうですが、その他全国のMETHODお取り扱いDEALER各店もゼヒ併せてご利用ください。
さ、またやっかな。

2021年12月21日火曜日

記事。

BOREDは2003年に立ち上げました。
そして誤解が多いのですが、2003年から2006年位まではサイクル向けのプロダクトをオリジナル生産していたガレージメーカーとしてスタートしたんです。
現在と同じね。
当初は現在の様にベースオイルなどをオリジナル生産する事が出来ず、市販メーカーに許可を得た上で独自ブレンドしたオイルから始め、そのオイルを用いたNTN社製のシールドカートリッジベアリングをチューニングした物と併せて最初の製品が誕生した訳です。
つまりオイルとチューンドベアリング。
その内地味ながらBMXパーツとして7075ジュラルミンや64チタンを使用した当時としては国内初?のインチ規格ボルトや、64チタンや4140クロモリのペグなどを生産し始め、それらを精度良く組み付ける必要に迫られメカニック業も開始しました。
メカニック業を行うに当りそれまで事務所としていたアパートの1室では手狭になり、現在BORED事務所として機能している物件へ移転したのが2006年?だっけ。
そこから旋盤やフライス盤をはじめボール盤、高速カッター、バンドソー、溶接機などを徐々に揃えて行き、2006年~2014年までは他のサイクルショップでは修理不可能なリペアやカスタムの専門メカニックとして非常に多忙な毎日を送っていました。
その時期はサポートライダーもストリートBMXライダーだけでは無くピストのメッセンジャーなど、クレイジー自慢とスピード自慢な東京一?のライダー達が集まり、毎月の様にサイクル雑誌などで取材や対談なども受けて来ました。
それが2014年の途中から徐々に将来を考える様になりまして。
34歳の時に発症した椎間板ヘルニアの悪化も併せ、週に一度の定休日ながら毎日朝方まで作業を行っている環境に疲れて来たと言う事で、2015年に思い切ってリスクとなっているメカニック業を完全廃止しようと決めたんです。
なので2014年~2015年はその迷走していた時期でもあり、それでも既にBOREDのオリジナルとしてオイルやグリスの生産を行えていた事もあって、これは完全にオイルやグリスのガレージメーカーとして業務変更出来ると確信したんです。
特に台湾やアメリカなど海外での知名度もあったり、所謂渋谷原宿系の色んなアパレルブランドから仕事を頼まれた事で人脈も増え、その頃に作ったオリジナルのMUTHA FUCKIN BOREDことMFB-Tシャツなんて1型1色なのに夏だけで300枚以上も売れてましたからね。
そんなタイミングもあって2015年からもうすぐ2022年と言う、この7年間はガレージメーカーとしてのラインナップを充実させる事に専念して来ました。
なのでフィッシングユースについてのオイルやグリスを正式な業務対象としたのでも7年前からの展開と言う事になるんですが、実はサイクルメカニック時代も当時のサイクルユースなオイルやグリスを使って自身や仲間のメンテナンスなどは行ったりしていました。
それにサイクルメカニックと比較してハッキリ言ってリールメンテナンスは時間や労力に対して儲けが少ない。
しかもパーツが細かすぎて年齢を重ねる毎に作業効率も悪くなるだろうと。
これを確信してしまった事で2015年から現在もリールメンテナンスだけは業務として行う事をしていませんし、以後も業務としてリールメンテナンスのみを行う事は無いでしょう。
なのでBOREDへお問い合わせ頂く多くのリールに関する質問には「誠実」に返答するスキルが無く、的確な推奨や指示なんて出来る訳が無いんです。
更にフィッシングリールと言うよりもフィッシング業界全体としてロッド、リール、ライン、リグ、ルアーなど関連するアイテムが多く、それに加えて種類や重量や寸法など更に細分化されている。
こんな多岐に渡るアイテム数って他には無いんじゃないかと言うくらいにメンドクサイ。
これをオイルやグリスに関する事だけでも全て自身で実用し検証しデータを取る事なんて不可能に近いんです。
て事でそこは既にメンテナンス工房として長年のスキルがある工房とか、各種の釣りに精通したスタッフの居るフィッシングショップでないと完全対応出来ないと。
なのでBOREDではその辺りの具体的な細分化された質問には完全ノータッチと言う事であり、逆に例えば「油膜」とか「耐水」とかオイルやグリスの性能に関する部分はむしろ大得意としてお答え出来ると言う事なんです。
それを毎回不定期にアナウンスしているんですが、相変わらずチンプンカンプンな質問内容が多目でしてw
その場合は一応の推測でお答えしながらも半分はお断りしている様な内容になってしまいますが、上記を読んで頂ければ分かって貰えるかなと。
でも自分が行って来たジャンルやカテゴリーにおいては自信を持ってお答え出来るんですが、基本的にはMETHODお取り扱いDEALER各店に質問された方が正解に近付けると思いますよ。
もちろんその場合はDEALER各店で購入して貰えればと。
あとね、最近は所謂インフルエンサー的なユーチューバーとかブロガーとか、そんな皆さんと言うか正確にはお客さんなんですけど、その方々の力を借りて具体的なメンテナンス方法などの手助けを行って貰ってます。
その代わりサンプルとして製品を提供させて貰ったりは当然なんですが、別にサポートとして金銭や物品を提供している関係では無いのでアシカラズ。
つまり自分では時間的制約があってヤレない事を代わりに行ってくれているお客さんの中から、ある程度のフォロワー数など世間的な影響力や宣伝力を見た上でお願いしている事であって、案件と言うには金銭が発生していないと言うのが正直なところです。
非常に有り難い存在なんです。
なので今後も更にその様なBOREDサポーター的?インフルエンサーは随時募集と言うか、こちらから声を掛けさせて貰うかもしれませんので。

