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2021年1月28日木曜日

自慢。

BOREDのMETHOD及びVITALお取り扱いDEALERであるMonster Kissの番頭YSD君が以前東京に来てくれた際にお願いしていた事がありまして。
その際にも何本か気になるロッドを持って来てくれたのですが、特に前々から気になっていたDear MonsterのMX-7を触らせて貰い、かなり自分の理想に近いヘビーバーサタイルなパックロッドであると確認していました。
ただ、実際に7ft前後のパックロッドであればVITALのTysonが自分の理想であるのは当然でもあり、もちろん製品直前の最終サンプルを今も一応自分のメインロッドとして使用している訳ですが、昨年秋から再開したシーバスでの大場所をターゲットに含めた場合だと7.2ftのレングスに若干不満がある。
そこで試しに昨年秋に入手したSHIMANOのFREE GAME C76Mを使用していましたが、最初は良かった物の慣れて来るといかんせんパワー不足だしレングス不足。
で、次に入手したAPIAのGRANDAGE STD C88Mはトータルバランスとしては最高に良かったんだけど、低中弾性の特徴がモロ過ぎて自分には合わない事に気が付き、例えば30g程度のルアーや40g程度のメタルジグを使う際にはキャストの度に気を遣わなきゃならなかったのでメンドクサイ。
そこでGRANDAGE STD C88Mを手放して同じくAPIAのGRANDAGE STD C76MHを入手してみたところ、これはまぁレギュラーサイズのルアーには良いなって印象で、こちらは高弾性も含まれている事でGRANDAGE STD C88Mより全然シャープだし、レギュラーサイズで30g前後までのルアーで攻めるには全てがちょうど良い湾奥運河専用としてキープ。
つまり7.2ftのXH、7.6ftのM、8.8ftのM、7.6ftのMHとシーバスで試して来たところで結局はミディアムだけが失格で強いロッドだけが残った訳ですが、これは完全に自分のスタイルと言うか癖もあるので仕方ない結果。
でもAPIAのGRANDAGE STD C76MHは最大50gのルアー表記。
これは少しオーバー目に記載されているだろうなって、実際に他の手持APIAロッドでも同じ印象。
実際には20g~30g前後が一番気持ち良くキャスト出来て操作していてもストレスが無いんだけど、それ以上の大きなウェイクとかペンシルとかを使うとダメ、自分的には操作出来ない。
そんなタイミングでスピニングリールの検証用として先日買ったJACKSONのSURF TRIBE 1062Mが強すぎて楽しそうで。
M表記だけどAPIAに置き換えるとMH表記が出来るパワーで、実際のバットパワーにおいてはH表記出来る位の強さ。
で、調べてみるとやはり40tの高弾性だった。
要するに自分の場合はH表記以上であれば高弾性でも中弾性でも良いんだけど、MH表記以下であれば絶対に高弾性じゃないとダメみたい。
もちろんレギュラーかレギュラーファーストなアクションで。
さて、本題。
自分の場合バスにはVITALのTyson 7.2ftがあり、もちろん製品になる前の別仕様なサンプルもあるし、ワンピースならあと数本持ってるけど本当の意味でマルチに使えるバーサタイルが無い。
と言うか自分のスタイルに合ったレングスとパワーのマルチピースロッドに出会えていない。
湾奥運河でのシーバスにはAPIAのGRANDAGE STD C76MHがあり、サーフでのシーバスをはじめ青物や底物にはライトショアも含めたJACKSONのSURF TRIBE 1062Mがあり、メインのバスにはVITALのTyson 7.4ftがある。
ではビッグベイトやビッグプラグなんかで大場所を狙う場合には何か必要なのか?を考えていたところ、シーバスロッド各社だと大体8.0ft以下しかラインナップしていないし、Tysonだとレングスが明らかに不足してしまう。
これは完全にボートシーバスしかターゲットにしていないんだろうと。
また最近ではシーバス用として各社10ft超えのベイトロッドも存在しているけどメインは大場所での使用のみが前提で、例えばショアから100gオーバーを投げるには無理のあるパワー表記、つーかこれだけ流行っているのに開発時点で全然ビッグベイトなどをターゲットに入れていない事が分かる。
ビッグベイトなんかは極端だからまぁそりゃそうなんだろうけど、ならやっぱり全てを許容出来るなら怪魚系だろうと。
そこでもちろん各社をチェックしていたんですが、いずれも何か不足していてオシイ性能ばかり。
そんなタイミングでMonster KissのYSD君より連絡を貰っていまして、実はMX-7のイメージで更にパワーもレングスもあるMX-8+を探して貰っていたアンサーメール。
あいにくMonster KissのオフィシャルストアMonster BASEでは現在欠品中なので在庫は無いんですが、ちょっとMonster Kissルートで探して貰っていた物が運良くゲット出来る事に。
しかも新品では無いんだけどまぁ超美品状態で付属品もバッチリ。
それならと言う事で早速手配をお願いしちゃいましたが、これはもう全てのヘビーロッドを使わなくても良いくらい最高に理想的で。
これね、もうバスもライギョもシーバスも、そしてアカメまで全部やり切れますよ。
もちろんレギュラー以上のヘビーな方向の話だけど、恐らく下は1/2ozから普通に無理なく扱えて、上は100gでさえ余裕で扱える不思議さ。
マックスは300g位イケるんじゃない?
なのに例えばZENAQのSOPMODみたいにヤワく無いと言うかバシッと感がある。
要するにバットはもう言う迄もなくクラス最強レベルなのに、ティップは予想に反してシャープながら柔軟で、ベリーも非常に強い癖に全体を追随する弾性を持っていると言うか。
余計に分かり難いけど、硬いけど硬くない、でも間違い無く強い。
ライギョロッドの最強クラスとは全然違うし、バスロッドの最強フリッピングロッドとも全然違う。
そしてなんと言っても8.4ftと言う最高のレングスなので、自分のカルカッタコンクエストDC201HGと合わせれば間違い無く飛ばせる。
あくまでも100gオーバーのビッグベイトを80m飛ばしたいんじゃなくて、通常は20gから40g位のルアーを80m以上飛ばしたい使い方なんだけど、ルアー交換する際に何の迷いも無く100gオーバーのビッグベイトやビッグプラグを結び変えて、ストレスもなくキャストに気を遣う事なく振り抜いて使いたいって事。
そうなるとベイトにおける国内マルチピースロッドだと限りが出て来る。
もちろん出来れば日本国内生産のプライドも欲しいし、何よりメーカー自体の実績には拘る。
これは所有欲に直結する最低条件。
自分的には2ピースでも良いんだけど欲しいモデルも見つからず、それに結局は直ぐに買える物自体が市場にないんであれば、これはお付き合いを職権乱用して何よりこの手のパイオニアでもあるMonster Kissに相談してみようと言う事での今回な訳です。
そこで朗報ですが、このDear Monster MX-8+がナント2月頭より受注再開との事で5月にはデリバリー開始されちゃうみたいです。
独りで騒いでないでもうちょい待てば良いだけの事でしたw
それに5月になるとシマノならアンタレスDCとか21カルコンとかスコーピオンMDなんかのベストマッチなベイトリールも発売されるタイミングだしね。
このタイミング調整は番頭YSD君の手腕なんでしょうか?
5月って事は真夏のカバーゲームとしてバスでもライギョでもいけるし、もちろん大場所でのリバーシーバスやらライトショアジギングなんかにも使えちゃうタイミング。
これはもう一本いっとくか俺?
この急激な寒さと予想以上の雪となった東京。
今日で3日連続して怒涛の大量出荷を終えたHEDGEHOG STUDIOへの発送作業も無事完了し、ようやく自分的にはホッとしていたところへMX-8+の到着。
これは自分へのご褒美として事務所内でニヤ付いています。
モンキス万歳。

