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2025年10月30日木曜日

記事。

お蔭様で入院中の母親が驚異的な回復を見せ無事に退院となりました。
なので昨日は朝から病院へ出向いて退院の手続きを行い、体力が落ち切っている母親とタクシーに乗って帰宅。
タクシーの運ちゃんは「トランプ大統領の警備で赤坂周辺が凄く混んでまして」と全く方向が逆な情報をくれたりして。
そこから急いでBORED事務所へ出勤して2025 COACH JACKETの発送を引き続き行いまして、ようやく昨日付で全ての発送を終えたのですが、その際に自分のスマホが調子悪くなり郵便アプリが使えないと言う事で久しぶりに手書きで残り30枚弱の送り状を書いていたら2回も手をツってしまって。
やはりたまにはキチンと文字を書くと言う事をしないと手が死んでしまうと実感。
さて、気が付くともう11月になると言う事で秋真っ盛りなのに秋らしい釣行を一度もしていないのは絶対に問題。
夏の終わりにスタメンリール達のメンテナンスは済ませてあるので、もう気持ち悪いくらい気持ち良く回転すると言うのに。
けれど今週末はビッグベイトトーキョーへ出向きますんで前日と当日の釣行は難しい。
となると久しぶりに金曜仕事終わりの釣行かな?と思ったら雨天予報でした。
あ~こーやって前日のタックルを脳内セレクトしている時間が楽しかったんだと思い出すほど。
そんなタイミングでヘビーユーザーさんからマニアックな質問を頂きました。
それはMETHODオイルとMETHODグリスを混合カスタムしても大丈夫か?と言うもの。
実はサイクルメカニック時代の製品はそれが可能で推奨もしていたのですが、現在METHODグリスは全てがウレア系グリスとなっている事でBOREDオフィシャルとしてグリス同士でならOKでオイル同士ならOKなのも同じくです。
ですが、裏技?としてTHICK HEAVYオイルについては材料の関係から全てのMETHODグリスと混合カスタムする事が可能です。
けれど例えばDELTAグリス、ALPHAグリス、THETAグリスの3種にTHICK HEAVYオイルを適量混ぜ合わせると、若干ながら粘度を操作する事が出来る訳ですが、実際には余り大きな差は生まれないかな?と思っています。
なにより既に新製品のVNLペーストも存在している事でグリスを低粘度化させるならMETHODグリスにVNLペーストを混ぜ合わせた方が効率が良いかもしれません。
ちなみにこれはオフィシャルとして推奨していますので問題はありません。
まぁ、特にレギュラーウェイト以下のフィネスやライトリグになるとフィーリングの問題から「自分仕様」を追い込んでいるユーザーも居るでしょうし、敢えて否定はしませんけどVNLペーストも候補に入れて混合カスタムを追求してもらうと近道?になるかと思います。
但し、METHODグリスに他社のグリスやオイルを混ぜ合わせる事だけは危険ですので絶対に行わないでくださいね。
BOREDのMETHOD製品は一貫して同一の添加剤を使用しているので生成される被膜も同一となるのですが、他社製品の場合は何の材料を使用しているのか不明でもありますし、METHOD製品と同一と言う事は有り得ないと思われますのでバッティングの懸念が生じます。
例えば混ぜ合わせたら急に固まった様になるとか、その逆で急に油分のみが分離されてしまうとか、または目に見えなくとも分子レベルで上手く溶解や結合がされない事で常に不安定な状態となってしまうなど。
なのでBORED STOREの各製品ページ下部にも注意書きしていますとおり、他社製品との同時使用は絶対行わないで欲しいと言う事になります。
基本的に油分は一旦パーツクリーナーなどで脱脂洗浄を行ってから新たな油分を使用するのが常識です。
なので「自分仕様」のオイルやグリスをカスタム出来る点がBOREDがオリジナルの混合カスタムと言う事なのですが、それはBOREDのMETHOD製品内において有効と言う事で、更にオイルはオイル同士でグリスはグリス同士で行って頂けると間違いはありません。
マニアックなヘビーユーザーになると沼化して恐ろしい程に「自分仕様」を追求している場合もあり、以前にも某ソルトルアーメーカーの某ベテランアングラーはホントに9:1とかそんな比率で全ての混合を試したりしていると聞いた事もあって。
少しヒキましたけど。
なので上記には注意した上で「自分仕様」の追求を適度に楽しんでみて頂ければと思います。
あ、参考までにグリス同士を混合カスタムする際にはアイスなどを買うと貰えるスプーンあるじゃないですか?あれを使うと凄く楽に混ぜ合わせる事が出来ますし、済んだら軽く拭き取ってゴミで捨てれば良いだけなので後始末も楽ですよ。
そして混ぜ合わせる目安としては全体をまんべんなく最低でも40回以上は混ぜ合わせて貰えれば問題ないかと思います。
少し暖めてから行うと粘度が下がる上に混合し易くなるので作業し易いかもしれません。
沼から抜け出せないマニアックさんはゼヒ。

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