早くも10月中旬間近と言う事で衣替えも終わる?シーズンですね。
そんなタイミングで今年A/WシーズンのBOREDオリジナルアパレルはどんな展開にしようかと日々デザイン作業を行っているんですが、毎年定番のラインナップだけでは飽きたので今季はガッツリとフィールド寄りなアイテムも取り入れてみようかと。
そこで「穴」なのはソフトシェルジャケット。
で、個人的にもRabとSALEWAのソフトシェルジャケットを持っているんですが、サイズアウトしてしまって最近は着ていない?きっと我が家のどこかにあるはずなんですけど、既にアウトドアメーカーでは定番化しながらも世間的に推しが弱い気がするソフトシェルジャケット。
なので真冬を挟んだ晩秋~初冬そして晩冬~初春までのシーズンには単体でアウターとしても着られ、真冬には他のアウタージャケットのインナーとしてミッドレイヤー的に着れる物は無いか?と考えた際にパーフェクトなのはソフトシェルジャケットじゃない?と思い出した訳なんです。
ソフトシェルとハードシェルの違いは結構明確であって、ソフトシェルの長所は適度なストレッチ性を持つ点とフリースよりも高い防風性を持つ点、そしてフリースよりも長いシーズン着れる上に素材的に速乾性にも優れる点、と割と良い事ずくめになると思います。
あとはシャカシャカしないと言う点も場合によっては長所かも?
けど短所と言うとハードシェルの様に特化した圧倒的な防水性や防風性はありません。
ま、でもソフトシェルの上にハードシェルをレイヤリングすれば良いのでね、以前は山行の際によくこの組み合わせでレイヤリングしていましたし。
これならBOREDがターゲットにしているフィッシングやサイクルでも使えるし、なんなら日常でも違和感無く使えるのでホントにソフトシェルジャケットって良い存在と改めて。
なのでこのA/Wシーズンは気合を入れてこのソフトシェルジャケットをリリースしようと動いています。
そんな訳で先日は某メーカーにアポを取ったら快く対応してくれたもんで諸々確認へ出掛けました。
既に良い。
最近巷で見かけるソフトシェルジャケットってナンチャッテなタクティカル系が多いんですけど、それってもうROTHCOなんかをパクった上にフードを付けた感じが正直恥ずかしい。
しかもジップが無駄にアチコチ付いているもんでミッドレイヤーとしてアウターを着る際にも邪魔になるだろうし。
なのでその辺りを色々と考えていたところの今回。
表地のポリエステルメンブレンにはTPUフィルムを使用し防風性と撥水性を確保して、裏地にはマイクロフリースを使用し触感的にも保温性に優れている。
外ポケットは大きく深く開閉を楽にして、その裏に当たる部分には内ポケットも併設しています。
フードは立体の3D縫製でコード調整可能とし、そのコードの付く首周りも立ち上げてあります。
なのでミッドレイヤーとしてポジションを決めてしまえば、ベースレイヤーとセカンドレイヤーを変える事でかなり広いシチュエーションに対応可能となるし、晩秋や初春などはインナーに機能性ベースレイヤーだけで十分に凌げそう。
そして何より今回拘っている点として重要な事は、欧米製に多く見られる袖丈が異常に長いのはNGと言う点で、この袖丈の長さは日本人にジャストな袖丈をと言う事を拘りとしてみました。
と言うのもレイヤリングが増えてくるとインナーやミッドレイヤーなどで袖口がやたらとゴワ付いたり、また冬場はグローブの着用も多くなる事から袖丈が長いだけで色々とメンドクサイ事になる。
もちろん準じてボディのサイジングもタイト寄りなジャストが理想で、レイヤリングの位置付け的にもルーズは有り得ないと。
そんな諸々を改善させて11月中?のリリースを目標に提携業者と諸々相談して行きますのでゼヒご期待ください。
検索したいワードを入力ください。
2024年10月8日火曜日
2024年10月7日月曜日
記事。
ようやくこの土日で気温も下がり切った様に感じる東京。
予報でも秋雨前線が南下して来た事で、この前線が留まり続ければシーズンは秋です。
と言う事でフィッシングシーンにおいてはハイシーズンを迎えるジャンルが多くなり、それに伴い釣行日数も増えると言う事でタックルのメンテナンスも必須となります。
例えば自分が最近メインとしているシーバス釣においてはベイトフィッシュが大きくなって来る事から、マッチザベイトに従うなら準じてルアーも大きな物を使用する機会が増えて来る。
別に大きなルアーが絶対有利とは思いませんけど、でも大きなルアーで釣り易くなるので面白いと。
人によっては12ccmのシンペンや16cmのミノーを大きいと感じる事もあるでしょうが、今や世間においては20cmで100gを超えるルアーですら全然スペシャルじゃない時代。
そんな所謂ビッグベイトやジャイアントベイトをメインとする場合は比例してタックルもヘビーな物を揃える様になり、まぁ一般的には200番以上のベイトリールとヘビークラスのロッドに最低でもPEの4号があれば概ね対応出来るかと。
自分の場合は使用するラインに合わせてタックルを号数呼びしていますが、例えば80g~130g位をメインで使用するリールはアブの18レボビーストを使用しPE6号を巻いていますし、120g~230g位をメインで使用するリールはシマノの21スコーピオンMDを使用しPE8号を巻いています。
なのでこのDARKSIDEBOREDBLOG内でも度々6号リールや8号リールと呼んで来たのですが、各社アイコン的なルアーが多い所謂4ozの120g前後は上記の様にどちらのリールでも使用出来る様にしています。
で、例えば一回の釣行で最低6時間をキャストするとなると、ロッド操作でアクションを付けるのか?リールのハンドル操作でアクションを付けるのか?このルアー操作の違いによってベアリングやドライブギアの状態が数ヶ月程度で大きく異なって来ます。
特に最近のエクストラハイギアことXGギアになるとダメージも大きくなりますが、ギア比に関わらず出来ればハイシーズン前に一度とハイシーズン後に一度、オーバーホールとまでは行かないまでもボディを開けてメンテナンスしてやる事をお勧めします。
リールも正確には消耗品であるのでいずれは不具合が出て来る訳で、その延命処置や状態確認と言う意味でメンテナンスを行っておいた方が良いに決まっています。
自動車の車検と同じ事。
