あ~もう色々と同時進行が重なって一人パニック状態ですがプロモーション活動だけは怠らない臆病者です。
さて、実はこの手のテストは昨年だっけ?か既に散々行って検証済なんですけど、BOREDのMETHOD新製品DEFENSIVEを発売するに当り改めて色々と検証を行っていると言うのが最近のDARKSIDEBOREDBLOGネタですね。
ま、このDEFENSIVEは昨年の時点で類似する試作サンプルで良いところまで行っていたんですが、放置乾燥させた後の被膜が微妙に弱かったんですね。
だから被膜に触らなければ大丈夫だったんですけど、それじゃ色々と使用に際し気を遣うしなぁと言う事で、今回の新たな材料に行き着いたんです。
で、めでたく懸念要素を全て改善し発売準備も順調の現在。
と言う事で今回はロッドのガイドフット根元に塗布した画像です。
自分の愛竿Monster KissのMX-8+のガイドフット根元に細筆を使い点で塗布してから少し行き渡らせる様に広げてありまして、でもこの作業ならブッチャケ爪楊枝でも簡単に出来ますね。
MX-8+はステンレスガイドにダブルラッピングのタフ仕様となっていますが、バット側はそんなに問題無くてもティップとベリー辺りが一番良く曲がるので、各セクションのガイドフット根元にはDEFENSIVEの処理を行っておくと有効です。
たったこれだけの事で海水使用においても錆の発生が驚くほど低減されると言うか未だ錆の発生は皆無です。
よくこの部分にオイルとか溶剤系の防錆剤を知らずに塗布してしまう人も居る様ですが、エポキシやウレタンなど所謂塗料に対して基本的には問題無いとされていても、特に溶剤を使用している防錆剤は絶対に避けた方が無難です。
塗装面に影響が無くてもケミカルアタックは経年によりが徐々に影響して来る事が大半なので、突然トルクが掛かった際にエポキシやウレタンがバキっと割れる可能性もあります。
なので出来ればDEFENSIVEの様に水溶性の上で更に軟質被膜であればケミカルアタックへの懸念も無く、ロッドの曲がりに対してもある程度の追随性が得られると言う事で正にオススメの使用方法になるんです。
なので錆が顕著に出る条件としては先ずはステンレスガイド、次にある程度曲がるロッドと言うかセクション、そして当然ながら海水や汽水での使用が多い場合と言う事。
そうなるとシーバスでもライトソルトでもジギングでも基本的にロッドは良く曲がる方向のセレクトになるので、使用前にシッカリと水洗いをしてから良く拭き取って、冒頭の様に細筆や爪楊枝などを使用してガイドフット根元に良く行き渡らせる様に塗布する。
その後は1時間くらい放置乾燥させてやればもう使用可能ですが、万全を期すなら半日から翌日まで放置乾燥しておけば完璧です。
特に手で触ってしまう様な場所でもないので恐らく一年位は効果が続くかもしれませんが、不定期にチェックして被膜が変色していたり剥がれかけていたらマジックリンと歯ブラシを使い除去洗浄してから、また上記同様に新たに処理してやればOKです。
画像は塗布した直後なのでDEFENSIVEが白く見えますが、30分もすると半透明になるので塗布した所は近付かないと分からない程になります。
美観も損ねないと言う事。
4月26日の発売日まで間もなくですが、発売日には若干の在庫もご用意出来る様に進めています。
暫しお待ちを。
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