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2022年3月31日木曜日

記事。

基本マジメなのでね。
常に検証と確認。
今日だけで6回も17スコーピオンDC101HGをバラしました。
あ、VITALのTAG WASHED COTTON CAPは本日全て発送しましたよ。
その後でね。
で、先週サンプルグリスを仕込んだ20カルカッタコンクエストDC 201HGを5時間フルキャストしてみた結果、これまでのどのMETHODグリスよりも当初のフィーリング維持が実感出来たんですが、それまでは基本的にDELTAグリスを塗布して馴染ませた後で上から薄くOMEGAグリスを塗布し再度馴染ませていたんです。
これがメチャクチャ調子良かったので。
もちろん今週末も引き続き検証は行うんですけど、でも既にマイクロモジュールとの相性は間違いないかと思います。
で、そのDELTAグリスとOMEGAグリスをブレンドした物に近い粘着性と粘弾性と言う事で、今回の新製品グリスと言う事なんですが、マイクロモジュールギアでは合格であっても普通のギアではどうなのか?と。
そこで今日の業務終了後に17スコーピオンDC101HGで試していたんですが、結果として「う~ん」イマイチかなって感じ。
まぁ年末から年始にかけて酷使していた17スコーピオンDC101HGなので久しぶりに中身を確認した訳ですが、錆や塩は一切見られないまでも脱脂洗浄するとメインギアの摩耗が均一で無い事が確認出来まして。
恐らくビッグベイトやビッグプラグのみを毎週2回常に8時間前後も使用していた事で、樹脂ボディに僅かな歪みが出ているんであろうと推測。
その証拠にワンウェイのメタルカーラーも扁摩耗痕が見られたので、恐らくはハンドル操作による負荷にリールが耐えられていないのかもしれません。
推測ですよ。
でも自分の中で一番最近買ったと言うか昨年12月?に買ったベイトリールなので、メーカーが主にターゲットとしているレギュラーウェイトのルアーであれば早々にこんな状態にはならなかったはず。
それが常にビッグベイトかビッグプラグのみ専用で使っていたもんでね。
なので新製品グリスの検証を行うとか言う前にその状態確認に時間を取られてしまい、結果METHODグリス4製品と新製品グリスを全て使ってみたり混合カスタムしてみたりして時間を取られてしまったと。
それでも「う~ん」な出来なので、これは恐らくハンドルからメインギアまでの芯にズレが生じているか、またはボディのビスを止めた時点で微妙なズレが出ているのかもしれない。
取り敢えず今は新製品グリスの上からOMEGAグリスを薄く塗布した状態がベストになったので、それで良しとはしていますが、キチンと正常な個体で検証しないとダメかも。
または新製品グリスの粘弾性のみをもう少し増やしてみるか?
基本的に正常個体であれば100番~150番のメインギアとピニオンギアにはALPHAグリスが適正だと思われ、フィネス機などはTHETAグリスでも良いかもしれませんし、例えばALPHAグリスとOMEGAグリスの混合カスタムなんかも良いでしょう。
でも今回の新製品グリスはビッグベイトなどをはじめとする高負荷高荷重なリール向けになるので、やはり17スコーピオンDC101HGでは役不足でした。
ま、逆に本来のターゲットである20カルカッタコンクエストDC 201HGは引き続き絶好調なので、今週末も1日は引き続きスピニングのドラグ検証で、もう1日はビッグベイトオンリーのフルキャストで最低5時間以上は酷使して来たいと思います。
それに猛者なフォロワーさん達にも同時に検証を頼んであるから安心です。

2022年3月30日水曜日

記事。

結局はフルで多忙だった3月。
さて、何だか先日のAリバー釣行で軽く腰を痛めた様で、ちょっとした作業中に「ひゅい~ん」みたいな言葉に出来ない神経系の痛みが軽く走るんですね。
この「ひゅい~ん」が決定的になると「ずきーん」に変わり、34歳から16年の付き合いになる持病の椎間板ヘルニア登場って事になるんです。
そうなると自分の場合は直ぐに「今日の昼食はロキソニンす」みたいなOD状態になっちゃうんで、そうならない為にもブロック注射をブチ込んでもらいに行きます。
まぁどっちも体内に薬をブチ込んでいるのは変わらないけど。
この椎間板ヘルニアも自身のルーツでもあるBMXを長年乗り続けた結果であって、小学校3年生か4年生の時に始めたバスフィッシング、そして小学校6年生の時に始めたBMXとスケートボード。
もちろん今と違って当時は始めたと言うほど本格的なものじゃないってのは情報が無かったからなんですけどね。
でも平日は学校が終ると直ぐに数人の友達と隣町の新宿までBMXに乗ってスケートボードをリュックに入れて遊んでいて、日曜日とか祝日になると父親に相模湖や牛久沼へ連れて行ってもらったり、または友達と多摩川や弁慶堀まで電車で行って「ルアーで釣れる何か」を釣ってましたね。
とにかく40年ほど昔の話ではありますが、本格的では無くても本気で遊んでいました。
で、今はそのBMXと言うか自転車には殆ど乗れないほどに椎間板ヘルニアが悪化してしまい、もちろん中腰作業の多いサイクルメカニックも同様に諦めるしかなかったと言うのが2014年の事。
それが2003年に立ち上げたBOREDが2014年の業務内容変更により現在のスタイルとなった起因でもあります。
つまり腰痛。
ただし、これはもう決定的に仕方ないと。
でもその分「大丈夫な方」のライフワークでもあるフィッシングにベクトルを向けられる事にもなり、業務内容変更後の現在はすっかりフィッシングネタがメインになりがちと言う事なんです。
でも、世間には見ていて痛くなるほどに「つまらない」遊びを美化?しようとしている良い歳した大人なんかも居て、それは単に趣味趣向が違うだけだろって話なら最初から見もしないんですが、何と言うか一瞬面白そうに見えるんだけど「俺のやってる事を見て」感がギャンギャン伝わって来るプレゼンに問題がある。
実際にはリスクもスリルもスキルも何も無い手軽過ぎるが故に発信する意味あるの?的行動なので全く興味が湧かないし、恐らくそれ流行りませんよって。
それやってる自分達ってイケてるでしょ?かの如く微妙なスペックな装備とか揃えちゃってね。
いやもう完璧にダサい。
結局は根本的に趣味が無いんだろうけど無理矢理ライフワークっぽく見せている。
それって意味あるのかしら?
ま、いいや。
で、50歳になった自分は残りの人生も引き続き10代や20代と変わらず趣味に生きる。
それが30年40年と経過した事で現在では趣味とは言わずライフワークと言う事にもなり、もちろん仕事にもなっているから自分自身のライフワーク以外の何者でもない。
なので今年は勝手に自分の中で「50歳イヤー」として新製品とか諸々企画しているんです。
それをBLOGやSNSで発信する事はあくまでも「公私混同」であって、BOREDはもちろんビジネス的にはキチンと事業ではあるんですが、内容と言うか全てのルーツは自分自身。
だから常に公私混同で上等。
無理に趣味や遊びを作ろうとする大人だけにはなりたくない。

