先日久しぶりに全バラシのフルメンテナンスを行ったアブのレボビースト41HS-L。
画像の上2つのベアリングはHEDGEHOG STUDIOのZHiベアリングで、下の右3つは純正ベアリングに左はMNBベアリングです。
以前は鋼板シールドベアリングでも分解可能であれば分解してクリーニングしていましたが、今となっては老眼&乱視な初老の視力事情によりABCホビーのベアリングリフレッシュセットを使いパーツクリーナーのスプレー噴射を利用して脱脂洗浄しています。
ま、数種類あるパーツクリーナーは全て箱単位で仕入れているのでギャンギャン使える環境にありますもんで。
基本的にパーツクリーナでベアリングを脱脂する手順として、自分の場合はチャック付きポリ袋のA9と言うサイズにベアリング全てを入れて、そこへパーツクリーナーの「中乾」を噴射します。
するとパーツクリーナーのスプレーガスで袋がパンパンに膨らんで来るので、チャックは全て閉めない状態にしておいて軽く袋ごと軽く振ってベアリング内部までシッカリとパーツクリーナーが浸透する様にします。
大体20分くらい経ったらベアリングを取り出し、上記のベアリングリフレッシュセットにベアリングをセットしてパーツクリーナーの「中乾」を片側10秒くらい噴射して洗浄、反対側も同じく10秒くらい噴射しておきます。
全てのベアリングを洗浄したら今度はパーツクリーナーを「速乾」に変えてベアリングリフレッシュセットで同じ事を繰り返してやります。
その後は再び新しいチャック付きポリ袋のA9を用意して全てのベアリングを入れ、最後の仕上げにアセトンを適量入れて10分ほど浸けておきます。
で、ベアリングを取り出せば完璧な脱脂洗浄が行われているので油分は完全に除去されています。
もちろんキチンとした業務用の超音波洗浄機も持ってはいますが、実際に溶剤にドブ浸けしたりスプレーの噴射を使用すれば超音波洗浄機を使う必要性は感じません。
要するに何度もドブ浸けを繰り返してやれば大概の汚れや油は落ちてしまいます。
またABCホビーのベアリングリフレッシュセットで無くても、スケートボード用のベアリングクリーナーなども使えますので、この辺りは何かしら1つ持っておくと色々と便利ですよ。
そして上記の様に脱脂洗浄を終えたベアリングは十分に乾燥させてから注油を行う訳ですが、今時期だと大体10分以上は放置乾燥させてやれば溶剤は概ね揮発してしまいます。
で、過去にも裏技として書いた事もありますが、この脱脂洗浄の済んだベアリングをヒートガンやドライヤーなどの温風で温めてやります。
大体温度にして60度以上が理想なんですが、ベアリングを触って「アチっ」となる位が目安です。
雑な言い方ですけど。
で、重要なのはこの脱脂洗浄されたベアリングは絶対に回転させない事。
これを回転させると完全ドライ状態なので恐ろしく回るんですが、当然ながら油膜の一切無い状態で回しているので、ベアリングが摩耗してしまいます。
神経質だなお前は!と思われるかもしれませんけど、これだけでベアリングのボールとリテーナーが接触し確実に表面に細かな傷が入りますので。
で、アチっとなっているベアリングに各種METHODオイルを十分に注油してやるのですが、片面からとにかくタップリと注油してやり、5分位放置したらベアリングを軽く指で回してやる。
そして反対側からもタップリと注油を行ってから再びベアリングを軽く指で回してやり、オイルを十分に行き渡らせる様に馴染ましてやる。
画像の上2つのベアリングはHEDGEHOG STUDIOのZHiベアリングで、下の右3つは純正ベアリングに左はMNBベアリングです。
以前は鋼板シールドベアリングでも分解可能であれば分解してクリーニングしていましたが、今となっては老眼&乱視な初老の視力事情によりABCホビーのベアリングリフレッシュセットを使いパーツクリーナーのスプレー噴射を利用して脱脂洗浄しています。
ま、数種類あるパーツクリーナーは全て箱単位で仕入れているのでギャンギャン使える環境にありますもんで。
基本的にパーツクリーナでベアリングを脱脂する手順として、自分の場合はチャック付きポリ袋のA9と言うサイズにベアリング全てを入れて、そこへパーツクリーナーの「中乾」を噴射します。
するとパーツクリーナーのスプレーガスで袋がパンパンに膨らんで来るので、チャックは全て閉めない状態にしておいて軽く袋ごと軽く振ってベアリング内部までシッカリとパーツクリーナーが浸透する様にします。
大体20分くらい経ったらベアリングを取り出し、上記のベアリングリフレッシュセットにベアリングをセットしてパーツクリーナーの「中乾」を片側10秒くらい噴射して洗浄、反対側も同じく10秒くらい噴射しておきます。
全てのベアリングを洗浄したら今度はパーツクリーナーを「速乾」に変えてベアリングリフレッシュセットで同じ事を繰り返してやります。
その後は再び新しいチャック付きポリ袋のA9を用意して全てのベアリングを入れ、最後の仕上げにアセトンを適量入れて10分ほど浸けておきます。
で、ベアリングを取り出せば完璧な脱脂洗浄が行われているので油分は完全に除去されています。
