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2022年9月30日金曜日

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久しぶりにマニアックな画像です。
BORED事務所のシンクを使いオレイン酸ナトリウムを湯煎にて液化している画像です。
凝固した物を約50度前後の温度で湯煎する事で簡単に固形から液状へ変わるんですが、これ一体何に使うのかと言うと新たな防錆添加剤として水置換性を得る目的で配合する前に液化させています。
以前にも新たな防錆に取り組んでいる旨は書きましたが、今回は2種類の防錆方法を採用して相乗させ、その一つとして強力な水置換性を持たせています。
現在のMETHODオイルで防錆を主軸としているオイル製品はBSLRオイルとHYDRAオイルとなりますが、これらは物理的に特殊防錆被膜を生成するワックスの様な化合物を配合しています。
要するに防錆する理屈としてはそのワックス状の化合物が油分に溶解している事で油分が失われない限りは常に防錆効果がありますよって事なんですが、逆に言うとその油膜が回転や摩擦などにより失われたタイミングで水分などの影響を受けると当然ながら錆びてしまったり、油膜が上手く対象物に吸着していないと同様に錆びてしまいます。
ま、でも世の中に在る防錆って100%錆びませんて物は地球上に一つも無く、最終的には錆びるんだけど錆びるまでの期間が短いか長いかで製品の良し悪しを決めているので、状況によっては割とすぐに錆びる場合もあります。
つまり誤魔化す訳じゃないんですが対象物や状況との相性って事です。
なので個人的にはBSLRオイルとHYDRAオイルの防錆方法は嫌いじゃなくて、むしろ油膜全体が凄く肉厚?になるので気に入ってはいるんです。
だからそれと平行して従来の防錆方法である水置換性と耐水性を強化した物を新たに添加剤としてオリジナル生産し、それらをこれまた新たに取り入れる種類のエステル化学合成油と既存のポリアルファオレフィン合成油へ配合する事で、摩擦係数も0.01~0.02ほど向上させる目論みです。
と言うかご承知の通り?もう夏前から構想し試作を進めて来たので現在は画像の3種類に絞られたと言う証ですね。
こーゆー設計や開発の地味な作業は好きなんですが、テルモのシリンジ消費量がハンパないのがネック。
油脂に一度使用したシリンジは基本使い捨てるんですが、なんだかとても勿体なく感じる反SDG'sでゴメンナサイ。

2022年9月29日木曜日

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今朝とかちょい寒いよね?
さて、先週末の9月25日に行われたカケズカデザインワークス主催のKDWカップ、今週末10月1日~2日にかけて行われるT.B.F.C主催の鱸魂2022、そして次週10月8日には福岡博多湾で行われる博多湾ビッグベイトシーバスバトルにも協賛させて頂きます。
在庫が品薄なのに協賛しちゃう男前。
特に今週末行われるT.B.F.Cの鱸魂2022は自分のホームエリア東京湾奥って事もあり諸々興味津々なんですが、加えて今回は他のイベントと同時開催と来れば認知度も一気に上がるんでしょうね。
この豪華な協賛各社の中に、あ、一個だけ知らなかったメーカーもあるけど、なんともBOREDも入れて頂きまして感謝。
超絶生意気言いますと、個人的に東京のフィッシングショップなどはもっと積極的に協賛するべき大会なのでは?とも思ったりして。
釣具業界では無いBOREDごときが言うのもなんですが、今や釣具業界で多数を占めるソルトフィッシング。
その中でも釣りを始めるに当り手軽さと言う意味でルアーフィッシングは非常に有効なジャンル。
しかも近年バスフィッシングを完全に食ってしまっているバブル期なシーバスフィッシングにおいて、なんでも良いから名前をアピールするには絶好の機会だと思っています。
だから取り引きは無いんだけどmaniac'sさんはずっと協賛されてるって正解ですよね。
で、重複する作業がいくつもあって激務中のBOREDですが、次週行われる博多湾ビッグベイトシーバスバトルの協賛品も発送し終えた事で、これから事務所と提携業者の作業場に篭って研究&試作のマニアックな作業に入ります。
あ、マニアック。
うまい!

2022年9月28日水曜日

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えーっとですね、結構ビックリ目のお問い合わせがあったもんで、敢えてこのDARKSIDEBOREDBLOGでお話しておきます。
先ずそのお問い合わせと言うのは「B級品のPRO SIZE WRっていつ出ますか?」と言う物でして、昨日も本家のBORED BLOGやSNSでアナウンスしました様に、現在の在庫限りで年内は生産が出来ない状況になってしまったんですね。
まぁそれは原油価格の高騰から始まり最近の円安が影響して、大元の材料を生産しているメーカーが数ヶ月単位でないと材料の生産が出来なくなってしまったからなんです。
詳しくはBORED BLOGの方で。
だからB級品は出ませんって。
でも一応12月付近にはちょっとだけ追加生産が出来る様に極少量の材料は入手出来たんですが、これは年末年始のセールシーズン用に取っておこうかなと思っていますんで今は使いません。
なのでブッチャケると今BORED STORE分として確保してある在庫は7本?位と僅少でして、その他にVITALお取り扱いDEALER分として数十本があるんですが、これは場合によっては一瞬で完売してしまうんで実質的にはBORED STOREにある7本?程で年内は終了となってしまいます。
その辺は動きを見ながら在庫の移動を行いますけど、でもどっちみち11月下旬に在庫があるか?と言われるとかなり厳しい状況かと思われます。
なので今すぐにでも買っておいて欲しいと言う事なんです。
アンダースタン?
で、実は同じくMETHODのPROTECTIVEも同様で、これは今BORED STOREにある8本?位で年内は終了となってしまうので、次回は同じく来年の1月辺りにならないと生産する事が出来ません。
ホント申し訳ないのですが、こればかりは大元の材料業者の生産スケジュールに依存してしまうので、その材料が無いとBOREDでも生産する事が出来なくて。
しかも特注材料なので他に代用が効かないんですね。
お察しください。
円安のバカ。

2022年9月27日火曜日

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久しぶりにサイクル関連の内容となりますが、台風シーズンに入ると良くお問い合わせを頂くヘッドセットのグリスアップについて。
以前過去記事でもヘッドセットに推奨のMETHODグリスについて書いた記憶がありますが、ヘッドセットはサイクルパーツの中でも特殊なパーツとなり、基本的にベアリングを使用していながらもチューニング対象とはならない唯一のパーツと言い切れます。
要するに耐久と寿命が宿命であってセッテイング不良による違和感などを除けば、クルクルと軽く早い回転を得たところで殆ど意味の無いパーツです。
その代わり常に人体の荷重が掛かっている事、回転範囲は狭いながらも絶対に回転している事、地面と平行気味に配置されている為に雨水などの影響を受けやすい事、これらの事から耐久性においては荷重、衝撃、防錆を意識した潤滑が必要と言う事になります。
但し、ヘッドパーツは基本大きく別れた規格内で複数が存在している為、その規格においてはディフェンス力の高い物もありますが逆にプアな物もあります。
画像のインテグラルヘッドなどは傾斜したニードルベアリングが樹脂リテーナーに保持されてハウジング内に収まっており、それがゴムシールドでカバーされている事で非常にパーツ点数も少なく強度の高いヘッドセットです。
元はFSAから派生し今やBMXやMTBでは当然となり、更には一部ロードやピストでも採用されています。
同類でインターナルなど派生した規格も多く、今や一番理に適った構造のヘッドセットだと思います。
だからと言ってグリスアップを怠る事には繋がりません。
インテグラルヘッドのベアリングはそれ単体を指で回すと滑らかな回転とは言えませんが、構造と荷重の受け止め方から逆算すると一般的なグリスよりも少し粘度や粘性の高いグリスを使用する事が好ましく、セッティングによる違和感を感じ難い構造だからこそメンテナンスを見落としがちです。
なのでそれらを考慮してBOREDのMETHODではDELTAグリスまたはDELTAグリスにOMEGAグリスを少量混合カスタムした物が適正となり、安定した極圧性と耐水性により通常よりも長期に渡り潤滑させる事が出来ます。
摩擦による発熱の少ないヘッドセットでも常に回転している事や雨水の影響を受けやすい位置に存在している事から、基本的には強めのグリスで寿命を上げるグリスアップを心掛けてください。
また、一般的にシールドベアリングを使用するアヘッドセットやNJSに代表されるカップ&コーン構造のヘッドセットの場合でも上記のグリスセレクトで問題ありませんが、カップ&コーンについてはシールド性に乏しい製品の場合のみSIGMAグリスの使用が最適と思われます。 SIGMAグリスの高粘度高粘着はクッション材としての役割も果たす為、クラウンの受けやカップの受けなどへ適度に塗布しておく事でベアリング内径部との干渉を防ぐ効果もあります。
台風シーズンに突入し不意の豪雨を受ける場合も多くなって来ましたので、サイクルユースにおいては各種可動部のグリスアップを忘れずに徹底しておきましょう。

