レイヤリング。
直訳すれば「重ね着」なんですが、アウトドアシーン全般でのレイヤリングとは「機能を持たせた重ね着」と言うのが本当のところですね。
自分の場合で言うと山行する際には基本的にウルトラライトな装備しか興味ありませんし、それの以上ヘビーな装備に必要性も危機感も感じた事はありません。
そして釣行でも同様に必要最低限な装備にこそ美学を感じると言うか、大荷物を持って行動する事には疑問しかありません。
装備としてのタックルについてはまた今度と言う事で、今回は冒頭にあるレイヤリングについて。
冬場として12月~3月辺りまでの釣行では、毎回同じ?と言っても良い程にインナーは殆ど一緒です。
ベースレイヤーは速乾性と保温性を両立させなければ意味が無いのでモンベルのスーパーメリノウール EXP、セカンドレイヤーには保温性を最重要視しながらもストレッチ性が抜群に良いグンゼのホットマジック極。
このセカンドレイヤーに普通ならベースレイヤーで使う素材をレイヤリングする組み合わせは毎回同じで自分オリジナル。
ちなみにベースレイヤーと言えばな代名詞であるヒー○テック、あれ場合によっては適さないのでご注意を。
と言うのは生地にレーヨンが含まれているのですが、レーヨンは水分を含み保湿し易い素材なんです。
見た目はテロテロツルツルなので水を弾きそうな雰囲気でも実際には保湿してしまうと言う事は汗が乾き難いと言う事で、行動を伴う場合においてベースレイヤーには適さない場合もあり、高山などの山行などにおいては命取りになりかね無い危険を伴っています。
なので登山にヒー〇テックは非常に危険で、山岳ガイドの人達は絶対に着ないそうですよ、死んじゃうんで。
そしてミドルレイヤーは天候によって雨天であれば速乾性のあるフリースジップパーカー、快晴なら保温出来れば何でも良いです。
なので快晴なら自分は普段から着ているプルオーバーパーカーとかフリースパーカーを使い別けていますが、これはアウトドアブランドやスポーツブランドなど特に大きなコダワリは無く、基本全てがパーカーなのは爆風への対策としてイザと言う時に被れるから。
なので普通にノースフェイスとかナイキなど普段使いも出来るブランドでローテーションしています。
で、最後のアウターは今時期なら当然レイヤリングのどこかにダウンを使うべきですが、自分の場合リアルダウンにはバーグハウス、インサレーションダウンにはコロンビア、この2つを釣行専用として使用しています。
バーグハウスのリアルダウンは基本的に晴天時に着用していますが、通常だと湿気や雨天に弱く濡れるとロフトを失ってしまう一般的なダウンとは異なり羽毛に特殊な撥水処理が行われているハイドロダウンを使用している事で、不意の雨天においても内側まで濡れてしまった経験が無い程に優秀なダウンですけど主に晴天用として。
一方コロンビアのインサーレーションダウンは雨天予報や降水確率が五分五分の際に着用していて、これは防水透湿生地を使用している事でレインウエアやハードシェルを更に重ねる必要が無く、万が一耐水圧を超えて濡れたとしても保温性を失わずに速乾性も高い事から一石二鳥の便利なダウンです。
どうしても釣行の場合は魚に触ってしまう事も多く匂いや汚れの付着が有り得ますが、日常用のアウターとは別にインサレーションダウンを釣行専用として設けておくのがベストで、高価で無くても上記の様に保温性と機能性で2種類を用意しておければ更にベストかなと思っています。
で、重要な点として画像のソックス。
基本的にこれもアウターのダウンと同様の考えで晴天時にはアイスブレーカーのウールソックス、雨天時にはデックスシェルのウォータープルーフソックスを使用しています。
これも保温性と遮熱性を重要視していますが、とにかくデックスシェルのウォータープルーフソックスは完全防水ソックスと言えばなメーカーで、以前は雪山の奥多摩でもモンテインのアウトドライを使用したハイカットのトレランシューズとデックスシェルのウォータープルーフソックスだけで一滴も浸水する事は無く快適に過ごせた経験から絶大に信用しています。
もちろん自宅の浴槽に足を突っ込んでいても全く浸水しませんし、かなり厚みもあるので普通に保温性もあります。
普段から完全な市街地であるホーム東京湾奥運河でさえもGORE-TEXを使用したトレランシューズ2足でローテーションしていますが、これなら不意の大雨になっても全く問題は無く、しかもブーツと違いトレランシューズなら通気性や速乾性も確保されているので不快になる事が一切無いと言うところから使用しています。
それに基本的にガチ過ぎる装いで釣行するのは自分的に違うので、釣具メーカーの物を着て釣をすると言う事は基本有り得ません。
何と言うかそこは好き嫌いの話。
以前ユーザーから真冬の琵琶湖でバスボートを長時間走らせているのが人生で一番寒いと言われ、そのユーザーはだからこそ釣具メーカーの上下セットアップが最強だしアウトドアメーカーの登山用は話にならないと熱弁された経験がありますが、恐らく地球上で最も寒いと言われているのは南極や北極でも無く標高8000m超えのエベレストなはずです。
ちょっと意地悪かもしれませんけど。
なのでエベレストまでは言い過ぎとしても高山クラスを登頂する為にアウトドアメーカーから多数発売されている登山用のダウンやセットアップこそが最強なはずです。
参考までにエベレストでは一年を通して平均気温がマイナス30度で、山頂近くでは最大で風速50mが何日も続く訳ですから、単純にそれを体感として足せばマイナス70度とか80度になる訳です。
冬の琵琶湖だろうが日本海だろうが北海道だろうが南極や北極ですら足元にも及びませんね。
なので自分は山行をすると言う事からも間違いなくアウトドアブランドで揃える事が最善としていて、何よりも常に行動を伴う事を前提に開発されているので快適さが断然違います。
最近はファストブランドが「それ風」なアウターやシェルなどを多数発売していますが、それは恐らく「普段の釣り」には十分使える物だと思います。
全てがエクストリームな状況ではありませんし、例えば東京湾奥エリアであれば問題無く使用出来るでしょう。
だけど自分の考えでは衣類もタックルと同じで、常にケアをして長く使える様に素材や機能まで吟味して選びたい。
これが全てなんですね。
安価でどこでも買える物であればダメになると捨てますよね?