2021年1月26日火曜日

裏技。

CHIMERAの勧め。
BOREDのMETHODオイルとしては最新となる昨秋に登場したCHIMERAオイル。
比較的一般的な低粘度としてISO VG15と言う粘度はKRAKENオイル及びHYDRAオイルのVG7とGOLYATオイルのVG9に次いで低粘度となるフルエステルのオイルとなりますが、特筆すべき点はそのサッパリとした質感。
このCHIMERAオイルが推奨している用途として先ずはワンウェイベアリングへの使用があり、その他にもラインローラーやスプールベアリングなどに代表されるレスポンスが必要とされるベアリングへの使用を前提としています。
つまりサッパリとした質感から想像出来る様に粘度抵抗を極力無くしたオイルとしてキレが良くレスポンスの良いオイルとなっているからこそ、ワンウェイベアリングへの使用が推奨されると言う事です。
そしてこのCHIMERAオイルの特筆すべき点はもう一点あり、防錆性にも非常に優れたオイルとなっています。
この防錆性についてはアメリカのMIL-SPEC規格にある防錆性をターゲットとして、その数値をクリアした上で更に極圧性を向上させているオイルとなります。
防錆性と言えばBSLRオイルやHYDRAオイルがソルト対応として既にラインナップされていますが、これはCHIMERAオイルと根本的に防錆方法が異なり、つまりBSLRオイルとHYDRAオイルは目に見て分かる程に厚みを持った被膜が生成される事で水の侵入を防ぐ役割を担っている、分かり易く例えるとこの防錆被膜に潤滑性能も持ち合わせているワックスの様な手法を取っています。
まぁ実際のワックスには潤滑性能は持ち合わせていないので念の為。
それに対しCHIMERAオイルはあくまでも一般的なオイル手法として防錆添加剤を配合したオイルとなりますが、この防錆添加剤の種類が他のオイルに配合されている防錆添加剤とは異なる強力な物を使用していると言う事です。
もちろんKRAKENオイル、GOLYATオイル、LIGHT DUTYオイル、THICK HEAVYオイルにも僅かに防錆添加剤が配合されていますが、それらとは異なる強力な防錆性を持つ添加剤を高配合している点が他のMETHODオイルと比較して異なる点となっています。
ただしBSLRオイルやHYDRAオイルの様に目に見える厚みを持った被膜が生成されてしまうと、少なからず粘度抵抗となってしまう懸念もあり、これを回避する目的として油膜を極薄にする必要がありました。
本題となりますが、裏技と言う程ではないにしろ先ず本筋のワンウェイベアリングへ使用するに当り、先ずは既存のオイルやグリスをパーツクリーナーなどで完全に取り去ってください。
スプレー式のパーツクリーナーの場合は何度かスプレー噴射を利用して既存のオイルやグリスを吹き飛ばす要領で数回は行ってください。
その後自然乾燥させた後にCHIMERAオイルを塗布するのですが、まずはワンウェイベアリングの中にある円柱状のニードルベアリング部へグルっと一周CHIMERAオイルを塗布します。
その後綿棒などでニードルベアリングを回す様なイメージでオイルを馴染ませて行き、最後にもう一度グルっと一周CHIMERAオイルを塗布してください。
その後10分位放置していると余分なオイルが垂れてくるので、これをティッシュなどで拭き取ってやればボデイ側がOKです。
そしてシャフト側にはメタルカーラーが当然付くのですが、このメタルカーラーは全体をドライヤーなどで軽く温めておき、その外側にだけCHIMERAオイルを数滴程度と薄く塗布しておきます。
ドライヤーなどで暖める温度は40度程で問題ありませんので、お風呂のお湯をイメージして貰えればと思います。
その後は各部通常どおり組み付けて行くのですが、稀に塗布量が少なすぎると新品リールであっても「キュルキュル」とリーリング時に異音を発する場合があります。
これは芯が出ていない固体差が原因でもあるのですが、多くはオイルの油膜不足が影響しているので、上記の方法でシッカリと注油を行ってみてください。
一部で言われているグリスの使用や粘度の高いオイルの塗布ではニードルベアリングの動きを妨げてしまい、逆転の原因となってしまいますが、全く何も注油していない状態では確実に焼き付きの原因となるばかりではなく、ニードルベアリングとメタルカーラーの最悪?な組み合わせから摩耗が促進されてしまいますのでご注意を。
逆転、固着、焼付を防ぐ前兆として異音や前後上下方向にガタ付きを感じ始めたら、先ずは上記の方法でCHIMERAオイルを使ってメンテナンスして様子を確認してみてください。
PS:前提としてBORED STOREの製品ページ詳細https://bored.thebase.in/items/32904184をご確認の上でお問い合せください。余りにもビックリなお問い合せがありまして、全てBORED STOREの製品ページに書いてありますので。