その際にメーカー純正オイルやグリスの使用でも良いのですが、何かに特化してある特性を持つオイルやグリスを使用すれば更に耐久性や使用感など様々なプラス要素を付加する事が出来ます。
つまりBOREDのMETHODオイル&グリスが威力を発揮させるタイミング。
因みにメーカー純正が「長持ちする」と言う世間の噂に根拠はありませんし、成分的に見ても決して長持ちする理由がないので噂に左右されない様に気を付けましょう。
で、大まかに所謂ビッグベイトやジャイアントベイトなどのヘビーウェイトルアーを使用するベイトリールには、メインギアとピニオンギアにUG SIGMAグリス、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、ボディ内ベアリングにはBSLUオイル、ザックリではありますがこれらを使用しておけばメーカー純正よりも高負荷に耐え防錆性にも耐水性にも優れた効果も付加されるので先ずはお試しを。
と書きながらも只今欠品が多いBORED STORE。
今月中旬辺りを目標に引き続き在庫補充生産を行っていますので暫しお待ちを。
そしてMEHTODお取り扱いDEALER各店も併せてご利用くださいね。
と言う事でフィッシングシーンにおいてはハイシーズンを迎えるジャンルが多くなり、それに伴い釣行日数も増えると言う事でタックルのメンテナンスも必須となります。
例えば自分が最近メインとしているシーバス釣においてはベイトフィッシュが大きくなって来る事から、マッチザベイトに従うなら準じてルアーも大きな物を使用する機会が増えて来る。
別に大きなルアーが絶対有利とは思いませんけど、でも大きなルアーで釣り易くなるので面白いと。
人によっては12ccmのシンペンや16cmのミノーを大きいと感じる事もあるでしょうが、今や世間においては20cmで100gを超えるルアーですら全然スペシャルじゃない時代。
そんな所謂ビッグベイトやジャイアントベイトをメインとする場合は比例してタックルもヘビーな物を揃える様になり、まぁ一般的には200番以上のベイトリールとヘビークラスのロッドに最低でもPEの4号があれば概ね対応出来るかと。
自分の場合は使用するラインに合わせてタックルを号数呼びしていますが、例えば80g~130g位をメインで使用するリールはアブの18レボビーストを使用しPE6号を巻いていますし、120g~230g位をメインで使用するリールはシマノの21スコーピオンMDを使用しPE8号を巻いています。
なのでこのDARKSIDEBOREDBLOG内でも度々6号リールや8号リールと呼んで来たのですが、各社アイコン的なルアーが多い所謂4ozの120g前後は上記の様にどちらのリールでも使用出来る様にしています。
で、例えば一回の釣行で最低6時間をキャストするとなると、ロッド操作でアクションを付けるのか?リールのハンドル操作でアクションを付けるのか?このルアー操作の違いによってベアリングやドライブギアの状態が数ヶ月程度で大きく異なって来ます。
特に最近のエクストラハイギアことXGギアになるとダメージも大きくなりますが、ギア比に関わらず出来ればハイシーズン前に一度とハイシーズン後に一度、オーバーホールとまでは行かないまでもボディを開けてメンテナンスしてやる事をお勧めします。
リールも正確には消耗品であるのでいずれは不具合が出て来る訳で、その延命処置や状態確認と言う意味でメンテナンスを行っておいた方が良いに決まっています。
自動車の車検と同じ事。
その際にメーカー純正オイルやグリスの使用でも良いのですが、何かに特化してある特性を持つオイルやグリスを使用すれば更に耐久性や使用感など様々なプラス要素を付加する事が出来ます。
つまりBOREDのMETHODオイル&グリスが威力を発揮させるタイミング。
因みにメーカー純正が「長持ちする」と言う世間の噂に根拠はありませんし、成分的に見ても決して長持ちする理由がないので噂に左右されない様に気を付けましょう。
で、大まかに所謂ビッグベイトやジャイアントベイトなどのヘビーウェイトルアーを使用するベイトリールには、メインギアとピニオンギアにUG SIGMAグリス、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、ボディ内ベアリングにはBSLUオイル、ザックリではありますがこれらを使用しておけばメーカー純正よりも高負荷に耐え防錆性にも耐水性にも優れた効果も付加されるので先ずはお試しを。
と書きながらも只今欠品が多いBORED STORE。
今月中旬辺りを目標に引き続き在庫補充生産を行っていますので暫しお待ちを。
そしてMEHTODお取り扱いDEALER各店も併せてご利用くださいね。
2024年10月4日金曜日
記事。
自分が2020年にハマっていたアブ4601Cカスタム。
当時はこのDARKSIDEBOREDBLOGでも度々登場させていましたが、なんだか納得のカスタムをし終えたところでコロナ禍に突入してしまい、実釣で使用したのはKSMヶ浦とINB沼とTM川でトータル10回無いくらい。
カスタムする事になったキッカケすら忘れてしまいましたが、要するに「あの頃」のリールを現代でも十分通用する様に実用カスタムしてみようと言う事だったはず。
しかも完全にパーソナルな企みだったのでDARKSIDEBOREDBLOGの記事にはしていても、入手&購入になどについては業務とは別の完全自腹で経費ではないと言う。
そんな2台のアブ4601Cカスタムはオリジナルの状態維持に拘るのでは無くて、現行機種に追い付け追い越せを目指す為に下記のパーツを組み込んでいます。
AvailのマグネットブレーキMicrocast Brake CR2/CL2、Availのウルトラライトレベルワインダーセット、BrimoのThin COGWHEEL 5152、Valleyhillのレベルライン、香川塩ビ工業のダブルベアリングウォームシャフト、香川塩ビ工業のセラミックパイロットガイド、そしてもちろんHEDGEHOG STUDIOで各種ベアリングを調達。
他にも中古パーツなどはABU's memoryさんで調達していました。
でもボディやカップのデカールをはじめ外観は殆ど純正そのまんまで残しているのでハンドルとノブを交換した程度とサムレストをシンメトリーに加工したくらい。
あ、使用している機種は4601CのROYAL EXPRESSとGUNNERのいずれもハイスピードです。
