疲労?心労?が溜まっているのを実感出来るお年頃ではありますが、そりゃ三連休からずっと諸々が重なっているのに肝心の釣行すらお預けなんでね。
でも毎年の事ながら10月に入ってから急に早い動きを見せているMETHODのUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスのお陰で疲れもぶっ飛びます。
と言う事で改めてBOREDのMETHODグリスの中でも特殊な位置付けとなるUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスについて。
過去記事でも散々書いて来ましたとおりBOREDのMETHODウレア系グリスは現在5ラインナップあります。
低粘度で稠度0号のTHETAグリス、中粘度で稠度1号のALPHAグリス、高粘度で稠度2号のDELTAグリスが基本ラインとなり、その特徴としては一般的なリチウム系グリスと比較して潤滑耐久寿命が5倍以上と非常に優れた増稠剤を主成分としている事にあります。
一般的なリチウム系グリスに使用されている主成分のリチウムとは金属であり、METHODのウレア系グリスで使用している主成分のウレアとはポリウレアと言う樹脂になる事から酸化や劣化を起こし難い特徴があります。
金属と樹脂の違いなので例えば水分が付着した際には金属は酸化が著しく樹脂は経年変化が起きないに等しいと言う事になり、これは身の回りでも色々と実感のある事かと思います。
ザックリ言えばリチウム系グリスのワンランク上位素材がウレア系グリスと言う事。
この主成分の違いこそ潤滑耐久寿命が5倍以上と謳っている証です。
あ、実際に金属や樹脂の固形物がそのまんま入っている訳ではなく化合物として配合されていますよ。
で、この耐久性に優れたウレア系グリスの基本3ラインナップに更なる特殊な特性を付加させた物がUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスになると言う事です。
ではどんな特性かと言うと、主たる油脂材料に糸引性や粘弾性と言う効果を加えてあるもので、一般的には非ニュートン系添加剤と呼ばれたりしていますが、油脂業界にはそんな添加剤は存在していない造語であって、正しくは粘弾性調整剤や増粘剤と言ったカテゴリーに含まれます。
なので非ニュートン系とかアンチニュートン系なんて造語はガチ勢なら恥ずかしくて使いません。
この主たる油脂材料に糸引性や粘弾性を加える事で、粘性(ネバリ)が非常に増すので対象物に付着した際に飛散し難くなり、また弾性(クッション)も同時に加わる事で荷重や衝撃に対しても付着率が向上します。
つまり全体的な耐久性は確実に増すと言う事。
UG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスはこの効果をマックスまで引き上げていて、廃盤過去製品のSIGMAグリスやOMEGAグリスからアップグレードし更に3倍前後の粘弾性効果が向上しています。
但し、今以上に配合率を上げてしまうと諸々の支障が出てしまうので現在がマックスと言う事です。
表記としてUG SIGMAグリスはBOREDオリジナルの粘度表記として高粘度で強粘着とした稠度2号+、UG OMEGAグリスは同じくBOREDオリジナルの粘度表記として低粘度で強粘着とした稠度0号-と表記としてあり、実際には粘性が高い為に表記よりも粘度が高く感じる場合がありますが、感じるだけであって主成分のウレア増調剤自体は表記どおりの物を使用しています。
だから+や-の表記はフィーリング要素をBOREDオリジナル表記で表していると思って頂ければ。
なので先ずはベーシックとなるTHETAグリス、ALPHAグリス、DELTAグリスを使った上で自分の求めるフィーリングと合っているならそれで良し、けれどフィーリングなどが重くなったとしても更に耐久性を上げてみたいと言う場合にはUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスの使用を推奨しますと言う位置付けになります。
参考までにビッグベイトやジャイアントベイトそして海外などで使用する場合には最初からUG SIGMAグリスやUG OMEGAグリスで武装しておくパターンが定番化しています。
だからこそ10月に入ってからUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスが非常に良く売れる結果に繋がっていると。
ハイシーズンこそUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスであらゆるギア周りを武装しておきましょう。

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