明日から三連休。
BORED的に今年これ迄に有った連休は全て何か用事があったり休日出勤したりと完全に休める事が無かったのですが、明日からの三連休はようやくガッツリと本気で休んでも良さそう。
なのになぜ台風。
まぁこればかりは仕方ない事なんですけど。
けれど天気の動向を見て最低でも丸一日くらいは釣行したい。
で、先日から投げたくてウズウズしているマグナムクランクもそうだしビッグミノーもそうだし、とにかく基本は巻くだけってルアーを大海原へ向けてひたすらキャストする事にストレスを感じない自分。
待ち伏せ型タイプのストーカー。
自分周りでも「回遊待ち」が苦手で常にストラクチャーを相手にしていないとモチベーションが維持出来ないタイプも居る訳ですが、毎回キャストする度にブレーキの微調整とかラインの垂らしとかに変化を与えてやると割と時間が気にならない。
つまりあくまでもキャストにおけるテストをしているんだと言い聞かせる。
そーすると「釣ってやる」やら「食ってこい」オーラも消えるし。
で、気が付くと潮が満ちて来たり流れがぶっ飛んだりなど何かしらの変化が起きる訳で、そのタイミングでは既にキャストが完璧に仕上がっているから今度は本気で狙って行く。
ストラクチャーを相手にする場合は一投目から本気なんですけど、大河川河口とかひたすらにキャストしてナンボの場合に限っては、先ずキャストを突き詰めるテストと思っていると何かしらのタイミングまで飽きないでキープキャスティン可能。
なので自分はタイミング待ちの間に色々と試しているからバックラッシュしないんでしょう。
さて本題。
釣行から帰ったら既に何十回も書いて来た様にタックルのケアを毎回必ず行うとして、次回の釣行までに今度はスプールベアリングなどレスポンスに付随するオイルを変えてみると面白い。
実際に自分の場合スプールオイルには2ozなら基本はBALBOAオイル、4ozなら基本はCHIMERAオイル、8oz以上なら基本はLIGHT DUTYオイルを使用しますが、では例えば2ozの場合にBALBOAオイルではなくLIGHT DUTYオイルを使うと粘度と粘性が影響して飛距離が落ちると思われますよね?
実際にそうです。
つまりスプールベアリングに使用するオイルの粘度と粘性が高くなる事でベアリングの回転に抵抗が生まれ回転は悪くなり、自ずとルアーの飛距離も落ちてしまうと言うのが一般的な考えであり正解でもあります。
でも自分は逆の考えを持っています。
それは粘度や粘性の高いオイルを使用すると第二?第三?のブレーキとしての役割を持たせる事が出来ると言う事であって、上記を逆手に解釈すればメインブレーキを一つ落とす事が出来る場合もあり、結果的に粘度の高いオイルを使用しているのにルアーの飛距離が上がる可能性もあると。
仮に飛距離が大きく変わらなかったとしてもオイル油膜の安定度が物理的に増す事になるので、ベアリングの延命とかノイズの減少とか何かしらに貢献する事でマイナス要素は無いかも。
つまり今スタメンで使用しているスプールベアリングオイルをワンランク高粘度化させてやると第二?第三?のブレーキとしての使い方が出来ると言う裏技。
スプールベアリングに使用するオイルは早く軽く回転させるだけが能じゃない。
だからメインの遠心ブレーキにしろマグネットブレーキにしろワンランクほどブレーキを弱めてもスプールが過激に暴走する事を抑えられると言う事に繋がり、しかも初速が上がり切らないのでバックラッシュも起こし難くフォーリングなどもナチュラル。
以前からベイトフィネスなんかにおいては非常に有効ですよとお伝えして来ましたが実際にはどのジャンルにおいても非常に有効であって、上記の様に自重である程度の飛距離が得られるビッグベイト~ジャイアントベイトでも同様に確実な変化を感じますのでゼヒともトライしてみてください。
あ、ちなみにBOREDオフィシャルとしてNEMEAオイルはスプールベアリングに推奨していませんので、上記BALBOAオイル~CHIMERAオイル~LIGHT DUTYオイルの中からセレクトするか、この3つの中から混ぜ合わせてオリジナル粘度を作りあげる混合カスタムで自分専用オイルを作るとベストです。
さ、三連休明けの発送作業が嫌になるほどのご注文をお待ちしています。

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