記事。

何だか微妙に蒸すんですよねぇ、最近。
さて、天気の話題からスタートする辺りスッカリ50代全開って感じですが、花鳥風月は凄く良いものです。
で、メガドッグ220ね。
先日の日曜日は釣れない雰囲気ムンムンながらとにかくキャストする為に出向いたAリバー。
その更に先週はメガドッグ180でパッコーンと釣って以来、今更ながらメガドッグを動かすコツが少し分かって来ました。
で、この130gの巨大なビッグペンシルをキャストする際にはMonster KissのDear Monster MX-8+改と20カルカッタコンクエストDC 201HGをPE5号とナイロン50lbまたは60lbリーダーで組んで使用していますが、基本はペンデュラム気味にキャストする様にしています。
Dear Monster MX-8+改は300gまで背負えるとは言え、最近のジャイアントベイトに特化した過激な専用ロッドのティップより細めの設計。
いや、細いと言う太さの問題よりもティップがホントにキチンと入ってくれる設計なんですね。
なので強い硬い厚いで雑に扱う様な事はせずキチンと限界を想像し、ベリーから曲げてバットに重みを乗せる様に使っています。
で、100gを超えて来るとそれまで50gや70gをキャストしていた時よりも明らかに気を遣う様になるんですが、このDear Monster MX-8+改はホントに投げ易いとシンプルな感想しかない程に投げ易いんです。
ロッド自体は超重いけどね。
MEGASOUL 62HH+を使った自分が言うんで間違いないです。
だけど先に書いた様にチョイ投げするんじゃなくて、シッカリとペンデュラム気味でフルキャストしてやる。
自分の場合はビッグベイトだとリーダー長さを80cm~100cm位でラインシステムを組んでいるんですが、そのノットがティップガイドから少し出る位を目処に毎回キャストしています。
なので毎回同じラインの垂らし具合と言っても過言ではないと。
それにAリバーの様に夜は真っ暗な状態であっても、ルアーを回収してリールを巻いて来た際にノットがティップガイドに当たる振動を感じる事が出来るので、そこからクラッチを切って少しラインを出してやれば毎回ノットの位置を目視する必要もない。
これは天才。
なのでサーフやウェーディングでやる様なガチのペンデュラムでは無く、1m前後の垂らしでキャストしている「ペンデュラム気味」と言う事なんです。
それに自分が行く東京の一級大河川はAリバー、Nリバー、Sリバーなんですが、これらに関して言えば確実に背後を注意しておかないといけないシチュエーションでして。
Aリバーは傾斜したチョコレート護岸や草木にルアーが当たるのでガチのペンデュラムは無理、Nリバーも50cm位の縁石にルアーが当たるので場所によってペンデュラムは無理、Sリバーはもうアーバンサイドなだけにジョギングや散歩の人が多いので基本ペンデュラムは無理と。
なので1m前後のライン垂らしって凄く有効な数字なんです。
ロッドへの負荷は軽減出来るわ飛距離アップにも繋がるわルアーをぶつける事も無いわ。
でも昨日はこのメガドッグ220の尻を一度ぶつけてしまいましたが、傷一つ無くウントモスントモ言ってません。
で、リールに関して。
これは自分がオイルやグリスの検証用に使っているからと言う訳では無くて、実際にPEの4号~6号もあれば十分魚は獲れる太さだと感じていて、アカメやライギョ狙いとかストラクチャーの多い場所であれば8号とかも理解出来るんですが、キャストの癖を付ければ実際に5号でも全然不安なく完全オープンの回遊待ちなら4号でも全然大丈夫。
そのラインキャパから逆算して無駄を省くと200番のリールがベストなんじゃないかと。
だからビッグベイト~ジャイアントベイトは300番てセオリー?は否定はしないけど実質過剰。
300番ユーザーの中にはバックラッシュからの高切れ防止の為にラインを太くしている人も少なくないはずで、そうじゃなくてバックラッシュさせない様にパーミングやサミングが苦にならない200番を使い熟すのもアリですよと言う事。
で、出来れば純正から初めてメンテナンスする人はMETHODのSIGMAグリスでギア関係を、CHIMERAオイルかLIGHT DUTYオイルでスプールベアリングを、その他ボデイ内ベアリングはBSLRオイルを、これで仕上げてもらえればMETHODオリジナルの特殊被膜がバージン状態で生成される為に目に見えないレベルで金属表面の摩耗を防いでくれます。
海水も淡水も関係無くこのセレクトで問題ありません。
自分でメンテナンスする人もショップにお願いしてメンテナンスする人も、ゼヒBOREDのMETHODオイルとグリスを使い先手先手でメンテナンスをしておきましょう。
異音や振動を感じてからでは実際には遅いので。
これリールでもサイクルパーツでもカメラでも時計でも他なんでも、物理的摩擦の起きる機械メンテナンスでは基本です。

