BOREDのMETHODオイルって今の性能が限界ですか?と聞かれたら即答で「NO」と答えます。
BOREDのMETHODオイルもグリスも性能だけを追求するならもっと高性能化させる事は出来ましてね。
では何故やならいのか?やはり強がりなのか?
それは以前から不定期でお伝えして来た様に、BOREDのポリシーとして「メインを超えた価格は有り得ない」から。
つまり更に高性能化させるには金額も比例すると言う事であって、現在METHODオイル中で最も高価となる製品はBSLUオイルとZAYTオイルの税込2850円、逆に最も安価となる物はBALBOAオイル、LIGHT DUTYオイル、THICK HEAVYオイルの税込2450円。
なので税込で2900円を超えるオイルはラインナップしていませんし、いずれも15ml入り容器に水換算で15ml以上は充填しています。
でも今現在も手元にあるBSLUオイルかNEMEAオイルに該当する?サンプルにおいては、もっと更に驚異的な高性能化が実現しているオイルがあります。
但し価格は数倍以上、つまり15mlで1万円以上に設定しないと採算が取れないオイル、なので現状はボツとしています。
現在BOREDが主力としてベクトルを向けているフィッシングリールにおいて仮に1万円のオイルを発売したとるすと、あと数千円足せばエントリークラスのリールを購入する事が出来る。
これを他のジャンルに置き換えてみるとトンデモナイ事になってしまいますね、150万円の車に100万円のエンジンオイルとかw
所詮はオイルもグリスも、そしてベアリングもサイクルの早い消耗品です。
消耗品はメインを影で支えるアイテムであって、メインの市場を荒らしたり価値を変えてしまうのは違います。
なのでBOREDのMETHODオイルとグリスは絶対に税込3000円を超えませんと正式にアナウンスして来ました。
けれど主成分となるベースオイルは全て化学合成油のエステルかポリアルファオレフィンを使用していて、これって全然利益が無いんじゃないですか?と思われるかもしれませんが利益は取れています。
その理由は単純で全てのオイル&グリスにおいて開発や仕入、そして試作や検証をBORED自身で自ら行っているからであって、唯一量産する作業だけは提携業者へ依頼しているから。
製品化させるに当たり一番時間と手間を要する材料の選択から仕入、その初期サンプル製作からの試用、そして実用しての検証まで全てオイルメーカーに依頼はしていません。
要するにOEM製品では無いと言う事であって、今更言うまでも無く完全にBOREDオリジナルの自社製品です。
これが最もコストを抑える事が出来る理由であって、それには当然ながら経験と知識がベースとして必要。
やはりオイルは化学である事から思い付きで理想通りのオイルなんて作れませんので。
他社のオイルやグリスでBOREDのMETHOD製品よりも高額な物があるじゃないですか?と言うか実際に容量で見ると殆どの他社製品がMETHOD製品よりも高額かもしれませんけど、これって要するにそれだけ利益を取っていると言う事か又は完全な自社製品ではなくOEM製品だと言う事なんですね。
さて、画像のオイルはBOREDのMETHODとしては究極の最高傑作なサンプルオイル。
先に書いた様にBSLUオイルやNEMEAオイルに該当するディフェンス効果を重要視させたポジションのオイルです。
このベースオイルも当然ながら化学合成油なんですがどうやっても製品化が出来ない。
もう20年の歴史を持つBORED史上で最も理想とするオイルなんですけど、試作止まりで製品化させる事が出来ないと言うジレンマ。
特に防錆性、減摩性、極圧性を重視し、潤滑被膜は通常の脱脂レベルでは除去出来ないほど強靭な油膜を持つオイル。
実際にNEMEAオイルの試作中に完成したのですが、金額を度外視してサンプル材料で試作してみた産物です。
で、後で価格を試算してみたところ、絶対に製品化は出来ない残念な金額となりまして。
