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2024年10月3日木曜日

記事。

諸々の資材確認ミスにより9月の在庫補充生産が通常の半数ほどになってしまった事で10月も引き続き在庫補充生産を行っていますBORED
やっぱり新製品の発売などイレギュラーが絡むと何かを忘れてしまうお年頃。
そんな9月の在庫補充生産ですがMETHODウレア系グリスのDELTAグリス、ALPHAグリス、THETAグリスは既に入荷し在庫も確保出来ています。
でも9月11日にアップグレードを実施しリニューアルしたUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスの初回生産分はお蔭様で完売となりましたので、次回は11月の在庫補充生産まで欠品につきご了承を。
とは言えUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスの初回生産分はBORED STORE以外の下記METHODお取り扱いDEALERでも買い求め頂けますのでゼヒご利用頂ければと思います。
東京 HEDGEHOG STUDIO http://www.hedgehog-studio.com
埼玉 10minutes https://store.shopping.yahoo.co.jp/10minutes-shop/
富山 Monster Kiss https://monsternet.base.ec
高知 MAREBLE http://mareble.com
で、やはりハイシーズンを前に「メンテナンスしてます」的なポストをSNSでも良く見かける様になり嬉しい限りです。
リールを弄るタイミングはカスタムパーツの交換時だけでなく、定期的にメンテナンスやクリーニングを行う癖を付けておくと良いですよね。
BOREDの推奨タイミングとしては20年前からシツコク言って来た様に「季節の変り目」こそメンテナンスを行うベストタイミングです。
つまり気温や湿度などの天候や環境が変わるタイミングと言う事であって、日本には四季がある事から最低でも年に4回はメンテナンスを行っておいた方が良い訳です。
さて、先日は「裏技」カテゴリーでベイトリールの洗い方について「ボアード式」をご紹介しましたが、その際に記事内に書いていたウレア系グリスの耐水性についてお問い合わせを頂きました。
水中において何日も性状変化や離油を殆ど起こさずに状態を維持出来るウレア系グリスですが、METHODウレア系グリス全部がそうなのか?と言うもの。
もちろんMETHODウレア系グリス全てが同一素材となるウレア化合物を使用した増稠剤を主成分としています。
但し、その増稠剤に使用しているウレア化合物以外にもベースオイルと各種添加剤が配合されていて、製品毎にそれらの配合比などを変えてあるので単純に粘度が違うだけではありません。
DELTAグリス、ALPHAグリス、THETAグリスで言えば一番油分の配合比が少ないのはDELTAグリスで、逆に一番油分の配合比が多いのはTHETAグリス、ALPHAグリスはその中間です。
でも今度は一番添加剤の配合比が少ないのはTHETAグリスで、逆に一番添加剤の配合比が多いのはDELTAグリス、ALPHAグリスはその中間となります。
もちろん添加剤は1種類では無いのでその添加剤個々にまた配合比が異なりますが。
これらの事から水中においての状態変化や離油を起こすタイミングは製品毎に異なるはずですが、でもグリスの存在意義であるペースト状の元となる増稠剤は全て同一を使用していると言う事です。
そのウレア系グリスを簡単に説明すると、市販や他社を含め世の中で一番多く使われているリチウム系グリスではカバーし切れない更に上の耐熱性、耐水性、耐圧性を求める場合にウレア系グリスの出番と言う事になるんです。
凄いんですウレア系グリスって。
で、一応BORED STOREではリールに使う場合でもサイクルで使う場合でも大まかな用途や使用箇所を記載しています。
当然ながら全てのジャンルやカテゴリーに完全にマッチする訳ではありませんが、目安として例えばバス釣りで使うベイトリールのドライブギアにはコレ、シーバス釣りで使うスピニングリールのドライブギアにはコレ、みたいに目安にはなると思いますのでゼヒBORED STOREの製品ページをお読みくださいませ。
ま、オイルは何となく容器を振れば外からでも粘度や粘性のイメージは付き易いんですが、グリスは実際に触ってみないと何とも質感や粘度のイメージが付き難い上に、配合される各種添加剤の効果においては使ってみないと判断出来ない部分もありますし。
また別の目線で言えば、UL~Lロッドで使うリールならTHETAグリス、MH~Hロッドで使うリールならDELTAグリス、それ以外のML~MHのロッドで使うリールならALPHAグリス、ベイトもスピニングも問わず大体そんなセレクトから試して頂くのもアリかと。
さ、なんだかウレア系グリスを使ってみたくなって来ませんか?

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