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2023年10月31日火曜日

記事。

先日開催された博多湾ビッグベイトシーバスバトル2023。
BOREDも引き続き協賛させて頂きましたが、先日付でSNSでもリザルドが発表されました。
その際に気が付いた事として上位入賞者の多くがアブのレボビーストを使用していたと言う件。
BORED的にも今年になってビーストのユーザーが多い事に気が付いた事もあり、検証対象として2台を導入して実用している旨は過去記事でも何度かご紹介して来ましたが、ビッグベイトシーンにおいてスコーピオンMDと合わせミドルクラスの代表モデルとして十分な実用性があります。
ハイエンドクラスを使用する事に全く異論はありませんが、ミドルクラスを複数台で運用する事も視野に入れてみるのは有効です。
そしてやはりビッグベイトになるとレギュラーウェイトとは違った視点でのメンテナンスが必要となり、リールにシビアな繊細さやシルキーな巻き心地を求めるよりは、耐久や状態維持と言ったタフさを求める事がメインとなるでしょう。
そこでBOREDのMETHODオイル&グリスを使用した具体的仕様について。
の、前に自分のセッティングとして3oz~6ozまでをメインに使用する前提でのセッティングを。
先ず効き過ぎるブレーキ関係については遠心ブレーキ6個中1個をオン、マグネットは市販のネオジウムへ交換し5個中3個だけで使用しています。
ハンドルはスタジオコンポジットのRC-SC EX PLUS 98mmとR27XL EVAノブへ交換していますが、ベアリングは現状として純正を脱脂洗浄して使用していて他にカスタムしている点はありません。
1台目はギア比7.3のHGギアまんまで2台目はロケットのギアへ交換した9.2のXGギアで使用し、上記の様にブレーキセッティングもハンドルやノブも同一仕様としています。
ラインはPE6号にリーダーはナイロン60lbか80lbで使用。
こんな感じです。
ビーストのサイズにPE8号だとキャスト後のライン減り的に見て少しミスマッチかと感じ、自分的には6号専用の100m巻で不具合も無く快適に使用出来ています。
で、肝心のMETHODオイル&グリスについて。
これは何度か試しながら現状として飛距離も耐久性も満足しているセレクトとなりますが、先ず上記にも書いたベアリング各種については純正を脱脂洗浄した上で使用しています。
スプールベアリングはBSLUオイルとBALBOAオイルの1:2混合カスタム、ボディ内ベアリングは全てBSLUオイル、メインギアとピニオンギアはSIGMAグリス、ウォームシャフトはOMEGAグリス、ハンドルノブベアリングはBSLUオイル、ワンウェイローラークラッチはNEMEAオイル、ドラググリスはDELTAグリス、プラスティックギアはOMEGAグリス。
ざっとこんな感じで使用しています。
何パターンも試した上で上記のセレクトへ行き着いたのですが、基本的に海水域または汽水域のみでの使用として現状は一切の不具合もありません。
巻き感は純正同等の重めなフィーリングになりますが、その代わりに巻き感の変化が少なく何時使っても安定した巻き感が得られています。
ちなみにBSLUオイルの検証や試用でテスト使用して来た際は使用後に一切水洗いを行わずにリールの外観のみをウエスで拭くだけでも問題は見られませんでしたが、基本的に海水域または汽水域での使用後はリールが浸かる位の深さの容器に水を入れてリールを浸します。
自分の場合は釣り帰り当日にリールが未だフィールドの水で濡れている場合は5分ほど水に浸けてハンドルを10回転ほど回し、その後シャワーで外観などを水洗いしてからサイドカバー、スプール、メカニカルキャップを外し、とにかくシツコイくらい良く振ってからウエスやタオルの上で放置乾燥させています。
乾燥後は念のためスプールベアリング、スプールシャフト先端、スプールシャフト根元に極少量を注油し、後は乾拭きして各所の汚れを綿棒などで取り除けば完了です。
とにかく毎回帰宅後にリールやラインが未だフィールドの水で濡れている間にすぐ処理を行えば、海水が乾燥し塩が結晶化する事無く楽に洗い流せるので、翌日行うよりは帰宅後すぐに行う方が油脂も長持ちすると言う意味でもお勧めです。
あくまでも海水域や汽水域での使用後においては上記の様な釣行後すぐの水洗いが有効と言う事は間違いなく、これまで40g~3ozで使用している20カルカッタコンクエストDC 201HGでも30g~2ozで使用している17スコーピオンDC 101HGでも同様に処理を行い塩の結晶化も錆の発生も完全に防げています。
参考までに淡水で使用している18バンタムMGLやアブガルシア4601Cでは帰宅後にシャワーでサッと外観を水洗いしているだけです。
何よりもリールに負荷が掛かるビッグベイトやジャイアントベイト、また同じくヘビキャロやヘビーカバーの釣りにおいても上記のMETHODオイル&グリスを使用したセレクトをゼヒ参考にしてみてください。

2023年10月30日月曜日

記事。

あ~悶々として一向に進展しない。
廃盤HYDRAオイルの後継製品となる超低粘度オイルの試作達の事。
ブッチャケどれも良いんだけどやはり粘度はやり過ぎたか?と言うくらいシャバシャバ。
検査していないけど感覚として多分VG4~5前後。
明らかにBALBOAよりもワンランク低粘度って事で一体どーテストしろって言うんだ?と一応自分の14ブレ二アスのスプールベアリングで試用していますが、何と言うか初速が余りにも簡単に上がり過ぎてバックラッシュが恐くてね。
なので初速を上げない様にキャストすると1.6gや1.8gのスピナーとかスプーンが着地予想点を遥かに超えて飛んで行く。
けど風速1mくらいでも影響してしまったりリリースポイントが僅かにズレるとラインが暴れそうになるんで。
自分の場合はフィネス系に疎い事もあってキャストが全然安定しない。
ちなみに最近はBORED事務所の近所にある公園で夜な夜なキャストしていると言う不気味なテスト環境。
別に水に向かって投げる意味も余り無いので、舌打ちと独り言が深夜の公園で響いています。
でもフォールにおいてはすこぶる良好で、クラッチを切ってからスプールの動き出しにロスが無い。
ピッチングの距離であれば狙い通りの動き出しなんだけど、これも手首の返しを少しミスるとラインが暴れる。
単に慣れの問題なのは試用して行く内に安定して来た事で分かってはいても、週末は100gオーバーをフルキャストしているのに、平日深夜には1g台をキャストしているギャップに50代の脳内と感覚がバグっているんでしょう。
取り敢えず絞り切れない事もあり、この3つを化学的にも物理的にも機械テストへ回し、そこから環境変化や温度変化などの最終テストで見極めてみます。
ちなみにこの廃盤HYDRAオイル後継製品もフルエステル化学合成油、耐水防錆添加剤、摩擦調整添加剤での設計なんですが、粘度指数においてはMETHODオイル中で最も狭い数値となります。
これは仕方ないんです。
それに気温0度以下では曇りが生じてマイナス10度以下では恐らく凝固するはず。
あ、でもベアリングの様に常時動いているなら凝固はしませんよ。
超シンプルなエステル化学合成油を使用する予定なので、もはやアルコールに近いと思って頂ければ間違いないかと。
BOREDで過去一の超低粘度となるのでまんまでの用途は限定されますが、混合カスタムし易いと言う事もあってTHCIK HEAVYの真逆となる立ち位置のオイルは結局必要枠なんですよね。
それに今時のフィネス系全般においては過激化している事もあり、キチンとした材料選択はオイル設計において重要。
既に超低粘度なので今更ながら摩擦係数の追求はやめておきますが、市販の固形添加剤を配合したオイルとは明確に違いを出して行きたいので悩みどころ。
そして先日も書きました某サイト専売オイルとは明確に特性を変える必要もあるし。
また平日は近所の公園で夜な夜な吠えますかね。

