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2023年9月5日火曜日

記事。

既にBSLRのモデルチェンジに向けたサンプルを試用して数ヶ月が経とうとしていますが、最終的に2種類に絞った内の1種類がボツって事で必然的に1種類が選ばれる事に。
現行廃盤のBSLRオイルと大きく異なる点は防錆添加剤の種類違いと、補助として使用しているエステル化学合成油の配合比違い、そしてベースオイルのポリアルファオレフィン合成油も変更しています。
じゃ、殆ど全部じゃねーかと言う事なんですけどね。
で、今日の午前中は提携業者のオッちゃんを訪問して量産前となる最後のスモールスケールでサンプルを作って来ました。
これを翌日まで放置して敢えて着色はせずにTwitterフォロワーでリールメンテナンスサービスを行っている、と言うかもはやサンプルテスター的な@lineslackerfamと@necosannzirushiの2人へ送りジャッジを仰ぎます。
どうか「話んなんねぇーよ」と言われません様に。
使用に際し気になるフィーリングは現行廃盤のBSLRよりも糸引成分の粘弾性添加剤を減らしてあるのに、物理的吸着性は増してあると言う不思議な技を使用。
粘度は大きく異なる事も無く使用に際しては今迄どおり用途も対象も変わらずご使用可能です。
が、確実に上記の材料と添加剤の変更により化学的吸着性は大きく向上していまして、防錆性においてもメソッドが違えども向上しています。
ザックリ言うとNEMEAオイルとTHICK HEAVYオイルの長所をミックスさせているイメージ?過去製品で言うとBOREDのヘビーユーザーなら覚えているかもしれないMODEL247オイルと言うのがあったんですが、それに近いイメージと言えば分かりやすいかもしれません。
そして今回モデルチェンジするBSLRオイルは他のMETHODオイルと混合カスタムが可能となりました。
もちろん現行廃盤のBSLRオイルとHYDRAオイルとは混合カスタムは出来ませんが。
なので更に用途は無限大に近いと。
現在の最終サンプルは自分のレボビースト2台で試用していまして、その1台目は通算で12回、2台目は通算で7回を海水&汽水の環境で試用していながらも、実は現在まで一切水洗いは行っていません。
使用後は敢えてテストの為と言う事でリール表面を空拭きしているだけで、ボディ内部は一切の水洗い無しで通しています。
でも今のところ特にボディ内ベアリングにおいても一切の不具合と言うか違いすら感じていません。
化学的な油膜強度としても物理的な油膜強度としても添加剤配合比においてもBOREDのMETHODオイルで一番タフなオイルとなるだけに、今回のモデルチェンジにおいてもコンセプトは継承しているのは当然として、更に新たな材料によりディフェンス効果は向上させているので、ちょっとやそっとの使用ではヘタる事も無いかと思います。
取り敢えず最終ジャッジを待っての量産となりますが、ザックリとこの秋中には発売出来ると思います。
あ、製品はちゃんと赤く着色しますので。

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