でもある程度は高価な物であればケアしながら長く使おうと思いません?
個人的には割と早いサイクルで消耗する様な普段の下着はファストブランドで十分ですが、自分の趣味に使う特別な下着は上記の様に良い物を長く大切に使いたいなって、全くタックルと同じ考えで揃える様にしています。
バックパックもシェルジャケットも複数持っているのはその時のシーンに合わせて選んでいるからで、これもリールに例えれば納得出来ること。
でもそれらをシーン別にコンプリートして以来は新しい物を揃えていません。
決定的な破け方や恰好悪い変色など、または本来の機能を失ったり、そんな事になる迄は良い物を長く使いたい派です。
10年使えたらまたトレンドに戻ったりもしますしね。
で、今日は積雪予報の東京なんですが、なのに愛息の高校入試と言う事でデックスシェルのウォータープルーフソックスを履いて行けよと伝えても履いて行かない令和世代。
理由は「お父さん臭せぇ」からだと、臭くないんですけど。
でも親心として深夜コッソリとダウンとシューズにPRO SIZE WRをタップリとミストしておきましたけどね。
あ、次回のPRO SIZE WRは2月下旬の入荷予定です。
直訳すれば「重ね着」なんですが、アウトドアシーン全般でのレイヤリングとは「機能を持たせた重ね着」と言うのが本当のところですね。
自分の場合で言うと山行する際には基本的にウルトラライトな装備しか興味ありませんし、それの以上ヘビーな装備に必要性も危機感も感じた事はありません。
そして釣行でも同様に必要最低限な装備にこそ美学を感じると言うか、大荷物を持って行動する事には疑問しかありません。
装備としてのタックルについてはまた今度と言う事で、今回は冒頭にあるレイヤリングについて。
冬場として12月~3月辺りまでの釣行では、毎回同じ?と言っても良い程にインナーは殆ど一緒です。
ベースレイヤーは速乾性と保温性を両立させなければ意味が無いのでモンベルのスーパーメリノウール EXP、セカンドレイヤーには保温性を最重要視しながらもストレッチ性が抜群に良いグンゼのホットマジック極。
このセカンドレイヤーに普通ならベースレイヤーで使う素材をレイヤリングする組み合わせは毎回同じで自分オリジナル。
ちなみにベースレイヤーと言えばな代名詞であるヒー○テック、あれ場合によっては適さないのでご注意を。
と言うのは生地にレーヨンが含まれているのですが、レーヨンは水分を含み保湿し易い素材なんです。
見た目はテロテロツルツルなので水を弾きそうな雰囲気でも実際には保湿してしまうと言う事は汗が乾き難いと言う事で、行動を伴う場合においてベースレイヤーには適さない場合もあり、高山などの山行などにおいては命取りになりかね無い危険を伴っています。
なので登山にヒー〇テックは非常に危険で、山岳ガイドの人達は絶対に着ないそうですよ、死んじゃうんで。
そしてミドルレイヤーは天候によって雨天であれば速乾性のあるフリースジップパーカー、快晴なら保温出来れば何でも良いです。
なので快晴なら自分は普段から着ているプルオーバーパーカーとかフリースパーカーを使い別けていますが、これはアウトドアブランドやスポーツブランドなど特に大きなコダワリは無く、基本全てがパーカーなのは爆風への対策としてイザと言う時に被れるから。
なので普通にノースフェイスとかナイキなど普段使いも出来るブランドでローテーションしています。
で、最後のアウターは今時期なら当然レイヤリングのどこかにダウンを使うべきですが、自分の場合リアルダウンにはバーグハウス、インサレーションダウンにはコロンビア、この2つを釣行専用として使用しています。
バーグハウスのリアルダウンは基本的に晴天時に着用していますが、通常だと湿気や雨天に弱く濡れるとロフトを失ってしまう一般的なダウンとは異なり羽毛に特殊な撥水処理が行われているハイドロダウンを使用している事で、不意の雨天においても内側まで濡れてしまった経験が無い程に優秀なダウンですけど主に晴天用として。
一方コロンビアのインサーレーションダウンは雨天予報や降水確率が五分五分の際に着用していて、これは防水透湿生地を使用している事でレインウエアやハードシェルを更に重ねる必要が無く、万が一耐水圧を超えて濡れたとしても保温性を失わずに速乾性も高い事から一石二鳥の便利なダウンです。
