あ~未だ絶不調、胃痛と下痢は殆ど治まったけど微熱がね。
さて、BOREDのMETHODオイルやグリスを試作段階から色々とテストして頂いているTwitterアカウントの@neecoosanよりレポートが届きました。
画像は殆ど新品状態の20カルカッタコンクエストDC200です。
毎回リールメンテナンスで@neecoosanが多数のリールを手掛けているユーザーの物ですが、なんでもタックルごと海水に水没させてしまったらしく緊急メンテナンスの為にバラした画像です。
他の多くのベアリングではLIGHT DUTYオイルを使用されていましたが、一部を除きそれらベアリングの殆どに錆の発生が見られた模様。
でもワンウェイローラークラッチに使用していたNEMEAオイルは画像のとおり錆の発生も無く、いくら使用頻度が少ないとは言えカーラーには摩耗痕も見られません。
更に油膜がキッチリと残っている事も確認出来ます。
同じくTwitterアカウントの@lineslackerfamからも以前から同様のレポートを多数頂いて来ましたが、やはり新品時または使用頻度の少ない内に予めワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイルで仕上げておく事が有効です。
また、NEMEAオイルでは粘度が高いと思われる小型サイズのベイトリールやベイトフィネス機などにはCHIMERAオイル単体か、またはNEMEAオイルとCHIMERAオイルとの混合カスタムにより求める粘度に調整しながら使用される事をお勧めします。
もちろんスピニングリールのワンウェイローラークラッチも同様に使用対象ではありますが、スピニングリールの場合はベイトリールより注油量を減らして使用される事をお勧めします。
スピニングリールの場合はどうしてもワンウェイローラークラッチがバーチカルな位置にある事で、注油量が多いと下に位置するギアボックスまで流れてしまう事がありますので、自分の場合はワンウェイローラークラッチのニードルベアリングに一滴づつ注油して綿棒などで薄く伸ばして使用しています。
相変わらずベアリングを使用している箇所は全て軽快に高速回転すれば良いと思われているユーザーも多いのですが、油膜寿命やアクセスのし易さを考えながら適材適所でオイルやグリスを使い分ける事が重要です。
セオリーを度外視して好みのフィーリングだけでオイルやグリスを使用する場合はメンテナンスのサイクルをショートスパンで。
基本です。
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