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2024年5月31日金曜日

記事。

さ、先週に続きまたオ〇ニー画像ですって事じゃなくて、初夏~初秋までの気温と湿度が高いシーズンについて。
先日もSNSへポストしましたけど所謂サマーシーズン中は普段使用しているリールのオイル&グリスをワンランク強くしておく事をお勧めしています。
簡単に強くすると言うと誤解もあるのですが、正確には粘度を上げるか粘性を上げておくと言う事。
センシティブな巻き感を重視する場合などは簡単に対応し難い場合もあるかと思いますが、所謂ビッグベイトやヘビーカバーなどに代表される強い釣りを終日行うジャンルにおいて保険的な意味も込めてオイルやグリスをワンランク強くしておきましょう。
このシーズンは只でさえ気温の影響でオイルやグリスの粘度変化が起き易くなりますが、特にグリスにおいては材料性質状の問題として粘度変化が顕著になる場合があり、もちろん気温が落ち着けば粘度も元へ戻るんですが、粘度による物理的な油膜の厚みが変化している状況で強い負荷が掛かると油膜が失われ易くもなります。
キャスト面においては主にスプールベアリングだけの問題なので誰でも比較的簡単に対処する事が出来、心配であれば毎釣行後に軽く汚れを拭き取ってからオイルを注油しておけば大事には至りません。
もちろん海水の場合は水洗い後の完全な乾燥も必要ですが。
しかし、巻き取りに関するメインギアやピニオンギア、そしてボディ内ベアリングやワンウェイローラークラッチは簡単にアクセスできる場所には無く、基本的に多くの場合は完全に近いレベルで分解する必要が出て来ます。
これらにおいては地域差はあるにしてもこの6月中には対処しておくべきパーツとなり、これから40℃を超える気温や80%を超える湿度などが相乗して影響して来る訳で、更に例えば車内に放置していたり日向に置いておくなど、METHODオイルやグリスの対応温度範囲内ではありますが、それでも粘度低下や酸化促進などの影響は必ず起きてしまいます。
なので出来れば今使用しているMETHODオイルやグリスをワンランク強い物へ交換しておくとか、またはOMEGAグリスやBSLUオイルの様な粘性を加えておく事で明らかに油膜の保護効果が向上します。
例えば普段LIGHT DUTYオイルをメインに使用している場合は、ワンランク上でディフェンス面が強化されているNEMEAオイルを使用するとか、普段THETAグリスを使用している場合は、ワンランク粘度を上げたALPHAグリスか粘性を強化したOMEGAグリスを使用してみるとか。
そしてBOREDのMETHODがオリジナルと自負している混合カスタムを利用する手もあります。
つまり上記の例えで言うとLIGHT DUTYオイルにNEMEAオイルを足してみるとか、THETAグリスにOMEGAグリスを足してみるなど、混合カスタムの目安として先ずは1:1の比率で行って貰うと変化が分かり易いと思います。
もはや10年前とは段違いに暑さが増して来ている昨今、そして水辺でもある事で湿度は当然ながら加味される環境につき、事前のメンテナンスとして遅くとも6月中には一度フルメンテナンスしておく事をお勧めします。
メンテナンス作業全般に言える事ですが、事前か事後かと言えば事前メンテナンスの方が圧倒的に有利であって、それは予め分かっている条件に合わせて対処させておけるから。
事後メンテナンスはもはやクリーニング要素の方が高いのでね。
なのでショップやメンテナンスサービスへ依頼する際は「真夏にガッツリ使うから強度重視で」と一言加えておいて、気温が落ち着いた初秋に再び事後メンテナンスを依頼して秋のハイシーズンに向けて準備を行っておけるとベストでしょう。
メンテナンスの基本は季節の変り目だと言う事はサイクルメカニック時代からシツコク何度も謳って来ましたが、これは天候を含めた気温や湿度の影響がある前提の話なので地球人全員に言える事です。
大気が存在していない宇宙は別の話ですが。
と言う事で地球人の皆さんにお伝えしました。

2024年5月30日木曜日

記事。

もう何をやっても扱い易くて仕方ない自分の愛竿Monster KissのDear Monster MX-∞改とMX-8+改。
先日コメントだっけか?メッセージだっけか?で質問を貰った事もあり改めてナゼ「改」なのかお伝えしておきますと、このMX-∞改とMX-8+改は見たまんまグリップセクションだけを自分で改造しているからであって、その他のブランクセクションは一切何もしていない純正状態のまんまです。
そうMonster KissデフォルトではコルクグリップなのがDear Monster全シリーズの特徴でもあるのですが、個人的にコルクが生理的にダメなんですワタクシ。
なんと言うか触っていると爪の辺りから「ゾワ~」っと寒気がしてしまい、加えて40歳位から初老のお肌乾燥事情によりコルクグリップが滑り易く怖くてフルキャストが出来ない。
と言う事で取引先でもある事で一応Monster Kissには「グリップだけ改造しても良いすか?」と確認&承諾を貰って現在に至る訳です。
但し、コルクグリップをEVAグリップに交換するに当たり、リールシートも既存のTCSからECSへ交換していまして、これも指が短小な自分的に少しでも握り代を多く取れる様にと。
ま、FUJIのリールシート中ならECSしか愛せないんですが。
で、実際に交換する作業自体はなんて事もないんですけど、Monster Kissって各パーツの接着も鬼強力でしてね。
リールシートを交換するに当たり接着剤がもうテンコ盛りで道連れ的にフォアグリップまでも破壊するしかないと。
もうパーツ全部がくっついちゃってる的な事です。
まぁ結果的に見た目としてフォアグリップが無い分スッキリした訳ですけど、ライギョとかやる場合にはフォアグリップがあった方がソノ気にさせるじゃないですか?
でもホントに2本共に接着剤の使用量までも鬼だったもんで、凄まじく解体作業に時間を取られる始末。
Monster Kissだけは改造するもんじゃないなと実感。
そして取り去ったフォアグリップ部はエポキシコーティングを新たにブ厚く載せて、各コスメのアルミパーツもオリジナルに忠実にゴールドパーツを取りつけ、自分でシェイプしたEVAグリップの形状も寸法も概ねオリジナルどおりに。
ソコはMonster Kissへのリスペクトがキチンとあると言う事です。
なので実際にオリジナルと比較して重量も寸法も違いは殆ど無いはず。
と言うのが自分のMX-∞改とMX-8+改の「改」の部分になります。
見た目も似た様なMX-∞改とMX-8+改ですけどパワーもアクションも明確に違っていて、自分の場合は40g~110g位まではMX-8+改を使用し、90g~200g位まではMX-∞改を使用していますが、キモは所謂4oz辺りならどちらでも全く問題なく使用出来るので4oz好きな自分としては非常に便利な存在です。
なんと言うか某KNGW先生のSOPMOD的なロッド使い回しと似ていますね。
どちらも更に重いウェイトにも対応しているんですけど、自分的に4oz~6oz位の出番が多いので不便は無いです。
そしてリールは当然METHODオイル&グリスで武装したアブのレボビーストを合わせていますが、MX-∞改にはロケットのギアを移植したXGギアで操作系に、MX-8+改は純正のまんまHGギアで巻物系に、共にラインはPEの6号にリーダーはナイロンの60lbを100mフルに巻いてあります。
但し、MX-8+改で40g~60g位の軽いルアーを使用する場合にはリールを20カルカッタコンクエストDC 201HGにラインはPEの5号とリーダーはナイロンの50lbにする場合もあり、大河川の河口などでミノーやシンペンを70mとか80mなど遠くへ飛ばしたい場合には登場させています。
でもサベージギアのラインスルーギザード10インチなどをキャストする場合は300番が欲しいなぁと思う事もありますが、それはPEの8号を使う前提ならと言う事で現状は6号で一切不具合は起きていません。
完全にバットにウェイトを乗せてオーバーヘッドでフルキャストするには丁度良いグリップの長さで、タックルバランス的にも自分好みに仕上がっている。
他社のパックロッドはどれも自分の好みでは無かった事もあり、しかもHUNTERSの6/7か7/8やら新シリーズのShinkirow PEAK HUNT 81/810XHCも気になっている最近。
1ピースや2ピースを含めると選択肢はまた広がるんですけど現状として他に必要だと感じる事が全く無いので、電車釣行がメインの自分的には1mmも不安要素が無いパックロッドは忖度無しにMonster Kiss一択、そして圧倒的な安心感と信頼感からしてもお勧めですよ。

