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2024年4月26日金曜日

記事。

さぁ~て取り敢えずGW前にやれるところ迄はやった、けどGW中も休日出勤は必須になりますが。
最近SNSなどで目にする「ワンオペ」ってワード。
ワンオペレーションの略なのは承知していますが、要するに一人しか居ないから全部やってますよって事ですよね?
ならBOREDはワンオペです、と一度使ってみたかったと言う事で。
ちょうどMETHODオイル&グリスの在庫補充生産月となる奇数月の5月を迎えるタイミングでGWじゃないですか?
しかもGW前の駆け込みご注文もあるし、BOREDオリジナルアパレルも入荷して来たりで。
これをワンオペでやり切るんですが、一応BOREDオリジナルアパレルの発送作業は外注倉庫のオバちゃん達にやらせてはいても、最終的に発送確認とか宛先印字などは自分がやるもんでコレも実質ワンオペ。
そしてBLUE LUGオリジナルのBLUEグリスも30日には発送予定なので作業がテンコ盛り。
でも先日はBOREDお取り扱いDEALER各店へも出荷手配が終り、前回は超絶ソッコーで欠品となってしまったINXlabelのECサイトFish INへもADVANCEワックスをごっそり出荷し終えましたし、月内にオカワリが続いたHEDGEHOG STUDIOへも同様にADVANCEワックスを。
珍しく容器の入荷が順調だったもんでラッキーでした。
そして忙しいついでにDARKDSIDEBOREDBLOGの特売にてWRシリーズのB級品を超特価販売しましたが、こちらも本日中に入金確認済分は全て発送を完了しています。
で、そんなベリータイヤードな本日もやはり仕事終わり釣行し、引き続きミドルゲームのマイクロベアリングとオイルの検証を。
もはや辛い。
港湾バチシーズンなんで使用するルアーも6g~10g位くらい?、自分の中ではどちらかと言うとミドルゲームと言うよりはライトゲーム寄り。
ちょうど潮周りもまぁまぁな感じなんでゴッソリとアウェイからもアングラーが押し寄せるんでしょうね。
でも良いポイントを確保出来たらずっと居続けてやろうかと。
時合を待つのか?回遊を待つのか?どっちでも良いんですが、とにかく余り動き回らない様にしようかと思っています。
大河川とか港湾などであればランガンするのも良いんですけど、規模が小さく魚の居る場所を把握しているホーム湾奥運河なので、ランガンするよりも居続けた方がチャンスもありあそうだし。
あ~でもデカいの投げたい。
GW中にFLB CRUISEで乗って来ようかな、でも流石に忙しいだろうな、それにアイツ地味に身体弱いしな。

2024年4月25日木曜日

特売。

休み前って忙しい。
けどもうこうなったらGW前に手持のB級品も放出してしまおう、と言う事で久しぶりにWRシリーズのB級品を特売しちゃいます。
恒例のDARKSIDEBOREDBLOG特売です。
前回のWRシリーズB級品特売から暫く時間が空いてしまいましたが、今回はちょっと調整を加えてPRO SIZE WRとORIGINAL SIZE WRを2本セットにした特売となります。
画像のまんまです。
先ずB級品のPRO SIZE WRについては毎度の事ながら外注倉庫での作業中にラベルに傷が付いてしまった物で、無駄にラベル素材が高価なユポタックなもんで貼り替えるよりはB級品行きにしてしまえと言う事で。
次にORIGINAL SIZE WRについてはDELAERへの発送時に段ボールの落下があった物で、実際にはノズルのキャップが一部割れた物なんですが、一応そのノズル部分だけを新品へ交換してあると言う物で。
なのでどちらも使用に際しては全く問題無い事は事前に確認してあります。
と言う事で今回はPRO SIZE WRが1本とORIGINAL SIZE WRが1本の2本セットとして限定9セット限りレターパックプラスでの送料込みでズバリ3500円で如何でしょう?
但し今回はお一人様1セット限りとさせて頂きますのでご了承を。
購入をご希望の場合はBOREDオフィシャルメールアドレスのinfo.bored@gmail.comまで件名に「購入希望」と記載の上、本文に氏名、郵便番号、住所、電話番号を必ずご記入ください。
お支払いは銀行振込のみとなりますので上記メールに返信メールの形で詳細をお伝えします。
振込確認後の当営業日中にレターパックプラスにて発送となりますが、WRシリーズをレターパックプラスで発送する場合は厚みの問題からポストへ投函出来ないので郵便局の窓口営業時間内に発送となります。
なのでGW前の明日26日は15時までの入金確認分は当日中に発送する事が出来ますが、GW中もカレンダーの赤日には発送が出来ませんのでご注意を。
尚、BORED STOREとは別扱いになるのでBORED STOREの商品や注文とは同一発送する事が出来ませんので予めご了承を。
と言う事でこれまた早い者勝ちにつきゼヒ。