2023年10月27日金曜日

記事。

コロナ禍に入った2020年?に20年以上ぶりで再開してみた東京湾奥のシーバス釣り。
それまではやはりルーツでもあるバス釣りがメインだった事はBOREDベテランユーザーには既に承知の事とは思いますが、26年前の25歳位から一時期シーバス釣りもキチンとやっていたんです。
で、現在は?と言うとコロナ禍も明けた癖にシーバス釣りにしか行っていない始末。
これは単純に自宅から電車一本でAリバー、Nリバー、Sリバーと東京でも超有名大河川の河口付近へ行ける手軽さと、電車でもチャリでも行ける東京湾奥山の手エリアがホームと言う事もあり、当日思い立ってもすぐに行けちゃうところに惹かれてしまいまして。
あとは完全なる初老の自覚もあって移動における体力的?精神的?な部分とか、また父親としても釣行だけに集中出来ない家庭内の立場もあるし、自然と時間や手間は絞られて行きますんで手軽さは重要な要素。
ま、でも検証や試用もあるから結局は毎週投げに行ってますけどね。
でも明らかにシーバスを再開した数年前と同様とは行かず、釣行回数は変わらないまでも釣行時間は明らかに減ったかな?と言う印象。
ならばバス釣りと同様にシーバス釣りにおいても更に自分のやりたい事だけをメインに釣行しようと絞り始めたのは今年に入ってから。
バス釣りでは一切プラグは使わない癖にシーバスでは逆にプラグしか使わないと言う天邪鬼は継続して変わらず。
そして今年はバチシーズンのみスピニングタックルを使いましたが、その他は常にベイトタックルでと言うか基本はビッグベイトやビッグプラグのみで。
とは言え巷に溢れるビッグベイト&ジャイアントベイトの猛者達とは違って、自分の場合は40g前後も普通に使いますし上は今のところジャイアントベイトまでは浸かっていません。
手を出すとハマる事は分かっているから敢えて手を出さない様にしています。
なにせ金の掛かる高校生の親なんでね。
愛息が小学生や中学生の頃までは特に何も気にせず釣行していたんですけど、流石に高校生にもなると釣行とは言え親父が毎週朝帰りしていてはメンツも立たず、また何か注意をしても説得力が無くなる場合もあったりして。
さて、上記でも書いた様に自分の場合はフィッシングスタイル?として先ずはザっと手を出してみた上で「これはオモシロイ」とか「これだけはヤリたくない」など明確に線を引く癖がありまして、これを一般的にはコダワリと言うんでしょうけど単に天邪鬼なだけと自覚しています。
なので今やシーバス釣りにおいては人気プロアングラー然りなタックルやルアーを使用しているアングラーが多い事はSNSを見ていても、また自分周りのアングラーにもなんだかんだ言って影響受けてるなと思える奴も居るんですが、メディアでしか目にしていないプロアングラーを良くそこまで信じられるねぇ?と正直少しヒキ気味。
自分の場合はこのタックルを使いたいから対応出来るルアーを絞るパターン、またはこのルアーを使いたいから対応出来るタックルを増やすパターンのどちらか。
ま、皆そうかもしれませんけど。
でもその対応範囲が世間一般の大多数では無いと言う事であって、要するに皆と同じは極力避けたいと言う事。
なので例えば好きな有名プロアングラーが使っているからと言う理由だけで同じラインを使用する事なんて絶対にあり得なかったり、それはルアーメーカーにしてもタックルメーカーにしても同じく。
でもこーゆーミーハーな部分は日本人らしいところでもあって、それこそがあらゆる業界を支えている良客なんだとは思いますが、自分の場合は遊び?趣味?にこそ自我を前面に出したいタイプ。
決して多くの他人とは違うって事では無くて、自分が惹かれた事だけに拘りたいと言う事。
これって大手メーカーを購入する人のタイプと小規模メーカーを購入するタイプ、そして大小関係無く超人気メーカーだけを購入するタイプに概ね別れると思うんですが、自分の場合は使いたい物があれば大小有名無名は関係無く使うと言う事なんです。
なので正直な話なんですが一度買って使ってみた上で違うなと思ったら翌日に手放すタイプでもある。
手放すと言うか手元にすら置いておきたくないと感じてしまうんですね。
そこだけは損とか得とかの話では無くて。
だから例えばメガバスのX-80は多数持っていたり、ダイワのガルバストロングも、ダイワのガルバも、タックルハウスのK2F162も、アイマのコモモも、マリアのタイトスラロームも、エバーグリーンのコルセアも、ガンクラフトのジョインテッドクローも、メガバスのメガドッグも、DRTのクラッシュ9も、などなど同様。
気に入ったルアーはカラー違いやストックも含め何個も手元に置いておきたくなる性格。
カラー違いで2個とかじゃなくて、カラー違いで最低でも4個とかそんな。
なので1個しか持っていないと言う場合はそこまで愛していないと言う証だったりして、ロストしたりクラッシュさせたら次は無いかな、みたいな存在。
まぁこうやってテキストにしてみると改めてメンドクサイ性分。
でもこの拘り?天邪鬼?を一切断ち切れと言われたとするなら、もうキッパリとそのジャンルの釣りはやらないでしょうと言う潔さもあったりして。
やっぱり我ながらメンドクサイ。
しかし、ホントにいい加減釣らないとな。

2023年10月26日木曜日

記事。

BOREDのMETHODオイル&グリスがオリジナルと自負している一つに混合カスタムがあります。
これはオイルはオイル同士グリスはグリス同士で混ぜ合わせ、好みの粘度や特性をユーザー自身が自分専用オリジナルとして作れると言うもの。
それが2003年のBORED立ち上げ時からオリジナルで考案して来た混合カスタム。
METHODグリスについては現ラインナップのウレア系グリスとなった時点で、ディフェンス効果を示す極圧性、耐水性、耐熱性など現5ラインナップに殆ど数値の差がなく、粘度と粘性の違いのみが異なると言っても過言ではない事から混合カスタムしなくても現5ラインナップ中からセレクトする事で概ね対応出来ると考えています。
とは言えもちろん混合カスタムする事にも対応しているので、例えばSIGMAグリスの上から薄くOMEGAグリスを、の様に事前に混ぜ合わせなくても後から足す事でフィーリングの違いが得られるのはグリスの良いところ。
一方のMETHODオイルについては液体の性状からも言える様に、10人居れば10人違う粘度や粘性を求める場合もあり、それらに対応する為にラインナップを永遠と増やす訳にはいきません。
そこでBOREDオリジナルの混合カスタムが有効となって来るのですが、特に混合カスタムの需要が多いフィッシングユースでのベイトリールにおいて、混合カスタムする際に目安とする点をお伝えしたいと思います。
また近い将来に画像を差し替えする予定ですが、BORED STOREの製品各ページに使用している画像。
その中に「耐久、潤滑」「海水、淡水」とアイコンを表示してあります。
ちなみに上記と併せVG○○と表示してあるのはベースオイルの粘度となるので、数値が高ければ粘度も高く数値が低ければ粘度も低くなります。
「耐久、潤滑」について。
先ず耐久と言うのはオイル中に配合される添加剤の内、摩擦調整添加剤や耐水防錆添加剤など何かしらの要因から保護を目的とする傾向が強いオイルと言う事で、摩擦や荷重から金属表面を保護する特殊被膜を生成する摩擦調整添加剤、水分や湿度により金属表面から水分を押し出す様に保護する耐水防錆添加剤が主、粘度の低い順にCHIMERAオイル、NEMEAオイル、BSLUオイル、THICK HEAVYオイルが該当します。
次に潤滑と言うのはオイル中に配合される添加剤の割合が上記よりも少なく、更に粘弾性添加剤が多く配合される事により油膜の滑りを重要視しているオイルと言う事で、粘弾性添加剤の特徴でもあるヌルっとした回転や潤滑を促進するフィーリングが得られ、粘度の低い順にBALBOAオイル、LIGHT DUTYオイルが該当します。
「海水、淡水」についても。
これは勘違いも多いかもしれませんが、海水については海水でも使用出来る様に対応させてあると言う事で、逆に淡水においては淡水のみで使用してくださいと言う事なんです。
なので「海水対応」と「淡水専用」と言うのが正式な表示。
でも例えばBALBOAオイルとNEMEAオイルを混合カスタムさせたとすると「海水対応」として通用するんです。
その位、海水対応のオイル各種については添加剤を高配合してありますよと言う事。
そして、現在サンプルテストを行っている廃盤HYDRAオイルの後継製品となる超低粘度オイル。
現在のところISO VG4と言うBORED史上で最も低粘度となる予定ですが、構成はシンプルながら非常に高価な添加剤を使用する予定のオイルとなります。
基本的に超低粘度となる以上は低荷重で高回転が主なターゲットになる事は予想が付くと思いますが、上記の耐久については完全では無いけど除外して油膜のキレとレスポンスを重要視したオイルにするつもりです。
ベースオイルは超低粘度であればこそのエステル化学合成油100%を使用し、これに各種添加剤を最低レベルで配合するだけと言うシンプルな設計です。
これはこれで別の意味でのULTIMATEな試み。
と言う事で本日CHIMERAオイルとNEMEAオイルの充填作業が少量ながら完了し、次いで本日中にBSLUオイルの在庫補充が完了します。
がっ、この11月生産分となる在庫補充にて年内最終生産となりますので、欠品や品薄の場合は次回来年1月下旬まで生産が行えませんので予めご確認を。
とは言え年末年始もありますから通常より多く在庫補充しますけどね。

2023年10月25日水曜日

記事。

塗装。
ルアーメーカーの塗装で一番は?と聞かれたら間違い無くメガバスと答える自分。
好き嫌いの話ではなくてトータル的なクオリティを考えた場合と言う事。
塗装の仕上げについて当時を知る自分世代からは当然との声も多いとは思いますが、現在も引き続きナチュラル系カラーに関しては圧倒的なリアルさ?を追求している点も素敵。
しかも塗膜強度が割と高くってフックサークルが付き始めるまでが遅い。
そんな気がします。
もちろん一皮剝けて一旦フックサークルが付けば他メーカーと同様に普通に付きますけどね。
で、先日も書きましたスラムドッグモンスター180とメガドッグ180の同カラー。
画像はキャス別注カラーでお馴染みのアーバンリバーチャートなんですが、この2個に関しては完全未使用でボックス保管の状態。
さて、先日入手してから2度ほどキャストしてみたスラムドッグモンスター180の別カラーを帰宅後に水洗いして乾燥させていたんですが、その際に気が付いた事としてスラムドッグモンスター180も塗膜が強い。
いや、かなり強い。
1度目のキャストは椎間板ヘルニア事情により10投ほどでしたが、翌日デイでキャストした2度目は1時間以上キャストしていました。
のに塗膜に全くフックサークルどころか僅かな曇り?すら付いていないんですね。
これは塗膜と別に何かコーティングでもしているんだろうか?
それにしても塗膜が強いと言う事はアイやフック周りなどからの浸水防止に繋がる事もあるので大変有り難い話。
そこで再び思い出したMETHODのPROTECTIVEコーティング剤。
長期欠品の理由は一部材料が全く入荷して来ない事にありますが、なんとか年内中に少しでも在庫補充が出来ればと材料業者へは毎月打診しているんです。
でもこの長期欠品が明けるとトンデモナク値上がりしていそうな予感。
なにせオイルやケミカルはコロナ禍からずっと値上傾向なので、準じての材料値上は大いにあり得る話。
BOREDもMETHODオイル自体は自社生産につき大きな値上は回避出来ていますが、実は使用している容器については今年既に3回も値上しているんです。
なのでそー言った意味でも何かしら「長持ちさせる」事が出来るアイテムって便利だなぁと改めて実感。
METHODのDEFENSIVE防錆コーティング剤も然り。
偉いぞスラムドッグモンスター。

