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2023年9月4日月曜日

裏技。

今年6月から6号タックル専用として使い始めたアブのレボビースト。
200番では少し不足、300番までは不要、と言う中で250番的なキャパが自分的にはベストマッチした事が理由。
そのレボビーストは1台目をHGギアの7.3で、2台目はロケットのXGギアを移植して9.2で使用しています。
2台目にXGギアを移植してから毎週使用して来て通算7回目?となる昨日の事。
入手してから気が付いていた「そんなにお利口ではない」レボのブレーキシステムの短所?長所?として効き方が極端と言う点があり、それを自分なりにシビアに追い込んだつもりながら、ビッグベイトのフルキャストになると稀に狂いが生じる。
要するに空気抵抗が大きくて毎回同じ姿勢で飛んでくれない?事が多いビッグベイトには強めのブレーキが無難。
だけどコレを強めのブレーキでは無く飛距離に繋げる為シビアに追い込んでいると、急な向かい風などを受けた際や空中で風の違いが生じている際などにラインがアッサリ浮く。
サミングで全然抑えられる程度なのでバックラッシュにまでは繋がらないけど、でも毎回気にしなければならないので自分にとっては割とメンドクサイ。
で、本題の裏技。
裏技と言うかオイルやグリスは適正を探す事が重要であって、適正を無視してなんでもかんでも良く回る方向で使用すると、場合によっては使い難くなってしまうと言うマイナス方向の使用例を。
今ビーストのスプールベアリングにはCHIMERAオイルを使用しています。
これをワンランク粘度の高いLIGHT DUTYオイルに入れ替えてみるか、または段階的にCHIMERAオイルとLIGHT DUTYオイルを同比率で混合カスタムしてみると。
粘度を僅かに上げる事でオイルの粘度抵抗により回転にブレーキをかけると言うか抵抗を与える裏技的メソッド。
回転数がマックスになるキャスト直後は殆ど違いは無いはずで、だけど惰性が落ちる事になるのでシビアなレスポンスは悪くなる、コレが狙い。
とは言っても元々ビーストの純正ではスプールベアリングにグリスが使用されている事から、LIGHT DUTYオイルを使用したとしても純正より遥かに高回転なのでストレスを感じる事は無いだろうと。
ちなみにこのユーザーでしか感じる事が出来ないほどの僅かな違いをシマノのDCブレーキはキチンと感知して瞬時に調整している「かなりお利口である」と言う物であって、自分が5号タックルで使用している20カルカッタコンクエストではスプールベアリングに超低粘度のBALBOAオイルを使用している事からも実感しています。
参考までに現在ビーストのブレーキは2台共に遠心ブレーキ6個中1個をオン、マグネットはサードパーティー製のネオジウムへ5個共に交換して外部ダイアルはミニマム、爆風の向かい風などはマグネットの外部ダイアルだけでシッカリ対応出来る様に保険をかけてある仕様。
それでも無風時などは未だ全然ブレーキが強いなと感じますが、なにせ6月から使い始めたばかりな上に毎週末は連続して到来した台風の影響から常に爆風気味だった事もあるので今はこれで大体OK。
そう言った意味も含めリール機体のブレーキは自分なりに保険をかけた仕様に追い込んでセッティングし、気圧変化(風が吹く)の激しいシーズンはオイルを入れ替えて調整すると言うのもアリかと。
実際に組み合わせが膨大になるブレーキセッティングを追い込むより、オイルの入れ替えで調整する方が簡単でもあるので。
いや、METHODオイルのお家芸である混合カスタムまで踏み込むと沼になる、なので自分が言うのもなんだけど常に混合カスタムする際は50:50の同比率でやってます。
そんな訳で早速スプールベアリングオイルを入れ替えてまた検証してみますが、そうなると恐らくマグネットを何個か取り去ってブレーキを弱める方向で試行錯誤するんだろう。
ベイトリールを自分仕様で使いこなす為の儀式みたいなものと諦めな。

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