記事。

予定どおり本日入荷となりましたので片っ端から発送作業を行っていますBOREDの2024 SNAFU-Tと2024 SSDD-T。
なので今日と明日のGW前にご注文分は全部発送予定。
で、今回は少量ながら在庫分も追加してあるので現時点で少しだけ在庫も出来ています。
さて、昨日アナウンスしました様にBOREDはカレンダーどおりの営業と言うか休業となりますので、次に発送を行える日は明日以降4月30日~5月2日までの3日間になります。
それ以降のご注文は5月7日より順次行いますので、何度もシツコイ様ですがGW中に使いたいぜっと言う場合はソッコーでご注文ください。
15時、いや、16時までのご注文分は極力即日中に発送しますので。
で、GWとは言えやらなきゃいけない業務が全く進んでいないのでGW前半は休日出勤もチラホラと。
しかも5月7日からは休業中に頂きました発送作業に加え、METHODオイル&グリスの在庫補充生産も開始しなきゃならなくて。
しかしっ、段取りの良いベテランな自分は既に欠品や品薄となっているZAYTオイル、NEMEAオイル、BALBOAオイルの3種類に関して既に手配を開始している天才っぷり。
流石俺。
これで取り敢えずGW後半は引き続き検証作業も気兼ねなく行えます。
ま、正直言って港湾バチも既に飽きたので引き続きミドルゲームの検証作業はチヌ狙いと言うスタンスに変わりませんが、この時期って狙って釣れないと言うかシーバス、チヌ、マルタとバチルアーだと何が食って来るのか分からないのでね。
とにかく数を釣ってスプールベアリングとオイルとの相性を何度も確認して、更には釣行の回数や時間を増やす事でスプールベアリングに負荷を掛け油膜の強度も実用ベースで確認したいと言う事。
毎回新しいオイルやグリスを発売するまでのサンプルテストでも発売した後の実用検証でも多くの時間を費やして来ましたが、これは長年の経験からオイルやグリスの機械試験における数値から判断出来るんですけど、それを更にサンプルテストをお願いしているミスター達にも実釣で試用してもらい、自分を含めその結果レポートをまとめて製品化するかどうか判断する訳です。
製品化した後も更に使用するリールを1つに絞って引き続き実釣で検証を行う。
なのでNEMEAオイルやSIGMAグリスの発売前後はビッグベイトでの釣行が増えて、BALBOAオイルやOMEGAグリスの発売前後はシーバス用スピニングでの釣行が増えていた訳ですが、今はライトゲーム~ミドルゲームの検証なのでベイトフィネスタックルでのチヌやシーバスがメインとなっているんです。
もう何度も書きましたね。
では「仕事抜きならどんな釣りが好きなのよ?」と聞かれたら、もちろんそりゃビッグベイトシーバスです。
と言うのも自分はこの4年~5年ほどシーバス釣をメインにしているからであって、それ以前は長年バス釣をメインにして来ましたが、その際もヘビーカバーでのフロッグやラバージグなど強い釣りが好きで。
タックルもそうだしルアーもそうだし狙い所など全ての要素として強い釣りが好き。
これは昔からそう。
だからフィネスやライトゲームは当然ながらミディアムヘビー以下のロッドやらスピニングタックルでさえもこの4年~5年以内で揃えたほどで。
って事からして今はビッグベイトシーバスが好きと言う自然な流れになります。
なので港湾バチシーズンはミドルゲームとしてもベストタイミングなのでシッカリと継続検証を進め、夏には自分の釣りスタイルへ戻しこの厳ついスケールに相応しい魚を乗せなきゃなと。

