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2024年6月28日金曜日

記事。

本日の21:00にて終了となりますBOREDオフィシャルセールのSUMMER MADNESS SALE。
今回からクーポンコード配布では無くズバリの価格表示にした事も影響したのか?お蔭様で過去最高のご注文数となりました。
で、発送については結局毎日頑張って既に今現在のご注文分は全て発送済となりますので、遅くともこの土日中にはお届けの見込みとなります。
そしてちょうど入れ替わりで先行受注のプリオーダーを開始していました2024 LOGO-WSの発送準備と出荷手配を行うのですが、6月下旬デリバリーと言いながらまさかの月末が土日定休日と言う事に気が付き今週も休日出勤する事になりそうです。
ま、レターパックでの発送になるので月内にポスト投函してしまえば良いんですが、取り敢えず何とか土曜日中には全て発送し終えます。
で、このデリバリーラッシュが終わると7月は奇数月と言う事でMETHODオイル&グリスの在庫補充生産が始まる訳で、しかも長らく欠品していましたCHIMERAオイルの材料入荷が更に遅れていたものが何とか7月上旬には入荷して来る予定です。
なので先ずはCHIMERAオイルから在庫補充生産を行う予定となります。
と言う事で土曜日の休日出勤も決定した事で、本日21:00までのご注文分は土曜日にも発送を行えると思いますので、引き続きゼヒSUMMER MADNESS SALEに沢山のご注文をお待ちしています。
ま、もう在庫も欠品や品薄だらけで申し訳ないのですが。

2024年6月25日火曜日

記事。

BOREDでは基本的に恒例行事として年に2回オフィシャルセールを開催していますが、開催時期はサマーシーズンとウインターシーズンなのでボーナスシーズンって事にもなりますね。
って事で只今開催中のSUMMER MADNESS SALEの次は年末に開催予定となる訳ですが、年末は先走り福袋も用意しているので更にスペシャル感があるかもしれません。
ま、なんせ年末ですから。
でもたまに知人友人から「セールやる必要ある?」と聞かれるもんで、敢えてオフィシャルセールを開催する意味を話しておきます。
普通は言わなくて良いんけど。
一応世間でもサマーシーズンとウインターシーズンってメーカーやショップがセールを開催する傾向じゃないですか?これってショップの場合は在庫処分や在庫整理って意味もあるかと思うんですけど、メーカーの場合って特に一般向けにセールを開催しなくても卸先に破格な特価で卸してしまえば良い訳ですよ。
ではナゼ一般向けにオフィシャルセールを開催するのか?と言えば、シンプルにプロモーションを兼ねた宣伝目的が一つ、メーカー直販のセールと言うオフィシャルストアの存在拡散が一つ、最後にセールと言うワードに依存した新規ユーザー獲得目的が一つ。
この3つに尽きます。
実際にオフィシャルセール開催中からSNSのフォロワー数が増えたり、オフィシャルセールの投稿を見てBORED STOREの存在を知って貰ったり、久しぶりのご注文となったリピーターの再度獲得など、とにかくオフィシャルセールを開催して悪い事って無いんですね。
しかもオフィシャルセール終了後でもナゼか普段よりご注文が多く続いたりするんです。
強いて言えば当然ながらセール価格になっているので利益が減ると言う事はありますが、その代わり大変多くのご注文が短期間に集中する事で発送作業や出荷手配も一気に行えるので段取や作業としてはスムーズ。
段取や作業ってイコール経費が掛かるので、多少利益は減っても経費は削減出来ると言うプラマイゼロ。
それにフィッシング業界でもサイクル業界でも隙間産業過ぎる存在のBOREDみたいな製品ラインナップって、基本は消耗品なのでオフィシャルセールを行わなくてもソレナリに売れるんですが、でもやっぱり「気になっていたアレ」を試すのであれば安い方が良い訳じゃないですか?
なのでブッチャケ使ってみなけりゃ判断出来ないBORED製品みたいな存在こそ、試しに使って貰える様なタイミングを提供して行かないとなって。
それに例えば「もうNEMEAオイル無しでは成り立ちません」とか「全機種のギアグリスはSIGMAにしました」みたいな嬉しいメールやコメントなんかも頂くんでね。
だったらヘビーユーザーやリピーター向けにも日頃の感謝を込めたオフィシャルセールは必要だなとも改めて感じて。
と言う事で今回は毎度のクーポンコード配布ではなくてズバリのセール価格表示で開催してみた訳ですが、この方がシンプルに注文し易いのか?現時点で既に過去一のご注文数となっています。
ホントに有り難い。
そして余りにもご注文数が多いので既に順次発送作業を行っているのですが一応念のために再度お伝えしておきますと、正確にはセール終了後の土日定休日明けとなる7月1日から順次発送開始となりますので。
まぁ今回のSUMMER MADNESS SALEは28日まで開催していますが、既に早くも主力製品の在庫に欠品や品薄が出始めているので明日には受注分を再カウントした上で少し在庫が更新出来ると思います。
そして来月7月は奇数月なのでMETHODオイル&グリスの在庫補充生産月と言う慌ただしさ。
いや~しかし毎回オフィシャルセールを開催するとお客さんの有り難さ、特に所謂常連のヘビーユーザーやリピーターは当然ながら、新規ユーザーにおいても今後BORED製品をヘビーユースして頂ける可能性もある訳で、改めて買ってくれて使ってくれてアリガトウとBOREDを20年も続けて来て良かったなと思える時間でもあります。
なんつって。

2024年6月24日月曜日

記事。

本日正午より開催となりましたBOREDのサマーシーズン恒例オフィシャルセールのSUMMER MADNESS SALEですが、早速12:00ジャストのタイミングから1分に1件のペースでご注文を頂きまして感謝。
だからと言って1時間後の13時には60件のご注文が入ったのか?と言われたら、んなこたーない。
でも恐らく初日としては過去一のペースでご注文を頂いているのは確実です。
で、今回はBORED STOREの在庫品のみとなっていますので、当然ながら先行受注製品についてはセール対象外となり、また同じく別途仕入の空容器類なども同様となりますのでご了承を。
そして、基本的にはセール終了後の土日定休日明けとなります7月1日より順次発送開始となりますが、実はご注文数が多いと言う事もあって既に時間に余裕のあるタイミングで発送を開始しています。
なので「え!もう来たんだけど」のラッキー?パターンも有り得ますが、基本的には上記のとおり7月1日から順次発送開始となりますので何卒ご理解を。
と言う事で流石にスタートダッシュの勢いも落ち着いて来ました只今夕方。
取り敢えずSUMMER MADNESS SALEは6月28日の21:00まで開催中となりますので、また倉庫在庫のカウントにより在庫が変動する場合は都度更新して行きます。
あ、それと相変わらずご注文時に記入頂く氏名や住所などがアルファベットまたはカタカナでの記入が多くあります。
こちらについては別途メールを送信していますが、基本的に日本国内の受注と発送な訳で確実に漢字で記入くださいね。
これはホント二度手間ですし双方にとって良い事は無くて、BORED STOREの特商法にも記載している様に漢字でのご連絡が無い場合は発送する事が出来ませんので。
ゼヒその辺りを再度ご確認ください。
と言う事で引き続きBOREDのサマーシーズン恒例オフィシャルセールのSUMMER MADNESS SALEをゼヒご利用ください。

案内。

さて!
先日もアナウンスしましたとおりBOREDのサマーシーズン恒例となりました「SUMMER MADNESS SALE」を本日正午12:00より開催します。
今回の「SUMMER MADNESS SALE」はクーポンコード配布では無くズバリ20%OFF~25%OFFのセール価格にて表示切替となりますが、一部の先行受注製品につきましては対象外とさせて頂きますのでご了承を。
今回は6月24日12:00~6月28日21:00までの5日間限定開催となりますが、セールにてご注文頂きました発送につきましては土日定休日明けの7月1日より順次開始となりますのでお間違いなく。
一応今回もセールの準備として在庫のカウントをやり直した結果、若干ながら在庫の変更が生じている物も出ていますので、オイルもグリスもタップリ使うサマーシーズンにつき沢山のご注文をお待ちしています。
あ、拡散や宣伝にもゼヒご協力をお願いしますね。

