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2020年1月30日木曜日

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昨日偶然にもちょっと面白い効果を確認出来たので報告なんですが、只今先行受注中の表面保護コーティング剤PROTECTIVEのサンプル版をテストしていた自分のリール。
併せてちょうどVITALのPHASEハンドルノブが2020年よりモデルチェンジ(ネジキャップだけね)するタイミングだったので、それを最新バージョンへ交換していたんです。
その際にカーボンハンドルのノブを取り付けるシャフトが共周りしてしまい根元から抜けてしまいまして。
これはカーボンハンドルノブには結構あるあるなんですが、本来ならクリアランスとかを見てエポキシ接着剤なんかで補強した上で再度シャフトを圧入すれば解決するんですが、面倒なのでアロンアルファを一滴垂らしてからシャフトを圧入し直しました。
そして最新バージョンのPHASEを取り付けてみたんですが、いざPHASEの写真を撮ろうとした際に、先ほど使ったアロンアルファが何故かリールボディに一滴付着していまして。
場所は画像で言うとメカニカルブレーキことキャスコンの右真横です。
これは結構恥ずかしいなって見た目になってしまったんですが、まぁ誰もがやる様に先ずは爪で固まったアロンアルファをカリカリと剥がしてみたんですね。
そしたら結構な勢いで剥がれちゃうんですよ。
嘘っ!って思いながらカッターの刃では無い背の方で慎重に剥がしてみたら、もう全然分からないレベルで綺麗に剥がれてしまいました。
ちなみにバッタもんのアロンアルファじゃなくて、正真正銘の速乾強力タイプの方ですよ。
これは間違い無くPROTECTIVEのコーティング効果による物だろうと、深夜一人でニヤニヤしながら感心していたと言う気持ち悪い報告でした。
PROTECTIVEはコーティング後の効果を実感出来ない程にミクロン単位の薄い被膜を生成するので、いまいち使用してるよ感が伝わり難い製品ではありますが、何かでも書いた様にコーティングに使用したウエスやペーパータオルなどを捨てずに翌日触ってみてくださいね、これホントにバリバリに硬化している事が確認出来ますんで。
その時に多分大体の人がスゲーなって思うでしょう。
塗装でも無いし塗装よりも薄い被膜、しかもタックフリーは5分~10分と業界最速です。
なんの業界か知りませんけどw
フィッシングだけでなくサイクリングにもハイキングにも、とにかく摩擦、紫外線、水、汚れなどのあらゆる使用や経年に伴う表面の保護に使用出来るんで、放置乾燥中の24時間だけ静かに待ってくれたら完璧ですよ。
マジ?って思った人はBORED STOREにて。

2020年1月20日月曜日

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バスの最も平均的なプリスポーンとして関東の山上湖の場合だと3月かと思うんですが、その3月に関東のマイナーレイクでゲリラフィッシングキャンプをやろうかと思っています。
もうそんな話をしている時点で場所は決まっているんだろうと思われるでしょうが、全くその通りです。
本当は昨年の夏に行きたかったんですが、結局諸々忙しくて行けず仕舞いに終わりまして。
で、ゲリラフィッシングキャンプって何やるの?って事なんですけど、まぁビパークと言う名目で国定公園指定外のグレーゾーンなエリアを探し出し、出来る事なら湖の見える山中や川沿いでゲリラキャンプをしながら単純にプリスポーンのデカバスをゲットするフリをしようよって言う、単なる泊りがけの釣です。
もうネガティブ要素としては、関東のマイナーレイク、閑散としたフィールド、公共交通の便が非常に悪い、とにかく極寒、しかも陸っぱり、コンビニが無い、熊が多い。
ポジティブ要素としては、マイナーレイクだけにプレッシャーが無い、星がきれい、富士山がきれい。
これだけですね。
ナゼそんな事を企画したのかと言うと、今自分的にはパックロッドなのにヘビーオンスを使ったストロングな釣りがしたいにも関わらず、山装備はウルトラライトだったりすると言う、強気なんだか弱気なんだか分からないゲリラキャンプをしたいからって、そんな気分なだけなんです。
なので丹沢ですよ。
25年ほど前の話なんですが、夏の終わりに水中に沈んだコンクリートの橋桁?みたいなデカいストラクチャーはシカトして、そのポイント前の岸際をポッパーとかバズでバシャバシャやっている時に小一時間程で30匹以上を釣り上げた事がありまして、その時に目の前をスクールして来た50オーバーのリキヤと名付けたムキムキなデカバスが忘れられないんです。
でも、その後は丹沢と言えばハイクでしょうと登山で訪れるだけとなってしまいましたが、やっぱり夏時期はバックウォーターのシャローとブレイクを上がったり下がったりしているバスを結構見かけるんですよね、普通に40後半とか。
なので、プリスポーンの時期に人が多いメジャーレイクで釣っても仕方ないだろうと、逆に潔くマイナーレイクに絞った一発勝負で、寒くて死んじゃうかもしれないから一泊二日で強行しちゃうって企画はどうですかね?
でもマイナーレイクと言っても丹沢は普通に釣れますし、しかもバスも古くから入っているのでデカいのウヨウヨ居るんです。
俺もそんな面白くなさそうな釣りをしてみたいぜって人は先ずコメントください。
あ、でも出来ればソロキャンプの装備とパックロッドを持っている人がベストで、グランピングとかフザけた事は言わないでくださいね。
気分次第なので直前になって「やっぱ中止」とか言い出すかもしれませんが。

