現在BOREDのMETHOD新製品予定オイルとしてサンプルテストを行っている17スコーピオンDC 101HG。
昨年12月途中までは初期段階の試作オイルを20カルカッタコンクエストDC 201HGを使いサンプルテストを行いました。
この初期段階の試作オイルでは2oz~4ozのビッグベイトを5号タックルで東京湾奥運河にて使用し、釣行後には毎回必ず水中(ぬるま湯)へドボンして塩抜き水洗いをして来ましたが、実釣60時間以上が経過しても特に問題も変化も見られなかった事で一旦終了としました。
そして12月後半からはリールを変え2ozを中心に17スコーピオンDC 101HGを使い4号タックルでサンプルテストを行って来ましたが、このサンプルテストでは逆に釣行後の水洗いを一切行わずに半日ほど放置して自然乾燥させて来ました。
その17スコーピオンDC 101HGをバラした状態の画像です。
取り敢えず現状として塗布したワンウェイクラッチことローラークラッチにはインナーチューブにもニードルベアリングにも錆は一切発生しておらず、目視で油膜が残っている事が画像からも確認出来ます。
しかも驚いた事に2ヶ月以上ぶりに開けてみたところ、スプールベアリングのハウジングにもインナーチューブにも僅かに海水が浸入して水滴として残っている事が確認出来ます。
但し、17スコーピオンDC 101HGはスプールベアリングにHEDGEHOG STUDIOのAIR HDベアリングへ交換していたので、錆が発生し難い素材のベアリングと言う事もありますが、このスプールベアリングには海水対応では無いBALBOAオイルを注油していたにも関わらずと言う事です。
そしてワンウェイクラッチことローラークラッチのインナーチューブなどにも水滴が付着していて、画像のインナーチューブ左側が若干薄濁りしているのは新製品予定オイルと海水が混ざり僅かに乳化している証です。
このインナーチューブは既に摩耗も進んでいましたが、更に条件を悪くする為に研磨を行いワザと痩せさせてハンドル逆転現象が起き易い状態にしていました。
が、上記いずれのサンプルテストでもハンドル逆転現象は一度も起きず、新たに異音や振動も起きる事なく快適に使用出来ていました。
通常であれば塩抜き水洗いをしていない状態で2ヶ月以上使用していれば僅かながら錆の発生が見られるはずですが、試作オイルを使用したワンウェイクラッチことローラークラッチには一切錆の発生は見られずに機構も一切妨げていません。
これは逆に毎回水へドボンして塩抜き水洗いをして来た20カルカッタコンクエストDC 201HGでも同様なので、恐らくBOREDのMETHOD初となるオリジナル防錆添加剤が効果を表していると言う事になるでしょう。
このオリジナル防錆添加剤は既に最新のBALBOAオイルにも配合していると言う事で、淡水使用を推奨しているBALBOAオイルであっても実用上は海水使用にも十分対応が出来ると言う証になり、更に高い配合と粘度になる新製品予定オイルにおいては最強な防錆性を発揮すると思われます。
新製品予定オイルはNEMEA(ネメア)と言う製品名に決定していますが、このNEMEAオイルは兄弟オイルとなる既存のCHIMERAオイルと同様に100%エステル化学合成油のベースオイルを使用し、更に荷重や摩擦の負荷が大きな200番~400番のベイトリールでもサッパリとした粘性と摩擦を最適に調整する設計で、ワンウェイクラッチことローラークラッチの使用をはじめボディ内ベアリングにも使用出来るターゲットとしています。
現在Twitterのフォロワーでもあるリールメンテナンス業お2人にも同時に海水でのサンプルテストをお願いしていますが、随時報告を頂いていますので最終確認時にまとめてお伝えするつもりです。
当初は昨年12月末に発売を予定していましたが、改良と実釣を繰り返し現在3代目となる最終段階の試作オイルにてなんとか製品化となる見込みが付きました。
BOREDのMETHOD新製品オイルNEMEA(ネメア)発売まで今暫くお待ちください。