2024年6月21日金曜日

案内。

何だか最近は長文ブログが多かった事で、でも不定期にこれら内容は書いて行かなけばならないのですが、それにしてもちょっと色々と多忙で疲れちゃったわと。
そんなタイミングで常連ユーザーから「前回冬はやらなかったオフィシャルセールはやるのかコラ?」とお問い合わせが。
そう、昨年末は色々と重なる事が多かったもんで年末年始のオフィシャルセールは開催しなかったのですが、現在も色々とやる事が満載ながら今年はBOREDサマーシーズン恒例のオフィシャルセール「SUMMER MADNESS SALE」を開催します。
もちろんオフィシャルセールとは言え特に何かを用意する訳ではなくて、現状のBORED STORE在庫製品が期間限定でセール価格になりますよって事なので、タイミングによっては欠品している製品もありますがご了承を。
そして今回は毎回トラブルの多いクーポンコード配布ではなくて、ズバリ20%~25%OFFのセール価格での表示になります。
そうしないと毎回少なからず起こる「クーポンコードを入れ忘れました」的なトラブルも回避出来ますし、また先行受注中の製品は流石にオフィシャルセール対象とはならないのでね。
さて本題。
今回は週明け6月24日の昼休み時間12:00~6月28日の帰宅して夕飯後の時間21:00まで平日の5日間限定開催となります。
で、セール終了後は土日の定休日となりますので、ご注文品は定休日明けの7月1日より順次デリバリー開始となります。
と言う事で当日24日の正午12:00までに再度アナウンスしますので、サマーシーズン恒例のオフィシャルセール「SUMMER MADNESS SALE」をゼヒご利用ください。

2024年6月18日火曜日

記事。

最近有り難い事にナゼかお問い合わせメールが急激に増えて来たのですが、相変わらず「○○の○○年の○○モデル○○番を使って主に〇〇や○○の釣をしています」的な内容を頂きます。
本当はこーゆー内容のお問い合わせに対し適格に直ぐ回答出来るのが理想ではあるのですが、BOREDのMETHODは釣具屋でも自転車屋でも無くそれらのメンテナンスサービスでも無い、あくまでもBOREDと言うメーカーの油脂製品ブランドとしてMETHODが存在している訳でして、お問い合わせの内容によっては全くチンプンカンプンとまでは行かないまでも経験した事のない内容だとお答えする事が出来ないんです。
テキトーに答えちゃうと言う事だけは絶対にしたくないので、こーゆー場合は申し訳ないのですがBORED STOREの各製品ページに製品特徴と併せ推奨用途や適応型番を記載していますので、その中からセレクト頂くと共にDARKSIDEBOREDBLOGへ不定期にポストしている自分のリールへの使用例などを参考にして頂けると助かります。
でも、お問い合わせの返答メールにも出来る限り「逆にコレとコレは適応しない」とか「恐らくコレとコレで問題ない」と判断が出来る部分においては明記する様にもしています。
完全な言い訳でもあるのですが、例えば「15ストラディックのC2000番で」なんてお問い合わせを頂いても、先ず自分自身がスピニングリールを本格的に入手したのが数年前の事で、それまでは基本的にずっとベイトリールだけしか使って来なかった事もあり、ようやく入手した19ヴァンキッシュならまだしも15ストラディックと言われてしまうと全くもって想像すら出来ないんですね。
このパターンに加えて更に各社製品も色々あるし、年式は色々あるし、型番も色々あるし、釣りのジャンルも色々あるし、これにフィーリングなどをリクエストされてしまうと現実的に返答出来ないとなってしまいます。
BOREDが業務としてリールメンテナンスを行っているのであれば、上記の様な事に対して実際に機種に触れる機会も増える事で経験値も上がりますが、あくまでもBOREDはメーカー業務オンリーにつき具体的に勉強する素材すら手元にありません。
なのであくまでも個人的に行って来た釣りのジャンルにおいて、自身のリールで実用しているオイル&グリスの使用例だけはDARKSIDEBOREDBLOGへ具体的に記載していますが、それら以外は想像は付いても明確でもなければ実用も無い事からお答え出来ませんとなってしまいます。
ホント申し訳ないんですが。
ではBORED STOREの各製品ページに記載してある推奨用途や適応型番はどーやってリサーチしたのか?と聞かれると、これは自身で使用して来た実例と併せ、それら以外はお取り扱いDEALERショップやメンテナンスサービスや遊漁船の船長などの実際にメンテナンス業務を行って来た方々に聞いた実用に基づく結果です。
また、BORED側の意図として想定数値や想定用途から「この位の数値があれば大丈夫」など過去に行っていたサイクルメカニック時代の経験も含まれての事で、その当時から提携業者に借りた試験機などを使用して油膜強度を測定して来たり、JISに基づく公の検査機関でのテスト数値や、更には材料メーカーから提供される資料にある各種数値などから判断して決定しているんです。
ま、BORED的にはコッチの測定数値や提供資料から判断する方が得意でもあるのですが。
なので製品化する際も先ずはBOREDの意図だけで判断して試作したサンプルを、お取り扱いDEALERショップやメンテナンスサービスなどへ送り、それらをメンテナンスや実釣などで使用してもらったレポートを見直して新たなサンプルを生産し、これらのやり取りを繰り返して微調整を加えながら製品化させているんです。
シンプルにオイルやグリスの事に関しては20年以上も関わって来た事から、素材や特徴など色々と関連事項については熟知している自負もありますが、それらを色々な要素や条件が含まれる具体的な実用例に照らし合わせた場合どれ?と言われると冒頭の様に自身で実用した事の無い場合においては答えられませんとなってしまう訳です。
お分かり頂けると幸いですが。
これらの事を何とかして解決するべきなのか?と先ずはメーカーと言う立場からも考えているんですが、例えば自動車のエンジンオイルやギアオイルの様に指定された規格が存在している訳では無いので、どうやって膨大なデータを得るのか?しかも加えて「もっと巻き感を軽く」とか「ギアは重くベアリングは軽く」など個人の主観や感覚のリクエストまで入って来ると実際には完全無理。
と言い訳を書いて来ましたが「なんだよBORED使えねぇ」と思われているんでしょうね。
ならばっ。
ザックリと大まかな型番毎に淡水海水問わず最低限必要なオイル&グリスを明記してみたいと思います。
異論は認めます。
がっ、あくまでも基準と言うかメーカー純正の一歩先のセッティングと言う事で、これに加えて塗布量や状態などによっても仕上がりは左右しますので事前にご理解を。
あくまでも個人レベルで行うクリーニングと併せ各所へオイル&グリスを注油する場合の目安参考として。
これら下記を目安として更に「もっと巻き感を軽くしたい」やら「耐久性を更に上げたい」などにおいてはワンランク上下の粘度や粘性をお試し頂くか、またはBSLUオイル、ZAYTオイル、SIGMAグリス、OMEGAグリスなど特性を強めた極端な性格のオイルやグリスをお好みで混ぜ合わせる混合カスタムにてお試し頂ければと思います。
では。
50番~70番のフィネスやライトリグ向けベイトリールの場合。
スプールベアリングはZAYTオイル、ドライブギアはALPHAグリス、ワンウェイローラークラッチはCHIMERAオイル、ボディ内ベアリングはNEMEAオイル、ウォームシャフトはTHETAグリス。
100番~200番のレギュラーウェイト向けベイトリールの場合。
スプールベアリングはBALBOAオイル、ドライブギアはDELTAグリス、ワンウェイローラークラッチはNEMEAオイル、ボディ内ベアリングはNEMEAオイル、ウォームシャフトはTHETAグリス。
200番~400番のビッグベイトやヘビーウェイト向けベイトリールの場合。
スプールベアリングはLIGHT DUTYオイル、ドライブギアはSIGMAグリス、ワンウェイローラークラッチはNEMEAオイル、ボディ内ベアリングはBSLUオイル、ウォームシャフトはTHETAグリス。
500番~C2000番のフィネスやライトリグ向けスピニングリールの場合。
ドライブギアはTHETAグリス、ラインローラーはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチはCHIMERAオイル、ドラググリスはTHETAグリス、ボディ内ベアリングはNEMEAオイル。
2500番~3000番のバスやティップランやシーバスのレギュラーウェイト向けスピニングリールの場合。
ドライブギアはALPHAグリス、ラインローラーはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチはCHIMERAオイル、ドラググリスはALPHAグリス、ボディ内ベアリングはNEMEAオイル。
4000番~C5000番の大河川シーバスやライトジギングやサーフ向けスピニングリールの場合。
ドライブギアはALPHAグリス、ラインローラーはLIGHT DUTYオイル、ワンウェイローラークラッチはNEMEAオイル、ドラググリスはALPHAグリス、ボディ内ベアリングはBSLUオイル。
6000番~8000番のショアオフショア問わずSW全般向けスピニングリールの場合。
ドライブギアはDELTAグリス、ワンウェイローラークラッチはNEMEAオイル、ドラググリスはDELTAグリス、ボディ内ベアリングはBSLUオイル、他は純正指定またはお好みで。
10000番~14000番のショアオフショア問わず大型SW向けスピニングリールの場合。
ドライブギアはSIGMAグリス、ワンウェイローラークラッチはNEMEAオイル、ドラググリスはDELTAグリス、ボディ内ベアリングはBSLUオイル、他は純正指定またはお好みで。
かなり長文で失敬。