2020年1月16日木曜日

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さっきもツブヤイテみたんですが、なるほどねぇ、物理を分かっていないわ。
JIS規格をクリアしたメーカー公差に物理的な手を加えてマイナス公差(ボールを基準)によって広がったクリアランスをチューニングと言うならば、サイクルハブのカップ&コーンであれば構造的に通用するんだけど、シールドの場合は単なる隙間公差を甘くした不良品。
シールド構造のベアリングをドライの状態で空回しすれば間違い無くベアリングのハウジング内にあるボディ、リテーナー、ボールの表面に傷が付きます。
これによりクリアランスが例えば1/1000mm単位で広がったりして、そのナンチャッテ研磨?具合がある程度均一であればドライで回転させてもまぁノイズは少なく済む事もあるでしょう。
ただしその作業自体が正確性の無い人の手によりフィーリングで行われているのでベアリング自体の寿命が既に摩耗した状態となっている事になり、酸化や変形などの要因を除けば当然寿命の短いベアリングとなっている訳です。
投影機とかでクリアランスをキチンと公差確認しているなら別なんですが、あくまでもフィーリングでしょ?
手間は掛かっているんだろうけど、その手間は最初から不要な手間なのね。
しかもミニチュアベアリングですよ。
本来ミニチュアベアリングとは低荷重高回転を目的に存在している訳で、既に摩耗されたベアリングに油膜の弱い鉱物油を加えて提供している辺りが全く理解出来無いし、それに群がるユーザーも全く理解していない証拠。
恐らくそのクリアランス内に油膜が広がればノイズレスに近い状態は作れるんだろうけど、その油膜が弱かったら釣行の度に注油する事になり、それが苦で無ければ良いんだけど、普通はもっと楽してそれなりに回転して欲しいって思いますよね?
BOREDでもサイクルハブ用としてチューンドシールドベアリングをラインナップしているんですが、これはNTN社製のシールドベアリングを脱脂洗浄してから特殊な酸化被膜を予め生成し、専用で製作したフルエステルのオリジナルオイルを注油した物なので、物理的にシールドベアリング内の研磨?なんて恐ろしい事は行っていないんです。
しかもせっかくのフルメタルなベアリングなのに鉱物油を使用している事自体が謎でして、普通はプラもゴムも隣接していないなら化学合成油または合成油を選択するはずです。
ちなみに以前BOREDではベアリングを某メーカーへ試験的にサンプルオーダーした事があります。
これはステンレスボディにPTFEリテーナーでセラミックボールなどを公差指定C3としてリールのスプール用としましたが、価格の折り合いが付かずに断念しました。
ちなみにそのベアリングは新品購入時の09アルデバランで今も現役使用していますよ、もう10年以上使用出来ていると言う事。
まぁ釣行回数が少ないにしてもね。
恐らく市場で間違い無く機械加工と物理を把握して製品を供給しているのはHEDGEHOG STUDIOだけだと思います。
これね、METHODお取り扱いDEALERだからお世辞で言っているんじゃなくて、恐らくと言うか間違い無くCNCで切削されている製品ラインナップを見ても分かるとおり製品の公差も非常に良いですよ。
国内メーカーのサイクルパーツやオートバイパーツなんかと同じクオリティとして、キチンと切削された上で研磨されたり表面処理をされているから、最終的な公差の微調整も行える訳です。
ちょっと市場が飽和状態にあるからなんだろうけど、皆さん言葉だけで惑わされない様に。
物理的に「あり得ないだろう」って事は普通の考えで分かるはずなんですけどね。