2021年1月21日木曜日

結果。

昨年の12月上旬に購入したシマノの20カルカッタコンクエストDC 201HGについて、敢えて新品未使用状態をすぐに全バラシしてMETHOD新製品のTHETAグリスを使用した検証用としていました。
まだ実質使用して一ヶ月ちょいと言う事ではありますが、取り敢えずVITALのPRO SIZE WRの出荷作業を終えたこのタイミングで一旦中身を確認してみました。
先ず、今回は201HGと言うハイギアな事もあり、世間のインプレなどでもノーマルギアのPGと比べ巻き心地が良くないと言われていましたが、事前確認として確かに他のシマノ製マイクロモジュールギアと比べて巻き心地に若干のノイズを感じていました。
但し自分の場合は最初にバラした際にメインギアへ塗布されているグリスが団子状態で一箇所に多く片寄っていた事も影響しているだろうと想定していましたので、その辺りも個体差として影響していたのかもしれません。
それを含め再度の組み上げ後にはスプールベアリングをHEDGEHOG STUDIOのAIR HDベアリングへ交換した事もあり、極僅かにセラミックボールの硬さから来るノイズが加わるかな?とも想定していました。
で、結果として上記の様に新品未使用時をバラしてから再度の組み上げを経て、海水でのシーバスのみで使用して来た検証は、やはりTHETAグリスの飛散が他のグリスよりも多く見られました。
メインギアに付着しているTHETAグリスは当然薄い油膜としてシッカリと付着はしていましたが、それよりも多い量がボディカップ側へ飛散した残りとして付着していました。
これは粘度と粘性から来る遠心力への対応差となり、ALPHAグリスそしてDELTAグリスの様に粘度と付着力が更に向上する事で回避する事が出来ます。
そして何かと隙間や穴の多いカルカッタコンクエストの致命的とも言えるリール下部、つまりリールフット側の事ですが、こちら側のリール内部には細かな飛沫となって侵入した海水の痕が見られました。
でも塩分が乾燥して結晶化している様な事は無く、薄いオイルやグリスの油膜上に不自然な表面状態?が確認された事で、恐らく海水が飛沫となって入り込んだのであろうと言う判断です。
素材では無く構造として水分を含み易いPEラインの8本タイプを使用しているので、フロロやナイロンよりもスプール回転時における水分飛散は当然と言えば当然ですね。
その他ワンウェイに使用したCHIMERAオイルは全くの無症状、同じく組付全般に使用したCHIMERAオイルも同様に無症状、それにスプールベアリングに使用したKRAKENは当然ながら無症状として、やはりリールボディ内部の特に下側に当たるTHETAグリスの飛散状態だけが変更の余地アリと言う判断となりました。
と言う事で今回は新たにメインギアとピニオンギアにはDELTAグリスを、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリスを、更にウォームシャフトの根元にある樹脂製コグホイールにはTHICK HEAVYオイルを塗布し、同じくウォームシャフト左右にあるベアリングにはCHIMERAオイルを使用して組み上げました。
しかし、この内容で組み上げた仕上がりはかなり上出来と言うか、メーカー純正の新品未使用時以上のノイズレスながら各部共にシットリとシルキーな巻き心地が得られていますが、スプールベアリングのAIR HDベアリングはKRAKENオイルで仕上げているので、スプールフリーな状態では初速が速過ぎる程の高回転となっています。
DCの恩恵として常時回転を制御出来るからこそAIR HDベアリングとKRAKENオイルの組み合わせが成立するのかもしれませんが、DCでは無いリールにおいても例えば自分の18バンタムXGとHGではPEの60lbを基準に巻いている為か、キャスト時に所謂ダイワ投げになってしまったとしてもバックラッシュする事はありません。
使用するラインの太さと種類それに使用するルアーウェイトによってはAIR HDベアリングとKRAKENオイルの組み合わせが成立すると思いますが、ダイワやアブなどマグネットブレーキ主体であればデフォルトのブレーキ性能としてストレス無く使用出来るかと思います。
早速今回の仕様変更をテストしてみたいのですが中々コロナ禍も落ち着きが見えないと言う事もあり、引き続きの在庫補充が完了した際にはタイミングを見て一度キャストフィーリングの確認を行ってみたいと思います。
それにしてもまさかこのタイミングでの容器一部欠品は痛い。

