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2025年10月7日火曜日

裏技。

BOREDの終身名誉テスター?NeCoSanからメンテナンス前のユーザー機体画像が届きました。
23が発売されながらも依然ユーザーの信頼も多い18アンタレスDCMDです。
画像はハイシーズンを目前に1年ぶりにメンテナンス依頼を受けた18アンタレスDCMDで、しかもビッグベイトでとんでもない釣果と釣行回数を誇る女子アングラーの機体。
18アンタレスDCMDはどうしても内部に侵入した海水が抜け切らずに溜まってしまう事で塩の結晶が付着しがちではありますが、画像の様にUG OMEGAグリスを薄くボディ各所に塗布しておく事で塩の結晶が付着する事を防止し、また釣行後のケアにおいて水洗いは必須としても水が油膜により弾かれる事で水の排出にも一役買ってくれます。
兄弟製品のUG SIGMAグリスだと粘度と粘性がネックになり薄く塗布し難いのですが、UG OMEGAグリスなら薄く伸ばし易い事もあり、またこのUG OMEGAグリスとUG SIGMAグリスは耐塩水完全対応と言う事もあってボディ内の腐食防止にも繋がります。
敢えてこの為だけにUG OMEGAグリスを購入する必要はないかもしれませんが、けれど特にビッグベイトやヘビーウェイトがメインのユーザーなら持っていて損は無いでしょう。
また、BOREDのMETHODグリス製品は全てウレア増稠剤を使用している事で、水との分離性や乳化後の復元性が一般的なリチウム系よりも格段に高い事もあり、画像の様にボディ内に薄く塗布しておいても油膜がシッカリと維持されている事が確認出来ます。
1年経過して汚れの付着や猛暑を過ぎた事で油膜の酸化などは少なからずあるかと思いますが、画像の状態なら全く問題無くリフレッシュさせる事が出来ます。
参考までに幾つかのベアリング交換は行うそうですが、ワンウェイローラークラッチでさえもNEMEAオイルの仕事っぷりにより油膜は維持されているので交換は必要無しとの事です。
特に塩の結晶が懸念される海水や汽水での使用がメインとなる場合や、淡水であっても止水域で発生するアオコの影響など、ボディ内部は想像以上に汚れや塩の付着が見られますので、事前の処理と共に事後のケアは怠らない様にしましょう。
只今BOREDのMETHODオイル&グリス&ペーストは在庫補充も完了し出来たてホヤホヤにつき、これから酷使が続くハイシーズン前のメンテナンスにヘビーユースください。

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