2024年5月29日水曜日

記事。

トラブル。
昨日は台風の影響により東京でも一時的に強風が吹き荒れる時間帯がありましたが、その影響によりBOREDでも被害が生じてしまいまして本日は朝からその対応に追われていました。
と言うかBORED事務所の事では無くて、契約している外注倉庫の方なのですが。
只今5月分の在庫補充生産を行っていたBOREDのMETHOD製品。
ようやく最後の在庫補充生産としてLIGHT DUTYオイルとTHICK HEAVYオイルの充填作業を外注倉庫にて行わせていたのですが、今朝その確認として外注倉庫へ出向いたところ倉庫内が異常に暑く蒸している状況。
すぐに外注倉庫のシャチョさんを捕まえて確認したところ、どーやら昨日の強風により空調の室外機に何か異物が入り込んで室外機が停止してしまった模様。
と言うか室外機は完全に故障して動いていないとの事でパニくっている。
で、こんな暑くて蒸す中で充填作業は終わったのか確認してみると、LIGHT DUTYオイルとTHICK HEAVYオイルも半数ほどは終えている状態。
ん?「この状態で作業したの?」と聞くと「一部は」と。
基本的にBOREDのMETHOD製品は提携業者により隔月の奇数月に量産され、それがポリ缶や一斗缶などへ充填された後に外注倉庫へ持ち込まれ、その後すぐに温度と湿度が管理された外注倉庫の一部を間借りし設けてある作業場にて半自動の充填機により製品容器へ充填されます。
その半自動の充填機はポリ缶や一斗缶にシリコンチューブを刺してオイルを吸い上げ、別方向にあるシリコンチューブから製品容器へ充填されるのですが、その半自動の充填機やシリコンチューブに湿度による水滴が確認されたんです。
これはマズイ。
なので既に充填作業を終えてある半数程を目視で確認しても見分けられるはずも無く、結局は充填を終えている半数分は全て破棄する事に。
しかもそれらに使用した容器はスポイドキャップを取り外しラベルも剥がして一旦全て洗浄。
これが結構な人的労力を使うんですが、それよりも大幅な赤字と言うか資材も新たに注文しなきゃいけないし。
幸いオイルの付着した容器は溶剤で数回に別けて脱脂洗浄し、仕上げに工業用精製水で洗浄してからエアブローで水分を吹き飛ばし、最後にモレキュラーシーブと言う特殊な脱水剤の入ったコンテナ内に放置して目に見えない水分を完全除去させれば再生可能。
と言う作業をやって来ました。
そして外注倉庫では電気屋を呼んで空調設備の修理?入れ替え?をナルハヤで行うらしく、当日完了する訳ではないので暫くは作業を中止せざるを得ない状況となりまして、先ほどBORED事務所へ戻りバックオーダーを頂いていたMETHODお取り扱いDEALERへ向けメールを一斉送信。
で、今に至ると。
現状としてBSLUオイル、ZAYTオイル、NEMEAオイル、BALBOAオイル、そして5グリス製品については既に在庫補充生産を終えて在庫が確保出来ている状況ですが、LIGHT DUTYオイルとTHICK HEAVYオイルにつきましては現在ある少量の在庫が欠品となった場合は6月上旬~中旬にかけて再生産を行いますので何卒ご了承を。
いや~まさかの強風による外注倉庫の空調故障とは想定外ではありますが、そんなSHIT LUCKなBOREDにゼヒとも沢山のご注文をお願いします。
ホントなんでも良いのでご注文お願いします。

2024年5月28日火曜日

記事。

先日もアナウンスしました様に只今欠品中につきご迷惑をおかけしていますBOREDのVITAL定番製品WRシリーズ。
有り難い事に先日より入荷予定日のお問い合わせを頂いていますが、取り急ぎ台風1号の接近もありますので急ピッチで作業を進めています。
一応現在の目安ではBORED STOREの欠品を回避出来る程度の在庫補充を本日夜間までに更新出来る予定です。
同時にVITALお取り扱いDEALER各店への出荷手配も開始していますので、同じく近日中にはVITALお取り扱いDEALER各店の欠品や品薄も更新されるでしょう。
それと先日もお伝えしましたBOREDのVITAL製品のデモンストレーション動画はFacebookのココからどーぞ。
特にWRシリーの撥水デモンストレーションは幾つかアップしてありますのでゼヒご覧くださいね。
と言う事で月末近くでバタバタしていますが、同時進行の在庫補充作業が立て込んでいるもんで、
相変わらず貧乏暇無しです。

2024年5月27日月曜日

記事。

以前サイクルメカニック時代にも書いた事があるんですけど、実際にあった出来事として画像のクリスキング社製ヘッドセットのパクリ製品が出回った事がありました。
オークションで購入した物を持込で取り付け依頼された際に「ん?」となって調べてみると超忠実に作られているんだけど何か違う。
結局はロゴのフォントを実物の曲面からトレースしたのか?文字の縦横長さや文字間が極僅かに違っていたり、フォークのコラムに打ち込むクラウンレースの形状が少し違っていたりと、良く見ないと素人は当然ながらショップでも気が付かないんじゃないか?と言う程に精工で忠実にパクられていたんです。
で、世間ではハイブランドのバッグやアパレルとか高級腕時計なんかのパクリ製品が凄まじく多いじゃないですか?
これシンプルに思った事なんですけど、こんなに忠実にパクれる技術も設備もあるならオリジナル作れば?って。
当時は未だ3Dスキャナーなんて超高額な設備で一般的でも無かったので、実物からトレースしたにしても手間も相当掛かったと思われますが、むしろこれパクれる工場ならオリジナルでOEM生産を依頼したいわって思うほど。
ホントに公差指定をクリア出来るならお願いしたいくらいだけどアンタ達は犯罪集団だから素性はシークレットだもんね。
で、またその逆もあって、最近凄くモドカシくて仕方ないのが技術も設備もあるのにデザインやセンスが最悪って物。
こんな設備もあるのにコレがメイン製品なの?ニッチ過ぎて1mmも欲しいと思えなくて。
ある特定の人達をターゲットにしているのは分かるんだけど、もうちょっとシーンの流れを見た方が良いんじゃないですか?
でも例えば特に日本だと「ジムニー専門店」みたいなところも十分ビジネスが成り立っていると思うので一概にモドカシサを感じる事も無いのですが、何と言うかユーザーとターゲットが同一って言う狭さにモドカシサを感じてしまうんですよね。
つまり大きなジャンルを全部ターゲットにしているなら理解出来るんですが、そのジャンルの中の特定カテゴリーをメインターゲットにしちゃってるんでね。
しかも殆ど日本国内でしか需要がないパターン。
だからそこに群がるユーザー層が非常に狭い。
これを主軸に今後も展開して行こうとすると、冒頭に書いた様にすぐにパクリが出て来てヤラレちゃう。
と言う事にも繋がる。
まぁこれらに関しては自分のビジネスでは無いので基本どーでもいいんですけど。
今や海外へ向けて「製造」を猛アピール出来る国では無くなってしまったニッポン。
ソレはユーザーが「パクリでも良いや」って思い始め買い始めている事にあって、日本人としてのプライドとかオリジナルの拘りなんて全く気にかけて貰えない事にある。
プライドとポリシーを掲げられないメーカーなんてパクられ要因でしかないよ。

2024年5月24日金曜日

記事。

BOREDオフィシャルのBORED STOREでもMETHODグリスの各製品ページにこの画像を表示させてありますが、METHODグリスは5ラインナップで構成されています。
この5ラインナップは粘度だけでは無く粘性も異なる様に設計していて、基準となるDELTA、ALPHA、THETAの3ラインナップで言うと一番サッパリとしたフィーリングはDELTA、逆に一番シットリとしたフィーリングはTHETA、その中間はALPHAと言う事になります。
そして特殊な位置付けとしてSIGMAとOMEGAが加わり、この2ラインナップについては共にシットリを越えてネットリなフィーリングまで粘性を上げてあります。
基本的にグリスの粘度と粘性は増調剤にて調整を行いますが、加えて世間で言われている非ニュートン系?な粘性を出す為に粘弾性添加剤を配合します。
参考までに非ニュートン系添加剤とは正式名では無く通称なので、油脂業界では非ニュートン系添加剤と言っても全く通用しません。
実例を数値で表すと基準ラインナップ中で一番シットリしているTHETAには15、それに対しOMEGAには40でSIGMAには70と、数値の単位は秘密ですがOMEGAとSIGMAにはこの粘性を増強させる粘弾性添加剤が高配合されている事が分かります。
ついでにDELTAには5、ALPHAには10です。
更にOMEGAとSIGMAは粘度も変更させてあるので、OMEGAはオリジナル表記の0マイナス、SIGMAはオリジナル表記の2プラスとしてTHETAやDELTAよりハーフランクほど粘度を操作してあります。
特にビッグベイトやジャンアントベイト、それにライギョやオフショアなどで絶大な支持を得ているSIGMAは、高荷重高負荷なシーンで非常に有効なシツコイ粘度と粘性により簡単に油膜が失われる事がありません。
粘度抵抗が高い為にレスポンスの高い動きを求める場合には完全不向きとなりますが、逆にディフェンスを求める場合にこそ向いているグリスです。
そして恐らく上記のMETHODグリス中で最も販売数の多いOMEGAについては、単体での使用と言うよりも他のMETHODグリスと混合させて粘性や粘度を調整する目的が多い様です。
大まかなフィーリングを言葉にすると、例えばDELTAをもう少しネチャネチャさせたいとか、SIGMAを少しだけ低粘度化させてスムーズにしたいなど、フィーリングの操作にも一役買ってくれるグリスです。
これから梅雨を迎えるに当たり気温だけでなく雨天や湿度の高い日が多くなって来ますが、METHODグリスは水中でも性状維持と潤滑を行う事が出来る特性を持つ高級素材のウレア系グリスとなりますので、特に耐水と耐熱においてのディフェンスにおいて梅雨~真夏~初秋まで最も需要が多く見込まれます。
フィッシングリールにおいてもサイクルパーツにおいても多くの金属が多用されたジャンルにつき、ゼヒ梅雨前の事前メンテナンスにはMETHODグリスをご使用ください。

