お食事中の人はスミマセン。
毎度お馴染みBOREDのMETHODオイル&グリスをメインにリールメンテナンスサービスを行っている@neecoosanより届いた画像です。
23カルカッタコンクエストMDのレベルワインダー周りですね。
18でも23でも300番や400番のカルカッタコンクエストシリーズはレベルワインダーとスプールがキャスト時にも連動して動くので、特にウォームシャフトの摩擦に関して言えば単純に2倍は消耗している事になりますね。
そのウォームシャフトは常に汚れに気を付けていないと、直ぐに巻き感が重くなったり異音がしたりの原因になります。
特にソルト使用ともなると更に錆への懸念も生じる事で、他のリールよりも頻繁にチェックしてやる必要があります。
で、それを放置しておくとウォームシャフトに塗布したオイルやグリスに汚れが付着して画像の様に真っ黒に汚れた原因となる。
この状態で使用していると明らかに巻き感に違いを感じるはずであって、とは言え毎回リールをバラシてクリーニングするのはメンドクサイ。
で、あれば先ずはMETHODのUG OMEGAグリスを薄く塗布する事をお勧めします。
その他の200番や300番であればTHETAグリスでも良いとは思うんですけど、上記にも書いた様に18でも23でも300番や400番のカルカッタコンクエストシリーズは連動タイプなので油膜を強めに保護しておく方がベター。
余り多くコッテリと塗布してしまうと逆に汚れの原因となってしまう場合もあるので、ウォームシャフトの溝にも薄く塗り広げる様にシッカリとマンベンなく。
これでUG OMEGAグリスの特徴でもある強粘着により油膜を物理的に保護し、更にMETHODオリジナル防錆添加剤による水分を押し出す様な効果により使用翌日には水分が分離されているはずです。
ついでに、良くお問い合わせ頂くレべルワインダーのウォームシャフト横にあるブッシュをベアリング化させるカスタムについて。
これはハッキリ言ってどっちでも良いと思います。
巻き感を少しスムーズにレスポンス良くする事が有効な場合ならお勧めしますが、例えばビッグベイト以上などの負荷が高く耐久性と言うかメンテナンス性を重視したい場合なら不要かと思います。
参考までに自分の場合だとバス用の100番においてはHEDGEHOG STUDIOのレベルワインドパイプと共にベアリング化させていますが、シーバス用の200番~300番は敢えて純正ブッシュのまんまで使用しています。
と言うのはシビアな巻き感も何も6号~10号のPEラインで数百グラムのルアーをフルキャストするのにソコを重視する事に大きな意味も無く、それに毎回ベアリングの状態を気にしていたくないと言う理由もあるからです。
なので敢えてウォームシャフト横はブッシュのまんまで使用していると言う事でして。
なんでもかんでも全てをベアリング化させる必要は無いと思いますし、自分の200番~300番で使用するハンドルノブにおいては逆にブッシュへダウングレードさせているほどです。
もちろんベイトフィネスとかライトゲームなどフィネス要素が高いジャンルにおいては有効な場合が多いと思いますが、それら以外においては自己満足要素の方が高いのかな?と思っています。
なのでベアリング化させたフィーリングに慣れているならカスタムするのも良いかもしれませんが、もちろん定期的にメンテナンスを行いベアリングの状態がキチンと維持出来ていなければ明確な逆効果になる事を忘れずに。
と言う事で引き続き秋のハイシーズンのメンテナンスにはBOREDのMETHODオイル&グリスをゼヒ。
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