2023年10月24日火曜日

案内。

えーっとですね、先ずお詫びする事があります。
先月から各方面にてアナウンスして来ましたベイトフィネス用ベアリングオイルとしてINX.labelの別注として発売を予定していました画像のオイルについて、こちらの販売方法に少々変更が生じる事となりました。
とは言え近い将来にはキチンとお買い求め頂ける様になるんですが、製造元であるBOREDのMETHODとして発売元も兼任する事となりました。
ん?普通の事と言えば普通なんですが。
要するにINX.labelの別注オイルでは無くBOREDのMETHODオイルとして新たなラインナップへ加わる事となるのですが、但し!販売に関してはBORED STOREやMETHODお取り扱いDEALERでの販売は一切無く、現在調整を進めている案件として某サイトの専売にて販売するオイルと言う事になります。
メンドクセーと思われる人も多いでしょうが、色々と大人の事情がありまして申し訳ないです。
で、先日お見せしていましたオイルのネーミングやラベルデザインは一旦破棄しまして、現在は新たなネーミングと新たなラベルデザインを行っています。
これはもう誰が見ても完全にBOREDなセンスになるんですけど、このオイルを企画し監修したマッツンのFLB Cruiseロゴも入れちゃおうかと言う新たな試みの製品になります。
最近流行りの船長監修系と言う事になりますでしょうか?オイルなのに。
で、既にハイシーズンを迎えようとしている事もあり急ピッチで諸々を進めていますので、具体的な進展状況が確定次第また直ぐにアナウンスします。
再度となりますが、このベイトフィネス用ベアリングオイルはBOREDのMETHODオイル製品である事に変わりはありません、けど上記の様にBOREDのMETHODオイルとしてBORED STOREにラインナップされる事はありませんので、現在サンプルテストを行っている廃盤HYDRAオイルの後継製品については別件として変更なく発売を予定しています。
その廃盤HYDRAオイルの後継製品については今回上記のベイトフィネス用ベアリングオイルと性能や特性が被らないオイルだと言う事は当然として、思い切りスーパーサッパリに振り切った超低粘度オイルとする予定です。
これはエリアトラウトやライトソルトなどをはじめとするスーパーセンシティブな要望にお応えする形でサンプルテストを行っていまして、狙いは違和感の無い無抵抗をイメージするフォーリング。
扱い切るには少々テクニックも要するほどにサッパリとしたBOREDのMETHODオイル中で歴代一位の超低粘度となるでしょう。
多分ISO VG4辺り。
また最終的な詳細については今月中にアナウンスしますが、発売については良くて11月?遅くとも12月と言う予定です。
この廃盤HYDRAオイルの後継製品については通常ラインナップにつきBORED STOREでもMETHODお取り扱いDEALERでもお買い求め頂けますので。
なんだか凄く紛らわしい状況で申し訳ありませんね。
でも、今回の案件がスムーズに着地しないと廃盤HYDRAオイルの後継製品も最終仕様が決定出来ない事もありまして、効率の悪い動きとなっているのですがBORED事情では無いだけになんとも。
そろそろか?と期待されていた両社ユーザーにはホント申し訳ないんですけど、間違い無く理想とする製品には仕上がっていますのでその点はご心配無く。
後は吉報を待つのみと言う事で何卒ご勘弁を。

記事。

これも以前から不定期でお伝えして来ましたが、BOREDのMETHODオイル&グリスについての注意点を改めて。
先ず、METHODオイル&グリスは他社オイル&グリスと同時に使用する事を推奨していません。
これには幾つか理由があって、他社で使用している基油も添加剤も化合物もMETHODと同一の物では無い事、METHODではフッ素(PTFE)に代表される固形添加剤を一切使用していない事、METHODでは塩素や重金属に代表される人体や生物に有害とされる添加剤を一切使用していない事が理由となります。
つまりMETHODオイルやグリスと他社オイルやグリスを混合させて使用すると、双方の被膜が侵されてしまう恐れがあり適正な性能や効果が発揮出来ない場合が多く出て来ます。
また例えばギアの裏にあるベアリングなどの様に、故意に混合させていなくても実用の上で接触が考えられる環境も同じです。
これら他社オイル&グリスとのバッティングにおいては使用当初は問題なくても後から問題となるケースもあります。
もちろん他社と言うのはメーカー純正も含めての事です。
次に、これも準じた内容となりますが、METHODオイル&グリスを使用するパーツは必ず事前に脱脂洗浄を行う様にしてください。
もちろん理由は上記に準じた事となります。
分解出来る物は出来るだけ分解した状態で、分解出来ない物は何度も洗浄を繰り返す事で、大概の油脂は脱脂する事が出来ます。
ちなみにBOREDで脱脂洗浄を行う際は100円ショップでも売っているPE製のポリ容器などにパーツを入れ、パーツクリーナーの「中乾性」をスプレーしてドブ浸けします。
20分ほど放置すると中の油脂が軟化しますので、一旦取り出してから再度同じパーツクリーナーの「中乾性」をスプレーしてドブ浸けし、今度は10分ほど放置して取り出します。
その後パーツクリーナーの「速乾性」をスプレーして各パーツの隙間や溝などを噴射力で洗浄し、最後にイソプロピルアルコールを使用して超音波洗浄機で洗浄を行います。
これで概ね脱脂洗浄は完了となりますが、最後の超音波洗浄機は省いて貰っても構いません。
超音波洗浄機での洗浄は流石に玄人過ぎるので、一般的には市販のパーツクリーナー「中乾性」と「速乾性」の2本があれば問題なく脱脂出来るでしょう。
ちなみに市販のパーツクリーナーについては誰もが見た事ある長いスプレー缶のアレですが、これ良い物と悪い物を見分けるコツをお教えします。
先ず、前提として10年前と比べ現在ではホームセンターなどで購入出来る物やモノタロウとかアマゾンで購入出来る物で粗悪な物はかなり減って来ましたが、内容量と成分の表示について注意して見てください。
パーツクリーナーのスプレー缶裏(注意書きなどのある面)に「内容量840ml」と記載されている物が殆どなのですが、次に成分の表示を見ると「450ml」等と記載されています。
これどっち?となりますよね。
この数値差と言うのは実は中に含まれている噴射に使うガスの容量なんです。
なので840ml入りのスプレー缶を使っているけど、肝心のパーツクリーナー自体は450mlしか入っていないと言う事で、その差390ml分はガスなんですね。
良心的ななメーカーだと540mlとか620mlなんてキチンとパーツクリーナー自体も多く入っていますので、スプレー缶の長さに騙されない様にしましょう。
これがトリックと言うか、良い物と悪い物の基準と言う事です。
特に「速乾性」のタイプはスプレーの噴射力が強く設定されている物が多いので、この容量差について少しでも少ない方を選ぶと中身のパーツクリーナー自体も多く入っていると言う事。
ワコーズやヴィプロスの様にキチンとモーターシーンで認知されている一流メーカーはパーツクリーナーを持った瞬間に「重っ」と感じますが、現在でも稀にホームセンターなどで198円で売っているメーカー不明のパーツクリーナーの中には「軽っ」と感じる物もありますので、その際はスプレー缶裏の表示を確かめてみてください。
ショップなどでも多く?使用されているであろうモノタロウのパーツクリーナーは、現在の赤白デザインへ変更された物なら全て良い物だと思います。
途中で脱線しましたけど上記の様にBOREDのMETHODオイル&グリスは他社オイル&グリスと同時使用する事はオススメ出来ませんので再度。
ちなみにこれはBOREDに限った事ではありませんので参考まで。