2024年4月24日水曜日

案内。

今年の頭からやらなきゃいけない事務作業がタップリある癖に時間が無くて全然進んでいないBOREDですが、早くも今月末からは大型GWが始まっちゃいますね。
でも基本BOREDはカレンダーどおりの赤日のみが定休日となります。
つまり土日祝日のみが定休日なので4月の30日と5月の1日と2日は普通に発送作業も行います。
但し、いずれも通常どおり15時までにご注文を頂きました分は当日中に発送させて頂きますが、15時を過ぎた場合は翌営業日からの順次発送となりますのでご注意ください。
ようやく本日付けで先行受注のプリオーダー製品も全て入荷となりましたので、今なら即日発送も可能な状態となっています。
がっ、METHODのオイル&グリスに一部欠品や品薄が目立って来ましたので、これらの在庫補充生産は次回5月中旬以降の入荷予定となっています。
と言う事でGW中にご使用予定のある場合はゼヒお早目のご注文をお願い致します。

2024年4月23日火曜日

記事。

BOREDは2003年にガレージメーカーとしてオリジナルオイルとチューンドベアリングを製造販売する事からスタートしました。
当初はサイクル用のチェーンやベアリングに使用するオイル、サイクル用のハブなどに使用するベアリングとしての展開。
その設立時点から現在まで一貫してオイルやグリスには「固形潤滑剤」は一切使用しないをポリシーとしています。
つまりベースオイルに配合される添加剤の事なんですが。
固形潤滑剤(固体潤滑剤とも)は所謂PTFEとして知られるフッ素樹脂が代表的で、有名どころで言えばフライパンなどに知られているテフロン加工が正にソレです。
ま、テフロンと言うのは開発元のデュポン社の商標なんですけど、ソニー社の商標であるウォークマン的な使われ方と同じです。
で、そのPTFEをはじめ他にも二硫化モリブデンや硫化チタンなど、ザックリ言うと超微細に砕いた固形物が配合されていますと言う事なんですが、これらの事を「マイクロベアリング」なんて言い方をするメーカーもあったりします。
そうすると皆さんの頭の中では「超小さな丸いベアリングがいっぱい入っているんだ」と想像するじゃないですか?
んな事は無いんですけどね。
実際には固形潤滑剤と書かれると上記の様にイメージしてしまいがちですが、多くの使われ方はオイルと金属表面の間にある固形物と言う事であって、その大きな効果としてはオイルと金属面を直接接触させない事となります。
なので極圧添加剤とか摩耗調整剤と呼ばれる添加剤に近い効果であって、業界ではEP剤やFM剤と呼ばれる事が多い摩擦や荷重に対して油切れを起こし難くする添加剤です。
PTEFもその極圧添加剤とか摩耗調整剤としての効果は結構あって、そりゃ物理的に固形物がオイルと金属の間に挟まっていれば効果はあります。
でもそれってオイルと金属の間にミッチリと隙間なく埋まってくれるの?と言われたら全然違います。
あくまでも部分的になんです。
なのでそれら固形添加剤をオイル内に均一に居られる様にする為に分散剤と言う本来オイルの性能を向上させるのとは別の意味の添加剤も配合されます。
それでも実際には全てが常に分散されていないので、使用前に缶や容器を良く振るなんて事をする必要があって。
動いていなければ沈殿もします。
そもそも固形潤滑剤は油溶性がない物質なのでオイル内に溶解する事はありません。
で、これからは想像し易い話になるんですが、液体であるオイルの中に配合されている固形潤滑剤、その液体であるオイルは経年により必ず揮発します。
そうすると残ったブツは固形潤滑剤のみになりますね。
オイルの中でフワフワと分散している状態だから機能するのであって、もしオイルが揮発して無くなってしまう又は極端に少なくなってしまったら残る固形潤滑剤は単なる異物のみ。
もはや砂と同じですよね。
これって有意義ですか?と言う事。
しかも固形潤滑剤の中で知名度の高いPTFEにおいては原材料価格が非常に高価なんです。
ユーザーの全てが定期的に分解洗浄して注油し直してと言う事であれば問題は無いんですが、そうでないユーザーも居る訳ですよ、それは「高級なオイルを差してるから大丈夫」と安心してしまう場合もあるから。
これは逆の意味になってしまう恐れがあると言う事。
なのでBOREDのMETHODオイル&グリスでは過去から一度も固形潤滑剤は使用していません。
面倒だし紛らわしいし高いし。
短期的に効果があったとしてもその効果が桁違いにズバ抜けているなら話は別ですが、そうでないなら敢えて使う意味があるのか?と疑問が生じる部分もありますしね。
なのでBOREDのMETHODオイルで使用している添加剤は冒頭の方で書いたEP剤やFM剤を使用していて、それらは全て有機化合物となりまして、要するに求める成分を化学的に合成して作られた油溶性の液体なのでオイル内に溶解します。
これなら無駄な分散剤などを添加する必要がありません。
オイルを料理に例えれば添加剤は調味料と同じと言って来た様に、METHODで使用している全ての添加剤はショウユやミリンな訳で、決してコショーやゴマの様にタレに溶けない物ではないと言う事です。
こーゆー話はもっと話したいんですけどテキストにするのが大変で。

