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2024年10月18日金曜日

記事。

BOREDのMETHODオイル&グリスをご使用頂きリールメンテナンスサービスを行っている、ご存知@neecoosanでは画像の様な海水使用による完全固着したリールなども頻繁に入庫して来ます。
しかもビッグベイトやジャイアントベイトなど最も負荷や荷重の高いジャンルのベイトリールが多目ですが、もちろんその他サイズのベイトリールやスピニングリールも対応していますよ。
画像はそのお預かりの際に症状と状態の確認でバラした物ですが、これはもう流石に何とも言えず酷い状態ですね。
左のワンウェイローラークラッチにはインナーチューブが固着している状態で、これは見て分かるとおり赤錆による固着と油分消失による焼き付きとなりまして、更に凄いのは右のスプリング2つがリール内へ侵入した海水が蒸発した塩の結晶にスプリングが付着していると言う。
本来このスプリングは反対側に差すだけの物なんですけど、まさか塩の結晶によりボディ側に固着しているのは初めて見ました。
これを真っ新になるほどキレイにクリーニングし、もちろん錆の発生しているパーツは新品交換するとしても、ボディ内においては使用するオイルとグリスのセレクトに大きく差が出る事はもちろんですが、やはり使用後の水洗いを怠って放置してしまうとこーゆー状態になってしまう訳です。
特に海水使用においては使用後に必ず水洗いする事は必須となり、先日このBLOGでも書きました記事の様に「ボアード式」でゼヒともお試し頂ければと思います。
ザックリとオサライしておくと、ベイトリールは水に浸けてハンドルを何回転かさせてからシツコイほどに水気を取る事、スピニングはシャワーで上方向から水をかけてハンドルは回さずに洗い流す事。
これに尽きます。
そしていずれの場合も水洗い後は速やかに良く乾かす事。
タオルやウエスなどで乾拭きするだけではなくて、出来れば送風による乾燥や除湿器などを使用した乾燥など、とにかくナルハヤで水気を取り去ってしまう事が重要です。
こんな凄まじい画像達は毎月の様に不定期で@neecoosanから届くんですが、SNSではそのビフォーアフターも公開しているのでネコさんのInstagramを是非チェックしてみてください。
もちろん日々BOREDのInstagramでもシェアしていますので。
と言う事で先ずは海水使用のベイトリールアングラーはワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、ボディ内ベアリング各所にはBSLUオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス又は廃盤旧製品のSIGMAグリス、まずはこの辺りは必須として押さえておいてください。
これらを使用しておけば画像の様な状態は避けられますが、でも再度釣行後の水洗いと乾燥は必須なので誤解の無い様に。
ちょうど遅れていたBORED STOREの在庫補充も完了していますので今なら即日発送も可能です。

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