しかもROYAL EXPRESSは新品未使用品をゲット出来て、GUNNERはこれまた殆ど未使用品を友人から譲り受けた物。
つまり共に外観には傷一つない新品未使用とも言える状態。
しかも、上記のカスタムパーツをふんだんに組み込んでいる上に、別途新たにROYAL EXPRESSのフレームを美品中古で探してGUNNERへ移植すると言うコダワリ。
要するにROYAL EXPRESS純正の樹脂フレームを使用して、GUNNERを軽量化?と歪予防?をしたつもりの仕様にしています。
で、この2台は完全に同じ仕様にしてあるので上記のカスタムパーツも×2台分で揃え組み込んであり、ハンドルとノブだけは散々悩んだり試したりした結果ダイワの高年式リールで使われている純正を敢えて使用。
色味が若干違うけどカラーも合わせてみたりして。
基本的にクランクハンドル好きな自分的にはこれだけで十分に使用感が増しましたが、ハンドルノブキャップだけはダイワ純正がダサいので今も未装着のまんまです。
で、使用感は凄く良いの一言。
アブの遠心ブレーキは純正ではブロックが2つなので基本的にはメカニカルを主体で調整するんですが、それがどーにも嫌だったもんでAvailのマグネットブレーキを補助的に使用してみたところスコブル調子が良い。
マグネットの位置を決定するまでは毎回サイドカップを開けて行うのでメンドクサイんですけど、一旦基準となるルアーウェイトで調整が決まってしまえば以後は殆ど触る事もありません。
昔は雨などで水がスプール脇から浸水するとブレーキが突然効かなくなって慌てたもんですが、このマグネットブレーキを補助で使用していれば所謂マグと遠心のハイブリッドブレーキになるので全く不安が無い。
ちなみに自分はPEライン使用を前提に1ozルアーを想定してマグネットの位置決めをしてあります。
今や遠心ブレーキもカスタムパーツを使えば2つから4つへ変更出来たり、ブレーキブロックも大中小から選べたりするんですけどね。
で、何を今更で書いたこの記事。
実は先日METHODのUG SIGMAグリスをメインギアとピニオンギアに使用したら凄く良かったんです。
廃盤のSIGMAグリス使用時よりもノイズが確実に減ってホントに同じ4601C?ってほどにシルキーでグリスの飛散も全く無し。
元々上記のカスタムにおいても軽巻仕様にはしていなくて、でもスプールだけはレスポンス良くしてありますが、その他コグホイールやレベルワインダーですらシットリヌットリで仕上げています。
PEを巻いているし主にフロッグとラバージグでしか使用していない事もあり、クイックなレスポンスよりもタフでシッカリな油膜でセレクトしています。
オイルやグリスって巻感のフィーリングを調整出来る面白さもありますよね。
で、今回改めて使用したMETHODオイル&グリスの使用例は下記。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはNEMEAオイル、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、コグホイールなどのプラギアにはTHICK HEAVYオイル、コグホイールとレベルワインダーのベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。
最近では再びアブの4000番~6000番ユーザーが増えて来ましたが、個人的にパーミングカップシリーズはタフでシカッリなフィーリングで仕上げる方が向いているリールだと思います。
純正パーツだけでなくサードパーティーパーツも非常に多数が発売されている上に、中古市場でもパーツ単位で入手が可能でもあるので、ゼヒBOREDのMETHODオイル&グリスを使用して楽しみながら自分仕様のアブを作ってみてください。
当時はこのDARKSIDEBOREDBLOGでも度々登場させていましたが、なんだか納得のカスタムをし終えたところでコロナ禍に突入してしまい、実釣で使用したのはKSMヶ浦とINB沼とTM川でトータル10回無いくらい。
カスタムする事になったキッカケすら忘れてしまいましたが、要するに「あの頃」のリールを現代でも十分通用する様に実用カスタムしてみようと言う事だったはず。
しかも完全にパーソナルな企みだったのでDARKSIDEBOREDBLOGの記事にはしていても、入手&購入になどについては業務とは別の完全自腹で経費ではないと言う。
そんな2台のアブ4601Cカスタムはオリジナルの状態維持に拘るのでは無くて、現行機種に追い付け追い越せを目指す為に下記のパーツを組み込んでいます。
AvailのマグネットブレーキMicrocast Brake CR2/CL2、Availのウルトラライトレベルワインダーセット、BrimoのThin COGWHEEL 5152、Valleyhillのレベルライン、香川塩ビ工業のダブルベアリングウォームシャフト、香川塩ビ工業のセラミックパイロットガイド、そしてもちろんHEDGEHOG STUDIOで各種ベアリングを調達。
他にも中古パーツなどはABU's memoryさんで調達していました。
でもボディやカップのデカールをはじめ外観は殆ど純正そのまんまで残しているのでハンドルとノブを交換した程度とサムレストをシンメトリーに加工したくらい。
あ、使用している機種は4601CのROYAL EXPRESSとGUNNERのいずれもハイスピードです。
しかもROYAL EXPRESSは新品未使用品をゲット出来て、GUNNERはこれまた殆ど未使用品を友人から譲り受けた物。
つまり共に外観には傷一つない新品未使用とも言える状態。
しかも、上記のカスタムパーツをふんだんに組み込んでいる上に、別途新たにROYAL EXPRESSのフレームを美品中古で探してGUNNERへ移植すると言うコダワリ。
要するにROYAL EXPRESS純正の樹脂フレームを使用して、GUNNERを軽量化?と歪予防?をしたつもりの仕様にしています。
で、この2台は完全に同じ仕様にしてあるので上記のカスタムパーツも×2台分で揃え組み込んであり、ハンドルとノブだけは散々悩んだり試したりした結果ダイワの高年式リールで使われている純正を敢えて使用。
色味が若干違うけどカラーも合わせてみたりして。