2024年5月23日木曜日

記事。

しつけーよって言われちゃうかもしれないんですが、先日ご紹介した20th Banheiroのノイジーカップ取り付けカスタム。
でも今回はポン付バージョンをご紹介。
もう作業時間5分くらいで出来ちゃうんですが画像のコレが完成した物です。
ちょうど先日の記事を見たMonster Kissの番頭YSD君から連絡を貰いまして「ペットボトルを切って使っても動いちゃいますよ」って。
確かに20th Banheiroは浮力が高い事もあり雑に抵抗を増やしたからってビクともしないだろうなとは推測していましたが、どーせならもう少し厚みを持たせられないかな?と思っていたところで良い素材を発見。
そこら辺に転がってるポリエチレンボトル(PE)容器。
ま、BOREDの場合はVITALのPRO SIZE WRの容器を使ってみたんですが、こんなもん100円ショップでも余裕で入手出来ますよね。
または不要になったシャンプー容器とかボディクリーム容器とか、なんでも自宅にあるポリエチレン容器なら使えます。
キモは容器から切り出した際にアール具合を想定しておく事、余り細い容器だとアールがキツ過ぎて上手く泳がないかもしれないので。
では何でボトル容器を流用するのかと言うと、ボトル容器だけに元から当然アールして成型されている訳なので、これを何となくノイジーカップ状に切り出すだけで済むと言う事。
しかもソレナリに厚みがあるので水の抵抗に負けそうにないから。
で、ザックリとマジックでノイジーカップの形を書いてからハサミとカッターで切り取りまして、周辺のバリやケバはライターで軽く炙ってキレイに整えます。
そしてマイナスドライバーをライターで炙りカンカンに熱くしておいて20th Banheiroのラインアイが入る辺りに押し付けると勝手に長穴が開き、同じくキリやネジなどをライターで炙りカンカンに熱くしておいてタッピングビス穴用の穴を開ける。
20th Banheiroのラインアイ下には元からタッピングビス用の窪みがあるので楽。
先に切り出して加工したノイジーカップを20th Banheiroのラインアイに押し込んでからタッピングビスで止める。
これだけで完成。
リアルに作業時間は5分くらいです。
実際にフィールドの水面で動かした訳ではありませんが、我が家では既にシャワーオンリーなのに夜な夜な風呂に少しだけ水を張って動かしたところ、全く問題ないどころか逆にベストなんじゃないかと言う優秀っぷり。
これなら何パターンか作っておいてフィールドで調整も可能だし、なにより20th Banheiroは一切無加工で済むので罪悪感も無し。
と言う事でこちらのポン付バージョンもゼヒお試しくださいませ。

記事。

メンテナンス使用例は割と定期的にアップした方が良いと言う事で、既に流れてしまった過去記事の復活させると言う意味でも改めて自分のMETHODオイル&グリスを使用したメンテナンス対象別セレクト例になります。
BOREDのMETHODオイル&グリスをご注文頂くに当り参考になればと言う事で現在自分が実用しているセレクトとなりますが、もちろんBOREDはフィッシングショップでもメンテナンスサービスでもありませんので全てのジャンルやモデルを網羅する事が出来ません。
記載以外のジャンルやモデルなどにつきましてはMETHODお取り扱いDEALERのフィッシングショップなどにてお問い合わせ&お買い求め頂くとして、簡単ではありますが下記に対象別データを記載してありますので参考にしてみてください。

その1ベイト、アブ レボビースト 41-HSL。ギア比違いを同一仕様で2台使用。
これはシーバスフィッシングをメインにビッグベイトやビッグプラグ専用として、60g位~160g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの6号でリーダーはナイロンの60lbまたは80lbで使用。
スプールベアリングにはBSLUオイルとBALBOAオイルの1:2混合カスタム、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリスにOMEGAグリスを少量追加、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはBSLUオイル、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。

その2ベイト、シマノ 20カルカッタコンクエストDC 201HG。
これはシーバスフィッシングをメインにビッグベイトやビッグプラグ専用として、40g位~120g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーはナイロンの50lbまたは60lbで使用。
スプールベアリングにはBSLUオイルとBALBOAオイルの1:2混合カスタム、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはBSLUオイル、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。

その3ベイト、シマノ 18バンタムMGL XG。
これはバスフィッシングやナマズなど淡水をメインにヘビーカバーでのラバージグやフロッグ専用として、14g位~35g位までをピッチングやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはDELTAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

その4ベイト、シマノ 18バンタムMGL HG。
これはバスフィッシングやナマズなど淡水をメインにライトカバーでのバズベイトやスイムジグ専用として、10g位~28g位までをフルキャストやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

その5ベイト、シマノ 17スコーピオンDC 101HG。
これはシーバスフィッシングをメインにレギュラーウェイトからヘビーウェイトのプラグ専用として、30g位~60g位までをショートキャストまたはピッチングする際に使用しています。
ラインはPEの4号でリーダーはナイロンの50lbで使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリスの上からOMEGAグリスを少量追加、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはBSLUオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

その6ベイト、シマノ 14ブレ二アス。
これは淡水海水問わずライトゲーム~ミドルゲーム全般用として5g~11g辺りをメインにショートキャストやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの0.8号でリーダーはフロロの8lbで使用。
スプールベアリングにはZAYTオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

その7スピニング、シマノ 19ヴァンキッシュ C3000MHG。
これはシーバスフィッシングをメインにレギュラーウェイトのプラグ専用として、7g位~25g位までを小規模運河や中規模河川でフルキャストまたはショートキャストする際に使用しています。
ラインはPEの1.0号でリーダーはフロロの20lbで使用。
ラインローラーはBALBOAオイル、スプールベアリングにはLIGHT DUTYオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはOMEGAグリス、ウォームシャフトにはOMEGAグリス、メインシャフトにはOMEGAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル、その他は純正。

その8ベイト、ABU 4601C。GUNNARとROYAL EXPRESSを同一仕様で2台使用。
これはナマズやライギョをメインにレギュラーウェイトのフロッグやトップウォータープラグ専用として、12g位~35g位までをフルキャストまたはピッチングする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリスにOMEGAグリスを少量追加、レベルワインダーのウォームシャフトにはNEMEAオイル、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、コグホイールなどのプラギアにはTHICK HEAVYオイル、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。

と言う事で前回から変更または更新した内容もありますが現状としてこれが最新の状態となります。
特に「その5の17スコーピオンDC 101HG」についてはスプールベアリングを数回の釣行毎に変更していますが、現状はZAYTオイルまたはFish IN専売製品のFLBオイルとのローテーションで粘性違いで使い分けています。
また以前から引き続きスピニングリールの4000番とC2000番が盗難に遭ってから新たに同型番を新調していないので、スピニングのデータが不足していますがご了承を。

2024年5月22日水曜日

記事。

基本的にグリスって防錆添加剤を高配合しなくても余り支障がありません。
それはグリスの性状からも想像が付くとおり、グリスとは「オイルを含ませた半固形状なペースト」で、そのペースト成分の部分を増調剤と言うんですが、これが対象物へ物理的に付着している事から。
要するにネチャネチャしたペーストが常に対象物にくっ付いているから油分が切れ難いので錆を防止出来るって言うシンプルな理由。
でも当然ギアの様に見たまんま摩擦と摺動のオンパレードなパーツなどにおいては使用に伴う経年により徐々にグリスが剪断されて行く事でグリスの増調剤が弱って行くんです。
剪断って言うのは文字通り「断ち切る働き」の事で、超分かり易く言えば「キャベツのみじん切り」を作る過程、つまり包丁でキャベツを切り刻むじゃないですか?場合によっては叩く様にしたり。
この事を剪断と言います。
これらがどんなグリスにも必ず起こっていて、増調剤の繊維が切り刻まれたり叩かれたりする事で、繊維が細分化されてしまって軟化してしまうんです。
なんとなく想像が付きますよね?
その軟化してしまった増調剤だとグリスに含まれるオイルを十分に保持出来なくなって来るので、増調剤とオイルが分離し易くなって来ます。
そうなるともはやグリスの特徴である性状では無くなってしまうので、オイルも流れ出したり飛散したりして適正な油分を供給出来なくなる。 
なので長期的に使用しているとか発熱や水分などにより酸化して適正な状態を維持出来なくなったグリス、これらを使い続けていると正常な効果が発揮されず錆てしまったり焼き付いてしまう事が起こり易くなるんです。
でもどうやって見分けるのか?これは中々難しいですよね。
なのでBOREDではいつも定期的なメンテナンスが必要ですって言って来たんです。
ま、環境や状況など様々な要因によりグリス寿命は左右されるので寿命を一概に数字で表せる訳では無いのですが、そのメンテナンス云々とは別の視点として特殊な位置付けのディフェンス専用グリスを作れば需要があるんじゃないか?と。
まぁこれは元々グリス製品を開発や設計する段階で既に十分行っている部分でもあるんですが、更にもっと極端にディフェンス面だけに特化したグリスと言うか、潤滑よりも耐久を最優先させたグリスがあれば使用パーツの寿命が長くなるかなと。
現状としてBOREDのMETHODグリス全てにおいて防錆効果は持たせてあるんですけど、冒頭にも書いた様にグリスの物理的な性状を利用している事もあってブッチャケ防錆添加剤の配合割合は微量なんです。
ならばもう極端な防錆効果と焼付防止効果を配合したディフェンス専用とも言えるグリスがあっても良いよなと考え、実は既にこの試作をもう随分前から行っています。
でも、どーせなら既存のMETHODグリスと同一のウレア系グリスとして混合カスタムにも対応出来る様に、そしてバッティングしないような粘度や粘性でないと意味がないだろうし。
ん?アップグレードにすれば良いのかも?と色々と試行錯誤している現状です。
ですが肝心のグリスは未だ未完性でして、もう1年以上トライアンドエラーを繰り返しています。
なんて効率の悪い事か。
製品化までに1年以上の時間を費やすなんてアホだろ?と常日頃から思っている癖に、今回だけは業務の合間をみながらの試作なので時間が掛かっておりまして。
単に防錆添加剤を配合しても性状が安定せず、しかも生産過程で使用する熱により侵されてしまう事もあり、これをどうやって解決するのか?
もうシンプルにパターン化させてコレの次はコレって言うシラミツブシな方法でやり続けています。
が、こんな記事を書いていると言う事は少しは進展したからでしょ?
ブッチャケそうなんですけど不安要素を完全に払拭しないと製品化は無理。
そんなシークレット風?な報告でした。