裏技。

裏技って言っても以前に何度か書いた内容なんですが、BOREDのMETHODケミカル製品で唯一のハンドメイド生産となるADVANCEワックス。
これ発売当初から何度かアナウンスして来た裏技なんですが、通常の使い方としては未塗装カーボンのジョイントに薄く塗ってカジリやスベリを防止すると言う、所謂フェルールワックスの強化版的位置付けの製品になります。
がっ!既に愛用者も多い裏技として、ラインに塗ってノットの締め込み時に使用するというもの。
画像は自分がもう発売当初から使用し続けているADVANCEワックスなんですが、ラインのノットを組む際に潤滑目的として使用しています。
なのでADVANCEワックスの先端にラインへ塗った際に出来た線痕が何本もある訳ですが、自分はPEラインとリーダーを組む際にはフィールドであっても必ず使い続けていて、PEラインの使用する範囲30cmほどにスーッと塗ります。
一応表側と裏側からスーッと塗る。
そうすると目視でPEラインにADVANCEワックスが塗られている事が分かるんですが、この状態で普段どおりノットを組んで行くと言う事。
ハッキリ言ってADVANCEワックスがベタ付く事で少し滑りは悪くなるんですが、これが逆にスッポ抜け防止に役立っていたり摩擦によるラインへの熱が伝わり難くなったり、しかも最後にラインブレーカーなどを使いギチギチに締め切る際にもADVANCEワックスが付着している事でシッカリとトルクが掛けられる。
一般的にラインの滑りを良くしてノットを締め込む際に十分なトルクが掛けられる様にシリコンオイルなどを塗る場合がありますが、シリコンオイルは当然「ツルツル」とした滑りを促進させるので場合によってはスッポ抜けちゃいそうで怖い。
ADVANCEワックスはその真逆でベタ付きがある事で滑りは悪くなってもスッポ抜けなさそう。
ま、実際に使用するとノットが組み難いと言う事は全然無いんですけど、何と言うかPEラインの編み込まれた繊維にADVANCEワックスがベッタリとまとわり付いている事でコーティングされている安心感もあり、しかも結構トルクを掛けた際にキッチリと「ここが限界」と言う目安が分かり易い気がします。
自分はスナップとリーダー、PEラインとリーダー、この結束部分には毎回必ずADVANCEワックスを塗る癖が付いていまして、特にハーフヒッチを繰り返す様な際にはラインに熱が伝わっていないディフェンス効果は感じています。
たまに「あっ!今の締め込みで摩擦させちゃったかも」みたいな時にも安心です。
スピニングタックルでレギュラーウェイトを使用する際には余り気を遣わないのですが、ベイトでのビッグベイトやジャイアントベイト、逆にベイトでのライトからミドルなど、ドラグ性能がスピニングより明らかに劣るベイトでの使用においては凄く気を遣っています。
なんだか感覚の話ばかりなので裏技もクソもないんですが、とにかく一度試してもらえると本来の使い方と裏技として一石二鳥なので損は無いかと。
ADVANCEワックスの水には絶対に溶けない成分と、ちょうど良いベタ付き感をゼヒ有効活用してみてください。
毎回ノット付近がチリチリと陰毛みたいになっちゃっている人はお試しを。

