昨日
BORED STOREのメルマガでは一足先にアナウンスしていたのですが、明日10月1日付けでスポット生産として2種類のオイルをBORED STOREにて数量限定販売させて頂きます。
製品名は「UL100」と「EX5」でULTIMATEとEXTREAMの略まんまなのですが。
実はちょうど3年前の2023年9月から試作を行って来た2種類のオイルが存在していまして、以前もDAKRSIDEBOREDBLOGで一度触れた事があるかと記憶していますが、とにかく一般的に流通している材料ではない特殊な材料を使用している事で、ブッチャケ金額が非常に高価となってしまう事から製品化を悩んでいまして。
そして今年の1月に毎年の事ながら新年最初のMETHODオイル&グリス在庫補充生産を終え、2月に入って再び試作に改良を加えてた物が非常に優秀な仕上がりとなったんですが、まさかの3月から中東情勢の紛争が始まってしまった事で以後は手を付けられなくなってしまったんです。
で、既に何度もアナウンスして来ました様にようやくこの9月に入ってから中東情勢の影響による材料不足や資材不足が徐々に解消されて来ました事もあり、だったらハイシーズンを目前にしたタイミングでもあるからと先週からこの2種類の試作について製品化を進めていました。
ですが、元々METHODオイルの現行通常ラインナップに加える事は考えていなく、2種類共に不定期のスポット生産としてハイシーズンをメインターゲットとして数量限定販売しようと決めていたので、先ずは様子伺いも含め極少量ながら明日10月1日の正午よりBORED STOREにて数量限定販売を開始させて頂こうかと。
せっかく通常よりも高額で特殊な材料を入手し手間と時間をかけて試作を続けて来たのに、なんとか形にしたいと思っていた解決策がBORED STOREのみで数量限定販売すると言う事でした。
さて、では肝心のラインナップとなります。
先ず1つ目の「UL100」オイルについて現在のMETHODオイル製品ラインナップで例えると、NEMEAオイルの粘度に近いながらもBSLUオイルを超える耐久性全般を持つ驚異的な中粘度オイルとなります。
つまり粘度はVG76のNEMEAオイルに近いVG100ながら粘性を更に抑えてあるので実際にはNEMEAと同じ程度の粘度に感じる、にも関わらず油膜性、減摩性、防錆性の耐久性全般においてはVG540のBSLUオイルを凌ぐ性能を持っていると言う驚異的なオイルなんです。
次に2つ目の「EX5」オイルについては同じく現在のMETHODオイル製品ラインナップで例えると、ZAYTオイルの粘度に近いながらも更に浸透性と拡散性に特化し究極の潤滑性を持たせた超低粘度オイルとなります。
粘度はZAYTオイルと同等でMETHOD製品中で最も低粘度な部類となるVG5としている事から物理的な浸透性と拡散性に優れ、加えて減摩性、防錆性においてはZAYTオイルを大きく凌ぐ性能を持たせている究極のサッパリした超低粘度オイルとなります。
要するにBOREDのMETHODオイル製品中でフラッグシップとなる高粘度のBSLUオイルと超低粘度のZAYTオイルをブラッシュアップさせたオイルと言う特殊な位置付けとなり、もちろんこれはスポット生産だからこそ成り立つスペシャルな企画につき、定番製品として販売するには販売価格も仕入価格もベラボウになってしまい現実的ではないと。
なので今回はスポット生産として取り敢えずの販売価格に設定しているんですけど既に大赤字です。
しかもこの「UL100」と「EX5」は全く同一の添加剤が使用されていまして、その添加剤の効果による驚異的な減摩性と防錆性、そしてベースオイルに使用しているフルエステル化学合成油の特徴から得られる油膜性が相乗して完成したオイルとなっています。
通常BOREDのMETHODオイル製品はJIS Z 2371塩水噴霧試験で防錆性の基準を判断しているのですが、この「UL100」と「EX5」についてはJIS K2510錆び止め性能試験を基準としていまして、これは「UL100」と「EX5」がそれぞれ海水に混ざった状態で更に錆を促進させる為に60度の環境下に設定し、そこへ鉄製のテストピースを浸け込んで攪拌させながら錆の発生を確認する試験です。
なので静的なJIS Z 2371塩水噴霧試験ではなく動的なJIS K 2510錆び止め性能試験を重視した事で、より実用に近く海水が予め侵入してしまった状態を想定しながら錆の発生が防げるかと言う理想的な試験になります。
なのでどちらかと言うと「錆びの発生を防ぐ」のではなく「錆びの発生を止める」を想定しているオイルと言う事です。
そしてこの添加剤のユニークな点は、精製された被膜は決して防錆性だけに作用するのではなく、同時に摩擦に対しても強靭な耐摩耗性を発揮すると言う事で、この2つの効果が最高値で発揮される配合比で添加しています。
このテストにかけた時間が膨大なのは数年も要した事から。
今回の「UL100」は特にPEラインを使用したベイトリールにおけるスプールベアリングやワンウェイローラークラッチなどでの使用を想定していまして、また「EX5」はスピニングリールにおける多種に渡るラインの使用においても少ない入力で働くラインローラーへの使用や、サードパーティーメーカーから多数発売されている軽量ベイトフィネススプールでの使用を想定しています。
もちろん上記の事から淡水使用は当然ながら完全海水対応としていますし、オイルの着色はグリスのUGシリーズと同じ鮮やかなオレンジ系で統一させてみました。
この「UL100」と「EX5」はフィッシングリール専用として専用設計し、しかも不定期のスポット生産としてBORED STOREのみでの数量限定販売となりますので、明日10月1日の正午12時より受注を開始し10月7日よりデリバリー開始とさせて頂きます。
尚、数量限定販売につき欠品となりました場合は今季販売終了となりますので予めご了承ください。
これから迎える本格的なシーバスやバスのハイシーズンには「UL100」を、その後に迎えるライトゲームのハイシーズンには「EX5」を、そんなターゲットとしていますのでMETHOD製品の現行通常ラインナップと併せ「今日こそは」な日にこそ使って頂きたい。
再度、明日正午12時から
BORED STOREにてお早目のご注文をお待ちしています。