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2024年7月18日木曜日

記事。

恐らくフィッシングリール用途において最もオイルの使用頻度が高いと思われるスプールベアリングやラインローラー。
ベイトの場合はスプールベアリング、スピニングの場合はラインローラー、この目視でも回転の変化を確認出来るほどに注油もし易いベアリングですが、BORED STOREの製品ページには推奨用途として対象となる大まかな型番も表記しています。
とは言えBOREDのMETHODオイル&グリスは全てオーバースペックな数値設定としているので「間違ったセレクト」になり難い事が特徴でもあります。
つまり本来求めていたオイルよりもワンランク粘度の低い物をセレクトしたからと言って、直ちに不具合を起こす様な油膜強度では無いと言う事です。
でも油膜強度は別としても実際に感じるフィーリングにおいては当然違いが出て来るのですが、これも何度も書いて来た様にBOREDのMETHODオイルは全てユーザー自身で混ぜ合わせて「自分用オイル」を作る混合カスタムにも対応しているので、他の手持METHODオイルを混ぜてみる事で粘度や特性を加減する事が出来ます。
そうは言ってもある程度対象となるターゲットを設けているのは当然で、自分がスプールベアリングやラインローラーで使用しているオイルは画像のBALBOAオイル、CHIMERAオイル、LIGHT DUTYオイルが主となります。
スピニングの場合は基本的にメーカー純正のグリスはキャンセルしてしまい、脱脂洗浄後にBALBOAオイルを使用する事が殆どです。
歴代のスピニングにおいてもC2000番、C3000番、4000番は全て上記の様にBALBOAオイルを使用して来ました。
また自分がメインとしているベイトにおいてもライトリグ~ミドルリグでのベイトフィネスリールにはBALBOAオイル、バスやナマズなどの70番~100番にはBALBOAオイルかCHIMERAオイル、ビッグベイトやジャイアントベイトなどヘビーオンスな200番~300番にはLIGHT DUTYオイルの使用がメインとなっています。
がっ、これはあくまでもMETHODの各オイルを単体使用した場合と言う事であって、実際には「BALBOAオイルにNEMEAオイルを少し足してみる」など○○専用として「自分用オイル」を設定しています。
これはBORED STOREで販売しているNBのNEEDLE BOTTLEで保管してあるので、次回メンテナンスを行った際にも直ぐにベストな状態で「自分用オイル」が使用出来る訳です。
特にベイトの場合は使用するルアーはもちろんですが、ラインの種類や号数によってフィーリングが顕著に変わって来る事から、METHODオイル単体使用でも良いのですが「もう少しだけ粘度と粘性を上げたい」など自分にしか分からない僅かな変化を求める事で安心感も得られるはず。
そしてオイルの粘度や粘性を変える事でブレーキの役割を担える場合もあるので、例えば1本のロッド1個のリールで4ozも8ozも投げると言う場合などは推奨よりもワンランク強めのオイルを使用しておくと良いかもしれません。
と言う事も含め、ベイトでもスピニングでも定期的なメンテナンスと共に、先ずはBALBOAオイル、CHIMERAオイル、LIGHT DUTYのいずれかを使用してみては如何でしょ?
ちなみに個人的にはBALBOAオイルをベースとして混合カスタムすると非常に分かり易いと思っています。
混合カスタムは先ず1:1から初めてもらえると変化を感じ易いですよ。

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