2022年9月26日月曜日

記事。

おはよう日本。
月曜日だと言うのに久しぶりに暑くてモチベーションが下がり気味。
この三連休も完全に雨の影響で予定が狂いまくった人も多かったんではないでしょうか?
自分もそうなんです。
でも金曜日の夜はBOREDサポートのプロBMXライダーYUGOがホーム湾奥運河でシーバスをやりたいと言う事で久しぶりにYUGOとの釣行。
BMXライダーでもありながらアルミボーターでもあるYUGO、ウチのサポートライダーって皆アングラーでもあるんです。
で、終日雨天となった金曜日はYUGOが迎えに来てくれたのでスタメンのSUCKTAKとはホームで待ち合わせ。
着いて早々に結構普通に降ってるレベルの雨。
予報では降雨量数ミリだったんだけど、やはり海が近いと予報はアテにならないと実感。
テッペンを超える辺りまでは降ったり止んだりの繰り返しだったところ、急にゲリラ級の80ミリ注意報?がスマホに届いちゃったりして、そんな中でもやってたんですが流石にパンツまで浸水して来たので雨宿りの繰り返し。
当日後から合流すると連絡のあったスタメンのリョーも下手に動けずに結局は同じホームに居ながら会えず仕舞い。
で、ホームお決まりのケミカルが流れて来た事で強制終了。
結局深夜2時辺りでお開きとなりまして完全に不完全燃焼だわYUGOにも釣ってもらえなかったオチ。
で、日曜日は予報よりも早く台風が通過した事で台風一過の見事な晴天。
ならサクっと一人でAリバーでビッグベイトして来ようと、夕方15時過ぎに家を出て17時の潮止まり前後だけをやりに。
ま、予想はしていましたが一級河川のAリバーは流石にコーヒー牛乳状態で草やら流木やら死骸やらだらけ。
でも上げ潮でいくらかマシになっているんだろう。
しかし今日は何?ってくらい入れるスペースが無い。
あ~鱸魂のプリプラかな?
いつも河口から数百メートル辺り迄をマイポイントにしているんだけど、今日は橋を更に超えて1kmを超えた上流にやっと入れるポイントを見つける。
でも超ウサンクサイって思っているポイントなので気分も盛り上がらない。
取り敢えず最後にフルメンテナンスを行ってからビッグベイトオンリーで多分13回か14回ほど使用した自分の20カルカッタコンクエストDC 201HGもなんとなく飛距離が落ちて来た様子。
毎回釣行後は水にドボンして10回ハンドルを回し、外側をシャワーで洗ってからボディ、スプール、サイドカップ、メカニカルキャップをバラし良く振って水気を取り去り放置して自然乾燥、と言う自分なりの検証を13回か14回行ったと言う事。
見切れた画像のタックルハウスK2F162T3は全長162mmで重量48gのビッグミノーですが、これをフルキャストしても最高で56mほどの飛距離。
当日は自分の左前方から風速5m程が終始吹き付けて来る向かい風で、毎回フルキャストする度にスプールからの飛沫が自分の顔面にかかるスプール顔射状態。
ショッパイ。
なのでフルキャストして糸ふけを取ってルアーの重みを感じてからカウントし始めますが、20カルカッタコンクエストDC 201HGはハンドル1回転が74cmなので、取り敢えず面倒だし70cmで換算すると81回転カウントしたのでザっと56mと言う事。
これ無風に近い状態でリールもメンテナンス直後だと自己記録は63mです、確か。
実際にAリバーで確認していると着水間際にスプールの回転が止まっている。
普段はもう一延びするんだけど。
やはり海水シーンでハードに酷使した後は10回前後を目安にメンテナンスを行った方が良さそう。
先週もゲリラに思いっきり降られたばかりだし。
だけど淡水シーンであれば恐らく全然まだ余裕で潤滑しているんで、やはり海水シーンは色々とケアが多く必要です。
でもメインギア周りに使用しているSIGMAグリスとウォームシャフトに使用しているTHETAグリスはキチンと残っている様で、ハンドルを回転させてもフルメンテナンス基準で70点くらいの滑らかさをキープしている。
まぁ自分の場合は毎回ロッドでルアーをアクションさせるんでは無くて、リールハンドルでアクションさせると言う常に負荷を与えているし、常にビッグベイトをフルキャストしているので当然と言えば当然。
だから今回の不調気味な原因はスプールベアリングのみに汚れや塩の固着があるんだろうと推測。
ま、近日フルメンテナンスして中身を公開しますので。
参考までに自分の手持リールで使用しているBOREDのMETHODオイル&グリスについては過去記事「2022年7月19日火曜日」をご覧くださいませ。
で、それと併せてサンプルオイルのテストをハンドルノブベアリングで行っていたんですが、こちらはもう完全に合格って事で一安心。
さぁやる事パイイツ。

2022年9月23日金曜日

記事。

また明日からの三連休も台風みたいですね。
でも明日は小雨程度なら出撃予定です。さて、東京のシーバスアングラーにはすっかりお馴染みとなりました、T.B.F.Cが主催する東京湾奥を舞台としたシーバス釣大会「鱸魂」にBOREDも協賛させて頂きます。
一本の全長のみを競うオカッパリとウェーディングのみに絞ったシンプルなレギュレーションに好感が持てるのは自分だけでしょうか?
BOREDでも微力ながらMETHODのBSLRオイルとHYDRAオイル、VITALのPRO SIZE WRとTAG MESH CAPを協賛させて頂きますが、それ以外の協賛メーカーがゴージャスなので是非エントリーしてみては如何でしょう?
昨年もこの大会が開催されている東京湾奥はもうどのエリアもシーバスアングラーだらけだったみたいで、スタメンのSUCKTAKもホームエリアにあんなにアングラーが並んでいるのを初めて見たと言ってましたっけ。
東京湾奥エリアと言っても、旧江戸川、中川、荒川、墨田川、多摩川はもちろんですが、若洲エリア、木場エリア、月島エリア、有明エリア、台場エリア、芝浦エリア、天王洲エリア、京浜エリア、羽田エリア等ともっと細かく見ればかなり更にエリアは存在している訳で、ちょっと当日は東京の海沿いがカオスになる事は必須。
しかも今回は新木場駅向かいにある東京夢の島マリーナにて行われる「エンジョイ魚まつり」と言うイベント内での同時開催と言う事もあり、多数の参加もあるでしょうがギャラリーとして参加しても楽しめそうです。
大会の詳細につきましてはT.B.F.Cのホームページhttps://t-b-f-c-tokyo.jimdofree.com/にてご確認ください。
スタメンの誰か参加しないかしら?
今度の25日はKDWカップ2022もあるし、中々ハイシーズンの秋らしいイベントが目白押しですね。

2022年9月22日木曜日

記事。

今年も出番が無く貴重なストックを眺めるだけとなった自分史上最強フロッグのヴァガボンドBUSH-Z。
フロッグの使い方ってセオリーがある様でない。でもセオリー通りのバスルアーに洗脳されていると「そんなんフロッグじゃなくて良いじゃん」て使い方ばかりが目立つ。
とにかくフロッグは先ず他には無いオンリーワンな着水音と強靭なスナッグレス性能にアリ。
カバー際をドッグウォークさせるならトップウォータープラグで良いんじゃない?フロッグってカバーの奥の更に奥を狙える唯一のカバー対応ルアーだと思うんです。
ラバージグやテキサスよりも更に大胆に攻めれるルアー。
他人が敬遠する様なカバーをやる事に意味がある、その為のルアーがフロッグだと思ってます。
ブレード付けたりスカート長くする様な小細工は一切不要。
居るべき所にキチンと落とせれば必ず食って来る。
コロナが落ち着いたら来年こそは水郷で房総でまたエクストラヘビーロッドをブチ曲げたい。

裏技。

結構ちょいちょいお叱りを受けていますMETHODのKRAKENオイルとGOLYATオイルの長期欠品について。
実は使用しているベースオイルは完全オリジナルとして生産依頼している物なのでタップリと在庫があるのですが、そのサブオイル?として補助的に配合しているオイルの生産が完全にストップしてしまっていまして。
べースオイルはポリアルファオレフィン合成油でサブオイルはエステルコンプレックス化学合成油なのですが、どうしてもお互いに樹脂へのアタックが懸念される事からそれを相殺する為に配合しなければならないんです。
ま、実用上は先ず問題の無い樹脂へのアタックなのですけど、理論上だと一方は樹脂を膨張させ一方は樹脂を収縮させると言われています。
でもこれは実用としては先ず確認されない事であって、あくまでも理論上はと言う事でして。
例えばKRAKENかGOLYATを使用してから数年放置して一切触っていない状態とか、そんな事であれば何かしら悪さをするとは思いますが、まぁその前にオイルとしては既に劣化しているでしょうし何とも言えませんね。
それに樹脂へのアタックが顕著であるならフルエステルのCHIMERAやLIGHT DUTYなどは恐くて使えないと言う事にもなりますし、オイルを入れている容器だって樹脂じゃねぇかと言う事になるんでね。
なのでまぁ樹脂へのアタックは事実上無いに等しいと思って大丈夫です。
でもKRAKENとGOLYATは超低粘度と言う事もあるので、当然ながら物理的な浸透性が高い事から上記の様に一応相殺させる手段をとっていたんです。
で、METHODお取り扱いDEALER各店でもGOLYATは欠品続きとなっているのですが、実はKRAKENならちょっとだけ在庫が残っているよと言うショップがあります。
本当はGOLYATが欲しかったんだけどKRAKENじゃ少し粘度が低過ぎるよと言う場合、LIGHT DUTYを少量混合してもらうとアレ?GOLYATじゃね?と言う事になります。
実際LIGHT DUTYにはGOLYATと同じ極圧添加剤が使用されているんですが、唯一違う部分としてベースオイルは当然として更に減摩添加剤が添加されているんですね。
摩擦調整剤なんて言い方もします。
なのでKRAKENにLIGHT DUTYオイルを容器のスポイドで15滴位?もうちょい?徐々に混合して貰えるとGOLYATにかなり近い粘度と性能のオイルが出来上がります。
これ完全に裏技ですね。
特にGOLYATに関してはバスやトラウトなど淡水用途での需要が断然多いオイルでもあって、最もレギュラーウェイトに適したオイルとして実は売れ筋なんです。
でもずっと欠品でゴメンナサイ。
なので取り敢えず直ぐに必要だからKRAKENとLIGHT DUTYの混合カスタムをしてみたいよと言う人は、BOREDのMETHODお取り扱いDEALERまでお問い合わせしてみてください。
ココ=https://bored.thebase.in/blog/2017/08/22/123022
これからバスにおいては春と同等にハイシーズンを迎えますのでゼヒ上記の裏技を。