2024年5月21日火曜日

記事。

昨日は月曜日早々に諸々が重なりバタバタしていまして、しかも定休日の日曜日から愛息が風邪を引いて熱を出しましてね。
そんな事もあって日曜日は一歩も外出せずに仕事の愚妻に代わり愛息をケアしていたんですが、それもこれも明日から愛息はテストが始まると言う事もあって昨日は学校を休ませ、テストを受けられないのはマズイと言う事で気合を入れてケアしていました。
もう料理なんてニンニクとショウガまみれにしてね、野菜ジュースからポカリまで、もう相当な健康系。
その甲斐もあって昨夜で熱も下がり今日は無事に登校出来ているんですが、その日曜日にInstagramのストーリーズへポストしたBORED×Monster Kiss20th Banheiroのカスタムを。
そうMonster Kissのオフィシャルでも謳われている様にBanheiroって元からラインアイの下側にビス穴用の窪みが儲けられていましてね。
そこにはフレッドアーボガストのジッターバグでお馴染みのカップが取り付けられるんです。
それをやってみようと。
肝心のカップはAmazonで調達した日本の部品屋のアルミMサイズを使用し、同じくM2×6mmのステンレスタッピングネジも揃えておきます。
先ずは20th Banheiroのボディに下穴として1.9mmのドリルキリで穴を開けるんですが、BOREDにはボール盤も電動ドリルもリューターもあるので楽勝と言う上から目線。
もし何も持っていないよと言う人は最近だと100円ショップなどでもピンバイスが売っているので、そのピンバイスがあれば手動簡易ドリルとして十分使えますし、または下穴を開けなくてもタッピングビスをゆっくりと締めて行けば大丈夫そうですが自己責任で。
基本的に下穴は本穴よりも少し小さめが理想なんですが、ルアーの場合はABSと言うモロいプラスティック製なので亀裂の懸念もあり、なので下穴はジャスト2mmでも問題ないかもしれません。
もし下穴が広がり過ぎてしまったら接着剤などを併用してネジを締めればナンチャッテ防水処理としても良いでしょう。
で、問題は日本の部品屋のカップなんですが、これには元々ボディに取り付ける穴が開いていません。
なので先に使用したピンバイスなどで2mmより少し大き目の穴を開けてやりますが、実際には2mmで穴を開けてからドリルキリで少しグリグリすればコンマ程度は広げられるので、何か工夫して2mmより少し穴を拡張しておきましょう。
それとこのカップはスプーンの様に全体がアールしているので、ルアーボディと接触させる部分が点接触で不安定になってしまいます。
なので板金ハンマーや何か当木などをしてカップのセンター部分を少し平坦に板金してやります。
恐らく1000番の純アルミ製なので平たい場所に置きハンマーで何度か軽く叩いていればすぐに成型出来ます。
この日本の部品屋のカップにはオリジナルのジッターバグと同じU字のアルミ製ピンが付属しているので今回はジッターバグと同じくソレを使ってみようと言う事で、20th Banheiroのラインアイはニッパーで切断してバリをヤスリで慣らしておきました。
そして先に穴開けしたカップを取り付けますが、最初はテープ止めだけにして実際に風呂場で水に浸けてバランスを確認し、その後この変かな?と定めた位置に取り付けてやれば完成。
自分の場合はカップを付けた20th Banheiroが水面で平行になるくらいの位置に定めましたが、予め何か所か穴を開けておけば変更可能でもありますね。
ポン付け出来る訳では無いので上記の様に少し手作業を要しますが、逆にこの程度の手作業があった方が楽しいですし、色々とやって行く内に発見があったりして。
それと20th Banheiroはシングルとは言え元からゴツいフックが付いているので、こちらも他のフックへ交換するとなると色々とバランスも変わって来るので後々色々と模索出来る楽しみもあり。
そんな自由度の高いカスタムが効く20th Banheiroも残り在庫が少なくなりましたので、お早目のご注文にてサマーシーズンのトップゲームを楽しんでみてください。

2024年5月20日月曜日

記事。

そー言えばもうすぐ入荷して来る予定の2024 SNAFU-Tと2024 SSDD-TのLサイズ。
使い回し画像で失敬。
既に入荷済の分は先行受注のプリオーダーで既に完売となってしまった物が多いんですが、少し在庫分も作っておこうとしたところでカウントミスしていまして、なのでLサイズのみ既に欠品となっていた数量を本日付けで更新してあります。
てか今日入荷します。
なので個人的にもお気に入りな2024 SNAFU-Tと2024 SSDD-Tを引き続きゼヒ。
そして、先週金曜日に先行受注のプリオーダーを開始しました2024 LOGO-WSについても有り難い事に早々に多くのご注文を頂いています。
久しぶりのワークシャツではありますが、以前の様に刺繍にすると個体差により生地にヨレが出てしまうのが嫌で、でも普段通りのシルクスクリーンプリントだとラバーインクが厚いのでパキっとし過ぎてイメージとは違って来る。
ならばとCANVAS TOTEでも使用してみたエイジドインクを使用してみると、染み込みプリント?と同じイメージでインクが薄く所により濃淡が出たり擦れた様になるのでイメージに合うんじゃないの?と言う事でプリント料金は割高にはなりますが今回はコレで行こうと決めました。
更にアメリカ発注のREDKAPボディも為替の影響もあったり、シーズン都合で本国の在庫も少なかったりと中々シビアな状況でして、でも今年は久しぶりにワークシャツを作りたかったので頑張ってみました。
個人的にもガチで20代の頃から愛用しているREDKAPのワークシャツは、長年シルエットが変わらないのでイメージし易くて良いですよね。
他のアメリカンワークウエアだと生地感が違う上にタイト目なのでジャストで着たくてもルーズで着たくてもなんかシッカリし過ぎちゃう。
その点REDKAPはもう労働者や囚人などのイメージ丸出し。
レッドネック、ブルーカーラー、プリズンそんなイメージでも良し、キッチリとボタン全留めでGなイメージでも良し。
ま、全部アメリカンなイメージですが。
と言う事で引き続きBOREDオリジナルアパレルを着てサマーシーズンも各フィールドで猛烈アピールをお願いします。

2024年5月17日金曜日

案内。

昨日付けでBORED STOREのメルマガでも先行アナウンスしていましたが、本日先ほどよりBOREDの2024S/Sオリジナルアパレルとして2024 LOGO-WSの先行受注を開始致しました。
これまた久しぶりとなります過去に発売して来たワークシャツと同じく、BORED定番のアメリカンワークウエアメーカーREDKAP社製ワークシャツを使用したサマーシーズンに最適なワークシャツです。
サイクルメカニック時代からもユニフォームとして長年愛用して来ましたが、普段でもサマーシーズンは昔から愛用しているREDKAPワークシャツ。
アメリカンワークシャツらしいルーズなサイジングで労働者とか囚人などのイメージが強いワークシャツではありますが、コットン65%ポリエステル35%の4.25ozボディは速乾性にも優れ軽くて薄い癖に意外と破れないタフなボディです。
コテコテではありますが左ポケット上のNUMBERロゴと右ポケット上のPOSER SUCKSスクリプトロゴは、労働者や囚人の管理番号と名前をイメージしたエイジドインクによるシルクスクリーンにてプリントし、前裾にはBOREDのロゴネームタグを縫製しています。
エイジドインクは部分的に薄れていたり擦れている様にインクを特殊操作してある物なので、普段のBOREDオリジナルアパレルで使用しているインクほどパキっとしていませんが製品不良ではありませんので。
アメリカンフィットのサイジングにつきジャパンフィットよりハーフサイズほど大きめな作りとなりますが、インナーにTシャツなどを着る上では概ね普段のサイジングで問題ないと思われます。
自分は普段のTシャツはLサイズですが、このREDKAPワークシャツもLサイズを着ています。
あと毎回の事となりますが、ご注文枚数により発送方法が異なりますので1枚のご注文時はレターパックライトを、2枚以上または他の製品と同梱の場合はレターパックプラスまたは宅急便を選択してください。
実は毎回必ず発送方法の選択ミスが目立ち差額が生じる事が多いのですが、今回からは厳密に差額分をお振込み頂けるまで発送は行えませんので予めご了承を。
と言う事で有り難い事に既にご注文を頂いていますが、アメリカへのボディ確保都合から生産数に限りがありますのでゼヒお早目のご注文をお待ちしています。
あ、先行受注のプリオーダーにつき6月下旬の入荷より順次デリバリー開始となりますのでお間違いなく。