記事。

で、昨日の続きと言うか今度はスピニングのケアについて。
概ねのベイトとスピニングで比較すると、構造上から水の影響を受けやすいのはベイトです。
だからと言ってスピニングも釣行後のケアが必要無いかと言えば大間違い。
でも自分の場合で言うとスピニングの場合は淡水海水問わず、基本的に釣行後のケアとしてはシャワーでリール全体を洗い流すだけ。
但し、その場合にスプール側を上としてシャワーをかける様にして、ハンドルは回さない、ドラグノブを締めておく、ローターを押さえベールアームを何度か開閉させてやる。
基本的にこれだけです。
なのでベイトリールと比較するとケアにおいては非常に簡単なんですが、注意する点としては上記のハンドルは回さない、ドラグノブを締めておく、ローターを押さえベールアームを何度か開閉させる点。
先ず、ハンドルを回すと言う事は当然ローターも回転しメイシャフトも上下する訳ですが、スプールデザインによってはスプールに空いた造形の穴から水が入り込んでしまい、するとメインシャフトを伝わってボディ内部にまで水が浸入してしまう事になる。
つまりハンドルを回しながらシャワーで水をかけるとボディ内部にドンドン水が入り込む事になる。
これを避ける為です。
次に、ドラグノブを締めておく事は簡単に想像が付くと思いますが、こちらもドラグノブが緩んでいると水がアッサリと侵入してしまう事を避ける為です。
ドラグはスピニングにとっては最も?重要な機構であって、水が入り込んで放置しているとドラググリスと混ざり合い潤滑不良を起こしたり、またそれが原因でドラグ使用時に焼き付きを起こす元になるからです。
最後に、ローターを押さえベールアームを何度か開閉させる点については、ベールアームはキャストする度に開閉させる場所なので、ベールアーム左右の根元は常に摺動しています。
そこに埃や塵などが入り込むとスムーズな開閉が行えなくなって来るので、その部分の汚れは定期的に取り除かれているのがベスト。
特にサーフなどでは砂が入り込む可能性も高いので要注意。
そして同じくベールアーム根元にあるラインローラーも水の影響を常に受けている事で、特に海水においては塩の結晶が回転の妨げにならない様にシッカリとした水洗いが必要です。
スピニングはベイトよりも水の侵入が少ない構造となるので、基本的にこれらケアを行っておけば大事に至る確率を減らせると思います。
但し、ケア後の注油についても幾つか注意が必要であって、何でも良いからオイルをタップリ差しておくと言うのは大きな間違いで、むしろ逆効果になる可能性が大いに有り得るのでホントに注意。
先ずスプールを取り外して見えるメインシャフト。
このシャフト部分に注油した方がベストではあるのですが、必ず使用するオイルはワンウェイローラークラッチに使用している物と同一を使用すると言う事。
それはスプール直下にあるワンウェイローラークラッチに影響が出ない様に同じオイルを使用するのがベストであって、仮に他のオイルをタップリと注油してしまうとワンウェイローラークラッチやその直下のベアリングにまで垂れ流れ影響を与える場合があります。
場合によっては更に下のドライブギアにまでオイルが行き渡っているなんて事例も多々ありますからね。
スピニングリールはバーチカルな構造なので上から下へパーツが組まれています。
なので上に使用したオイルは自然と下へ流れて行く訳で、その際にオイルの種類や注油量を間違えると内部の他のパーツやグリスに影響を与えてしまいます。
それを踏まえるとメインシャフトへ注油する際は綿棒などへオイルを染み込ませて見えているシャフト部分に薄く塗るイメージで十分です。
そして次にベールアームの根元左右の開閉箇所とラインローラー。
上記で書いた様にベールアーム根元は常に開閉させる為に摺動が顕著になる箇所です。
そこが全く潤滑されていないとパーツ本体の摩耗に繋がり、また開閉する際にも違和感を感じる事があるので、オイルでもグリスでも超低粘度でサラサラなオイルよりは低粘度~中粘度で耐久性に優れた物をシッカリと注油してやる事が重要です。
参考までに自分の場合はCHIMERAオイルかLIGHT DUTYオイルを使用。
もちろん注油した後はティッシュなどでシッカリと不要な油分を拭き取っておく事。
で、スピニングで一番問題が多い?ラインローラーとなる訳ですが、これは個人差もあってヌルっと回る方が好きと言う人とサラっと回る方が好きと言う人が居るでしょう。
個人的にはサラっと回る方が好きなので自分の場合はラインローラーをバラしてシマノの耐水グリスをキャンセルしてからBALBOAオイルをタップリと注油しています。
あ、C3000番でPE0.8号~1号使用での話です。
これだと爪楊枝でラインローラーを回すだけでクルクルと軽く回る様になり、常にフルキャストしてラインを巻き続ける訳ではない釣り方には適正かと思っています。
要するにラインが触れている重みだけでラインローラーが回ってくれているイメージで仕上げてると言う事。
但し、常に水に浸されたラインが回収され最初に触るリールのパーツなだけに不具合が生じやすい部分でもあります。
なのでこのラインローラーだけは定期的に自身で分解と洗浄そして注油まで行っておける様にしておく事がベストです。
と言う事でスピニングリールは500番~14000番~更に30000番まで型番が非常に多いリールです。
ターゲットとするジャンルやルアーに合わせて型番を選ぶ事から使用するオイルやグリスも大きく変わって来ますが、基本的に水没レベルでは無い日常使用においては上記の様なケアを定期的に行っておけば大事には至らないと思います。
これから訪れる梅雨~真夏に向け本格的なメンテナンスを行った上で、ゼヒ釣行毎のケアも必ず行う様にしておきましょう。

2024年6月17日月曜日

記事。


先日からシツコクお伝えして来ました様に、7月~8月の真夏に向けた事前メンテナンスについて。
特に淡水海水問わずPEラインで太糸を使用の場合には必ずと言って良い程に水分の巻き込みによりリール内部にも浸水が起きます。
自分または自分周りの経験上から、スピニングでもベイトでも3号以上のPEラインにおいては4本編みも8本編みも同様に、キャスト後に水中に浸されたPEラインはその構造上から水分を保持して回収されます。
PEラインの素材成分的に水を吸水する性質はありませんが、ロープの様に編み込まれた構造上の問題から隙間に水が入り込み保持すると言う事です。
特にベイトの場合は顕著であって、例えば0.8号であれば半日キャストしていてもリールやロッドが水で濡れる事も少ないのですが、3号になると30分もキャストをしていればリールやロッドが水で濡れ、6号以上になると数回のキャストでリールやロッドが水で濡れてしまいます。
ナイロンやフロロのではリールやロッドがビショビショにならない事からも、PEラインの編み込まれた構造が問題なんだと判断が付きますが、この常にラインが水を保持してしまう状態で丸一日使用していれば、キャスト時のスプール回転に伴う飛散や、同じく巻き上げて来る際に供給され続ける水分により常にPEラインは水で濡れた状態となります。
スプールに巻かれたラインが常に水でビショビショの状態でキャストを続ける事で、スプールシャフトやレベルワインダー辺りから水が伝わってリール内部へ入り込みます。
つまり、スプールに一番近いパーツとなるスプールベアリングは当然ながら、ワンウェイローラークラッチやドライブギアなどまで水が伝わる事で浸水すると言う事です。
この状態で水洗いをしなければ当然ながらその当日中に錆の発生が起きる訳ですが、淡水であっても泥や塵など目に見えない汚れが蓄積されて行きますので錆とは別の不具合が発生します。
自分の場合は海水または汽水での使用においては釣行後に毎回リールが浸る程の深さのボールやバケツに30度ほどのぬるま湯を入れ、その中へリールをドボンと浸けながらハンドルを10回ほど回し、直ぐに取り出してからスプールを外して別の容器に30分ほど浸けて塩分を抜き、ボディはシャワーで軽く外側を洗い流してからメカニカルキャップを取り外して「これでもか」と言うほどシツコクあらゆる方向へリールを振って内部の水を出来る限り抜きます。
その後、マイクロファイバーウエスでリールに付いた水を良く拭いてから、風通しの良い場所に半日ほど置いて放置乾燥させれば概ねリール内部の水は蒸発しているはずです。
直射日光の日向に放置するのは紫外線劣化を起こすので絶対にダメ、日陰で風通しの良い場所で放置するのがベストです。
自分の場合は除湿乾燥器の風が吹き出す所に置いておくと1時間位でカラカラに乾いているので、何か工夫して扇風機やエアコンの吹き出し口などで放置出来る様にしておくと万全です。
そして、同じく放置乾燥させていたスプールとメカニカルキャップを取り付ける前に軽く綿棒などで細かな箇所の汚れを拭き取ってから目に見えているベアリングやシャフトなどへ軽く注油してやれると万全でしょう。
この6月~9月あたりまではフィールドの水温も徐々に高くなって行く事から、リールに使用しているオイルやグリスも高気温や高湿度の影響と共に水温による影響も少なからず受けています。
そこで先日からお伝えしている様にサマーシーズンに限っては普段使用しているオイルやグリスよりもワンランク高粘度または高粘着の物をセレクトする事で、熱によるオイルやグリスの軟化に寄る潤滑不良を最大限防止すると言う意味で非常に有効となります。
オカッパリよりはむしろボートでの釣行は日陰にすぐ移動出来るとは限らない為、この異常な暑さとなった昨今は水だけでなく熱への対策も必要と言う事です。
BOREDのMETHODオイル&グリスは全製品共に化学合成油をベース(グループ4または5のみ)で生産されています。
他社で使用されている精製鉱物油や精製合成油(グループ1から3)とは比較にならないほど耐久性と吸着性に優れた強靭な油膜となりますが、根本的に水や熱は常にオイルやグリスの天敵と言う事で予めその点を理解した上で万全な対策を行っておきましょう。
お蔭様でMETHODオイル&グリスの在庫も少なくなって来ました。
次回は7月中旬~下旬にかけて在庫補充生産を行いますので、お早目にBORED STOREまたはMETHODお取り扱いDEALER各店にてお買い求めを。
※画像を間違えていたので差し替えました。

