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2021年10月6日水曜日

記事。

もうコレね、確信しました。
バス釣でもシーバス釣でもビッグベイトやヘビーカバー好きな皆さん、もうこの仕様でリールを仕上げてみてください。
但し自分と同じシマノのベイトリールで100番~300番位までに限りますが、ダイワでもアブでも基本は同じです。
先ずはメインギアとピニオンギアにはOMEGAグリスを使用しますが、あくまでも厚塗せずに各歯のデコボコは当然埋めるとして、仮組み状態で軽くギアを正転逆転と回しハミ出した余分なグリスは綿棒などで拭き取ってください。
メインギアの裏側には黒いスタードラグワッシャーとストッパーギアがありますが、メインギアの裏側にだけBSLRオイルを薄く塗り、ストッパーギアのデコボコした端面には薄くCHIMERAオイルを塗ってください。
そのメインギアシャフトの根元にあるベアリングが埋まるボディ受け側にもOMEGAグリスを割とシッカリと塗ってください。
あとクラッチヨークなどクラッチ周辺で摩擦や摺動する部分は全てCHIMERAオイルを薄く塗った上で組み込んでください。
好みが別れる部分としてドラグがありますが、これにはOMEGAグリスを極薄く塗る事で必要以上にドラグが出過ぎず、でもキチンと耐熱効果や耐摩耗性が得られています。
これでボディ本体内部の仕様は決まりましたが、基本的にボディ内部に使用されている全てのベアリングは純正状態でも良いですし、LIGHT DUTYオイルで仕上げて貰っても構いません。
次にレベルワインダー周りですが、これはウォームシャフトにはOMEGAグリスを、左右のベアリングにはLIGHT DUTYオイルをシッカリ目に塗ってやります。
最後にワンウェイクラッチですが、これは当然CHIMERAオイルの一択としてキチンと脱脂洗浄した上で十分乾燥させてからCHIMERAオイルをシッカリと塗ってやってください。
その他スプールベアリングやハンドルノブベアリングは回転性能の好みもあるかと思いますが、自分の場合は軽過ぎずに一日フルキャストしても油膜が十分保持されているCHIMERAオイルを注油する事が多く、ジャイアントベイトやヘビキャロなんかであればLIGHT DUTYオイルが無難かと思います。
あ、ハンドルノブベアリングは基本どーでも良いと思っているのでアシカラズ。
さて、つまりBSLRオイル、CHIMERAオイル、LIGHT DUTYオイル、OMEGAグリス、この4製品があればバス釣でもシーバス釣でも比較的タフとされるベイトタックルでの使用において、純正よりも耐久性に優れ尚且つ動きがスポイルされる事の無いレスポンスの良い動作で仕上げる事が出来ます。
これがレギュラーサイズのベイトタックルであればスプールベアリングのオイルをGOLYATオイルやHYDRAオイルへ変更したり、更にフィネスなライトタックルであれば同じくKRAKENオイルやHYDRAオイルを使用する事で各ウェイトやリグに合わせた粘度変化や防錆効果に対応出来る事になります。
一番面倒なのはメインギアとピニオンギアなのですが、これは巻きの重い軽いは別としてシットリとノイズレスに仕上げるならOMEGAグリス、サッパリとレスポンス良く仕上げるならDELTAグリス、それらの中間をバランス良く求めるならALPHAグリスかTHETAグリスと言ったフィーリングだけでセレクトして頂いて問題ありません。
昨年の10月に発売したOMEGAグリスのテストとして、それ以外にもあらゆる組み合わせでテストしたりサンプル製作を続けて来た結果、自分がテストして来たベイトタックルでのビッグベイトやビッグプラグを常時フルキャストする状況であれば、上記の仕様が最も適正かな?と判断しました。
当然常に海水での使用ながら内部にも外部にも錆の発生は無く、油膜自体も十分機能している状況を前提とした上で耐久性を一番に考えた場合の仕様となっています。
デカいルアーにタフなタックルで挑む60バスハンターな貴方に、ランカーシーバスハンターな貴方に、ライギョやアカメなど国内モンスターハンターな貴方にオススメします。

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