2021年12月16日木曜日

案内。

ウンチを我慢しながらコレ書いてます。
つーのも、今回もまた案内がいきなり来てたんで見逃すところでした。
前回のブラックフライデークーポンキャンペーンはインパクト大だったBASEのクーポンラッシュ。
それが今回はまさかの更に上を行く15%OFFとしてクリスマスクーポンが配布されて来ました。
なら昨日のDARKSIDEBOREDBLOGで特売するんじゃなかったわ。
さて、と言う事で毎度お馴染みBORED STOREで利用しているレンタルショッピングカートのBASEより、クリスマスクーポンとして明日12月17日の昼12:00〜12月25日の夜23:59まで使用可能な15%OFFクーポンが配布されています。
ご利用に際しては商品購入画面の入力欄へクーポンコード:2021xmas15offをご記入頂けると、最終確認画面にて15%OFFが反映された金額が表示されます。
しかも今回はBORED STOREの全製品が15%OFFな上に、期間中はお一人様何度でも利用可能な超お買い得なクーポンとなっていますのでゼヒこの機会にご利用ください。
但し、クーポンの配布予定数を超えた場合は早期終了となってしまうらしいので、つまり早い者勝ちで直ぐに使った方が無難と言う事です。
ちょうど昨日も一昨日もアナウンスした様にBORED STOREにも欠品していた製品が入荷して来た絶好のタイミング。
ちなみにもうコレでBOREDオフィシャルセールは今年無しかなって事情もありますんで、明日の正午スタートを絶対にお忘れなく。
一旦ウンチして来ます。