2024年6月15日土曜日

記事。

昨日も仕事終わり釣行へも出撃出来ず残業していたのに、今日も定休日だってのに休日出勤して仕事していました。
さて、昨日も各方面でアナウンスしましたサマーシーズン向けドライロングスリーブのTOUGH DRY LONG SLEEVEなんですが、本日先ほどBORED STOREにて先行受注のプリオーダーを開始しました。
今回のデータは画像の感じ。
両袖には海図や地図にある様な等高線風デザインにMETHODとVITALのロゴマークをさり気なく、そして胸部にはBOREDのワンポイントロゴを控えめに、とシンプルながら割とインパクト大なデザインに仕上げています。
ベタ塗り部分が少ないの通気も損ねていないと言う配慮まで。
元々は何と言うかサマーシーズンのドライロングスリーブらしく、波とか風とか煙とかをイメージしたアブストラクトなイメージを想定していたのですが、それなら迷彩ことカモフラージュも雰囲気は同じかもとデザインし始めて、すると今度は等高線みたいになって来たので調子にのって部分的にコピペしたりパスを引っ張ったりしてたら出来上がりました。
毎回の事ながら元々脳内でイメージしていたアイデアって消えちゃう傾向にあります。
ま、どれも抽象的で不規則と言う意味では同じですけど。
これを出来る限り袖に合わせた長いサイズでプリントしたいと思い、今回も最大サイズの版を使用してプリントを依頼しています。
長手は39cmほどなのに奥行は7.5cmしかないので、最大サイズの版だってのに完全な無駄使い。
けど仕方ない。
そんなTOUGH DRY LONG SLEEVEは7月~8月の真夏に着用出来る様にと言う事で7月8日デリバリーとなります。
今回もBORED STORE限定販売となりますので、引き続き先行受注のプリオーダーにて確保させて頂ければと。
さて、本当はこの土日に久しぶりの元ホーム、水郷方面へバス釣に行こうかと考えていたんですけど、また雨天と言うかハッキリしない天気になりますね。
ラバジとフロッグ縛りでカバー撃ちしたかったんだけど。
ま、こんなもんです自分の運なんて。
なので沢山のご注文をお待ちしています。

2024年6月14日金曜日

記事。

な~んかまだ微妙に咳と鼻水が続いているんだよなぁ。
そんな中ではありますが先週でしたっけか?東京に強風が吹き荒れた日。
強風の影響で外注倉庫の空調設備に異物が入り込んで室外機が大破すると言う事態に見舞われた件はお伝えしましたね。
その影響で諸々の作業に遅れが生じていたのですが、ようやく来週の月曜日に空調設備が復活するとの事で、溜まっていた作業を再開する事が出来ます。
ま、でもクソ忙しくなるんですけど。
さて、画像のニューシット。
先週から生産をスタートしていたのですが手配が済んだ事で完全にアナウンスを忘れていました。
久しぶりとなりますサマーシーズン向けのドライロングスリーブです。
今回は過去に何度か使用して来たボディではなくて、袖リブの一般的なロングスリーブシルエットで生地も少し厚めに。
だからドライなのにタフ、でも紫外線防止と速乾性は当然です。
そして今回は外注倉庫が使えない間にイラレをイジリまくりまして、両袖には地図や海図で見かける等高線をイメージしたデザインとしています。
実はちょっとカモフラージュを自作してみようと思っていた下書きをイジっていたのですが、結局はなんだかコピペしている内に等高線っぽくなったのでこれはこれで仕上げてみようと。
そしたらコッチの方が気に入ってしまったと言うイラレあるある。
ま、結果的にアングラーでもヒルクライマーでもハイカーでも、BOREDのターゲットユーザーには全てマッチしますんで。
一般的な袖リブのロングスリーブシルエットなので一枚で着ても良しTシャツをレイヤリングするも良し、肌着的なインナーシルエットでは無いので色々と着回しも楽です。
何気にドライロングスリーブって冬のベースレイヤーとしても良いですしね。
と言う事で諸々の最終確認が済むのが定休日の明日。
なので明日15日の夕方よりBORED STOREにて先行受注のプリオーダーを開始させて頂きますが、今回は7月8日の入荷より順次デリバリー開始となりますのでゼヒお早目に。

2024年6月13日木曜日

記事。

いや、もうこれでホントに最後ですって再販した先日の業務用サイズWRなんですけど、今日も引き続きお問い合わせを頂いていると言う幸せ。
でも今のご時世にホント大変有り難い事ではあるのですが、あくまでも今回は試験販売としての事ですのでキッパリと次はありません。
確かに最初に販売した7日はDARKSIDEBOREDBLOGへアップした時間も中途半端な午後遅くだった事で、まぁ一般的には皆さん仕事中だから中々その事自体に気が付きませんよね。
一応フォロー的にSNSやメルマガでアピールしてはいたのですが、既に夕方には完売してしまい間に合わなかったと言うご意見が多数。
と言う反省と申し訳ない気持ちがあったので再販した昨日の12日は夕方18時過ぎ?19時前に?DARKSIDEBOREDBLOGへアップしまして、これなら一般的に仕事も終えた時間帯と言う事で特に問題は無かった様で。
で、有り難い事にこちらも数時間ほどで完売となりました。
そして毎回の事ながら忘れてしまう該当記事にも打消線を加えましたし、SNSへも自身で完売した旨のコメントを付けておきました。
なのに今日もお問い合わせを頂いちゃいましたので再度お伝えします。
ま、6月8日の記事でも同様の事を書いてあるんですが、今後BORED STORE限定販売として今回の業務用サイズWRを販売するかどうか?今回はその動向を見る為に試験販売を行った訳でして、もちろん試験販売と言う事もあるので折角ならお買い得な超特価にして宣伝効果も狙ってみたと言う事なんです。
実際に販売した実績だけでなくて、アクセス解析からどの位の人が注目してくれたのか?とかアップしてから何時間位で見てくれているのか?などなど、他にも得たい情報は得られましたので今回の試験販売はお買い得な超特価として利益が少なくても良かったんです。
なので近い将来BORED STOREで業務用サイズWRを販売する際には今回と同一価格にする事は出来ません。
でも当然ながら大容量と言う事でお買い得な価格設定にはするつもりですよ。
この辺りも6月8日の記事で触れていますので再度ご確認を。
と言う事でまた近い将来にも限定販売するであろう業務用サイズWRをゼヒとも宜しくお願いします。

案内。

5月10日付の記事でもアナウンスしました様にMETHODのBALBOAオイル価格変更について改めて。
前々からお伝えしています様にBOREDのMETHODオイル&グリスは隔月の奇数月に在庫補充生産を行っています。
お蔭様で既に5月生産分の各種在庫も少なくなって来ましたが、現在の在庫が欠品となった時点で次回7月分の在庫補充生産よりBALBOAオイルは税込2450円から税込2650円へ値上となります。
特にフィッシングリールのスプールベアリングやラインローラーなどレスポンスを求めるベアリングに最適なISO VG9の超低粘度オイルとなり、淡水はもちろん海水にも対応した潤滑と回転をターゲットとする幅広い対応範囲を誇るオイルとなります。
BOREDのMETHODオイル中では低粘度のマルチパーパスオイルとして、高粘度のマルチパーパスであるBSLUオイルと併せラインナップの中核としてお試し頂ければと思います。
現時点でBORED STOREの在庫も僅少となって来ましたのでゼヒお早目にご注文ください。
引き続きのお買い求めはBORED STOREまたはMETHODお取り扱いDEALER各店にてお待ちしています。

