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2024年2月28日水曜日

記事。

なんと言うか、結局クソ忙しいタイミングに限って体調が悪くて、明けてみると体調も同時に回復していると言うね。
今日はもういつもの50代初老ポンコツコンディションに復活しています。
やはり当初はO-157か?ノロウィルスか?インフルBか?など懸念もあったり沢山の脅迫メッセージも頂いたりしたんですが、先日の急な発熱と下痢はやはり三連休最終日に食べた持ち帰り寿司の「貝」に当たったんだろうと。
ま、吐き気もないし咳も出ないし高熱も出ない、ので所謂「食あたり」だったんだろうと言う事で自己解決。
昨夜辺りからは熱も下がり下痢は治まっていながらも逆に便秘気味に、オナラをするのも全然恐くなくプシュ~と出来る様になりましてね。
もはや完全回復したのに既に発送作業は済んでいると言うタイミングの悪さ。
皆さんも知らない「貝」を食べるのはやめておきましょうね。
さて、そうは言ってもやる事が多くて。
もうすぐ3月と言う事で奇数月恒例のMETHODオイル&グリス在庫補充生産の手配を開始します。
これも何度もお伝えしていますが、BOREDのMETHODオイル&グリスは隔月の奇数月に在庫補充生産を行っています。
なので1月3月5月…と年内最後は11月と言う事になるのですが、基本的に少しでも生産したばかりのフレッシュな状態で提供する方が良いよね?と言う事からなんです。
でもMETHODオイル&グリスにおいての使用期限は開封して使用済の場合で約1年、未開封で未使用の場合では約2年程度と考えています。
でもこればかりはアヤフヤであり確約ではなくて、ユーザー毎に保管状況や使用環境など色々な要因が想定出来る事もあって、ザックリとお伝えするしかないんです。
例えると沖縄と東京と北海道では明らかにオイルの劣化や酸化に違いは生じるはずです。
その理由も様々ですが、例えると紫外線の強さ、湿度の高さ、大気中の不純物の多さなど、環境だけに絞って想定してもこの3つが考えられます。
BORED STOREのMETHODオイル&グリス製品ページ下部には「※」を付けた注意書きしてありますが、基本的に油脂類においては一般的なペンキやハンドクリーム等と同じ扱いで間違いありません。
なるべく紫外線が当たらない気温も一定で湿度も低い箇所で保管し、使用後はすぐにスポイドキャップをキチンと締める、それがベストな保管状況となります。
オイルは油なので蒸発はしませんが揮発はしますし、完全密封されていなければ湿度は必ず入り込みます。
こう書くと取り扱いが面倒だなと思うでしょうね。
でも一般的なペンキであってもハンドクリームであっても同様な事が注意書きされていまして、メーカーとして保身の意味でも書いておかなければならないんです。
一応ね。
ちなみにBOREDが在庫のオイルやグリスを保管してある環境は、温度と湿度が一定に保たれている外注倉庫でプラスティックの衣装ケース内にカメラの除湿剤を入れて保管しています。
それでも発送している間に低気温により濁りが生じる事もあったり、気温により粘度に僅かな変化が生じる場合もあります。
開き直る訳ではありませんが、こればかりは仕方ないんですね地球上では。
なのでBOREDが仕入れているベースオイルが到着した際も、ペール缶や一斗缶から提携業者のタンクへ移し替える際に「今回は濁っているな」みたいな事は頻繁にあります。
でもおよそ60度前後で温めてやれば徐々に濁りは回復するはずであって、もし濁りが改善されない場合は恐らく湿度の混入か異物の混入が原因となります。
でもね、実際に使用においては実用上の不具合は生じません。
これを説明しておきましょう。
フィッシングリールでもサイクルパーツでも高回転で摩擦が生じたとしても触れないくらい熱くなる事は有り得ませんね。
例えばこれが100度を超すエンジンオイルなどになると、水分や気泡(空気)が混入する事で初めて「コゲ」が発生する原因になるんです。
このコゲの事を車屋さん関係ではスラッジと言いますが、オイルとその他の不純物が同時に燃焼される事でスラッジが発生すると。
それがエンジン内にこびり付いてしまうので諸々の健全な動きを妨げますよと言う事。
でもフィッシングリールでもサイクルパーツでも水分や異物の蒸発が急激な燃焼により行われる様な高温環境にはなりません。
これは絶対になりません。
でも唯一懸念される箇所としてはフィッシングリールのドラグワッシャーがありますが、この箇所自体が元々密閉されている訳でもなく、またドラグワッシャー自体が金属では無い事が大半なので素材自体が摩耗する事を想定された仕組みです。
と言う事です。
これを一般的に当てはめた場合「実用上は問題ありません」と言い切れる理由であって、まぁそれ以前にフィッシングリールは水辺で使う事が前提な訳ですからね、街中と比べ最初から湿度が圧倒的に高い事がありますので。
長文となりましたが、あくまでもメーカーオフィシャルとしては上記の様な環境で保管してくださいと書かなければならないんですが、どうしても実用上を加味すれば常識の範囲内で暗所で低湿度な室内保管して貰えれば大丈夫ですとなります。
そんな事より定期的にメンテナンスを行う方が100倍重要ですし。
レッツメンテ、ドゥーザメンテ。

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