2024年5月16日木曜日

記事。

圧倒的に支持率が高いと言う意味ではベイトフィネスリールってダイワ機に軍配が上がり気味?なのは承知していますが、自分的には長年シマノ機ユーザーだった事もあり、またカルカッタシリーズにおいてはシマノ機においても別格と思っていまして、そうすると高年式なベイトフィネスリールを導入検証するのなら23カルカッタコンクエストBFS一択になってしまう。
いや、別に迷わないから一択で良いんですが。
それに手持の14ブレ二アスとスプール径の違いを実感してみたいと言うのがなにより。
最近このカルカッタシリーズで言えば23カルカッタコンクエストMDの300や400のユーザーも増えて来た事でSNSなどでも良く目にする様になり、これは新たなメソッドも加わっている事で近い将来には導入検証すべきと検討していたところ、やはり23カルカッタコンクエストBFSも早期に導入検証しないとダメかも?となって来まして。
それはSNSなどでも頻繁に見かける様になった渓流トラウトでの需要を感じているからで、解禁してシーズンインした事もあり毎日必ず多くの釣果を目にする渓流釣果。
ソルトでのライトゲームやバスでのフィネスリグにおいては使用リールが多岐に渡る傾向がありますけど、渓流でのトラウトとなると現行機や高年式の中では17でも23でもカルカッタコンクエストBFSが圧倒的に多いなと感じています。
そー言った意味では23カルカッタコンクエストMDよりも早く導入しなきゃならない。
当然ながらBOREDのMETHODオイル&グリスは決して自分自身のパーソナルな要求だけに対応させている訳ではなくて、極力全てのジャンルに対応出来る様にラインナップしているのはご承知のとおり。
なので今まで自分自身では避けて来たソルトでのライトゲームやミドルゲームにも一歩近付いてみたりして、それなら今度は淡水でのフィネスも少し実用して行かなければと考えていまして。
サポートアングラーやサンプルテストを依頼しているアングラーやショップだけでなく、自身でやれるジャンルは手を出して行かないと特に高年式に関しては新たな進化や機能を実感出来ない。
BOREDのMETHODオイル&グリスはターゲットとしている用途よりもオーバースペックに設計してあるのは既に何度もお伝えして来ましたが、油膜って強いだけじゃなくて「キレ」の度合いと言うかフィーリングに関する部分も手を加えて行かなければならなくて。
これをBOREDでは昔から「粘度抵抗」って言い方をして来たんですが、要するにオイルにしてもグリスにしても使用ターゲットにおいて粘度が適正でなければ使っていて気持ち良くないでしょ?と言う事。
単に強いですよって言うだけを追求するのは比較的簡単であって、それに粘度や粘性などサッパリとかネットリなどのフィーリング要素を加味するからこそホビー全般用途として意味がある。
と思っています。
だから何度も言いますが例えばリールメーカーが50番~400番のベイトリールをラインナップしたり1000番~5000番までのスピニングリールをラインナップしているのに、純正オイルやグリスのラインナップを数種類しかラインナップさせていないってのオカシイだろうと。
ま、メーカーはアフターサービス推しなのでそー言う意味もあるんでしょうけどね。
今このリアルな需要をカバー出来るのはBOREDも含めたサードパーティーメーカーであって、BOREDがサイクルメカニック時代から行って来たベアリングのチューニングを含め、実績と理屈を把握している事からオイルやグリスを多くラインナップしているんです。
なので買わなきゃカルコンBFS、個人的にはカルコンMDが欲しいんだけど、てかリールは全部カルコンにしたいよね。

2024年5月15日水曜日

記事。

4月中旬だっけ?からFish INにて販売開始となりましたFish IN専売製品のFLBオイル
専売製品とは言え列記としたBOREDのMETHOD製品に変わりはないので当然ながら不定期に宣伝してます。
で、このFLBオイルについてはオフィシャルらしい記事を本家のBORED BLOGに書いてありますので改めてご確認を。
このFLBオイルの登場によりライトゲーム~ミドルゲーム、更にベイトフィネス全般を対象としたバスでもトラウトでも、既存METHODのZAYTオイルやBALBOAオイルとは異なるユニークな特性がラインナップされたと言う事。
なので自分もライトゲーム~ミドルゲーム用としてチニングタックルを揃えて試作や検証に使用している最近な訳ですが、昨日も自分のベイトフィネスリールである14ブレ二アスのスプールベアリングオイルをZAYTオイルからFLBオイルへ入れ替えました。
もう何回こんな検証を繰り返しているのか?
と言うのも、14ブレ二アスはSVS遠心ブレーキのみ(メカニカルは除)なのでブレーキブロックをオンかオフするだけの仕様。
一応ベイトフィネス向けに通常のSNSブレーキブロックよりも一回り小さいSVSブレーキブロックになってはいますが。
でも現行機種のSVSブレーキブロックはオンかオフ以外にも更にダイアルでブレーキの微調整も可能となっているインフィニティです。
もちろんその他市場にあるあらゆる高年式なベイトフィネスリールではマグネットやハイブリッドなど色々と頭の良いブレーキ仕様になっているのでトラブルは少ないかと思います。
ではこー言った一世代前とか旧式のリールでセッティングを追い込みたい場合は?と言われるとオイルの粘度や粘性で調整する事が最短かと思うんです。
そんな事で先日からはBOREDのMETHODオイル中では最も粘度が低くサッパリな粘性に振ってあるZAYTオイルをスプールベアリングへ注油していた訳ですが、やはり上記の様に14ブレ二アスで使用するにはピーキーでシビア過ぎてしまう。
なので再びFLBオイルへ変更してみたんです。
最近の高年式なベイトフィネスリールであればZAYTオイルでも十分対応出来るブレーキ仕様かと思いますけど、当時はズバ抜けて評価も高かった14ブレ二アスとは言え流石に10年前のリールなので色々と追い付かない部分もあるのは事実。
FLBオイルの超低粘度ながら特殊な粘性によりブレーキが掛かる様な不思議なフィーリング、これは高年式のベイトフィネスリールはもちろんですが、一世代前とか旧式のベイトフィネスリールをはじめ50番~100番くらいのベイトリール全般では第三のブレーキ?的な要素で使う事も出来る。
でもライトゲームで主流のウェイトはストレスなくキャスト出来るのは当然と言う事で、この辺りの設計や調整にはFLB CRUISEのマッツン船長が散々追い込んでくれているので彼の仕業です。

2024年5月14日火曜日

記事。

昨日もBOREDアカウントのSNSへポストしたんですが、BOREDのVITAL定番製品WRシリーズについて。
基本的に詳細や用法それに注意事項はBORED STOREの製品ページにシッカリと書いてあるんですが、ナゼかメールで重複したお問い合せが多いもんで改めて処理に関する注意事項だけをお伝えしますね。
先ず、BOREDが2014年だっけか?に発売したVITALのWRシリーズはORIGINAL SIZE WRとPRO SIZE WRの2ラインナップとなりますが、これは単に容量の違いだけであって持ち運ぶか据え置くかを想定したもので中身は完全同一です。
元々はヨットレースのチーム向けに開発を行った経緯があって、最新の合成繊維から出来ているウルトラライトなセイルクロスをターゲットとしていました。
ちょうど重なるタイミングで自分もハマっていた山行、つまり登山シーンでもバックパックやサコッシュをはじめテントなどでもウルトラライトが主流になり始め、それらは最新の合成繊維を使用していた事からWRシリーズも一時期は爆発的に売れシーンへ浸透して行きました。
ま、ブッチャケるとコロナ禍で大きく失速しましたけどね。
特徴は揮発が速く比重が水よりも軽いイソプロピルアルコールをメインとし、そこに世界で最大規模のシェアを誇る国内材料メーカーから撥水成分を仕入れ、それを提携業者にて特注生産した撥水成分へ再構築して最大量を配合してある物がVITALのWRシリーズです。
そして、発売当初の初期WRシリーズから一度アップグレードを行っている最新バージョンが現在のWRシリーズと言う事。
初期WRシリーズよりも更に9%の撥水能力が向上しています。
さて、では処理について。
使用対象物はナイロンやポリエステルなどの合成繊維は当然ながらゴアテックスなどの防水透湿素材に対応しているのは当然ながら、それ以外にも一般的なコットンやウールをはじめレザーやバックスキン、更には紙、木材、石材などの成分が浸透し染み込む事が出来る素材であればマルチパーパスで使用出来ます。
と言う事は逆に言えばブルーシートなどに代表されるPVC生地、ガラスやセラミック、プラスティックや金属などには染み込ませる事が出来ないので基本的に使用は出来ません。
なのであくまでも上記の使用対象物の中からセレクトしてご使用くださいね。
で、使用対象物は予め通常洗濯などで油や汚れなどを取り去っておき、柔軟剤など他の性能付加は行わないでください。
その使用対象物が完全に乾燥されている状態でWRシリーズを染み込ませる様にスプレーしますが、決してフワ~っと降り掛ける様にスプレーするのでは無くてシッカリと染み込ませる様にと言うのがポイント。
なので使用対象物から15cm程度離れた状態でスプレーするとWRシリーズが付着し使用対象物が濡れて色が濃くなりますよね?これが染み込ませる様にと言う目安です。
その後はすぐに完全乾燥させてやる必要がありますが、今時期なら天日干しで15分~30分も乾かしてやれば十分でしょう。
触ってパリっパリに乾いていれば問題ありません。
処理はこれだけです。
なので上記に記した使用対象物さえ間違えず、更に処理方法と言うかスプレー方法さえ間違わなければ、成分的には必ず撥水させる事が出来ます。
微妙なところで言えば目視で乾いている様で実際には湿気っていたり、未処理の生地に見えて実は何かコーティングされいいるとか、そんな不具合の元となる事例もありますので再度ご確認を。
あ、ついでに注意事項としてVITALのWRシリーズはアルコールが主成分につき臭いです。
イソプロピルアルコール独特の刺激臭がするので、処理する場合は屋外や風呂場など換気が出来る環境で。
もちろん火気や熱源などの近くで使用したら発火しますから併せてご注意を。
またBORED STOREで欠品や品薄の場合でもVITALお取り扱いDEALER各店ではお買い求め頂ける場合もありますので、コチラからお近くのショップをご確認の上でご利用ください。
それとBOREDのMETHOD製品やVITAL製品のデモンストレーション動画はFacebookのココから見れますので。
特にWRシリーの撥水デモンストレーションは必見ですよ、他社の撥水剤なんかよりも水圧とかメチャ上げて更に過激なティッシュや新聞を使ってやってますからね。