2023年10月23日月曜日

記事。

早くもまた月曜日。
今日は先行受注にて完売となりました20th HWD LONGSLEEVEが夕方までに入荷予定、検品を終えてから本日から数日中にはご注文順に発送を開始しますのでお届けまで暫しお待ちください。
さて、先日開催されたLUNKER POOLこと湾奥最前線の個展HIGH TIDE会場にてリールメンテナンスとリールチェックを行っていた@lineslackerfamこと隅田のシーバスジャンキー氏と傍観していた自分。
その際にチェックを希望するお客さんのリールを何台か触らせて貰ったのですが、ベイトリールユーザーの多くに「ゼロポジ」が出ていない事を改めて確認しました。
ま、持参時にズレてしまった事も考えられますが。
ゼロポジとはメカニカルブレーキ(キャストコントロール)のノブが適正に調整されている事を示し、スプールをX軸(スプール回転方向をY軸とした場合)へ動かした際に極僅かにスプールが動くか動かないか程度のクリアランスを表しています。
これテキストにすると「?」が付く事もあるんですが、要するにスプールが回転して糸が出る方向を縦(Y軸)とするならスプールの左右方向を横(X軸)とします。
スプールを親指と人差指で掴み左右へ軽く動かした際に「カタカタ」とスプールが動かなければ、今度は少し力を入れて強めに動かしてみて「カタカタ」と極僅かに動きを感じる場合であればゼロポジの調整は適正です。
またはクラッチを切ってスプールを指で回転させながらメカニカルブレーキ(キャストコントロール)を締めて行き、スプールの回転が自然に「ス~」っと止まった位置が大体ゼロポジなので、加えて上記の方法で「カタカタ」具合をチェックして貰うのが早いかも。
この「カタカタ」が常に出ている場合はキャスト時にスプールが目に見えないレベルで左右に揺れている事になり、要するにスプールがブレている状態で使用してますよって事。
稀にスプールエッジのアルマイトが剥がれている場合やザラ付いている場合などは、このゼロポジが調整出来ていない証としてブレによりスプールとボディとの隙間が生じ砂や埃などが入り込んだ事による摩耗だろうと推測されます。
メカニカルブレーキ(キャストコントロール)は現在では主流ブレーキでは無く、あくまでも基本設計上の補助ブレーキとなりますが、数十年前だと遠心やマグネットと同様にメカニカルブレーキ(キャストコントロール)だけでブレーキをコントロールしていた時代もありました。
でも今やブレーキ性能は大きく進化していますし、スプールの軽量化や肉抜きも進歩しています。
だからまぁ雑に扱っていても激しくバックラッシュする事も減って来ましたが、今でも釣行で必ず数回はバックラッシュを起こすと言う人は一度ゼロポジをキチンと調整してみてください。
スプールのオイルチューンやらベアリングチューンやらに拘る前に、先ずはメカニカルブレーキ(キャストコントロール)のゼロポジがキチンと調整出来ていなければ何がチューンだって恥ずかしい思いをする事になりますからね。
スプールはリールの構造上から目に見えるレベルでは左右にブレない事が前提であり、スプールシャフト左右の先端が当たる「メカニカルブレーキ当タリ」や「メカニカルブレーキ座金」はそのシャフト先端が触れるか触れないか絶妙なクリアランスに位置する事が適正です。
なのでメンテナンス時などでリールを軽く分解した際に、この「メカニカルブレーキ当タリ」や「メカニカルブレーキ座金」が明らかに大きくヘコんでいる場合はメカニカルブレーキ(キャストコントロール)を締め過ぎ、逆に全くヘコんでいなく汚れてもいない場合はメカニカルブレーキ(キャストコントロール)が弱過ぎで全く機能していない、正解だと僅かにヘコむかヘコまないか程度で少し点で汚れているのがゼロポジが出せていた証と言う判断です。
そしてスプールシャフト先端にはスプールベアリングで使用したものと同一のオイルを一滴塗布してください、過度な摩擦を低減させて自然にメカニカルブレーキ(キャストコントロール)が機能する事をフォローします。
まぁ個体差やメーカー差がありますが概ね上記にて調整してみてください。
シマノでもダイワでもアブでも、現行でも廃盤でも関係無く概ねこの設定は共通するはずですので。
ゼロポジが調整出来ていないと確実に故障や破損の原因にも繋がりますので、毎回必ずキャストする前には必ず調整する様に癖付けておきましょう。
意外とバッグに入れている際や移動時に無意識に触れたりしてゼロポジが狂っていたりするもんです。
今回はリアルを知れてホントに勉強になりました。

2023年10月20日金曜日

記事。

ようやく半分落ち着いたかな?と言うBORED。
今日は今週初の定時で帰宅します。
10月は多忙過ぎて毎月付加される大手Cサイトのポイントにも手を付けずにいたもんで確認してみたらウハウハな事に。
と言う事で久しぶりにポイントでルアー購入しようと思ったのに、先日購入したガルバストロング120のキャス別注カラーと同じく、キャス別注カラーのスラムドッグモンスター180しか欲しい物がないと言う。
キャスのポイントは無いもんで、結局今回は普通に購入するハメに。
ま、その分タップリ溜まっているポイントは愛息の米やプロテインで消費しますよ。
さて、ナゼ今更スラムドッグモンスターなのか?と言うと一つ気になる点があっての事。
オリジナルサイズのスラムドッグモンスター145は既に持っているにも関わらず気に入らない点がありまして、それはすぐにダイブしてしまうのでドッグウォーク中に突然見失なってしまう点、そしてフックアイが横向き設定なので交換用として主流のセンターアイフックが使えない点。
だからブッチャケ殆ど使っていませんでしたが、この180は上記が全て改善されているらしい。
先ずダイブについては全くしない?らしく、アクションもスケーティングに特化していると。
ならもはや別物じゃないですか?
次にフックアイについてもHPには詳細スペック表示されていないんですが、180では3本共にスイベルアイになっています。
ちなみにフックは#1でリングは#4です。
別にスイベルアイを推している訳では無いですけどレアな横向きアイよりは助かります。
これならスラムドッグモンスター145の嫌な点が全て解決されている上に、メガドッグ180とも被らないアクションなので持つ意味があると。
そうでもなきゃ今更スラムドッグモンスターなんて買いませんしね。
でもキャスオリジナルのアーバンリバーチャート、これもう大好きでスラムドッグ145、メガドッグ180、カゲロウ124でも既に持っているカラー。
幸いスラムドッグモンスター180は不人気なのか?即購入出来たのでコレは自分にご褒美系としてポチっておきました。
ペンシルベイトって絶対にドッグウォークだけでは無くスケーティングも必要だと感じる事があって、なんと言うか文字通り流れる?滑る?様な滑走アクションが有効だと感じるシチュエーションがあります。
自分如きが言うのもなんですが。
これはベイトだらけの群れ真ん中で有効なんじゃなくて、群れから少し離れた流れが効いているオープンエリアとか。
そんな実績は過去の経験から。
ので今回は久しぶりに楽しみです。
そして最近は「楽」がルアーセレクトする際の目安となっている50代のお年頃。
もうとにかくルアーアクションは基本ロッドで操る癖もあり、そうなるとアクションさせやすいルアーへ自然と目が行く様になる。
女子みてーな事言ってますが。
SNS情報によると上記のスラムドッグモンスター180はメガドッグ180よりも更に楽だとか、実際に先日購入したアイマのポッキー210とかダウズジャーク190なんかも同じく、自分的にはロッドで操るアクションが楽な上に理想通りにアクションしてくれたりレンジをキープしてくれるのが購入の第一条件。
て事は勿論リールで操る場合は更に楽が出来ると言う事でもあり。
真夏を過ぎたとは言えやっぱり愛竿Monster KissのMX-8+改で例えばメガドッグ220をロッドのみで操っていると、3時間足らずで腕がパムパムになってしまうんでね。
時にはリールで操れる恩恵も織り交ぜないと。
その為のエクストラハイギアなんだから。
オカッパリオンリーだしフルキャストが常なんで、もう初老だから楽するとこは楽したいんで。
追求?そんなセレブな暇ありませんて。

記事。

何でコレで食って行けるんだろう?ってメーカーが多くて未だに謎。
もちろん自分が目にしている部分はそのメーカーにとっては副業であって本業は別と言う事も有り得るが。
にしてもメディアへの露出とかSNSのフォロワーとかイベントへの出展など、諸々経費を掛けている以上は利益が出ているはずで、しかも上記に該当する自分にとっての謎?メーカーは知名度もソレナリあるので決して短命な一発屋では無い。
それを愚妻に愚痴っていた際に「それはお父さんのセンスとは違うだけじゃない?」と言われ、「そのメーカーの製品が好きだって人が結構多いんでしょ?」とシンプルな返事が。
いや、そうなんだけどさ、いや、そうなんだよな。
ま、BORED=自分のセンスなのは屋号は当然として製品ラベルや製品ラインナップ、そしてロゴからフレーズからテキストまで外観だけでなく中身まで完全に自分のセンスなのは当たり前だと思っているのですが、でも大手企業なんかになるとメーカーロゴとかネーミングまでもアウトソーシングするらしくって、そんなの100%理解出来ないなって思っている時点で結局は自分でやならきゃ気が済まないんでしょうね。
しかし、ホントにコレで食ってんの?と言う安易な世界の代表としてプリント物アパレルがありまして。
まぁ、BOREDのオリジナルアパレルもプリント物が多いので偉そうな事は言えませんが、でもそれらに使用するボディはなるべく世間で多用されていないメーカーの物だったり、海外から直輸入した物だったりを使う様にしています。
その部分で少し他とは違うよって差別化させたいんですね。
でも世間の特にフィッシング系?アパレルって、もう通称キャブボディばっかりなんですよ。
キャブって言うのはユナイテッドアスレでお馴染みのキャブクロージングと言う会社が展開しているブランド。
サイズとかオンスを見るともう「またキャブボディじゃん」て程に超多用されています。
10年以上前はBOREDでも使用していたんですが、この10年ほどは何だか恥ずかしくなって来てしまってキャブボディことユナイテッドアスレは一切使用していません。
なので国内メーカーのボディでもTシャツやパーカーなどはキャブボディ以外を使う様にしていて、しかもそれらのクオリティやシルエットが非常に高く稀に「これどこのボディですか?」と聞かれます。
一部にしか教えませんけど。
それにコーチジャケットなどのアウターになると完全に国内メーカーは使わずにアメリカンメーカーしか使いません。
これはもうシルエットとサイジングが断然イケてるから。
国内メーカーだとリアルな審判感が出ちゃうと言うか、シルエットやサイジングがダサいんですよね。
国内メーカーとはハーフサイズほどサイジングが異なる点が結果的に良い雰囲気を出すんですよ。
だからもうずっとコーチジャケットはアメリカンメーカー。
で、今年は結果的に暖冬になるそうなんですけど、要するに極寒な日が少ない代わりに適度に寒い日が長く続くとの事。
厄介ですが行動しやすいと言えばそうなる。
なので今年のBOREDオリジナルアパレルA/Wシーズンは早目に動く様にしていましたが、まさかのプリントを依頼している提携業者が異例の超多忙との事で、結局は11月22日の入荷予定となりました。
がっ、既に先日開始した先行受注のプリオーダーには凄まじい勢いでご注文を頂きまして、現時点で20th COACH JACKETが完売となり、20th SNAFU PARKAの残り枠も僅少ながら完売したカラーやサイズも出ていましてホント毎度の事ながら凄く有り難いです。
このリアルでスピーディーな反応こそが正にオーセンティックな証。
なんつって。