2021年1月20日水曜日

裏技。

取り敢えず本日付けでVITALのPRO SIZE WR在庫補充が完了したと言う事もあり、実りあるDARKSIDEBOREDBLOGネタとして今回は久しぶりに裏技のご紹介をしようかと思います。
今回はMETHODのウレア3グリスについてなんですが、先ずは基本的にウレア系グリスと言う素材について。
ウレア系グリスとしてBOREDのMETHODが生産している物はモノアミンとモノイソシアネートと言う原料に油分を反応させて生産される正確にはジウレアと言う成分になるのですが、この辺の難しい所は書いたところで意味も無いし理解したところで何?と言う事もあるのでハショリます。
で、一般的に皆さんが良く目にするグリスとしてリチウム系グリスが多いとは思いますが、その市場の多くを占めるリチウム系グリスとMETHODのウレア系グリスとでは一体何か違うのか?と言う特徴や利点についてはBORED STOREの製品ページを見て貰えれば分かるので、今回は逆に何故リチウム系グリスではダメなのか?って事を書きたいと思います。
リチウム系グリスの場合は特に熱と水、これらに対しリチウムの成分として元々弱い事があり、その為に多くの油分と添加剤を配合して個々の特性を向上させなければ実用出来ません。
それに対しウレア系グリスはグリス本来の成分自体が熱や水に対して非常に強く、物が動く時に発生する摺動や衝撃などの機械的特性もウレア系グリスの方が成分として耐久性に優れていると言う事があります。
特にフィッシングやサイクルなどにおけるホビーユースの場合は、グリスにおいて潤滑性を求めると言うよりも保護を目的とする耐久性を求めるニーズが多く、潤滑はオイルにやらせれば良い事もありMETHODのウレア3グリスについてはその点を最優先したと言う事です。
そしてウレア系グリスはリチウム系グリスとは異なり、特に金属に対して強固に付着する特性を持っている為、摺動や衝撃などの物理的状況下においても油膜寿命が長く耐久性に優れていると言う点もあります。
つまり現時点において成分ベースで言えばリチウム系グリスはウレア系グリスに何も勝つ事が出来ない。
いや、唯一ウレア系グリスが負けている点と言えば価格の問題くらいでしょう。
ホームセンター行けば400gのジャバラカートリッジで198円なんてリチウム系グリスを買う事も出来ますが、ウレア系グリスは安くても80gで300円とか400円とか、そんな価格差が生じてしまいます。
さて、本題に戻ります。
今回METHODのウレア3グリスとして高粘度のDELTA、中粘度のALPHA、低粘度のTHETAと3ラインナップが完成したのはTHETAの発売による昨年末の事ですが、これらは共通して基油となるベースオイルをはじめ極圧添加剤や粘弾性添加剤など各種添加剤も全て同一成分を使用しています。
そこでBOREDが2003年の立ち上げ以来オリジナルとして推奨して来たオイルやグリスの混合カスタムへも当然応用する事が出来るのですが、このウレア3グリスについては混合カスタムする際に非常に簡単で正確な混合の仕方があります。
先ず前提として割合を正確に決めたい場合はキッチンスケールなどを使用して重量で計算してもらえば良いのですが、もっと簡単に感覚で割合を決める人の方が多いかもしれませんね。
ま、いずれの場合でも先ず金属製の容器を一つ用意してみてください。
塗料用の調色カップなどがあれば最高ですが、最悪良く洗った空缶をハサミで切って底の方だけを使えば金属製の容器として代用も出来ますね。
そこに混合したいMETHODのウレア3グリスを自身のお好みで適量入れてください。
まぁ普通はDELTAとTHETAとかALPHAとTHETAなど2種類の混合だとは思いますが。
それを金属や樹脂のスプーンなどで掻き混ぜて混合させるのですが、これを5分程度適当に混ぜ合せた後でサランラップをかけてホコリなどが入らない様にします。
それを今時期ならコタツの中とかファンヒーターの前とか、およそ40度から最高でも60度位になる場所で少し温めます。
目安としては手で持てない訳ではないけど結構熱いなと感じるくらい。
でも決して直火ではやらないでくださいね。
そして上記の熱さ目安になったところでサランラップを取ってから再度良く掻き混ぜるのですが、熱に寄ってグリスが少し軟化している事で混ぜ合わせが非常に楽になり、また配合されている特にグリスには最重要となる極圧添加剤の反応が促進されます。
これを必ず室温で常温まで冷ませば完成です。
お好みのフタ付き容器などへ入れておけばオリジナルで混合カスタムしたMETHODのウレア系グリスが完成します。
ちなみにMETHODのオイル同士においてもこの方法で簡単で正確な混合カスタムが出来ます。
この混合カスタムで出来たグリスは誰にも真似出来ない自分だけのオリジナルになるので、例えばこのリールのメインギアにはパターン1で、こっちのリールのメインギアにはパターン2など、メインギアに使われている金属の種類や歯数などに応じた使い方が出来ると言う訳です。
グリスの規格として正確には粘度とは呼ばず「ちょう度」と呼ぶのですが、高粘度のDELTA、中粘度のALPHA、低粘度のTHETAは規格として順に2号、1号、0号となっています。
なので単純にDELTAとALPHAを同比率で混合すれば「ちょう度」は1.5号になる訳ですが、実際の「ちょう度」規格は準じた機械による測定があります。
余談ですが、その測定方法も範囲内で多少の幅があったり、成分的な質感の違いもあるので数値と感触がどの成分でも一致する訳ではありません。
と言う事で、現在各地コロナ禍でもあり真冬と言う事で各種アクティビティにおいてもオフシーズンが多いとは思いますが、これら裏技を使って日頃出来ない徹底的なメンテナンスや混合カスタムを用いたケミカルチューニングなど、ゼヒ色々とお試し頂ければと思います。
メーカー純正とは異なるフィーリングを求めるにはオイルやグリスで実現するのが最も安易で安価な方法です。
あらゆるホビーユースにオーバースペックに対応しているBOREDのMETHOD製品をゼヒ。

