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2023年9月14日木曜日

記事。

クドイ様ですが今月は協賛ラッシュのBORED。
直近ではKAKEDZUKA DESIGN WORKS主催のKDW CUP 2023が9月24日に千葉県の亀山湖で開催、続いてT.B.F.C主催の鱸魂2023が9月30日~10月1日にエンジョイ魚まつりとのコラボ企画として東京夢の島マリーナで開催、最後に福岡博多湾で開催される博多湾ビッグベイトシーバスバトル2023が10月14日に博多湾にて開催となります。
そして昨日までに上記全てへ向けた協賛品の発送が完了しました。
赤字。
なので今度はアングラー向けに啓蒙活動。
少し前にも書いたんですけど大会当日にリールのトラブルに見舞われない様にするにはどーすれば良いか?
それは正に今こそ事前メンテナンスを行っておくと言う事に尽きます。
リールを空回した際に異音や振動が確認出来るなら、それは何かしらのトラブルが発生しかけている証。
なので、メーカーやモデルにより多少の違いはあれど、ベイトリールであればサイドカバー、スプール、メカニカルキャップ、ボディの4点は工具を必要とせずに分解出来ますね、スピニングリールならドラグノブ、スプール、ボディの3点も同じく、それにラインローラーやハンドル周りを加えるならドライバーさえあれば簡単に分解出来るはずです。
取り敢えず今回は実はキチンとされていないベアリング注油について。
そして先ず各種ベアリングをパーツクリーナーで脱脂する際には、取り外したベアリングをチャック付ポリ袋などへ入れてからパーツクリーナーを中へ噴射、こうやってベアリングを完全にドブ浸けします。
スプレー式パーツクリーナーに充填されているガスが抜けるまではチャック付ポリ袋は締めずに10分ほど放置、ガスが抜ければチャック付ポリ袋を締めてもガスで袋内がパンパンに膨らむ事はありません。
その後20分位ドブ浸けしてからガシャガシャと軽く袋を振って洗浄する。
この作業を何度か繰り返せば例え両面シールドされているベアリングであっても内部のオイルやグリスはかなり軟化されていますが、ベストなのは分解出来るタイプの両面シールドなら分解して行う事。
そしてペーパータオルなどの上にベアリングを並べて20分ほど放置乾燥。
この時点でベアリングは「シャー」と超絶回りますが「スゲー」と言って何度も空転させない様に、油脂が無い状態なので無駄にベアリングを摩耗させるだけです。
参考までにこの時点でベアリングが「シャー」と回る中で「ガラゴロ」と異音や振動を発しながら回転していたらそのベアリングはアウトなので新品へ交換しましょう。
そして、裏技的に脱脂を終えたベアリング達をアルミホイルやペーパータオルの上へ並べドライヤーなどを使い温める。
直火は当然ながら厳禁。
触って「アチッ」となる50℃~60℃の温度が目安ですが、この時点では絶対ベアリングを空転させない様に、ベアリングが熱膨張しているので凄まじく摩耗します。
その熱い状態でMETHODオイルを片面から十分注油し軽く指で回して馴染ませてやり、ベアリングが冷めて来たら今度はもう片面から十分注油を行う。
そして10分くらい放置すれば余分なオイルが滲み出て来るので必ず拭き取る様にする。
で、完成。
これなら自宅に有る物や100円ショップなどで安価で入手出来る物を使うので誰でも出来ます。
このベアリングの脱脂洗浄と注油を一度に行えば、スプールベアリング、ハンドルノブベアリング、ラインローラーは最低限メンテナンスされた事になります。
後はベイトリールならレベルワインダーのウォームシャフトを綿棒や爪楊枝などを使いクリーニングしてから必ずオイルまたはグリス(推奨)で注油しておき、スピニングリールならベイルの根元へ軽く注油しておき、各ボディの外側ではなく内側の入り組んだ箇所や関節部などを綿棒などでクリーニングしておく事。
取り敢えず今回書いたメンテナンスは日常の簡易メンテナンス同等なので、本格的にボディまで開けて行うオーバーホールではありませんが、ボディ内ベアリングやギアまでキチンと行う為には分解が必須です。大会までに完璧に仕上げておきたいと言う場合はBOREDのMETHODお取り扱いDEALER各店やTwitter@lineslackerfamと@necosannzirushiへ依頼する事をお勧めします。
未だ事前メンテナンスには十分間に合いますので、今の内に上記メンテナンスやクリーニングをお忘れなく。

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