2023年10月19日木曜日

案内。

10月は怒涛の準備&段取ラッシュだった月でもうアリナミンとかキューピーコーワとか飲みまくりでしたが、取り敢えず来週中には一旦落ち着けそう。
それに昨日アップしましたBOREDのA/Wシーズンオリジナルアパレルにも予想を超えるご注文ダッシュを頂きまして非常に有り難い。
こちらも既にサイズやカラーにより完売も出始めていますのでゼヒお早目に。
と言う事で、今週はBSLRオイルも済んだ事で引き続き未だ不足しているMETHODオイル&グリスの在庫補充を行っていますが、これが終るとVITALのPRO SIZE WRの在庫補充を開始し、そして23日には先行受注が完売となりました20th HWD LONGSLEEVEが入荷して来るので順次発送準備を行います。
で、ようやく一旦落ち着けるはずなんですが、既に月末近くなっている悲しい現実。
さて、先日からアナウンスして来ましたとおり、10月5日より先行受注のプリオーダーを開始しましたBORED×Monster Kissの20th Banheiroについて、お蔭様でプリオーダー開始早々から多数のご注文を頂きました事で、明日10月20日を期日として一旦先行受注のプリオーダーを締切とさせて頂きます。
11月中旬の入荷予定につき未だ少し先のお届けとはなりますが、受注管理の都合から上記の10月20日にて一旦先行受注のプリオーダーを締め切らせて頂きますのでご了承ください。
尚、既に先行受注のプリオーダーにてご注文済のお客様分につきましては、正式な確保分として11月中旬の入荷後から最短での出荷手配とさせて頂きます。
と言う事で明日10月20日は何時?かは不明ですが取り敢えずお早目に。

2023年10月18日水曜日

案内。

昨日アナウンスした癖に直前になってデータ不備が見つかりまして、当初は12時の予定がやり直しの為19時~20時までにアップを完了させます。
と言う事で本日の上記時間にてBORED20周年アイテムとしてA/Wシーズンオリジナルアパレルの先行受注を開始します。
なんでもBASE株式会社から「あと払いPay ID」専用の10%OFFクーポンが配布されましたんで、そのタイミングを利用して本日のアップとなったので色々と慌てまして。
今日の正午12時辺りにスタンバっていたお客様にはホント申し訳ないです。
さて、本題。
今年は予報では暖冬との事ですが、その分?極寒は無いにしても寒い日が長く続く様です。
と言う事は11月、12月と来年の1月、2月、3月辺りまで秋冬物を着る機会が続くと言う事ですね。
なので例年よりも早目に生産手配を始めていたのですが、これまた提携業者がスーパー多忙らしく夏が異常に暑かった事から夏物のプリント作業が多かったとの事で、秋を迎えた現在も未だ引きずっているらしいです。
なので今回のA/Wシーズンオリジナルアパレルも11月22日の入荷より順次デリバリー開始となりますが、その点だけはBOREDでコントロール出来ない事情につきご了承を。
そして今回は20th SNAFU PARKAと20th BOA COACH JACKETの2展開となりますが、既にボディの確保依頼をした時点で在庫が少ないと言われていまして、やっぱりホントにスーパー多忙なんだなと実感。
で、先ずは20th SNAFU PARKAについて。
SNAFUって何って事なんですけどミリヲタな人なら当然知っているはずな、この夏販売したSSDD-Tと同じくオールドミリタリースラングで「Situation Normal All Fucked Up」は「普段と変わらないけど全部が最悪」と言う意味で文章の頭文字を取ってSNAFUと略します。
SSDD-Tの時にも書きましたがこれ系は地味にシリーズ化させたいと昔からストックしておいたネタなんですけど、既に残りネタが3つしか無いのでシリーズ化は出来ないんじゃないかと。
せいぜい次のS/Sシーズンで終わるでしょうね。
ボディはBOREDで毎回使用しているホントに10ozなの?ってくらいメチャクチャふっくらな軽くて暖かい裏起毛ボディを使用していますが、これは他社のヘビーオンスよりもクオリティが高いと思っています。
コットンとポリエステルが半々で使用された生地なのもレアですが、乾きも早いし経年してもゴアゴアしないから型崩れも起こし難く、って事は同じく色落ち具合も進行が遅いのでかなり良いです。
真冬のレイヤリングって重過ぎるミドラーだと肩とか首とか疲れるじゃないですか?自分はアレが全然無くなりましたよ。
で、次の20th BOA COACH JACKETについて。
これは個人的にも既に昨年から愛用していたアメリカンメーカーのボアコーチジャケットなんですけど、過去に使用して来たボアコーチジャケットよりも防風性と保温性が高くて、しかも表生地には防水性の高い高密度なナイロンを使用していて裏生地にはシェルパボアフリースを使用していると言う優れモノ。
過去のボアコーチジャケットは毛布の様なシャギーフリースだったんですが、空気を包み込む量が明らかに違うのでやはり保温と言う意味ではシェルパボアフリースに軍配が上がります。
それに国内メーカーだとシルエットもサイジングも微妙にダサくて、個人的にコーチジャケットはアメリカンメーカーしか着ないんですが、今回のボディは自分の大好きなラグランスリーブになっているので見た目と動き易さで高感度は更に高まります。
特にアングラーだとロッドを振りかぶる事が日常なので確実に突っ張らずに動き易さをキープ出来るはず。
そしてプリントデザインはアメリカの古い工作機械に付いている銘板をイメージして胸部にはBRDロゴを背面には銘板イメージのBOREDロゴでインダストリアル感を出せたかな?と思っています。
もちろん20th SNAFU PARKAも20th BOA COACH JACKETもシルクスクリーンでのプリントですよ。
今回のラインナップだと、ベースレイヤーに高機能なウール素材を選んだ上に20th SNAFU PARKAと20th BOA COACH JACKETをレイヤリングすれば、よっぽど寒さに弱い人でない限り12月も1月もイケちゃうんじゃないかと。
ま、自分は寒さに弱いんで迷わずダウンを着ますけど。
と言う事で何となく今回は早い段階でカラーやサイズの欠品が出そうな予感がしていますが、欠品イコール販売完了となりますので引き続き先行受注のプリオーダーにてお早目のご注文をお待ちしています。
あ、一応BORED STOREを見れば一目瞭然なんですが、今回の様に表裏にプリントのあるアパレルはイメージ画像をカラー毎に別けてアップしていますので、20th SNAFU PARKAはブラックとグレーで20th BOA COACH JACKETはブラックとオリーブの各2カラーとなりますのでご確認ください。
さ~て、METHODオイルのDEALER受注分を準備しなきゃ。
BOREDが一番SNAFUじゃねーかと。

2023年10月16日月曜日

記事。

昨日の定休日は色々とビッグ&ジャイアントなイベントが多くて。
先ずはBOREDが協賛させて貰っています博多湾ビッグベイトシーバスバトル2023が深夜から開催され無事に終了した様で結果発表などが楽しみですね。
そして、品川で開催された湾奥最前線でお馴染みのLUNKER POOL個展へお邪魔して来ました。
当日は昼過ぎまで用事があったので午後からお邪魔して来たのですが、まぁ会場前は既に人で溢れていまして、やっと念願だったLUNKER POOL面々とも挨拶が出来ました。
特に毎度サンプルオイルの試用や検証をお願いしている隅田のシーバスジャンキー氏こと@lineslackerfamには意外にも初めてお会いすると言う事もあり、更に会場内では結構本気度の高い道具を持ち込まれMETHODオイル&グリス勢ぞろいで簡易メンテナンスも行ってくれていましてね。
ようやく少し落ち着いて外で隅田のシーバスジャンキー氏と一服中にも「リールのメンテナンス」を口にするお客さんが続から続へと訪れ、隣に居た自分もなんとなく有り難さの意味を込めて珍しく会釈したりして。
結果的に20台以上の簡易メンテナンスやお預かりオーダーがあったとの事で中々の人気っぷり。
しかも声をかけてくれた人の中には「BORED使ってます」など大変多くて、今回自分は間接的な立場ではありましたがホント有り難さを感じました。
で、LUNKER POOL代表には湾奥最前線スケールの説明とか、諸々レアなルアー達を見せてもらったりして最後までお気遣い頂きまして恐縮でした。
そしてKAZさんの「変態釣師」ステッカーをw どこにボムるか?
今回は抽選で購入可能な湾奥最前線スケールも無事に購入する事が出来て、もうアカメ釣るしかないじゃんて大きさのスケールに多少ヒイテいますが、これでもう確実にランカーを寝かせるしか無いですね。
港湾バチ以来まともに釣ってませんけど。
そんな訳で雰囲気的にも途中で抜けられずにシーバスフェスタへは顔を出せませんでしたが、既にチャッカリとガルバストロングのキャスオリカラを通販で3色買いしてあるから大丈夫。
で、本日はまた別件の打ち合わせを行いまして、何とか突然の問題も解決出来そうと言う事で一安心。
なんだかとてもリールをメンテナンスしたくて堪らない本日です。

