でも、ちょっと有効と思われる具体的な使用方法を提案してみたいなと思うんで読んでください。
先ず今回はフィッシングリールでの使用方法について。
前提としてアルミ素材やマグネシウム素材のリールにおいては基本的に何かしらの表面処理が行われているのが普通です。
アルミの場合はアルマイト処理でマグネシウムの場合はペイント塗装と、水辺で使用するフィッシングリールにはメーカー純正時から耐食性を高める何かしらの防錆処理が元から行われていると言う事。
そのフィッシングリールにおいて使用される金属で大多数を占めるのがアルミ素材であって、カルカッタ、リョーガ、バンタム、ステラなど、それにジギング用のオシアジガーやオシアコンクエストなど、またアブやミッチェルなどオールドリールやビンテージリールは殆どがアルミ素材になり、リール全般で使用されているスプールなどのジュラルミンもアルミ素材です。
特にソルトウォーターでの使用においては海水の侵入により海水蒸発後に残った塩の結晶が固着したり、またはボディ内の入り組んだ部分に海水が留まる事で部分的にアルマイトを溶解させてしまいます。
またフレッシュウォーターでの使用でも雨天などに含まれる微量な塩分が影響して、例え湖沼や河川などの淡水であっても長く蓄積される事で同じくアルマイトを溶解させてしまいます。
アルマイト処理とは言え絶対では無いと言う事で、その他にも紫外線により着色が薄れて行くとか摩擦により徐々に摩耗する事でアルマイト被膜も薄くなります。
こうなって来ると実は樹脂系ボディよりも厄介で、全分解して再度アルマイト処理を行えば安くても数万円の費用。
とすると例えば実売4万円のリールへ再度アルマイト処理を行う為に3万円の費用を掛けますか?と言う事になる。
またフレッシュウォーターでの使用でも雨天などに含まれる微量な塩分が影響して、例え湖沼や河川などの淡水であっても長く蓄積される事で同じくアルマイトを溶解させてしまいます。
アルマイト処理とは言え絶対では無いと言う事で、その他にも紫外線により着色が薄れて行くとか摩擦により徐々に摩耗する事でアルマイト被膜も薄くなります。
こうなって来ると実は樹脂系ボディよりも厄介で、全分解して再度アルマイト処理を行えば安くても数万円の費用。
とすると例えば実売4万円のリールへ再度アルマイト処理を行う為に3万円の費用を掛けますか?と言う事になる。
建設的ではないですね。
ボディの外観は見た目だけの問題なのでアルマイトが薄れていようが傷が多かろうが実用出来るのなら良しとしても、ボディの内側は機構や機能に関する部分だけに精度や公差を狂わせる要因を決して良しとは出来ない。
なら出来れば頻繁にメンテナンスを行ってオイルやグリスをマメに交換してやる事が一番の延命となるのですが、それが行えない場合やそのメンテナンス頻度を伸ばしたい場合に有効となるのが今回の防錆コーティング剤と言う事。
特に常に海水に晒されているオフショアソルトの釣り全般においては必須の処理と考えていて、また、例えそれが金属ボディでは無い樹脂ボディであっても今回の防錆コーティング剤が持つ半乾性の被膜により保護膜効果としての利点があります。
実例で言うと自分が東京湾奥のショアで使用している20カルカッタコンクエストDC 201HGのボディ内側にある各種ベアリング受け側。
画像で赤丸してある箇所はボディ内ベアリングが埋め込まれる様に収まる場所で、言い換えればそこには水分や湿度も溜まり易い場所となります。
大事な部分に赤丸し忘れましたが肝心のボディカップ内側全体にも処理しておく事が重要です。
また、可能であればワンウェイローラークラッチの圧入を抜いてからそのボディ受け側にも処理しておけばベストでしょう。
これらはMETHODお取り扱いDEALERのフィッシングショップ各店またはTwitterフォロワーの@lineslackerfamや@necosannzirushiにお願いする事でも処理が可能となりますが、自身で完全分解が出来る人であれば誰でも簡単に処理する事が出来ます。
必要な物は筆だけ。
そう、この防錆コーティング剤は筆で塗ってから現在の気温であれば1時間ほど放置乾燥させる事で被膜が生成される様に調整してあります。
ボディの外観は見た目だけの問題なのでアルマイトが薄れていようが傷が多かろうが実用出来るのなら良しとしても、ボディの内側は機構や機能に関する部分だけに精度や公差を狂わせる要因を決して良しとは出来ない。