2021年1月19日火曜日

記事。

先ずはようやく本日の深夜に完了したVITALのPRO SIZE WR在庫補充作業。
でも続けて明日から今度はMEHTODのオイル&グリス在庫補充作業を開始します。
ホントはね、少し気晴らしに夜間の湾奥とか人の少ない時間帯なんかに人の少ない場所で新年の釣初めなどしたいんですが、やはり結婚して子供もいると世間体を気にする様にもなり、また学校から子供達が言われて来ている諸々のコロナ対策をその親が真っ先に無視してどーすんだって事もありましてね。
ま、そりゃ何よりもカッコ悪いですから。
昨年から引き続き自分のカルカッタコンクエスト201HGはソルト使用におけるオイル&グリスの検証も行っている為に一応仕事と言う事で釣行する事も可能ではあるんですが、まぁそれ今すぐに必要な検証か?と言われるとそうでもないかって。
新製品発売なんかのサンプルテストなら堂々と行きますけどね、そうでないなら今の時期だけはオトナシクしていますよ。
どこかのバカな大人達は人が少ないからってジムでのワークアウトをSNSへポストしていたりとか、打ち合わせかなんかで店を貸し切ったからってSNSへポストしていたり、火を起こしてはいけない河原なのに数人で焚火しましたなんてポストをしていますが、そのポストって一体誰に向けて何の得があるんだろうか?って思いながら傍観していました。
もう少しキチンとした大人で良識のある人達だと思っていたんですが、今や付き合いも無いからどーでも良いんだけど。
ちなみにそんなポストを見たところで何も羨ましくも無いし何も凄いとは思わないですからね。
一応気が付いてもらわないと。
まぁ恐らく「高校デビュー」然り「成人デビュー」した中年なんでしょうね。
それならこのDARKSIDEBOREDBLOGみたいに非オフィシャルだけどオーナーのパーソナルな部分も含め、見たい人だけ見てねってスタンスのBLOGでもやりゃ良いのにって。
まぁホントにバカって言うかポーザーが多いわ。
それにしてもバカって事で言えば相変わらず密な状況を平気で加速させている奴等も多いですね。
自分が住む東京都心は特にそうなんですが、根本としてそれを「慣れ」で済ませていては絶対にダメでしょう。
改善を他人任せにしていては絶対に良く無い。
これは選挙と同じだよね。
文句ばっかり言っているなら先ずは最低限の事をしてから言えよって事で。
コモンセンス、無いなら騒ぐんじゃねぇよ。
新年からテレビでニュース見ていると独りで愚痴ばっかり言っているみたいです、自分。
さて、オトナシク仕事して程良く疲れてしまおう。

2021年1月15日金曜日

記事。

もう三連休明けから連日の鬼残業が続きヘロヘロ状態のBORED代表です。
まだ序盤にも関わらず。
普段なら例えば10日連続の16時間労働なんて全然平気なんですが、今回は年末年始休業明けからの三連休と続くルーティンだったので身体が鈍っているんでしょうね。
さて、そんなタフな生活の中でも僅かな喜びって言うか、12月に購入したアレやコレのポイント還元がプラスされましたよ的なメールがあったのですぐに確認すると結構なポイントが付加されていまして。
ならちょうど欲しいなって思っていたアレをポイントで購入しちゃおうと届いたのがコレ。
そうBOREDのMETHODユーザーとして至れり尽くせりな動画をアップしてくれている釣系YouTuber空蘭々さんがインプレしていたあの西根ルアーワークスのエリー115SDです。
実際に空蘭々さんのYouTubeで動きを見た瞬間に自分の好きな系だなって確信したのですが、自分の場合は一応ソルトと言うかシーバスで使用する目的です。
と言うか自分の場合バスでは一切プラグを使わないもんで、唯一プラグを使うジャンルはソルトやシーバスだったりするんですが、基本的にプラグのジャンルって関係無いと思っているんで、比重の違いで浮くならフックを交換するかウェイトシールを貼れば良いし、厳密に言えばアクションに影響出るかもしれないけどエリー115SDのコンセプトからすると余り影響は無さそう。
そしてそんな影響がBORED周辺でも発生って事で、BOREDのMETHOD及びVITALお取り扱いDEALERであるPROSHOP K'sにもエリー115SDが入荷したみたいですよ。
ちょうどそんなFacebookのポストを見たもんで併せてPROSHOP K'sの宣伝もw てか関東ではもう既に老舗有名店ではありますけどね。
一応PROSHOP K'sのオンラインショップはコチラから。
でもね、特に東京と周辺近県はもうコロナでそれどこじゃないだろうって状況だし、今はルアーをタックルボックスの中に入れたり出したり自分のベストボックスを弄って遊んでいます。
東京湾も第一バチのシーズンが近くなって来たし、いわゆる一般的に起こる盛大なバチの前にある小規模だけどデカいあのバチね。
そんなベストシーズンまでにコロナが終息するとは到底思えないけど、まぁ最寄駅から33分で湾奥に着いちゃう手軽さだから人気の無いアウトドアなら多少はストレス解消に出向かないとね。
てか、今月は業務多忙でそんな事してる場合じゃなかったんだわ。
さて、仕事。