2024年6月12日水曜日

記事。

ようやく風邪から復活?となりました本日。
一昨日は熱もあった事で臨時休業とさせて頂き、昨日は咳と倦怠感が残っていたので発送作業など最低限の業務だけを行って帰宅。
そんな訳で本日は通常どおり営業を再開している訳ですが、早速METHODのADVANCEワックスの在庫補充生産を行っています。
画像はもう3年?使用している自分のADVANCEワックス。
もうラベルもボロボロなのに未だ中身は半分ほど残っていると言う。
自分の様に普段からパックロッドを数セット常用しているにも関わらず、未だ1本使い切れないほどのコスパには我ながらムカついて来ます。
このADVANCEワックスについては過去記事で何度も紹介して来ましたが、このサマーシーズンほどヘビーユースして欲しいアイテムでもあります。
それはADVANCEワックスの特徴でもある硬質素材と高粘着性にあり、高気温となるサマーシーズンだと他社のフェルールワックスは恐ろしく軟化してしまってジョイントがズレ易くなります。
通称フェルールワックスとは本来カーボン素地同士の固着を防止させる目的で使用されますが、高気温によりワックスが軟化してしまうとキャストの度に徐々にズレやヌケに繋がる恐れが出て来ます。
ま、これは自分の実体験でもあり、同じくそう感じた人も多いでしょう。
ならばとBOREDのADVANCEワックスは本来のカーボン素地同士の固着を防ぐと共に、ズレやヌケを防止させる為に高硬度で高粘着に設計してあります。
つまり一石二鳥。
特にこのサマーシーズンは水分の蒸発も早い事からカーボン素地同士の固着は起こり易くなります。
なのでパックロッド、ワン&ハーフ、2ピースなど、とにかくワンピースロッド以外全てのマルチピースロッドには必ずジョイント部にADVANCEワックスを使用して頂きたい。
と言う事で以前より何度も書いて来ましたが、このADVANCEワックスはBOREDで唯一の完全ハンドメイドにつき頻繁に在庫補充生産が行えないのですが、このサマーシーズンには出来る限り在庫を欠品させない様に頑張って生産しますので、マルチピースロッドユーザーには必須アイテムとしてヘビーユースくださいね。
今週中にはMonster Kissへも納品しなきゃ。
もちろんMonster KissだけじゃなくBOREDお取り扱いDEALERのマルチピースロッドメーカーであるFin-chINX.labelなどでもお取り扱いしていますのでゼヒ。

2024年6月10日月曜日

案内。

本日6月10日は体調不良により臨時休業とさせて頂きます。
先週から少しタバコがマズイと感じ始めたので、これは風邪が長引いていた愛息から染ったなと思いエナジーとスタミナ補給は欠かさずに行っていたのですが、土曜日の定休日中に「天気も良いし潮に当たれば大丈夫っしょ」とデイ釣行したのが悪かったのか?でも結局はダルくて2時間ほどしか投げていませんし、珍しく土日の定休日はビールも飲まずに以降は自宅療養。
昨日は寒気も感じたのでこれはマズイと早寝しましたが、初老のお年頃のせいか寝付きがメチャ悪くて何度もオート起床&放尿。
で、今朝は余裕で遅刻しようと思いながらも9時頃に汗だくで目覚め、熱を計ったら38度超えと言う事で本日は臨時休業とさせて頂きました。
でも実は今もBORED事務所には来ていまして、少しやらなきゃいけない事だけを済ませています。
と言うのも先週の強風以外により引き続き外注倉庫の空調設備が未だ復活していないので、外注倉庫へ出荷指示などが行えずBORED STOREにて土日中に承った発送分だけを済ませてしまおうかと。
流石にダル過ぎて効率も悪いので発送作業を終えたら直ぐに帰宅しますが、取り敢えず市販薬とスポドリで凌いでみましょうか。
で、紛らわしいので記事を削除しました先日のDARKSIDEBOREDBLOG特売分については、当初の予定通り明後日12日までに発送となりますのでご了承を。
簡易PCRは大丈夫でしたので一安心ですが、なんだか風邪やらコロナやらが流行っている様ですので、皆さんも季節の変り目だけにお気を付けて。
あ、季節の変り目なのでメンテナンスも忘れずに。

2024年6月8日土曜日

記事。

ちょっと先日まで風邪を引きずっていた愛息から染された様で、昨日から夫婦して風邪気味なもんで仕事終わり釣行はキャンセルして定時で帰宅した昨日。
で、昨日このDARKSIDEBOREDBLOGの「特売」にて数量限定販売しました「業務用サイズWR」なんですが、お蔭様で19時頃には既に完売となっていたにも関わらずSNSなどへ完売コメントを付け忘れていた事で更に多数のお問い合わせを頂きまして感謝感激。
体調が悪く帰宅してから少し寝てしまいまして。
誤解の無い様に今回は試験販売として大容量なので業務用と謳っていますが、要するに詰め替え用お買い得サイズって事で、肝心の中身はORIGINAL SIZE WRやPRO SIZE WR完全に同一です。
シャンプーやボディーソープのソレと同じ。
さて、今回は先ずBOREDのヘビーユーザーやコアユーザーしか見ていないよね?的なDARKSIDEBOREDBLOGの「特売」として特定ユーザー向けに数量限定販売した訳ですが、次なるステップとして動向を伺う為に暫くの間はBORED STOREのみで販売してみると言う事になります。
これが定期的に安定した動きを見せる様であればキチンとした商品化としてVITALお取り扱いDEALERへも卸販売を行えるのですが、月に数個レベルであればBORED STOREのみで限定販売している方が色々と無難。
それと既存のORIGINAL SIZE WRやPRO SIZE WRの様に、ラベルや容器など新たにデザインや準備を行うポジションの製品ではなくて、あくまでも大量に必要な人へ向けた製品と言う事で敢えて簡易荷姿なので「業務用サイズWR」としている訳です。
その分、ORIGINAL SIZE WRやPRO SIZE WRよりも容器価格が安価に出来、そしてORIGINAL SIZE WRやPRO SIZE WRで使用しているユポタック製のラベルも必要無く、更に外注業者を手配して容器への充填作業が不要となる、これらの仕入や経費が省ける事もあり割安価格に設定する事が出来ます。
あ、でも今回の試験販売ほどは割安価格には出来ませんよ。
でもまぁ今回の「業務用サイズWR」は1L入りとなる事で、例えばPRO SIZE WRの300ml入りで言うと3.3本分になりますね、って事は3600円×3.3本で10800円になります。
この10800円からスプレーノズル容器、ユポタック製ラベル、外注業者へ依頼する充填作業などを3.3本分差し引き、今回の1L角容器を加えれば自ずと大まかな価格は出るのですが、もちろんそれに加えてグロスによる割引も含めます。
と言う事でこのサマーシーズン中に先ずはBORED STORE限定販売として「業務用サイズWR」の発売を準備する予定ですのでゼヒ今暫くお待ちくださいね。