2022年3月29日火曜日

裏技。

タイトルの裏技って言っても極一部の人向けです。
数年放置してしまった2台のABU4601Cに気に入ったハンドルを装着して完成した旨を先日お伝えしたのですが、マンボーも解除された事なのでコイツ等に仕込んだグリスのサンプルテストを行う為に淡水でキャストして来ようかなと思っていた矢先。
実はABUに見られる困った症状が出てしまい再度分解。
その困った症状とは、ハンドルを勢いよく回転させてから急に止めると連動して同時に止まるはずのスプールだけが「カラカラ」と空回りの様な音を立て少し回転してしまう。
これだと所謂デジ巻き的な事をする度に少しだけスプールが回ってしまう訳で、しかも「カラカラ」と音がするのでフィールドでは結構恥ずかしい。
普通はシマノでもダイワでも現行リールでは有り得ないじゃないですか?
で、色々とネットで調べてみても「新品時からそーゆー個体もある」とか「ABUは少なからずその症状が出る」とか、要するに諦めてんじゃんと。
更に調べて行くとピニオンギアの尻側がスプールに付いた遠心ユニットにハマる仕組みなんですが、その際に上手くハマらずに少し回転してからハマるんだそうで。
って事で原因は分かった。
これをどうやって解決するかと、先ずは手持の部品取り4601Cから遠心ユニットを取り外して、ピニオンギアの尻側にハマるピン?の部分を少し曲げてみる。
角度にして3度とか5度とかそんな。
で試してみると「ん?」少し良くなったと言うか、スプールが止まる場合も出て来た。
なら今度は逆にピニオンギアの尻側がもっとレスポンス良くシャープに飛び出してくれたら遠心ユニットのピン?を捕まえられるんじゃないかと。
そこで疑いを持ったピニオンギアを咥えたクラッチヨークを左右の板バネで抑えているポジションホルダー。
この板バネの効きを強くする様に元の折りを更に少し曲げる事で板バネの効きが強くなる。
つまりバネの効きが強くなるからクラッチヨークに咥えられたピニオンギアも同時にレスポンス良く動くはずだと。
併せてクラッチヨークがハマっているメカプレートのシャフトにもKRAKENオイルを薄く塗ってクラッチヨークの動きがスムーズになる様に滑りを良くしておく。
これで組み込んでみる。
はい、解決。
どんなに早く荒くハンドルを回してから止めてもスプールが回転する事なくキチンと普通のリールの様に止まる。
こんなレベル?
これが当時90年代のABUでね。
所謂ウルトラキャストのアンチリバース、ABU界ではUCとかIARと表記される構造である自分のパーミングカップ4601C。
もっと古いオールドタイプとは構造が異なりますが基本構造は一緒。
なので同様な症状が出た場合は、クラッチヨークを抑えているポジションホルダーに付いた板バネの効きを強くなる様に少し追加方向に曲げてやるだけの事。
今年はこの4601Cでナマズとライギョ行けるかなぁ。
取り敢えずPEは5号を90m位巻いてあるんでね、先ずはグリスのサンプルテストね。

2022年3月28日月曜日

記事。

先日は本家BORED BLOGでも新製品グリスについてアナウンスしましたが、再度こちらでも詳細をお伝えしておきますね。
先ず下記を見て貰えるとズバリなんですけど。

高粘着高粘度 ちょう度0号マイナス OMEGA THETAに高粘着性と高粘弾性を付加
低粘度 ちょう度0号 THETA ハチミツをイメージする粘性 比較的ネットリとした粘性
中粘度 ちょう度1号 ALPHA ハミガキコをイメージする粘性 DELTAとTHETAの中間的&一般的な粘性
高粘度 ちょう度2号 DELTA クリームチーズをイメージする粘性 比較的サッパリとした粘性
高粘着低粘度 ちょう度2号プラス 新製品グリス DELTAに高粘着性と高粘弾性を付加

つまり新製品グリスはDELTAグリスよりも僅かに粘度を高くして更に粘着性と粘弾性を加えたグリスと言う事なんです。
ではターゲットはと言うとこれも本家BORED BLOGにある様に超ヘビーウェイト、ビッグベイト、ジャイアントベイトなど、国内外問わず淡水海水問わず所謂モンスターを対象とした負荷や過酷な状況下において威力を発揮出来るグリスとして設計しています。
数値的にはDELTAグリスでも十分だと思われていたものが、イザ上記の様な想定外での実釣報告などによると油膜が失われる事は無いにしても十分か?と言われると十分でないと。
まぁそこまで過酷だと「一般」では無く「異常」になってしまうので、正直言って「そこまで必要?」とは思っていましたが、まぁBOREDのMETHODでヤレるところまではやってしまおうと言う事で、現在のサンプルグリス生産に取り掛かった訳です。
とは言え自分の手持でテスト出来る事と言えばビッグベイトをひたすらにフルキャストしてリーリングして来ると言う事と、使用後には敢えて何もメンテナンスしないで空拭きのみで放置すると言う事のみなんですが。
まぁ後は一般に公開出来ない計測機械でのテスト位なもんで、これは提携業者でサンプルを生産する時点でOKを出した経緯があるので、既に今のサンプル時点でも十分っちゃ十分なんですけどね。
でもね、実際に使用目的に準じて使っていない物は製品化出来ませんし。
と言う事が現時点での進展状況。
そして非常に優秀。
油膜はどのMETHODグリスよりも強靭なのに巻き心地は凄くシルキーで、でもギアの噛み合う振動や異音は皆無と言っても過言ではないと言う。
これは現状で言うとDELTAグリスを塗布した上からOMEGAグリスを少し加える裏技?で得られる感覚に近いんだけど、でも何と言うか簡単に表すとグリスの厚みと粘りが常に保たれている、とにかく確実に耐久性が高いと実感出来るのは間違いない。
スピニングもベイトもフィッシングリールの多くで使われるメインギアはラジアル方向にしか運動しない。
リールの場合そのラジアル方向とは地面や水面と90度の角度の事。
なのでその方向での運動には確実にグリスから適正に油分が分離し油膜を供給し続ける必要があって、これをグリスの専門用語?で離油と言うんですが、その離油加減が絶妙でないとウンチが付着しているのと変わらない。
それと同時にグリス自体がある程度流動している、つまり塗布する箇所でグリスが行ったり来たりと僅かに揺れて動いて流れていないと意味が無いんですね。
そうでないと精度の高いギア同士の噛み合いによりグリスは回転や摩擦を繰り返す度に一方的にハミ出してしまうと。
行ったグリスが戻ってくる運動が必要と言う事。
それは油分の配合比と粘弾性添加剤や増ちょう剤の粘度など物理的に作用する材料によって生み出されるんです。
その諸々の具合が今回はドンピシャで上手く出ていると。
それは他のMETHODグリスがダメなんじゃなくて、今回の新製品グリスにおいて狙い通りの粘性が一発で出せたと言う意味ね。
ホントにドンピシャ。
3種類生産したサンプルの内から長年の勘と経験に基づいて選んだ最終サンプルが、昨日の実用テストでズバリだったと言う素晴らしさ。
もちろんこれを製品化&量産するに当たっては更に細かな数値上の訂正や修正は行うんだけど、殆どこの最終サンプルで問題無いだろうと言い切れる自負がある。
当初は梅雨時期までに間に合わせたいと意気込んでいたんですが、どうやら現状から判断するともっと早い段階で発売に繋げられそうな。
あ、ホントはDEFENDERを先にやるはずだったのに。

