昨年からサンプルテストを行っている試作オイルの状況ですが、一応最終的に「コレかな」と絞った試作オイル中の2番目を現在テストしています。
但し、この2番目とこれから行う予定の3番目においての違いは配合しているMETHODオリジナル防錆添加剤の配合比のみが異なると言う事で、当然ながら添加剤の時点で実用配合比を想定したテストを行っているだけに改めてテストを行う必要があるのか?と。ブッチャケますとべースオイルを100%とした場合5%~8%が適正配合比になる様に生産してあるんですが、今回既にサンプルテストを終えた試作オイル1番目は配合比5%で、現在の試作オイル2番目は配合比10%なんです。
そう、1番目の2倍にMETHODオリジナル防錆添加剤を増やしてあるんですね、単純に計算が面倒だったので。
だからと言って防錆性能が2倍になる訳じゃないですよ。
でも逆に1番目よりも防錆性能が落ちるのか?と言われるとそれは無いだろうと。
だったらもう3番目のサンプルテストは行う意味が無いじゃんて事になりまして。
極僅かな粘度差はありますけど自身でも気が付かないレベルですし。
でも現状で3日間22時間ほど海水で使用して来たリールのワンウェイクラッチにおいては塩抜きの水洗いをしていないにも関わらず錆の発生は皆無なんですね。
あ、ちなみに1番目のサンプルテストは課題にしていた60時間を無事にクリアーしています。
それに知人のシクロクロスで使用しているハブ前後のシールドベアリングとディレイラー周辺でも使用してサンプルテストを行ってもらってますが、これはブッチャケ既に2ヶ月ほど継続使用していて全く問題無いとの事。
まぁ最終的にハブで使用したベアリングは回収して自分で確認するのですが、ロードやピストでは無くシクロクロスでサンプルテストを行っている点がミソ。
シクロクロスの場合は基本的に泥、水、砂といった所謂オフロード条件下での走行が多いと言う事がサンプルテスト向けと言う事でして、タイヤの種類や走行する場所の点からロードやピストほどのスピードは出ませんが、舗装路を走行すれば700Cなので素人では追い付けないレベルのスピードは出ますしね。
つまり今度の新製品オイルは粘度で言うとLIGHT DUTYオイルをハーフランク?高粘度化させて摩擦調整剤とMETHODオリジナル防錆添加剤を最大量配合していると言うオイルになるんです。
そう、今回もフルエステル化学合成油と言う事。
そして肝心な事はCHIMERAオイルに続き粘性はサッパリ系とする事と、更に耐摩耗性をLIGHT DUTYオイルよりもCHIMERAオイルよりも大きく向上させていると言う点。
これが実証?実感?出来なければ製品化はあり得ないと言う事で、今回も自分だけの決定では無く忖度の無いヘビーユーザーさん達にもサンプルテストをお願いする予定でして。
そのサンプルテストをお願いする前段階が今なんです。
が、もう今週末の実釣で良いかな。
それで最終的には2種類に絞れるんで一旦ヘビーユーザーさん達へお伺いしてみます。
0 件のコメント:
コメントを投稿