2024年5月13日月曜日

記事。

BALBOAオイルの値上の件、改めてゴメンナサイね。
でもこのご時世では値上なんて慣れっこだしっと開き直ったりして。
さて、少しマニアックな話をして誤魔化します。
BOREDのMETHODグリス製品は現在ウレア系グリスの5ラインナップある訳ですが、個人的に一番好きでマルチパーパスに使用出来るグリスってDELTAグリスだと思っています。
グリスの粘度を表す稠度(ちょうど)2号の高粘度なDELTAグリスは、稠度1号の中粘度なALPHAグリス、稠度0号の低粘度なTHETAグリスと同じシリーズで発売したグリスですが、この3ラインナップに関しては粘度や粘性こそ違えど基本的にディフェンス面に対しての数値は殆ど同一に設計してあります。
つまり低粘度なTHETAグリスでも高粘度なDELTAグリスでも粘度は大きく異なりますが、ディフェンス面を示す極圧性や減摩性の数値は殆ど同じって事なんです。
あと使用温度範囲も。
あくまでも数値においてはって事ですよ。
なので例えば使用対象において物理的な粘度を必要とする場合はDELTAグリスを、粘度を必要としない場合であればTHETAグリスを使っても極圧性や減摩性は変わらないって事なんです。
特にフィッシングリールにおいては仮に50番の渓流使用と400番の海水使用であれば、当然ながら物理的な意味での油膜強度として個々に粘度をセレクトする必要が出て来ますね。
そー言った場合にDELTAグリス、ALPHAグリス、THETAグリスのどれを使用してもディフェンス面は殆ど同じ数値で金属表面を摩擦や荷重から防止出来ると言う事です。
その中でも特に個人的に好きなグリスなのがDELTAグリスであって、グリスの粘度を表す稠度2号の高粘度って言っても許容数値内で出来るだけ粘度を低く設定してあります。
これはALPHAグリスでもTHETAグリスでも同じなんですが、グリスの粘度を表す稠度ってJIS規格においては特定の数値ではなくある程度の数値範囲が設定されているんです。
例えば稠度265~295みたいな感じで大体30くらいの数値差で設定されています。
この数値が大きくなると稠度が低い低粘度になるって事で、逆に数値が小さくなると稠度が高い高粘度になるって事。
あ、ちなみに低粘度とか高粘度って言う表記は各メーカーが自社製品内において勝手に言ってるだけの事なんで、一般的?と言うかJIS規格で言えば2号って真ん中の標準的な粘度なんですけどね。
敢えてBOREDのMETHODではターゲットとしているフィッシングやサイクルにおいて2号は高粘度ですって言っているだけです。
で、このDELTAグリスはJIS規格において上記の数値範囲に当て嵌めると稠度2号の中でも出来るだけ低粘度な方向で作ってあり、この粘度加減においてはALPHAグリスもTHETAグリスも同様です。
その方がMETHODがターゲットとするジャンルにおいては万能性があると言うかマルチパーパスに使い易いだろうと。
そしてメインで添加している粘弾性添加剤と極圧添加剤の配合比率で言うと、数値上では殆ど変わりがない事は上記で書いてありますが、DELTAグリスには極圧添加剤が一番多く配合されていて粘弾性添加剤は逆に一番少なく配合されています。
これをザックリ言うとネバネバと糸を引く様なフィーリングは少ないけど、目に見えないレベルながら金属表面に生成される被膜は一番厚く?強く?てサッパリしたフィーリングですよって事。
それは元々フィッシングリール以外のサイクルパーツの中でも特に負荷の高いヘッドセットやボトムブラケットを使用ターゲットとしている事に由来します。
なので一応保険的な意味を含めて上記の様な添加剤の配合割合にしてあります。
実際に使用に際しては違いを感じる事はまず無く数値どおりにディフェンス面はどれも殆ど同一なんですけどね。
でもBOREDが今ベクトルを向けているフィッシングリールにおいては、特に推奨する使用パーツであるメインギアだと一番広範囲に使用出来ると思うんです。
別に50番のベイトリールに使用しても純正と同等?ではあるし、70番でも100番でも200番でも大きな違和感を感じる事なく使用出来るはずです。
だから個人的にDELTAグリスが好きなんです、理由の説明に至るまで長くなりましたが。
実際自分でも100番のタフなリールで代名詞的な18バンタムMGLを2台持っているんですが、バス釣でヘビーカバー専用として雑に使用していますけど、共にメインギアにはDELTAグリスを使用していながらも巻き感は純正よりもハーフランク?ほど軽いんです。
しかもそのフィーリングが長く続いています。
100番のタフなヘビーカバー専用ベイトリールでこの巻き感なら合格も良いとこでしょ?ってくらいにシルキーなんです。
ま、テキストでは何とでも言えますけどね。
それにDELTAグリスだけでなくALPHAグリスもTHETAグリスもスピニングのドラググリスとしては最高に調子良いと思っていまして、更に追い込んで微調整をしたければ3種類をお好みで混ぜ合わせて使用出来るBOREDがオリジナルの混合カスタムにも対応してます。
グリスって塗布量でフィーリングを調整し易い事が利点でもありますし、混合カスタムを利用すれば理論上では無限にラインナップを増やせる。
そんな訳で既にMETHODグリスユーザーだけどDELTAグリスは持っていないなぁと言うアナタ、ゼヒ何にでも使えるマルチパーパス性に優れたDELTAグリスを一度お使いくださいませ。

2024年5月10日金曜日

案内。

先ずは誤っておきます、ゴメンナサイ。
昨日の木曜日は材料業者との打ち合わせで慌ただしくしていたんですが、4月27日付の記事でも書きましたMETHODのBALBOAオイルについて進展。
BOREDのMETHODオイル&グリスは隔月の奇数月に在庫補充生産を行っています、と言う事は既に過去記事内で何度もお伝えして来ましたが、ちょうど今の5月はGW明けから在庫補充生産を行っている最中です。
で、5月の次は奇数月なので7月に在庫補充生産を行う事になるんですが、その7月の在庫補充生産からBALBOAオイルを値上する方向となりました。
冒頭の4月27日付の記事でもGW明けに業者と打ち合わせする旨を書いていたとおり、懸念される円安の影響や以後の進展について材料業者と話を詰めて来まして、ベースオイルは現状維持で行けるとしても各種添加剤については大幅な値上が実施されるとの事で、これはグロスでドン!で解決出来るレベルでは無くて、もっと深い根本的な問題として原材料の値上が関係しています。
ま、4月27日付の記事で書いたまんまの結果と言う事になりましたが。
で、7月の在庫補充生産を開始するのは7月上旬から各手配を開始して、通常だと7月下旬までに順次生産が上がった物を告知する訳なんですが、現在の5月分在庫が上記よりも早く欠品となった場合は必然的に値上価格の表示へ変更する事となります。
今現在は5月の在庫補充生産を終えたばかりなんですけど、GW前後にDEALERへ出荷した分もある事でブッチャケ既に数十本ほどの通常よりも少ない在庫となっています。
で、この在庫分が欠品となった場合、値上を実施する価格は税込2650円になります。
つまりNEMEAオイルやCHIMERAオイルと同じ価格と言う事です。
BALBOAオイルは使用材料の種類が一番多いオイルだと言う事は以前にも書いたのですが、その使用材料とはつまり添加剤の種類が多いと言う事であって、今回の様にベースオイルでは無く各種添加剤の値上となるとダイレクトに反映されてしまいます。
まぁそれもこれも過去廃盤製品となったKRAKENオイルとGOLYATオイルの後継製品として同価格に設定した事が甘かったのかもしれません。
正直ベースオイルは年一に材料業者へ特注として発注する物が殆どなので、これは既に今年1月に発注してある事で年内に価格変更となる事は無いのですが、各種添加剤については3社の材料業者と業務メーカーから仕入れている事もあって、特に重要視している添加剤については代替えが効きません。
なので現在の在庫が欠品となった時点で次回7月分の在庫補充生産よりBALBOAオイルは税込2450円から税込2650円へ値上となります。
と、非常にお伝えし難いアナウンスではありますが何卒ご理解を。
でも以前から何度かお伝えして来た約束?どおり、BOREDのMETHODオイルは税込3000円を超える事はありません。
最上位のBSLUオイルとZAYTオイルも税込2850円である様に、税込3000円を超える価格はホビージャンルのオイルやグリスが付ける適正価格とは考えていないからです。
あ、別注製品や専売製品は別の話ですよ、そりゃワンクッション入る訳ですからね。
いくら全オイル製品に最高級で高性能なエステルやポリアルファオレフィンなどの化学合成油ベースとしていても、絶対に税込3000円を超えるつもりはありませんのでご安心を。
他社の鉱物油ベースで税込3000円オーバーが羨ましいのは本音ですが、この適正価格に関してはBOREDのポリシーに関わる事として死守しますので。
と言い訳じみたオチで回避するつもりもなくて、本当に申し訳ないんですがBALBOAオイルについては5月分の在庫がある今の内にお早目にご注文をお願いしますね。
METHODお取り扱いDEALERへのアナウンスも含めた正式なオフィシャルアナウンスは在庫状況を見た上で、本家のBORED BLOGの方で後日アナウンスする事になります。
こんな値上アナウンスも結局は最近の極端な円安が影響している訳ではなくて、既に慣れてしまったこれまでの円安が影響している事にあります。
石油も資源も無い日本だけに油脂自体では無くそれらの原材料ベースで値上されてしまうとどーにもならなくて。
週末前にゴメンナサイ。