もちろんキチンとした業務用の超音波洗浄機も持ってはいますが、実際に溶剤にドブ浸けしたりスプレーの噴射を使用すれば超音波洗浄機を使う必要性は感じません。
要するに何度もドブ浸けを繰り返してやれば大概の汚れや油は落ちてしまいます。
またABCホビーのベアリングリフレッシュセットで無くても、スケートボード用のベアリングクリーナーなども使えますので、この辺りは何かしら1つ持っておくと色々と便利ですよ。
そして上記の様に脱脂洗浄を終えたベアリングは十分に乾燥させてから注油を行う訳ですが、今時期だと大体10分以上は放置乾燥させてやれば溶剤は概ね揮発してしまいます。
で、過去にも裏技として書いた事もありますが、この脱脂洗浄の済んだベアリングをヒートガンやドライヤーなどの温風で温めてやります。
大体温度にして60度以上が理想なんですが、ベアリングを触って「アチっ」となる位が目安です。
雑な言い方ですけど。
で、重要なのはこの脱脂洗浄されたベアリングは絶対に回転させない事。
これを回転させると完全ドライ状態なので恐ろしく回るんですが、当然ながら油膜の一切無い状態で回しているので、ベアリングが摩耗してしまいます。
神経質だなお前は!と思われるかもしれませんけど、これだけでベアリングのボールとリテーナーが接触し確実に表面に細かな傷が入りますので。
で、アチっとなっているベアリングに各種METHODオイルを十分に注油してやるのですが、片面からとにかくタップリと注油してやり、5分位放置したらベアリングを軽く指で回してやる。
そして反対側からもタップリと注油を行ってから再びベアリングを軽く指で回してやり、オイルを十分に行き渡らせる様に馴染ましてやる。
これでMETHODオイルに配合されている各種添加剤の内、極圧添加剤や摩擦調整剤など金属表面を摩擦や荷重から保護する反応が速くなります。
その後は放置して数分後にベアリングが完全な常温に戻ってから、ベアリング表面に付いた余分なオイルをウエスなどで拭き取ってやれば完成です。
良く謳い文句にある「一滴でOK」的な注油だとベアリング筐体内の隅々まで油膜が行き渡らない場合もあるので、とにかく注油はケチらずにタップリと行い、暫く放置して自然と流れ出たオイルだけを拭き取ってやれば確実です。
フィッシングリールに使用されているベアリングは規格で言うとミニチュアベアリングと言いまして、基本的に小径な利点として一度に数種類のベアリングを同時に処理出来るので、慣れて来れば効率良く短時間で作業する事が出来るでしょう。
上記で使用した道具や材料は全てAmazonやMonotaroなどで購入する事が出来るので、自身でメンテナンスやクリーニングを行う場合は常に用意しておいた方が便利ですよ。
注意として、アセトンはマニキュアリムーバー(除光液)として100円ショップでも売っていますが、それは水で希釈されていたり保湿剤が含まれていたりするので、AmazonやMonotaroなどでキチンとしたアセトンを購入する事をお勧めします。
アセトンは最強の脱脂洗浄剤と言うか、シンナー同等に洗浄力が凄まじく驚くほどの速乾なんですが、引火性も凄まじいので火気厳禁なのは当然の事として。
ま、溶剤を扱う際はパーツクリーナーでもアルコールでもアセトンでもシンナーでも、また灯油などを利用する際にでも引火と換気は十分に注意しながら作業してくださいね。
ちなみにメーカー純正時と同等の回転へ戻したい場合はBSLUオイルのフィーリングが最適かと思いますよ。
レッツメンテ。
その後は放置して数分後にベアリングが完全な常温に戻ってから、ベアリング表面に付いた余分なオイルをウエスなどで拭き取ってやれば完成です。
良く謳い文句にある「一滴でOK」的な注油だとベアリング筐体内の隅々まで油膜が行き渡らない場合もあるので、とにかく注油はケチらずにタップリと行い、暫く放置して自然と流れ出たオイルだけを拭き取ってやれば確実です。
フィッシングリールに使用されているベアリングは規格で言うとミニチュアベアリングと言いまして、基本的に小径な利点として一度に数種類のベアリングを同時に処理出来るので、慣れて来れば効率良く短時間で作業する事が出来るでしょう。
上記で使用した道具や材料は全てAmazonやMonotaroなどで購入する事が出来るので、自身でメンテナンスやクリーニングを行う場合は常に用意しておいた方が便利ですよ。
注意として、アセトンはマニキュアリムーバー(除光液)として100円ショップでも売っていますが、それは水で希釈されていたり保湿剤が含まれていたりするので、AmazonやMonotaroなどでキチンとしたアセトンを購入する事をお勧めします。
アセトンは最強の脱脂洗浄剤と言うか、シンナー同等に洗浄力が凄まじく驚くほどの速乾なんですが、引火性も凄まじいので火気厳禁なのは当然の事として。
ま、溶剤を扱う際はパーツクリーナーでもアルコールでもアセトンでもシンナーでも、また灯油などを利用する際にでも引火と換気は十分に注意しながら作業してくださいね。
ちなみにメーカー純正時と同等の回転へ戻したい場合はBSLUオイルのフィーリングが最適かと思いますよ。
レッツメンテ。
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