2021年1月14日木曜日

記事。

ごぶさたしてま~す。
前回のポストから新年早々忙しくしていまして、まだ1月中旬前だと言うのに既に連日の鬼残業が続いています。
しかも外注倉庫が極寒でして。
13日から暫くは常に外注倉庫での作業が続くので、事務所への出勤だけでなく近所への買い物すら出来ずに自宅と外注倉庫の往復生活が続く予定です。
と言う事で先ずは材料の揃ったVITALのPRO SIZE WRの在庫補充生産からスタートしているのですが、在庫って言うか既に全数がお取り扱いDEALERのご注文分となってしまいまして、有り難い事です。
そして同時に昨年末から欠品の続いていたMETHODオイルも少量ながら在庫補充を行いましたが、都度少量ながら在庫の追加を行っていき、本格的にドッサリの在庫補充はVITALが終ってからになるのでまた月末付近になってしまうんでしょう。
それにしても今回のコロナでまた外注倉庫が非常にシビアな状況になっていまして、先ず今年から外注倉庫のエキスパートなオバちゃん達が全員コロナ対策として自宅待機になりました。
毎回BOREDの作業を依頼していたエキスパートなオバちゃん達5人分の労力が完全にゼロとなってしまった事で、では在庫補充の作業は誰がやるんだと。
自分です。
まさかの自分一人でやってます。
しかもMETHODオイルで一番重要な特注ベースオイルが一部未だに納期未定と言う事で、新年1月なので仕方ない事なんですが、恐らく現状ではKRAKENとGOLYAT辺りの在庫が厳しい状況になりそうでして。
と言う事で、BOREDの年始1月は毎年恒例ながら波乱の多忙からスタートとなっていますので、諸々のレスポンスが悪くなる場合もありますが実質開店休業状態として何卒ご了承を。

2021年1月9日土曜日

記事。

急に寒いね、日本。
ま、真冬だからね。
さて、ちょうど三連休前の前日深夜に相変わらずの今年初となる残業をしながら書いていますが、今日は朝から外注倉庫で資材の在庫確認をしたり、ベースオイルを生産依頼している提携業者へ行って年に一度の大量生産契約をして来ました。
以前もDARKSIDEBOREDだったか本家のBORED BLOGで書いたんですが、BOREDのMETHODオイルで使用しているベースオイルは全て国内提携業者へ特注生産を依頼しています。
そのベースオイルは現在全部で5種類あって、KRAKENとGOLYAT用が1種類、CHIMERA用が1種類、LIGHT DUTY用が1種類、THICK HEAVY用が1種類、BSLRとHYDRA用が1種類なんですが、BSLRとHYDRA用はベースオイルの粘度も違うので実質は6種類になります。
これを各ベースオイル毎に120L~200L生産するので合わせて約1200L、つまり約1.2tのベースオイルを注文して来たって事です。
そしてこの6種類分のベースオイルを注文と同時に現金で支払って来たって訳。
特注だから毎回現金なんです。
もう破産寸前。
しかも昨年末にはVITALのPRO SIZE WRで使用する溶剤とか特注の特殊撥水成分も注文していて、加えてオイルやグリスへ配合する各種添加剤とかも注文しちゃったんですが、それらは昨年末中にナゼか先走って支払いを済ませてしまったのでこの1月は例年の事ながら一年で一番お金が無いと言う仕入れ貧乏な時期なんです。
後はもちろん容器とか製品デカールとか諸々もありますからね。
そんな状況なんですが、昨年11月~12月の爆売時期もあった事で現在BORED STOREの在庫も欠品ばかりとなってしまい、併せてDEALERへ卸す分すら無い倉庫の中もスッカラカン状態。
要するに売る物が何も無い状態って事。
この1月は一体どうやって暮らして行けば良いんでしょうか?
更に1月だからね、各種業者の始動も遅くなる上にまさかのコロナ再発でしょ?
これはホントにいきなりの危機的状態だったりして。
まぁ、注文済の各材料が入荷して来れば売る物は腐る程作れるんですけど。
それまでの2週間位?はヒッソリと貧乏生活を送るしかなさそうです。
ある意味では東京が非常事態宣言の対象となった事を違う視点で感謝しちゃっていると言う。
そんな本日深夜の残業も他の発注作業を終えたタイミングで、先日書いていたソルト用ロッドのカスタムをしてみました。
ジャクソンのサーフトライブ1062Mのリアグリップとグリップエンドの交換カスタムね。
元々のリアグリップは最大外径が24mmと非常に細いグリップだったもんで、常に27mmとか28mmのロッドを握っている自分にとっては細過ぎてキャストの時にスッポ抜けそうでして。
ま、未だ実際にキャストしてないんですが。
そんな細くて軽すぎなグリップをカッターで剥がしてからペーパーで慣らして、手持にあったEVAグリップを旋盤でシェイプしてからエンドと共に接着してみました。
ついでに塗装してあった手持のリールシートフードも変えてオールブラックへ。
元のコスメもスレッドも全く触る事無く作業したので、見た目にはカスタムした感は全く分かりませんて程に仕上がっています。
これで少しはリア側に荷重も移動したからロッドの先重りも多少は改善されましたが、完璧では無いのは仕方の無いところ。
それよりも手の感覚としてグリップが自分好みに解消された事の方が効果としては大きかったみたい。
最悪リールを重くしちゃうって事もアリなんだけど、メインでは無いジャンルな上にメインでは無いスピニングだから今以上に金はかけたくないしね。
って事で、これを書いていた深夜に足元用で10年位使っていた赤外線ヒーターがいきなり「パツンっ」とご臨終してしまったと言うバッドラック。
コンクリート打ちっ放しのBORED事務所は寒くて仕方ないんですが、金が無いって時に限ってこーゆー事が重なるもんなんですよね。
ま、事務所で指先の凍傷は嫌なのでAmazonで新しいの注文しておきます。
あ~また金が無くなった。