記事。

定休日の日曜日はサンプルテストを行う為に久しぶりに東京下町大河川Aリバーへ。
15時から20時までキッチリ5時間ビッグベイトのみでフルキャスト。
既に十分承知し使用している材料ではありますが、やはり新たな製品化を目論む以上は具体的なフィールドテストは必須。
先日20カルカッタコンクエストDC 201HGに仕込みスタンバイ状態だった時点で無音?とも言える程にヌルっとした仕上がりが確認出来ていたので期待値は大。
潮はクソ潮でもあったので魚に出会えるとは思わないまでも、とにかく思いっきりフルキャスト出来るシチュエーションは魅力的。
普段のホーム湾奥運河では何かしら周囲を気にしないといけないのでね。
で、Aリバーへ着くと工事も概ね終わりを見せて来た様で、河岸まで遠回りしていたアクセスが容易になっている有り難さ。
風も終始2m~3m程度なので全く問題は無しですが、期待していた濁りは無いわ流れと逆の風だったりだわと少々面倒臭い。
さて、先ずは45gのガルバストロング120で様子を見てから同じく45gのK2F162T3をローテーション。
これで表層とレンジを入れた2パターンでアップから探る。
次に薄っすらと出来た潮目に沿って62gのジョインテッドクロー178Sを長々とドリフト。
少し風が弱まったタイミングでは34gのストリームデーモン160と72gのメガドッグ180で表層アピール。
こんなルーティンで色々なウェイトとシルエットを試す。
冬はリールが冷たすぎて敬遠していた久しぶりのカルコンはやはり濡れまくるし疲れる。
思っていた様に17時過ぎには早くも腕が無くなりドッグウォークやトゥィッチに疲れ、ならばとデジ巻きで緩急を付けてのルアー操作へ切り替える。
思いっきり早くグリグリと3回巻いてストップ、表層系はずっとコレで通す。
結果5時間のフルキャストでチェイスもバイトも得られませんでしたが、ノンバックラッシュ&ノントラブルでフルキャストを続けた結果とフルに抵抗を与えるデジ巻きでもギアからのノイズは一切無し。
もちろんリールは濡れてビシャビシャだし、雨あがりのせいで細かなゴミがやたらと付着している。
が、もちろん帰宅後は一切何もメンテナンスせず、工具を使わずに外せるキャスコンノブ、スプール、DCサイドカップのみを取り外して空拭きしたのみ。
これで翌日まで乾燥させて本日の出勤に再度チェックしてみると言うサンプルテスト。
つまり「使う」と「洗わない」でどんな状態が維持出来ているか?
そんな本日もヌルヌルでシルキー&マッタリな巻き心地で安心した。
これは既に良い予感。

2022年3月25日金曜日

記事。

考察。
色々と考えてます。
フィッシングでもサイクルでもスケートボードでも、それらの中に更なるカテゴリーがある以上はそれらに対応してなきゃ嘘だよね。
メーカーはハードを売りたい訳だからソフトであるオイルやグリスに超気合を入れる訳が無い。
言い換えればハードが壊れない程度に保護潤滑させられたら本望と言うところでしょう。
それがメーカー純正のオイルやグリス。
しかもメーカーは自社でアフターケアしたい訳。
だからユーザー個人でのメンテナンスやメンテナンス工房やショップで行われるメンテナンスを最良とは思っていない。
なら、BOREDのMETHODも含めたサードパーティ各社のオイルやグリスはどうなのか?
これは細分化または専用化されていてこそ存在意味がある訳で、サイクルシーンにおいてはかなり膨大な市場でもあり、世界規模で見ると大手と言っても過言では無いメーカーも存在している。
でもフィッシングシーンは?
微妙ですよね。
なので先日ポストした新製品グリス?として現在サンプルテストを行っている新たなターゲットのグリスを生産しようと考えたんです。
現在BOREDのMETHODオイルは粘度の低い順で行くとKRAKEN=HYDRA、GOLYAT、CHIMERA、LIGHT DUTY、BSLR、THICK HEAVYと7製品ラインナップしています。
そして同じくグリスは粘度の低い順にOMEGA、THETA、ALPHA、DELTA、そして新製品グリスと近い将来には5製品のラインナップとなる予定。
しかもBOREDのMETHODが一つウリとしている部分に、ある程度共通した材料を使用している事で、各製品をお好みの粘度や特性へカスタム出来る。
つまり混ぜちゃっても良いですよと言う利点があります。
そこで、こうなって来ると現状GOLYATの存在意味は?って。
だってKRAKENにCHIMERAを少し混合すれば近い粘度な上に、エステルも付加出来る事になるので現在のGOLYAT超えは容易に出来てしまうんです。
ま、あくまでも混合ベースでの話ね。
しかも絶妙な混合割合によってはKRAKENとLIGHT DUTYでも同じ事が言えると。
それら以外は中々難しいんですが、GOLYATにおいてはね。
でもバスフィッシングだけで言えば一番需要のあるオイルがGOLYATだったりするんですね。
なのでハズせない。
そこで思い付いたのが、KRAKENをもう少し低粘度化させ、GOLYATをもう少し高粘度化させ、CHIMEARをもう少し高粘度化させると言う。
LIGHT DUTYとTHICK HEAVYはもう完璧なんですよ、自分の中では。
凄くマルチパーパスに使える粘度と特性でもあるし、これを少し変更したところでMETHODの中での位置付けは変わらないし。
ちょうどね、KRAKENとGOLYATの次回納期が未定になってしまった事もタイミング的に後押し?してるのかなって、神様だか仏様だかの存在を感じてしまうほどにタイミング良くて。
それにKRAKENとGOLYATもロングセラーでもあるからモデルチェンジする時期でもあるし。
あとね、CHIMERAはもう少しだけ粘度を上げて欲しいと言う話もあったりして、LIGHT DUTYまでは上げないけど。
同じエステルだからLIGHT DUTYで使用しているエステルを少しCHIMERAへ回せば良いんで、別に検証するまでも無く材料としては既に把握出来ていると。
そうするとBOREDのMETHODが理想としているある程度広い範囲内でのカテゴリーに対応出来るんじゃないかと。
エリアトラウト~ライトソルト~フィネスバス~レギュラーバス~シーバス~ビッグベイト~ライギョ~オフショアジギング~モンスター怪魚&大型ソルトまで。
どう思います?
まぁお取り扱いDEALER各店の在庫状況もあるし、なんともすぐに決断は出来ないんですが、KRAKENとGOLYATの欠品している材料が入荷する迄には決定しておくべきかなと。
いずれにしても改めて新規の材料は使わないし、現状の材料で比率を変更するだけなので新旧オイルが混ざったところでバッティングも無いわ製品化も早いわと。
ご時世的に油脂類はなによりも原価高騰がネックでもあるし、アップグレードでは無くマイナーチェンジとして。
まーた仕事を増やすから、自分で。
マジメなもんで。

2022年3月24日木曜日

案内。

く~っ、忘れてた。
もう画像のまんまなんですが、先日VITALのTAG WASHED COTTON CAPを生産開始したタイミングで別業者へ発注していたBOREDのM.F.B.P.S-T。
今年は暖かい日も多いなって事で早目に生産していたんですが、まさかの10日後?4月5日に入荷します。
なのにアップすんの忘れてた。
さて、BOREDのオリジナルアパレルではマスターピースとなったMUTHA FUCKIN BOREDとPOSER SUCKSを組み合わせたM.F.B.P.S-Tな訳ですが、今回は定番のカラー展開に加えて新色のアーミーグリーンをプラスしてみました。
どーしてもBOREDってブラック、ホワイト、グレーって展開が多いもんで。
そして今回は巷の流行に乗りまして、所謂スーパーヘビーオンスな7.4ozと超厚手ボディを使用しています。
だけどビッグシルエットとかダサいんじゃなくて、ジャパンサイジングのオーソドックスなシルエットながら、ザラついたりゴアついたりしていないメリヤスでお馴染みの天竺編コットンボディながら超厚手って事です。
これは良いボディですよ。
毎回人気カラーはソッコーで完売になりますので、明日25日の夕方辺りから先行受注を開始しますが、デリバリーは4月5日の入荷より順次となりますのでお間違いなく。
あとね、大事な事として毎回2枚以上お買い上げの場合は発送方法に宅急便を選択してくださいってアチコチに書いて来たんですが、何故か殆どのお客さんがレターパックライトを選択される場合が多くって。
1件当たり150円の赤字になっちゃうんでね。
なので今回からは厚さ制限が無いに等しいレターパックプラスしか選択出来ませんのでご理解を。
明日もまた各方面でアナウンスするんですが取り急ぎのアナウンスでした。
あ、因みに現在は新製品グリスの最終サンプル生産や過去製品のDEFENDERのサンプル生産などで手いっぱいなんですけど、来週月曜日には値上後初のPRO SIZE WRも入荷して来るし、31日にはTAG WASHED COTTON CAPも入荷して来る予定なのでテンパり中です。