2024年6月6日木曜日

記事。

注油量の間違い。
ホントに良く他社の広告?などでも見かけるのですが、シールドベアリングへの注油量について間違いが多過ぎる。
もちろん対象となるリールの型番や用途によっては適正な場合もありますが、大体SNSやYoutubeなどで見かける注油量については間違いが多いんです。
なのでそれらを見た上で実行してしまうと間違いの拡散となってしまうので、改めてBOREDが以前より提唱して来た注油方法をお伝えします。
先ず、フィッシングリールでもサイクルパーツでも現代はシールドベアリングが多用されています。
シールドとは文字通りゴムやスチールなどで蓋をしてあると言う意味で、一部においてはPTFEシートなどでシールドされている物もあります。
更にこのベアリングにも両面共に全くシールドされていない「開放型」があり、そしてシールドされている「片面シールド」と「両面シールド」があります。
厳密に言えばシールドの方法も色々とあるのですが。
特にフィッシングリールのサードパーティであるカスタムベアリング?においてはナゼか両面共にシールドされていない「開放型」が異常に多く、その逆でメーカー純正においては「両面シールド」が使用されています。
シールドされているゴムやスチールの蓋がボールに接触するイメージが多いからか?「開放型」が多く好まれる傾向にありますが、実際にシールドはボールに接触しない「非接触型」が大半であって、フィッシングリールで多用されるミニチュアベアリングにおいては恐らく全てが「非接触型」です。
なのでシールドされていても構造的にシールドとボールが接触する事が無いので回転に影響は与えません。
むしろシールドされている方がオイルの飛散を防ぎゴミやチリの侵入を防ぎやすいのでBOREDでは「片面シールド」されているHEDGEHOG STUDIOのベアリングか、「両面シールド」されているメーカー純正または市販国内メーカー製をオススメします。
ま、純正ベアリングの片面だけシールを取り外してしまうのでも良いです。
さて、本題。
先ず使用するベアリングは必ず事前に脱脂洗浄して元のオイルやグリスを完全に取り去る必要があります。
これには市販のパーツクリーナーを使用して、出来れば洗浄力に優れた「中乾タイプ」と噴射が強く直ぐに乾く「速乾タイプ」の2種類を使用するのがベストです。
先ずは「中乾タイプ」を使用し空容器やビニール袋などの中にベアリングを漬け込んで20分前後放置してやる事でガンコな汚れもある程度分解させる事が出来ます。
その後に「速乾タイプ」のスプレー噴射を利用して濯ぎ洗い的に仕上げの脱脂を行ってやる事で金属表面の目に見えないデコボコの汚れを吹き飛ばします。
そして必ず10分ほど放置乾燥させてやるか、ドライヤーなどの温風で乾燥させる事。
スプレー式のパーツクリーナーには噴射ガスが使用されているので温度差により水滴が付着してしまうからです。
その水滴を蒸発させると言う意味。
そして完全に脱脂洗浄されたベアリングは絶対にシャーシャーと回転させないで、METHODオイルをベアリングボディから溢れるくらい多目に注油します。
そして直ぐに指でベアリングを10回ほど回転させてやり注油されたオイルをベアリングボディ内全体へ行き渡らせます。
で、また10分ほどペーパータオルなどの上で放置してやりますが、時々ベアリングを指で回転させたり逆面に置き換えたりしてやると良いです。
すると多目に注油された余分なオイルが徐々に流れ出て行くので、後はベアリングボディに付着したオイルを軽く拭き取ってやれば完成。
良く他社オイルにおいて「一滴で」的なフレーズを見かける事がありますけど本来は注釈が必要な事で、ベアリングの大きさもある事から全てにおいて一滴注油すれば良いと言う訳ではなく、本来は一滴に相当する少量の油膜しか事実上使用していないと言う意味です。
例えばハンドルノブベアリングに使用される740ベアリングなどは一滴で十分ではありますが、ボディ内ベアリングに使用される1280ベアリングが一滴で良い訳がありません。
なのでいくら低粘度で浸透性にも拡散性にも優れているオイルだとしても、ベアリングをキチンと何度も回転させて隅々までオイルを行き渡らせる為には一滴では明らかに不足の場合もあります。
更に純正ベアリングなどの両面シールドへ注油する際には一滴や二滴だとシールドの隙間を越えて上手くオイルが浸入しているとは限りません。
個人的な経験上から言うと両面シールドへの注油こそタップリと注油を行い、更に時々ベアリングを回転させてシールド上に溜まったオイルをシッカリと侵入させてやる必要があります。
なんなら不要なベアリングを使ってシールドを剥がしてみれば分かります。
と言う事でオサライとして注油に関しては、保険的な意味も込めてベアリングボディから溢れるくらい多目(恐らく5滴~6滴?)に注油してやって、時々回転させながら余分なオイルが流れ出る目安?の10分ほど放置したらベアリング全体に付着したオイルを軽く拭き取ってやる。
この方法を基本としておけば注油ミスにより油膜不足や潤滑不良は起こり難くなるでしょう。
参考までに国内ベアリングメーカーではサイクルパーツなどで多用される6000番台のシールドベアリングにおいて、ベアリングボディの体積に対して40%の基準でグリスが封入されています。
って事はいくらミニチュアベアリングだとは言えグリスでは無いオイルが一滴で上記の40%に相当する訳がありませんね。
ゼヒBOREDの注油方法にてお試しください。

2024年6月5日水曜日

記事。

もう15年以上になりますか?この容器メーカーとの付き合いは。
前担当者が定年退職されちゃうくらい長い付き合いのある日本国内メーカーです。
元々は30ml入の四角ボトルを初代BSLオイルで使用して、そこから暫くして同じ30ml入の円柱ボトルへ変更し、そして現在の15ml入の円柱ボトルへ至る訳ですが、もう15年以上も継続使用して来ている信頼出来るメーカーです。
このメーカーの容器はスポイドセットとオーバーキャップなどの仕様をカスタマイズ出来る事が利点で、BOREDのMETHODオイルでは全てのパーツにおいて一番グレードの高いパーツで構成しています。
以前はスポイド部分のゴムはNBRゴムかエラストマーのどちらか納期の早い方をセレクトする事もありましたが、現在はもう何年もNBRゴムで統一して固定化させています。
あ、NBRゴムとはニトリルゴムの事です。
上からオーバーキャップはルアー素材でお馴染みのABS製、スポイドゴムはNBRゴム製、キャップ部はセキュリティロック付、スポイドノズルはガラス製、ボトルはPET製と言う事で、落としても割れ難いボトルで開封すると初めてロックが外れるセキュリティロック付な上に耐油性と耐溶剤性に最も優れたNBRゴムと言う至れり尽くせりな容器。
こりゃ容器セットだけでも十分高価な訳がお分かり頂けるでしょう。
唯一の問題は仕様を指示して発注する為に、納期が一週間前後必要なセミオーダーと言う事くらい。
なので手持容器が少なくなっている事に気が付かないと少し在庫補充生産に遅れが出ちゃったりする訳です。
ま、問題と言うよりも単に自分が悪いんですけどね。
さて、今やこの容器メーカーを使用している多くの後発メーカーを見かけますが、BOREDのMETHODでは上記の仕様として既に現在まで長期に使用して来ている事はヘビーユーザーならご承知でしょう。
そしてグリスの容器も同じく日本国内メーカーを使用していますが、最近では幾つかの後発メーカーも使用している様で、一体どこから情報を得て来るんでしょうか。
このグリス容器も多数の種類の中から選択出来るのですが、METHODでは使い切りし易い大きさと言う事で25ml(20g)の物を選択していて、紫外線を完全にシャットアウト出来る様に黒のポリエチレン製を使用しています。
肝心のオイルやグリスへの拘りは日本国内で自社生産している証として、当然ながらそれらを収める容器にも拘るのは必然です。
全てバラシてパーツクリーナーで洗浄可能な素材のハイクオリティな容器達につき、使い切った後も混合カスタム用などゼヒ有効活用してあげてください。
いずれの容器もBOREDが最初だよってアピールでした。