取り敢えずレシピは残してあるので「いつか」はと思っていますが、こう言った意味でも金額と材料に限界を設けなければ更なる高性能化は実現出来ます。
また、ナゼ?か特にホビーシーンで人気の固形添加剤を配合した超低粘度オイルなんかの様に、軽く早くだけをターゲットにするのは簡単な話であって、その逆こそが正にオイルとしては一番難しいところなんですね。
同様にドライ被膜はフィッシングリールにおいては実用出来ず、以前某中堅ケミカルメーカーと共同で試してみた事があるんですが、水の侵入が確実に起こるフィッシングリールには完全不向きな結果に。
現在地球上において最も過酷な条件で金属同士が摩擦摺動する最高峰と言えばF1などのモータースポーツシーン、ジェット燃料を使いマッハ前後で高度を飛行する航空機シーン、そして膨大な荷物を積んで何万キロも航行する海運船舶シーン、あとは絶対に故障してはならないミリタリーシーンもあり、これらに尽きると思われますが、これら全般に言える事は対象荷重が小さかろうと大きかろうと油膜寿命だけを第一に考えている点。
ザックリと油切れは絶対に起こしてはいけないんです。
そしてそのメインとなる油膜内にはあらゆる各専門要素を持った各種添加剤が配合される事で、時にはエンジンオイルになり時にはギアオイルになり時にはダンパーオイルにも変化させる事が出来ると言う訳です。
だからこそ何度もアナウンスして来た様に、先ずはベースオイルが重要であると言う事。
これをキチンと理解した上でベースオイルに化学合成油を選択しているMETHODオイル、間違ってもグループ1~3の鉱物油や精製合成油なんて使えるはずがありません。
そして毎年の事ながら提携する材料業者から新たなベースオイルや添加剤のサンプルを取り寄せて試作している試作魂。
実はオイルの世界でも毎年の様に新しい材料がアナウンスされて来るんですね。
メインを支える地味な存在ながら消耗品では最高峰を目指す意味で常に次なる構想と試作は欠かさずに、そしてユーザーが納得出来るバリューな価格設定を厳守出来る様に。
メインのお邪魔にならない様に、なんつって。
では何故やならいのか?やはり強がりなのか?
それは以前から不定期でお伝えして来た様に、BOREDのポリシーとして「メインを超えた価格は有り得ない」から。
つまり更に高性能化させるには金額も比例すると言う事であって、現在METHODオイル中で最も高価となる製品はBSLUオイルとZAYTオイルの税込2850円、逆に最も安価となる物はBALBOAオイル、LIGHT DUTYオイル、THICK HEAVYオイルの税込2450円。
なので税込で2900円を超えるオイルはラインナップしていませんし、いずれも15ml入り容器に水換算で15ml以上は充填しています。
でも今現在も手元にあるBSLUオイルかNEMEAオイルに該当する?サンプルにおいては、もっと更に驚異的な高性能化が実現しているオイルがあります。
但し価格は数倍以上、つまり15mlで1万円以上に設定しないと採算が取れないオイル、なので現状はボツとしています。
現在BOREDが主力としてベクトルを向けているフィッシングリールにおいて仮に1万円のオイルを発売したとるすと、あと数千円足せばエントリークラスのリールを購入する事が出来る。
これを他のジャンルに置き換えてみるとトンデモナイ事になってしまいますね、150万円の車に100万円のエンジンオイルとかw
所詮はオイルもグリスも、そしてベアリングもサイクルの早い消耗品です。
消耗品はメインを影で支えるアイテムであって、メインの市場を荒らしたり価値を変えてしまうのは違います。
なのでBOREDのMETHODオイルとグリスは絶対に税込3000円を超えませんと正式にアナウンスして来ました。
けれど主成分となるベースオイルは全て化学合成油のエステルかポリアルファオレフィンを使用していて、これって全然利益が無いんじゃないですか?と思われるかもしれませんが利益は取れています。