2022年9月21日水曜日

案内。

先ほどもBORED BLOGやSNSでもアナウンスしました様に、METHODのPROTECTIVEとVITALのPRO SIZE WRについてお知らせがあります。
それらを見て貰った人も居るかと思うんですが、要するにPROTECTIVEとPRO SIZE WRである意味共通する一部材料の生産が遅れているんです。
て言うか先日も書いた様にメーカーサイドで生産調整しやがったみたい。
で、取り急ぎMETHODのPROTECTIVEについては材料業者の手持在庫を探させて何とか少量の材料を入手出来たので、再々入荷分として9月28日より順次デリバリーを開始します。
但し、PROTECTIVEにつきましては生産ロットにより容器が黒色ガラスとなる場合もありますのでご了承を。
逆にコッチの方がカッコイイかもしれないんだけど。
そしてVITALのPRO SIZE WRについても現在の在庫をもって年内の最終生産分が確定し、以後年内の在庫補充生産は行えない見込みです。
これは結構な事なんだけど、一応現時点でBORED STORE分とDEALER分で未だ在庫は確保出来ていますが、いつまで大丈夫か?と言われたら来月中には確実に無くなるでしょう。
そんな訳でゼヒお早目のご注文をお願いします。
切実。

2022年9月20日火曜日

案内。

ようやく台風一過。
昨夜は爆風で揺れている新宿都庁をずっと押さえていたので腕が筋肉痛です。
嘘。
でもまた週末は荒れるとか荒れないとか。
さて、んな事を心配していても仕方ないんですが、台風が去る度に日増しに秋めいて来る日本。
そんなジャストタイミングでBORED STOREより先行受注を開始しましたBORED×PIER SPORTSの2022 COACH JACKETを今年も数量限定生産します。
今回は9月30日の18時にて先行受注締切とし、10月20日の入荷より順次デリバリー開始となりますのでお間違い無く。
この2022 COACH JACKETは毎回BOREDで使用しているアメリカンボディを使用していますが、今回インナーはボアでは無くスタンダードなフランネルになっています。
ボアの暖かさは捨て難い良さもあるのですが、パーカーなどをレイヤリングするとモコモコになっちゃうんですよね。
なのであくまでもコーチジャケットは風を通し難く小雨を防げるアウタージャケットとして使用するのが良いかもしれませんね。
レイヤリングは機能性インナーと裏起毛パーカーなどを組み合わせればかなり保温性も高くなるし、更にベースレイヤーに気を遣えば真冬の街中でもイケなくは無い。
ま、でも当面の秋はインナーにTシャツやロンTなどで十分だと思われますんでコレ着てフィールドでお会いしましょう。
いや、まだ終わらない。
で、今回のデザインは前回と同様にPIER SPORTSのアーチロゴとBOREDのオリジナルロゴを使用しているんですが、今回はブラックボディにブラッププリントのステルス仕様とネイビーボディにホワイトプリントの定番カラーでプリントしているんですね。
ステルスプリントはBOREDでも良くやるんですけど、コーチジャケットでやると結構インパクトあるんですよ。
そして今回は自分も使用しているPENCO社製のストレージコンテナに貼れるジャストサイズのステッカーが付属となりますが、もちろんそれ以外にも普通に貼れるステッカーです。
と言う事で本日からBORED STOREにて先行受注を開始していますが、今回も確保ボディの都合から9月30日受注締切前に完売となってしまう場合もありますのでお早目に。

2022年9月17日土曜日

記事。

ごめんなさいね、またどーでも良い事なんですが。
シマノのエクスセンスから発売されていた?ブラストシャッド170Fってビッグミノー。
170mmで53gと言うビッグミノーフェチな自分としては当然気になっていたんだけど既にスッカリ忘れていた存在。
確か2021年発売モデルのはずなんだが、既に2022年の今年カタログ落ちしている。
レンジ80cm~100cmを潜らせてコノシロの群れ下を通過させましょう的なPR。
AR-C搭載でまぁ普通に飛ぶし泳ぎも良いんですよ実際。
なのにこのファットなボディに1/0フックが付いているんだけどリングが4番て完全に無いな。
なので6番に上げてフックの可動域も気持ち広くして使っています。
でね、流石にソッコーでカタログ落ちしたモデルだけに超激安で入手出来ちゃうんですね。
自分は新品で不人気カラー?を1200円ちょいで買いました。
今オクとか見ていても箱入り新品が1600円とか。
ま、1個あれば良いルアーではあるんだけど。
某王様が「シマノはワンロットですぐ生産やめちゃう」的な事を言っていたけど、ホントに話題にも釣果でも騒がれなければソッコーでカタログ落ちしちゃうんですね。
これから東京湾は日増しにデカいシーバスが河川や湾奥へ入り込んで来ますが、真冬になってもイナッコに付いて温排水などに居付いてたりするんです。
でも流石にトップに出る活性では無いのでベイト直撃のレンジに合わせるかまたはベイト真下のレンジを泳がせると真冬でもスズキサイズが遊んでくれる。
そんな用途でも活躍してくれそうです。
シンキングではなくフローティングと言うのも良いところ。
で、こーゆーギンギラメッキ色って瞬殺でフックサークルとか小傷が付いてしまうんですが、そんな予防策としてもMETHODのPROTECTIVEが有効です。
再度言いますが全く傷が付かない訳ではないんですが、PROTECTIVEを処理しているのと処理していないのでは明らかに差が出ると言う意味です。
以前アマペンで実証した記事ががあったはず?
ま、只今お蔭様で欠品となってしまったPROTECTIVEですけれども、何とかまた少しでも追加出来る様に材料業者へ問い合わせ中です。

2022年9月16日金曜日

案内。

先日もBORED BLOGやSNSなどで一斉にアナウンスしたのですが、ようやく9月分の在庫補充生産が終ったと言う事で再び。
え~12日だか13日だったか?VITALのPRO SIZE WRで使用している特殊撥水成分を特注依頼している材料業者から連絡がありまして、この材料業者から連絡があるとロクな事は無いんですが、ズバリ予想は的中でどーやら原材料の一部であるチタン化合物の仕入れに遅延が生じているとの事。
そうPRO SIZE WRって材料の中にチタン化合物が使われているんですが、それは撥水自体には関係無くて触媒として使用されているんですね。
って言っても難しくなっちゃうから今回は置いといて、別にチタンが撥水させている訳じゃないですから。
で、そのチタン化合物を生産するに当りコスト面でこの円安が影響し始めて来たと言う事らしいんです。
基本的にPRO SIZE WRって成分の殆どがイソプロピルアルコールと言う工業用アルコールであって、残りがこの特殊撥水成分なんですが、今年の3月にWR発売以来初の値上をした際には上記材料のどちらもが一気に数十%以上値上したんですね。
そこから半年ほど材料の価格は安定していたんですけど、まさか今度は生産工場の稼働効率までをも見直さないと生産が出来ない事態になりそうだと。
要するに今迄は毎月生産していた物を今後は数ヶ月単位で生産する様にグロスでドンっと効率を上げないと、設備の電力とか稼働に関する部分に影響して価格を値上しなくちゃならないと。
その値上を回避するべく結論に至ったのが今回の事らしいんですが。
知らねぇよって。
でも仕方ないな。
そこでBOREDの様に毎月ながら超小口で注文している弱小メーカーとしては、次の生産予定にコレだけ入れてくださいとしか言えないんですね。
なので現状としては年内の生産が厳しいかもしれませんって事を言われたもんで、取り敢えず詳細が確定する前にリアルタイムでアナウンスしておこうと言うのが先日の事。
まぁ未だ正式な確定では無いんですけど、恐らく今回はかなりシビアな事になりそうです。
なので今BORED STOREにある在庫分とか、外注倉庫にあるDEALER卸分の在庫が欠品となってしまった場合、ちょっと次回の入荷は来年とかそんな感じになってしまいそうなんです。
だからVITALお取り扱いDEALERでもBORED STOREでも良いので、ゼヒ今の内に一家に一本PRO SIZE WRをゼヒ確保しておいてください。
ホントにもうWRはこーゆートラブル続きで、いっそ廃盤にして生産やめちゃおうかなぁ。

