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2023年10月30日月曜日

記事。

あ~悶々として一向に進展しない。
廃盤HYDRAオイルの後継製品となる超低粘度オイルの試作達の事。
ブッチャケどれも良いんだけどやはり粘度はやり過ぎたか?と言うくらいシャバシャバ。
検査していないけど感覚として多分VG4~5前後。
明らかにBALBOAよりもワンランク低粘度って事で一体どーテストしろって言うんだ?と一応自分の14ブレ二アスのスプールベアリングで試用していますが、何と言うか初速が余りにも簡単に上がり過ぎてバックラッシュが恐くてね。
なので初速を上げない様にキャストすると1.6gや1.8gのスピナーとかスプーンが着地予想点を遥かに超えて飛んで行く。
けど風速1mくらいでも影響してしまったりリリースポイントが僅かにズレるとラインが暴れそうになるんで。
自分の場合はフィネス系に疎い事もあってキャストが全然安定しない。
ちなみに最近はBORED事務所の近所にある公園で夜な夜なキャストしていると言う不気味なテスト環境。
別に水に向かって投げる意味も余り無いので、舌打ちと独り言が深夜の公園で響いています。
でもフォールにおいてはすこぶる良好で、クラッチを切ってからスプールの動き出しにロスが無い。
ピッチングの距離であれば狙い通りの動き出しなんだけど、これも手首の返しを少しミスるとラインが暴れる。
単に慣れの問題なのは試用して行く内に安定して来た事で分かってはいても、週末は100gオーバーをフルキャストしているのに、平日深夜には1g台をキャストしているギャップに50代の脳内と感覚がバグっているんでしょう。
取り敢えず絞り切れない事もあり、この3つを化学的にも物理的にも機械テストへ回し、そこから環境変化や温度変化などの最終テストで見極めてみます。
ちなみにこの廃盤HYDRAオイル後継製品もフルエステル化学合成油、耐水防錆添加剤、摩擦調整添加剤での設計なんですが、粘度指数においてはMETHODオイル中で最も狭い数値となります。
これは仕方ないんです。
それに気温0度以下では曇りが生じてマイナス10度以下では恐らく凝固するはず。
あ、でもベアリングの様に常時動いているなら凝固はしませんよ。
超シンプルなエステル化学合成油を使用する予定なので、もはやアルコールに近いと思って頂ければ間違いないかと。
BOREDで過去一の超低粘度となるのでまんまでの用途は限定されますが、混合カスタムし易いと言う事もあってTHCIK HEAVYの真逆となる立ち位置のオイルは結局必要枠なんですよね。
それに今時のフィネス系全般においては過激化している事もあり、キチンとした材料選択はオイル設計において重要。
既に超低粘度なので今更ながら摩擦係数の追求はやめておきますが、市販の固形添加剤を配合したオイルとは明確に違いを出して行きたいので悩みどころ。
そして先日も書きました某サイト専売オイルとは明確に特性を変える必要もあるし。
また平日は近所の公園で夜な夜な吠えますかね。

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