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2023年9月12日火曜日

記事。

今月はBOREDも協賛させて頂くイベントだらけ。
先日もこのDARKSIDEBOREDBLOGでご紹介しましたが、先ずはKAKEDZUKA DESIGN WORKS主催のKDW CUP 2023が9月24日に千葉県の亀山湖で開催、次いでT.B.F.C主催の鱸魂2023が9月30日~10月1日にエンジョイ魚まつりとのコラボ企画として東京夢の島マリーナで開催、最後に福岡博多湾で開催される博多湾ビッグベイトシーバスバトル2023が10月14日に博多湾にて開催と連チャンで協賛させて頂きます。
10数年前はサイクルレースやサイクルイベントへの協賛がメインでしたが、近年はフィッシングイベントへの協賛に力を入れているBORED。
ま、どちらもBOREDのパーソナルな部分ではルーツとなるんですが、現在はシーンの状況を傍観している上での協賛判断です。
そして今月はCMWC YOKOHAMAが開催されます。
BOREDも2009年以降は特にメッセンジャーイベントへの協賛に力を入れて来て、でも世代交代?の影響からか上を目指す熱いライダーの減少とか個性あるライダーの減少とか、諸々のネガティブ要素が見えて来た事や、2014年辺りには既にチューンやカスタムの依頼も減少した事で「終わったな」と実感。
そのタイミングもあってBOREDはサイクルメカニック主体から、メーカールーツでもあるサイクル&フィッシング向けのオイル&グリスを主体とするメーカー業務へ戻す為に業務内容からメカニック作業を一切排除したんです。
まぁ、持病の椎間板ヘルニアがピークだった事が最大の理由なんですけど。
そんな現在でも未だ極少人数ながら勝ちに拘るライダーも居るんでしょう。
でもね、色々と現状を調べてみても話を聞いてみても未だ全然当時とは比べ物にならないレベルで、車体やパーツへのコダワリとか勝つ為に最善のパーツを揃えてチューンやカスタムを徹底して行うまでに至らない金銭的?世代的?な妥協がメチャクチャ見えます。
当時はレースやイベントの前日になっても「最後にコレだけ診て欲しい」って営業時間外なのに持ち込みが多くて、どうしてもハード面で気になる部分は全てやっつけておきたいとハンパない熱意と努力を感じたもんです。
なのでこちらも付き合って朝方まで作業を続けましてね、店内で寝落ちしてる奴とか店前の道路で順番待ちする奴とかは毎回で、当時のBLOGでは「レース前につき一般車体は暫くお預かり出来ません」なんて告知するほど多忙でした。
が、最近はレースだろうがコンテストだろうが、単に記念?として参加している様にしか見えなくて。
なので取り敢えず未だ極少人数ながら熱いライダーが居るのであれば、最低限自分でメンテナンス出来る部分として、ハブ、ボトムブラケット、チェーンの駆動系メンテナンスとオイルアップ、これらを簡単に書いておきます。
先ず前提としてCMWCが開催されている短期間のみで有効な決戦仕様としてのオイル&グリス選択。
日常のメッセンジャー業務向けでは無いと言う事で間違わない様に。
先ずはチェーン。
これはもう今のタイミングで新品交換しておきましょう。
レースの数日前ではチェーンの伸びが成長中でもありベストな状態では無いのでね、ある程度伸びが止まった状態でないと、チェーンを張った際のテンションやチェーンリングからのチェーン離れに影響します。
そしてレース当日がドライ状態であればBALBOAオイルを、ウェット状態であればLIGHT DUTYオイルを注油し、添加剤を反応させる為に必ず10分くらいは普通に走行してからレースに臨む様にしてください。
次にハブベアリング。
これはシールドベアリングとカップ&コーンで別れます。
それにシールドベアリングは必ず非接触型を選ぶ様にして、カップ&コーンならボールベアリングやコーンは新品へ交換する。
同じくドライ状態ならシールドベアリングにはLIGHT DUTYオイルを、カップ&コーンにはNEMEAオイルを、ウェット状態でもシールドベアリングにはLIGHT DUTYオイルを、カップ&コーンにはTHETAグリスを注油します。
ハブベアリングの場合は玉押しのアタリ調整が回転のキモとなる事もあるので、締め過ぎずにガタが出ない丁度良いところで決める様にしましょう。
最後にボトムブラケット。
これもシールドベアリングとカップ&コーンで別れます。
基本的に大径なシールドベアリングとなるので脱脂した上で状態が悪くなければ交換は不要ですが、カップ&コーンについてはリテーナーを新品へ交換する。
同じくドライ状態ならシールドベアリングにはNEMEAオイルを、カップ&コーンにもNEMEAオイルを、ウェット状態でもシールドベアリングにはNEMEAオイルを、カップ&コーンにはTHETAグリスを注油します。
これはもう専用工具を必要とする場合が多いので、行き付けのショップなどへオイルやグリスを持ち込んで依頼するのが確実でしょう。
上記は全て事前に脱脂洗浄を行った上でヤキツキやカジリなどの摩耗痕が無い事を前提としていますが、指触で分かるほど明らかに摩耗痕が激しい場合はすぐに部品単位で新品へ交換する。
そして全てにおいて注油はタップリと行ってから軽く回転させて馴染ませ、10分ほど放置して流れ出た余分なオイルは必ず拭き取る様にする事。
もちろん最後にブレーキやディレイラーなど各所のメンテナンス&クリーニングに加え、ボルトの増し締めとかピポッド箇所への注油などをシッカリ行い、最後にチェーンリングの芯出しを何度も繰り返して極力中心が得られる様に調整するのがキモ。
METHODオイル&グリスはこれらサイクルパーツでも使用出来る数値設定なのはBORED設立当初からのポリシーでもあり、サイクルユースはもちろんフィッシングリールやスケートボードでもコンパチ出来るオーバースペックな数値設定と過去の実績についてはご承知のとおり。
でもCMWC後はキチンとオイル&グリスを業務向けに戻す事を忘れずに、目的と用途が違えばオイルやグリスを選ぶ意味すら無いのでね。
さて、基本的に今回に限らずBORED STOREからのご注文について、オイルやグリスなどレターパックで配送される物においては15時までの決済確認済ご注文は当日~翌日、15時以降の決済確認済ご注文は翌日~翌々日までには発送されます。
なので最短での発送をご希望の場合は出来るだけ早い時間でのご注文が確実ですが、一応保険として数営業日内には発送を完了すると記載していますのでご了承を。
さて、どれだけリアクションがあるのか?

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