2023年10月14日土曜日

記事。

先日もアナウンスしました様にBOREDが日頃からお世話になっているTwitterフォロワーでBOREDのMETHOD製品を使用したリールメンテナンスサービスを行う@lineslackerfamこと隅田のシーバスジャンキー氏がクルーでもあるLUNKER POOLが個展を開催します。
当日はLUNKER POOLグッズの販売は勿論ですがリールの簡易的なチェック&メンテナンスも行われますので、使用リールの調子が気になる方はゼヒ持参してみてください。
隅田のシーバスジャンキー氏が常駐していますので、BOREDのMETHOD製品を用いたメンテナンス方法や活用方法もお伝え致します。
また、自分も午後過ぎからお邪魔させて頂きますのでオイルやグリスに関する質問などがあればご遠慮なく。
明日ですよ。

HIGH TIDE
MECHANIC @lineslackerfam aka 隅田のシーバスジャンキー
POWERED BY @boredandco
10/15 Sun - 12:00〜18:00
Gallery T-Space
東京都品川区北品川1-2-6
アクセス JR山手線品川駅徒歩8分 京急線北品川駅徒歩2分

2023年10月13日金曜日

案内。

もう金曜日なんですね?ホント一週間経つのが早い。
さて、10月5日より先行受注のプリオーダーを開始しましたBORED×Monster Kissの20th Banheiroについて、お蔭様でプリオーダー開始早々から多数のご注文を頂きありがとうございます。
もう一人で2個3個なんてご注文も頂きまして非常に嬉しい状況です。
で、現在はMonster Kissへの発注も完了し既に生産を開始しているんですが、来週金曜日の10月20日を期日として一旦先行受注のプリオーダーを締切します。
11月中旬の入荷予定につき未だ少し先のお届けとはなりますが、受注管理の都合から上記の10月20日にて一旦先行受注のプリオーダーを締め切らないとカウントミスとか起こしそうでして。
もちろん既に先行受注のプリオーダーにてご注文済のお客様分につきましては、正式な確保分としてキチンとカウント済なので11月中旬の入荷から最短での出荷手配とさせて頂きますのでご安心を。
あらゆる対象魚をターゲットとしたBOREDオリジナルカラーの20th Banheiro、ハイシーズンの終盤にデリバリーとはなりますが、ソルト使用なら全然出番も多いとは思いますので、引き続きお早目のご注文をお待ちしています。

2023年10月11日水曜日

記事。

10月はハイシーズンと言う事もあり各地でイベントが開催されていますが、BOREDも9月~10月にかけてフィッシングイベントへの協賛が続き、今週末に福岡で開催される博多湾ビッグベイトシーバスバトル2023をもって協賛も最後となります。
と言う旨は先日このDARKSIDEBOREDBLOGでもアナウンスしましたが、今回ご紹介するのはBOREDが日頃からお世話になっているTwitterフォロワーでBOREDのMETHOD製品を使用したリールメンテナンスサービスを行っている@lineslackerfamと@neecoosanの内、@lineslackerfamがクルーでもあるLUNKER POOL@CrewLunkerの個展が開催されます。
そう「湾奥最前線」でお馴染みのLUNKER POOLですね。
10月15日と言えば東京湾奥アングラーの多くはキャスティング品川シーサイド店で開催されるシーバスフェスタ2023へ出向くと思われますが、自分はこのLUNKER POOLの個展へお邪魔する予定です。
シーバスフェスタ2023には今年からMonster Kissも新製品を含めたフルラインナップを展示するそうなのでゼヒとも行きたいんですけど、定休日の当日は午後までお父さん的な予定が入っているもんで午後の遅めからLUNKER POOLの個展へお邪魔する事になりそうで。
なので両方へはお邪魔出来ないかもしれませんが何とかしないとね。
もちろん皆さんは同じ品川区での開催なのでダブルブッキングも可能ですよ。
で、当日LUNKER POOLの個展では何やらBOREDのMETHOD製品を使った有り難い催しも行われるそうです。
この辺りは詳細が確定次第でまた近日アナウンスしますね。
と言う事で今年の東京湾奥シーバスはどうなんでしょうか?一旦サンプルオイルの試用や検証が終わったばかりなので、デイでは無くナイトで本気釣行する度にバイトはあれどノセラレズな最近。
ま、また別なサンプルオイルの試用や検証も本格的に開始するんでデイ釣行がメインになりそうですけど。
と言う事で当日は何か質問などがあれば気軽に声をかけてください。

記事。

本筋の進捗です。
夏前にBSLUオイルの2ndサンプル試作と合わせベースオイルの仕様を決定し、残すは添加剤による方向性のみを試行錯誤して来ました廃盤HYDRAオイルの後継製品。
これ結局のところ色々と探っていくと残された道は「シャバシャバ系」しかないじゃんて事になりまして、超低粘度としては既にBALBOAオイルが在る事もあって同類の粘度や粘性にしても意味が無い。
しかも低粘度~中粘度はCHIMERAオイル、LIGHT DUTYオイル、NEMEAオイルのゴールデンラインナップが在る事で、これらをTHICK HEAVYオイルやBSLUオイルと混合カスタムすれば全てに足りてしまうはず。
なら更なる超高粘度か?言うのは知識の乏しい人が考えるナンセンスなパターンであり、ガチ産業用として工作機械のギアオイル(オイルパンで使用)などで使うには適正であっても、リールごときで使う意味は全く無いと思っていまして。
ならグリス使えば良いじゃんて事なんでね。
ま、BOREDでもISO VG1000相当の超高粘度は材料?補助?として使う事もありますが、それ以上は材料業者ですら「何に使うの?」って笑っちゃうレベル。
なのでそんなに一般市場での価値も意味も需要も無いと。
だとすればやはり唯一不足しているターゲットは超低粘度になります。
でも先日はINX.labelのXRFオイルを別注生産したばかりでもあるので、それとはバッティングしない様にしなきゃならない。
なら完全に振り切ってISO VG5くらいまで粘度を落としてあらゆる粘性を排除してみるか?とかね。
これ想定の第一候補でもあったので実はもう試用しています。
SNSなどでたまにTリバーでキャストして来たと触れていたのは正にソレ。
で、結果的には一切粘性を持たせない強気のオイルにつき化学合成油ながら極薄油膜は間違いなく残っている、しかも恐ろしいまでの浸透性と拡散性はライトソルトやエリアトラウトなどのスーパーセンシティブなシーンには受け入れられそうだなと。
もちろんベースオイルはエステル化学合成油100%です。
ザックリ言うとINX.labelのXRFオイルの真逆となる特性と言う事です。
XRFオイルは独特の粘性を持たせてある事で超低粘度ながらブレーキが掛かる様な?油膜により引っ張られる様な?イメージを具体化させて設計していますが、これはベイトフィネスをメインターゲットにしているからの事。
少しベテラン向けのオイルと言えばそうかもしれません。
ブレーキチューンやカスタムスプールの使用を行っている猛者仕様とでも言うか。
ならばこの廃盤HYDRAオイルの後継製品はシッカリと強めにブレーキを調整してあるにも関わらず、純正よりも明らかに軽いレスポンスが得られる様になんてイメージ。
それに近年盛り上がっているチニングなどのタイコリールなどにも非常に有効。
これは過去のMETHODオイル製品でもラインナップして来なかった部分。
と言う事で自分の手持リール中では唯一フィネス仕様な14ブレ二アス、これには夢屋スプールを使用していますが、取り敢えずスプールベアリングに使用してTリバーでちょいちょいキャストしていると言う訳です。
何故Tリバーかと言うとBOREDから電車一本で30分もあれば着く最短フィールドだと言う事と、淡水なので毎回使用後に気を遣わなくてもテストを続けられるから。
もちろん最終的には海水でのテストも行いますけどね。
でも問題はこの14ブレ二アスを使っていると7.6ft位のベイトロッドが欲しくなってしまうと言う。
あ!そんな事よりBORED STOREにて欠品や品薄となっていましたMETHODオイル製品、昨日付けで在庫補充が完了していますので15時までのご注文は即日発送もOKです。

2023年10月10日火曜日

記事。

昨日は中々ゴージャスな寒さとなりました東京。
長期予報で今年は暖冬だって言ってなかったか?と言う事でBOREDオリジナルアパレルのA/Wシーズンは余裕をぶっこいていた訳ですが、不意に寒い日が訪れると焦って手配を進めてしまう小心者の自分。
で、シツコイ様ですが今年はBOREDの20周年と言う事もあって、既にちょいちょい準備を進めているアイテムもあるのですが、久しぶりにBOREDのみで(コラボじゃなくて)コーチジャケットを作る予定です。
毎回BOREDで作るコーチジャケットはシルエットの良さから個人的にも愛用しているアメリカンメーカーのボディを使用していますが、今回はいつもとは別のアメリカンメーカーを使用するつもりです。
しかも裏ボア仕様も画像の様にシープボア系の本気で暖かい奴。
昨年から気になっていたので個人的にも愛用していますが、ボディの身頃は全面裏ボアな上に表面のナイロン生地も防水性の高いファブリックなので非常に調子良いです。
と言う事で今年のA/Wシーズンは20周年と言う事もあり?いや、別にそれは関係ないんですけど毎度のパーカーとコーチジャケットをリリースする予定です。
また早目に先行受注を開始出来る様に進めていますので、具体的なアナウンスまで今少しお待ちくださいね。