基本的にクランクハンドル好きな自分的にはこれだけで十分に使用感が増しましたが、ハンドルノブキャップだけはダイワ純正がダサいので今も未装着のまんまです。
で、使用感は凄く良いの一言。
アブの遠心ブレーキは純正ではブロックが2つなので基本的にはメカニカルを主体で調整するんですが、それがどーにも嫌だったもんでAvailのマグネットブレーキを補助的に使用してみたところスコブル調子が良い。
マグネットの位置を決定するまでは毎回サイドカップを開けて行うのでメンドクサイんですけど、一旦基準となるルアーウェイトで調整が決まってしまえば以後は殆ど触る事もありません。
昔は雨などで水がスプール脇から浸水するとブレーキが突然効かなくなって慌てたもんですが、このマグネットブレーキを補助で使用していれば所謂マグと遠心のハイブリッドブレーキになるので全く不安が無い。
ちなみに自分はPEライン使用を前提に1ozルアーを想定してマグネットの位置決めをしてあります。
今や遠心ブレーキもカスタムパーツを使えば2つから4つへ変更出来たり、ブレーキブロックも大中小から選べたりするんですけどね。
で、何を今更で書いたこの記事。
実は先日METHODのUG SIGMAグリスをメインギアとピニオンギアに使用したら凄く良かったんです。
廃盤のSIGMAグリス使用時よりもノイズが確実に減ってホントに同じ4601C?ってほどにシルキーでグリスの飛散も全く無し。
元々上記のカスタムにおいても軽巻仕様にはしていなくて、でもスプールだけはレスポンス良くしてありますが、その他コグホイールやレベルワインダーですらシットリヌットリで仕上げています。
PEを巻いているし主にフロッグとラバージグでしか使用していない事もあり、クイックなレスポンスよりもタフでシッカリな油膜でセレクトしています。
オイルやグリスって巻感のフィーリングを調整出来る面白さもありますよね。
で、今回改めて使用したMETHODオイル&グリスの使用例は下記。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはNEMEAオイル、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、コグホイールなどのプラギアにはTHICK HEAVYオイル、コグホイールとレベルワインダーのベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。
最近では再びアブの4000番~6000番ユーザーが増えて来ましたが、個人的にパーミングカップシリーズはタフでシカッリなフィーリングで仕上げる方が向いているリールだと思います。
純正パーツだけでなくサードパーティーパーツも非常に多数が発売されている上に、中古市場でもパーツ単位で入手が可能でもあるので、ゼヒBOREDのMETHODオイル&グリスを使用して楽しみながら自分仕様のアブを作ってみてください。
そーいや敢えてUC4601 Dual2Deal2も気になっているんだよなぁ。
2024年10月3日木曜日
記事。
諸々の資材確認ミスにより9月の在庫補充生産が通常の半数ほどになってしまった事で10月も引き続き在庫補充生産を行っていますBORED。
やっぱり新製品の発売などイレギュラーが絡むと何かを忘れてしまうお年頃。
そんな9月の在庫補充生産ですがMETHODウレア系グリスのDELTAグリス、ALPHAグリス、THETAグリスは既に入荷し在庫も確保出来ています。
でも9月11日にアップグレードを実施しリニューアルしたUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスの初回生産分はお蔭様で完売となりましたので、次回は11月の在庫補充生産まで欠品につきご了承を。
とは言えUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスの初回生産分はBORED STORE以外の下記METHODお取り扱いDEALERでも買い求め頂けますのでゼヒご利用頂ければと思います。
東京 HEDGEHOG STUDIO http://www.hedgehog-studio.com
埼玉 10minutes https://store.shopping.yahoo.co.jp/10minutes-shop/
富山 Monster Kiss https://monsternet.base.ec
高知 MAREBLE http://mareble.com
で、やはりハイシーズンを前に「メンテナンスしてます」的なポストをSNSでも良く見かける様になり嬉しい限りです。
リールを弄るタイミングはカスタムパーツの交換時だけでなく、定期的にメンテナンスやクリーニングを行う癖を付けておくと良いですよね。
BOREDの推奨タイミングとしては20年前からシツコク言って来た様に「季節の変り目」こそメンテナンスを行うベストタイミングです。
つまり気温や湿度などの天候や環境が変わるタイミングと言う事であって、日本には四季がある事から最低でも年に4回はメンテナンスを行っておいた方が良い訳です。
さて、先日は「裏技」カテゴリーでベイトリールの洗い方について「ボアード式」をご紹介しましたが、その際に記事内に書いていたウレア系グリスの耐水性についてお問い合わせを頂きました。
水中において何日も性状変化や離油を殆ど起こさずに状態を維持出来るウレア系グリスですが、METHODウレア系グリス全部がそうなのか?と言うもの。
もちろんMETHODウレア系グリス全てが同一素材となるウレア化合物を使用した増稠剤を主成分としています。
但し、その増稠剤に使用しているウレア化合物以外にもベースオイルと各種添加剤が配合されていて、製品毎にそれらの配合比などを変えてあるので単純に粘度が違うだけではありません。
DELTAグリス、ALPHAグリス、THETAグリスで言えば一番油分の配合比が少ないのはDELTAグリスで、逆に一番油分の配合比が多いのはTHETAグリス、ALPHAグリスはその中間です。
でも今度は一番添加剤の配合比が少ないのはTHETAグリスで、逆に一番添加剤の配合比が多いのはDELTAグリス、ALPHAグリスはその中間となります。
もちろん添加剤は1種類では無いのでその添加剤個々にまた配合比が異なりますが。