2021年12月15日水曜日

記事。

もう睡魔と疲労が限界。
お疲れ様です。
さて、昨日?と言うか今朝ね、作業終わりにこのDARKSIDEBOREDBLOGでも案内しました様に、今年は恒例のBORED STOREオフィシャルセールは見送る方向です。
ホントに毎年ご利用頂いていたヘビーユーザー&コアユーザーの皆様には申し訳ない。
その理由に軽く触れていましたが、ちゃんと説明しておきますね。
先ず第一に、既に年内在庫としてMETHODオイル&グリスの現状在庫が少ないと言う事で、ブッチャケちゃいますと本日入荷しましたCHIMERAオイル、それとHYDRAオイル、KRAKENオイルに関してはもう在庫が一桁になっています。
シンプルに在庫が少ないのにセールなんて出来ませんて。
次の第二は、この秋から原油価格の高騰によりオイル&グリスの材料原価と生産原価が新年から値上げになると言う事。
だけどBORED的には出来るだけ製品の値上げは避けたいと言う事で、提携する材料業者と生産業者と何度も打ち合わせを重ね、今まで隔月で仕入れていた添加剤や添加化合物などのべースオイル以外を大きい単位で仕入れる事で、所謂グロスで取って単価を下げると。
加えてBOREDの利益も少し削る事で現状として製品の値上げは行わないで済む方向に帳尻を合わせました。
つまり新年から諸々の原価が値上げするのにセールしている場合じゃないと。
ちなみにベースオイルは年に一度1月に特注生産としてドカッと発注するんですけどね。
最後の第三ね、これはちょっと忙し過ぎてBOREDオフィシャルセールの準備をしている時間が無いと言う事なんですが、長期欠品していたCHIMERAオイルが入荷して来たタイミングが悪くその準備などに追われていて、これを書いている今もアレコレとやる事を計画しながら時間に追われています。
本来なら毎年12月中旬位にはBORED STOREオフィシャルセールを開催していたんですけど、今回は上記諸々がありまして今年はナシの予定でご勘弁ください。
その代わりとしてこのDARKSIDEBOREDBLOGでVITALのPRO SIZE WRを超特価販売してみた訳です。
もちろん年末ギリになって何かお買い得なセット販売などが出来ればとは思っていますが、何せ今年は想定外の忙しさと諸々が重なったと言う事で、これまた恒例の先走福袋もナシかなって。
そんな事情もありましてBORED STOREでは初?のオフィシャルセールが無い年末になりますが、まぁその分として来年春の年度切替時に何か出来る様に企画しておきますね。
つー事で、下の記事にあるVITALのPRO SIZE WR新品超特価は残り半分くらいになりましたのでお早目に。
さぁ、仕事に戻ります。

販売。

毎年の年末にはBORED STOREオフィシャルセールを開催して来たんですが、今年は原油価格高騰の影響でMETHODオイルとグリスの価格変更か?と言う難題を乗り切ったばかりでして。
つまりこのご時世にも関わらずMETHODオイル&グリスの価格変更は行わない方向として、その代わり各種材料を今よりも大きな単位で仕入れる事で単価を下げさせ、そしてBOREDの利益を若干減らす方向で何とか課題をクリアー出来たなって事になりました。
これには結構な時間と労力を費やしまして、その結果もあって現状BORED STOREオフィシャルセールを開催するのはポジティブではないなと。
その様に判断しまして。
それに現在の在庫状況からしてもMETHODのオイル&グリスは結構在庫が少ない状況でもあり、その代わりにVITALのPRO SIZE WRはちょっと余裕を持って生産しておいたんです。
それが15日の今日付けで最終入荷して来るんですが、BORED STOREオフィシャルセールの代わりとして、このDARKSIDEBOREDBLOGをご覧のヘビーユーザー?向けとしてPRO SIZE WRの現金特価セールを開催したいと思っています。
今回は正真正銘のA級品でして、いつもの傷有とかのB級品ではありません!
それを22本限定特価として35%OFFの2100円で放出しちゃいます。
あ、もちろん22本は来たる2022年に向けてと言う意味ね。
もちろん送料は別途加算になりますけど、今年最後の御礼も兼ねてソレナリにお買い得かと思います。
購入をご希望の場合はBOREDオフィシャルメールアドレスのinfo.bored@gmail.comまで件名に「購入希望」と記載の上、本文に希望本数、氏名、郵便番号、住所、電話番号を必ずご記入ください。
お支払いは銀行振込のみとなりますので上記メールの返信にて詳細をお伝えします。
お一人様何本でもOKですが早い者勝ちにつきお早目に。
但し、現在METHODお取り扱いDEALER各店へ向けた発送準備と出荷手配に追われていまして、今週いっぱいは連日の鬼残業が続きますので、発送については来週20日より一斉に行わせて頂きますのでご了承を。
と言う事で毎度お支払いは銀行振込のみとなりますが、上記発送手配の都合から今週中にお振込みの方向でお願いしますね。
余りダラダラと引きずってしまうと非常に効率的では無いのでアシカラズ。
では只今早朝4時半過ぎですが、よ~いスタート。

