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2023年4月12日水曜日

記事。

凄いっしょ?このスパート具合。
自分でもそう思うんですが、毎日朝まで確実に試作と検証をしているので日々進化改善していると言う。
と言う事で今回で5回連続の防錆コーティング剤ネタ。
もう今日で95%完成してますね実際。
なのでガッツリと語るのは今日で最後にするからキチンと読んでくださいね。
さて、画像はSS400と言う鉄系素材を使用したM14の生地ワッシャー。
M14なので外径は30mmで内径が14.5mmって規格。
これは生地なので何も表面処理されていないと言う意味で、普通はホームセンターなどで見かける亜鉛メッキなどの表面処理されている物が一般的ですが、加工用や溶接用として生地でも入手は出来ます。
このワッシャーの表裏だけ800番のペーパーで軽く傷を付けてから脱脂洗浄した物がこの画像。
これからまた別のテストで使用するので最近は毎日3枚とか5枚とかテスト前に準備しています。
まとめてやってしまうと保管しておくだけで薄く錆が出てしまうのでね。
なのでテストで使う分だけを毎回直前に用意していると言う効率の悪さ。
生地ワッシャーなのでそのまんまで既に錆び易いんですが、更に800番のペーパー傷を加える事で更に錆び易くしていると言うマゾ作業。
その方が結果の確認も早いので。
で、今回は防錆コーティング剤の使い易さ?塗り易さ?をチェックする為に密度と言うか粘度と言うかフィーリングの最終決定を行ないます。
しかもこの防錆コーティング剤は水道水で希釈出来る様にある程度の範囲を設けているので、原液での使用においても希釈して使用してもその範囲内であれば性能に大きな差は生まれず、むしろ塗布する際の調整に対応させていると言うのが狙いです。
つまり例えば原液の場合は筆などを使って一度塗り、希釈した場合はスプレーガンを使って二度塗り、などへ対応出来る様にしていると言う事。
この防錆コーティング剤は恐らく最強の部類と自負していますが、材料を提供してくれている提携業者へも相談した結果、元の素材状態から少し密度と言うか粘度を下げる事にして、筆などで塗布した際にちょうど良い塗り易さを目指して調整していると言う訳です。
そのサンプルを5種類作ったのでこの生地ワッシャー5枚で塗布テストを行います。
100円ショップでナイロン筆を買って来ましたし。
この防錆コーティング剤は乳白色なんですが、塗布して乾燥すると半透明になります。
水溶性のエマルジョン質なので皆が知っている物で例えると「木工用ボンド」や「コンパウンド」みたいな感じ。
でも木工用ボンドみたいにシツコク糸を引く事はありませんし、乾燥後の色はもっと普通に?半透明です。
乾燥直後は少しベタ付くんですが更に翌日になると中身の水分が完全に抜けて余りベタ付かなくなります。
でもこのベタ付きこそが強固な物理的吸着の元でもあるのでご勘弁を。
基本的に使用可能なのは塗布から1時間以内となりますが、余裕があれば半日後とか翌日に使用するのがゴミやホコリの付着を防げると言う意味ではベストかもしれません。
そしてこれはフィッシングリールやサイクルパーツだけでなく、ボートなどの船外機周りとかエンジンやエレキのマウントとか割と良くボルトとかプレートが錆びてるよねって所なんかにも使って貰える様に考えています。
なので今更ながら基本的に完全な海水対応ですが、水中での使用には対応していませんので。
そしてBORED絡みで言うとFLB CRUISEのマッツン船長やGOGO GUIDE SERVICEのカサハラ船長にもお願いしてエンジンマウントなどでも使用して貰おうと既にサンプル送付済です。
東京湾奥のガイド業でブイブイ言わせているこの2艇ですが、基本的には出船していなくても常にボートは海上に停留させてあるので、海上だと言う事だけでなく雨天や湿度などの影響を加えると何より凄まじいテスト対象ですからね。
それに先日土曜日のホーム湾奥運河で釣行した際に、ちょっと「これは錆びるかも」と言うテストを仕込んで来たんですが、その結果は今週金曜日の仕事終わり釣行で確認しますけど。
と言う事で今日の時点までに決定している事は今回BOREDのMETHODから発売する防錆コーティング剤はメンドクサイので自社廃盤製品からヒントを得た形容詞として「DEFENSIVE」と言う製品名にすると。
ほら、PROTECTIVEがあるから同じ形容詞で、今コレを書いている間に決めました。
そして個人ユーザーから業務ユーザーまでに対応出来る様、容量を2パターンとして30ml入と100ml入の2展開にしようか、または秘密の業販専用サイズも加えて3展開にしようかと、とにかく容量別でバリエーション化する方向です。
で、肝心の発売は4月下旬から始まる大型ゴールデンウィーク前にデリバリー出来る様に頑張っているんですが、多分ゴールデンウィーク直前はもう地獄の様な繁忙になる?かと思いますので、今回も毎度お馴染みの事前に先行受注を行って発売と同時に一斉にデリバリー開始する予定です。
価格は30mlで過去廃盤製品のDEFENDERより高くはなりますが、それはDEFENDERよりも性能が十何倍も上を行くし、また安全性や作業性に優れた成分としている点、そして時代的な材料高騰の影響もあるので30mlで税込2200円、100mlで税込6800円の予価として動いています。
と言う事でまさかのこの記事を書いている際にネーミングが決まった今月発売予定のBOREDのMETHOD新製品防錆コーティング剤「DEFENSIVE」をゼヒ流行らせちゃって貰えません?

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