2020年1月8日水曜日

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以前もどっかで言いましたけど、もう一度言いますよ。
一応17年目に突入した実績もありますので再度偉そうに言わせてもらいますが、何々用とされているオイルやグリスなんて基本的には存在していませんので。
つまり、大きくカテゴリーを別けた中であれば何をどう使おうがそんなに不具合は起きませんよってのがオイルやグリスなんです。
BOREDのMETHODで言えばカテゴリーはホビー全般になります。
つまり、バイシクル、フィッシング、スケートボード、ランバイク、ラジコンなどなど、対象とする回転数と荷重値に余裕を持たせている事でその許容範囲内であれば上記全てに対応する事が出来ます。
それこそがオーバースペックと言える理由でして。
例えばMETHODのオイルやグリスを工事現場のブルドーザーやショベルカーのキャタピラやダンパーに使えるかと言われたら答えはNOで、工場の100tプレス機や1000度を超える溶鉱炉付近で使えるかと言われても答えはNOです。
では逆に世間で販売されている自転車用のマルチ用途なスプレーオイルをフィッシングリールのスプールベアリングに使えるかと言われたら答えはYESです。
つまり間違いなく大きく別けたカテゴリー内で許容範囲内の荷重と対応温度さえクリアーしていれば何々用で無くても全然平気ですよって事で、むしろ場合によっては逆に適していたりする発見もあります。
それを自転車用だの、更にはチェーン用だのベアリング用だのってターゲットを別ける事で、そのメーカーのラインナップは増やせる上に何倍も儲かる訳です。
だって、チェーン用でしょ、ベアリング用でしょ、防錆オイルでしょ、ってだけで3本お買い上げですから。
で、自分が今でも不思議に思うのは防錆オイルと堂々と唄っている製品。
防錆だけに特化したオイルなのであれば全然良いんですが、結局は自信が無いからなのか潤滑にも対応していたりする訳です。
その配合されている添加剤の割合が仮に1%でも多ければ何々用と唄える事になり、結局そんな程度のオイルなんです。
自転車が錆びているからコレ買って行くかって時には迷わず選んじゃう訳ですよ、ド素人は。
って事を以前サイクルメカニック時代に某最大手ケミカルメーカーの部長さんと話した事があり、その方も全く素直に認めていましたので完全な事実です。
つまりはベースオイルの開発のみにお金をかけて、それに配合される各種添加剤の役割によりバリエーション化する事が出来、更にその添加剤の配合割合でターゲットを決める事が出来る。
粘度の変化はベースオイルで行わずにポリマーでやれば良いし合成炭化水素でも出来るし。
一つのベースオイルから何種類ものオイルが生産出来る事になり、それが更に安価な鉱物油であれば尚更オイシイ儲け話になる訳です。
市販の缶スプレータイプなんて正にソレであり、もっと言えばガスが注入されているので容量に対し容器がデカすぎだって事にも気が付くべきです。
なのでBOREDのMETHODでは何々用と唄った製品は一切存在していなく、推奨はコレとか曖昧な記載になってしまうんです。
だってMETHODのオイル製品6種類に対して、ベースオイルの種類が5種類あるんですよ。
しかもフルエステルが2種類、ポリアルファオレフィンが3種類、もちろんこれらはブレンド出来る前提で生産していますので提携する同一業者にて生産しています。
もっと言いましょう。
極圧添加剤は3種類、防錆化合物は1種類、粘弾性添加剤は1種類、摩擦低減剤は1種類など、ちなみにこれらは業務用を使用していますが、もちろん個人では買えない物となります。
そりゃ試作場としている事務所内が一斗缶だらけになる訳です。
しかもウチはメーカーです。
販売元だけでは無く製造元として表記出来る存在だと言う事です。
市販の某パクリオイルメーカーや某クソオイルメーカーなどは鉱物油しか使ってない癖にウチと同価格帯かそれ以上で販売していますね。
もちろんオイルは自分で作っていなく、つまり設計や調合などを行って大元を試作出来ずに、丸投げでメーカーに作らせた物を販売しているだけです。
OEM契約ですね。
何故って恐らくオイルの種類から特性、または添加剤の種類に至るまで説明する事が出来ない程のド素人だからであって、その点BOREDは何度もショップ店頭で説明会を開いて来た経緯からもお分かり頂けるでしょう。
マジメにやっていると損をするだけなんて特にこの数年は実感していますが、最後に残るのは誰かと言われたらウチであれば良いなって。
一部の人には分かるでしょうけど、レジェンドスケーターのジョンカーディエルはBSLRをスケートボードでもフィックスバイクでもショットガンでも使用していますし、手持が無くなると誰かしらを通じて連絡して来ます。
それ位に彼はウチのオイルを信用して一途に使用してくれているんです。
あ、これプロモーションの殺し文句ですけどねw