その理由は単純で全てのオイル&グリスにおいて開発や仕入、そして試作や検証をBORED自身で自ら行っているからであって、唯一量産する作業だけは提携業者へ依頼しているから。
製品化させるに当たり一番時間と手間を要する材料の選択から仕入、その初期サンプル製作からの試用、そして実用しての検証まで全てオイルメーカーに依頼はしていません。
要するにOEM製品では無いと言う事であって、今更言うまでも無く完全にBOREDオリジナルの自社製品です。
これが最もコストを抑える事が出来る理由であって、それには当然ながら経験と知識がベースとして必要。
やはりオイルは化学である事から思い付きで理想通りのオイルなんて作れませんので。
他社のオイルやグリスでBOREDのMETHOD製品よりも高額な物があるじゃないですか?と言うか実際に容量で見ると殆どの他社製品がMETHOD製品よりも高額かもしれませんけど、これって要するにそれだけ利益を取っていると言う事か又は完全な自社製品ではなくOEM製品だと言う事なんですね。
さて、画像のオイルはBOREDのMETHODとしては究極の最高傑作なサンプルオイル。
先に書いた様にBSLUオイルやNEMEAオイルに該当するディフェンス効果を重要視させたポジションのオイルです。
このベースオイルも当然ながら化学合成油なんですがどうやっても製品化が出来ない。
もう20年の歴史を持つBORED史上で最も理想とするオイルなんですけど、試作止まりで製品化させる事が出来ないと言うジレンマ。
特に防錆性、減摩性、極圧性を重視し、潤滑被膜は通常の脱脂レベルでは除去出来ないほど強靭な油膜を持つオイル。
実際にNEMEAオイルの試作中に完成したのですが、金額を度外視してサンプル材料で試作してみた産物です。
で、後で価格を試算してみたところ、絶対に製品化は出来ない残念な金額となりまして。
取り敢えずレシピは残してあるので「いつか」はと思っていますが、こう言った意味でも金額と材料に限界を設けなければ更なる高性能化は実現出来ます。
また、ナゼ?か特にホビーシーンで人気の固形添加剤を配合した超低粘度オイルなんかの様に、軽く早くだけをターゲットにするのは簡単な話であって、その逆こそが正にオイルとしては一番難しいところなんですね。
同様にドライ被膜はフィッシングリールにおいては実用出来ず、以前某中堅ケミカルメーカーと共同で試してみた事があるんですが、水の侵入が確実に起こるフィッシングリールには完全不向きな結果に。
現在地球上において最も過酷な条件で金属同士が摩擦摺動する最高峰と言えばF1などのモータースポーツシーン、ジェット燃料を使いマッハ前後で高度を飛行する航空機シーン、そして膨大な荷物を積んで何万キロも航行する海運船舶シーン、あとは絶対に故障してはならないミリタリーシーンもあり、これらに尽きると思われますが、これら全般に言える事は対象荷重が小さかろうと大きかろうと油膜寿命だけを第一に考えている点。
ザックリと油切れは絶対に起こしてはいけないんです。
そしてそのメインとなる油膜内にはあらゆる各専門要素を持った各種添加剤が配合される事で、時にはエンジンオイルになり時にはギアオイルになり時にはダンパーオイルにも変化させる事が出来ると言う訳です。
だからこそ何度もアナウンスして来た様に、先ずはベースオイルが重要であると言う事。
これをキチンと理解した上でベースオイルに化学合成油を選択しているMETHODオイル、間違ってもグループ1~3の鉱物油や精製合成油なんて使えるはずがありません。
そして毎年の事ながら提携する材料業者から新たなベースオイルや添加剤のサンプルを取り寄せて試作している試作魂。
実はオイルの世界でも毎年の様に新しい材料がアナウンスされて来るんですね。
メインを支える地味な存在ながら消耗品では最高峰を目指す意味で常に次なる構想と試作は欠かさずに、そしてユーザーが納得出来るバリューな価格設定を厳守出来る様に。
メインのお邪魔にならない様に、なんつって。
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