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2023年1月25日水曜日

記事。

現在絶賛サンプルテスト中の新製品予定オイル。
試作を作る経緯に至ったのは細分化するフィッシングシーンにおいて、高荷重高負荷に対応する為にCHIMERAオイルの特性をLIGHT DUTYオイル程度の粘度で再現すると言う事から。
確かにこのポジションのオイルが不足していたのは自覚していた事もあり、先日発売したBALBOAオイルの設計と殆ど同時に進めて来ましたが、生産完了の廃盤によりポジションを失った超低粘度オイル枠を先に埋める為にBALBOAオイルの発売を急ぐ必要があり現在に至っている訳です。
そしてBALBOAオイルが発売した事で現在は新製品予定オイルとしてISO VG68相当となるBOREDのMETHODオイル中では中粘度なオイルの試作開発を行っています。
で、その際にサイクルユースでの応用も当然見込んでいたので、知人のシクロクロス車体でハブベアリングに使用させて貰ったんです。
アメリカのENDURO社製で6902番と言うサイクルユーザーにはお馴染みの型番ですが、非接触型につきシールド効果は接触型より劣ります。
その非接触型をシクロクロスの様なマッド&ウェットな悪路条件で約二ヶ月継続使用してもらいました。
ちなみに土日はレースまたは遠出で平日は週に3日は仕事終わりに数時間の練習走行だそうです。
その6902がコチラの画像。
全くもって錆の発生は見えずに少しノイズを感じる程度で脱脂洗浄して再度注油し直せば実用上は解消するレベル。
で、このテストで使用してもらった試作オイルは現在最新の試作オイルよりも耐摩耗性が低いと言う。
まぁ元々BOREDのMETHODオイルは特に極圧性に関して完全にオーバースペックで数値設定しているので、例えばこの初期試作オイルの半分の数値設定でも焼き付きは起きないはずです。
でもやはり気になっていたのは防錆性。
これは現段階でクリアー出来ていると思うので、これから先はシーズンオフとなったシクロクロスでもテストを行ってもらい、更にフィッシングユースでは自分も含めフォロワーの猛者お2人にも協力してもらい3人体制で詰めて行きたいと思います。
なので今迄BSLRオイル単体やBSLRオイルにHYDRAオイルを混合カスタムし中粘度化させていたサイクルユーザーにとっても朗報になれば良いなと思っています。
防錆性と減摩性に優れ粘性を極力抑えサッパリとした質感はチェーン離れも良く、LIGHT DUTYオイルよりも少し高粘度につきストリートからレースまでシーンを選ばずに使えるはず。
本日付けで最終試作サンプルを完成させたので2月?の発売にゼヒご期待ください。

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