2022年9月15日木曜日

裏技。

さぁ、もう週末です。
と言うか一週間経つのが早過ぎる。
さて、先日超久しぶりに入荷となりましたMETHODのPROTECTIVEコーティング剤について、基本的な使用方法はBORED STOREの製品ページにも記載してある通りなんですが、以前自分がやってるよとお伝えしたルアーへのコーティングについてご紹介します。
PROTECTIVEは気温25度を基準とした場合24時間で完全硬化するシリコーンオリゴマー系コーティング剤となります。
凄く簡単に言えば市販のガラス系コーティング剤と同じ部類に入ります。
大気中の水分と反応して硬化促進する特徴から塗装などの様にある程度の設備や道具を必要とせず、室内などで手軽に完全な透明の高硬度被膜を生成させる事が出来ます。
被膜の強さはエンピツ硬度の5H前後に設定していますが、ウレタン塗装の標準的な硬度F~2Hよりも硬度が高い事から傷や擦れなどに対して保護効果も十分得られているんです。
巷にあるスマホ用とかカーボディ用の硬度9Hや10Hまで必要?それに硬過ぎると密着が剥がれて来た際にフケみないな硬い薄膜がボロボロと落ちて来て刺さると当然痛いです。
フィッシングやサイクルの様に常に使う道具自体が動きを伴う物には硬度5H前後が妥当と考えた上での決定です。
で、これをルアーに処理する場合。
自分の場合は過去に大事なルアー?高価なルアー?にはフックサークル予防としてPROTECTIVEを処理しているのですが、基本的に画像の様にフックもリングも外した状態でルアーをパーツクリーナーなどでサッと脱脂洗浄しておきます。
そして所謂キッチンスポンジ、どこの家庭にも必ずある100円ショップでも余裕で買えるあの皿洗用スポンジの事ね。
あれをカッターで適当な大きさに切って、そのスポンジの柔らかい方にPROTECTIVEを十分染み込ませます。
で、ルアーのアイ周りなど入り組んだ箇所からスポンジでルアーを拭く様にPROTECTIVEを塗り、最後にルアーの長手方向へ一気に塗って行く事でかなり綺麗に塗る事が出来ます。
決して塗料では無いので塗料程の密着力はありませんが、ボロボロと被膜が剥がれて来る事は経験上皆無です。
これだとウエスやハケで塗るよりもムラ無く塗れて、しかも液体を保持し易いスポンジ構造なので一石二鳥です。
PROTECTIVEが空気に触れている事で効果が促進されますので、作業自体はなるべく1分以内で塗る様にしましょう。
今回の様に一度で厚塗りする場合は乾拭きの必要ありません。
その後は翌日まで室内で放置して乾燥させまずが、今時期は気温も湿度も高いので6時間位すればもう触れる程度に硬化しています。
そしてフックを付ければ元通り。
これで新品購入時のルアーよりも硬度の高い透明被膜で保護されたルアーの完成です。
但し、そうは言ってもフックサークルは付きますよ。
だって相手は熱処理された高硬度の鋼で出来たフックですからね。
何度も摩擦が重なれば徐々に被膜も薄れて来て、いずれはルアーの塗装に傷が付くのは当然です。
でもその傷が付く事を少しでも長くディフェンスしたいと言う場合、最も手軽で安価に済む方法がこのコーティングになるかと思います。
自分はメガドッグ全部、それにディスコンカラーのルアー、リミテッドカラーのルアー、レアなウッドルアーには全部このPROTECTIVE処理を行ってあります。
今日15日の時点でBORED STOREの残り枠が2個、9月20日からデリバリー開始となりますのでスグ!

記事。

やって来ましたね秋。
メチャクチャ早いもので既に9月中旬を迎えていますが、10月に入ると一気に秋めいたフィールドの変化を感じる様になります。
と言う事はフィッシングシーンで言えばバスの荒食い巻物祭りが始まり、シーバスのコノシロパターンが始まり、ブリやサワラなど青物接岸も始まります。
そう、ルアーフィッシングで一番大フィーバー出来るシーズンです。
しかも秋の個体はとってもメタボ、もうデブ。
餌となるベイトフィッシュを食いまくっているので巨大な魚体が多くなります。
つー事は必然的に普段よりワンランク上のウェイトやシルエットのルアーをセレクトする事にもなりがちで、準じてタックルも相応にタフな仕様が多くなって来ます。
ならロッドは適正ルアー範囲に合わせたロッドへ持ち替えれば良いし、ラインも同じく普段よりワンランク太くするだけで良い。
でもそれと併せドラグはスムーズに機能してます?ギアから振動を感じます?ベアリングから異音はしてます?ってところまでチェックしてやる方がお利口ですね。
そこで朗報です。
特に秋なのでデッカイのとかナッガイのとか空気抵抗高めなルアーを酷使する場合も多く、もうリールの番手は無視しちゃっても構いませんので、とにかくギアにはMETHODのSIGMAグリスを使用するか、今使用しているMETHODグリスの上からOMEGAグリスを少し足してみてください。
これで巻き感は重くなりますがギアの保護や異音には絶大な効果が得られます。
巻き感を重視したいよって人は塗布量の調整次第でいくらでも左右出来ますので、先ずは少な目から試してみてお好みの巻き感に調整してみてください。
それら以外のパーツについても秋は天候不順も多い事から普段よりワンランク~ハーフランクほど強め重めなケミカルセレクトで問題無いと思いますので、普段からハーフランクほど強めをセレクトしているBOREDのリール仕様を参考にしてみてください。
あ、これらオイルやグリスの使い別けについては具体的な実例として自分のリールでアッセンブルした例を記載していますので過去記事の7月19日付にてご確認を。
本格的なハイシーズンとなる10月~11月中に向けて、とにかく今時期こそリールのメンテナンスを行うべき絶好のタイミングとなりますので、使用頻度の多くなるハイシーズン直前に出来る限りメンテナンスを行っておきましょう。
デッカイの掛けてラインが上手く出ないとかハンドルが逆転しちゃうとかキャストの度に異音がするとか、せっかくのデッカイ魚を逃がす要素だけは排除して挑みましょう。
フィールドでの不具合はリールメーカーのせいではなくユーザーのせいです。
なんつって。