これらの事から水中においての状態変化や離油を起こすタイミングは製品毎に異なるはずですが、でもグリスの存在意義であるペースト状の元となる増稠剤は全て同一を使用していると言う事です。
そのウレア系グリスを簡単に説明すると、市販や他社を含め世の中で一番多く使われているリチウム系グリスではカバーし切れない更に上の耐熱性、耐水性、耐圧性を求める場合にウレア系グリスの出番と言う事になるんです。
凄いんですウレア系グリスって。
で、一応BORED STOREではリールに使う場合でもサイクルで使う場合でも大まかな用途や使用箇所を記載しています。
当然ながら全てのジャンルやカテゴリーに完全にマッチする訳ではありませんが、目安として例えばバス釣りで使うベイトリールのドライブギアにはコレ、シーバス釣りで使うスピニングリールのドライブギアにはコレ、みたいに目安にはなると思いますのでゼヒBORED STOREの製品ページをお読みくださいませ。
ま、オイルは何となく容器を振れば外からでも粘度や粘性のイメージは付き易いんですが、グリスは実際に触ってみないと何とも質感や粘度のイメージが付き難い上に、配合される各種添加剤の効果においては使ってみないと判断出来ない部分もありますし。
また別の目線で言えば、UL~Lロッドで使うリールならTHETAグリス、MH~Hロッドで使うリールならDELTAグリス、それ以外のML~MHのロッドで使うリールならALPHAグリス、ベイトもスピニングも問わず大体そんなセレクトから試して頂くのもアリかと。
さ、なんだかウレア系グリスを使ってみたくなって来ませんか?
やっぱり新製品の発売などイレギュラーが絡むと何かを忘れてしまうお年頃。
そんな9月の在庫補充生産ですがMETHODウレア系グリスのDELTAグリス、ALPHAグリス、THETAグリスは既に入荷し在庫も確保出来ています。
でも9月11日にアップグレードを実施しリニューアルしたUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスの初回生産分はお蔭様で完売となりましたので、次回は11月の在庫補充生産まで欠品につきご了承を。
とは言えUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスの初回生産分はBORED STORE以外の下記METHODお取り扱いDEALERでも買い求め頂けますのでゼヒご利用頂ければと思います。
東京 HEDGEHOG STUDIO http://www.hedgehog-studio.com
埼玉 10minutes https://store.shopping.yahoo.co.jp/10minutes-shop/
富山 Monster Kiss https://monsternet.base.ec
高知 MAREBLE http://mareble.com
で、やはりハイシーズンを前に「メンテナンスしてます」的なポストをSNSでも良く見かける様になり嬉しい限りです。
リールを弄るタイミングはカスタムパーツの交換時だけでなく、定期的にメンテナンスやクリーニングを行う癖を付けておくと良いですよね。
BOREDの推奨タイミングとしては20年前からシツコク言って来た様に「季節の変り目」こそメンテナンスを行うベストタイミングです。
つまり気温や湿度などの天候や環境が変わるタイミングと言う事であって、日本には四季がある事から最低でも年に4回はメンテナンスを行っておいた方が良い訳です。
さて、先日は「裏技」カテゴリーでベイトリールの洗い方について「ボアード式」をご紹介しましたが、その際に記事内に書いていたウレア系グリスの耐水性についてお問い合わせを頂きました。
水中において何日も性状変化や離油を殆ど起こさずに状態を維持出来るウレア系グリスですが、METHODウレア系グリス全部がそうなのか?と言うもの。
もちろんMETHODウレア系グリス全てが同一素材となるウレア化合物を使用した増稠剤を主成分としています。
但し、その増稠剤に使用しているウレア化合物以外にもベースオイルと各種添加剤が配合されていて、製品毎にそれらの配合比などを変えてあるので単純に粘度が違うだけではありません。
DELTAグリス、ALPHAグリス、THETAグリスで言えば一番油分の配合比が少ないのはDELTAグリスで、逆に一番油分の配合比が多いのはTHETAグリス、ALPHAグリスはその中間です。
でも今度は一番添加剤の配合比が少ないのはTHETAグリスで、逆に一番添加剤の配合比が多いのはDELTAグリス、ALPHAグリスはその中間となります。
もちろん添加剤は1種類では無いのでその添加剤個々にまた配合比が異なりますが。
これらの事から水中においての状態変化や離油を起こすタイミングは製品毎に異なるはずですが、でもグリスの存在意義であるペースト状の元となる増稠剤は全て同一を使用していると言う事です。
そのウレア系グリスを簡単に説明すると、市販や他社を含め世の中で一番多く使われているリチウム系グリスではカバーし切れない更に上の耐熱性、耐水性、耐圧性を求める場合にウレア系グリスの出番と言う事になるんです。
凄いんですウレア系グリスって。
で、一応BORED STOREではリールに使う場合でもサイクルで使う場合でも大まかな用途や使用箇所を記載しています。
当然ながら全てのジャンルやカテゴリーに完全にマッチする訳ではありませんが、目安として例えばバス釣りで使うベイトリールのドライブギアにはコレ、シーバス釣りで使うスピニングリールのドライブギアにはコレ、みたいに目安にはなると思いますのでゼヒBORED STOREの製品ページをお読みくださいませ。
ま、オイルは何となく容器を振れば外からでも粘度や粘性のイメージは付き易いんですが、グリスは実際に触ってみないと何とも質感や粘度のイメージが付き難い上に、配合される各種添加剤の効果においては使ってみないと判断出来ない部分もありますし。
また別の目線で言えば、UL~Lロッドで使うリールならTHETAグリス、MH~Hロッドで使うリールならDELTAグリス、それ以外のML~MHのロッドで使うリールならALPHAグリス、ベイトもスピニングも問わず大体そんなセレクトから試して頂くのもアリかと。
さ、なんだかウレア系グリスを使ってみたくなって来ませんか?