2023年10月8日日曜日

記事。

ちょっとね、もう連日頭の中がBORED×Monster Kissの20th Banheiroでいっぱい。
でね、先日から20th Banheiroについて詳細などを色々と書いて来ましたが、高強度で飛距離が自慢って書いてあるけど「そんなに?」って思う人が居ますでしょ?
これね、ホントなんです。
でもメタルジグよりは飛ばないでしょ?なんて言うお馬鹿発言はスルーしますけど。
先ず、高強度について。
高強度な20th Banheiroとは言え決して特別な素材を使っている訳では無く、ABS樹脂をインジェクションで生産されていますんで普通のプラグと特別変わりはありません。
但しその肉厚が1.7mmもあるって事で、一部に樹脂のヒケが見られますが不良ではありません。
一応20th BanheiroについてはMATTE CHART BSPERMAONEカラーはボーン素材で、SPERMカラーはクリアー素材ですが、どちらもABS素材なのでお間違い無く。
世間ではボーンとクリアーで違う素材と思っている人も多い様ですが、特徴が違うだけでどちらも素材としてはABS樹脂ですので。
その主な特徴は低比重、高浮力、高硬度と言う謳われ方をしていますけど実用上では差は余り感じませんが、ラトル音が少し違うと言う事は硬度が異なるって事なんでしょうね。
で、繰り返しになりますが90mmで21gと言う標準的なサイズの20th Banheiroなのに、肉厚が1.7mmもあるって事は当然ながら物理的に高強度となる訳です。
実際にホーム湾奥運河のスタメンホーミーも壁とか柵などへ強烈にヒットさせたりしていますが、ABS素材が少し薄白くなっても割れませんでしたし今も未だ現役で使用しています。
次に、飛距離について。
90mmで21gってシーバスで言うと自分が愛してやまないダイワのガルバ87Sと同じ位。
正確にはガルバ87Sが87mmで19.6g?だから殆ど同じ。
このサイズなのにアマペンよりも全然飛びます。
ま、別にアマペンが特別飛ぶ訳ではないですけどね。
昨年の秋も連日Aリバーへランカー狙いに出撃していますが、もうベイトだからとかスピニングだからと言う事では無くて普通に「え?」ってくらい飛びますね。
なので今まで届かなかった潮目とかブレイクなどへも射程に入れ易くなり、更にアクションやラトルでサイズを超えた強烈アピールで寄せる事も可能と言う。
そりゃ他にもシンペンとかバイブなら更に飛ぶルアーはあるんですけど、トップである以上は先ず水面から探れますよと言うセオリーな強み?もあり。
ホントに同クラスサイズで20th Banheiroより飛ぶトップルアーは無いと思いますよ。
あと、推奨フックについてなんですが、デフォルトではイチカワフィッシングストロングシングル#3フックとカルティバハイパーワイヤー#4リングと言う仕様です。
個人的にはコレ気に入ってます。
でも一度Monster Kissが交換するならと推奨している#1~#1/0のトレブルフックへ交換してみたんですけど、正直シーバスやバスを相手にするなら#2が無難かなと。
#1~#1/0だとフックがボディとが触れ過ぎてしまい若干スポイルされてしまう気がします。
結局は見た目もヨロシイんでデフォルトへ戻してしまいましたけど。
但し、南米アマゾンで鬼アクションさせたいよってタフガイは#1~#1/0でもお試しを。
さて、連日BORED STOREより先行受注のプリオーダーを頂いています20th Banheiroですが、有り難い事に2個3個と同色にも関わらず複数個のご注文が非常に目立ちます。
転売だろうが飾っておこうがBORED的には全く関与しませんのでw 引き続きBORED STOREよりご注文をお待ちしています。

2023年10月7日土曜日

記事。

近年では他県からの参加も増えていると言う博多湾ビッグベイトシーバスバトル2023。
来週10月15日に博多湾の箱崎ふ頭1丁目付近が受付場所となりますが、土地勘が全く無いので上記リンクよりご確認ください。
で、BOREDも前回から協賛させて頂いていまして今回も当然ながら協賛させて頂きます。
そんなタイミングでビッグベイト&ジャイアントベイトのユーザーから絶大?な支持を得ているNEMEAオイルが入荷して来ます。
本来は奇数月が在庫補充生産につき9月中に補充を終えるつもりでしたMETHODオイル製品ですが、BSLUオイルの発売もありました事で遅れが生じてしまい、但し取り急ぎ先日付けで欠品を回避出来る分のみ少量の在庫補充を行いました。
NEMEAオイルについては数日中に入荷の見込みとなりますので、平日の15時までにレターパックライトにてご注文を頂ければ最短最速の当日中に発送させて頂きます。
これで取り敢えずのオイル&グリス製品の欠品は回避出来たのですが、引き続き中旬過ぎまでには順次在庫を補充しますので。
そして今度はVITALのPRO SIZE WRに取り掛かります。
ホントは高知遠征なんぞを考えていたんだけど今年もやはり無理っぽい方向です。
もはや毎年嘘つき状態。

2023年10月6日金曜日

記事。

昨日18時よりBORED STOREにて先行受注のプリオーダーを開始しました20th Banheiro。
お蔭様で早々に沢山のご注文を頂いていまして超絶感謝です。
その20th BanheiroのBORED STOREの製品ページ下部に記載している※注意書きについて少し捕捉しておきます。
先ず、製品価格についてなんですが、Monster Kissのオリジナル価格は税込み1892円です。
でもこのBORED×Monster Kissの20th Banheiroは税込み2000円と108円高く設定しています。
ブッチャケますとこれって単純に20周年だから2000円とゴロ合わせしたと言う事なんですけど、当然ながら別注カラーと言う事でオリジナルのBanheiroよりはコスト高なのは当たり前っちゃ当たり前。
その代わり?と言ってはなんですが、20th Banheiroのみに20周年オリジナルステッカーが付属します。
ご了承くださいね。
次に、注文個数についてとなりますが、所謂超人気メーカーとは程遠いBOREDなので、お一人様〇個までなんて制限は一切設けていません。
なので常識の範囲内であれば爆買いも大歓迎ですが、Monster Kissへ別注カラーを依頼した時点で各カラーの生産個数は決まっていますので、11月中旬の入荷以降に在庫が少なくって来た際には制限を設けるかもしれません。
生意気言いますが。
最後に、現在オリジナルのMonster Kissでは欠品となっているBanheiro、BOREDからアナウンスするのもオカシイ話ですが、年内はMonster KissにBanheiroの入荷はありません。
とYSD君が言っていました。
なので今もう何色でも良いからとにかくBanheiroが欲しいよとスッカリ啓蒙されてしまった人は、このBORED×Monster Kissの20th Banheiroを買うしかないと言うオートマチックな誘導。
策略ではありません。
さて、Banheiroが発売したのは2021年だったか?個人的に興味があって何気なく購入してみたんですが、その興味を持った第一の点はジタバグなどのアルミカップ?あれを後付け出来る仕様にもなっているんですね。
アルミカップを付ける為の穴位置もボディに少し窪みを設けてある親切さ。
ま、でも未だやってないんですけど。
で、元々90mmで21gと言うサイズなだけにナマズでもライギョでもバスでもイケるじゃんと思っていまして、しかも実際に初めてキャストしたホームの東京湾奥運河では、橋脚の際を狙って86MLのスピニングでサイドキャストしたところ、予想外に飛び過ぎていきなり橋脚に「パーンッ」とヒットさせてしまったのにヒビもワレも一切無し。
BORED STOREの製品ページにも書いてある様に、とにかく高強度と飛距離を実感した事で惚れてしまったBanheiro。
近年のルアーフィッシングってターゲットジャンルを決めちゃうのは少し違うかな?と言う流れを感じていて、自分の様にバス釣から始まりながらも遠出が出来ない際などは近場でナマズ釣をやってみたり、時にはバス釣の帰りにシーバス釣をやってみたりなど。
これが十分成立して白い目で見られる事もないと言う時代。
ルアーやタックルのマルチ化?も後押してるのは大手有名メーカーのラインナップを見ても感じますよね。
それに併せてパックロッドブーム?などもありますし、なので自分はそのシーンで当時から先駆者としてオリジナルな存在であったMonster Kissを推していると言う事。
決してBOREDのお取り扱いDEALERだからと言う忖度では無しに。
と言う事でデリバリーは11月中旬頃とシーズン終盤となってしまいますが、シーバスなら真冬でも出番はありますし来季のシーズンインでも活躍出来ますので。
そんな訳で先行受注のプリオーダーは只今絶賛受付中につきゼヒ。
あ、ちなみに大人の事情として追加生産は絶対にありませんので今の内に。