2022年9月14日水曜日

特売。

なんだか暑さがぶり返して来ましたね。
さて、久しぶりになってしまいましたがDARKSIDEBOREDBLOG恒例となりました特売の開催です。
今回はサンプル品が2点、B級品が1点になります。
早速。
先ず、サンプル品についてはVITALのTAG MESH CAPの別タグバージョンです。
この別タグは違う用途で作った物が結局不要になってしまったので、ならばTAG MESH CAPで今後使用するか迷っている物。
取り敢えずサンプルではありますが製品と同一にタグもピスネームも縫製してあります。
カラーはBZかBCの2色のみ1点限りでレターパックプラスの送料税込2800円。
次に、サンプル品その2になるBOREDのPOSER SUCKS-Tなんですけど、これは以前DARKSIDEBOREDBLOG限定のスタッフT的な扱いで数量限定生産した物ですが、そのプリントサンプルとして自分用にストックしておいた物。
だけど自分用は既に有るしまた欲しければプリントすれば良いじゃんて事になりまして、これも完全に製品と同一仕様になっています。
カラーはネイビーのみLサイズとXLサイズの1点限りでレターパックライトの送料税込各2000円
最後に、これはもはや毎回定番化して来ていますが、VITALのPRO SIZE WR製品デカール傷有品です。
この傷有品は6月生産分と7月生産分で出たB級品をストックしておいたんですが、もちろん肝心の中身は一切問題ありません。
ちょうどPRO SIZE WRの年内生産が危うい状況なのにも関わらず残り6本限りの早い者勝ちです。
デカール傷有のB級品PRO SIZE WRはお一人様一本限りとしてレターパックプラスの送料税込2400円
と言う事で今回は全部レターパックの送料税込価格なので毎回の様に超お買い得。
購入ご希望の場合はBOREDオフィシャルメールアドレスのinfo.bored@gmail.comまで件名に「購入希望」と記載の上、本文に希望製品名、カラーやサイズ、氏名、郵便番号、住所、電話番号を必ずご記入ください。
お支払いは銀行振込のみとなりますので上記へメール頂いた返信メールにて詳細をお伝えしますが、数に限りがありますので出来るだけ早急なお振込みをお願いします。
発送は平日のみ2日~3日営業日中に行います。
最近このDARKSIDEBOREDBLOGで販売する分についてドタキャンなどが多発していますので、限定販売である事をご理解頂きまして早目の手配をお願いします。

2022年9月13日火曜日

案内。

そー言えば少し前に英国女王が亡くなられたましたね。
個人的にエゲレスと言う国は好きではないんですが、それでも一国の女王が高齢で亡くなられたと言うね。
さて、BOREDは年が明けると設立から20年となりまして、2003年設立だから合ってますよね?
で、その20周年が影響している訳では無いんですけど、以前の記事にもあります様に幾つかの製品をアップグレードしたりモデルチェンジしたりを企んでいます。
とは言えそんなに直ぐに実行出来る訳でもなく、先ずは長期欠品中のKRAKENオイルとGOLYATオイルをなんとかしなくちゃと諸々優先してサンプル試作などをテストしています。
で、その為にラインナップに変更が生じる事になるかもしれなくて。
そして今回のサンプル試作において新たに取引する事になった材料業者もあり、現状として材料となる添加剤の価格維持も継続生産も約束してくれたんです。
まぁよっぽど嘘みたいな大不況とか第三次世界大戦でも起きない限り供給は大丈夫だろうと。
そこでこんなご時世ではありますが、多分今後もBOREDのMETHODオイルについては税込2850円を最高値とする価格からそれ値上げする事はありません!とお伝えしたくって。
もちろん例えば現時点で税込み2450円のLIGHT DUTYオイルがちょびっと値上げする可能性はありますけど、要するに税込み2850円のBSLRオイル以上の価格になるラインナップは今後も出しませんと言う事です。
今こんなご時世なのにナゼそんな事を言い切れるのか?と言うと、逆にこんなご時世だからこそ言い切ろうかなって事で、BORED如きであってもユーザー目線に立って考えたいと言う本質から。
もちろん土台はビジネス最優先ではあるんですが、やっぱり内容量15ml程度のオイルが税込3000円を超えてくるって言うのは違うと思うんですね。
もちろんそれは原価があって換算している事ではあるんですけど、でもユーザー側に立てば税込3000円てちょっとした何かを買える金額なんですよ。
フィッシングならルアーもラインも買えるし、サイクルならチューブやグリップも買える。
で、そもそもBOREDの製品はいずれの各アクティビティにおいて「主役」な製品では無く隙間産業である「脇役」な製品って過去にも謳って来た訳ですから、尚更今BOREDのMETHODオイルでラインナップしている価格の維持って言うのは死守しなきゃいけないなと思った訳です。
まぁ2003年当時から税込3000円を超える価格はラインナップして来なかったんですが、流石に20年前のコストでは難しい現在でも企業努力として実行出来るんじゃないかと。
それは今回新たな材料業者を探している段階で可能性として感じたんです。
天邪鬼な自分ではありますが徹底的に偽善が嫌いなので偽り無く、これはBORED側の業務で効率をアップさせる事でまだ余地を見出せそうだぞと。
つまりもっとセコく諸々を詰めれば僅かでもコストは下げられるぞよって事。
あ、ご存知のとおり流石に値下げは無理ですよ。
なので再度、BOREDのMETHODオイルにおいては今後もアップグレードやモデルチェンジは行いますが、決して嘘みたいな大不況とか第三次世界大戦でも起きない限り税込価格2850円以上の価格になる事はありません。
なのでもう何度も言って来た様にすぐ秋本番を迎え諸々のアクティビティでハイシーズンを迎えるんですが、その前に一度徹底的に消耗品の交換やメンテナンスとクリーニングをゼヒやっておきましょう。
と言う事で引き続きのご注文をお待ちしてます。

2022年9月12日月曜日

記事。

何時からだったか?完全に忘れましたが、前回フルメンテナンスしてから現在まで一切メンテナンスを行っていない自分の20カルカッタコンクエストDC 201HG。
基本、釣行後帰宅してすぐに水を張ったボールの中へリールを浸けてハンドルを10回ほど回転させ、それから外観の全体をシャワーで濯いでからサイドカップ、スプール、メカニカルキャップを取り外した状態で、各部をコレでもか!と言う程に良く振って水気を取る。
その後マイクロファイバーウエスの上に広げ、翌日まで放置して自然乾燥させ、スプールベアリング左右とスプールシャフトに1滴程度CHIMERAオイルを注油して終了。
これが海水域であるシーバス釣行で使用した後のルーティンとなっていますが、淡水域のバス釣行などでは各部をマイクロファイバーウエスで空拭きし、入り組んだ箇所の汚れを綿棒などで拭いて終わりです。
実は今年になるまでシーバス釣行でも所謂「水にドボン」は一切行った事が無かったんですが、やっぱり毎回塩の存在は感じていたんですね。
ハンドルを回すとギア辺りがギシギシジャリジャリ鳴っているノイズ。
で、気になるからリールをバラすと別にどこも錆びていないし、塩の塊もボディ側に極僅かしか確認出来ないし、各部の油膜はキチンと残っている。
でもハンドルを回すと確実にギシギシジャリジャリ鳴っている。
これを解消する為に試しに上記の「水にドボン」を実行した結果、翌日になってハンドルを回してみてもギシギシジャリジャリと鳴らなくなっている。
それ以来「水にドボン」を実行する様になったんです。
ちなみに水の中でハンドルを回してもレベルワインダーのウォームシャフトに塗布してあるTHETAグリスは全然取れませんし、僅かに乳化していても翌日には水分だけが蒸発しているので元通りになっています。
つまりメインギアもとニオンギアに使用しているSIGMAグリスも同様以上なはず。
これがウレア系グリスの耐水性と強靭な油膜の証。
で、画像はこの週末2日使用した自分の20カルカッタコンクエストDC 201HGですが、もう前回フルメンテナンスしてから確実に10回以上「水にドボン」でケアしているだけで一切メンテナンスを行っていないのに絶好調をキープ。
もちろんコイツはビッグベイト専用機としているので各部に掛かる負荷はレギュラーウェイトよりも断然過酷。
で、何が言いたいかと言うと、上記はあくまでも検証と言う目的で行っている訳で、決してノーメンテナンスを推奨している訳ではありません。
自分も近日中にはこの20カルカッタコンクエストDC 201HGを来たる秋のハイシーズンに備えてフルメンテナンスしますが、出来れば最低でも年に3回はフルメンテナンスする事がベストであって、特に海水域での使用において間違い無くメンテナンスとクリーニングは多いに越したことありません。
それにしても手持で残っていたから久しぶりに使用したレジンシェラー8の4号?
2回の使用でこの色落ちは無いな。
しかも色落ちと共に毛羽立も目立つ様になり、サミングしていない所でも色落ちが目立つは汚れも付着してるは。
これコーティングが強いって言っちゃうのは違うと思うなぁ。

