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2024年4月5日金曜日

記事。

クドイんですが3月11日に完成?した自分のチニングタックル。
ソルトでのライトゲームやミドルゲームを自分なりに解釈する為に準備したタックルで、先日から色々とスプールベアリングとオイルのマッチングを試して来ました。
とは言え一般的な?ライトゲームで使用想定となる1g~5gくらいまでのルアーや0.6号以下のPEラインは持っていないもんで、あくまでも今回は6g~14gまでのプラグを使用した上での比較検証と言う事になります。
先日もバチルアーをいっぱい並べた画像の記事内でも軽く書きましたけどね。
最初1回目の釣行ではスプールベアリングにHEDGEHOG STUDIOAIRセラミックベアリングFish.IN専売FLBオイルの組み合わせで、これは恐らく理想的なライトゲーム~ミドルゲームに全般に対応するセッテイングかと思われますが、6g台~9g台までのルアーが自然に飛んで行き、でも12gを超えるミドルゲーム寄りには少しピーキー過ぎてしまい着水と同時のピンポイントサミングだとコントロールがシビアな印象。
次に2回目の釣行ではスプールベアリングにHEDGEHOG STUDIOのAIRセラミックベアリングとBALBOAオイルの組み合わせで、これは個人的にオイルの程良い抵抗感も得られ7g台~10gを超えるミドルゲーム寄りであれば間違い無くベストではないかと思われますが、でも6g以下のライトゲーム寄りだと少しキャストタイミングがズレる。
更に3回目の釣行ではスプールベアリングにHEDGEHOG STUDIOのAIRセラミックベアリングとZAYTオイルの組み合わせで、これはもう完全にピーキー過ぎて自分のメインウェイトとなる7g台~10gを超えるルアーでは使い難かったんですが、6g以下のライトゲームのみに絞ればこの組み合わせならロッド次第でノンストレスなキャストが出来そうな印象。
最後に4回目の釣行ではスプールベアリングにHEDGEHOG STUDIOのAIR HDベアリングとBALBOAオイルの組み合わせで少し強めのセッティングとしてみたんですけど、10gオーバーのルアーなら一番シックリ来た印象で14gのルアーではもう最高に気持ち良く飛んで行きましたが、6g台になると目視で分かるくらい飛距離が落ちたかなと。
まぁ使用したルアーのウェイトが6g台~14g台と狭い範囲でのインプレッションではありますが、キャストにおいてはロッドのスペックに依存する部分が大きいもんで、流石に1g~5gなどガチのライトゲームとしての検証は出来ていません。
ま、でも参考になれば。
で、再度HEDGEHOG STUDIOのAIRセラミックベアリングはセラミックボールを使用した所謂マイクロベアリングと特殊ハウジングを採用したライトウェイト向きのベアリングとなり、AIR HDベアリングはノーマルサイズのベアリングにセラミックボールを使用したレギュラーウェイト以上まで対応し、これらより更に上?下?に完全なベイトフィネス向きのAIR BFSなるベアリングも存在していまして、ライトゲーム専用とするならこのAIR BFSベアリングAIRセラミックベアリングが良いかもしれません。
んで、今回使用したその他BOREDのMETHODオイル&グリスはこの様な感じ。
スプールベアリングには上記の様に、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリスにOMEGAグリスを少量追加、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ウォームシャフトにはTHETAグリス、ハンドルノブベアリングにはBALBOAオイルとNEMEAオイルの混合カスタム、ドラググリスにはTHETAグリス、その他アッセンブルにはCHIMERAオイル。
と当初から少しドラググリスの部分を変更していますが、上記4回の釣行後もリールの水洗いは一切行っていません。
それでもメンテナンス当初のまんまでシルキーさは全く失われていなくて、グリスが抜けたとか落ちたとかそんな感覚は全く無しで当然ながら錆の発生も全く無し。
ギア関係のマッチングは耐久性も巻き感もこのセレクトでスコブル調子良いです。
その他ハンドル全般においてもノイズレスでシルキーなフィーリングは維持出来ていますが、唯一ドラグのグリスとして使用していたALPHAグリスをTHETAグリスに変えてみたところ大きく差が出る訳では無かったので、多分ALPHAグリスでもTHETAグリスでも塗布量を増やして滑り出しのレスポンスを軽くしてやればどちらでもOKかもしれません。
自分の場合はビッグベイトの癖で少し塗布量が少な過ぎたかもしれません。
そして上記4回の釣行ではキャスト時のバックラッシュは一度も起きず、結局は14ブレ二アスの遠心ブレーキブロック8個中2個をオンで6個をオフにしてもキャスト時のバックラッシュは皆無でした。
が、やはり着水と同時にスプールをポンッと押さえるだけのピンポイントサミングでは、僅かコンマ遅れただけでスプールの逆回転により軽いバックラッシュが起きます。
とは言えスプール3周とか4周程度の軽い緩み程度なのでバックラッシュの内には入りませんし、もしかすると使用していたラインがシマノのハードブル8+でもあったのでスプールに馴染み難く、逆に軟らかく馴染みの良いラインであれば起きない症状なのかもしれません。
初日はリールに慣れると同時にロッドにも慣れなければならず四苦八苦していましたが、ロッドの特性が分かって来るに連れ本当の意味でのフルキャストが出来る様になり、そうなると8.6ftとC3000番に1号PEを巻いているスピニングタックルと同等の飛距離が出せ、ザックリと7g台のシンペンなら45m以上、トータル12g位の直リグなら50mを余裕で超えるキャストが可能となるので、これはもうキャスタビリティーの意味でもアキュラシーの意味でもスピニングタックルの出番は少なくなりそうな印象。
ナゼそんな具体的な飛距離と言えるのか?と言うと自分のホーム湾奥運河の幅が50mと公式で記載されているから。
よって目視で見ても確実に上記の飛距離だと言えますし、対岸の柵にルアーが当たれば単純に50mと言う事。
取り敢えず上記の内で一番自分にシックリと来て無理も効くHEDGEHOG STUDIOのAIRセラミックベアリングとBALBOAオイルの組み合わせに戻して、今月下旬?来月上旬?から始まるかもしれない港湾バチに向けて継続して使用して行く予定です。
ま、今年はバチの出現が遅いのか早いのかはホームに通い続けるしかないですし。
それにドラグを含め巻きのフィーリングに関しては実際に多くの魚を掛けた上で判断しないと何とも言えないですからね。
正にこの手の検証を行うにはベストタイミング。
でも既にデッカイのを投げたい禁断症状に悩まされています。

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