記事。

NORTH FACEのHYMALAYAN PARKAを数年前にゲットしてからと言うもの、ダウンジャケットには当分困らないだろうと思っていたのですが、今年の様に暖冬だったりすると逆に困ってしまう事態に陥りまして。
ちょうどDEPTのダウンとDESCENTEの水沢ダウンがボロッちくなって来た事で通勤用&作業用に格下げし、その穴を埋める600~700フィル位のミドルクラスなダウンを買わないとなぁと思っていたところ、以前から気になっていたHYDRO DOWNを使用したBERGHAUSを発見し、ポイント併用とセール価格にて破格でゲットしてみました。
他にもインナー用のライトダウンは何枚か持っているんですが、やはり普段用にはミドルクラスが最適。
本当はまたNORTH FACEにメールしちゃってお願いしちゃおうかと考えていたのですが、どーにも最近街中で多く見かけ過ぎなせいか在庫も余り無い様子、かと言ってファストブランドはちょっとやっぱりねぇと言う事での今回。
HYDRO DOWNとは撥水剤で有名なNIKWAXで予め処理されたダウンを使用したと言う事なんですが、その場合の撥水効果ってどーなのよ?って疑問もあり独り勝手に人柱的なお試しとして。
でも年末から全然雨降んねぇじゃねーかと思ったいたところ今日は午後から雨天の東京となりまして、今日はダウンを濡らす目的の為だけに敢えて傘を持たずの出勤です。
結果、先ず生地表面が撥水しちゃってるので中のダウンまで濡れていない様子となり、暫くは普通に着て摩擦などで生地表面の撥水力を落としてやらないと検証が出来ない。
つまりそんな事をやってる内に春が来てしまうんだろうなって。
流石にこれ着てシャワーを浴びる程のタフガイでは無いので検証は来年になるんでしょうか。
しかし今年は本当に暖冬ですね。
東京の特に都心はビル風が猛烈なので、コンクリートと金属に囲まれた上にビル風の影響がプラスされて結構簡単に底冷えしちゃうんです。
BOREDの外注倉庫も事務所もいずれもコンクリート打ちっぱなしな内装なので、毎年1月~2月はダウンを着ていないと底冷えして仕事にならないんですが、今年はPS COACH JACKETだけで余裕で過ごせています。
明日はなんとなくプリスポーンのプリな魚が動き出しちゃうんじゃないのってほどの暖かさですが、まぁ関係無く明日も発送準備と出荷手配に追われる予定です。
なんか買って。

2020年1月4日土曜日

挨拶。

新年明けましておめでとうございます。
さて、暇です。
皆さん新年と言うか正月って何してます?
自分の場合は年末に近所に住む自分の母親と愛息とで飯を食う名目で愛息のお年玉を稼ぐのが唯一の恒例行事でして、嫁が毎年1日と2日しか休みが無い事もあり、大概は愛息と2人で録り溜めたお笑い番組なんかを見たりアウトレットで買い物して終る感じです。
今回も28日の休業初日にいきなりの休日出勤をして、余りにも暇で新年3日も出勤しちゃいまして。
まぁ仕事的にやる事はタップリあるんですが、正月だし愛息も休みだし一応休む時は休まないと、と言う事で休んではいますけどね。
ただ、目的も無くブラっと出かければ無意味な金を使うだけでしょ?それに都内は新宿も浅草も上野も田舎者と外国人だらけで人混みがいつもより更にウザいし。
つーか、自分も嫁も都内出身なのが根本的にダメな理由なんですけどね。
特に自分の家系は両親共に渋谷区出身で、その親も渋谷と神田と言うずっと東京なのが自分の家系なので、言い換えればずっと田舎が無い家系なんです。
だから盆もGWも年末年始も特に何か目的を自分で作らなきゃいけないし、結構これはこれで面倒だったりするんです。
しかも、今年は特に深夜のテレビ番組もつまらないし、家に居ても仕方ないんだけどインフル蔓延の街中へ出てもどーなのかと。
4日はとりあえず山行にでも行こうかと愛息と話していましたが、昨日毎度の腰を痛めてしまったので、山行は無理でもせめて何か自然の中を歩く事くらいはしたいなぁって。
で、何処にするかを検索しちゃうダサい自分。
本年も愚痴満載なDARK SIDE BOREDを宜しくお願いします。