2024年4月22日月曜日

記事。

先日よりINX.labelのECサイトFish INにて販売開始となりましたFish IN専売製品のFLBオイル。
ですがっ!有り難い事に既に完売となった様でして、また追加生産を行う予定はありますので暫しお待ちを。
そのFLBオイルをもう何度目の入れ替えか?先日の定休日釣行でのチヌ狙いで再びスプールベアリングへ注油し直してみました。
やはりベイトフィネスリールのマイクロベアリングにはFLBオイルが良いですよ。
自分がベイトフィネスリールを使う場合はチニングをメインとするミドルゲームになるんですが、実用する6g~14g位のルアーでも軽い方のウェイトで威力を発揮します。
キャスト初速のレスポンスはMETHODのBALBOAオイルよりも明らかに軽快ながらZAYTオイルほどシビアでもなくて、これはザックリと7g以下のライトウェイト全般には非常に向いているんじゃないかと再確認。
なのでもっとウェイトを追い込んだ1g~3gなどにはZAYTオイルが適正かなとも思いますが、ライト~ミドルまでと言うか空気抵抗や比重の異なるソフトルアーもプラグも使い別ける上でフルキャストがメインになりますよって場合にはFLBオイルがホント適正です。
先日の釣行でこのチニングタックルでの釣行も8回目?の釣行になりますけど、今回はバチも出ているかな?と意識してバチルアーの6g~11gもキャストしていたんですが、明らかにBALBOAオイル単体よりもキャスト時の伸びが違う。
BALBOAオイルの場合はサイドキャストやアンダーキャスト時に少しだけリアグリップのテコに掛ける力を強めにしていたんですけど、FLBオイルだと力の入れ具合が違うと言うかリアグリップは意識せずに楽なキャストが出来ます。
と言う事は上半身に余裕が出来るのでキャストのアキュラシーも上がると。
なのでブレーキセッティングは普段と同じで問題無くて、それでもレスポンスは向上するしバックラッシュは起こさないし、なによりボケーっとミスキャストしてしまい「あっ」と思っても浮いたラインが戻ってくれます。
これは明らかにFLBオイルの特殊な粘性が効いている証拠。
でもね、渓流トラウトの様にレングスの短いロッドで手首の返しだけで小刻みにキャストを繰り返す場合などにはレスポンスが少し不足している様に感じるかもしれません。
その場合はオイル自体をZAYTオイルへ注油し直すか、またはZAYTオイルを混ぜて混合カスタムする事でお好みのセッティングが追求できる。
フィネス~ライトウェイトにおいてはこのFLBオイル、ZAYTオイル、BALBOAオイルがあれば全ジャンルに対応出来るのは間違いないですね。
もちろんサンプルテストではダイワ機でもシマノ機でも行って来たのでブレーキの種類は別問題として、あくまでもスプールベアリングに使用するオイルにおいてはと言う事です。
画像は自分が使用しているHEDGEHOG STUDIOのAIRセラミックベアリングですが、この様に通常より一回り小さなマイクロベアリングがアルミのハウジング内に収まっています。
このAIRセラミックベアリングとのマッチングが自分的には最高。
と言う事でFish IN専売製品のFLBオイルの次回生産につきましてはFish INへお問い合わせください。
BOREDは作る人、Fish INは売る人なもんで。