2024年5月9日木曜日

記事。

先日久しぶりに全バラシのフルメンテナンスを行ったアブのレボビースト41HS-L。
画像の上2つのベアリングはHEDGEHOG STUDIOのZHiベアリングで、下の右3つは純正ベアリングに左はMNBベアリングです。
以前は鋼板シールドベアリングでも分解可能であれば分解してクリーニングしていましたが、今となっては老眼&乱視な初老の視力事情によりABCホビーのベアリングリフレッシュセットを使いパーツクリーナーのスプレー噴射を利用して脱脂洗浄しています。
ま、数種類あるパーツクリーナーは全て箱単位で仕入れているのでギャンギャン使える環境にありますもんで。
基本的にパーツクリーナでベアリングを脱脂する手順として、自分の場合はチャック付きポリ袋のA9と言うサイズにベアリング全てを入れて、そこへパーツクリーナーの「中乾」を噴射します。
するとパーツクリーナーのスプレーガスで袋がパンパンに膨らんで来るので、チャックは全て閉めない状態にしておいて軽く袋ごと軽く振ってベアリング内部までシッカリとパーツクリーナーが浸透する様にします。
大体20分くらい経ったらベアリングを取り出し、上記のベアリングリフレッシュセットにベアリングをセットしてパーツクリーナーの「中乾」を片側10秒くらい噴射して洗浄、反対側も同じく10秒くらい噴射しておきます。
全てのベアリングを洗浄したら今度はパーツクリーナーを「速乾」に変えてベアリングリフレッシュセットで同じ事を繰り返してやります。
その後は再び新しいチャック付きポリ袋のA9を用意して全てのベアリングを入れ、最後の仕上げにアセトンを適量入れて10分ほど浸けておきます。
で、ベアリングを取り出せば完璧な脱脂洗浄が行われているので油分は完全に除去されています。
もちろんキチンとした業務用の超音波洗浄機も持ってはいますが、実際に溶剤にドブ浸けしたりスプレーの噴射を使用すれば超音波洗浄機を使う必要性は感じません。
要するに何度もドブ浸けを繰り返してやれば大概の汚れや油は落ちてしまいます。
またABCホビーのベアリングリフレッシュセットで無くても、スケートボード用のベアリングクリーナーなども使えますので、この辺りは何かしら1つ持っておくと色々と便利ですよ。
そして上記の様に脱脂洗浄を終えたベアリングは十分に乾燥させてから注油を行う訳ですが、今時期だと大体10分以上は放置乾燥させてやれば溶剤は概ね揮発してしまいます。
で、過去にも裏技として書いた事もありますが、この脱脂洗浄の済んだベアリングをヒートガンやドライヤーなどの温風で温めてやります。
大体温度にして60度以上が理想なんですが、ベアリングを触って「アチっ」となる位が目安です。
雑な言い方ですけど。
で、重要なのはこの脱脂洗浄されたベアリングは絶対に回転させない事。
これを回転させると完全ドライ状態なので恐ろしく回るんですが、当然ながら油膜の一切無い状態で回しているので、ベアリングが摩耗してしまいます。
神経質だなお前は!と思われるかもしれませんけど、これだけでベアリングのボールとリテーナーが接触し確実に表面に細かな傷が入りますので。
で、アチっとなっているベアリングに各種METHODオイルを十分に注油してやるのですが、片面からとにかくタップリと注油してやり、5分位放置したらベアリングを軽く指で回してやる。
そして反対側からもタップリと注油を行ってから再びベアリングを軽く指で回してやり、オイルを十分に行き渡らせる様に馴染ましてやる。
これでMETHODオイルに配合されている各種添加剤の内、極圧添加剤や摩擦調整剤など金属表面を摩擦や荷重から保護する反応が速くなります。
その後は放置して数分後にベアリングが完全な常温に戻ってから、ベアリング表面に付いた余分なオイルをウエスなどで拭き取ってやれば完成です。
良く謳い文句にある「一滴でOK」的な注油だとベアリング筐体内の隅々まで油膜が行き渡らない場合もあるので、とにかく注油はケチらずにタップリと行い、暫く放置して自然と流れ出たオイルだけを拭き取ってやれば確実です。
フィッシングリールに使用されているベアリングは規格で言うとミニチュアベアリングと言いまして、基本的に小径な利点として一度に数種類のベアリングを同時に処理出来るので、慣れて来れば効率良く短時間で作業する事が出来るでしょう。
上記で使用した道具や材料は全てAmazonやMonotaroなどで購入する事が出来るので、自身でメンテナンスやクリーニングを行う場合は常に用意しておいた方が便利ですよ。
注意として、アセトンはマニキュアリムーバー(除光液)として100円ショップでも売っていますが、それは水で希釈されていたり保湿剤が含まれていたりするので、AmazonやMonotaroなどでキチンとしたアセトンを購入する事をお勧めします。
アセトンは最強の脱脂洗浄剤と言うか、シンナー同等に洗浄力が凄まじく驚くほどの速乾なんですが、引火性も凄まじいので火気厳禁なのは当然の事として。
ま、溶剤を扱う際はパーツクリーナーでもアルコールでもアセトンでもシンナーでも、また灯油などを利用する際にでも引火と換気は十分に注意しながら作業してくださいね。
ちなみにメーカー純正時と同等の回転へ戻したい場合はBSLUオイルのフィーリングが最適かと思いますよ。
レッツメンテ。

2024年5月8日水曜日

記事。

BOREDではオイルやグリスを発売した後でも常に検証を怠らない様に、1つのタックルを一定期間継続使用する事で油膜の状態などを確認している訳ですが、それはもう釣果に関係無くても毎週の様に行うルーティンとしています。
とにかく釣行中は常に「投げる巻く使う」と言う事が大切であって、一般ユーザーはもっと頻繁に使用している事もある訳ですし。
と言う事で確か冬以来?まともに全バラシしてメンテナンスを行っていなかったアブのレボビースト41HS-Lを久しぶりに全バラシしています。
今回のレボビースト41HS-Lはロケットのギアを移植したXGギアの方で、自分が6号タックルとして4oz~6ozをメインで使用している最も使用頻度の高いリールです。
画像の様に各パーツを分解洗浄しペーパータオル上に広げて確認していますが、特に劣化や摩耗しているパーツは見られず、唯一ハンドル操作に直結するメインギアとピニオンギアの摩耗が進んでいますが、恐らく今シーズン中は何とか持ちそうな状態。
自分の中では使用頻度が高いと同時にリールへ掛かる負荷も高い6号タックル。
基本的にBSLUオイル、NEMEAオイル、SIGMAグリスの使用が多くなりますが、それでもパーツクリーナーだけで落とせる汚れのみで、ボディ内部のベアリングにおいても錆や焼き付き痕などの発生は皆無。
完全にゼロでした。
但し、レベルワインダー左右にあるベアリングの内、片側だけが少しゴロ付きを感じたので新品へ交換し、それら以外は脱脂洗浄を繰り返した後でBSLUオイルの注油にて完全再生。
やはり化学合成油ならではの油膜強度と吸着性能は鉱物油ベースの他社オイルとは比較にならないほど強靭。
今回は1年以上使用する事が出来たヨツアミのフルドラグX8も新品へ巻き直すので、スプールもクリーナーへドブ浸けして徹底的に洗浄しましたが、毎回釣行後にスプールも取り外して水洗いしていたおかげでスプール自体にも塩の固着や酸化も一切見られませんでした。
と言う事で今回はスプールベアリングにはBALBOAオイル、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリスの上からOMEGAグリスを少々塗布、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、ボディ内ベアリング全てにはBSLUオイル、ウォームシャフトにはTHETAグリス、レベルワインダー左右ベアリングにはBSLUオイル、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル、その他スプリングや摺動パーツはNEMEAオイルでのアッセンブルとしました。
意外?とビッグベイトユーザーの使用率が多い事を知り、昨年春から導入したアブのレボビースト41HS-Lですが、ブレーキが強く効き過ぎる傾向ながらマグネットを減らす事で今も絶好調で使用する事が出来ています。
海水淡水問わず特にオカッパリからビッグベイトをフルキャストする場合は、上記の使用オイル&グリスを参考にしてみてくださいね。
ビッグベイトと言っても大体3oz以上の場合はこのセッティングが有効かと思います。
例え純正ベアリングであっても気持ち良くぶっ飛んで行き、ハンドル操作においても軽過ぎないリーリングが操作に集中出来ますので。

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GW中のボート釣行で使用した自分の愛竿Monster KissのDear Monster MX-∞改。
自分くらいの初老なベテランになると毎回釣行した日にはリールやルアーはもちろんロッドも洗う訳なんですが、自分がシャワーを浴びるついでに一緒に洗えば済む事なんで苦でも無く日課となっています。
やっぱり淡水ならまだしも海水や汽水だと明らかに水洗いした方が良いのは間違いなくて、もう一つの愛竿Monster KissのDear Monster MX-8+改も相変わらずガイドに錆の気配は一切出ていません。
しかも保険と言う意味でガイド根元にはBOREDのMETHODから発売しているDEFENSIVE防錆コーティング剤も塗布してあるので誰に見せても間違い無く錆の気配は皆無。
錆びてたら切腹でも良いっすよと言う自信。
で、気が付けばそのDEFENSIVE防錆コーティング剤も欠品となっていましたBORED STOREな訳ですが、METHODお取り扱いDEALERには在庫をお持ちのショップもありますのでゼヒ。
そんな訳で梅雨を意識し始める6月に入ってからDEFENSIVE防錆コーティング剤の在庫補充生産を開始する予定なんですが、ケミカル製品ってオイルやグリスよりも簡単に作れる物もあれば逆に凄く手間が掛かる物もあって、このDEFENSIVE防錆コーティング剤は後者の方でしてね。
なので多分東京を基準にすると7月上旬~中旬には梅雨入りするのが例年の事。
それまでには必ず在庫補充を行える様に生産バンガリます。
しかし洗面所の一部を撮影すると便器に見えなくもないですね。
便器では洗いませんので。