2021年12月14日火曜日

案内。

もうテンパり中でアレもコレもとやる事マックスな師走のBOREDです。
つー事で、画像のコレ入荷しました。
で、先行受注のプリオーダーでご注文頂いていたお客様分は本日午後に郵便局へ持ち込んで全て発送して来ました。
基本レターパックプラスでの発送は速達扱いになりますんで、本日発送したお客様分は明日には到着するでしょう。
で、本日も諸々にて入荷アナウンスをしていますが、お陰様で毎回定番のSBカラーが欠品となり、BZカラーもBCカラーも一気に在庫が少なくなっています。
今回も数量限定生産となりますが、発注していた数がアメリカで不足していたのか?以前よりも若干少ない入荷数になりますのでゼヒお早目にご注文ください。
今なら即日レターパックプラスでポスト投函しますので。
と言う事で残すはMETHODのCHIMERAオイル入荷とDEALERへの発送準備&出荷手配。
今週もまた鬼残業確実です。
なんか買って。

2021年12月11日土曜日

記事。

木曜日も金曜日も鬼残業、そして明日の土曜日も休日出勤なカフェイン過剰摂取オヂさんです。
敢えてね、キチンと紹介した事もなかったんですが、BOREDって一応サポートも居ましてね。
BOREDは2003年に立ち上げた事は過去記事で何度も書いて来ましたが、ルーツのサイクルメカニック時代が2003年~2014年まで、その後現在のガレージメーカー時代が2015年~2021年となる訳ですが、まぁ来年以降もヤルんで2022年以降も引き続き。
で、その2014年までから今もサポートし続けているのはYUGOとMORIの2人で、2015年から現在までサポートしているのがJINGOとSAKUの2人。
どいつもこいつも結構長いサポートになるんですが、YUGOとMORIは完全にBMXストリートライダーとしてサポートが始まり、でも実は同時にアングラーだったりもしたんで今は2人共に所帯持ちのオッサンとしてアングラーとしてのサポートがメイン気味。
で、JINGOとSAKUは完全にアングラーとしてサポートが始まり、JINGOはH-1 GRANDPRIXの2年連続王者だったり、SAKUはご存知Megabassのサポートも受けていたりNBCのオカッパリチャンプにもなったりと完全アングラー。
要するに今BOREDのサポートって全員アングラーじゃねぇかって事なんですけど、まぁそれは自然の流れでして。
サイクルメカニック時代はもっと多くのサポートライダーも居ましたし、過去ライダーにはHAL、SINO、NOCCHI、YOUなんて国内外のレースやイベントなんかでも超有名でしたからね。
まぁ、でも皆自然と年齢を重ねて独立したり怪我したり店を持ったりとそれぞれの道を。
でもね、実は超有名じゃないけど地元じゃ有名とか、そんな素人でも玄人でも無いポジションなアングラーを探しているんですよね。
あ、ソルトかトラウト関係で。
例えばシーバスがメインなんだけどシーズンによっては青物も小物もガチでやる奴とか、渓流トラウトがメインなんだけど管釣の大会なんかも出ちゃいますみたいな奴。
そーゆーガチなアングラーであればちょっとSNSを見たり行動を観察した上でサポートにしたいなぁって。
サポートって言ってもBOREDのMETHOD製品やVITAL製品が欲しいだけ貰えるとか、シーズン毎にアパレルが送られて来るとか、場合によっては遠征費用とかエントリーフィーなんかも一部負担しますよとか、まぁそんな程度なんですけどね。
ゲンナマは基本あげませんけど。
もちろんある程度キチンと釣りをライフワークとして生きて行ける奴じゃないと困るんで、シッカリとメインの仕事を持っている人が良いかな。
ちなみにBOREDのサポート4人は全員職人ですw
って事でこれからはシーズンオフなタイミングになるので、そのタイミングで誰か決まれば良いかなぁ。
気になる人はBOREDのオフィシャルアドレスまでメールしてみてください。
あ、知り合いは無駄だからね。