2024年4月19日金曜日

記事。

BOREDとして初めてウレア系グリスを使用した画像の5グリス製品をラインナップしている現在、その大きな特徴は一般的なリチウム系グリスと比較して約5倍の潤滑寿命を誇る耐久性と水中においても形状変化が起き難い耐水性に加え使用温度範囲が広い事にあります。
簡単に言えば一般的なリチウム系グリスよりも高性能なグリスと言う事です。
お蔭様で多くのユーザーに支持されている実績も自負もあり、その理由には上記の性能をはじめ低粘度THETA、中粘度ALPHA、高粘度DELTA、そして特殊な粘性を加えた上で粘度も極端化させてある低粘度高粘着のOMEGAと高粘度高粘着のSIGMA、これらの豊富なラインナップが存在しているからの事かと思います。
これら5グリス製品同士を付け足したり混ぜ合わせたりしてお好みの粘度や粘性に調整可能なBOREDが元祖となる混合カスタムにも対応し、ユーザーの「もう少し」に対応させる事が出来るグリスとして認知頂けているかなと。
そのグリスも一番最初に発売したALPHA、次いでDELTAとTHETAと順次ラインナップ化してから既にある程度の年月も経過した事で、何かアップグレードまたはモデルチェンジする必要があるか?と検討を始めていますが、今のところ特に不満もなく安定している状況でもあり、それは販売数や出荷数からも見て取れます。
がっ!だからと言って現状に甘え余裕をかましている訳ではなくて、既にアップグレードするならコレと言う条件を加えサンプルテストを行っています。
と言うか試作の段階で難航していると言うのが本当のところ。
現在のTHETA、ALPHA、DELTAそしてOMEGA、SIGMAの5製品には大きく配合されていない成分を新たに加えた物を試作しているのですが、この試作段階で温度を加えると状態が変化してしまい、むしろ一部を酸化させてしまう状態?となっています。
純粋にウレア増ちょう剤との反応なのか?それとも配合しているベースオイルとの反応なのか?または既に配合済の添加剤との反応なのか?いや、更にこれらの複合条件?それとも配合順序の問題?などなど、考えられる原因を全て試作して確認している段階。
でも温度を加えずに単純にその添加剤成分を常温で配合させると問題は起きず、求める効果の結果としても良いんじゃないの?と言える状況でもあり、そのサンプルテストはビッグベイトで使うリールで昨年冬から行っています。
実際に最終的に仕上がった物へ常温配合させる事も考えてはいますが、そうすると経年や気温により離油が激しくなってしまう恐れもあり、出来れば材料段階から増ちょう剤へ加えておきたいところ。
すると温度を加える必要が出て来るんです。
と言うマニアックな話で恐縮です。
重複しますがBOREDのMETHOD製品は常に現状維持では無くて、気になる点が出てくればアップグレードやモデルチェンジを意識していると言う事。
これは先日もオイルについて書きましたが。
そして直ぐに試作を行ってサンプルテストが行えるのは完全に自社生産の環境にあるから。
設計も開発も試作も思い立てば直ぐに実行出来る材料は常に手元にあり、また製品と同一の最終サンプルにおいては提携業者へ出向けばその日に試作も可能。
もちろん今回のチャレンジも失敗に終わる場合はありますが、油脂業界の材料や添加剤も常に新たな物がアナウンスされて来ますし、いずれ再びチャレンジする事で実現可能な場合もある。
取り敢えず今はサンプル生産時に不具合が出る原因の解明、これさえ見つければ解決方法は割とすぐに見つかるはず。
と、常に頭の中は成分の事でいっぱい。
オイルやグリスのカラーやネーミングなんかで悩んでいるんじゃなくてね、最も大切な事は自社が求める性能と成分、そしてサンプルが出来上がってからの試用と検証。
これに尽きます。
化学であっても机上の理論だけで製品化する事が出来ない要素を多く持つホビーシーンのオイルやグリス。
自動車用とか機械用とか用途も条件も限定されている方がよっぽど楽と言う事。
そりゃメンドクセイはず。