2021年1月6日水曜日

記事。

やっと来たぜぃ。
って事で新年早々にも書きました様に、今年から始めるライトショアジギングとライトショアプラッキング用に買い直したジャクソンのサーフトライブ1062Mが到着。
と言うか結局は大場所でのショアキャスティング全般用って事ですけどね。
今回は禁断の10フィート超えって事で10.6ftのサーフでは定番レングスになったんですが、長さだけの話じゃなくて手元にあるアピアのグランデージSTD96MHよりも諸々一回りゴツい。
ブランク自体もバスロッドのヘビークラスな太さなので、自分にとってはこちらの方が断然シックリ来る感じ。
そして一番気になっていたティップの入り方とベリーとの一体感はと言うと、うんまぁ完全な理想では無いけど非常に良い感じ。
なによりもベリーから先のアクションが凄く安心出来ると言うか、自分好みの張りがあって正当な高弾性感が好きな感じ。
確かブランクは40t使ってたみたいだし、そりゃ30tと24tのハイブリッドとは違うわね。
但し!一点のみが予想を裏切られる程に残念な点がありまして。
何でこうなるんだろう?
それはリアグリップの事なんですが、もうハンドル部の特にリアが異常に軽いし細い。
なのでロッドを繋げると10.6ftの2PCと言う事を考慮に入れても先重りが激し過ぎる。
これは絶対にリアグリップにバランサーを装着するべきだったんじゃないでしょうか?
購入前に諸々のレビューを見ていたのである程度は理解していましたが、こんなに先重り過ぎるとバランスもクソも無い。
どっかのレビューではエンドに鉛テープ?を巻いて使っているって人も居たな。
それ位に先重りと言うか、いや逆にリアが軽すぎる。
例えば強度重視のXH以上なベイトロッドなら先重りも普通の事として理解出来るんですが、Mのスピニングロッドでこのバランスは殺人的。
これならグランデージSTD96MHの方が持った瞬間だけなら優秀って事になっちゃうよ。
さて、どーしよう。
まぁ不幸中の幸いと言うと不謹慎ではありますが、明日?から東京は緊急事態宣言が発令されるであろうって事で当分は試しキャストも出来ない事態になってしまう訳です。
それならリアグリップだけをカスタムしてグリップエンドとリアグリップだけをそっくり作り変えてしまおうかなって。
これなら1日で出来る上に手元に材料もある。
上手く行けせばセパレートグリップのコスメ部分も剥がさずに行けそうな事は確認している。
だから今のリアグリップを剥がしてから新たにバランサーとしてのグリップエンドとリアグリップだけを接着し直せば良いだけ。
しかも更にリアグリップのEVAにはデカデカと「JACKSON」のマーキングが入っているんだけど、これもちょっと恥ずかしかったから一石二鳥ではある。
取り敢えずはTyson用の材料としてEVAのセパレートグリップは未だ手元にあるから、それを軽くシェイプしてしまえば良いし、グリップエンドもTyson用のFUJI製ソフトバットキャップがある。
これならリアグリップ自体も太くなるしソフトバットキャップの中にTyson用としても使っていたステンレスワッシャーを何枚か入れたらまぁ想定内には収まるだろうと。
しかし、なぜジャクソンはこんなに先重りのするロッドに仕上げたんだろう。
恐らくブランクの強度は触った感じでタフな事が推測出来る程なんだけど、総重量が199gのロッドなんで、グリップ部全体を軽量化して200gを超えない様にしたんじゃないのかな?って。
そんなの良いよ、だって持った瞬間重さを感じないグランデージSTD96MHは総重量205gとこちらの方が重いし、また同じ10.6ftのグランデージSTDなら225gある訳で。
要するにこーゆー事でしょ?
だから敢えて今回は数十グラムほどリアにバランスを加えてカスタムする事に決定。
個人的には例え250gになっても全然良いよって思ってますが、まぁ無難に220gとか230g辺りで決められそうかな。
でもブランクは本当にタフな印象を受けるから、今回のカスタムで想定内のバランスで仕上がれば個人的には最高に満足。
だって格上なヤマガのシーバスロッドとサーフロッドでも曲げたら好みじゃなかったからね。
ふぅ、やっとこれで自分なりの組み合わせが完成するかな。
ちょうど週末の三連休明けからはVITALのPRO SIZE WRも在庫補充生産を開始出来るし、今日はMETHODのADVANCEとPROTECTIVEの在庫補充も完了したって事で、三連休の一日を使いステイホームで仕上げてみようと思います。
あ、ベイトの問題もあったんだわ。

2021年1月5日火曜日

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もうホントに参った。
新年早々売る物が無い。
お蔭様で昨年の11月から12月は非常に出荷数が多かった事もあり相次ぐ欠品となっていますが、昨年末には早々に各種材料の手配を進めていたにも関わらず今回の緊急事態発令が影響して同タイミングで材料や資材が入荷して来ないみたい。
現状として先ずはPRO SIZE WRの手配を開始していまして、ボトルの確保はOKデカールの確保はOKイソプロピルアルコールの確保はOKまで来たところで、肝心なVITAL特注の撥水成分が材料不足で少し時間を要するって年またぎの回答が本日届くと言う。
そしてMETHODのウレア3グリスは何とか全ての材料と資材は確保出来たんですけど、特注ベースオイル各種が微妙な生産状況らしく、それなら先にとPROTECTIVEとADVANCEのケミカル製品から手を付ける事にしました。
まぁ幸いBORED製品の材料は全て日本国内生産なので何とかレスポンスが悪くなっても確実に入手が出来るんですが、それにしても通常は一度にドサッと入荷して来る材料が小刻みだと効率良く生産が出来ませんって。
そして恐らく今回の緊急事態発令により外注倉庫のエキスパートなおばちゃん達も引き続きの自宅待機になるだろうし、そうなると完全に自分一人での作業になってしまう。
取り敢えずはウレア3グリスとハンドメイドなADVANCEから手を付ける事になりますが、オイルが全然無いのは話になりませんね。
こんな事なら昨年末に支払済の仕入れ代金を一回返金してくれないかしら?だってもう先に仕入代金を支払っちゃった上に売る物が無いんですから暮らしていけませんて。
いや~ホントに参った今回は。
これも全てコロナのせいなのは承知しているんだけど、こうなったら早く終息出来る様に不要不急の外出は控えるとして、もう出勤するのもやめてしまおうかな。
いや、やっぱりグリスのラベル貼りでもして先ずはウレア3グリスの材料が届くのをじっと待ってみます。
あれ手貼りなんで超大変なんすよね。