どうしても釣行の場合は魚に触ってしまう事も多く匂いや汚れの付着が有り得ますが、日常用のアウターとは別にインサレーションダウンを釣行専用として設けておくのがベストで、高価で無くても上記の様に保温性と機能性で2種類を用意しておければ更にベストかなと思っています。
で、重要な点として画像のソックス。
基本的にこれもアウターのダウンと同様の考えで晴天時にはアイスブレーカーのウールソックス、雨天時にはデックスシェルのウォータープルーフソックスを使用しています。
これも保温性と遮熱性を重要視していますが、とにかくデックスシェルのウォータープルーフソックスは完全防水ソックスと言えばなメーカーで、以前は雪山の奥多摩でもモンテインのアウトドライを使用したハイカットのトレランシューズとデックスシェルのウォータープルーフソックスだけで一滴も浸水する事は無く快適に過ごせた経験から絶大に信用しています。
もちろん自宅の浴槽に足を突っ込んでいても全く浸水しませんし、かなり厚みもあるので普通に保温性もあります。
普段から完全な市街地であるホーム東京湾奥運河でさえもGORE-TEXを使用したトレランシューズ2足でローテーションしていますが、これなら不意の大雨になっても全く問題は無く、しかもブーツと違いトレランシューズなら通気性や速乾性も確保されているので不快になる事が一切無いと言うところから使用しています。
それに基本的にガチ過ぎる装いで釣行するのは自分的に違うので、釣具メーカーの物を着て釣をすると言う事は基本有り得ません。
何と言うかそこは好き嫌いの話。
以前ユーザーから真冬の琵琶湖でバスボートを長時間走らせているのが人生で一番寒いと言われ、そのユーザーはだからこそ釣具メーカーの上下セットアップが最強だしアウトドアメーカーの登山用は話にならないと熱弁された経験がありますが、恐らく地球上で最も寒いと言われているのは南極や北極でも無く標高8000m超えのエベレストなはずです。
ちょっと意地悪かもしれませんけど。
なのでエベレストまでは言い過ぎとしても高山クラスを登頂する為にアウトドアメーカーから多数発売されている登山用のダウンやセットアップこそが最強なはずです。
参考までにエベレストでは一年を通して平均気温がマイナス30度で、山頂近くでは最大で風速50mが何日も続く訳ですから、単純にそれを体感として足せばマイナス70度とか80度になる訳です。
冬の琵琶湖だろうが日本海だろうが北海道だろうが南極や北極ですら足元にも及びませんね。
なので自分は山行をすると言う事からも間違いなくアウトドアブランドで揃える事が最善としていて、何よりも常に行動を伴う事を前提に開発されているので快適さが断然違います。
最近はファストブランドが「それ風」なアウターやシェルなどを多数発売していますが、それは恐らく「普段の釣り」には十分使える物だと思います。
全てがエクストリームな状況ではありませんし、例えば東京湾奥エリアであれば問題無く使用出来るでしょう。
だけど自分の考えでは衣類もタックルと同じで、常にケアをして長く使える様に素材や機能まで吟味して選びたい。
これが全てなんですね。
安価でどこでも買える物であればダメになると捨てますよね?
でもある程度は高価な物であればケアしながら長く使おうと思いません?
個人的には割と早いサイクルで消耗する様な普段の下着はファストブランドで十分ですが、自分の趣味に使う特別な下着は上記の様に良い物を長く大切に使いたいなって、全くタックルと同じ考えで揃える様にしています。
バックパックもシェルジャケットも複数持っているのはその時のシーンに合わせて選んでいるからで、これもリールに例えれば納得出来ること。
でもそれらをシーン別にコンプリートして以来は新しい物を揃えていません。
決定的な破け方や恰好悪い変色など、または本来の機能を失ったり、そんな事になる迄は良い物を長く使いたい派です。
10年使えたらまたトレンドに戻ったりもしますしね。
で、今日は積雪予報の東京なんですが、なのに愛息の高校入試と言う事でデックスシェルのウォータープルーフソックスを履いて行けよと伝えても履いて行かない令和世代。
理由は「お父さん臭せぇ」からだと、臭くないんですけど。
でも親心として深夜コッソリとダウンとシューズにPRO SIZE WRをタップリとミストしておきましたけどね。
あ、次回のPRO SIZE WRは2月下旬の入荷予定です。
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