記事。

毎度です。
さて、何だか月末近くなって来ると諸々忙しいフリをする様になりがちですが、BOREDはお陰様で絶好調に忙しくなって来ました。
ようやくMETHODオイル&グリスの在庫補充も完了したんですけど、後は今月末にHYDRAオイルの補充を行えば大体終わるかなと。
あ、でも先日もアナウンス済の様にKRAKENオイルとGOLYATオイルはちょっと提携業者都合により納期が未定なので、今BORED STOREに在る分が欠品となった場合は暫く時間が掛かりそうでして、申し訳ないです。
そして今度はVITALのPRO SIZE WRを開始しなきゃいけないんですが、そのVITALで先行受注を開始しましたTAG WASHED COTTON CAPがもう残り数枚になってしまいまして。
こんな事ならもっと作れば良かったんですけどね。
で、BORED?METHOD?VITAL?って何よって、これを改めてご紹介させてもらおうかと。
新規ユーザーさんも増えたんでね。
先ず、BOREDは屋号です、つまりメーカー名。
そしてMETHODとVITALは部門です、つまりブランド名。
要するにBOREDと言うメーカーにはMETHODとVITALと言う2つのブランドがあると。
BORED自体は2003年に立ち上げて暫くは単にBOREDだけでオイルもアパレルも作って来たんですが、2014年に今のガレージメーカーを主体に業務変更を行いまして、そのタイミングでMETHODとVITALとして作る物を別けたと言う事。
そのMETHODはご存知の様にBOREDの主力となるオイル、グリス、ケミカルを製造販売しているインダストリアル製品を専門にしていて、VITALはBORED的解釈のアウトドア全般で使うアイテムを製造販売するアドベンチャー製品と言う訳。
だけど現在のVITALは撥水剤のPRO SIZE WRくらいしかスタメン製品が無いんですが、実は何気にTAGキャップもシリーズ化して展開しています。
ホントは以前みたいにVITALとしてバックパックとかサコッシュとかも作りたいんだけど、今は作りたい物をググると既に存在していたりしてナントモね。
なのでよくSNSなんかで「BOREDのオイル」みたいな書き方を見かけるんですが、正確には「METHODのオイル」って書いてくれた方が正しい上に嬉しいんですね。
かなり。
BOREDばっかり表に出ちゃうのは仕方ないんですが、出来れば「BOREDのMETHOD」とか「BOREDのVITAL」って書いてくれると凄く嬉しいです。
分かってくれてんなぁって。
でもBOREDはBORED AUTHENTIC SERIESって分類でアパレルを出しちゃってるからね。
もうコレはコチラが悪いんじゃないのって事でもあるんですが。
これは2014年以前の単なるBOREDで営業していた頃の常連さんとかも居るし、そんなルーツを継承し続けているよって意味でBOREDのアパレルは出してまして。
さて、そんな簡単な説明ではありますが、同じく未だに聞かれる「BOREDってどーゆー意味なんですか?」問題。
流石にググれよとは思いますが。
退屈。
と言う意味です。
凄いでしょ?退屈って名前のメーカーなんですよ。
こんなんでスミマセン。

2022年3月21日月曜日

記事。

ヤバいぞ!もう50歳。
さて、昨日の釣行はSNSへポストした通りホーム湾奥運河で爆った訳ですが、結果ようやくドラググリスの検証も実釣において確認する事が出来ました。
まぁ昨日の魚とのやり取り中はホントにドラグばっかり弄ってまして、スタメンの絵人間も見てたと思いますが、ジージーと魚の大きさを確認した後はドラグ弄り。
で、DELTAグリスとTHETAグリスをテストして現在はALPHAグリスの検証だった訳ですが、やはりシーバスだと定番タックルになる86MLとC3000でカーボンドラグを使用している場合には、ドラググリスに限りTHETAグリスが良いんではないかと言う結果に至りました。
しかも塗布量は少なめで。
塗布量がネットリと多過ぎると滑り出しが早過ぎてしまい、少なめながらキチンと全体へ均一に塗布出来ているとレスポンス良く止まったり出たりとドラグらしい?動きが実感出来ます。
まぁ本来このシーバス定番タックル程度ならフェルトドラグが理想な訳ですが、ユーザーによってはドラグ性能でリールを選ばない場合もある訳で。
つまり見た目や重量や素材などが優先。
なので恐らく2500〜4000位までのバスやシーバスならカーボンドラグにはTHETAグリスが推奨になるかと思います。
ちなみに自分の19ヴァンキッシュ4000はALPHAグリスで凄く快適に使えていますが、これは恐らくフェルトドラグだから。
なので恐らくレギュラーウェイトで使用する場合は2500、C3000、4000のバスやシーバスそして本流トラウトなどにはTHETAグリスがカーボンドラグには最適と言う事になりそうです。
早速ドラググリスをTHETAグリスへ戻して再度確認検証してみますが、まぁ釣れなければどーにもならないので暫し釣果をお待ちくださいませ。


2022年3月18日金曜日

案内。

いっけね。
昨日各方面でアナウンスしましたVITALのTAG WASHED COTTON CAPについて、肝心なDARKSIDEBOREDBLOGでアナウンスしていませんでしたね。
いやまぁサンプルグリスの件とか色々とネタがあったもんで。
でね、このTAG WASHED COTTON CAPなんですが、有難い事にもう既に半分以下になってます。
確か6年前?に作った時よりも勢いが良い。
やっぱりタグのカッコ良さってシンプルで良いですよねぇ、と分かってくれた人が多く居て安心しました。
自分だけかと思ってたから。
で、このVITALのTAGキャップシリーズでギャンギャン使っているタグなんですけど、実は結構拘って作っている物なんです。
これは日本国内生産なのは当然ながら、土台となる生地にはナイロンを使用していて、高密度ナイロンと言う最上位なナイロンを使用し更に裏側へ2回コーティングを施しているんですね。
このコーティングは土台のナイロン生地に張りと硬さを加える為の物で、凄く強度が出る様に意図して生産して貰ってます。
なのでタグの周囲はヒートカットの上で縫製されているだけなんですが、当然ながらホツレも出ないしヨレも出ないと言う。
もちろん織ネームタグなので安価なプリントタグでは無い高級感もあります。
そして同じくピスネームも当然ながら織りで生産していますが、こちらは縁に渡して表裏を同時に縫製させるので、生地は柔らかくて丈夫なポリエステルのリボン素材で生産しているんです。
しかも更に外注として縫製してくれている職人の技術が凄くって、例えば以前完売したTAG TWILL CAPやTAG MESH CAPなんかも同じ職人に頼んでいるのですが、まぁ縫い代の少ないタグなのに上手くキャップクラウンのアールに沿って綺麗に縫製してくれるんです。
って事でVITALのTAGキャップシリーズはもはやこの数年毎回生産している訳ですが、なによりシンプルでシチュエーションを選ばずに着用出来るって事が都会の大人の証。
別に田舎でも良いけど。
てな訳でちょー有り難い事に残り枠が早くも僅少となりましたVITALのTAG WASHED COTTON CAPは3月下旬デリバリーにつきお早目に。