昨年12月途中までは初期段階の試作オイルを20カルカッタコンクエストDC 201HGを使いサンプルテストを行いました。
この初期段階の試作オイルでは2oz~4ozのビッグベイトを5号タックルで東京湾奥運河にて使用し、釣行後には毎回必ず水中(ぬるま湯)へドボンして塩抜き水洗いをして来ましたが、実釣60時間以上が経過しても特に問題も変化も見られなかった事で一旦終了としました。
そして12月後半からはリールを変え2ozを中心に17スコーピオンDC 101HGを使い4号タックルでサンプルテストを行って来ましたが、このサンプルテストでは逆に釣行後の水洗いを一切行わずに半日ほど放置して自然乾燥させて来ました。
その17スコーピオンDC 101HGをバラした状態の画像です。
取り敢えず現状として塗布したワンウェイクラッチことローラークラッチにはインナーチューブにもニードルベアリングにも錆は一切発生しておらず、目視で油膜が残っている事が画像からも確認出来ます。
しかも驚いた事に2ヶ月以上ぶりに開けてみたところ、スプールベアリングのハウジングにもインナーチューブにも僅かに海水が浸入して水滴として残っている事が確認出来ます。
但し、17スコーピオンDC 101HGはスプールベアリングにHEDGEHOG STUDIOのAIR HDベアリングへ交換していたので、錆が発生し難い素材のベアリングと言う事もありますが、このスプールベアリングには海水対応では無いBALBOAオイルを注油していたにも関わらずと言う事です。
そしてワンウェイクラッチことローラークラッチのインナーチューブなどにも水滴が付着していて、画像のインナーチューブ左側が若干薄濁りしているのは新製品予定オイルと海水が混ざり僅かに乳化している証です。
このインナーチューブは既に摩耗も進んでいましたが、更に条件を悪くする為に研磨を行いワザと痩せさせてハンドル逆転現象が起き易い状態にしていました。
が、上記いずれのサンプルテストでもハンドル逆転現象は一度も起きず、新たに異音や振動も起きる事なく快適に使用出来ていました。
通常であれば塩抜き水洗いをしていない状態で2ヶ月以上使用していれば僅かながら錆の発生が見られるはずですが、試作オイルを使用したワンウェイクラッチことローラークラッチには一切錆の発生は見られずに機構も一切妨げていません。
これは逆に毎回水へドボンして塩抜き水洗いをして来た20カルカッタコンクエストDC 201HGでも同様なので、恐らくBOREDのMETHOD初となるオリジナル防錆添加剤が効果を表していると言う事になるでしょう。
このオリジナル防錆添加剤は既に最新のBALBOAオイルにも配合していると言う事で、淡水使用を推奨しているBALBOAオイルであっても実用上は海水使用にも十分対応が出来ると言う証になり、更に高い配合と粘度になる新製品予定オイルにおいては最強な防錆性を発揮すると思われます。
新製品予定オイルはNEMEA(ネメア)と言う製品名に決定していますが、このNEMEAオイルは兄弟オイルとなる既存のCHIMERAオイルと同様に100%エステル化学合成油のベースオイルを使用し、更に荷重や摩擦の負荷が大きな200番~400番のベイトリールでもサッパリとした粘性と摩擦を最適に調整する設計で、ワンウェイクラッチことローラークラッチの使用をはじめボディ内ベアリングにも使用出来るターゲットとしています。
現在Twitterのフォロワーでもあるリールメンテナンス業お2人にも同時に海水でのサンプルテストをお願いしていますが、随時報告を頂いていますので最終確認時にまとめてお伝えするつもりです。
当初は昨年12月末に発売を予定していましたが、改良と実釣を繰り返し現在3代目となる最終段階の試作オイルにてなんとか製品化となる見込みが付きました。
BOREDのMETHOD新製品オイルNEMEA(ネメア)発売まで今暫くお待ちください。
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