2022年9月6日火曜日

記事。

いやいや、自分は決してジャイアントベイターではありませんよ。
ビッグベイトならやるけどビッグベイターでもないし。
でも好き。
なので自分の中での最大はメガドッグ220の130g。
ジョイント系が余り得意でないって事もあるかも。
基本は40g~50g台辺りをメインにしている事が多く、これらの殆どがビッグミノーかビッグペンシルです。
でも何だか最近はそれら以上になるメガドッグ180の72gとかコノシロペンシル185の95gとかコノフラット195の84gなんて100g弱のキャストフィーリングが好き。
あと、そんなに話題にならないコノシロペンシル185なんだけど自分的にはかなり優秀で、自分の手持でも気に入っている邪道のグラインディンワイヤーと同じく静止時は立姿勢のペンシル。
これは往年の銘ペンシル然り、立姿勢って移動距離が短く簡単に首を振ってくれる利点がありますよね。
さて、そんなどうしても飛距離に拘りたいと言う事から完全に無理なく振り抜ける事を理由に逆算しての上記。
いくらタフなロッドを使っているからって、ロッドである以上は決して折れない訳じゃないし、それならロッドの適合ウェイト上限を大きくとってある上で余裕をもって振り抜きたいと。
今自分が大きいのを投げる際は一級河川の河口とか海直結の港湾ならMonster KissのMX-8+改をメインにしていて、ホーム湾奥運河とか小規模運河なんかであればAPIAのMEGASOUL 62HH+を使用しています。
これならどっちも適合ルアーウェイトの上限は300gなのでね、メガドッグ220をバスロッドの如くフルキャスト出来ちゃう。
いや、それは少し大袈裟で無理があるけど。
基、ヘルニアだし体幹も弱って来たのでね、やっぱり100gを2m先の長さからキャストする遠心力には勝てません。
ま、とにかく一投一投気にしなくて良いからショートキャストをティップだけで投げちゃったりした際でも安心出来る。
ティップだけで投げるのは良くないから基本はちゃんと曲げてね。
でもこのAPIAのMEGASOUL 62HH+がやっぱり苦手で自分には向いてないなぁと。
だから本当はMonster KissのMX-∞が欲しいんだけどね、でも決定的にコルクグリップの感触?が苦手な自分は今使用しているMX-8+でさえもキチンとモンキスに承諾を得た上で自身でEVAグリップ化とECSリールシート化しているんです。
何と言うかコルクグリップって断然見た目が素敵なんですけど、どうしてもキャストの際に滑ってしまう自分の癖?があって、しかも少し爪が当たるとゾワゾワすると言う謎?もあり。
だから「MX-8+改」って事。
となるとMX-∞を手に入れた際にはやっぱり同じく自身でEVAグリップ化とECSリールシート化しなきゃならない。
自分の事なのにこの作業が面倒なので取り敢えずMEGASOUL 62HH+を買ってみたと言う訳。
でもやっぱりMX-∞が欲しいよなぁ。
そんな高負荷なロッドジョイントには必ずMETHODのADVANCEワックスを使いましょうねと言うオチ。

裏技。

台風が心配ですね。
さて、ようやくMETHOD製品の在庫補充を概ね完了したところですが、引き続き明日はADVANCEワックスとPROTECTIVEコーティング剤の在庫補充が完了します。
PROTECTIVEコーティング剤はようやく材料が入荷して来たと言う事で半年以上ぶりに在庫補充する事が出来ましたが、実は間髪入れずまた材料が不足していると材料業者より連絡がありまして、9月中旬以降に再度少量を追加生産するんですけど恐らく直ぐ欠品になってしまいそうです。
で、今回はADVANCEワックスについての裏技をご紹介しようかと思っています。
と言っても以前にもご紹介した内容と同じなんですが、ブランクが空いてしまったので改めて。
先ずこのADVANCEワックスは所謂フェルールワックスとして設計した物なんですが、市販他社と何が違うのか?と言うと、ズバリ硬質で高粘着と言う事。
市販他社の有名2メーカーを使ってみた結果、何と言うか軟質過ぎて結構頻繁にロッドのジョイント部が緩んだり回っていたりする事があったんです。
これは使っている人なら必ず経験あると思いますが。
時代はロクマルだのアカメだのランカーだのってトルクフル&ヘビーオンスな時代に、単にカジリを防止するだけのワックスなんて意味あるか?と。
無ければ作りましょうと言う事で、硬質で高粘着なフェルールワックスを誕生させた訳です。
この本筋の使い方は2ピースロッド、3ピースロッド、ワン&ハーフロッド、パックロッドなどあらゆるマルチピースロッドのジョイント部であるフェルール部に薄く塗る事で抜け難くなるカジリを防止すると言うもの。
使い方はシンプルにADVANCEの尻にあるローレットダイアルを回して先端から数ミリほどADVANCEを出して塗るだけ。
つまりリップクリーム。
塗る量は長手方向に全体の50%~70%位に塗れていればOK。
逆に全面にシッカリ塗ってしまうと別の意味で抜け難くなりますので注意。
参考までに自分の場合はもっと少なくてフェルールの表と裏へテキトーに一塗りする程度です。
で、本題の裏技なんですが、これ成分的には所謂パラフィンワックスなんです。
けど、ADVANCEにおいては一般的なパラフィンでは無くて、特殊なパラフィン系ワックスを3種類調合し生産されています。
しかもそこには油分が一切配合されていません。
オイル屋なのに。
そのパラフィン系ワックスの特徴として摩擦=熱が加わると溶け、逆に冷えると固まると言う性質があります。
この性質を利用して以前にもご紹介した裏技はリーダーとメインラインとのノット、リーダーとスナップとのノット、これらのノット組時に摩擦熱でラインがチリチリになったりする事を低減させたり、水に触れると冷えて固まると言う事を利用してノットの緩み防止に効果がありますよと。
それをADVANCE発売時から現在まで必ず自分のラインシステムで実行して来ました。
もう完全に100%毎回使用してます。
普通はツバで濡らして摩擦熱でラインがチリチリになるのを防いだりしますけど、これって余り見た目もヨロシクナイじゃないですか?
そのツバの代わりにADVANCEを使うと言うもの。
だけどこれも塗り過ぎると滑りが悪くなってしまうので、自分はPE側に20cm位を一塗りするだけ。
確かにノットを組む際に少し粘りによる抵抗が増えるんだけど、逆にノットが組み上がると凄くシッカリと組めます。
それを水中に浸けるとADVANCEを塗った所だけ少しベタ付くんですね。
なのでノットのすっぽ抜け防止にもこのベタ付きが貢献する事になるだろうと。
それにツバすら付けないでノットを組むと言う事は、目に見えないレベルで必ず摩擦熱によるラインの劣化が起こります。
とにかくこの摩擦熱の発生防止?低減?が目的と言う事なんです。
ま、あくまでもメインの使い方では無いので気持ち効果あるかな?程度になれば良いんですが、ノットとスナップの結束にはかなり有効な気がしています。
実用上からの判断なんで確証はありませんけど。
但し、このADVANCEはどーしても冬場においては硬くなり過ぎてしまい、容器から中々出て来なくなっちゃうんですね。
なので冬場の使用においては車内のエアコンとか、ズボンのポケットなどで事前に温めておいてから使用してください。
BORED STOREの製品ページにも注意書きとして記載してあるので不良品ではありませんし、当然ながらクレーム対象にはなりませんので予め。
さて、これ完全なるBORED製のハンドメイドなんで毎回こんな風に容器が正常かどうか一本毎に検品して、容器への固着を防ぐ為にシリコンスプレーを吹いてから熱々のADVANCEを流し込むんです。
中々のメンドクサさ。
オイルは半自動の機械で充填するんですが、ADVANCEだけは溶かしてから流し込むんでBOREDの設備では自動化出来ません。
あ、ADVANCEゼヒお試しください。