記事。

今更ですが今年は暖かくなるのが早いですね。
さて、昨日ポストしました様に新たな需要に対応するべくサンプルグリスのテストを開始しています。
3月頭に提携業者へ出向いて数パターンの指示をして来たサンプルが到着したのですが、これも既存のMETHODウレア系グリスに手を加えた物なので既にスペック的には問題無し。
では一体どういったグリスなのかと言うと、METHODグリス中で最も粘度の高いDELTAグリスのOMEGAグリス的要素を含んだグリス?
つまりDELTAグリスの粘度を僅かに高く設定し、そして粘着性と粘弾性を追加した物になります。
なので表記上はちょう度2号+と言った表記になるでしょう。
素人考えの高粘度イコール強靭の誤解は未だ多いのですが、密度と言う点では高粘度が有利となる場合があります。
なので例えばちょう度3号なんて高粘度なグリスは市販でもめったに見かける事が無いんですが、そもそも普通に使えない硬さと言うか粘度なので一般的にはまず不要。
コンテナを吊るすクレーンのワイヤーロープとかタンカーのアンカーを巻き取るプーリーとか、そんな物に擦り込んで使う様なグリスなのでそりゃ普通に出番はありませんよ。
それに硬過ぎてしまいリールでもサイクルでもパーツに塗布した途端にはみ出し量が多くなり、本来塗布したかった場所にグリスが居てくれませんし、何よりも回転時や摺動時の抵抗がヒク位に酷い。
つまり3号は確実に無駄。
もう冷蔵庫の味噌くらい。
なので既存のDELTAグリスの2号に少し、と言っても専門的には混和ちょう度を20程度高く設定して、粘弾性添加剤と極圧添加剤をDELTAグリスよりも多く配合したと言う物です。
ちなみにDELTAグリスは混和ちょう度が290前後ですが、今回のサンプルグリスは混和ちょう度が270前後と言う事。
数値が低い方が粘度が高くなります。
と言っても何の事か分からないかもしれませんが、画像の様にグリスに爪楊枝を差すと両者共に爪楊枝は斜めに立った状態が維持出来ているので高粘度である事は想像つくでしょう。
で、それをグルグルと右回りに攪拌してみると明らかに抵抗が違っていると。
サンプルグリスの方が確実に粘度が高い。
そして今度は爪楊枝をシャフトの様に一箇所で回転させてみるとDELTAグリスだと5mmほど爪楊枝を登って来るのに対し、サンプルグリスはその倍以上の高さまで登って来ます。
これはサンプルグリスの方が粘弾性が高いと言う証拠。
粘弾性の簡単な見分け方なんですが、油分量にも寄るので一概には言えません。
なので粘度はDELTAグリスよりもちょい高めながら粘弾性と粘着性が高いと言う事の証明が誰でも出来ます。
しかし問題はこのサンプルグリスで「結構良いじゃん」て事になっているんですが、残り2パターンのサンプルグリスをテストするべきか?
添加剤の配合比違いだけなので悩むところです。
カラーはTHETAグリスとOMEGAグリスで使った染料を使い回していますが、これは単に色と粘度で区別出来る様に。
そしてこのサンプルグリスがターゲットとしているのは、ベイトリールなら300番以上、スピニングリールなら8000番以上のギア関係。
ソルトの最大クラスやアマゾンのモンスター怪魚など、そして近年のビッグベイトやジャイアントベイトなどを基準にネットリとタフにと言うところです。
サイクルシーンでは先ず必要無い粘度と粘性だとは思いますが、シクロクロスやダウンヒルなどで回転抵抗が高くても耐久性を重視する場合には荷重の掛かるベアリング各所にも有効かとは思います。
取り敢えずフィーリングを確かめる意味で結局は使い慣れた20カルコンDCでもサンプルグリスを塗布し直しました。
これが凄く良いぃぃぃぃぃ。
もう完全なるマッタリ&ネットリだけど決定的に重い訳じゃない。
ルーツはフォロワーの「DELTAグリスを塗布した上に少しOMEGAグリスを加えた」を自身で試してみた事にあって、これが本当にまさしくシルキーなんですが、それよりも確実に耐久性が増したなって実感出来た今回のサンプルグリス。
これである程度納得出来るレベルなら何人かのフォロワーにテストをお願いしてみましょう。
サポートじゃなくてフォロワーなのは忖度が無いから間違いないって事で、しかもソッチ系のフォロワーだから更に確実。
勝手に頼りにしてみました。
しかしこうやって画像を見てみると単にサウザンドレッシングとクリームチーズにしか見えない。
もうちょいオレンジっぽくしようかな。

2022年3月17日木曜日

記事。

昨夜はまぁ~ビックリしたね。
震度6強でしょ。
関東以北の皆さんは大丈夫でしたか?
自分はちょうど昨日ポストしたMETHODのサンプルグリスをテストする為にAbuの4601Cを2台同時に分解していたんですが、3.11の時と同じ様にBORED事務所内にある自身のサイクルパーツが揺れてぶつかり合う「カチンカチン」と言う音が聞こえた様な気がして「ん?気のせい?」と思った矢先にグワングワンと揺れ出しまして。
スマホと財布と鍵と小銭を持って外に出てみると意外と誰も出て居ない。
まぁ都会ド真ん中の環七沿いなんで夜は余り人が歩いていないと言う事もあるんですけどね。
で、揺れている間に愚妻へ電話するが出ない、愛息へ電話すると「電波悪りぃ」と切られ後からLINEで知らせが来る。
暫く揺れていた感覚は正に3.11を思い出しますが、東京震度4なの?震度5とは言わないけどもうちょい揺れた感覚。
幸い家族も身内も大事には至りませんでしたが、ホーム湾奥運河方面は大規模停電が起きたみたいです。
しかも何せ大潮初日でしょ?バチとか言ってる場合じゃないんで、こーゆー場合はソッコーで高台へ避難しましょうね。
それにしてもAbuの4601Cがもう劣等生過ぎで可愛くて仕方ない。
巻なんてまぁカチャカチャと色々と音が鳴るわって、久しぶりにメンテナンスしてみて改めて悪い意味での凄さを実感。
でも最近は2500Cとかをフルチューンしてみたい衝動に駆られているんですけどね。
ちなみにこの4601Cは数年前に既にハンドル以外は完成していたんですが、遠心ブロックは2個共に取り外してあり、ブレーキは完全にAvailのマグネットに依存しています。
以前試し投げをした際には1/2ozのラバージグに5インチのシャッドテールをトレーラーにした推定3/4oz位の状態でフルキャスト50m前後は飛ばせました。
しかも着水はノーサミングだったのでAvailのマグネットブレーキは絶大な効果有り。
今回のサンプルグリスをテストする際に何度か微調整すれば更に良くなるんでしょうけど、パーミングカップを毎回開けなきゃいけないのでドライバーとレンチは必須。
コレ遠心も併用すればキャスコン調整だけでフィールドでのあらゆるルアー交換にも応用出来そせうです。
基本は淡水使用を前提とした12g以上のフロッグかトップウォータープラグ専用?にしているんですが、2oz位までのビッグベイトでも使える様にブレーキを追い込んでみたいと思います。
あ、一応ハンドルは画像の18 ジリオン TW HD 1520HL用をヤフオクで落として取り付けていますが、90mmの長さと良いノブの大きさも含めて結構調子良いのでコレで決定です。
しかし、もうサンプルグリスの出来が良過ぎ。
2種類のサンプルはDELTAグリスより気持ち高粘度?にしてありますが、OMEGAグリスまで行かないレベルで高粘着高弾性にしてあるので塗布量で凄くフィーリングに差が産まれます。
こちらの詳細はまた明日にでも。