2024年10月2日水曜日
案内。
DARKSIDEBOREDSTOREの商品追加案内です。
早いもので既に10月に入りました事で衣替えのシーズンとなりました。
とは言えまだ東京でも日中は25度以下の日が続いたと思えば30度超えの残暑?も続いているのですが、この衣替えのタイミングでこれまでBORED STOREで販売して来たBOREDオリジナルTシャツをDARKSIDEBOREDSTOREにて売り切り在庫処分する事としました。
まだ十分に着る機会のある内にと言う事です。
BOREDの2024 PS-Tと2024 MFBPS-Tの2種類となりますが、いずれも在庫に限り30%OFFのアウトレット価格にて販売を開始しています。
配送方法はレターパックがメインとなりますので、1枚のお買い上げはレターパックライトを、2枚のお買い上げはレターパックプラスを、それに加え他にも同時ご注文の場合は宅急便を選択ください。
売り切り在庫処分につき欠品のカラーやサイズについては販売終了となりますので、早い者勝ちにつきゼヒお早目のご注文をお待ちしています。
早いもので既に10月に入りました事で衣替えのシーズンとなりました。
とは言えまだ東京でも日中は25度以下の日が続いたと思えば30度超えの残暑?も続いているのですが、この衣替えのタイミングでこれまでBORED STOREで販売して来たBOREDオリジナルTシャツをDARKSIDEBOREDSTOREにて売り切り在庫処分する事としました。
まだ十分に着る機会のある内にと言う事です。
BOREDの2024 PS-Tと2024 MFBPS-Tの2種類となりますが、いずれも在庫に限り30%OFFのアウトレット価格にて販売を開始しています。
配送方法はレターパックがメインとなりますので、1枚のお買い上げはレターパックライトを、2枚のお買い上げはレターパックプラスを、それに加え他にも同時ご注文の場合は宅急便を選択ください。
売り切り在庫処分につき欠品のカラーやサイズについては販売終了となりますので、早い者勝ちにつきゼヒお早目のご注文をお待ちしています。
2024年10月1日火曜日
裏技。
10月1日と言う事で今日は「都民の日」につき東京人は公休です。
けど子供の学校などは休みなんですが大人は普通に出勤してますけどね。
さて、そんな10月と言う事で海でも川でも湖でもハイシーズンを迎えようとしています。
で、やはりハイシーズンは釣行回数も増えると言う事で釣行後のリールケアについては色々と議論もあり、淡水はともかく海水で使用した後のリール水洗いについては所謂「シャワーで洗うシマノ式」と「水へドボンして洗うムラタ式」のいずれかを実践している人が多いと思います。
この件について早速。
基本的に「メーカー指定」の説明書的なオフィシャルに拘る人は「シマノ式」が多いんでしょう。
これは何に対しても保証外になってしまう恐れがあるとか、常にメーカーメンテナンスを利用しているとか、単にメーカー純正が無難と言う理由だと思います。
けど某様の「ムラタ式」は要するにアングラー目線と言う事なんですよね。
そんなに頻繁にリールを買い替え出来ないでしょ?なら実用的な方法を教えてあげますよ、的な事から推奨されているんだろうと推測。
で、この「ムラタ式」と同じ様なリールケアを実践しているのが自分、と言うかBOREDオフィシャルとして推奨するのは「水へドボンして洗うムラタ式」に近い方法です。
具体的に書きますね。
BOREDの場合は釣行を終えた当日中(数時間以内)にまだリールが海水で濡れているタイミングで、水では無くて「ぬるま湯」を使用してケアします。
この「ぬるま湯」の目安は計った訳ではありませんが恐らく30度位のお湯。
逆に40度とか50度なんかの立派なお湯はオイルやグリスを明らかに軟化させるのでNG。
料理する人なら一発で把握出来るでしょうけど、水に塩を溶かすよりもお湯に塩を溶かした方が断然早く溶ける。
しかも「ぬるま湯」でも塩の溶けるスピードは全然早いんですね。
要はリールボディ内に侵入した海水を素早く除去させたいから。
なので以前にもこのリールケアについて何度か書いた際にも「ぬるま湯」を使用している事を書きましたが、そーゆー理由から「ぬるま湯」を必ず使う様にしています。
で、ベイトリールの場合は、バケツみたいに水深が30cm以上ある物じゃなくて、湯桶?とか台所にあるボール?みたいに水深が20cm程度の物に「ぬるま湯」を流しっ放しにして、そこにスプールを取り外したリールを丸ごとドボンさせて30秒ほどハンドルを回しますが、別にハンドルを早く回す必要はないので多分10回転くらいかと。
それから一旦リールを取り出して表裏左右などリール全体を水のシャワーで10秒ほど洗い流します。
水のシャワーを使う理由は「ぬるま湯」の湯気を素早く取り去りたいから、単に高湿度でしかないですからね湯気って。
そしてメカニカルキャップを取り外してから「これでもかっ!」って程にリールを良く振ったりハンドルを回したりして内部の水を出来る限り飛ばす訳ですが、もうホントに肩を壊しそうになるほどシツコク30秒以上いろんな方向へ振ってやります。
で、同時に上記の間に取り外したスプールは同じく「ぬるま湯」を入れたコップやカップなどにドボンしておきますが、スプール横にベアリングが付いているモデルなどは予めベアリングが浸らない水深にしておきます。
これだとスプールとラインの塩抜きを同時に済ませる事が出来るので凄く楽。
そして重要なのが上記でリールケアを行った後はナルハヤで素早く乾燥させてやると言う事。