2024年5月7日火曜日

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本日よりGW明けの通常営業を再開していますBORED
とは言えGW中も何日か休日出勤したりして貧乏暇無しは相変わらず。
なので昨日までBORED STOREで欠品や品薄となっていましたMETHODのZAYTオイル、NEMEAオイル、BALBOAオイルの在庫補充が済んでいます。
そして今週から来週にかけては他のMETHODオイル&グリスも在庫補充を行っていきますので、GW中にヘビーユースしたタックルのメンテナンスを引き続きお忘れ無く。
さて、今回の大型GWは如何でしたでしょうか?
自分は結局のところ半日程ではありますが何日か休日出勤もあったので、完全にオフとなったのは2日間だけで。
その内5月4日のクソ潮は久しぶりにマッツン船長のFLB CRUISEにてスタメンのリョウとボート釣行へ。
自分は完全に自分の釣り縛りで40g~4ozをセレクト。
最近はチニングタックルでの検証や試用が多かったので久しぶりのヘビータックルが懐かしくって、しかもこれまた久しぶりのボートだったもんでキャストが決まらなさ過ぎ。
スタートは夕マズメ。
最初のポイントでいきなりジョインテッドクローマグナムにドン!とバイトを得られるもノラズ。
でも幸先良いんじゃない?とボート内で盛り上がる。
が、やはり潮がどーこーじゃなくて、海全体がダメだね今日は。
反応ありそうなポイントを何ヶ所か周るが暗くなっても流れが無くバイトも続かない。
ルアーなのか?レンジなのか?ワタクシなのか?風も予報が外れ6mほど吹いているし釣り難い。
取り敢えず穴撃ちでもしましょうかと穴撃ちポイントを巡るもリョウにチェイスがあった程度で終了。
後は「着いて来てた?」みたいな目の錯覚系チェイスが数回。
その後も小さなボイルなどはあっても本日持参のルアーで一番小さなガルバストロング120やライコ132でも出ない。
でもポイント確認でゼッパー80を投げたマッツン船長にはアタリやバラシもあったりして、そーゆー事なのか?と少し意気消沈しながらも自分の釣りに徹する。
移動して常に流れで海面がモワッているポイントに入ると、いつの間にか別タックルでレギュラーサイズを投げていたリョウにヒラフッコが、ワタクシのクラッシュ9には?全くのノーバイ。
ダメだこりゃ。
帰り方面へ移動しながら小さなボイルを発見するも恐らくバチ?を食っているのかガルバストロング120やライコ132ではどーにもならず、しかもボイルは短時間でサイズも明らかに小さい。
最後に老眼で乱視で夜目の死んでいる自分には投げ難いLED照明逆行のストラクチャーをクラッシュ9で撃つも全く何も無し。
「ソコで出る!あ、出ない」
これは流石に完敗です。
帰りにマッツン船長が休憩中にちょいとアジングで釣ってくれた特大のアジを3匹ほどキープしてあったので持ち帰らせてもらい、皆で外国人だらけのラーメン屋でラーメンとビールを食し解散となりました。
マッツン船長も船長だけにポイント確認とかお手本キャストだけしか出来ない中をアテンドに徹して貰い感謝。
いや、自分だけ釣ってない癖にメチャクチャ楽しかったんだけどね、結局は5バイト1バラシ1誤爆って感じのワタクシでした。
そんな翌日は太腿がガッツリ筋肉痛ながらも夜はホームへ出撃する予定が、まさかの終日予報よりも明らかに爆風だった事で出撃は断念。
最終日の6日もデイを予定していましたがこれまた爆風で断念。
もうGWなんて嫌い。
そんな訳で絶賛ご注文お待ち中。

2024年5月2日木曜日

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さ、明日からGWも後半に入りますね。
BOREDはカレンダーどおりの定休日となるので明日からは4連休となります。
でも特に予定の入っていない日は半日ほど休日出勤して事務作業を進めなきゃならなくて。
ま、でも引き続き検証もあるんで最低でも2回は釣行しますけど。
本当ならたまには久しぶりに淡水でも行くかと思っていたんですが、イザとなると地下鉄で自宅から40分で行ける東京湾奥が便利過ぎで。
そんな訳でGWに向け先日からコツコツと業務の合間をみて最近出番が少なかった20カルカッタコンクエストDC201と17スコーピオンDC101のDCコンビをメンテナンスしてみました。
がっ、結局この2台をメンテナンスして時間切れ。
昨年から出番の多いレボビースト2台までは時間が作れず、余り意味の無いメンテナンスをやり切ってしまうと言う。
そんなもんです。
さて、お蔭様でBORED STOREの在庫も欠品や品薄が目立つ様になって来ましたが、先ずはGW明けにMETHODのZAYTオイル、NEMEAオイル、BALBOAオイルの在庫補充生産からスタートします。
またBOREDオリジナルアパレルもカラーやサイズにより完売も出始めて来ましたので、引き続きGW中のご注文もお待ちしています。
GW中に承りましたご注文は5月7日より順次発送開始となりますのでお間違いなく。
さ、GWもハードユースした後はちゃんとケアしてたまにメンテナンスしましょうね。

2024年5月1日水曜日

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GWの中日も怒涛の多忙さ。
引き続き明日5月2日までは通常営業につき、15時までのご注文は即日発送しますのでゼヒ。
さて、GW前半は多忙過ぎて疲れも溜まり釣行は先週の土曜日だけ。
検証もあるのでこんな事じゃイカン訳ですが、GW後半の5月3日~6日まではキチンと釣行を増やします。
でも3月から連日チニングタックルの出番ばかりなので、4日は久しぶりにFLB CRUISEにてビッグベイトして来ます。
ま、今はデッカイのを狙って釣り難いシーズンみたいなんですけど、サイズに拘らなければ数だけはやたらと釣れるシーズン。
なので折角久しぶりのボート出撃なんで毎度の4ozを中心としながらも40g前後も持参します。
やはりボートでも港湾バチの釣をしていれば数は無限との事。
でもバチの釣ならホーム湾奥運河でもオカッパリで出来る。
って事で大人のイヤらしい考えで先ずはバチでフィーバーしているエリアでは40g前後の水面系や直下系で何本か獲っておいて、その後でジックリと4ozを中心にデカいのを狙ってみようと言う企み。
そう上手く行くかどうか。
しかも長潮?若潮だっけか?クソ潮なので期待値は薄い。
ま、唯一完全なプライベート釣行になるので、その日くらいは検証や試用の事を忘れて自分らしく。
そんな画像は強気のバチルアーwww
実際にこのクラスをホーム湾奥運河で使うとどーなんだろ?
着水音がウルセイから他のアングラーに怒られそうで今迄投げてみた事は無いんだけど。
ま、やりませんけど。
と言う事でGW後半に後1回くらいは釣行したいなぁと思ってはいるんですけど、久しぶりにSリバーへ港湾バチでも行ってみようかしら。

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先日の定休日釣行では張り切って対岸まで届かせようとペンデュラム気味でフルキャストした際、後ろにある木にルアーを引っ掛けてしまい大バックラッシュさせてしまったシマノのハードブル8+。
発売直後から自分のベイトフィネス機である14ブレ二アスで使用して来ましたが、都合10回以上?時間にして推定80時間位?を海水環境のみで使用し続けて来たインプレをこのタイミングで。
自分は150m巻の0.8号をフルで巻いて使用していましたが、本来ベイトフィネス機にはフルで巻く必要もないのかな?ま、それはさておき、今回の大バックラッシュを経て次回もハードブル8+を使いますか?と聞かれたら間違いなく次回も使いますと答えます。
もちろんベイトリールならと言う事で、スピニングには正直合わない気がしますが。
第一印象としてコーティングが硬く巻き癖が付き易い上に糸鳴りも盛大です。
それに根掛などでノット付近から切った?切れた?場合、切れた所から更に1m以上余計に切ってから新たにノットを組まないと、切れた付近がナゼか非常にモロくなっているので注意が必要です。
個人的に今まで使用して来たコーティングが強めのラインと比較すると、デュエルのアーマード F+ Proやヨツアミのオルトロスに匹敵するコーティングの硬さと張りがありますが、巻き癖は上記の2つよりも割と早い内に馴染んで来る。
色落ちは2回目くらいの使用から薄くなって来ますが、特にライン自体の強度が落ちたなと言う印象はありません。
それに個人的には擦れに強いと言う印象よりもシンプルに引っ張り強度が強い印象で、普段スピニングで使用している他社の1号ではドラグを使いながらも時々不安になる感覚があって。
コーティングによる表面の張りが錯覚させているのかもしれませんが。
と、感覚の話で申し訳ないんですけど、とにかくライン自体が強い印象があります。
なので取り敢えずまたポチッておいた訳ですが、シーバスのレギュラーウェイトでスピニングを使用する場合は、結構糸ヨレが激しく出る印象なので余り向いていないと思われます。
もっとヘビーな40g以上とかを投げるなら良いのかもしれませんけど。
なので改めてGW後半へ向けてラインを巻き直して実釣でAIRセラミックベアリングとZAYTオイルの実釣検証を詰めて行きますが、なんだかホームの港湾バチも飽きてしまった事もあってチニングメインで使用して行くのは変わらず。
ま、シーバスの暴れっぷりも楽しいんですが、チヌのトルクフルな突っ込みも面白いですからね。