2022年3月16日水曜日

記事。

ご無沙汰です。
ちょっと微妙に沈黙している時間帯もありましたが、ようやく昨日付けで激務から解放されたんです。
まぁでも間髪入れずにMETHODオイル&グリスの在庫補充生産を開始していますと言う事で、そしてそれが終ると今度はVITALのPRO SIZE WRを開始する訳で、結局3月の多忙っぷりもまだ続く事になります。
そんな本日は諸々の手配が完了した隙間時間を使ってサンプルチェック用にと久しぶりにAbuの4601Cを再度メンテナンスしています。
今回はグリスのサンプルをチェックしたかった事もあり、取り敢えず現状は完璧に仕上げてある20カルカッタコンクエストDC201や17スコーピオンDC101をバラしてテストは行いたくないと言う事からのAbu。
このAbuの4601Cはロイヤルエクスプレスと言う機種なんですが、結局同じ仕様で持っている4601Cのガンナーも共に要するに中身は無印の4601Cです。
パーミングカップモデルは基本的に共通したパーツ構成なんですが、敢えて当時憧れていた4601Cをオリジナルでは無くフルにチューン&カスタムしてあります。
しかもマグネットブレーキ仕様とフルベアリング化まで。
唯一ハンドルが決まらなかった事で放置していたんですが、まさか試しでヤフオクで落としたダイワの純正オフセットハンドル90mmが使用感的にベストマッチしたと言う。
ここまでチューンやカスタムを充実させた事もあって、オリジナル度外視で現行リールと同じ様に実用出来る事をターゲットとしているんです。
今回はこのいつ見ても小さいなと感じるメインギアとピニオンギアにサンプルグリスを塗布して様子を見てみますが、その他各所のベアリングはHEDGEHOG STUDIOのHRCBベアリングをスプールにはAIR HDベアリングを使用し、全てのオイルはKRAKENオイルを使用して回転性能を重視してあります。
なにせレベルワインダーとスプールが連動しているもんで、レスポンス良く仕上げようと思った場合は全てKRAKENオイルに依存しちゃいますね。
在庫2本しか無いけど。
と言う事で只今品薄ながらバスやトラウトをターゲットにするなら最も有効?なKRAKENとGOLYAT共にお早目に。

2022年3月13日日曜日

案内。

はい、ハッピーサンデー。
いや、寝たね。
愚妻と愛妻が遠目から棒で突いて様子をみるほど死んだ様に寝た。
と言う定休日ですが、今日の21時までね。
画像のBORED OFFICIAL SPRING SALEも本日21時でしゅーりょーです。
で、セール終了翌日の月曜14日~15日にかけて順次発送を開始しますのでゼヒお早目のご注文をお待ちしてます。
そんだけ。

2022年3月11日金曜日

記事。

もう疲れもピーク、昨日は風呂も入ってないしね。
でも同時進行中の業務がようやく1個終わった事で少し気が楽になりました。
つーのは今日SNSなどにポストしたBLUE LUG別注グリスが終ったから。
画像のね。
昨日なんか、と言うか今朝は5時過ぎに帰宅し6時に寝て、少し寝坊の10時半に起床してから出勤して直ぐBORED STOREからご注文分を午前中に発送し、その後にBLUE LUG別注グリスの続きを行って完了。
そして今からまたBORED STOREのご注文分を発送する訳ですが、大変有り難い事に多数のご注文を頂いていまして、少し発送作業に遅れが出ています。
ま、今日は毎週恒例の仕事終わり釣行は断念して鬼残業に徹しますが、定休日の明日も昼から休日出勤して引き続きBORED STOREのご注文分を発送します。
で、それが終ったら湾奥へ出撃して日曜日は流石に休むと。
あ、BORED OFFICIAL SPRING SALEも日曜日の21時で終了になりますので。
さて、そんなBOREDの別注製品は、過去にも現在もこんなにやって来たんです。
スケートボード オイル T19
スケートボード オイル FESN
サイクル オイル&グリス BLUE LUG
サイクル グリス 25LAS
サイクル オイル Tempra Cycle
サイクル オイル KODOMODEPOT
フィッシング オイル&グリス 10minutes
フィッシング オイル DECADE WORKS
もちろん、FESNとかBLUE LUGなんかは毎度オカワリを頂き現在進行形でもありますが、結構BOREDの別注請負って人脈ありきの所がありましてね。
もちろん各社その道では有名所ではありますが、単に仲良くなければやりませんて事。
ま、その方が打ち合わせとか諸々楽なんでね。
なので一見さんとは絶対に別注はやらないと決めてます。
でも昨今はそんな余裕も無いと言うか、今は各種材料も値上してしまった事で自社のMETHODオイル&グリスで手いっぱい。
それにアップグレードのサンプルテストなんかも沢山あって、結構疲れているのに毎週釣行しているのは仕事でもあるからって事でして。
そうでもしなきゃ50歳になろうかと言うオジちゃんの体力も気力も保てるはずがない。
更には17グラップラーや21スコーピオンMDなんかも導入検証しなきゃならないかな?なんて事案も出て来ているので大変。
趣味が仕事、仕事が趣味、で無ければやりませんて。
なので引き続きご注文お待ちしてますね。

記事。

いや~引き続き忙しいアピール中。
さて、早速ですがムカついてます。
と言うか日本に常識は無くなったのか?って。
コモンセンスの問題ね。
何がって言うと、2点ありまして。
先ず、以前から何度もご案内して来ましたBORED STOREのフォロワー&メルマガ会員について。
これはBORED STOREでご注文を頂くと自動的?に受信設定されるメルマガと、BASEアプリからBORED STOREをフォロー頂いた場合のフォロワー、この2つをBOREDでは会員と呼んでいます。
この会員特典として年に2回~3回開催するBORED STOREオフィシャルセールの直前に、先ずは会員限定のシークレットセールを開催するのが通常となっています。
つまりいつも会員向けのシークレットセールを開催した翌日から一般向けのオフィシャルセールを開催すると言うのが毎回の流れなんです。
で、その会員限定シークレットセールは開催期間は短いながらも割引率は高いと言う設定を特典としています。
但し、あくまでも会員限定シークレットセールなのでセールの開催自体やクーポンコードの無断配布に関する点はあくまでもナイショとして拡散や宣伝は厳禁としています。
なのに今回の会員限定シークレットセールでは新規のお客さんから10件以上のご注文が。
あれ?最低限2回のご注文を頂いていないと知らないはずなんですけど。
つまり会員の誰かさんが知人や友人へ会員限定シークレットセールのクーポンコードを勝手に配布した疑いがあると。
これはダメですね。
これをOKとすると他の会員に失礼です。
因みにBORED STOREの管理画面では顧客情報として今迄ご利用頂いたデータが閲覧出来る様になっていますが、その検索方法は氏名でもメールアドレスでも住所でも検索が可能なんです。
なので今回10件以上の新規ご注文なのに会員限定クーポンコードを利用された顧客情報を見ると、当然ながら過去のご注文情報にヒットしない。
氏名も住所もメールアドレスも全部を一気に変えましたって有り得ないでしょう。
1件や2件ならまぁ仕方ないかと見逃す事も出来ますが、流石に10件以上となると会員であるリピーターやヘビーユーザー向けとして特別な割引率を提示している意味が無いんですね。
そこには感謝の意味があるのに悪用されたと。
これは非常に残念な事であって、一昨年まではこの様な事が無かったに等しいんです。
で、次。
国内でも海外でも通販が主流となって来たのはとっくに実感しているのですが、今年は何故かご注文頂いた際の氏名がカタカタ表記だったりアルファベット表記だったりする場合が非常に多くなって来ました。
その度に個別でメールを送信して漢字表記での氏名を問い合わせると言う二度手間が凄く増えていまして、3月7日~今日時点のご注文だけでも6件あるんですよ?
なんだろ?
普通は日本国内なんだから漢字で表記しません?
自動で記載されてしまったとしても確認画面なんかで修正して日本語と言うか漢字に直したりしないんですかね。
仮にこちらが表記どおりに伝票を印字し発送したとして、慣れない宅急便業者であれば宛先不明になる確率も高いと。
そこまで想像出来ないのかなぁって。
自分で注文して決済して後は商品が届くのを待つだけの状態なのに、最後の注文確認で「あ!アルファベットじゃん、直さなきゃ」ってならないんですかね?
ま、ならないんでしょうね。
だから近々で6件もあると。
これは決済方法がPayPalとかAmazonなども利用出来る様になったからかもしれませんが、でもねぇ。
毎回こーゆー事がある度に在庫はあるのにすぐ発送出来ないって事で、業務効率が非常に悪くなってしまうんです。
それにお客さんへも発送が遅れる事になるので、自業自得として納得してくれるなら良いんですけど。
なのでご注文時の氏名などは必ず日本語の漢字表記でお願いします。
そして、今後の会員限定シークレットセールについては顧客情報の実績から例えば10回以上ご利用を頂いたユーザーとか、そんな何かしらの仕切を設けて様子を見なきゃいけないのかなって気がしてきました。
通常なら次回はサマーシーズンに開催するセールですが、残念ながらちょっと色々と検討せざるを得ないかなって思っています。
とにかく真っ当にご利用して頂きたいと。
ホントに何卒お願いしますね。
あ、でも代表の事は嫌いになってもBOREDは嫌いにならないでくだにゃい。