2021年12月8日水曜日

記事。

おつかれちゃん。
もうね、早くもテンパってます、師走。
釣り行ってるバヤイじゃねぇ。
つーのも、ちょうど秋頃から原油価格の高騰が騒がれているでしょ?
そりゃルブリカントやケミカルがメインのBOREDなんでね、影響しない訳が無いと。
そんな材料原価や製品原価なんかの調整で先週は終わってしまった感もあったんで、最近は定休日の土日いずれかも休日出勤して補おうとしていまして。
しかもMETHODオイル&グリスの在庫もホントに少ない状況なのに来週には長期欠品していたCHIMERAオイルがようやく入荷したり、来年2月まで生産出来ないVITALのPRO SIZE WRの年内最終生産を行っていたり、VITALのTAG TWILL CAPも15日かな?には入荷して来たり、しかもまたBORED事務所の窓ガラスが破損したりって不動産屋やら保険屋やらへの連絡とかもう。
その他にも作業系がチョロっとあって、ちょっと予想外の展開で焦っています。
で、恐らく20日過ぎ辺り?には恒例のBOREDオフィシャルセールも開催しなきゃならないしね。
って事で巷の「ようやく出来るね忘年会」的な事も難しいんじゃなかろうか?と未だ取引先との飲酒は諦めていなかったりするんですけど、出来たとしてもギリ月末っちゅーか年末になってしまいそう。
まぁ年に一度くらいフルで無理しなくってどーすんだ?って事なんですけどね、父親でもあり働き盛りでもあるんで。
そんな訳で一応予定は未定な件がタップリで申し訳ないんですが、まぁとにかく何か買ってくーさい。

2021年12月6日月曜日

記事。

結局のところ一人シーズンオフ気味に土日のいずれかは休日出勤せざるを得ない状況のBORED代表です。
あ、こんにちは。
さて、何とか年内は後数回でもホームとAリバーで魚に触らないと生きている意味が無いと感じ始めたほどにテンパって来ましたが、シーズンオフにはゼヒともメンテナンスしてあげて欲しい箇所をマジメに説明してみますね。
早速ギア関係の話。
スピニングリールの場合はクローズドされたボディ内にメインギア、ピニオンギア、ウォームシャフトが収まっている為に巻きの軽さなどを追求したいよってチューニング要素においては個々のパーツに適正なグリスをセレクトし、逆にパーツ寿命を維持または優先する耐久性を求めてるんだよってメンテナンス要素においては一種類のグリスを全てに使用する事でも問題はありません。
一応BOREDの推奨としては最低2種類で使い別けて欲しいんですが、ナゼってその分売れるからw
但し、ベイトリールの場合はクローズドされたボディ内にメインギアとピニオンギアのみが収まっており、ウォームシャフトはレベルワインダーとセットで常にセミオープン状態に晒されていますね。
当然ながらパーツへのアクセスがし易い分、逆に言えば水分や異物の混入も常に起こっており、このウォームシャフトの潤滑は釣行毎にチェックしてやる必要があります。
画像は自分のシーバス釣専用のカルカッタコンクエストDC201HGですが、ウォームシャフト左右のベアリングは両面シールドを使用するのは当然として、ウォームシャフトにはMETHODのOMEGAグリスを画像くらい薄くシッカリと塗布しています。
OMEGAグリスは超低粘度と言う事で巻き感も大きく損なわず、配合される油分はMETHODグリス中で最も多いと言う事からもOMEGAグリスの特徴でもあるヌルっとしたフィーリングを長期に渡り維持する事が出来ます。
この画像の状態で最低7時間を7回?8回?程度使用したものですが、シッカリと油分がまとわり付いているし薄いながらもグリスが塗布されている事が分かると思います。
もちろん最近はデッカイの狙いでもあるので、このカルコン201では30g~120gのビッグベイトをフルキャストしかしていません。
つまりカルコン201にとっては限界のウェイトとサイズのルアーを毎釣行で使用していると言う事で、相当の抵抗や摩擦が生じているはずです。
一応毎回少なからず水分が混入するのは確認していますが、METHODのOMEGAグリスを含む他の3グリス共に水分が混入しても乳化し難く更に潤滑性能は維持出来ると言う点が隠れた特徴でもあり、釣行後にゴミなどが入っていないか確認した後は、そのまま乾燥?放置?させておけば水分のみが蒸発して一瞬白く乳化した様に感じた状態も元に戻ってしまいます。
まぁベストなのは簡易的にクリーニングして再度グリスを塗布する事に変わりありませんが、この画像の状態ではその様な事はせずに単に放置しているだけと言う事です。
これもウレア系グリスの特徴として一般的なリチウム系グリスより耐久性に優れると言う点になります。
なので各社ベイトリールにおいて特に構造から水分を巻き込み易いPEラインの使用において、釣行後はリールに付着した水分を拭き取り、必要であればスプールベアリングなど各部への注油を追加してからウォームシャフトだけは毎回必ずチェックする様にしてください。
ウォームシャフトがカサカサの乾燥状態であったり、ウォームシャフトに処理されたハードアルマイト?が剥がれ薄く素材の銀色が見え始めている場合などは直ぐグリスを薄くマンベンなく塗布してやってくださいね。
年内の在庫も寂しくなって来ましたので、ゼヒお早目にBORED STOREまたはMETHODお取り扱いDEALER各店で。

