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2024年5月8日水曜日

記事。

BOREDではオイルやグリスを発売した後でも常に検証を怠らない様に、1つのタックルを一定期間継続使用する事で油膜の状態などを確認している訳ですが、それはもう釣果に関係無くても毎週の様に行うルーティンとしています。
とにかく釣行中は常に「投げる巻く使う」と言う事が大切であって、一般ユーザーはもっと頻繁に使用している事もある訳ですし。
と言う事で確か冬以来?まともに全バラシしてメンテナンスを行っていなかったアブのレボビースト41HS-Lを久しぶりに全バラシしています。
今回のレボビースト41HS-Lはロケットのギアを移植したXGギアの方で、自分が6号タックルとして4oz~6ozをメインで使用している最も使用頻度の高いリールです。
画像の様に各パーツを分解洗浄しペーパータオル上に広げて確認していますが、特に劣化や摩耗しているパーツは見られず、唯一ハンドル操作に直結するメインギアとピニオンギアの摩耗が進んでいますが、恐らく今シーズン中は何とか持ちそうな状態。
自分の中では使用頻度が高いと同時にリールへ掛かる負荷も高い6号タックル。
基本的にBSLUオイル、NEMEAオイル、SIGMAグリスの使用が多くなりますが、それでもパーツクリーナーだけで落とせる汚れのみで、ボディ内部のベアリングにおいても錆や焼き付き痕などの発生は皆無。
完全にゼロでした。
但し、レベルワインダー左右にあるベアリングの内、片側だけが少しゴロ付きを感じたので新品へ交換し、それら以外は脱脂洗浄を繰り返した後でBSLUオイルの注油にて完全再生。
やはり化学合成油ならではの油膜強度と吸着性能は鉱物油ベースの他社オイルとは比較にならないほど強靭。
今回は1年以上使用する事が出来たヨツアミのフルドラグX8も新品へ巻き直すので、スプールもクリーナーへドブ浸けして徹底的に洗浄しましたが、毎回釣行後にスプールも取り外して水洗いしていたおかげでスプール自体にも塩の固着や酸化も一切見られませんでした。
と言う事で今回はスプールベアリングにはBALBOAオイル、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリスの上からOMEGAグリスを少々塗布、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、ボディ内ベアリング全てにはBSLUオイル、ウォームシャフトにはTHETAグリス、レベルワインダー左右ベアリングにはBSLUオイル、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル、その他スプリングや摺動パーツはNEMEAオイルでのアッセンブルとしました。
意外?とビッグベイトユーザーの使用率が多い事を知り、昨年春から導入したアブのレボビースト41HS-Lですが、ブレーキが強く効き過ぎる傾向ながらマグネットを減らす事で今も絶好調で使用する事が出来ています。
海水淡水問わず特にオカッパリからビッグベイトをフルキャストする場合は、上記の使用オイル&グリスを参考にしてみてくださいね。
ビッグベイトと言っても大体3oz以上の場合はこのセッティングが有効かと思います。
例え純正ベアリングであっても気持ち良くぶっ飛んで行き、ハンドル操作においても軽過ぎないリーリングが操作に集中出来ますので。

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