2022年3月9日水曜日

特売。

超多忙なのに。
今週月曜日から分かっていながらもやっぱり非常に忙しい。
そんな中でも忘れていませんでしたよ的なコレね。
そう、昨年末はBASEのクーポンラッシュもあったりMETHODもVITALも在庫が僅少だったり諸々の値上がアナウンスされたりと、開催するに値しない状況だなって事で年末年始のオフィシャルセールは中止したんですが、その代わりに年度末までにオフィシャルセールやりますよって言ってたやつ。
有言実行しましたよ。
と言う事で本日3月9日の21時よりBORED STOREオフィシャルセールとしてBORED OFFICIAL SPRING SALEを開催しちゃいます。
本日3月9日の21:00から3月13日の21:00までの5日間限定にて、BORED STOREの全製品が20%OFFにてお買い求め頂けます。
ご利用に際しては決済画面の入力欄へクーポンコードBRDAL3OFC20をご記入頂けると最終確認画面にて20%OFFが反映されますが、最低ご注文金額は2000円より期間中は一度限りのご利用とさせて頂きます。
尚、このBORED OFFICIAL SPRING SALEにてご注文頂きました発送につきましては、セール終了後の3月14日より順次出荷手配となりますのであしからず。
今回のBORED OFFICIAL SPRING SALEについては友人や知人はもちろん、セフレや愛人などまでも、そしてSNSやBLOGなどでの拡散や告知も大歓迎となりますのでゼヒBOREDのコアユーザー獲得にご協力を。
つー事で、久しぶりのBOREDオフィシャルセールとなりましたが、実はさっきまでメルマガ&フォロワー会員限定のシークレットなオフィシャルセールも開催していたと言う。
なのでゼヒ今回の機会にBORED STOREのメルマガ登録やBASEアプリのフォロワー登録をお願いしますね。
会員限定なお得情報など諸々ありますので。
並行して急ピッチでMETHODの在庫補充作業も行っているので、BORED OFFICIAL SPRING SALEに間に合う様に在庫数も更新しますよ。
さて、確定申告の準備も同時進行しなきゃ。

2022年3月7日月曜日

記事。

秋の俺はどこ行った?
と言う程に釣りが下手くそなBORED代表です。
でもドラグチェックは根掛を利用してちゃんと行ってますよ。
根掛でね。
で、ソッコーで違うなって実感したBOREDのMETHODグリス中で高粘度なDELTAグリスと低粘度なTHETAグリス。
もちろんフェルトドラグであれば良いんですけど、カーボンドラグの場合はいずれもスムーズで無い。
DELTAグリスは重すぎてしまいドラグが出るイメージがベイトリールみたいになってしまうし、逆にTHETAグリスはいくら締めても未だドラグが出ちゃうって言う。
なので今度はALPHAグリスを使用してみたんで今度使ってみますが、特にカーボンドラグってグリス量をある程度シッカリと塗布してやるのがセオリーなんですね。
なので今回はグリス量を標準?純正?と同じ位の量として使用しているんですが、全ての検証が終った後は塗布量によるコントロールも検証してみたいと思っています。
そこでバッチリとイメージが出来れば「こんな感じです」って画像にして塗布量を見てもらえるかと思うんで。
その方が早いしね。
まぁしかし釣れねぇな。
やっぱりスピニングでゆっくり巻くとか流すとか、そーゆー繊細な釣りには向いていないのかな?
まぁでもこれも仕事なんでね、本来自分のスタイルならスピニングすら使用しなかったはずなんで、20年以上ブランクのあるスピニング再開でもあるんで多目に見てやってください。
でも釣れないどころかアタリすら無いってね。
ベイトだったらアタリやバラシはあったんで、もはや魚に触りたくて仕方なくなったら検証そっちのけでベイト日を作っちゃうかも。
あ、先日はスプリングナンバーワンこと春一番が吹いたって事で、これから日増しに暖かくなって来るんですが、最近になってバス釣メインのベイトリールにおいて先ずはどれを買えば良いですか?って質問を多数頂いていまして。
以前にも書いたんですがこの場を借りて再度お勧めとして挙げておくと、ズバリGOLYATオイル、CHIMERAオイル、ALPHAグリス、出来ればTHETAグリスもって言うのがBORED的なお勧めです。
70番~200番位のベイトリールで極端にヘビーなルアーを投げないバス釣のレギュラーウェイトであれば、間違いなく上記のセレクトで純正の一歩先を体感頂けると思います。
スプールベアリングにはGOLYATオイル、ワンウェイクラッチにはCHIMERAオイル、ボディ内のその他ベアリングは純正として、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、そして出来ればTHETAグリスも追加して薄く塗るなどの応用的な使い方でウォームシャフトに。
ハンドルノブは好みのフィーリングもあるので特にお勧めはしませんが、まぁ純正よりもちょい回転良いくらいがベストって人にはCHIMERAオイルで良いかと。
中々ね、どれが正解って言うのも無いっちゃない世界なんですけど、メーカー純正の新品時を目安としてもっと軽くとかもっと強くとか、そーゆーターゲットだけは決めてからメンテナンスしてくださいね。
後は塗布量と言うか使用量。
某オイルメーカーの様にベアリングへ一滴。
なんて言わずにシッカリと数滴を注油してから余分なオイルを拭き取る位じゃないと十分に油膜が行き渡っていない場合もあるので、これはホントに勿体ないけどシッカリと注油しましょう。
さぁて、今月はクソ忙しいのでこの辺で。
あ~メルマガ&フォロワー会員の皆様にはアレね、開催してますんで。

