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2024年8月6日火曜日

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お盆休み?夏休み?前に何度もシツコイ「夏オイル夏グリス」のススメ。
もう今年の夏は何度もアナウンスして来ましたが、とにかくザックリと夏の間は高気温と高湿度により金属にとって最も過酷なシーズンとなります。
高気温に寄る熱膨張から起こる精度の狂い、湿度や水分の付着時や蒸発時に起こる錆の発生、高温環境に寄る油脂の酸化や軟化など、更に金属では無いですが紫外線に寄る樹脂の劣化もあり、高気温と高湿度が重なる夏の間は良い事がありません。
その対処方として一番有意義なのはマメなメンテナンスの一言に尽きますが、サマーシーズン中にそう何度も分解洗浄する様なメンテナンスを行うのも流石に面倒です。
そんな事から「夏オイル夏グリス」のススメとして普段使用しているオイルやグリスよりもワンランク強め?の物を使用し、熱による油脂の軟化を防ぎ油膜の定着率を高める事で普段よりも更に高いディフェンス性を維持すると言うもの。
地域や環境の差はあるにしても9月いっぱいまでは「夏オイル夏グリス」を推奨します。
で、アップグレードを目論む製品のサンプルテストを行う為に7月から毎週末は主にデイで猛暑の中をひたすらに投げて巻くを繰り返しているのですが、主に3oz~8ozまでのビッグベイトやジャイアントベイトのみを使用しているだけに負荷が尋常ではありません。
が、ボディ内ベアリングに使用しているBSLUオイルもワンウェイローラークラッチに使用しているNEMEAオイルも、そして日によってスプールベアリングで注油し別けているLIGHT DUTYオイルもCHIMERAオイルも全く問題無し。
主にデイの場合は11時~16時辺りの日差しも気温もマックスなタイミングを狙い行っていますが、水分補給などで休憩する際にも敢えてタックルは日向に放置しています。
15分ほどの休憩で再度タックルを手にするとリールなんてカンカンに熱くなっていて、これはリール内部の各種ベアリングオイルにも少なからず影響はあるはずですが、この真夏の猛暑下においてもビッグベイトやジャイアントベイトのフルキャストにおいてもオイルの劣化は全く感じ取れません。
しかもサンプルテストなだけに釣行後も敢えてリールを水洗いせずに放置しているので、一番最悪な状態をワザと作りだして使用し続けている訳ですが、真夏の猛暑下で一ヶ月が経過した自分の21スコーピオンMDは異常無し。
つまり21スコーピオンMDなどタフな大型番手リールには最初から強めのオイルやグリスをセレクトして注油してある事で、上記の様な過酷な使い方を続けても油膜はキッチリと定着し潤滑していると言う証になります。
ベイトもスピニングも問わずスプールベアリングやラインローラーなど注油し易いパーツにおいてはマメな注油を行う事で誰でも簡単にケアが出来ますが、問題はボディ内ベアリングやワンウェイローラークラッチなどの様に簡単にアクセス出来ないパーツのケア。
昨年に続き今年は更に異常な猛暑となっていますので、この猛暑の8月は当然ながら9月の台風などへのケアも含め、普段よりもワンランク強めのオイルやグリスとして「夏オイル夏グリス」を実践してみてください。
あ、ちなみに9日の15時までのご注文は即日発送となりますのでお盆休み?夏休み?前にお届け可能です。

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