2021年12月2日木曜日

記事。

使い始めて間もないのですが既に超絶信頼してしまったタックルハウスのK2F162T3。
パッと見はコレと言った特徴の無い普通のビッグミノーなんですけどね。
でも当然16cmで43gと言うビッグミノーは飛距離も抜群で、自分の手持ルアーで言えば1番はガルバストロング120Sで、2番はこのK2F162T3と言う程に飛びます。
先日はまたリールのハンドルから逆算した簡易計測で少なく見積もって54mほど。
同じ条件でガルバストロング120Sが56mだったから2番っても僅差。
もちろん毎度のビッグベイトタックルでの話。
これ例えば9.6ftの4000番スピニングで使ったとしたら、よくメーカーが謳っている70mやら80mなんてハンパない飛距離になるのは本当でしょうね。
でもガルバストロングは確実に釣れる、と言うかサイズは選べないけど殆どキャッチ出来る。
なのにK2F162T3はバイト数はガルバストロングを上回る癖にキャッチ出来ない。
要はファイト中にバレる、今のところ全バラシ。
基本的に自分のスキルに問題あるとしても、他に考えられる原因として他社で言えば140mm以上のルアーは大体3フック。
K2F162T3は2つ、それが原因でフッキングが甘くなってしまうのか?
でも結局フッキングは出来ているからやっぱファイトの問題か?
自分なりにフックやリングを色々と交換してみた結果、泳ぎに影響無くベストかな?って思えた組み合わせはコレ。
ちなみにオリジナルはカルティバのST-56の#1に6番リング。
これを同じカルティバのSTX-45の#1へ変えて6番リングに。
その理由はフック形状と線径からバレ難さを追求したSTX-45と言う事と、フック自体の全長?が僅かに長い事もあって掛かり易いかなと言う安易な考えから。
これでイケるか?
まぁとにかくこのK2F162T3はバイトだけなら物凄く得られるのは間違い無く、少し早巻きしてレンジを入れると最高に調子良い。
先日釣ったランカーはガルバストロングで獲りましたが、その前にバラした更にデカい奴はK2F162T3で掛けたもの。
これで年内再度ランカーに挑戦かな。
いや、でも毎年の事ながら12月は忙殺寸前なんだよなぁ。
いつもST-46とかは嫌いなんで数回使用したら直ぐfimoへ交換しちゃうんだけど、このSTX-45は結構良いなって感じたんで取り敢えずこのタックルハウスだけはSTX-45で使ってみます。
あ!肝心の画像は左からSTX-45、ST-46、fimo、MUSTADのULTRAPOINTで全部1番フックですが、MUSTADだけはセンターアイでは無いのでアマペンとスラムドッグ専用、さすが俺。
スマホ撮影につき広角気味なのはご勘弁。