なので吸水性がダントツなマイクロファイバーウエスを使い、先ずは目に見えている水分は出来るだけ乾拭きしておきます。
マイクロファイバーウエスは100円ショップで余裕で買えます。
そこからサマーシーズンだと自宅にある除湿器の風が吹き出す所にリールを置いておきますが、その他シーズンはなるべく風が通る場所にリール本体とスプールとメカニカルキャップを放置して乾燥させます。
時々ハンドルを半回転させたり、クラッチを切りっ放しにしたりして。
これからの冬シーズンなどはヒーターの前とかコタツの中なんかでも良いかもしれませんね。
なのでBOREDの場合はこの一連のケアをずっと行っていますが、これまでBLOGやSNSなどで使用後のリール内部を画像として投稿して来た際に、明らかな塩の結晶が見られた画像って多分一度だけだと記憶しています。
しかも凄く僅かな数粒ほどの塩が油膜の上に見られた程度。
確か20カルカッタコンクエストDCだったと思いますが。
なので、油屋であるBOREDが推奨するリールケアについては、上記の方法でお試しくださいと言う事なんですけど、注意する点としてバケツや風呂などの様に水深のある物へドボンすると水圧の影響でベアリング内へ盛大に水が浸入する恐れもある事からなるべく水深の浅いリール全体が浸かる程度で行う事。
そして例えば半日とか一日など何時間も水の中へリールを浸けておく事だけはNGで、流石に金属に塗布された油と言う事を考えればリール内部のオイルやグリスも変質する可能性が出て来ますので。
ま、オイルやグリスを設計開発する段階でそんな極端な用途は想定外ですし。
いや?してたかも。
と言うのもMETHODグリスで使用しているウレア系グリスについては、水中であっても油膜や形状を維持させる事が出来るほど耐水性に優れていまして、これは一般的なリチウム系グリスの5倍以上の潤滑寿命を誇ります。
2022年4月15日の過去記事https://darksideboredblog.blogspot.com/2022/04/blog-post_25.htmlでも雨天の屋外へ放置し続けたウレア系グリスの画像をポストしていますが、今日の記事の画像はその流用で4月1日から2週間ほど?雨天の中をBORED事務所の外に放置していた物です。
パーツクリーナーかなんかのキャップに所謂「うんち」状に出したウレア系グリスのサンプルを放置していたものですが「うんち」状の形も維持されていて、周辺の水に油分が流れ出していない事から乳化していないので水が濁っていません。
まぁ多少雨の影響で水が入れ替わったりはありますが。
で、これは後々のSIGMAグリスとなる着色前のサンプルグリスと言う事で、確かこの数年前にもDELTAグリスのサンプルで何度か同じ様な水中デモンストレーションのポストしたはずです。
だからと言ってずっと水中に放置しっ放しと言うのはオフィシャルとして推奨しませんが、これからのハイシーズンに向け特に太糸PEラインを使用する様な場合にはゼヒ上記の方法でお試し頂ければと思います。
もちろんリールケアの後は各所にオイルアップなどを行っておけるとベストです。
この「ぬるま湯」を使用したリールケアは「ボアード式」と言う事で。
けど子供の学校などは休みなんですが大人は普通に出勤してますけどね。
さて、そんな10月と言う事で海でも川でも湖でもハイシーズンを迎えようとしています。
で、やはりハイシーズンは釣行回数も増えると言う事で釣行後のリールケアについては色々と議論もあり、淡水はともかく海水で使用した後のリール水洗いについては所謂「シャワーで洗うシマノ式」と「水へドボンして洗うムラタ式」のいずれかを実践している人が多いと思います。
この件について早速。
基本的に「メーカー指定」の説明書的なオフィシャルに拘る人は「シマノ式」が多いんでしょう。
これは何に対しても保証外になってしまう恐れがあるとか、常にメーカーメンテナンスを利用しているとか、単にメーカー純正が無難と言う理由だと思います。
けど某様の「ムラタ式」は要するにアングラー目線と言う事なんですよね。
そんなに頻繁にリールを買い替え出来ないでしょ?なら実用的な方法を教えてあげますよ、的な事から推奨されているんだろうと推測。
で、この「ムラタ式」と同じ様なリールケアを実践しているのが自分、と言うかBOREDオフィシャルとして推奨するのは「水へドボンして洗うムラタ式」に近い方法です。
具体的に書きますね。
BOREDの場合は釣行を終えた当日中(数時間以内)にまだリールが海水で濡れているタイミングで、水では無くて「ぬるま湯」を使用してケアします。
この「ぬるま湯」の目安は計った訳ではありませんが恐らく30度位のお湯。
逆に40度とか50度なんかの立派なお湯はオイルやグリスを明らかに軟化させるのでNG。
料理する人なら一発で把握出来るでしょうけど、水に塩を溶かすよりもお湯に塩を溶かした方が断然早く溶ける。
しかも「ぬるま湯」でも塩の溶けるスピードは全然早いんですね。
要はリールボディ内に侵入した海水を素早く除去させたいから。
なので以前にもこのリールケアについて何度か書いた際にも「ぬるま湯」を使用している事を書きましたが、そーゆー理由から「ぬるま湯」を必ず使う様にしています。
で、ベイトリールの場合は、バケツみたいに水深が30cm以上ある物じゃなくて、湯桶?とか台所にあるボール?みたいに水深が20cm程度の物に「ぬるま湯」を流しっ放しにして、そこにスプールを取り外したリールを丸ごとドボンさせて30秒ほどハンドルを回しますが、別にハンドルを早く回す必要はないので多分10回転くらいかと。
それから一旦リールを取り出して表裏左右などリール全体を水のシャワーで10秒ほど洗い流します。
