本日BOREDアカウントの
Instagramストーリーズへアップしたショート動画。
BOREDのMETHODユーザーなら一目瞭然でしょうVG7のZAYTオイルとVG9のBALBOAオイルの超低粘度オイル達です。
油脂業界全体において低粘度オイルを使用する最大の目的は、低温環境下においても潤滑させる事が出来ると言う点にあって、通常液体は低粘度よりも高粘度の方が凍りやすくなってしまう事から低温環境下では低粘度オイルが多く用いられます。
なのでZAYTオイルとBALBOAオイルで共通使用しているVG4と言う非常に低粘度なベースオイルをはじめ、ISOで言うところのVG2~VG7辺りの超低粘度オイルの用途は、例えば南極観測地のモーターやスピンドルに使用されたりなど、超低温環境下においても凍らずにキチンと機械を動作させる事が出来る様に超低粘度としていまして、それと同時に鉱物油や合成油では確実に凍ってしまう事から化学合成油の使用が絶対条件となっています。
さて、小学生で習った様に水は0度で凍り100度で沸騰します。
これは水道水でも炭酸水でも電解水でもなんでも同様に確実に凍り、つまり水とは「0度~100度までに存在する物」と考えられますね。
もちろん厳密に言えば水は何度であっても常に蒸発し続けていますし、分子が他の何かに溶け込んで存在している場合もあるので例外はありますが、上記で言う水とは誰もが知り飲んでいるあの水の事です。
ではオイルに関して言えばどーなのか?
これは例え-50度であっても+300度であっても液体として存在し続けられる物があり、個々に用途が異なるので一概に何用が最強なのか?は一言で表せませんが、一般的に航空機用などはかなり優秀で広い温度範囲に適応しています。
で、オイルの場合は各オイルの凝固点または流動点など対応温度の設定により、0度以下の低温環境下でも対応温度の範囲内ならキチンと流動します。
さて、例えば真冬の北海道など北の地方においては余裕で-10度を下回る気温もあって、その低温環境下でオイルが正しく流動してくれるのか?となると問題が生じる場合もあるでしょう。
ま、そんな気温の中でも釣行するなんてレアかもしれませんが、でも地域によっては全然あり得ない話じゃない。
ちなみに自分がホームとしている東京湾奥運河であっても真冬になると気温が2度とか3度などの日もあり、風が強ければ更に気温が下がり0度以下になる事もあります。
それに東京近郊で最も近い?相模湖とか津久井湖などでは余裕で0度を下回りますし、牛久沼や霞ケ浦でも水面は余裕で凍ります。
あ、予報ではなくもちろん実測での気温です。
なので例え異常気象の昨今においても真夏の日中はせいぜい40度ちょい、直射日光が当たり続けた何かの場合でも60度やら80度やらで100度を上回る事はまずあり得ませんが、逆に真冬においては割と0度なんて簡単に下回る日が多いと言う事は、その点も頭の中に入れてオイルやグリスを選ぶ様にしましょうと言う事に繋がる。
低温環境下で凝固してしまう粘度指数の低い鉱物油や合成油ではなく、低温環境下においても温度範囲に余裕のある化学合成油こそが出番と言う事になります。
一般的に家庭用冷蔵庫の冷凍室は-18度~-20度に設定されている様です。
ずっと-10度だと思っていたのですが調べたらもっと低温でした。
つまり-20度辺りでも凝固しないのは化学合成油にとっては割と普通?の話であって特別に優れた性能と言う訳ではありません。
画像は我が家の割と新しめ?な冷蔵庫の冷凍室に24時間以上と言うか一日半ほど入れぱなしにしておいたZAYTオイルとBALBOAオイル。
ZAYTオイルは一瞬凝固しかけている様に見えますが取り出した直後の1秒ほど?で直ぐに流動し始め10秒ほどで殆んど元に戻りまして、BALBOAオイルは全く凝固してないどころか容器を傾けると普通に流動します。
共通使用している同じベースオイルであっても上記の様な差が生まれるのは配合される添加剤の種類や比率による違いです。
もちろんMETHODのオイルの全ては特に低温環境下を専用として?意識して?設計していません。
なので低温環境下をターゲットに入れて設計すればMETHODオイルなら恐らく-30度以上でも凝固も変動もしないオイルの生産は可能です。
オイルと言うのは温度に対して常に粘度が変動する性質を持ち合わせているものであって、この変動する範囲を示す事を粘度指数と言いますが、その対応温度範囲を広めてやれば粘度の変動も少なく済みますし、これを高温側と低温側の両方で広い範囲に対応させてやれば「粘度指数が高い」と表現します。
これからの晩秋~真冬にかけて気温は一気に低下し、また風の影響などにより更に気温の低下を促進させます。
釣行に関して言えば常に水辺で行う訳であり、水分の混入は凝固にも繋がり兼ねません。
と言う事からも化学合成油をベースオイルとしているBOREDのMETHODオイルを選ぶ理由としては充分でしょう。
先日より年内最後の在庫補充生産中となりますが、本日付けでZAYTオイルとBALBOAオイルの在庫補充生産を終える見込みにつき、引き続きのお買い求めは
BORED STOREまたはMETHODお取り扱い
DEALER各店にてお待ちしています。