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2025年10月8日水曜日

記事。

スピニングリールとは異なりウォームシャフトが常に水の影響を受け続けるベイトリール。
これはキャスティングだけでなくジギングなどにおいても同様ですが、水と油の関係から100%乳化現象が起きる事は小学校で習った事。
と言うかもはや絶対に避けられない現象です。
けれどBOREDのMETHODオイルやMETHODグリスは乳化しても成分同士が溶解する様な事が無く、一般的なリチウム系グリスや鉱物油系オイルよりも乳化後の分離に優れている点が特徴です。
画像は自分の21スコーピオンMD301改のウォームシャフト。
サマーシーズンにBOREDが提唱して来た「夏オイル夏グリス」ではUG OMEGAグリスを使用する事が多かったのですが、秋からのハイシーズンに合わせ現在は画像の色から分かる?様にTHETAグリスを使用しています。
ウォームシャフトは巻感にも影響するパーツにつき好みにより使い分けるのも良いんですけど、一応別名クロスギアとも呼ばれるギアなだけに摩擦と言うよりも摺動の多いパーツにつき、グリスならTHETAグリスの様な低粘度でオイルならLIGHT DUTYオイルやNEMEAオイルの様な耐摩耗性に優れたフルエステルオイルの使用がベストです。
もちろん使用後に水洗いなどのケアを行った方が状態維持に繋がる事は当然ではありますが、常に露出しているパーツなので水洗い後でも割と頻繁に一時的な乳化が起こります。
けれどMETHODグリスもMETHODオイルも完全に油膜が失われる事はありませんので、シッカリと十分乾燥させてから少量の追加注油を行い、ハンドルを回すと共にウォームシャフトにも油分を馴染ませてやる事を忘れずに。
尚、ウォームシャフトの左右を樹脂ブッシュからベアリング化させている場合は特に使用後または水洗い後に十分な乾燥を行わないと錆の発生に繋がるのでご注意を。
このウォームシャフト横については敢えてベアリング化させず樹脂ブッシュで使用するソルトアングラーも多いほどで、それほど水が溜まり易く抜け難く直ぐに錆び易い箇所でもあるので参考まで。
特に200番~400番などでPE4号以上の太糸を使用している場合は釣行毎に常に水でビチャビチャになる箇所なので、ハイシーズンの頻繁な釣行や連続する釣行の場合はチェックを怠らない様にしましょう。

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