水のシャワーを使う理由は「ぬるま湯」の湯気を素早く取り去りたいから、単に高湿度でしかないですからね湯気って。
そしてメカニカルキャップを取り外してから「これでもかっ!」って程にリールを良く振ったりハンドルを回したりして内部の水を出来る限り飛ばす訳ですが、もうホントに肩を壊しそうになるほどシツコク30秒以上いろんな方向へ振ってやります。
で、同時に上記の間に取り外したスプールは同じく「ぬるま湯」を入れたコップやカップなどにドボンしておきますが、スプール横にベアリングが付いているモデルなどは予めベアリングが浸らない水深にしておきます。
これだとスプールとラインの塩抜きを同時に済ませる事が出来るので凄く楽。
そして重要なのが上記でリールケアを行った後はナルハヤで素早く乾燥させてやると言う事。
なので吸水性がダントツなマイクロファイバーウエスを使い、先ずは目に見えている水分は出来るだけ乾拭きしておきます。
マイクロファイバーウエスは100円ショップで余裕で買えます。
そこからサマーシーズンだと自宅にある除湿器の風が吹き出す所にリールを置いておきますが、その他シーズンはなるべく風が通る場所にリール本体とスプールとメカニカルキャップを放置して乾燥させます。
時々ハンドルを半回転させたり、クラッチを切りっ放しにしたりして。
これからの冬シーズンなどはヒーターの前とかコタツの中なんかでも良いかもしれませんね。
なのでBOREDの場合はこの一連のケアをずっと行っていますが、これまでBLOGやSNSなどで使用後のリール内部を画像として投稿して来た際に、明らかな塩の結晶が見られた画像って多分一度だけだと記憶しています。
しかも凄く僅かな数粒ほどの塩が油膜の上に見られた程度。
確か20カルカッタコンクエストDCだったと思いますが。
なので、油屋であるBOREDが推奨するリールケアについては、上記の方法でお試しくださいと言う事なんですけど、注意する点としてバケツや風呂などの様に水深のある物へドボンすると水圧の影響でベアリング内へ盛大に水が浸入する恐れもある事からなるべく水深の浅いリール全体が浸かる程度で行う事。
そして例えば半日とか一日など何時間も水の中へリールを浸けておく事だけはNGで、流石に金属に塗布された油と言う事を考えればリール内部のオイルやグリスも変質する可能性が出て来ますので。
ま、オイルやグリスを設計開発する段階でそんな極端な用途は想定外ですし。
いや?してたかも。
と言うのもMETHODグリスで使用しているウレア系グリスについては、水中であっても油膜や形状を維持させる事が出来るほど耐水性に優れていまして、これは一般的なリチウム系グリスの5倍以上の潤滑寿命を誇ります。
2022年4月15日の過去記事https://darksideboredblog.blogspot.com/2022/04/blog-post_25.htmlでも雨天の屋外へ放置し続けたウレア系グリスの画像をポストしていますが、今日の記事の画像はその流用で4月1日から2週間ほど?雨天の中をBORED事務所の外に放置していた物です。
パーツクリーナーかなんかのキャップに所謂「うんち」状に出したウレア系グリスのサンプルを放置していたものですが「うんち」状の形も維持されていて、周辺の水に油分が流れ出していない事から乳化していないので水が濁っていません。
まぁ多少雨の影響で水が入れ替わったりはありますが。
で、これは後々のSIGMAグリスとなる着色前のサンプルグリスと言う事で、確かこの数年前にもDELTAグリスのサンプルで何度か同じ様な水中デモンストレーションのポストしたはずです。
だからと言ってずっと水中に放置しっ放しと言うのはオフィシャルとして推奨しませんが、これからのハイシーズンに向け特に太糸PEラインを使用する様な場合にはゼヒ上記の方法でお試し頂ければと思います。
もちろんリールケアの後は各所にオイルアップなどを行っておけるとベストです。
この「ぬるま湯」を使用したリールケアは「ボアード式」と言う事で。
2024年9月30日月曜日
記事。
いや~なんだか直前になって気が付いたもんだから定休日明けの本日は発送作業に追われ予想外の忙しさとなってしまったBASEの15%OFFクーポンコード配布事件。
この金土日は予想外に多くのご注文を頂きました事で、結局のところ土日の定休日は共に半日ほど休日出勤する事に。しかも明日10月1日からはレターパックなどの送料が値上しちゃうもんだから今日中に発送を終えなきゃらなくて慌てる。
と言う事で本日現在までに頂きましたご注文は本日付けで全て発送を終えていますので明日~明後日には順次お届となる見込みです。
但し、2024 A4 STICKER SHEETだけは10月10日の入荷より順次デリバリー開始となりますのでお間違い無く。
で、その2024 A4 STICKER SHEETですが、お蔭様でBORED STOREの販売分は全て完売となりまして、DARKSIDEBOREDSTORE販売分も残り僅かとなっていますので、恐らくこの分だと入荷日の10月10日までに完売となってしまうでしょう。
ちなみに2024 A4 STICKER SHEETは年内に増産は行いませんので、現在の在庫枠が完売となりました場合は販売完了とさせて頂きます。
そんな訳で忙し過ぎて頭も体も追い付いていませんが、お蔭様でオイル製品が殆ど欠品状態につき10月も引き続き在庫補充生産を継続します。
取り急ぎの報告まで。
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