2022年9月5日月曜日

記事。

ちょっとなんだかシリーズ化させようとしてねぇか的に思われるかもしれない最近の製品系ネタ。
もちろんMETHOD製品を売る為に付随する情報公開と言う事でもあるんですが、付加価値として成分や材料を正しく把握しておくと言う事は、それが適正価格として妥当なのか?割高なのか?割安なのか?と言う判断にも繋がると思うんです。
早速アピらせて頂きますと、BOREDのMETHODオイルで使用している容器は水基準で内容量15ml入りなんですが、でもMETHODオイル各種は充填量をその水基準よりも多く充填しています。
実際にはどの製品も上記15ml基準より1mlほど多い16ml以上で充填されています。
もちろん各オイルの比重や密度の差もあると言う事から15mlジャストだと見た目として液量に差が出てしまうので、その見た目のバランスを取る意味で行っているんです。
しかも日本国内生産のPET製ボトル、NBRゴム製スポイド、セキュリティキャップ付。
この仕様は容器業者へ各部材をセレクトした上でセミオーダーするんです。
なのでもう容器からして高価なんですけど更に製品デカールも日本国内の印刷業者へ依頼しています。
今時デカールなんて海外で作った方が断然安いんですが、そこは印刷クオリティやカット精度を求めた上での事。
そして、先日から難しい事を書いている様にベースオイルにはポリアルファオレフィン合成油かエステル化学合成油しか使用しないと言う100%シンセティックオイルを使用し、その他の添加剤や化合物も日本国内メーカーへ依頼している物を使用している訳ですね。
但し、材料業者側で仕入れている更に細分化された末端の原材料については知りませんけど。
つまり部材や生産まで完全に100%メイドインジャパンですと声を大にして言えるのがBOREDのMETHODオイル&グリス。
だからBOREDのMETHODオイルは実質16ml以上入りで税込2850円~2450円と言う価格になるんです。
これを高価と思うか割安と感じるかは個々に異なると思いますが、では逆に分かり易く他社と比較すれば納得してもらえるんじゃないかと自負しています。
何度も言いますがBOREDのMETHODオイルは税込で2850円を超えるオイルはありません。
しかも主成分のベースオイルは全てシンセティックを使用し、上記や前記の様に完全オリジナルとして日本国内生産しています。
で、他社では内容量15ml入りで税込3000円を超えるオイルは?ありますね、今度は内容量5mlで税込2000円弱のオイルは?ありますね、更には内容量10mlで税込3000円を超えるオイルは?あります。
BOREDのMETHODが安いオイルだと言うつもりは無いんですが、公開している成分や内容から判断しても決して高価ではないんじゃないかと言う自負はあります。
要するに一部を除く他社の大半は共同開発と言う名の完全な外注生産な訳で、先日述べた様に個々の材料業者と取り引きする手間とか、自身で試作や設計を行う手間とか、容器へ充填したりラベルを貼ったりする手間とか、これらの一部または全部を業者任せにしている事で中間マージンが加算されていると推測されます。
だからベースオイルが鉱物油か合成油の時点でどうやったって普通は合成油の方が高価になるはずなんですけど、ナゼか鉱物油の癖に合成油より高価になっていたりするミラクルが起こる。
こーゆー事からも世間で「BORED高けぇ」なんて言われたりするのがとっても切ないんです。
だから分かってくれているショップやユーザーはBOREDのMETHODを選んでくれている。
そうでない人は有名な〇〇プロが使っているとかYouTuberの〇〇が良いと言ってるとか〇〇ショップの店員にお勧めされたとか、そんな成分も何も定かでは無い曖昧な世間の噂だけで選んでるんじゃないかと。
世間の噂イコール悪評と言う事では無くて、曖昧な要素や不明な成分なのにオススメしちゃう理由は何?って。
オイルって化学だから良し悪しは数字とか成分などでキチンと表せるんですよね。
つまり上記の人達が「使ってみたら良かったですよ」なんて言った超曖昧な感想だけでその気になってしまうんだと思うんですが、本来なら一定期間使い込んだ上での経年変化とか、メンテナンスで分解した際に汚れが少ない又は汚れが落ちやすいとか、水没させたけど分解してみたら油膜が残っていたとか、そーゆー面を見たり聞いたり読んだりした上で判断するのが何よりも必要だと思うんです。
でも一つ言える事は純正を使っていようが他社を使っていようが、全くのノーメンテナンスよりは全然マシなんですけどね。
なのでね、ゼヒ趣味友とオイルやグリスの話になったりしたら、上記の事を伝えてBOREDのMETHODオイルをお勧めして欲しいなって。
所詮は小規模なガレージメーカーですが2003年から現在まで継続&追求している実績だけはどこにも負けませんので。
で、ようやく9月分の在庫補充生産が大体終わりましたので今なら即日発送出来ます。

2022年9月2日金曜日

記事。

ん~こうも雨続きだとホームにケミカル放出されるからなぁ、今日の仕事終わり釣行は断念かな。
と、言う日もあるじゃないですか?
そんな時こそメンテナンスしましょうよ、と言う事で以前試しに買ってみたらすこぶる調子良かったツールを紹介。
これAmazonなんかでも余裕で買えるABC HOBBYの「ベアリングリフレッシュセット」と言うんですが、以前自分の21ツインパワーXD C3000XGと19ヴァンキッシュ 4000MHGのラインローラーを分解する為に購入したんです。
本来シマノの高年式モデルで採用されている純正ラインローラーは自身で分解する事が出来ません。
と言うより実際には出来るんだけど困難なんですが、この「ベアリングリフレッシュセット」を使えば圧入&分解の工具としても使えると言う記事を読んで買ってみたんです。
最終的にはチャリンコのベアリング圧入治具を持っているので代用出来たと言うオチなんですが、でもこれがあると本来の用途として両面シールされているミニチュアベアリングの脱脂洗浄が非常に楽。
本当は半信半疑だったんですけど、実際に使用してみたベアリングシールを取り外してみると、キチンとキレイになっているんです。
要するにこの中にベアリングを入れて上の穴からノズルを取り外したスプレー式パーツクリーナーを差して、プシュ~っと噴射するとパーツクリーナがこの下から出て来るんですね。
パーツクリーナーのガス圧を利用して噴射パワーでシール内を一気に洗浄してしまうんです。
自分の場合は中乾タイプのパーツクリーナーをベアリングの表側から5秒と裏側にして5秒、更に速乾タイプのパーツクリーナーで表側と裏側を各3秒で噴射したんですが、もう完全に脱脂洗浄が出来ていました。
まぁ、更にアセトンに浸けて高周波洗浄機でもかければパーフェクトなんですが、メンテナンスは業務じゃないんで自分のリール程度ならこの「ベアリングリフレッシュセット」だけで十分。
まぁ一般的にはパーツクリーナーが勿体無いと言う考えにもなるんでしょうけど、所詮は完全なる消耗品な上に今はモノタロウとかでも激安価格なのでケチらずに使って欲しい。
それよりも無理にベアリングシールを取り外してシールを変形させてしまったり、その作業を複数繰り返すのに一体何分かかるかを計算をすればリスクもコストも断然少なく済みます。
余りこーゆーホビー系工具は使わない派だったんですが、これだけは確実に便利で効果があると実感しました。
それにベアリングって基本的にボディ内径には力を加えても良いんですが、ボディ外径に力を加えるのはご法度なんですね。
それは精度が狂ってしまうからなんですけど、この「ベアリングリフレッシュセット」は使い方によって、内径しか触れていないから上記の圧入や分解の治具としても使えるので一石二鳥。
なので数千円の投資になりますが、頻繁にメンテナンスをする人とか年に数回ガッツリとメンテナンスする人はゼヒ持っていた方が良いですよ。
ウチで売りたいほど気に入ってます。