なら出来れば頻繁にメンテナンスを行ってオイルやグリスをマメに交換してやる事が一番の延命となるのですが、それが行えない場合やそのメンテナンス頻度を伸ばしたい場合に有効となるのが今回の防錆コーティング剤と言う事。
特に常に海水に晒されているオフショアソルトの釣り全般においては必須の処理と考えていて、また、例えそれが金属ボディでは無い樹脂ボディであっても今回の防錆コーティング剤が持つ半乾性の被膜により保護膜効果としての利点があります。
実例で言うと自分が東京湾奥のショアで使用している20カルカッタコンクエストDC 201HGのボディ内側にある各種ベアリング受け側。
画像で赤丸してある箇所はボディ内ベアリングが埋め込まれる様に収まる場所で、言い換えればそこには水分や湿度も溜まり易い場所となります。
大事な部分に赤丸し忘れましたが肝心のボディカップ内側全体にも処理しておく事が重要です。
また、可能であればワンウェイローラークラッチの圧入を抜いてからそのボディ受け側にも処理しておけばベストでしょう。
これらはMETHODお取り扱いDEALERのフィッシングショップ各店またはTwitterフォロワーの@lineslackerfamや@necosannzirushiにお願いする事でも処理が可能となりますが、自身で完全分解が出来る人であれば誰でも簡単に処理する事が出来ます。
必要な物は筆だけ。
そう、この防錆コーティング剤は筆で塗ってから現在の気温であれば1時間ほど放置乾燥させる事で被膜が生成される様に調整してあります。
いや、正確には今も未だ調整中ですが、例えば気温25℃なら30分~40分ほどで乾燥出来る様に微調整を行っています。
この被膜が乾燥されるまでなら水道水で洗い流す事が出来る水溶性ですが、一旦乾燥された後では水道水では完全に洗い流せません。
なので一度処理した後で防錆コーティング剤を除去する場合にはアルカリ性の洗剤で洗い流す事で完全に除去する事が出来ます。
アルカリ性の洗剤と言えばどこでも買える「マジックリン」が有名ですね。
マジックリンを使用箇所にスプレーして使い古した歯ブラシなどで擦る事で除去する事が出来ます。
それにカーショップやホームセンターでもアルカリ性の洗剤は徳用サイズで安く売られていますし、それら以外では重曹もアルカリ性ですが、重曹は弱アルカリ性なので洗浄力はイマイチかもしれません。
また防錆コーティング剤は半乾性の被膜なので、高圧洗浄機でなら水道水でも洗浄は可能かと思います。
つまり処理に際し用意する物は防錆コーティング剤を塗る為の「筆」だけで、除去するなら「マジックリン」と「使い古した歯ブラシ」だけと言う手軽さ。
パーツクリーナーやアルコールなどの引火性溶剤や大量のウエスは全く必要無いと言う事は引火や後処理への懸念も無いと言う事。
この被膜が乾燥されるまでなら水道水で洗い流す事が出来る水溶性ですが、一旦乾燥された後では水道水では完全に洗い流せません。
なので一度処理した後で防錆コーティング剤を除去する場合にはアルカリ性の洗剤で洗い流す事で完全に除去する事が出来ます。
アルカリ性の洗剤と言えばどこでも買える「マジックリン」が有名ですね。
マジックリンを使用箇所にスプレーして使い古した歯ブラシなどで擦る事で除去する事が出来ます。
それにカーショップやホームセンターでもアルカリ性の洗剤は徳用サイズで安く売られていますし、それら以外では重曹もアルカリ性ですが、重曹は弱アルカリ性なので洗浄力はイマイチかもしれません。
また防錆コーティング剤は半乾性の被膜なので、高圧洗浄機でなら水道水でも洗浄は可能かと思います。
つまり処理に際し用意する物は防錆コーティング剤を塗る為の「筆」だけで、除去するなら「マジックリン」と「使い古した歯ブラシ」だけと言う手軽さ。
パーツクリーナーやアルコールなどの引火性溶剤や大量のウエスは全く必要無いと言う事は引火や後処理への懸念も無いと言う事。
素晴らしい。
さて、次回はサイクルユースでの使用方法について説明しますね。
さて、次回はサイクルユースでの使用方法について説明しますね。
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