2022年3月3日木曜日

記事。

いつだっけ?
と言う程に放置してしまったBOREDのMETHOD過去製品のDEFENDER。
このDEFENDERは防錆をターゲットにした溶剤形防錆剤でした。
溶剤性と言う事で火気厳禁は当然であって、つまり使用後は溶剤が揮発する事で防錆被膜だけが残ると言う物。
そこで選んだこの容器。
国内メーカー製で蓋の裏にハケが付いている所謂マニキュアなどで見られるタイプ。
本来の用途は塗料の小分け用と言う事だったので、メーカーへ直接連絡して油性でも揮発は起こらないのか?と聞いたところ、数年レベルでは分からないが常識の範囲内では揮発を防げると。
で、数ヶ月で揮発するじゃんか。
と言うオチでした。
それと防錆被膜の厚さをコントロールする為に配合していた溶剤の揮発速度などを見直したいなとも考えていたので、一旦生産完了として廃盤にした製品でした。
が、BOREDのMETHODお取り扱いDEALERショップからも有り難い事に再販リクエストを多く頂いたりして、ヘビーユーザーからも同様に。
そしてようやく再販出来る?見込みに至った訳です。
但し、皆さんご存知の様に昨年からの原油価格高騰もあり、更にウクライナとロシアの紛争もあって引き続き特に原油精製品はダイレクトに影響しています。
これをどう解決するか?
復刻再販に当たっては以前の製品よりもアップグレードしていなければならない事もあり、上記も併せ当然ながら価格は以前と同様と言う訳にはいきません。
では容量は30mlか50mlか?ユーザーに優しい上に迅速なレターパックライトでの発送を考えると厚みは30mm以下になる様な容器を選ぶ必要があるし、蓋裏にハケ付きにするのか?ハケは別途で付属にするのか?または付属させないか。
あと大事なのは人体に悪影響のあるバリウム系は一切使用しないと言う事も。
またはスタートに戻ってリキッド状では無くペトロラタム状にすると言う手もある。
ま、ペトロタムは以前もサンプル生産して良好だったんですけどね、なにせワセリン?グリス?に似た性状なので紛らわしいかなって。
そんな訳で諸々のバリエーションから最もコストが抑えられながらも必要な条件を重視すると言う点をクリアしなければならないんですね。
なので3月中の発売はキツイかなと思うんですが、ハイシーズンである春以降に使える様にもしたいし。
3月は確定申告もあるし、愛息の塾選びもあるし、非常に大変な月になりそう。

2022年3月2日水曜日

裏技。

早いもので今年も残り9ヶ月となりましたね。
って事でもう3月なんでMETHODオイル&グリスの在庫補充を行うべく提携業者への訪問が続いているんですが、先日も書きましたグリスのサンプル生産も同時進行なんで疲れがピーク。
そんな目の焦点が合わない中をこれまた先日も書きました自分の21ツインパワーXD C3000XGをチューン。
ラインローラーだけなんですが。
自分の個体がハズレ?だったのかラインローラーだけが気持ち良くない上に糸ヨレが他のリールよりも激しいって事で、シマノでは全く推奨していないコアプロテクトラインローラー組をバラシてしまいました。
ま、バラセますよ、単なる圧入なんでね。
サイクルメカニック時代も経ているんで圧入ベアリングを抜くのは何て事ないんですが、そう言えばナゼかリールのベアリングって圧入されていないですよね?
普通は車でも自転車でも工作機械でもベアリングって圧入されているんで、手でスポっと抜いたり嵌めたり出来ないんです。
なのにリールはスコスコと手で入っちゃうって不思議。
多分ミニチュアベアリングだからでしょうね。
圧入するとベアリング筐体が歪んじゃうから。
ま、それは良いとして、このコアプロテクトラインローラー組のベアリングは樹脂ブッシュと合わせて圧入されています。
それを押し出す為にはHEDGEHOG STUDIOのベアリングチェックツールが必要なんです。
コアプロテクトラインローラーの金色したブラス製シール?面が大きい方から逆の裏側へ向けてベアリングチェックツールを差し込んで気合で押すか、または土台を用意してプラハンなどでベアリングチェックツールのケツを叩けば簡単に抜けます。
画像左端に写っているのとは逆側から押し?叩き?出すって事です。
で、抜けたのは良いんですが、このベアリングって740じゃないのね。
いっぱい持ってるベアリングから探したけど無いわ。
てっきり740かと思っていたら厚みが3mmもあると言う。
基本的に740の場合は内径4mm外径7mm厚が2mmまたは2.5mmなんですが、これは3mmもあるって事はオリジナルか?
ま、740の2.5mmに0.5mmのシムをかませるって手もあるんですが、今回はこの純正ベアリングを脱脂洗浄して使い回します。
けどシーバスで使う前提なのでシールは敢えて外さずにホビーベアリングリフレッシュセットや高周波洗浄機を駆使して面倒な完全脱脂完了。
そして今回はMETHODオイルで一番低粘度なKRAKENオイルを注油。
本来なら防錆性に優れた超低粘度のHYDRAオイルでしょ?って思うでしょうが、HYDRAオイルは防錆被膜が生成されると油膜に独特な厚みが出るんで敢えてサッパリしたKRAKENオイルを使用したって事です。
但し、コアプロテクトラインローラー組をローターに組む際に一緒に嵌めこむ黒い樹脂ブッシュ2個にはBSLRオイルをマンベンなく塗布しておいて被膜を生成しておく事でディフェンス。
あ、もちろんリール本体のローター側にも同様に。
この辺は綿棒なんかを使うと凄く楽。
オスに塗ったらメスにも塗るのはオイルやグリスの基本です。
で、元の状態へ戻すだけ。
一見するとワンピース構造のコアプロテクトラインローラー組ですが、上記の様にバラス事を前提とするなら中身の部品点数が少ないだけに面倒なシム調整が不要で楽。
そしてKRAKENオイルの超低粘度が効いている事を確認する為にラインローラーを回すんですけど、これには爪楊枝が凄く便利ですよ。
爪楊枝って木の奴ね。
これだと爪楊枝の先端にフリクションが掛かるので軽い力でラインローラーを回す事が出来る。
うん、非常に軽く回っています。
元がシマノの特殊撥水グリスだっけ?なのでそりゃオイル潤滑にすれば軽い力で回る事は明確です。
頻繁にメンテナンスをするよって人はベアリングのシールを取り外しちゃうのもアリですが、今回は敢えてシールは付けたまんまで使ってみました。
これで少しでも糸ヨレが解消するなら効果アリと言う事で、シマノユーザーのコアプロテクトラインローラーで諦めている人は参考にしてみてください。
もちろん自己責任で。
で、目が死亡。

2022年3月1日火曜日

記事。

以前からこのDARKSIDEBOREDBLOGで何度かご紹介して来たんですが、もうコレしか使わないと決めた自分的に100点のスナップ。
太軸艶無ステンレスで左右対称デザイン、そして強度も恐ろしいほど十分な癖に開閉が普通のスナップ並みに楽。
強度を謡っている多々あるスナップって開閉で爪やっちゃいそうになるのが多いじゃないですか?
これ女子でも楽勝。
あ、カツイチつーかデコイのSN-14EXスナップね。
自分はレギュラーサイズに2番、ビッグベイトに3番を使ってますが、たまに老眼のせいかスナップを閉じたつもりで閉じてていないのに気が付かずフルキャストしてたりして、ルアー交換の時に「ん?」って発見したりするんですが、もちろんルアーはロストした事が無い上にスナップも開いていないと言う。
その位に形状が保たれているのに開閉がし易いのね。
それに先端が幅広なのでいろんなルアーのアイに通し易かったり、形状的にスナップと結束したノットもズレ難いし、太軸だから結束したラインにもストレスが掛かり難い。
とにかく良い事だらけのスナップ。
巷には強度重視でもっと数値の高いスナップは多々あるんでしょうけど、大手市販品の中で見ても最強の部類なのは間違いないし、何よりも今迄このスナップを変形させた事がないので100%信頼している。
それにAmazonで買える。
でも逆に言えばライトソルトとかシビアなスタイルには向かないかと。
なにせ太軸だからスナップ自体が重目なので、余り小さなルアーだとアクションを損ねちゃうとは思います。
ちょっとスナップで悩んでいるよって人はゼヒお試しください。
キックバックは無いんだけど。