2021年12月1日水曜日

記事。

昨夜の豪雨は不意打ちでしたね、の東京。
まさか朝方になって雷が鳴るとは。
いきなりですが、BOREDがターゲットにしているユーザーの内、BOREDのルーツでもあるサイクルシーンにおいて、ある程度のジャンルではシーズンオフを迎えます。
シクロクロスなども今週末の大きなイベントレースで終了かと。
で、サイクルシーンで余り使われていないのか?と思われるMETHODのウレア4グリスについてサイクルユーザーに対して営業しちゃいます。
先ず、主成分の増ちょう剤の話。
一般的にグリスと言えば恐らく市場の90%以上を占めていると思われるリチウム系グリスなんですが、これはリチウム石鹸系と言われ、超簡単に言うと油と脂肪酸から作られる物で要するに安価で手軽と言う物。
一方METHODで使用しているウレア系グリスはリチウム石鹸系とは根本的に異なるウレア基と呼ばれる有機化合物になり、超簡単に言えばウレタンの仲間なんですが、これは化学反応させて作られている為に手間も掛かり高価ではあるけど優秀と言う物。
で、グリスにおいてその基本性能を比較すると、ウレア系グリスは増ちょう剤の時点でリチウム系グリスよりも耐熱性や耐水性などのディフェンス面が2倍以上のスペックだと言う事。
つまりレベルが違う。
次にこの主成分である増ちょう剤に安価な鉱物油だけを配合するのか?高価な合成油を配合するのか?そして更に配合される各種添加剤の効果がプラスされる事で、ターゲットにする性能を特化させる事が出来るんです。
で、METHODのウレア4グリスはと言うと、基本的に「超強い」を最大目的にしています。
粘度は4種類ありますが、それら各製品において耐水性、耐熱性、極圧性などディフェンス効果においては殆ど差が無い事がウリであり、一般的には高粘度グリスが強く低粘度グリスが弱いイメージがありますが完全に間違い。
なのでサイクルユーザーにおいても初動を軽くレスポンスとクイックさを求めるなら粘度抵抗の少ないTHETAグリスやOMEGAグリスを使用し、逆に粘度抵抗が増えても終始安定した動きを求めるならALPHAグリスやDELTAグリスを選択すれば良いと。
しかも通常はレスポンスを求めないヘッドセットにはDELTAグリスを、逆にクイックさを求めるボトムブラケットやハブにはOMEGAグリスを、そしてそれらの中間とするならALPHAグリスやTHETAグリスをセレクトすれば良いとシンプル。
もちろんこれら4製品は全てお好みでユーザーが自身で混ぜ合わせてオリジナルの粘度を作る事が出来るので、例えば高粘度のDELTAグリスに超低粘度ながら粘弾性と粘着性に特化したOMEGAグリスを混ぜる事で、かなりシツコイ粘性のグリスを作る事が出来ます。
そしてカップ&コーンのルーズボールにおいても、ビンテージのBMXやランドナーなどの様に走行性能では無く常時機械としての安定性を求めるなら全てのベアリングにDELTAグリスを使用し、逆に競輪パーツの様に速さを求める場合には粘度抵抗を減らす意味でTHETAグリスやOMEGAグリスを塗布量によってコントロールするのがお勧めです。
また、ポストやステムなどの様に組付時における水分混入や焼き付き防止を目的にするなら、DELTAグリスかALPHAグリス
の様に密度の高い粘性を持っている方が最適かと思います。
これらの用途例を参考に是非シーズンオフを迎えたオーバーホールやフルメンテナンスにご使用ください。
サイクルパーツの場合はフィッシングリールよりもパーツ点数が少なく自身でメンテナンスする事は比較的容易でもあるので、ゼヒ自分のバイクの主要パーツ位はグリスアップ出来る様になっておきましょうね。