いつだっけ?
と言う程に放置してしまったBOREDのMETHOD過去製品のDEFENDER。
このDEFENDERは防錆をターゲットにした溶剤形防錆剤でした。
溶剤性と言う事で火気厳禁は当然であって、つまり使用後は溶剤が揮発する事で防錆被膜だけが残ると言う物。
そこで選んだこの容器。
国内メーカー製で蓋の裏にハケが付いている所謂マニキュアなどで見られるタイプ。
本来の用途は塗料の小分け用と言う事だったので、メーカーへ直接連絡して油性でも揮発は起こらないのか?と聞いたところ、数年レベルでは分からないが常識の範囲内では揮発を防げると。
で、数ヶ月で揮発するじゃんか。
と言うオチでした。
それと防錆被膜の厚さをコントロールする為に配合していた溶剤の揮発速度などを見直したいなとも考えていたので、一旦生産完了として廃盤にした製品でした。
が、BOREDのMETHODお取り扱いDEALERショップからも有り難い事に再販リクエストを多く頂いたりして、ヘビーユーザーからも同様に。
そしてようやく再販出来る?見込みに至った訳です。
但し、皆さんご存知の様に昨年からの原油価格高騰もあり、更にウクライナとロシアの紛争もあって引き続き特に原油精製品はダイレクトに影響しています。
これをどう解決するか?
復刻再販に当たっては以前の製品よりもアップグレードしていなければならない事もあり、上記も併せ当然ながら価格は以前と同様と言う訳にはいきません。
では容量は30mlか50mlか?ユーザーに優しい上に迅速なレターパックライトでの発送を考えると厚みは30mm以下になる様な容器を選ぶ必要があるし、蓋裏にハケ付きにするのか?ハケは別途で付属にするのか?または付属させないか。
あと大事なのは人体に悪影響のあるバリウム系は一切使用しないと言う事も。
またはスタートに戻ってリキッド状では無くペトロラタム状にすると言う手もある。
ま、ペトロタムは以前もサンプル生産して良好だったんですけどね、なにせワセリン?グリス?に似た性状なので紛らわしいかなって。
そんな訳で諸々のバリエーションから最もコストが抑えられながらも必要な条件を重視すると言う点をクリアしなければならないんですね。
なので3月中の発売はキツイかなと思うんですが、ハイシーズンである春以降に使える様にもしたいし。
3月は確定申告もあるし、愛息の塾選びもあるし、非常に大変な月になりそう。
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