検索したいワードを入力ください。

2024年8月13日火曜日

記事。

流石にメンタルもフィジカルもヤラれて来た連日猛暑の炎天下で行っているサンプルテスト。
しかしリアルに連日の猛暑が続いている我が東京。
そして実際に38度の翌日が36度だったりすると、今日は少し涼しいな?なんて思うほどに壊れている体内。
普通に考えれば体温越えなんだけれども。
そんな猛暑の中でサンプルテストを実施している理由は、やはり水辺で使うリールだけに気温と湿度による最悪の環境で実用テストを行う事が重要だから。
なので春と秋のテストよりも冬と夏のテストこそが最悪の環境と言う事になります。
でもオイルやグリスの油脂類って冬の低気温においては動作が伴う事で徐々に油脂の温度が平常に近付くんですが、逆に夏においては動作させる事で摩擦や摺動により油脂の温度は更に高くなります。
つまり温度調整し難いシーズンが夏、そして真夏の7月~8月は最も過酷。
これが理由。
なので先日もSNSにポストした様に暑さで体力的にキツく早めにテストを終えた場合でも、炎天下にリールを放置しておくだけでリールは高温になりテストにもなる。
特に現在テストを行っているグリスは主にドライブギアなどに使用する物なので、熱垂れなどを起こさず油膜が維持されているかを確認する事が最大目的でもあり、高温になったリールは正にグリスの軟化を起こし易くなる事で油膜強度の真価が問われる。
その途中経過が今行っているサンプルテストな訳です。
7月に入りスタートしたこのサンプルテストは8月下旬~9月上旬には終了し、最終的に材料変化の確認と粘度や粘性などのジャッジを行います。
設計者&開発者である自分がこれだけリアルに実用でのサンプルテストを行っている上に、更にリールメンテナンスサービスの2人にも、またMETHODお取り扱いDEALERショップにもサンプルを送って実用して貰っています。
なので誰にも文句は言わせないつもり。
そして今のところ問題は全く起きていません、と言うよりもむしろ油膜の存在を明確に感じる。
基本的に今回のサンプルテストでは4ozを中心に3oz~8ozのみをキャストし、敢えて釣行後もリールは水洗いせずに放置して変化を観ています。
引き続き夏季休業日が終った後も毎週末は何かしらのテストを行っていきます。
そんな夏季休業日中の経過報告でした。
そして本日はゴミ出しの為にBORED事務所へ来たついでに夏季休業日中に頂いたご注文を発送しちゃってます。

0 件のコメント:

コメントを投稿