2021年1月4日月曜日

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アケオメです、コトヨロです。
さて、年末年始はどうしてましたか?
自分は食っちゃ寝で完全にダラケた年末年始を過ごしていました。
年末年始は毎日コロナに怯えて自主隔離?な生活となってしまった東京ですが、そんな中でも少しは外の空気も吸わないとな言う事で、2日は家族で近所へ初詣を済ませてみたり、3日は自分一人で釣具屋へ出向いてみたりしました。
何だか盛り上がらないので結局1~2時間程で直ぐに帰宅しましたけどね。
さて、そんな3日の昨日は思いがけない出来事がありまして。
先ず、年末は釣納として湾奥大場所へ独りで2時間ばかりシーバスチャレンジして来たのですが、もちろん異常無しで速やかに終了となりました。
その際に再認識してみた事としてベイトシーバスで使用しているアピアのグランデージC88Mがどうにも慣れない。
凄く良いロッドだと思うんですよ、感度も良いし良く粘るロッドと言うメーカーテキストどおりではあるんですけど、自分のメインであるバスで使用しているロッド達と比較するとモタ付く。
つまりロッドのパワーでは無くアクションにストレスがあるんですね、自分にとっては。
シーバスロッドの場合はティップが入り易くなっている物が多いんですが、そのティップの入り方が気に入らない。
もっとベリー寄りから入ってくれる方が好みで、自分にとってはその方がルアーの操作がし易いんです。
VITALで発売したTysonは当たり前ながら自分の理想なんですが、市販の多くにある様にファースト過ぎてしまうとロッドは全体のパワーが殺されてしまう気がしていて、ベリーから曲がり始めてその先全体が一体で操れるアクションが理想なんです。
なのでグランデージC88Mは30gとか40gのメタルジグを吊り下げた時点でもう自分にとっては凄くストレス。
そこからラインの垂らしを多くとってキャストすると普通に良く飛ぶんですけど、なんか毎回自分のキャストじゃないんですよね。
で、同じくショアジギ用に買ったグランデージの96MHもスピニングではありますが、ワンランク上のパワーを買ってみたにも関らず同じ様なアクションな事を確認。
これもやっぱり違うなぁってアピアのサイトを熟読してみたら、全モデルの比較図ではやっぱりC88Mも96MHも粘りのあるロッド側に位置されていました。
と言うかむしろその象徴的なロッドだったと言う事が判明。
ナゼそこを見逃していたのか。
なので本来自分はその比較図の反対側に位置しているシャープなアクションのロッド中から選ぶべきだったみたいでして。
はい、本題。
誰かC88Mを買いませんか?
外観は超極上で傷一つ無い美品中の美品ですが、更に買ってすぐにMETHODのPROTECTIVEでコーティングしてありますので。
送料込みで保証書も付いて15000円なら極安でしょ?てか殆ど半額ね。
っても12月に買ったばかりだからキレイで当然なんですけど、全部で4回の釣行後には水洗いもしてるからガイドも超キレイ。
んで、じゃお前は何を使うんだって事なんですが、この上記の事を3日に行った釣具屋の店員に話してみたら、お客さんの場合はサーフロッドから選んだ方が良いかもって。
アンタ親切ね。
あ~なるほど。
で、ヤマガのバリスティックとアーリーを触らせてもらったけど自分にはダメで全然合わない。
ダイワとかシマノを触ってみると凄く良いんだけど、敢えて大御所メーカーは外す系な自分。
すると店員の私物としてジャクソンのサーフトライブってスピニングを触らせてくれたんだけど、これはもう凄く良い。
なによりバットが超強いから曲がるポイントとしてベリーからティップが一体で入るイメージ。
取り敢えずスピニングとしてこの1062Mが欲しい。
「これください」。
すると「え?」全然品切れ続きなの?
でも店員の「ちょっと待っていてくださいね」の一言で店内にて30分位待っていると「福島の支店に1本だけありました」と。
グッジョブだな、アンタ。
まさかの秋から取り置きしていた分がキャンセルとして梱包された状態で有ったらしい。
しかも今新規でメーカーへ予約しても春先に入る分は既に予約で完売との事で、普通に予約すると一体いつになるやら分からないってタイミング。
もちろん早速そいつを購入させてもらったんですが、恥ずかしながら手持の所持金が6000円だったもんで全額内金にブッ込んで確保だけして来ました。
で、嬉しい事にグランデージよりもちょい安いってオイ。
と言う事でベイトは取り敢えず置いておいて、本筋では無いスピニングを改めて買い直す事になったと言うセレナーデ。
なので誰かC88Mを買ってください、てかinfo.bored@gmail.comまでメールください。
これは個人的な売買なんで職権乱用にて失敬。
そんな最初のポストで失礼しますた。

新年。

新年明けましておめでとうございます。
BOREDは本日4日より年始の営業開始となりますが、4日から7日までは短縮営業として15時にて終業とさせて頂きます。
BORED STOREからのご注文につきましては14時までに頂きましたご注文は当日発送とさせて頂きますが、以降のご注文につきましては翌日より順次発送とさせて頂きますのでご注意ください。
既に年末年始中に頂きましたご注文分につきましては、本日中に全て発送となりますのでお届けまで今少しお待ち頂ければと思います。
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併せて全国のBOREDお取り扱いDEALER各店でのご利用も引き続きお願い致します。
本年もBOREDのMETHOD及びVITALを宜しくお願い致します。
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