2023年10月5日木曜日

案内。

と言う事で怒涛の発送準備が少し落ち着いて来ましたBOREDですが、今年の目玉製品もようやく最終サンプルが仕上がって来ました。
BOREDは今年で立ち上げから20周年と言う事もあり、近年はフィッシング方面にベクトルを向けている事でそれらしい20周年アイテムを企画していまして。
それが画像のMonster Kissへ別注カラーを依頼した20th Banheiro(バンニェイロ)。
そう、賛否別れる流行の別注オリカラですw
画像の左がマットチャートボーンで右がスパームと言う2カラー展開となります。
マットチャートボーンはその名の通り艶消蛍光のイエローにブラックのボーン模様なんですが、気になるのはやはりスパームの方でしょうね。
これもその名の通りなんですけど、スパームとはつまり雄から発射されるアレの事です。
マグマホロが僅かに透けるゴースト系にホワイト~シルバーのグラデーションでスパーム感を演出していますが、有りそうで無かった普通に良いカラーじゃないですか?
ま、基本50代の老眼乱視で夜目が効かない自分がナイト釣行でも見え易いカラーと言うのは大前提です。
さて、気になるスペックですが、マットチャートボーンはボーンABS素材でスパームはクリアーABS素材と別けていて、共通して90mmで21gのラトルインとなり、デフォルトでイチカワフィッシングストロングシングル#3フックとカルティバハイパーワイヤー#4リングの最強仕様となっています。
ボディ形状から貫通ワイヤーでは無いにしてもとにかく肉厚樹脂から得られる強度、独特の八面体形状から得られる強烈な水押し、空気抵抗の少ない形状から得られる圧倒的な飛距離がウリの20th Banheiro
浮力も高くクイックなターンやドッグウォークに加えカランカラン系なラトルと別注カラーによりサイズからは想定出来ない強力なハイアピール。
もはや色々とウルサイ。
それに飛距離を市販ルアーで比較すると、巷で人気定番化している16cmで40gオーバーのビッグペンシルを凌駕する飛距離です。
つまり良く飛んで良く動き最高にアピールすると言う事で、特に流れや風のある状況下でも全く問題無く扱う事が出来ます。
スピニングでもベイトでも取り扱えるサイズとウェイトにつき、ジャンルを超えてマルチに使える点は全てのルアーアングラーにお勧め出来ます。
20周年アイテムと言う事で当然ながら数量限定販売となりますが、本日18時よりBORED STOREにて先行受注のプリオーダーを開始します。
デリバリーは11月中旬の予定となりますのでゼヒ本日18時はBORED STOREをチェックをお願いします。

2023年10月4日水曜日

記事。

9月末日の正式発売ながら既に先行受注にて完売となり只今欠品となっていますBOREDのMETHOD最高峰BSLUオイル。
その先行受注にてご注文頂きました分の発送が本日全て完了しました。
お待たせ致しまして。
と、同時進行で今週中にはこれまた欠品だらけとなっていましたMETHODオイル各種の在庫補充を順次開始します。
で、その後は追加生産分も完売につき只今欠品となりましたBSLUオイルの発送準備と出荷手配を再度開始する予定。
実際に10月中旬以降には若干ながらBSLUオイルの在庫も出るかもしれませんが、基本的に次回の入荷は11月中旬頃の予定となりますのでご了承を。
そして!ちょいちょいSNSなどでも画像を露出しさせて来ましたBORED20周年アイテムの目玉製品。
このアナウンスも今週中に出せると思います。
と言う事で諸々テンパり中となっていますが、来週中にはようやく一段落出来そうな見込み。
でもないか。

2023年10月3日火曜日

特売。

ちょっとBSLUオイルの発送準備と出荷手配に追われていますが、先行受注分にてご注文頂きましたお客様へは明日付けで全ての発送が完了する見込みとなります。
で、昨日からコロナ禍が明け一部復活した外注倉庫にて上記の作業を行っているのですが、その際に前の残り?出し忘れ?と思われるB級品のPRO SIZE WRが6本出て来まして。
恐らく8月生産分かと思われますが中身を確認したところ揮発や変色などの問題も無く、恐らく自分の指示でカウントさせた分を外注倉庫のオバちゃんが別に確保しておいたにも関わらず伝え忘れた分と思われます。
も~ホントに。
これ完全に売り切り超特価でこのDARKSIDEBOREDBLOGにて販売しちゃいます。
但し、申し訳ないのですが6本しかありませんので、強引に2本1組にしてレターパックプラスの送料税込4700円
値引きは驚異の45%OFFが3組限りとなります。
しかもこのB級品はラベルについた傷も比較的キレイです。
購入をご希望の場合はBOREDオフィシャルメールアドレスのinfo.bored@gmail.comまで件名に「購入希望」と記載の上、本文に氏名、郵便番号、住所、電話番号を必ずご記入ください。
お支払いは銀行振込のみとなりますので上記メールの確認後に返信メールにて詳細をお伝えします。
お一人様1組限りとさせて頂きますのでご了承を。
発送については今週中には行えると思いますが、冒頭のBSLUオイルでテンパっているので遅れたらゴメンナサイ。

2023年10月2日月曜日

裏技?

今年の夏前、自分的に諸々のサイズがベストマッチした事で2台を導入する事になったアブのレボビースト。
1台目はツルシのまんまで7.3のHGギア、2台目はロケットのギアを移植した9.2のXGギアで使用しています。
アブは約30年前に2600シリーズや4600シリーズなどの丸アブを使用していた以来の新品導入、しかもロープロタイプのレボシリーズには余り良い印象を持っていなかった?事もあり自分でも今更感はあったのですが、6号PEを100m巻ける250番的なキャパと世間でもユーザーが多い印象を受けた事から導入してみる事に。
で、先ずは1台目を箱出しで使用してみた結果、悪くはないが各所の動きがとにかく重い印象。
って事でどっちみちMETHODオイル&グリスで仕上げる為に分解した内容は過去記事にて紹介済みですが、今回はBSLUオイルの最終サンプルを試用する為に手持ちのソルト使用しているベイトリール4台を改めてメンテナンスしたんです。
それから既に海水(汽水)環境で通算10回以上の連続使用にも関わらず、特にハンドルを回転させた際のフィーリングはメンテナンス直後のフィーリングをキープ。
で、当然ながらボディ内ベアリングにはBSLUオイルが効果的ですよって事も言いたいのですが今回はそーではなくて、メインギアとピニオンギアの初期エイジング?つまりナラシが効いているのかな?と言う推測を言いたくて。
ロケットのギアに移植してから現在まで通算して20回以上は不具合も無く使って来たのですが、今回のBSLUオイル最終サンプルを試用する為に分解した際、各パーツを洗浄するとやたらとギアから金属粉が出ている事に気がつきました。
ま、当初から国内メーカーとはパーツ単位で仕上がラフ?な部分も見えていましたが、製品精度と言う事は分かっていても他社よりも金属粉が多い印象。
一応旋盤とかフライス盤とか工作機械を使えるもんで、特に切削されたパーツの仕上などはガン見してしまう癖がありまして。
または海外メーカーと言う事でギア同士の接触角度や公差指定が国内メーカーとは違うのか?いずれにしても洗浄後にSIGMAグリスを使用して再度組み付けてからの現在。
とにかくハンドルを回した際のフィーリングが凄く調子良いんですね。
ちなみに同時にメンテナンスしてある1台目のビーストにおいても、メンテナンス後は未だ実釣で未使用ながら毎日ハンドルを回していても常に快感。
殆ど同時使用の自分のレボビーストが2台共に好調な事から考えると、アブのレボシリーズにおいては新品状態から10回〜20回くらいの使用を目安に一度メンテナンスを行うと各所のエイジングによりアタリが出るのでは?と考えました。
なのでレボシリーズの新品状態または新品ギアへ交換した後、一般的な釣行時間として10回~20回ほど使用した後で、メインギアとピニオンギアを脱脂洗浄してから適正なMETHODグリスで仕上げてみると結構良いフィーリングが得られるかもしれません。
裏技?的な。
良いフィーリングとは回転時に金属同士の接触振動が少なく、メンテナンス直後の良好な状態が一定期間維持されていると言う意味です。
リールは主にボディ素材により強度や剛性が左右しますが、それはネジレやタワミが少ない素材であればボディ内パーツの精度も維持され易い傾向にあります。
ですが、金属ボディであっても樹脂ボディであってもメンテナンスを怠れば結局は同じ不具合が発生します。
例えば、脱脂洗浄もしないでギア摩擦により生じた金属粉の上からグリスを塗りたくれば、それは単に研磨剤と同じ事になってしまい更に摩耗を促進させてしまうとか、一度でも明らかに錆が発生したベアリングはいくら脱脂洗浄しても金属表面の腐食により精度が狂った状態なので、そこにオイルを差して使用しても確実に異音や振動の原因になります。
一つのパーツに不具合が起きれば対になるパーツやボディにも少なからずダメージが起こり始める、これが連鎖すると盛大にパーツ交換する事になったりして費用も手間も嵩む事は確実です。
なので新品状態でオイルやグリスを見直し入れ替えする事も一つの手ですが、上記の様に初期段階で一度フルメンテナンスしてみる事も非常に有効ですよと言う事。
これは正に自分自身で確信しました。
さて、昨日付けで正式な発売日となりましたMETHODのBSLUオイル。
既に先行受注を開始していた分は今週中に順次お届けの見込みとなりますが、すぐに多数のリクエストを頂きました事で10月中旬頃に再度少量の追加生産を行います。
が、この10月中旬入荷分の先行受注も既に残り枠が僅少となっています。
これが欠品となった場合は次回入荷は11月中旬以降となりますので、ゼヒ今回モデルチェンジとしてリニューアルしたMETHOD最高峰BSLUオイルをお試しください。