2024年6月4日火曜日

記事。

なんだか先週からリールの画像が続きますが、そんな流れで早速お問い合わせがあった内容をご紹介。
自分が所謂ビッグベイトと呼ばれるルアーで使用しているのがアブのレボビースト41HS-L。
これをギア比違いで2台使用していますが、使用しているオイルやグリスのセレクトも、またラインシステムもブレーキセッティングも全く同一になります。
お問い合わせ内容はブレーキセッティングを教えて欲しいとの事で、どうやらバックラッシュに悩まされているらしい。
このアブのレボビーストを使用する事にした経緯は過去記事でも書いた様に、意外?とビッグベイトユーザーの使用率が高いと知ったからなんです。
で、自分は基本的にベイトもスピニングもシマノユーザーであり、アブも丸型の4601は2台使用していますが所謂レボシリーズは何となく当時から敬遠していたんですね、あ、大昔はダイワも使っていましたけど基本シマノがメインでして。
なのでレボシリーズのブレーキシステムに触れたのもホント最近の事で、手に入れるまで遠心とマグのハイブリッドの仕組みも初見でしたし。
でもシマノで言えば250番的なラインキャパとボディサイズに相当するのが最高に理想的で、要するにカルコン200とカルコン300の中間的なラインキャパって事で今は完全に気に入って使用していますし、例えばPEの6号をフルに100m巻いて7ftロッドでクラッシュ9をフルキャストすると無理なく50mはアベレージでキャスト出来ます。
憶測や巻き取り量から換算した50mじゃなくて、リアルに川幅50mと公式記載されている対岸まで届くと言う事。
ま、実際には対岸に当てませんけどね、クラッシュ9だし。
更に飛距離を伸ばしたければロッドを7.6ftにするとか8ftにするとか、シンプルに飛距離はロッドレングスに比例するのでリール云々よりも重要な要素だと思います。
で、最初は遠心のブロックを2個オンにして、マグの磁石も5個付けた状態で2ozをキャストしたんです。
いや~飛ばねぇわブレーキ強過ぎだわってなりまして、なので遠心のブロックを1個のみオンにしてみたところ飛距離がグンと伸びて。
でもマグダイアルを最小にしても未だブレーキが強過ぎると言う事で、ならばとマグの磁石を1個だけにして残り4個を外してみたんです。
これは良い。
で、昨年の夏に爆風でモロに向かい風の中を東京下町大河川のAリバーで5ozのボラペン245をフルキャストした際にラインが浮きまくったんですね。
サミングで回避出来るレベルでもあったのでベイト慣れしているベテランの初老には特に問題無し。
でも同じく空気抵抗の多いコノフラット195をキャストした際に想定していなかった所でラインが浮いたので、やはりマグの磁石を増やしておくかと保険的な意味も含め3個にして暫く使っていました。
安心感が第一。
これだと爆風であっても横風でも向かい風でも全く問題が起きず、しかもマグダイヤルで微調整が効くので楽。
でも更にビーストに慣れて来るとやはりブレーキが強過ぎると感じ、結果的に少し前からは遠心のブロックは1個オンのまんまでマグの磁石は2個のみにして使用しています。
って言うリアル画像。
さて、ベイトリールでバックラッシュが頻繁に起きると言う人の多くはセッティング云々もありますが意外と「ビビッてる」事が多くて、オバーヘッドでフルキャストしたいなら先ずはブレーキを強めにして本気で躊躇なくフルキャストする。
ラインの垂らしは最低でも50cm以上取っておいて、自分の頭より後ろにロッドが来る位置からキャストする。
ゆっくり確認しながらキャストして大丈夫、別に「ビシュっ」て投げる必要もないので。
どちらかと言うとワンテンポ遅れて振り抜くとでも言いますか。
テキストにするのは難しい。
「チャーシューメ~ン」的なゆっくりと動作を確認しながらルアーの重みで飛んでいるなと実感出来れば大丈夫です。
そして少しブレーキを弱めてはフルキャストを繰り返し、キャスト直後にラインが盛大に浮くならブレーキが弱い。
もちろん基本的にはキャスコンことメカニカルブレーキはゼロポジションのまんまで、あくまでもメインブレーキの調整を突き詰める。
もし、キャスコンことメカニカルブレーキを動かすとしても、ワンクリック分強くするか弱くするかだけでOKで、それ以上動かして調整するのは本来の目的と違って来るので。
こうやって自分なりのブレーキセッティングが出せる様になると、今度はスプールベアリングに使用しているオイルの違いが明確に分かる様になります。
試しに純正はグリスがベタベタに封入されていますが、これをNEMEAオイルに注油し直してみるとシンプルにヌケが良くなります。
そこから例えばBALBOAオイルとLIGHT DUTYオイルを使い別けて違いが分かる様になると、オイルを交換する事でブレーキ?調整の役割を持たせると言う裏技も使えます。
なので自分は画像のブレーキセッティングを定番としていますが、地味にスプールベアリングをBALBOAオイル単体だったり、BALBOAオイルとBSLUオイルを1:1で混合カスタムしたオイルで使用したり、使用するルアー、ロッド、フィールドなどに合わせ注油し直す事があります。
ズバッとセッティングが決まると気持ち良いですからね。
もう既に自分のリールセッテイングは出てるよってベテランアングラーは、スプールオイルを入れ替えて粘度や粘性の違いを追求してみると違ったフィーリングが得られるんでお試しを。
何度も言いますが今こそフルメンテナンスを行う一年で最も適正なシーズン。
これから梅雨~真夏~初秋までは気温も高く湿度も高い金属にとっては膨張、収縮、酸化、腐食などが起き易い事で、事前のメンテナンスによりリールの調子に大きく差が生まれるシーズンです。
出来ればついでにベアリングやラインなど消耗品も交換しておくとベストでしょう。
歯医者へ行くのと同じくらい憂鬱なメンテナンス作業、でも取り敢えずやらなきゃならない事なのでね。

2024年6月3日月曜日

記事。

3月11日に完成した自分のライトゲーム~ミドルゲームで使用するチニングタックル。
このDARKSIDEBOREDBLOGでも紹介させて頂きまして。
その後はFish IN専売製品FLBオイルの検証なんかもあったり、METHODのZAYTオイルやBALBOAオイルとのマッチングも検証する意味で連続して毎週使用して来たり、満足サイズのシーバスも釣ったりアベレージのシーバスやチヌも複数釣って来ましたが、何と言うか現時点まで全く不具合が生じていないシマノの14ブレ二アス。
旧型と言う10年落ちのベイトフィネスリールな訳ですが、METHODオイル&グリスでフルメンテナンスしてからメチャクチャ調子が良いんです。
メインギアに塗布したグリスが若干薄くなったかな?と言う感覚はありますが、元が分からなければ全然絶好調なフィーリング。
シルキーながらレスポンスを重視してあるのでネットリと重い印象ではなくて、シルキーながらビシバシ動きが感じられるクイックさのある印象と言う事。
テキストにすると伝わり難いのですが。
なので日常メンテナンスとしては釣行後の水洗いも未だ一度もしていなくて、検証の為にちょいちょい入れ替えているスプールベアリングのオイルだけを注油し直しているだけで他は何もしていません。
いや、釣行後にボディをザっとウエスで拭いてキレイにしていました。
ラインにはシマノのハードブル8+を100m巻いてありますが、やはり水の巻き込みが無いに等しい0.8号なので普段のビッグベイトリールとは比較にならないクリーンさ。
どーしてもビッグベイトリールだと6号のPEなど太糸を使用している事で水の巻き込みが多く、フルキャストする際には毎回盛大にリールやロッドが水でビショビショになるんですが、ベイトフィネスリールだと一日中キャストしていても殆どビショビショにならないと言う素晴らしさ。
これはシンプルに感動しました。
そんな理由もあって海水使用ながら未だ一度も水洗いをしていなくて、しかもボディ内部のオイルやグリスも油膜切れを起こしていない事もあり、約三ヶ月経過した14ブレ二アスは絶好調をキープしています。
そして使用したオイルやグリスもベイトフィネスの基準?よりもハーフランクほど強いオイルやグリスで仕上げてある事も影響しているでしょう。
真冬のライトゲームなどで使用する場合はベイトフィネスの基準?を想定して仕上げるのですが、既に3月時点で水温は例年よりも高かった事もあり、更にこれから初夏~初秋までは最も暑く蒸す過酷なシーズンを迎える事もあって、最初に少しだけ強めのオイルとグリスで仕上げておいたんです。
なので重要箇所で言えばワンウェイローラークラッチやボディ内ベアリングにはNEMEAオイルを使用していますし、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、ウォームシャフトにはTHETAグリスを使用してあります。
でも恐らくサマーシーズン以外ならワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイルを、ボディ内ベアリングにはLIGHT DUTYオイルを、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリスにOMEGAグリスを混合カスタムし、ウォームシャフトにはLIGHT DUTYオイルかNEMEAオイルを使用するでしょう。
つまりこれが先日も書いた「夏オイル夏グリス」と謳ったサマーシーズン対応のセレクトと言う事。
高気温&高湿度に対応させる為に普段よりも粘度が高いとか粘性が強い物を少し多く使用しているんです。
シツコイ様ですが夏オイルと夏グリスね。
これを実践してみるとリールの延命に繋がる事は間違い無いと思いますよ。