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2024年5月29日水曜日

記事。

トラブル。
昨日は台風の影響により東京でも一時的に強風が吹き荒れる時間帯がありましたが、その影響によりBOREDでも被害が生じてしまいまして本日は朝からその対応に追われていました。
と言うかBORED事務所の事では無くて、契約している外注倉庫の方なのですが。
只今5月分の在庫補充生産を行っていたBOREDのMETHOD製品。
ようやく最後の在庫補充生産としてLIGHT DUTYオイルとTHICK HEAVYオイルの充填作業を外注倉庫にて行わせていたのですが、今朝その確認として外注倉庫へ出向いたところ倉庫内が異常に暑く蒸している状況。
すぐに外注倉庫のシャチョさんを捕まえて確認したところ、どーやら昨日の強風により空調の室外機に何か異物が入り込んで室外機が停止してしまった模様。
と言うか室外機は完全に故障して動いていないとの事でパニくっている。
で、こんな暑くて蒸す中で充填作業は終わったのか確認してみると、LIGHT DUTYオイルとTHICK HEAVYオイルも半数ほどは終えている状態。
ん?「この状態で作業したの?」と聞くと「一部は」と。
基本的にBOREDのMETHOD製品は提携業者により隔月の奇数月に量産され、それがポリ缶や一斗缶などへ充填された後に外注倉庫へ持ち込まれ、その後すぐに温度と湿度が管理された外注倉庫の一部を間借りし設けてある作業場にて半自動の充填機により製品容器へ充填されます。
その半自動の充填機はポリ缶や一斗缶にシリコンチューブを刺してオイルを吸い上げ、別方向にあるシリコンチューブから製品容器へ充填されるのですが、その半自動の充填機やシリコンチューブに湿度による水滴が確認されたんです。
これはマズイ。
なので既に充填作業を終えてある半数程を目視で確認しても見分けられるはずも無く、結局は充填を終えている半数分は全て破棄する事に。
しかもそれらに使用した容器はスポイドキャップを取り外しラベルも剥がして一旦全て洗浄。
これが結構な人的労力を使うんですが、それよりも大幅な赤字と言うか資材も新たに注文しなきゃいけないし。
幸いオイルの付着した容器は溶剤で数回に別けて脱脂洗浄し、仕上げに工業用精製水で洗浄してからエアブローで水分を吹き飛ばし、最後にモレキュラーシーブと言う特殊な脱水剤の入ったコンテナ内に放置して目に見えない水分を完全除去させれば再生可能。
と言う作業をやって来ました。
そして外注倉庫では電気屋を呼んで空調設備の修理?入れ替え?をナルハヤで行うらしく、当日完了する訳ではないので暫くは作業を中止せざるを得ない状況となりまして、先ほどBORED事務所へ戻りバックオーダーを頂いていたMETHODお取り扱いDEALERへ向けメールを一斉送信。
で、今に至ると。
現状としてBSLUオイル、ZAYTオイル、NEMEAオイル、BALBOAオイル、そして5グリス製品については既に在庫補充生産を終えて在庫が確保出来ている状況ですが、LIGHT DUTYオイルとTHICK HEAVYオイルにつきましては現在ある少量の在庫が欠品となった場合は6月上旬~中旬にかけて再生産を行いますので何卒ご了承を。
いや~まさかの強風による外注倉庫の空調故障とは想定外ではありますが、そんなSHIT LUCKなBOREDにゼヒとも沢山のご注文をお願いします。
ホントなんでも良いのでご注文お願いします。

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